JP2002084728A - アウターロータ式磁石回転機 - Google Patents

アウターロータ式磁石回転機

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JP2002084728A
JP2002084728A JP2000272504A JP2000272504A JP2002084728A JP 2002084728 A JP2002084728 A JP 2002084728A JP 2000272504 A JP2000272504 A JP 2000272504A JP 2000272504 A JP2000272504 A JP 2000272504A JP 2002084728 A JP2002084728 A JP 2002084728A
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JP
Japan
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stator
flywheel
rotating machine
outer rotor
rotor type
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Withdrawn
Application number
JP2000272504A
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English (en)
Inventor
Shuichi Muramatsu
秀一 村松
Mitsuyoshi Shimazaki
充由 島崎
Masanori Nakagawa
昌紀 中川
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Mahle Electric Drive Systems Co Ltd
Original Assignee
Kokusan Denki Co Ltd
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Publication date
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  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステータの放熱を従来に比べて良好に行える
アウターロータ式磁石回転機を得る。 【解決手段】 ステータ鉄心1の各極部1aにコイル2
を巻装したステータ3と、ステータ3の外周を包囲する
フライホイール4とその内周に支持されてステータ鉄心
1の極部1aに対向する界磁磁石とを備えたロータ6と
を有する。ステータ3をフライホイール4の外にはみ出
した状態にして組み込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電機や電動機と
して使用されるアウターロータ式磁石回転機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は界磁磁石としてフェライト磁石を
使用した従来のアウターロータ式磁石回転機を示したも
のである。
【0003】このアウターロータ式磁石回転機は、ステ
ータ鉄心1の各極部1aにコイル2を巻装したステータ
3と、該ステータ3の外周を包囲するフライホイール4
とその内周に支持されてステータ鉄心1の極部1aに対
向するフェライト磁石5Aとを備えたロータ6とを有
し、フライホイール4の底部のボス7には回転軸8がボ
ルト7aで固定された構造になっている。ボス7は、フ
ライホイール4の底部にネジ7bで交換可能に固定され
ている。回転軸8は、ステータ鉄心1の中央の孔9を回
転自在に貫通している。
【0004】このようなアウターロータ式磁石回転機で
は、ステータ3とフライホイール4の位置関係は、一般
的に図示のようにステータ3は完全にフライホイール4
内に収容されていた。
【0005】しかしながら、このような構造では、ステ
ータ3が直接外気に触れる面積が小さく、コイル2の発
熱によりステータ3の温度上昇が大きくなる。また、熱
伝導によりフェライト磁石5Aの温度上昇も起きる。こ
のようなコイル2及びフェライト磁石5Aの温度上昇に
より回転機の出力が減少してしまうことになる。
【0006】これに対して、図5に示すように、界磁磁
石として希土類磁石5Bを使用すると、希土類磁石5B
の軸方向長さが短くなる。そこで、ステータ3の軸方向
長さも短くしようとするが、磁石変更前後で磁束量は変
わらないため、ステータ3の軸方向長さを短くすると、
磁束密度が増加することになる。ただし、元々ステータ
鉄心1は飽和磁束密度付近で使用しているため、これ以
上該ステータ鉄心1の断面積を小さくすると、該ステー
タ鉄心1の磁束密度が飽和してしまい、ステータ3の軸
方向長さの変更後では、磁束量が減少する。ステータ鉄
心1の磁束が減少することで、回転機の出力も減少して
しまう。
【0007】よって、ステータ3の軸方向長さは、基本
