JP2002092234A - アイデア評価装置、アイデア評価システムおよびそれらの方法 - Google Patents

アイデア評価装置、アイデア評価システムおよびそれらの方法

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JP2002092234A JP2000281609A JP2000281609A JP2002092234A JP 2002092234 A JP2002092234 A JP 2002092234A JP 2000281609 A JP2000281609 A JP 2000281609A JP 2000281609 A JP2000281609 A JP 2000281609A JP 2002092234 A JP2002092234 A JP 2002092234A
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Sumio Iwase
純夫 岩瀬
Hiroshi Nakazawa
博 中沢
Kenichi Fukahori
健一 深堀
Mitsuo Osawa
光男 大沢
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アイデアの価値の客観的な評価を提供できる
アイデア評価装置を提供する。 【解決手段】 アイデア価値評価サーバ装置31は、端
末装置10からの要求に応じて、アイデアに関する定性
的な情報から前記アイデアの価値を評価した定量的な評
価結果情報を得るための評価用情報を用いて、指定され
たアイデアに関する定性的な情報から評価結果情報を生
成する。このとき、情報提供サーバ装置29が提供する
情報などが用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アイデアの価値の
客観的な評価を提供できるアイデア評価装置、アイデア
運用システムおよびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では、優れた発明や意匠などのアイ
デアを発案した者がそのアイデアをもとに利益を獲得す
るために、当該アイデアに関する特許権などの権利を他
人に譲渡したり、あるいは自ら会社を起業し、発案した
アイデアに基づき商品を製造、販売し、あるいはアイデ
アに基づくサービスを利用者に提供するのが一般的であ
る。
【0003】最近、優れたアイデアを持つ人が設立した
会社、いわゆるベンチャー企業に一般の投資家が投資す
る制度が発達し、アイデアに出資する社会的な仕組みが
できつつある。特許など優れたアイデアを発案したが、
資金力が乏しい故に実用化が困難な者に対して資金面で
の援助を行うこの制度は、技術の躍進を促し、結果とし
て産業の活性化に拍車をかけるので、近年徐々に関心を
集めているところである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の手法では、アイデアの発案者が、自らのアイデアを
用いて事業を行うために、自ら資金調達及び人材の募集
を行い、会社を起こすために相当な時間や労力を費やさ
なければならない。そして、こうした困難をすべて克服
してようやく会社を設立したものの、そのアイデアが果
して社会に受け入れられるかどうか、すなわち、当該ア
イデアが経済的な価値があり、ベンチャー事業が成功す
るかどうかはその時点では不明瞭である。そのため、当
該アイデアに関する事業が失敗した場合、それまでの投
資が無駄になり、発案者にとっては、自分のアイデアを
もとに起業することはリスクの高い選択である。
【0005】また、アイデアが技術的なものである場合
に、当該アイデアについて特許権などの権利を取得する
価値があるか否かを判断するには専門知識が必要であ
り、一般の人が適切な判断をすることは容易ではない。
そのため、優れたアイデアが権利化されなかったり、無
用な特許出願などに多大な費用と労力が費やされる場合
がある。
【0006】また、一般の投資家から資金を調達する場
合、発案者のアイデアの経済的な価値、すなわち、どれ
ほどの利益をもたらすかが不明瞭な場合が多く、投資家
による投資を受け難いという問題がある。そのため、ア
イデアの十分な運営資金が集められず、起業を諦めざる
を得ない場合が多い。このため、優れたアイデアを発案
したにもかかわらず、技術の素晴らしさと社会全般の認
識力との隔たりが存在するため、実用化ができず、ある
いは実用化されるまで長い年月がかかり、技術の進歩が
阻害されることもあり得る。また、アイデアを権利化す
るための諸経費を捻出するために資金提供を受けるため
の仕組みがない。
【0007】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、アイデアの価値の客観的な評価を提供できる
アイデア評価装置、アイデア運用システムおよびその方
法を提供することを目的とする。また、本発明は、アイ
デアの権利化および事業化を促進できるアイデア評価装
置、アイデア運用システムおよびその方法を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した従来技術の問題
点を解決し、上述した目的を達成するために、第1の発
明のアイデア評価装置は、アイデアに関する所定の定性
的な情報または定量的な情報から、前記アイデアの価値
を評価した定量的な評価結果情報を得るための評価用情
報を記憶する記憶手段と、アイデアに関する定性的な情
報または定量的な情報を入力する入力手段と、前記評価
用情報を用いて、前記入力されたアイデアに関する定性
的な情報または定量的な情報から、前記評価結果情報を
生成する評価手段とを有する。
【0009】第1の発明のアイデア評価装置の作用は以
下のようになる。入力手段が、アイデアに関する所定の
定性的な情報または定量的な情報を入力する。次に、評
価手段が、前記記憶手段から評価用情報を読み出し、当
該読み出した前記評価用情報を用いて、前記入力された
アイデアに関する定性的な情報または定量的な情報か
ら、前記評価結果情報を生成する。
【0010】また、第1の発明のアイデア評価装置は、
好ましくは、前記評価手段は、前記アイデアの経済的価
値あるいは技術的価値を評価した前記評価結果情報を生
成する。
【0011】また、第1の発明のアイデア評価装置は、
好ましくは、前記入力手段は、前記アイデアの評価の要
求元が送信した前記定性的な情報または前記定量的な情
報と、前記アイデアが属する分野の専門家が送信した前
記定性的な情報または前記定量的な情報とを受信する。
【0012】また、第1の発明のアイデア評価装置は、
好ましくは、前記評価手段は、前記生成した評価結果情
報を用いて、前記アイデアの価値をシミュレーションす
る。
【0013】また、第1の発明のアイデア評価装置は、
好ましくは、前記評価手段は、前記アイデアの価値を高
めるように前記アイデアを変更するときに参考となる情
報を生成する。
【0014】また、第1の発明のアイデア評価装置は、
好ましくは、前記評価手段は、前記アイデアが、当該ア
イデアを権利化するための要件を満たしているか否かを
判断する。
