JP2002095077A - スピーカ装置 - Google Patents

スピーカ装置

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JP2002095077A
JP2002095077A JP2000285412A JP2000285412A JP2002095077A JP 2002095077 A JP2002095077 A JP 2002095077A JP 2000285412 A JP2000285412 A JP 2000285412A JP 2000285412 A JP2000285412 A JP 2000285412A JP 2002095077 A JP2002095077 A JP 2002095077A
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JP
Japan
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cabinet
speaker
spiral
speaker device
central
Prior art date
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Application number
JP2000285412A
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English (en)
Inventor
Naotaka Tomita
尚孝 冨田
Muneyoshi Yuri
宗善 由利
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Technosound Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Technosound Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネット1にスピーカ3を取り付けて構
成されるスピーカ装置において、キャビネット1の部品
数を削減すると共に、音響管タイプであることを購買者
に対して視覚的にアピールする。 【解決手段】 本発明に係るスピーカ装置において、キ
ャビネット1は、内部に音響路を形成するための渦巻き
状仕切り部を具え、中央キャビネット部材11の両側面に
は一対の側板12、12が取り付けられている。各側板12の
内面には、前記渦巻き状仕切り部の端面が係合すべき渦
巻き状の溝が形成される共に、各側板12の外面には、内
面に形成された溝のパターンと鏡像関係のパターンを有
する渦巻き状の溝が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャビネットにス
ピーカを取り付けて構成されるスピーカ装置に関し、特
に、キャビネット内に一端閉止、他端開放の音響路が形
成されている音響管タイプのスピーカ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】音響管タイプのスピーカ装置は、例えば
図4に示す如く、直方体状のキャビネット(4)に高音用
スピーカ(2)及び中・低音用スピーカ(3)を取り付けて
構成されており、キャビネット(4)の内部が、図5に示
す如く複数枚の仕切り板(47)(48)(49)によって仕切ら
れ、これによって、中・低音用スピーカ(3)からの音響
を導く音響路が形成されている。
【0003】図示する例では、キャビネット(4)は、上
板(41)、背板(42)、底板(43)、前板(44)、及び一対の側
板(45)(46)によって箱体を形成し、該箱体の内部を3枚
の仕切り板(47)(48)(49)により仕切っており、これによ
って形成される音響路は、上板(41)にて一端が閉止され
ると共に、前板(44)の下方に形成された開口(40)にて他
端が開放されている。又、前板(44)には、高音用スピー
カ(2)を取り付けるための円形窓(44a)と、中・低音用
スピーカ(3)を取り付けるための円形窓(44b)とが開設
されている。
【0004】上記音響管タイプのスピーカ装置において
は、中・低音用スピーカ(3)から発せられる音波が音響
路にて共振して、高い音圧を得ることが出来る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
音響管タイプのスピーカ装置においては、上述の如くキ
ャビネットが複数枚の板材によって構成されており、部
品点数が多いために、製造コストの低減が困難である問
題があった。又、キャビネットの内部に形成されている
音響路がキャビネットの外側からは見えないため、音響
管タイプのスピーカ装置であることを購買者に対して視
覚的にアピールすることが出来ない問題があった。
【0006】本発明の目的は、キャビネットの部品数を
削減することが可能であると共に、音響管タイプである
ことを購買者に対して視覚的にアピールすることが出来
るスピーカ装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明に係るスピーカ装置
は、キャビネット(1)にスピーカ(3)を取り付けて構成
され、キャビネット(1)の内部には、キャビネット(1)