的には変更できない。それゆえ、フライホイール4の共
通化等から同様な構造になっている。それゆえ、冷却効
果も従来と同じ程度しか得られなかった。
【0008】この問題の解決策として、図6(A)
(B)に示すように、フライホイール4の底部に通気口
10を設け、コイル2を直接外気にさらして放熱させる
構造や、図7に示すように、フライホイール4の底部
と、ステータ3を固定する固定板11とに通風口10,
12を設け、且つフライホイール4の底部の内面にファ
ン13を設け、コイル2及びフェライト磁石5Aに積極
的に風を送って冷却する構造が提案されている。この図
7では、固定板11に突設された筒状のボス14の外周
にステータ鉄心1が固定され、回転軸8はボス14の中
に通されて軸受15で回転自在に支持されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6
(A)(B)や図7に示すアウターロータ式磁石回転機
では、いずれにしてもステータ3の外周がフライホイー
ル4で包囲されているので、ステータ3の放熱性能が悪
い等の問題点があった。
【0010】本発明の目的は、ステータの放熱を従来に
比べて良好に行えるアウターロータ式磁石回転機を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ステータ鉄心
の各極部にコイルを巻装したステータと、該ステータの
外周を包囲するフライホイールとその内周に支持されて
ステータ鉄心の極部に対向する界磁磁石とを備えたロー
タとを有するアウターロータ式磁石回転機を改良するも
のである。
【0012】本発明のアウターロータ式磁石回転機にお
いては、ステータがフライホイールの外にはみ出した状
態で組み込まれていることを特徴とする。
【0013】このようにステータをフライホイールの外
にはみ出させると、ステータの放熱を従来に比べて良好
に行わせることができる。
【0014】また、本発明のアウターロータ式磁石回転
機においては、界磁磁石が希土類磁石であることを特徴
とする。
【0015】このように界磁磁石として希土類磁石を用
いると、軸方向寸法を小さくでき、このためフライホイ
ールの軸方向寸法を短くすることができ、ステータを容
易にフライホイールの外にはみ出させることができる。
【0016】また、本発明のアウターロータ式磁石回転
機においては、フライホイールの底部側に通風口が設け
られていることを特徴とする。
【0017】この通風口によりステータに沿って風を流
すことができ、より一層良好にステータを冷却すること
ができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るアウターロー
タ式磁石回転機における実施の形態の第1例を示したも
のである。なお、前述した図5と対応する部分には、同
一符号を付けて示している。
【0019】本例のアウターロータ式磁石回転機では、
フライホイール4の内周に支持されている界磁磁石が希
土類磁石5Bとなっている。希土類磁石5Bは磁束密度
が大きいので、フェライト磁石5Aと同じ磁束密度を得
るためには軸方向寸法を小さくでき、このためフライホ
イール4は軸方向寸法が短く形成され、ステータ3がフ
ライホイール4の外にはみ出されている。ステータ3
は、従来と同じ大きさに形成されている。
【0020】このようにステータ3をフライホイール4
の外にはみ出させると、ステータ3のはみ出し部分が外
気に触れて、その放熱を従来に比べて良好に行わせるこ
とができる。また、希土類磁石5Bの温度上昇を防止で
きる。
【0021】図2は本発明に係るアウターロータ式磁石
回転機における実施の形態の第2例を示したものであ
る。
【0022】本例のアウターロータ式磁石回転機では、
ステータ3がフライホイール4からはみ出す構成になっ
ており、且つフライホイール4の底部の内面にファン1
3が取り付けられ、またフライホイール4の底部には通
風口10が形成されている。その他の構成は、第1例と
同様な構成になっている。
【0023】これらファン13と通風口10によりステ
ータ3に沿って風を流すことができ、より一層良好にス
テータ3を冷却することができる。
【0024】図3は本発明に係るアウターロータ式磁石
回転機における実施の形態の第2例を示したものであ
る。
【0025】本例のアウターロータ式磁石回転機では、
ステータ3及びフライホイール4が密閉されたケース1
6に収容されている場合であって、ステータ3がフライ
ホイール4からはみ出す構成になっており、且つフライ
ホイール4の底部の内面にファン13が取り付けられ、
このファン13に隣接してフライホイール4及びケース
16に通風孔17が設けられ、またフライホイール4か
らのステータ3のはみ出し部分に隣接してケース16に
通風孔18が設けられている。
【0026】このような構成にして、ステータ3に横か
ら風を送ることで、ステータ3及び希土類磁石5Bの温
度上昇を防止することができる。
【0027】上記例では、界磁磁石として希土類磁石を
用いた例について示したが、本発明は界磁磁石としてフ