【0015】また、第2の発明のアイデア運用システム
は、ネットワークを介して受信したアイデア価値評価要
求に応じてアイデアの評価を行うアイデア評価装置と、
前記評価が所定の基準を満たしたアイデアを登録し、当
該登録したアイデアを運用するための資金を提供する資
金提供者を募集する資金提供者募集装置と、前記資金提
供を受けたアイデアを運用するアイデア運用装置とを有
するアイデア運用システムであって、前記アイデア評価
装置は、アイデアに関する所定の定性的な情報または定
量的な情報から、前記アイデアの価値を評価した定量的
な評価結果情報を得るための評価用情報を記憶する記憶
手段と、アイデアに関する定性的な情報または定量的な
情報を前記アイデア価値評価要求と共に受信する受信手
段と、前記評価用情報を用いて、前記入力されたアイデ
アに関する定性的な情報または定量的な情報から、前記
評価結果情報を生成する評価手段と、前記評価結果情報
を、前記アイデア価値評価要求の送信元に送信する送信
手段とを有する。
【0016】第2の発明のアイデア運用システムの作用
は以下のようになる。先ず、アイデア評価装置におい
て、ネットワークを介して受信したアイデア価値評価要
求に応じてアイデアの評価が、前述した第1の発明の作
用と同様に行われる。次に、資金提供者募集装置におい
て、前記評価が所定の基準を満たしたアイデアが登録さ
れ、当該登録されたアイデアを運用するための資金を提
供する資金提供者の募集が行われる。次に、アイデア運
用装置において、前記資金提供を受けたアイデアが運用
される。
【0017】また、第3の発明のアイデア評価方法は、
アイデアに関する所定の定性的な情報または定量的な情
報から前記アイデアの価値を評価した定量的な評価結果
情報を得るための評価用情報を用いて、指定されたアイ
デアに関する定性的な情報または定量的な情報から前記
評価結果情報を生成する。
【0018】また、第4の発明のアイデア運用方法は、
アイデア価値評価要求に応じて、アイデアに関する所定
の定性的な情報または定量的な情報から前記アイデアの
価値を評価した定量的な評価結果情報を得るための評価
用情報を用いて、指定されたアイデアに関する定性的な
情報または定量的な情報から前記評価結果情報を生成
し、前記評価結果情報が示す評価が所定の基準を満たし
たアイデアを登録し、当該登録したアイデアを運用する
ための資金を提供する資金提供者を募集し、前記資金提
供を受けたアイデアを運用する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係わる
アイデア運用システムについて説明する。図1は、本実
施形態のアイデア運用システム1の全体構成図である。
図1に示すように、アイデア運用システム1では、例え
ば、アイデア保有者が使用する端末装置10と、所定の
アイデアが属する分野の専門家が使用する端末装置30
と、資金提供希望者が使用する単数または複数の端末装
置20と、アイデア創作支援サーバ装置28と、情報提
供サーバ装置29と、アイデア価値評価サーバ装置31
と、資金提供者募集サーバ装置32と、経営サーバ装置
33とが、ネットワーク40を介して接続される。
【0020】ここで、アイデア保有者とは、アイデアの
発案者、または当該発案者から特許を受ける権利の譲渡
を受けた者などをいう。本実施形態では、本発明のアイ
デアの一例として、特許法の発明に該当する自然法則を
利用した技術的思想の創作を例示する。また、資金提供
者とは、当該アイデアを用いた起業に資金提供を行う
者、並びに当該アイデアに関する権利を購入する者であ
り、本発明の資金提供者に対応している。また、アイデ
ア価値評価サーバ装置31が本発明のアイデア評価装置
に対応し、資金提供者募集サーバ装置32が本発明の資
金提供者募集装置に対応し、経営サーバ装置33が本発
明のアイデア運用装置に対応している。
【0021】アイデア運用システム1では、アイデア創
作支援サーバ装置28、情報提供サーバ装置29、アイ
デア価値評価サーバ装置31、資金提供者募集サーバ装
置32、経営サーバ装置33が、ネットワーク40を介
して通信しながら連携して動作する。また、図1に示す
各種のサーバ装置は、機能毎に分けられているが、同一
の装置や任意に組み合わされた装置で構成してもよい。
【0022】なお、本実施形態では、図1に示すよう
に、それぞれ単数の端末装置10,20,30がネット
ワーク40に接続されている場合を例示しているが、実
際には複数の端末装置10,20,30がネットワーク
40に接続されている。
【0023】以下、図1に示したアイデア運用システム
1の構成要素について詳細に説明する。 〔端末装置10〕端末装置10は、例えば、パーソナル
コンピュータであり、アイデア保有者によるキーボード
やマウスなどの操作手段の操作に応じた要求を、ネット
ワーク40を介して上述した各種サーバ装置に送信す
る。
【0024】〔端末装置20〕端末装置20は、例え
ば、パーソナルコンピュータであり、例えば、資金提供
者、資金提供希望者あるいは資金提供者登録希望者によ
るキーボードやマウスなどの操作手段の操作に応じた要
求を、ネットワーク40を介して資金提供者募集サーバ
装置32などのサーバ装置に送信する。
【0025】〔端末装置30〕端末装置30は、例え
ば、パーソナルコンピュータであり、例えば、アイデア
価値評価サーバ装置31からの要求に応じて、アイデア
が属する種々の分野の技術やビジネスなどの専門知識を
持つ第3者評価者がキーボードやマウスなどの操作手段
の操作して入力した評価情報を、ネットワーク40を介
してアイデア価値評価サーバ装置31などに送信する。
当該評価情報は、アイデア価値評価サーバ装置31か
ら、対応するアイデア保有者の端末装置10に、当該第
3者評価者の登録ID、専門分野およに経歴などの紹介
情報と共に送信される。アイデア保有者は、第3者評価
者による評価情報について、どの程度参考になったか否
かを示す回答を端末装置10を用いてアイデア価値評価
サーバ装置31に送信する。本実施形態では、上記第3
者評価者は、所定の要件に基づいて、ネットワーク40
上で募集される。当該募集によって採用が決定した第3
者評価者は、登録時に、評価対象となるアイデアについ
ての守秘契約を結ぶ。これにより、評価対象となったア
イデアが新規性を失うことが回避される。また、第三者
評価者は、専門分野別に分類して登録されており、一定
期間の任期が決められている。また、第三者評価者の採
用の決定は、アイデア価値評価サーバ装置31が所定の
基準に従って自動的に行う。
【0026】〔アイデア創作支援サーバ装置28〕アイ
デア創作支援サーバ装置28は、アイデア保有者による
操作に応じたアイデア創作支援要求を端末装置10から
受信する。アイデア創作支援サーバ装置28は、アイデ
ア創作支援要求に応じて、内蔵しているデータベース、
あるいは外部のデータベースを検索して得た情報を用い
て、アイデア創作支援要求があったアイデアが、市場に
おいて現在または将来にどの程度の経済的価値を持つか
を判断する。また、アイデア創作支援サーバ装置28
は、高い経済的価値を持つアイデアが創作されることを
支援(補助)するために、当該アイデアの経済的な価値
