JP2002094413A - Rake受信機 - Google Patents

Rake受信機

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JP2002094413A
JP2002094413A JP2000281779A JP2000281779A JP2002094413A JP 2002094413 A JP2002094413 A JP 2002094413A JP 2000281779 A JP2000281779 A JP 2000281779A JP 2000281779 A JP2000281779 A JP 2000281779A JP 2002094413 A JP2002094413 A JP 2002094413A
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Atsushi Mitsuki
淳 三ッ木
Nobutada Sato
暢恭 佐藤
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハードウェア規模や消費電力を大幅に増大さ
せることなく、適正な各パスへの重み付け係数を簡易な
計算で求めて優れた受信特性を発揮するRAKE受信機
を提供する。 【解決手段】 マッチドフィルタ11,12は、それぞ
れアンテナ1,2にて受信された受信信号がディジタル
信号に変換されたのち入力され、このディジタル信号に
基づいて、パイロット信号に含まれている既知信号と受
信信号との相関を求める。チャネル推定器20は、マッ
チドフィルタ11,12の出力に基づいて、フィンガ4
01〜412に割り当てるパスの検出を行い、RAKE
合成器50にて、フィンガ401〜412の各逆拡散結
果に与える重み付け係数を、重み付け係数の算出対象と
なるパスの干渉量の電力レベルと、他のパスの干渉量の
電力レベルを合算したものとの比から求めるようにした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば移動体に
向けた放送などに用いられるCDM(Code Division Mu
ltiplex)方式のRAKE(レイク)受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、移動無線システムにおい
ては、受信側の移動や周辺の建物などからの反射によっ
て、マルチパスやフェージングが生じた電波環境で運用
されることになる。
【0003】これに対して、CDM方式を用いた移動無
線システムでは、移動端末側の受信機にRAKE受信機
と呼ばれる受信機を使い、マルチパスやフェージングへ
の耐性を高め、受信品質の劣化を抑制している。
【0004】RAKE受信機は、フィンガと呼ばれる受
信機を複数備えており、マルチパス環境における複数の
パスを分離して、各フィンガに1つずつ割り当てて受信
し、これらの受信結果をRAKE合成するものである。
【0005】ところで、上記RAKE合成を行う場合
に、各フィンガの受信結果に適切な重み付けをすること
により、受信品質が向上することが知られている。そし
て、RAKE合成された結果が最大利得となるような重
み付けによる合成を最大比合成といい、例えば、マルチ
パス数をmとし、各パスのS/N比をσi(i=1,
2,…,m)とすると、最大比合成した場合のS/N比
は、σ1+σ2+…+σmとなる。
【0006】一般に、各パスに対する重み付け係数の計
算は、受信信号中のパイロット信号に周期的に含まれる
既知信号を利用する。この計算は、受信機内に設けられ
たマッチドフィルタにおいて、上記既知信号と受信信号
の間の相関を各パス毎に求め、これらの相関の電力レベ
ル(伝送路応答値)の比を各パスの重み付け係数として
用いる。
【0007】しかしながら、このような伝送路応答値、
そのものの比に基づく重み付けでRAKE合成を行って
も、最大のS/N比を得ることができない。また、正確
に最大比合成となるような各パスの重み付け係数を算出
するには、計算量が多くハードウェア規模が大きくなる
ばかりか、伝送路応答値の計算を頻繁に行うため、消費
電力が増大するという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のRAKE受信機
では、S/N比を向上させるために、各パスの重み付け
係数を正確かつ頻繁に算出するため、ハードウェア規模
