JP2002093491A - コネクタ及び該コネクタの装着方法 - Google Patents

コネクタ及び該コネクタの装着方法

Info

Publication number
JP2002093491A
JP2002093491A JP2000275127A JP2000275127A JP2002093491A JP 2002093491 A JP2002093491 A JP 2002093491A JP 2000275127 A JP2000275127 A JP 2000275127A JP 2000275127 A JP2000275127 A JP 2000275127A JP 2002093491 A JP2002093491 A JP 2002093491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
connector
guide surface
wall
contacts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000275127A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Osumi
眞己 大澄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Innovative Properties Co
Original Assignee
3M Innovative Properties Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 3M Innovative Properties Co filed Critical 3M Innovative Properties Co
Priority to JP2000275127A priority Critical patent/JP2002093491A/ja
Publication of JP2002093491A publication Critical patent/JP2002093491A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトの電気的接触の低抵抗化及び低背
化の両方を満足するコネクタを提供することである。さ
らに、低コスト化されたコネクタ及びロック機構による
確実に嵌合するコネクタを提供することである。 【解決手段】 一方のコネクタ1のハウジング10に弾
性支持された接点33が、他方のコネクタ1のハウジン
グ10に設けられた接触部51上で弾性的に摺動するよ
うに、一方のコネクタ1が他方のコネクタ1に装着され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、積層され
たプリント配線板間を電気的に接続するためのコネクタ
に関する。本発明は、詳細には、携帯電話端末に代表さ
れる小型で薄型の携帯端末機器内において、プリント配
線板同士の接続に使用される低背の積層用コネクタ及び
該コネクタの装着方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話端末は、例えば、その筐体内に
おいて、複数のプリント配線板が積層配置されており、
積層されたプリント配線板間は、積層用コネクタによっ
て相互に接続されている。積層用コネクタには、以下に
説明するような様々なタイプのものがある。
【0003】特開平8−250243号公報は、図1に
示すように、上下のプリント配線板201,202の間
を1つのコネクタによって直接に電気的に接続する直接
接触型コネクタを開示している。すなわち、図1の直接
接触型コネクタは、上下の基板間の距離が支持体206
によって規制された上下のプリント配線板201,20
2において、下基板201に対して固定部材204によ
って固定されたコンタクト203の接点207を、上基
板202に設けられたパッド205に対して垂直に直接
押し付けることによって電気的に接続するという構成で
ある。図1の直接接触型コネクタは、接点207及びパ
ッド205が基板201,202の長さ方向に延在する
基板長さ方向延在タイプのコネクタであるが、接点20
7がパッド205上で摺動することはない。そのため
に、接点207とパッド205とにおいて清浄な接触面
を得ることができず、パッド205に対する接点207
の電気的接触が安定しないという問題がある。パッド2
05に対してニッケル下地処理した後、さらに金メッキ
処理を施すという表面処理を施すことによって安定した
電気的接触を得ることも可能ではあるが、そのような表
面処理には多大な費用を要する。また、パッド205の
設けられた上基板202の表面が、通常、フラックス等
の絶縁性不純物で汚染されているために、電気的接続の
信頼性が低いという問題もある。さらにまた、1対とな
るコネクタ同士が嵌合するロック機構を備えていない。
【0004】特開平8−250240号公報は、図2に
示すように、上方のプリント配線板301に貫通穴30
3を設け、その貫通穴303にヘッダ304を挿着し、
下方のプリント配線板302にソケット306を設け、
ヘッダ304とソケット306と間での嵌合によって電
気的に接続する貫通穴型コネクタを開示している。すな
わち、図2の貫通穴型コネクタは、ヘッダ304の内面
に設けられた固定コンタクト305が、ソケット306
から外方に突出する可動コンタクト307の接点308
に当接する構成である。貫通穴型コネクタは、ヘッダ3
04とソケット306との嵌合時に、可動コンタクト3
07の接点308が固定コンタクト305に対して下か
ら上に、すなわちプリント配線板の厚み方向に、摺動し
ながら挿着されるので、接点308と固定コンタクト3
05とにおいて清浄な接触面を得ることができる。ま
