JP2002090204A - メータボックスと水道設備 - Google Patents

メータボックスと水道設備

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JP2002090204A
JP2002090204A JP2000284504A JP2000284504A JP2002090204A JP 2002090204 A JP2002090204 A JP 2002090204A JP 2000284504 A JP2000284504 A JP 2000284504A JP 2000284504 A JP2000284504 A JP 2000284504A JP 2002090204 A JP2002090204 A JP 2002090204A
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JP
Japan
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meter
radio wave
radio waves
water
water supply
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JP2000284504A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Suzuki
勉 鈴木
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Aichi Tokei Denki Co Ltd
Original Assignee
Aichi Tokei Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メータボックスが金属製の場合、側部部と底
部による電波の反射を抑制し、反射電波に起因する電波
伝搬特性の劣化をなくす。通信の信頼性を上げる。送受
信が最も良好な状態に簡単に調整する。 【解決手段】 水道メータ30の内部のアンテナを用い
て通信をする。電波はメータボックス23の蓋26の穴
27を通過する。側壁部24と底部25の内周に張り付
けたフェライト24bと25bが電波を吸収し、電波の
反射を抑制する。水道メータ30はカバー17を手で動
かしてメータ指示部19を回動さえ、内部のアンテナの
向きを変える。受信強度が最大になる角度を選ぶ。受信
強度は液晶表示のシンボルマークを視認して確認する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水道メータを設置す
るときに使うメータボックスと、このメータボックスと
水道メータを含む水道設備に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、無線通信を用いて検針で
きる無線検針用水道メータを特願平5−151742号
(特開平7−19927号)で提案した。この水道メー
タは、メータ計量部の上部に合成樹脂製のケースを備え
て、該ケースに電源用電池、計測値を積算するメータ電
子ユニット、積算データを電波形態の無線信号で送信す
る無線ユニットを内蔵し、かつ無線ユニットに接続した
アンテナを上記ケース或いは該ケースに備えた合成樹脂
製の開閉蓋に埋設している。一般に水道メータは設置す
るときに、メータボックス内に配設される。そしてメー
タボックスは金属製が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】メータボックスの側壁
部や底部が金属製の場合には、これらに電波が反射して
無線通信が阻害されるという問題点がある。また、メー
タボックスの蓋が金属製の場合には、電波の伝搬が阻害
されて無線通信の信頼度が悪くなるという問題点があ
る。
【0004】そこで本発明はかかる問題点を解消できる
メータボックスを提供することを第1の目的とする。ま
た、前記問題点を解消すると共に、検針時の電波の送受
信が良好に行える水道設備を提供することを第2の目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記第1の課題を解決す
るために、請求項1の発明は、側壁部と底部の少なくと
も内周面を電波吸収体で形成したことを特徴とするメー
タボックスである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1のメータボッ
クスにおいて、電波を通すための穴を蓋に明けたことを
特徴とするものである。
【0007】請求項3の発明は、前記第2の目的を達成
するためのもので、メータボックスと該メータボックス
内に設置された無線検針用水道メータとを含む水道設備
において、水道メータのアンテナの向きを水平面内で変
更可能とするとともに、メータボックスの蓋に、水道メ
ータの位置を中心としてその周りに複数の穴を明け、か
つ同ボックスの側壁部と底部の少なくとも内周面を電波
吸収体で形成したことを特徴とする水道設備である。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の水道設備に
おいて、水道メータの液晶表示部に電波の受信強度を複
数段階で表示するシンボルマークを配設したことを特徴
とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】次に本発明の好ましい実施の形態
を図面の実施例に従って説明する。
【0010】図1と図2において、30は水道管21に
接続した無線検針用電子式水道メータ、22は水道メー
タ30と直列に連結された止水栓である。23はメータ
ボックスで、4面の側壁からなる側壁部24と、底部と
側壁部24に蝶番で開閉可能に取り付けられた蓋26と
からなる。24aは水道管21を通すために側壁部24
に形成した切欠きである。
【0011】24bと25bはそれぞれ側壁部24と底
部25の内周面に張り付けた電波吸収体で、実施例では
フェライトを用いている。なお、フェライトを内周面に
張り付ける代わりに、側壁部24や底部25をフェライ
トで形成してもよい。これらのフェライトは電波の反射
を抑制して、反射電波に起因する電波伝搬特性の劣化を
防止する。
【0012】蓋26には、水道メータの中心Y−Yの周
りに円周を16等分して16個のスリット状の穴27が
明けてある。この穴27は、特に図2に示すように、水
道メータの中心Yに対して放射状、即ち半径方向にスリ
ットの長手方向が向くように形成されている。この穴2
7は雨やほこりの侵入を防ぐために樹脂製の栓40で埋
めてある。穴27の上面テーパは栓の落下を防ぐ。