内の空間を仕切ることによって音響路が形成され、該音
響路の一端は閉止されると共に他端は開放されている。
ここでキャビネット(1)は、前記仕切り壁が形成された
中央キャビネット部材(11)の両側面に、一対の側板(12)
(12)を取り付けて構成され、各側板(12)の内面には、前
記仕切り壁の端面が係合すべき溝が形成されると共に、
各側板(12)の外面には、内面に形成された溝のパターン
と面対称関係のパターンを有する溝が形成されて、両側
板(12)(12)が互換性を有している。
【0008】上記本発明のスピーカ装置においては、中
央キャビネット部材(11)の両端面が両側板(12)(12)の溝
に係合して位置決めが為されると共に、その位置に確実
に保持されることになる。又、各側板(12)の両面には、
中央キャビネット部材(11)と対向する内面のみならず、
外面にも溝が形成されて、両溝が互いに鏡像関係(面対
称関係)のパターンを有しているので、両側板(12)(12)
は互換性を有することになる。従って、右側用の側板と
左側用の側板とを別個に作製する必要がなく、同じ形状
の側板を2枚作製して、中央キャビネット部材(11)の両
側に配備すればよい。これによって、従来のキャビネッ
トと比べて部品点数が1点だけ削減されることになる。
更に、中央キャビネット部材(11)の両側に配備された一
対の側板(12)(12)の外面にはそれぞれ、音響路を形成し
ている仕切り壁の断面形状(端面形状)を表わす溝が形成
されているので、キャビネット(1)の外部から視覚的
に、音響管タイプであることを購買者にアピールするこ
とが出来る。
【0009】具体的構成において、中央キャビネット部
材(11)は、全体に亘って、音響路に沿う断面形状が渦巻
き状を呈して、渦巻き状の音響路を形成している。該具
体的構成によれば、中央キャビネット部材(11)により、
従来のキャビネットにおける上板、背板、底板、前板及
び複数枚の仕切り板が一体に形成されていることにな
る。従って、本発明のキャビネット構造の採用によっ
て、従来のキャビネット構造よりも大幅に部品点数が削
減される。又、音響路を長く形成するためには、渦巻き
部分のターン数を増大させればよく、これによって部品
点数が増えることはない。更に、上記本発明のスピーカ
装置の組立工程においては、中央キャビネット部材(11)
を一対の側板(12)(12)によって挟持するだけでキャビネ
ット(1)が完成するので、多数枚の板材を用いてキャビ
ネットを組み立てていた従来のスピーカ装置の組立工程
に比べて、工数が大幅に削減される。
【0010】更に具体的な構成において、中央キャビネ
ット部材(11)は、樹脂の一体成型によって形成される。
これによって、中央キャビネット部材(11)を簡易な工程
で作製することが出来る。
【0011】
【発明の効果】本発明に係るスピーカ装置によれば、キ
ャビネットの部品数を削減することが可能であると共
に、音響管タイプであることを購買者に対して視覚的に
アピールすることが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係るスピ
ーカ装置は、図1に示す如く、直方体状のキャビネット
(1)に高音用スピーカ(2)及び中・低音用スピーカ(3)
を取り付けて構成されており、キャビネット(1)の内部
には、図2に示す如く中・低音用スピーカ(3)から発せ
られる音響を共鳴させるための音響路が、渦巻き状に形
成されている。
【0013】キャビネット(1)は、図3に示す如く、中
央キャビネット部材(11)の両側に一対の側板(12)(12)を
配備して構成される。中央キャビネット部材(11)は、樹
脂の一体成型品であって、音響路に沿う断面形状が渦巻
き状に形成され、従来のキャビネットの上板、背板、底
板及び前板に相当する外壁を構成すると共に、その内部
には、従来の複数枚の仕切り板に相当する渦巻き状の仕
切り部(17)を構成している。又、中央キャビネット部材
(11)の前板に相当する部分には、前記高音用スピーカ
(2)及び中・低音用スピーカ(3)を取り付けるための円
形窓(14)(15)が開設されている。
【0014】一方、両側板(12)(12)には、中央キャビネ
ット部材(11)と対向する内面にそれぞれ、中央キャビネ
ット部材(11)の側面に現われる渦巻き状の端面と係合す
べき渦巻き状の溝(12a)(12b)が形成されると共に、外面
にもそれぞれ、前記溝(12a)(12b)が形成されて、各側板
(12)の両面に形成された溝(12a)(12b)が互いに鏡像関係
を有している。従って、両側板(12)(12)は互換性を有す
ることになり、相互に位置を入れ替えて中央キャビネッ
ト部材(11)の両側面に取り付けることが可能である。
【0015】キャビネット(1)の組立においては、中央
キャビネット部材(11)の両側面に現われた渦巻き状端面
にそれぞれ接着剤を塗布し、これらの端面に側板(12)(1
2)の溝(12a)(12b)を係合させて、中央キャビネット部材
(11)に両側板(12)(12)を接合固定する。尚、中央キャビ
ネット部材(11)には、予め、高音用スピーカ(2)及び中
・低音用スピーカ(3)を取り付けておく。
【0016】この様にして組み立てられたキャビネット
(1)においては、図2に示す如く音響路の一端が中央キ