を高めるために有効な所定の情報を端末装置10に送信
する。
【0027】アイデア創作支援サーバ装置28は、例え
ば、当該アイデアが属する技術分野、当該アイデアを用
いたことによる効果、当該アイデアに関する製品あるい
はサービスを利用する者の特性、並びに利用する場所な
どの所定の評価項目についての所定の定性的な評価また
は定量的な情報を定量的な評価量に変換し、当該評価量
を、必要に応じて所定の係数を乗算した後に加算して評
価値を算出する。そして、アイデア創作支援サーバ装置
28は、上記評価値を高めるために、アイデアをどの様
に変更すれば良いかを判断する際に参考となる情報を、
アイデア創作支援要求の要求元の端末装置10に送信す
る。これにより、アイデア創作支援サーバ装置28は、
アイデア保有者に、端末装置10に送信した上記情報を
参考にして自らのアイデアを修正する機会を与え、修正
後のアイデアの経済的価値をさらに判断する。
【0028】〔情報提供サーバ装置29〕情報提供サー
バ装置29は、例えば、キーワードを用いて内容が関連
する特許公報などの技術情報(文献)、経済白書、株
価、市場規模、市場トレンド情報、為替相場などの情報
を、検索可能なデータベースを提供するサーバである。
【0029】〔アイデア価値評価サーバ装置31〕アイ
デア価値評価サーバ装置31は、図2に示すように、例
えば、アイデア保有者による操作に応じたアイデア価値
評価要求を端末装置10から受けると、端末装置10、
情報提供サーバ装置29、第3者評価者の端末装置30
および自らが有するデータベースなどからアイデア価値
評価の参考になる定性的な情報(または定量的な情報)
を得る。そして、アイデア価値評価サーバ装置31は、
当該得た定性的な情報(または定量的な情報)を数値化
して、当該アイデアの特許可能性、技術的価値および経
済的価値などを評価した定量的な評価結果情報を生成す
る。
【0030】図3は、アイデア価値評価サーバ装置31
の機能ブロック図である。図3に示すように、アイデア
価値評価サーバ装置31は、例えば、受信部111、デ
ータベース112、処理部113および送信部114を
有する。ここで、データベース112が本発明の記憶手
段に対応し、受信部111が本発明の入力手段および受
信手段に対応し、処理部113が本発明の評価手段に対
応し、送信部114が本発明の送信手段に対応してい
る。
【0031】受信部111は、例えば、端末装置10あ
るいは20から、アイデア価値評価要求を受信する。ま
た、受信部111は、端末装置30から、アイデア価値
評価の参考になる定性的な情報あるいは定量的な情報を
受信する。
【0032】データベース112は、例えば、特許公報
などの技術情報(文献)、経済白書、株価、市場規模、
市場トレンド情報、為替相場などの後述するアイデア価
値評価に必要な種々の情報をキーワードを用いて検索可
能な状態で記憶する。すなわち、データベース112
は、アイデアに関する定性的な情報または定量的な情報
から、前記アイデアの価値を評価した定量的な評価結果
情報を得るための評価用情報を記憶している。また、ア
イデア価値評価サーバ装置31は、ネットワーク40を
介して情報提供サーバ装置29にアクセスが可能であ
る。
【0033】処理部113は、受信部111が受信した
アイデア価値評価要求に応じて、データベース112が
記憶している評価用情報や情報提供サーバ装置29が提
供する情報などを用いて、後述するように、発明性、産
業上利用性、新規性および進歩性の調査および判断処
理、評価結果情報を生成処理、評価シミュレーション処
理などを行う。
【0034】送信部114は、処理部113が生成した
評価結果情報およびシミュレーション結果などを端末装
置10に送信する。
【0035】図4および図5は、アイデア価値評価サー
バ装置31の処理を説明するためのフローチャートであ
る。なお、図4に示すステップST12〜ST15の順
序は任意である。 ステップST11:受信部111は、例えば、ネットワ
ーク40を介して端末装置10などからアイデア価値評
価要求を受信する。
【0036】ステップST12:受信部111は、評価
を行う対象となるアイデアの発明性および産業上の利用
性を調査および判断するために必要なキーワードを端末
装置10から受信し、当該キーワードを用いて、当該ア
イデアが例えば特許法上の発明として成立するか、また
は産業上の利用性があるか否かを調査および判断する。
【0037】ステップST13:受信部111は、評価
を行う対象となるアイデアの新規性を調査および判断す
るために必要なキーワードを端末装置10から受信し、
当該キーワードを用いて、情報提供サーバ装置29およ
びデータベース112などにアクセスを行い、当該キー
ワードによって特定されるアイデアと同一のアイデアが
公知になっているか否かを判断する。このとき、処理部
113は、端末装置10から受信したキーワードと、同
一あるいは類似するキーワードが、情報提供サーバ装置
29およびデータベース112に格納された特許公報な
どの情報に存在する数などを基準として、例えば、数値
化された新規性評価値を算出する。当該新規性評価値の
算出は、有効な評価の基準を得るために、例えば、キー
ワードに重要度を付け、重要度の高いキーワードの発生
に対して、重要度の低いキーワードが発生した場合に比
べて大きな値が新規性評価値に加えられるようにした
り、複数のキーワードが同時に出現するセンテンスの数
に応じて新規性評価値を高めたりして行われる。この場
合、新規性評価値が示す値が低いほど、当該アイデアが
新規なものである可能性が高いと判断される。送信部1
14は、必要に応じて、処理部113が算出した新規性
評価値を、ネットワーク40を介して、アイデア価値評
価要求の送信元である端末装置10に送信する。
【0038】ステップST14:処理部113は、評価
対象となるアイデアが、特許法で規定されているいわゆ
る進歩性を有しているか否かを、ステップST13で得
た情報および新規性評価値などを用いて調査および判断
する。当該進歩性の判断は知識および経験に基づく要素
が大きいため、客観的な判断を可能にするために、処理
部113は、後述する高度客観評価処理を行って当該進
歩性の判断を行う。
【0039】ステップST15:受信部111は、例え
ば、ネットワーク40を介して端末装置10などからア
イデア評価のカテゴリの指示を受ける。ここで、カテゴ
リには、例えば、電子・電気工学や機械工学などの工業
分野や、日常生活や自動車用品などの商業圈などがあ
る。
【0040】ステップST16:処理部113は、ステ
ップST12,S13,S14の結果、ステップST1
5で指定されたカテゴリ、端末装置30から得たAHP
(Analytic Hierarchy Process)による定性的な情報と、
定量的な情報と、評価関数とを用いて、例えば、図6に
示される手法で、定量的な評価結果情報(評価指標)を
生成する。具体的には、処理部113は、当該アイデア
が属するカテゴリにおける当該アイデアに関する規模の
基準値に所定の係数を乗算して、当該カテゴリにおける
当該アイデアの評価値を算出する。また、処理部113