た、プリント配線板301中に埋め込まれた分だけ、コ
ネクタを低背化することができる。しかしながら、貫通
穴型コネクタにおいては、プリント配線板301に貫通
穴303が設けられているので、貫通穴303を避けた
回路設計を行う必要があるために回路設計の自由度が制
約されたり、貫通穴303の部分では表裏の両面実装す
ることができないために実装効率が低下するという問題
がある。
【0005】特開2000−133344号公報には、
図3に示すように、上下のプリント配線板(不図示)の
それぞれに対して雌コネクタ401及び雄コネクタ40
3を装着し、雌コネクタ401及び雄コネクタ403の
嵌合によって電気的に接続するツーピース型コネクタが
記載されている。すなわち、図3のツーピース型コネク
タは、雄コネクタ403から中心に向けて突出する可動
コンタクト421の接点422が雌コネクタ401の内
側に設けられた固定コンタクト423に対して当接する
というものである。図2で説明した貫通穴型コネクタと
同様に、雌コネクタ401及び雄コネクタ403の嵌合
時には、可動コンタクト421の接点422が固定コン
タクト423に対して下から上に、すなわち基板の厚み
方向に、摺動しながら、雄コネクタ403が雌コネクタ
401に挿着されるので、接点422及び固定コンタク
ト423において清浄な接触面を得ることができる。し
かしながら、図3のツーピース型コネクタは、コネクタ
が低背になればなるほど、固定コンタクト423に対す
る可動コンタクト421の接点422の摺動距離が短く
なるために、接点422と固定コンタクト423とにお
いて清浄な接触面を得ることができなくなり、コンタク
トの電気的接触抵抗が安定しないという問題がある。ま
た、雌コネクタ401及び雄コネクタ403の嵌合時に
両者をロックするための機構が設けられていない。
【0006】図2及び3に示した貫通穴型コネクタ及び
ツーピース型コネクタは、コネクタ嵌合時において、接
点が上下基板の厚み方向に摺動するので、いずれも以下
のような共通課題を有している。すなわち、上記コネク
タは、接点と固定コンタクトとの間の電気的接触を安定
化させるためにある程度の接点摺動長さを必要とすると
ともに、接点が固定コンタクトに対して所定のバネ力で
接触するためにある程度のバネ長を必要とする。したが
って、図2及び3に示した、コネクタの嵌合時に接点が
基板の厚み方向に摺動する基板厚み方向摺動タイプのコ
ネクタは、接点の摺動長さに応じたコネクタ厚みを必要
とし、コネクタの薄型化すなわち低背化が難しいという
問題がある。さらに、雄コネクタ及び雌コネクタとして
別々のコネクタが用いられているために、雄コネクタ及
び雌コネクタをそれぞれ作製する必要があるので、コネ
クタ作製費用が割高になるという問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき技術的課題は、コンタクトの電気的接触の低
抵抗化及び低背化の両方を満足するコネクタを提供する
ことである。さらに、低コスト化されたコネクタ及びロ
ック機構によって確実に嵌合するコネクタを提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段・作用・効果】上記技術的
課題を解決するために、本発明は、一方のコネクタのハ
ウジングに弾性支持された接点が、他方のコネクタのハ
ウジングに設けられた接触部上で弾性的に摺動するよう
に、一方のコネクタが他方のコネクタに装着されること
を基本的特徴とする。
【0009】具体的に述べれば、このコネクタは、弾性
支持された接点を有する複数の導電性第1接触子と、接
触部を有する複数の導電性第2接触子と、コネクタ装着
時にコネクタ同士が当接するとともに滑動して案内され
る当接案内面を有する絶縁性ハウジングとを備え、各第
2接触子の接触部が、接点に対応する位置に配置される
とともに当接案内面に沿って延在するコネクタであっ
て、各第1接触子の接点が各第2接触子の接触部上で弾
性的に摺動しながら、一方のコネクタが他方のコネクタ
に対して装着されることを特徴とする。
【0010】上記構成のコネクタによれば、以下のよう
にして、低抵抗な電気的接続及び低背化が得られる。す
なわち、プリント配線板上に実装されたコネクタは、実
装されたプリント配線板に平行(コネクタ装着方向)に
装着される。一方のコネクタにおける導電性第1接触子
の接点が他方のコネクタの導電性第2接触子の接触部に
対して対向するようにコネクタを位置決めする。そし
て、ハウジングに弾性支持された接点を、当接案内面に
平行に延在する接触部に対して押し当てる。それととも
に、第1接触子の接点を当接案内面に沿って接触部上で
平行移動させる。その結果、一方のコネクタにおいて弾
性支持された導電性第1接触子の接点が、他方のコネク
タにおける第2接触子の接触部上で弾性的に摺動する。
【0011】第1接触子の接点が第2接触子の接触部上
で摺動するときに、適度のバネ力で弾性支持された接点
が第2接触子の接触部の表面を擦ることによって、導電
性第1接触子の接点及び導電性第2接触子の接触部の両
方に形成され又は付着した非常に薄い高抵抗の被膜が剥
ぎ取られる。その結果、導電性接触子の内側に存する低
抵抗の清浄な表面が露出する。したがって、低抵抗の清
浄表面が露出した第1接触子及び第2接触子同士が接触
することによって、導電性第1接触子及び導電性第2接
触子間で安定した低抵抗な電気的接続を得ることができ
る。
【0012】接点と接触部との間での電気的接触を安定
化させるために、接点を接触部に対してある程度の長さ
(例えば、0.1〜1mm)で摺動させる必要がある。
従来技術で説明した図2及び3のコネクタでは、接点を
プリント配線板の厚さ方向に摺動させている。これに対
して、本発明のコネクタでは、コネクタがプリント配線
板の長さ方向に装着されるので、接点はプリント配線板