ャビネット部材(11)の上壁で閉止され、他端が前壁下方
に形成された開口(16)にて開放されることになる。
【0017】上記本発明のスピーカ装置においては、キ
ャビネット(1)が、中央キャビネット部材(11)及び一対
の側板(12)(12)から構成されるに過ぎず、然も両側板(1
2)(12)は互換性を有しているので、従来装置に比べて、
大幅に部品点数が削減される。又、音響路を長く形成す
るためには、単に渦巻き状仕切り部(17)のターン数を増
大させればよいので、部品点数が増えることはない。
【0018】又、上記本発明のスピーカ装置の組立工程
においては、樹脂の一体成型によって得られた中央キャ
ビネット部材(11)の両側に一対の側板(12)(12)を固定す
るだけで、内部に渦巻き状の音響路が形成されたキャビ
ネット(1)が完成するので、多数枚の板材を用いてキャ
ビネットを組み立てていた従来装置の組立工程に比べ
て、工数が大幅に削減される。
【0019】更に、上記本発明のスピーカ装置において
は、図1に示す様に、中央キャビネット部材(11)の両側
に配備された一対の側板(12)(12)の外面にそれぞれ、音
響路を形成している仕切り部(17)の渦巻き形状に応じた
パターンの溝(12a)(12b)が形成されているので、キャビ
ネット(1)の外部から視覚的に、音響管タイプであるこ
とを購買者にアピールすることが出来る。
【0020】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、中央キャビネット部材(11)
は、樹脂に限らず、木材片と樹脂の混合物によって一体
成形することも可能であり、更には、鉄板を折り曲げる
ことによって渦巻き状に形成することも可能である。
又、中央キャビネット部材(11)の仕切り部(17)の形状は
渦巻き状に限らず、従来装置の如く複数枚の仕切り板に
よって形成される任意の形状を採用することも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピーカ装置の斜視図である。
【図2】該スピーカ装置の断面図である。
【図3】キャビネットの分解斜視図である。
【図4】従来のスピーカ装置の斜視図である。
【図5】該スピーカ装置の断面図である。
【符号の説明】
(1) キャビネット (11) 中央キャビネット部材 (12) 側板 (12a) 溝 (12b) 溝 (17) 渦巻き状仕切り部 (2) 高音用スピーカ (3) 中・低音用スピーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 由利 宗善 大阪府大東市三洋町1番1号 三洋テク ノ・サウンド株式会社内 Fターム(参考) 5D017 AD13 5D018 AC01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャビネット(1)にスピーカ(3)を取り
    付けて構成され、キャビネット(1)の内部は仕切り壁に
    より仕切られて、キャビネット内に、一端閉止、他端開
    放の音響路が形成されているスピーカ装置において、キ
    ャビネット(1)は、前記仕切り壁が形成された中央キャ
    ビネット部材(11)の両側面に、一対の側板(12)(12)を取
    り付けて構成され、各側板(12)の内面には、前記仕切り
    壁の端面が係合すべき溝が形成されると共に、各側板(1
    2)の外面には、内面に形成された溝のパターンと鏡像関
    係のパターンを有する溝が形成されて、両側板(12)(12)
    が互換性を有していることを特徴とするスピーカ装置。
  2. 【請求項2】 中央キャビネット部材(11)は、全体に亘
    って、音響路に沿う断面形状が渦巻き状を呈して、渦巻
    き状の音響路を形成している請求項2に記載のスピーカ
    装置。
  3. 【請求項3】 中央キャビネット部材(11)は、樹脂の一
    体成型によって形成されている請求項1又は請求項2に
    記載のスピーカ装置。
JP2000285412A 2000-09-20 2000-09-20 スピーカ装置 Pending JP2002095077A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7051835B2 (en) * 2001-02-19 2006-05-30 Genelec Oy Bass-reflex loudspeaker system and method of manufacturing the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7051835B2 (en) * 2001-02-19 2006-05-30 Genelec Oy Bass-reflex loudspeaker system and method of manufacturing the same

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A711 Notification of change in applicant

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Effective date: 20060124