は、当該アイデアによって便利になる事項、利用者、利
用場所などを基に予測した売り上げ数量などから、当該
アイデアによって見込まれる収入金額などを示す金額情
報を算出する。そして、処理部113は、当該算出した
評価値および金額情報を基に、定量的な評価値を示す評
価結果情報を生成する。送信部114は、当該生成した
評価結果情報を、端末装置10からの閲覧ができるよう
にアイデア価値評価サーバ装置31のデータベース11
2に格納したり、あるいは、電子メールなどの形式で端
末装置10に送信する。
【0041】ステップST17:処理部113は、ステ
ップST16で生成した評価結果情報を評価パラメータ
として用いて、感度解析処理、変分法、最適計画法、線
形/非線形型計画法などの数値解析処理、あるいは統計
処理などによる評価シミュレーションを行う。そして、
処理部113は、例えば、図7(A)に示すように、ア
イデアの評価値と特許の権利化成功率との関係を示した
グラフ上に、ステップST16で得た当該アイデアの評
価値に対応する位置を特定した表示を行う情報を生成
し、当該情報を端末装置10に提供する。また、表示
は、アイデア運用システム1の過去の実績・履歴を活用
し、そこから算出したものを使用する。これにより、ア
イデア運用システム1の制度・確度を向上し、信頼効果
をもたらすことができる。また、処理部113は、例え
ば、図7(B)に示すように、評価パラメータと評価値
との関係を示すグラフ上で、例えば、アイデア保有者に
よるアイデアの変更に応じた評価パラータに対応する位
置を特定した表示を行う情報をリアルタイムに生成し、
当該情報を端末装置10に提供する。これにより、アイ
デアの評価をゲーム感覚で楽しめるようになる。このと
き、処理部113は、アイデアの変更と評価パラメータ
の変化との関係(どのようにアイデアを変更すれば、評
価パラメータがどのように変化するか)をアイデア保有
者に示唆する情報を推論エンジンや第三者評価者の意見
などを利用して生成し、これを端末装置10に提供して
もよい。
【0042】また、処理部113は、アイデアが複数回
にわたって変更された場合に、それによる評価パラメー
タの変化履歴を時系列的に把握できるように情報を生成
する。図7(B)に示す例では、例えば、評価パラメー
タがA,B,Cの順で変化した場合を示している。な
お、アイデア保有者が、マウス、キーボード、パッド、
ジョイスティック、トラックボール、タッチパッドなど
の操作手段を用いて、評価パラメータや、シミュレーシ
ョンに用いられる関数および変数などを変更してもよ
い。また、処理部113は、ステップST16で得た金
額情報を基に、例えば、図7(C)に示すように、当該
アイデアを実施したビジネスが、損益分岐点に対してど
の程度の位置にあるか、また、当該アイデアの特許を取
得したことによる金銭的な利益がどの程度であるかを示
す情報を生成する。当該金銭的な利益は、例えば、当該
アイデアが特許になった場合に、特許権の存続期間と、
当該特許によって単位時間当たり得られることが予測さ
れる経済的利益(ビジネス量)とを考慮して予測され
る。
【0043】ステップST18:処理部113は、ステ
ップST17のシミュレーション結果などを用いて、当
該アイデアの評価値および金額情報を最も高めることが
可能な、当該アイデアの構成および実施態様などを決定
し、その情報を端末装置10に提供する。
【0044】ステップST19:処理部113は、アイ
デア保有者に、ステップST18で決定した情報と共
に、当該アイデアを変更するか否かを問い合わせる情報
を、送信部114を介して端末装置10に送信する。そ
して、処理部113は、アイデアを変更する旨の指示を
受けると、変更後のアイデアについてステップST12
の処理を繰り返す。また、処理部113は、アイデアを
変更しない旨の指示を受けると、ステップST20の処
理に進む。
【0045】ステップST20:処理部113は、アイ
デア保有者に、当該アイデアを資金提供者募集サーバ装
置32に登録するか否かを問い合わせる情報を、送信部
114を介して端末装置10に送信する。処理部113
は、当該問い合わせに応じて、登録する旨の指示を受け
ると、ステップST21の処理に進み、そうでない場合
には処理を終了する。
【0046】ステップST21:処理部113は、当該
アイデアに関する情報を資金提供者募集サーバ装置32
に送信する。また、処理部113は、所定の基準に従っ
て、アイデア価値評価要求の送信元に課金処理を行う。
当該課金は、例えば、端末装置10およひアイデア価値
評価サーバ装置31で用いられるアイデア価値評価用の
アプリケーションプログラムの利用料、情報提供料、会
費、当該アイデアが資金提供者募集サーバ装置32に登
録された成功報酬あるいは特許になったことに対しての
成功報酬の徴収として行ってもよい。
【0047】以下、前述した図4に示すステップST1
4、ST15およびST16などで用いられる高度客観
評価処理について説明する。図8は、当該高度客観評価
処理を説明するための処理の流れの概念図である。 ステップST81:アイデア価値評価サーバ装置31の
処理部113は、ネットワーク40を介して、例えば、
専門分野などを指定して、第三者評価者を募集する。そ
して、当該第三者評価者にIDなどを付与して、当該者
によるアイデア価値評価サーバ装置31への情報提供を
許可する。
【0048】ステップST82:アイデア価値評価サー
バ装置31の受信部111は、例えば、評価対象につい
ての定性的な情報または定量的な情報を、アイデア保有
者の端末装置10および第三者評価者の端末装置30か
ら受信する。
【0049】ステップST83:処理部113は、ステ
ップST82で受信した定性的な情報または定量的な情
報を、AHPなどの予め決められた基準に従って、定量
的な情報に変換する。
【0050】ステップST84:処理部113は、ステ
ップST83で得た定量的な情報を用いて、評価結果情
報を生成する。
【0051】〔資金提供者募集サーバ装置32〕資金提
供者募集サーバ装置32は、端末装置10やアイデア価
値評価サーバ装置31から、登録対象となるアイデアに
関する情報を受信すると、当該アイデアについての登録
処理を行う。また、資金提供者募集サーバ装置32は、
登録された所定の資金提供希望者や資金提供者などによ
る操作で端末装置20からの資金提供者登録要求、資金
提供要求および閲覧要求などに応じた資金提供者登録処
理、資金提供者受け付け処理、登録されたアイデアの閲
覧、資金提供成立および不成立に伴う処理、並びにアイ
デア価値評価サーバ装置31からの資金提供者募集要求
に応じた資金提供者募集処理などを行う。資金提供者募
集サーバ装置32は、例えば、当該アイデアを権利化す
るまでの資金(例えば、明細書作成費用)を提供する者
を募集したり、当該アイデアを事業化する際に必要な資
金を提供する者を募集する。
【0052】図9は、資金提供者募集サーバ装置32の
機能ブロック図である。図9に示すように、資金提供者
募集サーバ装置32は、例えば、受信部121、データ
ベース122、処理部123および送信部124を有す
る。
【0053】受信部121は、例えば、端末装置10,