を増大させたり、消費電力が増大する必要があるという
問題があった。
【0009】この発明は上記問題を解決すべくなされた
もので、ハードウェア規模や消費電力を大幅に増大させ
ることなく、適正な各パスへの重み付け係数を簡易な計
算で求めて優れた受信特性を発揮するRAKE受信機を
提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、符号拡散により変調された受信信号
を複数の逆拡散手段にてそれぞれ逆拡散して復調を行な
い、これらの復調された信号を合成するレイク受信機に
おいて、受信信号を逆拡散して、この逆拡散結果から受
信に適した複数のパスを検出し、これらのパスを逆拡散
手段に割り当てて受信させるパス割当手段と、複数の逆
拡散手段の復調結果に、それぞれ重み付けを行ってレイ
ク合成を行う合成手段と、逆拡散手段に割り当てた各パ
スの伝送路応答値を求める伝送路応答値検出手段と、こ
の伝送路応答値検出手段にて求めた各パスの伝送路応答
値に基づいて、レイク合成にて用いる重み付けの係数を
求めるもので、重み付け係数の算出対象となるパスの伝
送路応答値と、他のパスの伝送路応答値を合算したもの
との比を、算出対象となるパスの重み付け係数として算
出する重み付け係数決定手段とを具備して構成するよう
にした。
【0011】上記構成のRAKE受信機では、複数の逆
拡散手段にてそれぞれ復調した結果をレイク合成する際
の重み付け係数を、重み付け係数の算出対象となるパス
の伝送路応答値と、他のパスの伝送路応答値を合算した
ものとの比とするようにしている。
【0012】したがって、上記構成のRAKE受信機に
よれば、比較的簡単な計算により重み付け係数を算出す
ることができるので、大規模なハードウェアの増大が不
要で、なおかつ従来に比して最大比合成に近い優れた受
信特性を発揮するRAKE受信を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わるRAKE受信機の構成を示すものであ
る。RAKE受信機は、マッチドフィルタ(MF)1
1,12、チャネル推定器20、遅延器30、フィンガ
401〜412、RAKE合成器50を備えている。
【0014】マッチドフィルタ11は、アンテナ1にて
受信された受信信号がディジタル信号に変換されたのち
入力され、このディジタル信号に基づいて、パイロット
信号に含まれている既知信号と受信信号との相関を求め
る。
【0015】同様に、マッチドフィルタ12は、アンテ
ナ2にて受信された受信信号がディジタル信号に変換さ
れたのち入力され、このディジタル信号に基づいて、パ
イロット信号に含まれている既知信号と受信信号との相
関を求める。
【0016】マッチドフィルタ11,12で求められる
相関、すなわちマッチドフィルタ11,12の出力は、
図2に示すようなマルチパスの遅延プロファイルで、各
パスとの相関の高さが電力レベルで表されたものとな
る。
【0017】チャネル推定器20は、1スロット周期T
1を1周期として、マッチドフィルタ11,12の出力
に基づいて、後述するフィンガ401〜412に割り当
てるパスの検出を行う。この検出されたパスは、それぞ
れフィンガ401〜412に割り当てられる。
【0018】そして、チャネル推定器20は、フィンガ
401〜412に割り当てる各パスの受信タイミングに
応じて、後述するRAKE合成器50における合成タイ
ミングが適正となるように、遅延器30の遅延時間を制
御する。
【0019】また、チャネル推定器20は、1スロット
周期T1を1周期として、フィンガ401〜412にて
受信した結果をRAKE合成する際の各重み付け係数を
求める。この求められた重み付け係数は、フィンガ40
1〜412の識別情報に対応づけられてRAKE合成器
50に通知される。
【0020】遅延器30は、アンテナ1,2にて受信さ
れた受信信号がディジタル信号に変換されたのち入力さ
れ、このディジタル信号を遅延させてフィンガ401〜
412に入力する。なお、遅延器30は、フィンガ40
1〜412毎に、チャネル推定器20にて指定される時
間だけ上記ディジタル信号を遅延させる。
【0021】フィンガ401〜412は、遅延器30を
通じて入力される、アンテナ1あるいはアンテナ2の受
信信号に基づくディジタル信号を逆拡散して、チャネル
推定器20にて割り当てられたパスを受信するものであ
る。
【0022】RAKE合成器50は、フィンガ401〜