の長さ方向に摺動する。すなわち、接点がプリント配線
板の厚さ方向に摺動しないので、コネクタ高さを低くし
て、コネクタを低背化することができる。したがって、
低背化されたコネクタを携帯端末機器に適用することに
よって、積層されたプリント配線板間の間隔が狭くなっ
て、携帯端末機器の小型・薄型化が可能になる。
【0013】上記コネクタは、一方のコネクタの第1当
接案内面が、他方のコネクタの第2当接案内面に当接す
るとともに、第2当接案内面に沿って平行移動すること
によって、一方のコネクタが他方のコネクタに対して装
着される。この場合、たとえ、コネクタ装着時に過大な
力がコネクタに対して負荷されたとしても、第1当接案
内面及び第2当接案内面同士が当接して、過大な力が当
接案内面によって受け止められる。したがって、第1接
触子の接点及び第2接触子の接触部に対して過大な力が
作用することが防止されるので、第1接触子及び第2接
触子が大変形(座屈の発生)して破損することがなくな
る。
【0014】好ましくは、第1当接案内面及び第2当接
案内面のそれぞれが、ハウジングの底面に対して同じ角
度で傾いている。
【0015】コネクタの実装されたプリント配線板に平
行(コネクタ装着方向)な装着力がコネクタ対に対して
加えられると、まず、一方のコネクタの第1当接案内面
が他方のコネクタの第2当接案内面に当接する。そし
て、ハウジングの底面(すなわち、コネクタ装着方向)
に対して傾斜した両方の当接面では、コネクタ装着力
が、傾斜した当接案内面に対する垂直力と平行力とに分
力される。垂直力は、第1接触子の接点が第2接触子の
接触部を垂直に押圧するために使用されるとともに、平
行力は、第1接触子の接点が第2接触子の接触部上を滑
動するために使用される。したがって、コネクタ装着力
は、第1接触子の接点が第2接触子の接触部上を摺動す
るために使用される。したがって、一旦、コネクタを当
接案内面に向けて移動させた後にコネクタを当接案内面
に沿って平行移動させるという操作を行うことなく、コ
ネクタを単にコネクタ装着方向に移動させることによっ
て、第1接触子の接点が第2接触子の接触部上で摺動す
ることができる。
【0016】コネクタは、雌雄の区別される雌コネクタ
及び雄コネクタとすることも可能であるが、製造コスト
等の点から、雌雄のない同一形状であることが好まし
い。
【0017】好ましくは、ハウジングは、さらに、コネ
クタ装着方向に延在する係合部と、係合部を受け入れる
係合受部とを備える。一方のコネクタを他方のコネクタ
に対して装着するときには、上述したように、一方のコ
ネクタの第1接触子の接点は他方のコネクタの第2接触
子の接触部上を弾性的に摺動する。それとともに、一方
のコネクタの係合部が、他方のコネクタの係合受部に対
して係合する。すなわち、コネクタ装着方向に延在する
係合部が、他方のコネクタの係合受入部とコネクタ装着
垂直方向で係合する。したがって、この係合構造は、コ
ネクタ装着垂直力が負荷されたときのロック機構として
働き、コネクタ嵌合が不用意に外れることが防止され
る。
【0018】第2接触子の接触部は、第1接触子の接点
と同様に、弾性支持された構造とすることもできるが、
好ましくは、第2接触子の接触部は、第2当接案内面に
対して動かないように固定する。第1接触子の接点及び
第2接触子の接触部の両者が弾性支持されているなら
ば、接点及び接触部のそれぞれの接触力ばらつきによっ
てコンタクトの電気的接触性が安定しない可能性があ
る。これに対して、第1接触子の接点が弾性支持構造で
あり且つ第2接触子の接触部が固定構造であるならば、
接触部に対する接点の接触力のばらつきが小さくなって
コンタクトの電気的接触性が安定し、電気的接触抵抗の
ばらつきが小さくなる。
【0019】好ましくは、導電性第1接触子は、金属等
の弾性を有するバネ片を折り曲げられたものである。バ
ネ片は、例えば、U字、V字、W字、コの字、L字等の
種々の形状に折り曲げられる。種々の形状に折曲された
バネ片では、ハウジングに固定された基端がバネの支点
となり、フリーに動く先端部分が最終的な作用点とな
り、固定された基端からフリーの先端部分までの折曲長
さがバネ長として働く。このように、折曲タイプのバネ
では、ストレート形状のバネよりもバネ長を長くとるこ
とができるので、バネ片のバネ定数を、ストレート形状
のものに比べて、小さくすることができる。これによ
り、必要十分な接触力を得るためのバネ変位領域を広く
確保することができる。よって、接点と接触部との間で
安定した接触(力)が得られる。
【0020】導電性第1接触子の接点は、導電性バネ片
上に導電性突起物を形成した構成とすることもできる
が、好ましくは、金属等の導電性バネ片をV字形状等に
折り曲げることによって形成する。V字形状等に折り曲
げられた接点は、第1接触子の折り曲げ加工の際に、V
字形状等の折曲加工工程を追加するだけでよいので、製
造コストの上昇をほとんど招くことがない。
【0021】ハウジングの当接案内面の側に表面実装用
の吸着面を有することが好ましく、コネクタを自動実装
機でプリント配線板上に実装する際に、自動実装機の吸
着チャックがこの吸着面を吸着してコネクタをプリント
配線板上に実装することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態に係
る、コネクタ1について、図4〜図8を参照して詳細に
説明する。
【0023】図4は、不図示のプリント配線板に接続さ
れるコネクタ1を示し、(A)は斜視図であり、(B)
は(A)のI−I線断面図である。図5は、図4に示した
コネクタ1に用いられた接触子を示し、(A)は可動接
触子の斜視図であり、(B)は固定接触子の斜視図であ
る。図6は、図4に示したコネクタ1を示し、(A)は
平面図であり、(B)は正面図であり、(C)は左側面