20およびアイデア価値評価サーバ装置31から所定の
情報および要求などを受信する。
【0054】データベース122は、例えば、登録され
たアイデアの内容、新規性評価値、アイデア評価結果情
報、当該アイデアの登録日、当該アイデアの保有者の名
前、当該アイデア保有者のアイデア保有者ID、当該ア
イデアのカテゴリ、優先度(例えば、資金提供者募集期
限までの余裕度)などの項目を関連付けて記憶し、資金
提供希望者が資金提供を行うにあたって有用な情報を提
供する。
【0055】また、データベース122は、登録された
各アイデアについて、当該アイデアに対しての資金提供
や、当該アイデアの売買および譲渡などの経歴情報を記
憶している。また、データベース122は、登録された
アイデアに関する情報が閲覧された履歴を示す閲覧履歴
情報を記憶し、当該閲覧履歴情報を当該アイデアのアイ
デア保有者および資金提供希望者に提供する。当該閲覧
履歴情報は、例えば、閲覧数に応じて、所定の特典を当
該アイデア保有者および資金提供希望者に与えるなどの
サービスに用いられる。
【0056】データベース122による登録されたアイ
デアに関する情報の閲覧は、例えば、資金提供者募集サ
ーバ装置32が開設するホームページを用いて行われ
る。
【0057】また、ホームページ上での各アイデアの詳
細な情報(例えば、アイデアの具体的な内容・構成)に
ついてのアクセスは、登録された資金提供希望者に関し
ては所定の本人認証処理を経た後に全てのアイデアに対
して可能であるが、アイデア保有者に関しては、所定の
本人認証を経た後に当該アイデア保有者が登録したアイ
デアに関してのみ詳細な情報にアクセスができ、他のア
イデア保有者が登録したアイデアに関してはアイデア保
有者としては詳細な情報にアクセスできない。
【0058】また、データベース122は、登録された
アイデアに関しての所定の秘密保持契約を結んだ、アイ
デア保有者および資金提供希望者の個人情報、資金提供
者IDおよびパスワードなどを記憶する。また、データ
ベース122は、当該秘密保持契約の秘密保持契約書の
情報を記憶する。なお、本人認証は、IDおよびパスワ
ード以外の例えばバイオメトリクスなどの手法を用いて
もよい。
【0059】処理部123は、受信部121がから受信
した、要求および情報に応じて、資金提供者募集処理な
どを行う。
【0060】送信部124は、端末装置10,20およ
び経営サーバ装置33などに所定の情報を送信する。
【0061】図10は、資金提供者募集サーバ装置32
の処理の概要を説明するためのフローチャートである。
以下、図10に示す各ステップを説明する。 ステップST31:処理部123は、例えば、端末装置
10あるいはアイデア価値評価サーバ装置31から受信
部121がアイデア登録要求を受けると、当該要求と共
に受信した、アイデア所有者の個人情報、発案者(発明
者)の属性、発案期日(発明日)、並びに当該アイデア
が属する分野などの資金提供判断に必要な情報をデータ
ベース122に登録する。また、処理部123は、例え
ば、当該要求に係わるアイデア所有者に、送信部124
を介して資金提供条件を問い合わせる。そして、当該問
い合わせに応じて、受信部121が、アイデアの価値総
額、1株あたりの額面、総株数に対してのアイデア所有
者の持分比率など資金提供を受けるための条件や、当該
アイデアの運用に関する条件を示す情報を端末装置10
などから受信すると、処理部123は、当該受信した情
報をデータベース122に記憶する。
【0062】ステップST32:処理部123は、端末
装置20から受信部121が資金提供者登録要求を受信
すると、オンライン/オフラインで当該資金提供希望者
との間で、データベース122に登録されたアイデアに
関しての秘密保持契約を結んだ後に、当該資金提供希望
者の個人情報と、当該資金提供希望者に発行した資金提
供者IDと、当該資金提供希望者が選択したパスワード
とをデータベース122に記憶する。資金提供者募集サ
ーバ装置32による登録されたアイデアに対しての資金
提供は、登録された資金提供希望者に対してのみ行われ
る。すなわち、資金提供者募集サーバ装置32は、登録
されたアイデアに関して秘密保持契約を結んだ者に対し
てのみ、登録さたアイデアに対しての資金提供を認め、
当該アイデアが公知になることを防いでいる。
【0063】ステップST33;各資金提供希望者は、
自らの端末装置20を操作することで、データベース1
22にアクセスを行い、登録されているアイデアに関す
る情報を検索および閲覧する。このとき、処理部123
は、資金提供者がデータベース122にアクセスする際
に、資金提供者IDおよびパスワードを当該資金提供希
望者の端末装置20から受信し、データベース122に
登録されている情報を参照して、当該資金提供希望者の
正当性を検証する。
【0064】ステップST34:資金提供希望者は、デ
ータベース122にアクセスを行うことで、端末装置2
0のディスプレイに表示された登録されたアイデアに関
する情報に基づいて、資金提供を行うアイデアおよび資
金提供条件を決定し、これらを特定した資金提供要求を
端末装置20から資金提供者募集サーバ装置32に送信
する。処理部123は、受信部121が受信した資金提
供要求に基づいて、資金提供希望者による資金提供の管
理、販売可能株数の管理、募集期日の管理、出資金の管
理を行う。このとき、出資金は出資したことが担保され
ていれば良く、その支払いは、資金提供の申し込み時、
あるいは申し込み後の所定の期日までの何れでも良い。
【0065】ステップST65:処理部123は、デー
タベース122に登録された各アイデアについて、所定
の期日までに、当該アイデアの運用に必要な所定の資金
の提供が得られたか否かを監視する。そして、処理部1
23は、所定の期日までに資金提供者を募集できた場合
にはステップST36の処理に進み、所定の期日までに
資金提供者を募集できなかった場合にはステップST3
7の処理に進み、それ以外の場合にはステップST34
の処理に戻る。当該アイデアの運用に必要は資金は、例
えば、アイデア保有者および専門家などから得た情報に
基づいて、処理部123が決定する。なお、処理部12
3は、資金提供希望者による当該資金の提供を、1次資
金提供および2次資金提供に分け、1次資金提供におい
て、当該アイデアの運用に当面必要な資金(例えば、特
許出願に伴って必要な資金)を提供する資金提供者を募
集するように処理を行ってもよい。
【0066】ステップST36:処理部123は、ステ
ップST35において、所定の期日までに所定の資金の
提供が得られたと判断した場合には、経営開始要求を送
信部124を介して経営サーバ装置33に送信する。
【0067】ステップST37:処理部123は、ステ
ップST35において、所定の期日までに所定の資金の
資金提供が得られなかったと判断した場合には、資金提
供希望者が既に資金提供申込時に資金を支払っている場
合には、それを返金するための処理を行い、資金提供申
込時に資金が支払われていない場合には、それが支払わ
れないようにするための処理を行う。
【0068】また、処理部123は、例えば、資金提供
希望者が資金提供申込時に支払った資金のうち、一定額
