JP2002084505A - 映像閲覧時間短縮装置及び方法 - Google Patents

映像閲覧時間短縮装置及び方法

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JP2002084505A
JP2002084505A JP2000271283A JP2000271283A JP2002084505A JP 2002084505 A JP2002084505 A JP 2002084505A JP 2000271283 A JP2000271283 A JP 2000271283A JP 2000271283 A JP2000271283 A JP 2000271283A JP 2002084505 A JP2002084505 A JP 2002084505A
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sound
image
video
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scene
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JP2000271283A
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English (en)
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Shigeki Aoyanagi
滋己 青柳
Toshihiro Takada
敏弘 高田
Koji Sato
孝治 佐藤
Toshiharu Sugawara
俊治 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視聴者が見て理解し易く、重要なシーンを見
逃す可能性が少ないように映像情報を高速化して再生す
る映像閲覧時間短縮装置と方法を提供する。 【解決手段】 まず音・画像分離手段1でそれらを分離
する。次に、音認識手段2で音から人間の声を含む部分
を抜き出す。また、画像認識手段3で画像からシーンの
移り変わり部分を検出する。次に、映像制御手段4によ
り音認識手段2で抜き出した音が含まれる画像部分と画
像認識手段3で検出した画像部分の冒頭部分の両方をま
とめ、映像部分内の再生に必要な画像部分を決定する。
その後、音は高速化手段5でピッチを変更せずに速度を
速める。最後に、音・画像同期手段6において、高速化
した音と再生に必要な画像部分の同期をとり、映像とし
て再生し出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、視聴者が見て理解
しやすく、かつ重要部分を逃す可能性が少なく、映像情
報の閲覧時間を短縮する計算機構を備えて映像情報を再
生する映像閲覧時間短縮装置とその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオデッキや映像再生ツールで
は、高速再生や早送り再生時には映像は速度固定で再生
される。その速度は標準速度の2倍速度〜20倍速度で
ある。その際、音は全く再生されない場合が多く、再生
される場合は音の一部だけを途切れ途切れに再生するも
のがある。また、SANYO社製ビデオテープレコーダ
の時短機能では、映像は一定速度で高速再生し、音は無
音区間を除いた部分を高速化して再生できない音ができ
るだけ少なくなるようにしている。この他、映像を要約
する研究なども行われている。例えば、[Michae
l A.Smith and Takeo Kanad
e,Video Skimming and Char
acterization through the
Combination of Image and
Language Understanding Te
chniques,Proceedings of C
omputer Vision and Patter
n Recognition,pp.775−781,
June 1997]などがある。
【0003】また、音声の認識などの研究も古くからな
されており、例えば[音声研究の現状と課題、粕谷
他、日本音響学会誌Vol.51 No.8,199
5]などに見ることができ、笑い声に反応してシャッタ
ーを押すカメラといったものが過去に製品化されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のシステムにおけ
る高速再生は映像を重視しており、映像を常に一定速度
で高速再生し、音声はそれに応じて早回し再生させた
り、無音部分をとばして再生させたりしていた。音声の
早回し再生を用いた場合では、人間が聞き取れる早回し
再生というのはせいぜい2倍速程度であり、元の音声に
よっては聞き取れないことも多かった。また、無音部分
を飛ばす方式の場合には、画像部分は常に一定速度で高
速再生され、音は画像と同期をとらずに再生されるた
め、音声と画像が一致せず視聴者の理解を妨げる要因と
なっていた。
【0005】そこで本発明は、視聴者が見て理解しやす
く、かつ重要なシーンを見逃す可能性が少なくなるよう
に映像情報を高速化して再生する映像閲覧時間短縮装置
とその方法を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明による映像閲覧短縮装置は、映像情報を音情
報と画像情報に分離する手段と、前記分離した音情報の
中から音を認識する手段と、前記認識した音を音の高さ
を変更せずに高速化する手段と、前記分離した画像情報
の中からシーンの移り変わり部分を認識する手段と、前
記認識した音を含む画像部分及び前記認識したシーンの
移り変わり部分の冒頭部分を必要な画像部分として決定
する手段と、前記高速化した音と前記必要な画像部分の
同期をとり映像として再生する手段とを有することを特
徴とする。
【0007】同じく、本発明による映像閲覧短縮方法で
は、映像情報を音情報と画像情報に分離する段階と、前
記分離した音情報の中から音を認識する段階と、前記認
識した音を音の高さを変更せずに高速化する段階と、前
記分離した画像情報の中からシーンの移り変わり部分を
認識する段階と、前記認識した音を含む画像部分及び前
記認識したシーンの移り変わり部分の冒頭部分を必要な