図である。図7は、図4に示したコネクタ同士が嵌合し
た状態を示し、(A)は平面図であり、(B)は正面図
であり、(C)は左側面図である。図8の(A)は、図
7のII−II線断面図、(B)は図7のIII−III線断面
図、(C)は図7のIV−IV線断面図である。
【0024】コネクタ1は、雌雄同一形状をしており、
第1接触子としての可動接触子30と、第2接触子とし
ての固定接触子50と、可動接触子30及び固定接触子
50を含むとともに雌雄の嵌合構造を有するハウジング
10とを具備している。
【0025】可動接触子30は、例えば銅合金等の導電
性を有する金属材料からなり、所定のバネ弾性を有する
ように、多段に折り曲げられている。すなわち、図5
(A)に示すように、可動接触子30は、6段に折り曲
げられており、先端側から順に、先端部31、V字状に
折り曲げられた第1屈曲部としての接点33、U字状に
折り曲げられた第2屈曲部35、U字状に折り曲げられ
た第3屈曲部36、L字状に折り曲げられた第4屈曲部
37、U字状に折り曲げられた第5屈曲部371、ハウ
ジング10に固定される固定部38、L字状に折り曲げ
られた第6屈曲部及びハウジング10から外方に露出す
る基端接続部39を有している。
【0026】固定接触子50は、例えば銅合金等の導電
性材料からなり、図5(B)に示すように、2段に折り
曲げられている。すなわち、固定接触子50は、先端側
から順に、接触部51、V字状に折り曲げられた第7屈
曲部53、ハウジング10に固定される固定部58、L
字状に折り曲げられた第8屈曲部55及びハウジング1
0から外方に露出する基端接続部59を有している。
【0027】略方形形状をしたハウジング10は、絶縁
性の樹脂材料(例えば、PBT、PCT、LCD、ナイ
ロン等の工業用プラスチック)を成形したものである。
ハウジング10は、ベース11の上に、コネクタ装着方
向から見て順に、第1アーム24及び第2アーム26か
らそれぞれ延在する第1係合突出部23及び第2係合突
出部25と、可動接触子30に対応した位置に固定接触
子50が複数個規則的に配列した第2係合部21と、複
数の可動接触子30が規則的に配列した第1係合部19
と、第1壁13、第2壁15及び第3壁17からなる
「コ」の字状の案内壁とを有している。
【0028】第1係合部19は、略片流れ屋根形状をし
ており、コの字状の案内壁の内側に収まるように、ベー
ス11と一体的に形成されている。第1係合部19は、
第2壁15に向けて傾斜した第1当接案内面19aを有
する。第1当接案内面19aの装着側の頂部には第1平
坦頂部が設けられている。この第1平坦頂部は、第1係
合部19と第2係合部21との間に存する後述の第1平
坦底部と係合する。第1係合部19の内部には、可動接
触子30の先端部31から第4屈曲部37までの可動部
分が動くことができる可動空間19cが設けられてい
る。第1当接案内面19aには接触子穴19bがそれぞ
れ設けられており、各接触子穴19bからは、可動接触
子30の先端部分、すなわち先端部31、接点33及び
第2屈曲部35の一部分が突出している。
【0029】第2係合部21は、第1係合部19と同様
に略片流れ屋根形状をしており、ベース11と一体的に
形成され、第1アーム24及び第2アーム26の内側に
収まっている。第2係合部21は、第1当接案内面19
aに対して平行に傾斜した第2当接案内面21aを有す
る。第2当接案内面121の装着側の頂部には第2平坦
部が設けられている。各固定接触子50の接触部51
は、第2当接案内面21aに沿って露出している。
【0030】第1係合突出部23及び第2係合突出部2
5は、それぞれ、ベース11の装着側の側面から突出す
る略角柱状をしており、第1アーム24及び第2アーム
26からベース11の長さ方向、すなわちコネクタ装着
方向に延在している。第1係合突出部23及び第2係合
突出部25は、それぞれ、ハウジング10の装着側先端
であって、第3壁17と第1係合部19との間及び第1
壁13と第1係合部19との間にそれぞれ配設されてい
る。
【0031】ベース11の厚み方向に延在する「コ」の
字状の案内壁は、ハウジング10の反コネクタ装着側に
配設されており、コネクタ装着方向に延在する第1壁1
3と、第1壁13に対して直交して延在する第2壁15
と、第1壁13に対向する第3壁17とによって構成さ
れる。第2壁15の両サイドには、突出した第1係合突
出部23及び第2係合突出部25をそれぞれ受け入れる
第1係合受部27及び第2係合受部29としての穴が形
成されている。
【0032】コの字状の案内壁の第1壁13と第1係合
部19との間及び第3壁17と第1係合部19との間の
各隙間には、第1案内空間14及び第3案内空間18が
設けられている。第1案内空間14及び第3案内空間1
8は、それぞれ、第1係合突出部23及び第2係合突出
部25を受け入れて案内するための空間である。
【0033】各可動接触子30は、図4(B)に示すよ
うに、基端側の固定部38がハウジング10の第2壁1
5に対して圧入されて固定・支持されている。それとと
もに、可動接触子30の第2屈曲部35の一部分から第
4屈曲部37までの部分が可動空間19c内に収納され
ている。そして、各可動接触子30の先端側部分、すな
わち先端部31、接点33及び第2屈曲部35の一部分
が、第1当接案内面19aの接触子穴19bから突出し
ている。したがって、各可動接触子30は、第5屈曲部
371を支点にして可動接触子30の先端側が弾性変形
自在に動き、V字に折り曲げられて最も突出した接点3
3が、折曲バネの作用点となって、固定接触子50の接
触部51と接触する。
【0034】各固定接触子50は、図4(B)に示すよ
うに、圧入によって第2係合部21に固定されている。
すなわち、固定接触子50の接触部51の表面が第2傾
斜面21aに沿って露出するように固定されている。