を、資金提供者募集サーバ装置32の利用料や手数料と
して徴収するための処理を行ってもよい。また、処理部
123は、資金提供希望者が支払った資金は、返金をせ
ず、一部または全部が資金提供者募集サーバ装置32の
運用者や、当該アイデアの保有者に所定の比率で支払わ
れるように処理してもよい。 〔経営サーバ装置33〕経営サーバ装置33は、資金提
供者募集サーバ装置32において資金提供者の募集に成
功したアイデアを、出資金を原資として運用、経営、決
算、利益配分、倒産および清算を行うための処理を行
う。
【0069】図11は、経営サーバ装置33の機能ブロ
ック図である。図11に示すように、経営サーバ装置3
3は、例えば、受信部131、データベース132、処
理部133および送信部134を有する。
【0070】受信部131は、例えば、資金提供者募集
サーバ装置32から経営開始要求を受信する。データベ
ース132は、経営開始要求と共に受信部131が受信
したアイデアに関する情報を登録して記憶すると共に、
当該アイデアの運用などを行うに当たって必要な情報を
記憶する。処理部133は、後述するように、当該アイ
デアの運用、経営、決算、利益配分、倒産および清算を
行うための処理を行う。なお、処理部133が行うアイ
デアの運用や経営などの処理のうち人的な判断が必要な
部分は、例えば、資金提供者によって選定された経営者
が行った判断結果に基づいて行われる。送信部124
は、必要な情報を端末装置20などに送信する。
【0071】図12は、経営サーバ装置33の処理を説
明するためのフローチャートである。 ステップST41:処理部133は、受信部131が資
金提供者募集サーバ装置32から経営開始要求を受信す
ると、資金提供が成立したアイデアを特定する情報をデ
ータベース132に登録して経営を開始する。処理部1
33は、資金提供者による資金提供によって得られた資
金を経営原資として経営を行うための処理を開始する。
ここで、当該アイデアを運用する事業の権利関係は、例
えば株式のような方法を採用する。具体的にはアイデア
保有者の持分以外を資本金とし、アイデア保有者の持分
は、資金提供成立直後に無償増資するなどの方法が採用
される。この段階では、当面の経営資金と当該事業の権
利関係が明確化されていれば良い。
【0072】処理部133は、例えば、先ず、当該アイ
デアを特許にするための手続に関する処理を行う。アイ
デアを特許にするには、特許出願の明細書を作成する必
要がある。経営サーバ装置33は、図示しない明細書作
成者募集サーバ装置と連携して、当該アイデアの明細書
を作成する明細書作成者を募集する。そして、明細書作
成者募集サーバ装置の管理下、募集して選んだ明細書作
成者に、当該アイデアの明細書を作成させる。受信部1
31は、明細書作成者募集サーバ装置から当該アイデア
の明細書の情報を受信し、データベース132に格納す
る。経営サーバ装置33は、資金提供資金のなかから当
該明細書の作成についての対価を明細書作成者に支払う
手続を管理する。また、経営サーバ装置33は、作成さ
れた明細書およびその他の必要な書類を特許庁に提出し
て特許出願を行う手続を管理する。当該特許出願では、
出願人は、例えば、経営サーバ装置33を運用する法人
あるいは個人となる。
【0073】ステップST42:処理部133は、当該
アイデアの特許出願を行った後に、電子メールやホーム
ページなどでネットワーク40を介して当該アイデアの
紹介を行ったり、放送、雑誌や新聞などのメディアを用
いて当該アイデアの紹介を行ったりする。当該紹介で
は、当該アイデアの特許に対してライセンス契約を取得
する者を募集したり、当該特許権そのものを譲渡する者
を募集する(譲渡先を募る)。当該特許権の譲渡は、前
述した資金提供者募集サーバ装置32が行う入札・競売
などの処理を用いて行ってもよい。処理部133は、上
記アイデアの紹介によって、ライセンス契約や特許権の
譲渡が成立した場合には、例えば、ネットワーク40を
介して、当該手続に関する処理および決済処理を行い、
それによって得られた収益を、当該アイデアの今後の運
用に当てたり、株主に配当金として分配するための処理
を行う。
【0074】ステップST43:処理部133は、例え
ば、当該アイデアの運用に、資金提供資金を越える資金
が必要になったか否かを判断し、資金提供資金内でアイ
デアを運用可能な場合には、ステップST42の処理に
戻り、そうでない場合にはステップST44の処理を実
行する。
【0075】ステップST44:処理部133は、当該
アイデアの資金提供者に対して増資を要求する増資要求
を送信部134を介して端末装置20に送信する。
【0076】ステップST45:処理部133は、所定
の期間内に、当該アイデアを運用可能な増資が得られた
場合には、ステップST42の処理に戻り、そうでない
場合にはステップST46の処理を実行する。
【0077】ステップST46:処理部133は、当該
アイデアを運用する事業の倒産処理を行う。処理部13
3が行う倒産処理には、種々の方法が考えられるが、例
えば、当該アイデアの事業に関する情報をもとに、当該
アイデアに資金提供した資金提供者(株主)に対して、
倒産時点で残資産を公知の合理的な方法で清算して分配
する処理を行う。また、処理部133は、電子マネーを
用いて清算を行う場合には、当該事業の残資産を、各資
金提供者の電子マネーとして移転登録する処理を行う。
【0078】以下、図1に示す各サーバ装置を用いたア
イデア運用システム1の全体動作を説明する。図13
は、当該動作を説明するためのフローチャート図であ
る。 ステップST71:アイデアの保有者は、自らのアイデ
アの価値を知りたい場合に、端末装置10を操作してア
イデア創作支援要求をアイデア創作支援サーバ装置28
に送信する。アイデア創作支援サーバ装置28は、アイ
デア創作支援要求に応じて、内蔵しているデータベー
ス、あるいは外部のデータベースを検索して得た情報を
用いて、アイデア創作支援要求があったアイデアが、市
場において現在または将来にどの程度の経済的価値を持
つかを判断する。また、アイデア創作支援サーバ装置2
8は、高い経済的価値を持つアイデアが創作されること
を支援(補助)するために、当該アイデアの経済的な価
値を高めるために有効な所定の情報を端末装置10に送
信し、当該情報を参考にして当該アイデア保有者がアイ
デアの修正を行うことを認める。アイデア創作支援サー
バ装置28は、当該修正されたアイデアの経済的価値を
さらに判断する。
【0079】ステップST72:アイデア価値評価サー
バ装置31は、図2に示すように、例えば、アイデア保
有者による操作に応じたアイデア価値評価要求を端末装
置10から受けると、端末装置10、情報提供サーバ装
置29、第3者評価者の端末装置30および自らが有す
るデータベースなどからアイデア価値評価の参考になる
定性的な情報(または定量的な情報)を得る。そして、
アイデア価値評価サーバ装置31は、当該得た定性的な
情報(または定量的な情報)を数値化して、当該アイデ
アの特許可能性、技術的価値および経済的価値などを評
価した定量的な評価結果情報を生成し、所定の基準を満
たす評価結果情報を得たアイデアに関する情報を、アイ