412の各逆拡散結果に、チャネル推定器20より通知
された、各フィンガ401〜412毎の重み付け係数を
乗算した後、RAKE合成する。
【0023】次に、上記構成のRAKE受信機の動作に
ついて説明する。アンテナ1にて受信された受信信号
は、ディジタル信号に変換されたのちマッチドフィルタ
11に入力される。同様に、アンテナ2にて受信された
受信信号は、ディジタル信号に変換されたのちマッチド
フィルタ12に入力される。
【0024】そして、マッチドフィルタ11,12で
は、上記ディジタル信号に基づいて、パイロット信号に
含まれている既知信号と受信信号との相関を求め、これ
をチャネル推定器20に出力する。
【0025】チャネル推定器20では、1スロット周期
T1毎に、マッチドフィルタ11,12にて求められた
遅延プロファイルをそれぞれ電力値に変換して、その包
絡線をそれぞれ求める。
【0026】そして、図3に示すように、各包絡線の極
大値を求める。そして、これらの極大値のうち、図4に
示すように、上位16個に対応するパスを検出する。
【0027】そして、マッチドフィルタ11の遅延プロ
ファイルより求めた16個のパスの干渉量を求め、この
干渉量に基づいて、各パスのRAKE合成器50で用い
る重み付け係数を求める。
【0028】その計算方法としては、図5に示すよう
に、重み付け係数の算出対象となるパスの干渉量の電力
レベルと、残る15個のパスの干渉量の電力レベルを合
算したものとの比を求める。このような計算を、16個
の各パスについて行い、所望パス電力対干渉電力比Si
/Ii(i=1,2,…,16)を求める。
【0029】また、チャネル推定器20では、このよう
な計算を、マッチドフィルタ12の遅延プロファイルよ
り求めた16個のパスについても行い、マッチドフィル
タ11とマッチドフィルタ12を合わせて、合計32個
の所望パス電力対干渉電力比Si/Iiを求める。
【0030】そして、チャネル推定器20では、フィン
ガ401〜412に対するパスの割り当て処理が、図6
に示すようなフローチャートにしたがって行われる。す
なわち、ステップ6aでは、合計32個の所望パス電力
対干渉電力比Si/Iiのうち、上位12個のパスを求
める。そして、このうち、最大となる所望パス電力対干
渉電力比から、所定の閾値以内に含まれるような所望パ
ス電力対干渉電力比のパスを求め、ステップ6bに移行
する。
【0031】ステップ6bでは、ステップ6aにて求め
られた最大12個のパスが、すでにすべてフィンガ40
1〜412に割り当てられているか否かを判定する。こ
こで、すべてがフィンガ401〜412に割り当てられ
ている場合には、当該処理を終了し、次のスロットの受
信信号に基づくパス割当処理に備える。
【0032】一方、ステップ6aにて求められた最大1
2個のパスのうち、割り当てられていないものが存在す
る場合には、ステップ6cに移行して、そのパスについ
て後方保護回数BNの値を1だけ加算し、ステップ6d
に移行する。
【0033】ステップ6dでは、ステップ6cにて、後
方保護回数BNが加算されたパスの後方保護回数BN
が、閾値BTHRを越えたか否かを判定する。ここで、
閾値BTHRを越えた場合には、ステップ6eに移行
し、一方、越えていない場合には、当該処理を終了し、
次のスロットの受信信号に基づくパス割当処理に備え
る。
【0034】ステップ6eでは、フィンガ401〜41
2のうち、パス割当が行われていない空いているフィン
ガを検出する。ここで、空いているものが検出できた場
合には、ステップ6fに移行し、一方、検出できない場
合には当該処理を終了し、次のスロットの受信信号に基
づくパス割当処理に備える。
【0035】ステップ6fでは、ステップ6eにて検出
した空きフィンガに対して、後方保護回数BNが閾値B
THRを越えるパスを割り当て、当該処理を終了し、次
のスロットの受信信号に基づくパス割当処理に備える。
【0036】なお、このようなパス割当処理に並行し
て、チャネル推定器20では、フィンガ401〜412
に対するパスの割り当ての解放処理が、図7に示すよう
なフローチャートにしたがって行われる。
【0037】すなわち、ステップ7aでは、フィンガ4
01〜412に割り当て中の各パスの所望パス電力対干
渉電力比を求め、ステップ7aに移行する。ステップ7
bでは、ステップ7aで求めた、フィンガ401〜41
2に割り当て中の各パスの所望パス電力対干渉電力比