【0035】また、各可動接触子30の基端接続部30
の底面及び各固定接触子50の基端接続部59の底面
は、ベース11の底面と同一面上にある。
【0036】次に、図7及び8を参照して、不図示のプ
リント配線板上に固定された、雌雄同一形状をした一対
のコネクタ1同士が嵌合した状態について説明する。な
お、図7に示すコネクタ1はそれぞれプリント配線板上
に固定されているが、コネクタ同士の嵌合状態がよく分
かるようにプリント配線板の図示を省略している。
【0037】図7は、図4に示したコネクタ同士が嵌合
した状態を示し、図8(A)は、図7のII−II線断面
図、図8(B)は図7のIII−III線断面図、図8(C)
は図7のIV−IV線断面図である。
【0038】コネクタ1同士が嵌合した状態では、図8
(A)に示すように、一方のコネクタ1の第1係合突出
面19a及び第2当接案内面21aが、それぞれ、他方
のコネクタ1の第2係合突出面21a及び第1当接案内
面19aに当接しているとともに、各接点33が第2傾
斜面21aから露出した接触部51に弾性的に当接して
いる。このとき、多段に折り曲げられて弾性支持された
各可動接触子30では、第2屈曲部35から第5屈曲部
371までの部分が変形している。ここで、接点33が
接触部51に弾性的に当接しているときの接触押圧力
は、好ましくは30〜80gであり、さらに好ましくは
約60gである。
【0039】それとともに、図8(B)に示すように、
一方のコネクタ1の第1係合突出部23及び第2係合突
出部25が、それぞれ、他方のコネクタ1の第1係合受
部27及び第2係合受部29に係合している。そして、
図8(C)に示すように、一方のコネクタ1の凸部(例
えば、第1平坦頂部)及び凹部(例えば、第1平坦底
部)は、それぞれ、他方のコネクタ1の凹部(第1平坦
底部)及び凸部(第1平坦頂部)に嵌合している。
【0040】次に、本発明の他の実施形態に係る、コネ
クタ1及び該コネクタ1の装着方法について、図9〜図
11を参照して詳細に説明する。
【0041】図9に示したコネクタ1は、第1接触子と
しての可動接触子30と、第2接触子としての固定接触
子50と、可動接触子30及び固定接触子50を含むと
ともに雌雄の嵌合構造を有するハウジング10とからな
る。おおよその形状並びに構造は図4に示したコネクタ
のものと同じであるが、図4に示したコネクタと比較し
て、可動接触子30の形状、可動接触子30及び固定接
触子50の固定方法、吸着面60の設置等が異なってい
る。
【0042】可動接触子30は図10に示すように全体
としてU字状に折り曲げられている。可動接触子30の
先端部はV字状に折り曲げられて、第1屈曲部としての
接点33が形成されている。V字状に折り曲げられた接
点33が第1当接案内面19aから外方に突出してい
る。
【0043】各可動接触子30は、ハウジング10と一
体成形されて、ハウジング10の第2壁15に対して固
定・支持されている。各固定接触子50も、ハウジング
10と一体成形されて、第2係合部21に対して固定さ
れている。
【0044】図9に示すように、表面実装用の吸着面6
0がハウジング10の当接案内面の側の面上に設けられ
ている。コネクタ1を自動実装機でプリント配線板上に
実装する際に、自動実装機の吸着チャックがこの吸着面
60を吸着してコネクタ1をプリント配線板上に実装す
ることができる。
【0045】次に、図10及び11を参照して、図9に
示したコネクタ1であって、不図示のプリント配線板上
に実装固定されたコネクタ1同士が装着される様子につ
いて説明する。なお、コネクタの実装されたプリント配
線板に平行な方向(すなわち、基板の長さ方向)がコネ
クタ装着方向である。
【0046】図10は、図9に示したコネクタ同士が嵌
合する前の断面図を示し、(A)はV−V線断面図、
(B)はVI−VI線断面図である。図11は、図9に示し
たコネクタ同士が嵌合した後の断面図を示し、(A)は
V−V線断面図、(B)はVI−VI線断面図である。
【0047】まず、一方のコネクタ1を他方のコネクタ
1に対して対向配置する。このとき、一方のコネクタ1
における可動接触子30の接点33及び固定接触子50
の接触部51が他方のコネクタ1の固定接触子50の接
触部51及び可動接触子30の接点33に対して対向す
るように位置決めされる。そして、一方のコネクタ1を
コネクタ装着方向に移動させて、一方のコネクタ1の第
1当接案内面19aを他方のコネクタ1の第2当接案内
面21aに向けて移動させると、第1当接案内面19a
から突出した接点33が当接案内面に沿って露出した接
触部51に対して当接する(図10参照)。
【0048】第1当接案内面19aをさらに第2当接案
内面21aに向けて接近させると、第1当接案内面19
aが第2当接案内面21aに当接する。このとき、ハウ
ジング10の第2側壁15に弾性支持された可動接触子
30の「コ」の字状の部分が弾性変形して、第1当接案内
面19aより突出していた接点33が第1当接案内面1
9aと同一面まで後退する。
【0049】さらに、一方のコネクタ1をコネクタ装着
方向に移動させると、コネクタ装着力が傾斜した各当接
案内面19a,21aによって受け止められて、傾斜し
た第1当接案内面19aが傾斜した第2当接案内面21
a上を滑動する。このとき、弾性支持された接点33
が、固定接触子50の接触部51上を当接案内面方向に
弾性的に摺動する。ここで、接点33が接触部51上を
弾性的に摺動するときの距離は、好ましくは0.2〜1.
0mmであり、さらに好ましくは約0.5mmである。
可動接触子30の接点33が固定接触子50の接触部5
1上で摺動するときに、適度のバネ力で弾性支持された
接点33が固定接触子50の接触部51の表面を擦るこ
とによって、導電性可動接触子30の接点33及び導電
性固定接触子50の接触部51の両方に形成され又は付