【0013】図2で、蓋26の図示下方に明けられた穴
28は電波の通るための穴ではなく、蓋26を開くため
の指掛け用の周知の穴(厳密には切欠き)である。
【0014】水道メータ30は図3に示すように、アン
テナ14の向きが水平面内で変更可能で、かつ流量積算
値を表示する液晶表示部12に電波の受信強度を複数段
階で表示するシンボルマーク12a〜12eを備えてい
る。
【0015】図3(a)(b)の水道メータ30で、下
ケース1の流入口1Aから流入する水は、ストレーナ
2、インナーケース3のノズルを通って噴流となって羽
根車4を回転させる。羽根車4はインナーケース3の底
部中心に垂直に立てられたピポット5に回転可能に支承
されている。羽根車4の軸の上端に設けた永久磁石4A
は羽根車4と共に回動し、回転磁界を生じる。受圧板6
はOリング7を介して下ケース1の上部開口部に載置さ
れ、下ケース1の上部の雌ねじに押えねじ8を螺着する
ことで、下ケース1に水密的に装着されている。
【0016】電子回路部9の電子回路基板10には、永
久磁石4Aの回転磁界を検出して電気信号に変換する磁
気センサ11と、該磁気センサ11の電気信号から流量
積算値を演算する電子回路と流量積算値を表示する液晶
表示部12と電源用電池13と流量積算値を電波で送信
するアンテナ14とが搭載され、非磁性材からなる下板
15と該下板15にパッキン16を介して水密的に取り
付けられた透明なカバー17とで構成された指示部ケー
ス18に電子回路部9が水密的に内蔵され、かつ下板1
5に固着されている。こうして、指示部ケース18と、
該ケース18に内蔵された電子回路基板10〜アンテナ
14とからなる電子回路部9とでメータ指示部19が構
成されている。
【0017】液晶表示部12には、流量積算値を表示す
る数字の他に、5つの四角形のシンボルマーク12a〜
12eが並設され、受信電波の強度に応じてこれらのシ
ンボルマークが点灯する。この場合、受信強度を5段階
表示で表示する。即ち、最も弱い電波ではシンボルマー
ク12aだけが点灯し、次に強い電波では12aと12
bが点灯する。このように受信強度が強くなる程、更に
12c,12d,12eと点灯するシンボルマークが増
加し、最強のときは図示のように12a〜12eの5個
のシンボルマークが点灯する。こうして、シンボルマー
ク12a〜12eはいわゆるバーグラフを構成してい
る。
【0018】ところで、メータ指示部19は指示部ケー
ス18の下板15を押えねじ8の上部に当接して部材2
0をカーリングすることで押えねじ8の上部に摺動可能
かつ回動可能に装着される。こうして、メータ指示部1
9は計量部21を構成する下ケース1に対して相対的に
回動可能であり、下ケース1に対して相対的に任意の角
度Aでその角度位置を保持(固定)可能である。メータ
指示部19は、羽根車4の軸線Y−Yを中心として回動
するように配設され、磁気センサ11は羽根車4の軸線
Y−Y上に配設されている。この軸線Y−Yは前記水道
メータの中心Y−Yに相当する。
【0019】図2に示すように水道管21に下ケース1
の流入口と流出口を連結して配設された水道メータ30
は、下ケース1の流入口と流出口を結ぶ前記軸線X−X
が水道管21により決まる方向を向く。この設置環境
で、アンテナ14の指向性とアンテナ14の向きによっ
ては、最良の送受信状態を得難い場合もある。そのとき
は、カバー17を手で操作してメータ指示部19を回動
させ、最良の受信状態が得られるよう図3の角度Aまで
メータ指示部19の向きを変える。こうすることでアン
テナ14の向きを変え、良好な送・受信状態が得られ
る。
【0020】このようにして、メータ指示部19の向き
を変えて、最良の受信状態を探すときに、受信状態のモ
ニターできる表示機能としての複数段階で表示する前記
シンボルマークが目安として役立つ。また、スリット状
の穴27が電波を効果的に通過させる。
【0021】
【発明の効果】本発明のメータボックスは上述のように
構成されているので、電波吸収体が電波の反射を抑制
し、反射電波に起因する電波伝搬特性の劣化を防止す
る。従って無線検針時の送受信が確実にでき、通信の信
頼性が向上する。
【0022】また、請求項2の発明では、更に、メータ
ボックスの蓋が金属製の場合でも、電波が穴を通って伝
わり、無線検針時の通信を阻害する虞れがなくなる。
【0023】更にまた、請求項3の発明では、設置環境
に応じてアンテナの向きを変えて、最も送受信が良好な
状態を得ることができる。
【0024】そして、請求項4の発明では、受信強度と
受信状況の余裕をシンボルマークで確認してアンテナの
最適方向を容易に決めることができ、通信の信頼度を向
上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水道設備の実施例の縦断面図。
【図2】図1の実施例の平面図。
【図3】図1の実施例に用いる水道メータで、(a)は
縦断面図、(b)は平面図。
【符号の説明】
12 液晶表示部 12a,12b,12c,12d,12e シンボル
マーク 14 アンテナ 21 水道管 23 メータボックス 24 側壁部 24b フェライトで形成した内周面 25 底部 25b フェライトで形成した内周面 26 蓋 27 穴 30 水道メータ Y−Y メータの中心
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01F 1/00 G01F 1/00 Y 1/075 1/075 15/06 15/06 G08C 17/00 G08C 17/00 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁部と底部の少なくとも内周面を電波
    吸収体で形成したことを特徴とするメータボックス。
  2. 【請求項2】 電波を通すための穴を蓋に明けたことを
    特徴とする請求項1のメータボックス。
  3. 【請求項3】 メータボックスと該メータボックス内に
    設置された無線検針用水道メータとを含む水道設備にお
    いて、水道メータのアンテナの向きを水平面内で変更可
    能とするとともに、メータボックスの蓋に、水道メータ
    の位置を中心としてその周りに複数の穴を明け、かつ同
    ボックスの側壁部と底部の少なくとも内周面を電波吸収
    体で形成したことを特徴とする水道設備。
  4. 【請求項4】 水道メータの液晶表示部に電波の受信強
    度を複数段階で表示するシンボルマークを配設したこと
    を特徴とする請求項3記載の水道設備。
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