が、上記ステップ6aで求めた、上位12個の所望パス
電力対干渉電力比Si/Iiに含まれるか否かを判定す
る。
【0038】ここで、すべて上位12個に含まれる場合
には、当該処理を終了して、次のスロットのタイミング
におけるパス解放処理に備え、一方、上位12個に含ま
れないパスが存在する場合には、ステップ7cに移行し
て、そのパスについて前方保護回数FNの値を1だけ加
算し、ステップ7dに移行する。
【0039】ステップ7dでは、ステップ7cにて、前
方保護回数FNが加算されたパスの前方保護回数FN
が、閾値FTHRを越えたか否かを判定する。ここで、
閾値FTHRを越えた場合には、ステップ7eに移行
し、一方、越えていない場合には、当該処理を終了し
て、次のスロットのタイミングにおけるパス解放処理に
備える。
【0040】ステップ7eでは、ステップ7dにて前方
保護回数FNが閾値FTHRを越えたパスが割り当てら
れていたフィンガに対して、パス割り当てを解放して、
当該処理を終了し、次のスロットのタイミングにおける
パス解放処理に備える。
【0041】このようにして、フィンガ401〜412
に対するパスの割り当てと解放が行われると、チャネル
推定器20は、フィンガ401〜412に割り当てた各
パスの受信タイミングに応じて、後述するRAKE合成
器50における合成タイミングが適正となるように、遅
延器30の遅延時間を制御する。
【0042】そしてまた、チャネル推定器20は、前述
したように、求めておいた重み付け係数のうち、フィン
ガ401〜412に割り当てたパスに対応する重み付け
係数をRAKE合成器50に通知する。
【0043】これに対して、RAKE合成器50は、フ
ィンガ401〜412の各逆拡散結果に、チャネル推定
器20より通知された、各フィンガ401〜412毎の
重み付け係数を乗算した後、RAKE合成する。
【0044】以上のように、上記構成のRAKE受信機
では、フィンガ401〜412の各逆拡散結果に与える
重み付け係数を、重み付け係数の算出対象となるパスの
干渉量の電力レベルと、残る15個のパスの干渉量の電
力レベルを合算したものとの比とするようにしている。
【0045】したがって、上記構成のRAKE受信機に
よれば、比較的簡単な計算により重み付け係数を算出す
ることができるので、大規模なハードウェアの増大が不
要で、なおかつ従来に比して最大比合成に近い優れた受
信特性を発揮するRAKE受信を行うことができる。
【0046】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、チャネ
ル推定器20は、1スロット周期T1を1周期として、
受信に適したパスの検出や、それに対応するパスをRA
KE合成する際の重み付け係数の算出を行うようにし
た。
【0047】これに代わって例えば、ステップ6aで求
めたパスのうち、最大の所望パス電力対干渉電力比が、
予め設定した閾値THを越えるような場合には、上述し
たようなチャネル推定器20のパスの検出や重み付け係
数の算出に関わる処理の周期を、T2(>T1)とする
ようにしてもよい。
【0048】このようにすれば、閾値THを越えるよう
な所望パス電力対干渉電力比を有するパスが受信でき
て、良好な受信が行える場合には、不必要な演算が行わ
れなくなるので、当該RAKE受信機の消費電力を低減
することができる。
【0049】また、図8に示すように、当該RAKE受
信機の移動速度を検出する速度検出器60を設ける。速
度検出器60は、当該RAKE受信機が自動車などに搭
載される場合には、その車速パルスに基づいて移動速度
を検出する。
【0050】そして、速度検出器60にて検出した移動
速度が、予め設定した速度閾値STHよりも小さい場合
には、上述したようなチャネル推定器20のパスの検出
や重み付け係数の算出に関わる処理の周期を、T2(>
T1)とするようにしてもよい。
【0051】このようにすれば、低速移動により良好な
受信が行える場合において、不必要な演算が行われなく
なるので、当該RAKE受信機の消費電力を低減するこ
とができる。
【0052】また、チャネル推定器20の処理周期の長
期化に合わせて、マッチドフィルタ11,12を間欠的
に動作させて、マッチドフィルタ11,12における消
費電力を低減することも可能である。その他、この発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に
実施可能であることはいうまでもない。