デア保有者の同意を得て、資金提供者募集サーバ装置3
2に送信する。
【0080】ステップST73:資金提供者募集サーバ
装置32は、ステップST72でアイデア価値評価サー
バ装置31から情報を受信したアイデアや、端末装置1
0から要求を受けたアイデアについて、当該アイデアに
資金提供する資金提供者を募集する。資金提供者募集サ
ーバ装置32は、例えば、当該アイデアの内容、並びに
ステップST72で得られたアイデアの評価結果情報
を、当該アイデアに関して所定の秘密保持契約を結んだ
資金提供希望者に提供し、当該アイデアに資金提供をす
る資金提供者を募る。この場合に、資金提供は、投資お
よび融資の何れでもよく、投資の場合には、例えば株式
のような形式が採用される。この場合に、資金提供者募
集サーバ装置32は、例えば、アイデア保有者に自らの
権利持分(株保有率)を決めさせ、残りの株に対して資
金提供者を募るための処理を行う。
【0081】ステップST74:経営サーバ装置33
は、少なくても、当該アイデアの運用に必要な運用資金
の額を算出し、当該算出した額の運用資金が、ステップ
ST73での資金提供者の資金提供によって得られた場
合に、当該アイデアに関しての経営処理を開始する。経
営サーバ装置33は、例えば、所定の明細書作成者募集
サーバ装置と連携して行われる当該アイデアの特許出願
に用いる明細書の作成依頼処理、特許庁との間の出願段
階での中間手続の管理処理、特許後のライセンス契約に
関する処理などの経営処理を行う。
【0082】ステップST75:経営サーバ装置33
は、当該アイデアの運用の経営が破綻した場合には、当
該アイデアに関する事業の所定の倒産処理を行う。
【0083】以上説明したように、アイデア運用システ
ム1によれば、アイデア価値評価サーバ装置31を用い
てアイデアの価値を定量的に示した評価結果情報をアイ
デア保有者などに提供できる。そのため、アイデア保有
者は、当該評価結果情報を参考にして、当該アイデアを
権利化するか否かを判断できる。また、資金提供者は、
当該評価結果情報を参考にして、当該アイデアに投資を
行うか否かを判断できる。また、アイデア運用システム
1によれば、アイデア価値評価サーバ装置31におい
て、アイデアの価値のシミュレーションを行い、アイデ
アの価値を高めるようにアイデアを変更するために有効
な情報をアイデア保有者などに提供できる。また、アイ
デア運用システム1によれば、アイデア価値評価サーバ
装置31は、専門家によるアドバイスをアイデアの評価
に反映させることができるため、質の高い評価を行うこ
とができる。
【0084】また、アイデア運用システム1では、アイ
デア価値評価サーバ装置31において所定の基準を満た
した経済価値評価が得られたアイデアを資金提供者募集
サーバ装置32に自動的に登録することから、投資価値
の高いアイデアを資金提供者募集サーバ装置32に効率
的に登録して投資の対象とすることができる。また、資
金提供者募集サーバ装置32では、当該アイデアを登録
する前に、アイデア保有者および資金提供者との間で当
該アイデアについての秘密保持契約を結ぶことから、当
該アイデアが公知になり特許性を失うことを防止でき
る。
【0085】また、アイデア運用システム1では、上述
したように、アイデア価値評価サーバ装置31および資
金提供者募集サーバ装置32を用いることで、高い経済
的価値を持つ優れたアイデアを、当該アイデアの価値を
示す情報を秘密保持契約を結んだ資金提供者にネットワ
ーク40を介して提供し、当該アイデアの運用(実施)
に必要な資金を当該資金提供者からネットワーク40を
介して集めることができる。そのため、アイデア運用シ
ステム1によれば、資金提供希望者は、各アイデアの経
済的価値を知ることができ、資金提供対象を決める材料
となる有効な情報を得ることができる。また、アイデア
運用システム1によれば、優れたアイデアについては、
多数の資金提供者から資金提供を得られる可能性があ
る。
【0086】本発明は上述した実施形態には限定されな
い。上述した実施形態では、本発明のアイデアとして、
特許法上の発明に該当するものを例示したが、その他、
特許法上の発明に該当しないようなサービス提供方法や
経営方法などの概念や、意匠などに関するアイデアや、
商標などを用いて事業を行う場合にも、本発明のアイデ
ア運用装置は適用可能である。
【0087】また、上述した実施形態では、アイデア価
値評価サーバ装置31において、アイデアの評価結果情
報を生成した場合を例示したが、前述した図4および図
5を用いて説明したアイデア評価処理を行うアプリケー
ションプログラムを端末装置10などの端末装置で実行
して評価結果情報を生成してもよい。また、端末装置1
0とアイデア価値評価サーバ装置31とが、ネットワー
ク40を介して通信を行いながら、相互に連携してアイ
デア評価処理を行うようにしてもよい。
【0088】また、アイデア創作支援サーバ装置28お
よびアイデア価値評価サーバ装置31などは、独立し
て、アイデア登録する前に利用できるようにしてもよ
い。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アイデアの価値の客観的な評価を提供できるアイデア評
価装置、アイデア運用システムおよびその方法を提供で
きる。また、本発明は、アイデアの権利化および事業化
を促進できるアイデア評価装置、アイデア運用システム
およびその方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施形態のアイデア運用シス
テムの全体構成図である。
【図2】図2は、図1に示すアイデア価値評価サーバ装
置と他の装置との間の通信関係を説明するための図であ
る。
【図3】図3は、図1に示すアイデア価値評価サーバ装
置の機能ブロック図である。
【図4】図4は、図1に示すアイデア価値評価サーバ装
置の処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】図5は、図1に示すアイデア価値評価サーバ装
置の処理を説明するための図4に続くフローチャートで
ある。
【図6】図6は、図1に示すアイデア価値評価サーバ装
置におけるアイデアの金額情報の生成方法を説明するた
めの図である。
【図7】図7は、図1に示すアイデア価値評価サーバ装
置が行うシミュレーション処理を説明するための図であ
る。
【図8】図8は、図1に示すアイデア価値評価サーバ装
置が行う高度客観評価処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図9】図9は、図1に示す資金提供者募集サーバ装置
の機能ブロック図である。
【図10】図10は、図1に示す資金提供者募集サーバ
装置の処理を説明するためのフローチャートである。
【図11】図11は、図1に示す経営サーバ装置の機能
ブロック図である。
【図12】図12は、図1に示す経営サーバ装置の処理
を説明するためのフローチャートである。
【図13】図13は、図1に示すアイデア運用システム
の全体動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10,20,30…端末装置、28…アイデア創作支援