着した非常に薄い高抵抗の被膜が剥ぎ取られる。その結
果、導電性接触子の内側に存する低抵抗の清浄な表面が
露出する。したがって、低抵抗の清浄表面が露出した接
点33及び接触部51同士が接触することによって、可
動接触子30及び固定接触子50の間で安定し且つ低抵
抗の電気的接触が得られる。
【0050】さらに、一方のコネクタ1をコネクタ装着
方向に移動させると、一方のコネクタ1の第1係合突出
部23及び第2係合突出部25が、それぞれ、他方のコ
ネクタ1の第1係合受部27及び第2係合受部29に対
して係合する(図11参照)。すなわち、コネクタ装着
方向に延在する係合突出部23,25が、他方のコネク
タの係合受入部27,29に対してコネクタ装着の垂直
方向に係合する。したがって、この係合構造は、コネク
タ装着方向に対する垂直力が加えられたときにロック機
構として働き、コネクタ嵌合が不用意に外れることが防
止される。
【0051】なお、上記実施形態の説明においては、可
動接触子30及び固定接触子50という異種の接触子が
1つのコネクタ上に2列配置された構成であるが、本願
発明は上記構成に限らず、種々の構成にすることが可能
である。例えば、一方のコネクタに同種接触子のみを複
数列配置した構成、一方のコネクタに可動接触子30を
単列配置するとともに他方のコネクタに固定接触子50
を単列配置した構成、又は、一方のコネクタには可動接
触子30及び固定接触子50の中から選択された接触子
を3列以上配置するとともに他方のコネクタには一方の
コネクタに対応した接触子を配置した構成とすることも
できる。
【0052】また、コネクタ1の形状は、コネクタの製
造コスト等の観点から、雌雄の区別がない同一形状であ
ることが好ましい。しかしながら、本発明に係るコネク
タ構造は、雌雄の区別がある雌コネクタ及び雄コネクタ
においても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の基板コネクタ構造の断面図である。
【図2】 従来の他の基板コネクタ構造の断面図であ
る。
【図3】 従来のさらに他の基板コネクタ構造の断面図
である。
【図4】 本発明に係るコネクタを示し、(A)は斜視
図、(B)は(A)のI−I線断面図である。
【図5】 図4に示したコネクタにおける接触子を示
し、(A)は可動接触子の斜視図、(B)は固定接触子
の斜視図である。
【図6】 図4に示したコネクタを示し、(A)は平面
図、(B)は正面図、(C)は左側面図である。
【図7】 図4に示したコネクタ同士が嵌合した状態を
示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は左側
面図である。
【図8】 (A)は図7のII−II線断面図、(B)は図
7のIII−III線断面図、(C)は図7のIV−IV線断面図
である。
【図9】 本発明に係る他の実施形態のコネクタを示す
斜視図である。
【図10】 図9に示したコネクタ同士が嵌合する前の
断面図を示し、(A)はV−V線断面図、(B)はVI−VI
線断面図である。
【図11】 図9に示したコネクタ同士が嵌合した後の
断面図を示し、(A)はV−V線断面図、(B)はVI−VI
線断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 10 ハウジング 11 ベース 13 第1壁 14 第1案内空間 15 第2壁 17 第3壁 18 第3案内空間 19 第1係合部 19a 第1当接案内面 19b 接触子穴 19c 可動空間 21 第2係合部 21a 第2当接案内面 23 第1係合突出部 24 第1アーム 25 第2係合突出部 26 第2アーム 27 第1係合受部 29 第2係合受部 30 可動接触子(第1接触子) 31 先端部 33 接点(第1屈曲部) 35 第2屈曲部 36 第3屈曲部 37 第4屈曲部 38 固定部 39 基端接続部 50 固定接触子(第2接触子) 51 接触部 53 第7屈曲部 55 第8屈曲部 58 固定部 59 基端接続部 60 吸着面 371 第5屈曲部
フロントページの続き Fターム(参考) 5E023 AA04 AA16 BB02 BB22 CC02 CC23 CC26 DD26 EE07 EE16 EE29 GG01 GG10 HH01 HH05 HH08 HH11 HH17 HH18 HH24 HH28 HH30 5E087 EE03 EE04 EE14 FF06 GG06 HH03 MM02 PP09 QQ02 RR04 RR05 RR06 RR25 RR29 RR36 RR47

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性支持された接点(33)を有する複
    数の導電性第1接触子(30)と、 接触部(51)を有する複数の導電性第2接触子(5
    0)と、 コネクタ装着時にコネクタ同士が当接するとともに滑動
    して案内される当接案内面(19a,21a)を有する
    絶縁性ハウジング(10)とを備え、 各第2接触子(50)の接触部(51)が、接点(3
    3)に対応する位置に配置されるとともに当接案内面
    (19a,21a)に延在するコネクタであって、 各第2接触子(50)の接触部(51)に当接した各第
    1接触子(30)の接点(33)が接触部(51)上で
    弾性的に摺動しながら、一方のコネクタ(1)が他方の
    コネクタ(1)に対して装着されることを特徴とするコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 弾性支持された接点(33)を有する複
    数の導電性第1接触子(30)と、 接触部(51)を有する複数の導電性第2接触子(5
    0)と、 コネクタ装着時にコネクタ同士が当接するとともに滑動