ェライト磁石を用いた例にも同様に適用できるものであ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明のアウターロータ式磁石回転機に
おいては、ステータをフライホイールの外にはみ出しさ
せた状態で組み込んでいるので、ステータの放熱を従来
に比べて良好に行わせることができる。
【0029】また、本発明のアウターロータ式磁石回転
機においては、界磁磁石として希土類磁石を用いたの
で、該界磁磁石の軸方向寸法を小さくでき、このためフ
ライホイールの軸方向寸法を短くすることができ、ステ
ータを容易にフライホイールの外にはみ出させることが
できる。
【0030】また、本発明のアウターロータ式磁石回転
機においては、フライホイールの底部側に通風口を設け
たので、この通風口によりステータに沿って風を流すこ
とができ、より一層良好にステータを冷却することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアウターロータ式磁石回転機にお
ける実施の形態の第1例を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係るアウターロータ式磁石回転機にお
ける実施の形態の第2例を示す縦断面図である。
【図3】本発明に係るアウターロータ式磁石回転機にお
ける実施の形態の第3例を示す縦断面図である。
【図4】従来のアウターロータ式磁石回転機の一例を示
す縦断面図である。
【図5】従来のアウターロータ式磁石回転機の他の例を
示す縦断面図である。
【図6】(A)(B)は従来のアウターロータ式磁石回
転機の他の例を示す縦断面図及び平面図である。
【図7】従来のアウターロータ式磁石回転機の他の例を
示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 ステータ鉄心 a 極部 2 コイル 3 ステータ 4 フライホイール 5A フェライト磁石 5B 希土類磁石 6 ロータ 7 ボス 7a ボルト 7b ネジ 8 回転軸 9 孔 10 通気口 11 固定板 12 通風口 13 ファン 14 ボス 15 軸受 16 ケース 17,18 通風孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 昌紀 静岡県沼津市大岡3744番地 国産電機株式 会社内 Fターム(参考) 5H609 BB03 BB18 BB20 PP02 PP06 PP09 QQ02 QQ12 QQ13 RR05 RR16 RR27 RR35 RR36 RR38 RR69 RR73 5H621 BB07 GA04 GB10 HH05 JK11 5H622 AA06 CA02 CA07 CA10 CB03 DD01 DD02 PP05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステータ鉄心の各極部にコイルを巻装し
    たステータと、前記ステータの外周を包囲するフライホ
    イールとその内周に支持されて前記ステータ鉄心の極部
    に対向する界磁磁石とを備えたロータとを有するアウタ
    ーロータ式磁石回転機において、 前記ステータが前記フライホイールの外にはみ出した状
    態で組み込まれていることを特徴とするアウターロータ
    式磁石回転機。
  2. 【請求項2】 前記界磁磁石が希土類磁石であることを
    特徴とする請求項1に記載のアウターロータ式磁石回転
    機。
  3. 【請求項3】 前記フライホイールの底部側に通風口が
    設けられていることを特徴とする請求項1または2に記
    載のアウターロータ式磁石回転機。
JP2000272504A 2000-09-08 2000-09-08 アウターロータ式磁石回転機 Withdrawn JP2002084728A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2506480A (en) * 2012-07-25 2014-04-02 Porsche Ag Cooling an electric machine for a hybrid or electric vehicle
JP2019110620A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 日本電産株式会社 スピンドルモータおよびそれを備えるディスク駆動装置
JPWO2020202390A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08

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A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A761 Written withdrawal of application

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Effective date: 20050128