サーバ装置、29…情報提供サーバ装置、30…新規性
調査サーバ装置、31…アイデア価値評価サーバ装置、
32…資金提供者募集サーバ装置、33…経営サーバ装
フロントページの続き (72)発明者 深堀 健一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大沢 光男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B049 CC00 GG02

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アイデアに関する所定の定性的な情報また
    は定量的な情報から、前記アイデアの価値を評価した定
    量的な評価結果情報を得るための評価用情報を記憶する
    記憶手段と、 アイデアに関する定性的な情報を入力する入力手段と、 前記評価用情報を用いて、前記入力されたアイデアに関
    する定性的な情報から、前記評価結果情報を生成する評
    価手段とを有するアイデア評価装置。
  2. 【請求項2】前記評価手段は、前記アイデアの経済的価
    値あるいは技術的価値を評価した前記評価結果情報を生
    成する請求項1に記載のアイデア評価装置。
  3. 【請求項3】前記入力手段は、前記アイデアの評価の要
    求元が送信した前記定性的な情報または前記定量的な情
    報と、前記アイデアが属する分野の専門家が送信した前
    記定性的な情報または前記定量的な情報とを受信する請
    求項1に記載のアイデア評価装置。
  4. 【請求項4】前記評価手段は、前記生成した評価結果情
    報を用いて、前記アイデアの価値をシミュレーションす
    る請求項1に記載のアイデア評価装置。
  5. 【請求項5】前記評価手段は、前記アイデアの価値を高
    めるように前記アイデアを変更するときに参考となる情
    報を生成する請求項1に記載のアイデア評価装置。
  6. 【請求項6】前記評価手段は、前記アイデアが、当該ア
    イデアを権利化するための要件を満たしているか否かを
    判断する請求項1に記載のアイデア評価装置。
  7. 【請求項7】ネットワークを介して受信したアイデア価
    値評価要求に応じてアイデアの評価を行うアイデア評価
    装置と、 前記評価が所定の基準を満たしたアイデアを登録し、当
    該登録したアイデアを運用するための資金を提供する資
    金提供者を募集する資金提供者募集装置と、 前記資金提供を受けたアイデアを運用するアイデア運用
    装置とを有するアイデア運用システムであって、 前記アイデア評価装置は、 アイデアに関する所定の定性的な情報または定量的な情
    報から、前記アイデアの価値を評価した定量的な評価結
    果情報を得るための評価用情報を記憶する記憶手段と、 アイデアに関する前記定性的な情報または前記定量的な
    情報を前記アイデア価値評価要求と共に受信する受信手
    段と、 前記評価用情報を用いて、前記入力されたアイデアに関
    する定性的な情報または定量的な情報から、前記評価結
    果情報を生成する評価手段と、 前記評価結果情報を、前記アイデア価値評価要求の送信
    元に送信する送信手段とを有するアイデア運用システ
    ム。
  8. 【請求項8】前記送信手段は、前記評価結果情報が示す
    評価が所定の基準を満たしたアイデアに関する情報を前
    記ネットワークを介して前記アイデア運用装置に送信
    し、 前記アイデア運用装置は、前記アイデア評価装置から前
    記情報を受信したアイデアを登録する請求項7に記載の
    アイデア運用システム。
  9. 【請求項9】前記受信手段は、前記アイデアが属する分
    野の専門家が送信した前記定性的な情報または前記定量
    的な情報を受信する請求項7に記載のアイデア運用シス
    テム。
  10. 【請求項10】前記受信手段は、前記アイデアが属する
    分野の専門家であって、前記アイデアを公知にしない旨
    の秘密保持契約を結んだ専門家が送信した前記定性的な
    情報または前記定量的な情報を受信する請求項9に記載
    のアイデア運用システム。
  11. 【請求項11】前記評価手段は、前記アイデアの経済的
    価値あるいは技術的価値を評価した前記評価結果情報を
    生成する請求項7に記載のアイデア運用システム。
  12. 【請求項12】前記評価手段は、前記生成した評価結果
    情報を用いて、前記アイデアの価値をシミュレーション
    する請求項7に記載のアイデア運用システム。
  13. 【請求項13】前記評価手段は、前記アイデアの価値を
    高めるように前記アイデアを変更するときに参考となる
    情報を生成する請求項7に記載のアイデア運用システ
    ム。
  14. 【請求項14】アイデアに関する所定の定性的な情報ま
    たは定量的な情報から前記アイデアの価値を評価した定
    量的な評価結果情報を得るための評価用情報を用いて、
    指定されたアイデアに関する定性的な情報または定量的
    な情報から前記評価結果情報を生成するアイデア評価方
    法。
  15. 【請求項15】前記評価用情報を用いて、前記アイデア
    の経済的価値あるいは技術的価値を評価した前記評価結
    果情報を生成する請求項14に記載のアイデア評価方
    法。
  16. 【請求項16】前記アイデアの評価の要求元が送信した
    前記定性的な情報または定量的な情報と、前記アイデア
    が属する分野の専門家が送信した前記定性的な情報また
    は定量的な情報とを受信し、 当該受信した情報を用いて前記評価用情報を生成する請
    求項14に記載のアイデア評価方法。
  17. 【請求項17】前記生成した評価結果情報を用いて、前
    記アイデアの価値をシミュレーションする請求項14に
    記載のアイデア評価方法。
  18. 【請求項18】前記アイデアの価値を高めるように前記
    アイデアを変更するときに参考となる情報を生成する請
    求項14に記載のアイデア評価方法。
  19. 【請求項19】前記アイデアが、当該アイデアを権利化
    するための要件を満たしているか否かを判断する請求項
    14に記載のアイデア評価方法。
  20. 【請求項20】アイデア価値評価要求に応じて、アイデ
    アに関する定性的な情報または定量的な情報から前記ア
    イデアの価値を評価した定量的な評価結果情報を得るた
    めの評価用情報を用いて、指定されたアイデアに関する
    定性的な情報または定量的な情報から前記評価結果情報
    を生成し、 前記評価結果情報が示す評価が所定の基準を満たしたア
    イデアを登録し、 当該登録したアイデアを運用するための資金を提供する
    資金提供者を募集し、 前記資金提供を受けたアイデアを運用するアイデア運用
    方法。
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