    して案内される第1当接案内面(19a)及び第2当接
    案内面(21a)が平行配置された絶縁性ハウジング
    (10)とを備え、 各第1接触子(30)の接点(33)は、第1当接案内
    面(19a)から突出するように整列配置され、 各第2接触子(50)の接触部は、上記接点(33)に
    対応する位置に配置されるともにハウジング(10)の
    当接案内面に平行に延在して、第2当接案内面(21
    a)から露出するように整列配置されたコネクタであっ
    て、 一方のコネクタ(1)の第1当接案内面(19a)が、
    他方のコネクタ(1)の第2当接案内面(21a)に当
    接するとともに、第2当接案内面(21a)に沿って移
    動することによって、各第1接触子(30)の接点(3
    3)が各第2接触子(50)の接触部(51)上で弾性
    的に摺動することを特徴とするコネクタ。
  3. 【請求項3】 上記当接案内面(19a,21a)のそ
    れぞれが、ハウジング(10)の底面に対して同じ角度
    で傾いていることを特徴とする、請求項1又は2記載の
    コネクタ。
  4. 【請求項4】 上記コネクタが雌雄同一形状であること
    を特徴とする、請求項1又は2記載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 上記ハウジング(10)は、さらに、コ
    ネクタ装着方向に延在する係合部(23)と、 上記係合部(23)を受け入れる係合受部(27)とを
    備え、 一方のコネクタ(1)の第1接触子(30)の接点(3
    3)が他方のコネクタ(1)の第2接触子(50)の接
    触部(51)上で弾性的に摺動したあとに、一方のコネ
    クタ(1)の係合部(23)が、他方のコネクタ(1)
    の係合受部(27)に対して係合することを特徴とす
    る、請求項1又は2記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 雌雄同一形状のコネクタ同士が嵌合して
    電気的に接続されるコネクタであって、 弾性支持された接点(33)を有する複数の導電性第1
    接触子(30)と、 第1接触子(30)の接点(33)に対応する位置に接
    触部(51)を有する複数の導電性第2接触子(50)
    と、 装着先端部から順に、コネクタ装着方向に突出する係合
    部(23)、複数の第2接触子(50)が整列配置され
    た第2係合部(21)、複数の第1接触子(30)が整
    列配置された第1係合部(19)、及び、突出した係合
    部(23)を受け入れる係合受部(27)を有するコの
    字状の案内壁(13,15,17)が配置された絶縁性
    ハウジング(10)とを備え、 第1係合部(19)及び第2係合部(21)は、それぞ
    れ,ハウジング(10)の底面に対して同じ角度で傾い
    た第1当接案内面(19a)及び第2当接案内面(21
    a)を有し、 各第1接触子(30)の接点(33)が第1当接案内面
    (19a)の接触子穴(19b)から突出するととも
    に、各第2接触子(50)の接触部(51)が第2当接
    案内面(21a)から露出しており、 コの字状の案内壁は、コネクタ装着方向に延在する第1
    壁(13)と、第1壁(13)に対して直交して延在す
    る第2壁(15)と、第1壁(13)に対向する第3壁
    (17)とによって形成され、 係合受部(27)が第2壁(15)内であって第1壁
    (13)及び第3壁(17)の境界にそれぞれ形成され
    るとともに、係合部(23)が第2係合部(21)の両
    端であり且つ第1壁(13)及び第3壁(17)との間
    にそれぞれ形成されており、 一方のコネクタ(1)が他方のコネクタ(1)に対して
    装着される際には、一方のコネクタ(1)の係合部(2
    3)の外壁面が他方のコネクタ(1)の第1壁(13)
    及び第3壁(17)の内壁面に案内されながら、係合部
    (23)が係合受部(27)に係合する一方で、各第1
    接触子(30)の接点(33)が各第2接触子(50)
    の接触部(51)上で弾性的に摺動することを特徴とす
    るコネクタ。
  7. 【請求項7】 ハウジング(10)の当接案内面側に表
    面実装用の吸着面(60)を有することを特徴とする、
    請求項1、2又は6記載のコネクタ。
  8. 【請求項8】 一方のコネクタ(1)のハウジング(1
    0)に弾性支持された接点(33)がハウジング(1
    0)の第1当接案内面(19a)から突出する一方で、
    他方のコネクタ(1)のハウジング(10)に設けられ
    た接触部(51)がハウジング(10)の第2当接案内
    面(21a)に沿って露出した一対のコネクタ(1)の
    装着方法であって、 一方のコネクタ(1)の第1当接案内面(19a)は、
    他方のコネクタ(1)の第2当接案内面(21a)に当
    接するとともに、該第2当接案内面(21a)に沿って
    滑動して案内されることを特徴とするコネクタの装着方
    法。
  9. 【請求項9】 上記第1当接案内面(19a)及び第2
    当接案内面(21a)が、コネクタ装着方向に対して同
    じ角度で傾いていることを特徴とする、請求項8記載の
    コネクタの装着方法。
  10. 【請求項10】 上記コネクタが雌雄同一形状であるこ
    とを特徴とする、請求項8記載のコネクタの装着方法。