【0053】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、複数
の逆拡散手段にてそれぞれ復調した結果をレイク合成す
る際の重み付け係数を、重み付け係数の算出対象となる
パスの伝送路応答値と、他のパスの伝送路応答値を合算
したものとの比とするようにしている。
【0054】したがって、この発明によれば、比較的簡
単な計算により重み付け係数を算出することができるの
で、大規模なハードウェアの増大が不要で、なおかつ従
来に比して最大比合成に近い優れた受信特性を発揮する
RAKE受信を行うことが可能なRAKE受信機を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるRAKE受信機の一実施形態
の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示したRAKE受信機のマッチドフィル
タで求められる遅延プロファイルを示す図。
【図3】図2に示した遅延プロファイルのうち、極大値
を示すパスの伝送路応答値を抽出した様子を説明するた
めの図。
【図4】図3に示した伝送路応答値のうち、その電力レ
ベルが大きい上位16個を抽出した様子を説明するため
の図。
【図5】抽出された16個のパスに対する重み付け係数
を求める計算方法を説明するための図。
【図6】図1に示したチャネル推定器によるフィンガに
対するパスの割り当て処理を説明するためのフローチャ
ート。
【図7】図1に示したチャネル推定器によるフィンガに
対する割り当てパスの解放処理を説明するためのフロー
チャート。
【図8】この発明に係わるRAKE受信機の変形例の構
成を示す回路ブロック図。
【符号の説明】
1,2…アンテナ 11,12…マッチドフィルタ(MF) 20…チャネル推定器 30…遅延器 401〜412…フィンガ 50…RAKE合成器 60…速度検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K022 EE01 EE33 5K059 CC03 CC07 DD32 DD35 EE02 5K067 AA42 BB02 CC10 CC24 DD25 EE02 GG11

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号拡散により変調された受信信号を複
    数の逆拡散手段にてそれぞれ逆拡散して復調を行ない、
    これらの復調された信号をレイク合成するRAKE受信
    機において、 前記受信信号を逆拡散して、この逆拡散結果から受信に
    適した複数のパスを検出し、これらのパスを前記逆拡散
    手段に割り当てて受信させるパス割当手段と、 前記複数の逆拡散手段の復調結果に、それぞれ重み付け
    を行ってレイク合成を行う合成手段と、 前記逆拡散手段に割り当てた各パスの伝送路応答値を求
    める伝送路応答値検出手段と、 この伝送路応答値検出手段にて求めた各パスの伝送路応
    答値に基づいて、前記レイク合成にて用いる重み付けの
    係数を求めるもので、重み付け係数の算出対象となるパ
    スの伝送路応答値と、他のパスの伝送路応答値を合算し
    たものとの比を、前記算出対象となるパスの重み付け係
    数として算出する重み付け係数決定手段とを具備するこ
    とを特徴とするRAKE受信機。
  2. 【請求項2】 前記伝送路応答値検出手段にて求められ
    た各パスの伝送路応答値のうち、最大のものが予め設定
    した閾値を越えた場合には、前記伝送路応答値検出手段
    における検出周期を予め設定した周期に延長する検出周
    期制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の
    RAKE受信機。
  3. 【請求項3】 移動速度を検出する移動速度検出手段
    と、 この移動速度検出手段にて検出された移動速度が、予め
    設定した閾値未満の場合には、前記伝送路応答値検出手
    段における検出周期を予め設定した周期に延長する検出
    周期制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載
    のRAKE受信機。
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