JP2000275127A 2000-09-11 2000-09-11 コネクタ及び該コネクタの装着方法 Pending JP2002093491A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000275127A JP2002093491A (ja) 2000-09-11 2000-09-11 コネクタ及び該コネクタの装着方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000275127A JP2002093491A (ja) 2000-09-11 2000-09-11 コネクタ及び該コネクタの装着方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002093491A true JP2002093491A (ja) 2002-03-29

Family

ID=18760792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000275127A Pending JP2002093491A (ja) 2000-09-11 2000-09-11 コネクタ及び該コネクタの装着方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002093491A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010073368A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ装置
JP2011228244A (ja) * 2010-03-30 2011-11-10 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ組立体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010073368A (ja) * 2008-09-16 2010-04-02 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ装置
JP4726019B2 (ja) * 2008-09-16 2011-07-20 日本航空電子工業株式会社 コネクタ装置
JP2011228244A (ja) * 2010-03-30 2011-11-10 Japan Aviation Electronics Industry Ltd コネクタ組立体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8123574B2 (en) Contact having increased resilience for use with electrical connector
US7179126B2 (en) Electrical connector with improved terminals
US8092232B2 (en) Board-to-board connector
US6561819B1 (en) Terminals of socket connector
US6431893B1 (en) Switch for an electrical card connector
JP3337318B2 (ja) コネクタ
US7134878B2 (en) Electrical connector
US6368156B1 (en) Audio jack conveniently and reliably mounted on a circuit board
EP0902994A1 (en) Rechargeable battery connector
JPH11250965A (ja) スマート・カードを接続するための超薄型電気コネクタ
WO2005013430A1 (en) Connector
US7402088B2 (en) Electrical connector with improved terminals
US7226297B2 (en) Electrical connector
US6439930B1 (en) Electrical connector configured by wafers including moveable contacts
US6568963B2 (en) Electrical connector assembly with improved contacts
US7101207B1 (en) Memory card connector
US7090546B2 (en) Card connector
EP1385232A2 (en) Electrical connector assembly, plug connector and receptacle connector
JP3898643B2 (ja) 小型基板対基板コネクタ
US6979228B2 (en) Electrical connector having contact with high contact normal force and sufficient resiliency
US6939166B2 (en) Electrical connector connecting with cables
US6257900B1 (en) Electrical connector with contacts having improved resiliency
US7445460B1 (en) Electrical connector with contact fall-out preventing arrangement
US6186833B1 (en) Hybrid connector with audio jack
EP0997987A2 (en) Electrical connector assembly providing floating movement between connectors