画像部分として決定する段階と、前記高速化した音と前
記必要な画像部分の同期をとり映像として再生する段階
とを有することを特徴とする。
【0008】なお、本発明では、説明の都合上、映像は
音(音声)と画像(音を含まない)から成ると定義す
る。
【0009】本発明の高速再生では音(音声)を重視す
る。まず、音情報のうちから人の声が入っているの部分
を抽出する。人の声が発せられている部分は重要である
ことが多く、またその声が発せられている部分の映像も
また重要であることが多い。次に、画像情報からシーン
の移り変わりが生じた場所を抽出する。画像情報におけ
るシーンの移り変わり部分では映像内容がかわるため、
移り変わり直後の映像情報は視聴者の映像理解のための
も重要である。人の声が含まれている部分と画像情報に
おけるシーンの移り変わりの部分の情報を得て、再生に
必要な映像部分を決定する。ただし、音声が多く含まれ
る映像の場合、ほとんどすべてを再生することになるた
め、このままでは高速化が期待できない。そこで、音声
部分は音のピッチ(高さ)を変更せずに高速再生を行
う。ただし、音の高速化再生に伴い画像部分も高速化し
なければならないので、音と画像の同期を取って映像を
構成し再生を行う。
【0010】これにより本発明では、比較的重要と思わ
れる音声を含んだ映像部分はすべて再生される。またそ
の際、音と画像の同期が常に保たれるため、会話などの
シーンでも不自然さが目立たない再生が可能である。さ
らに、音声部分を少し高速再生させることにより、通常
よりは早い時間で見ることが可能である。また、音のな
い映像の場合でもシーンの移り変わりの冒頭部分を再生
することにより、視聴者が重要なシーンを見逃す可能性
が少なくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面により説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態例の装置構成
を示すブロック図である。図1において、1は音・画像
分離手段、2は音認識手段、3は画像認識手段、4は映
像制御手段、5は音高速化手段、6は音・画像同期手段
である。
【0013】図1の構成の構成の動作例は以下のとおり
である。
【0014】まず、普通の映像情報(映像データ)には
音と画像情報が混ざっているので、音・画像分離手段1
においてそれらを分離する。
【0015】次に、音については音認識手段2において
人間の声を含む部分を抜き出す。また、分離した画像に
ついては画像認識手段3においてシーンの移り変わり部
分を検出する。
【0016】次に、映像制御手段4において、音認識手
段2で抽出した音(音声)と、画像認識手段3で検出し
た画像の両方の情報をまとめ、映像部分内の再生に必要
な画像部分を決定する。再生に必要な画像部分として
は、検出されたシーンの移り変わりの冒頭部分と、その
抽出された音が発せられている部分の画像である。
【0017】その後、音については高速化手段5を通し
て、ピッチ(音の高さ)を変更せずに速度を速める。
【0018】最後に、音・画像同期手段6において、高
速化した音と再生に必要な画像部分の同期をとり、映像
出力する。音と必要な画像部分の同期をとる方法の例と
しては、元の映像情報の初めからの当該音の時刻と当該
画像部分の時刻が合致するように、再生画像を構成す
る。
【0019】図2は、本発明の方法の一実施形態例であ
るアルゴリズムを示すフローチャートである。そのアル
ゴリズムは次のようになる。
【0020】1.映像情報の中から音情報と画像情報を
分離する。
【0021】2.分離した音情報と画像情報、それぞれ
に対して次のような処理を行う。 (a)音情報:音情報の中から音声部分を検出する。 (b)画像情報:シーンチェンジを検出する。
【0022】3.検出したそれぞれの情報から、再生に
使う映像を決定する。再生されるのは、 (1)音声が含まれる映像 (2)シーンチェンジ直後ある一定時間内(時間はユー
ザ設定可能)の映像である。(1)か(2)のどちらか
一方だけでも成り立つ部分の映像(音及び画像)は再生
することになる。
【0023】4.話速変換をする場合には再生すべき音
情報に対して話速変換処理を行う。
【0024】5.音と画像の同期をとりながら再生す
る。
【0025】
【発明の効果】本発明により、再生される映像の音と画
像は常に一致して再生されるため、高速再生していても
理解しやすい映像を見ることが可能である。また、音が
ない部分でも映像のシーンの移り変わりを検出するの
で、新たなシーンの始まりといった重要部分を再生する
ために映像の見逃しが少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例の装置構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明の方法の一実施形態例のアルゴリズムを
示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…音・画像分離手段 2…音認識手段 3…画像認識手段 4…映像制御手段 5…音高速化手段 6…音・画像同期手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 孝治 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 菅原 俊治 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5C023 AA34 BA01 BA09 CA01 CA04 EA15 5C053 FA14 HA24 HA40 JA01 JA12 5D045 BA02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像情報を音情報と画像情報に分離する
    手段と、 前記分離した音情報の中から音を認識する手段と、 前記認識した音を音の高さを変更せずに高速化する手段
    と、 前記分離した画像情報の中からシーンの移り変わり部分
    を認識する手段と、 前記認識した音を含む画像部分及び前記認識したシーン
    の移り変わり部分の冒頭部分を必要な画像部分として決
    定する手段と、 前記高速化した音と前記必要な画像部分の同期をとり映
    像として再生する手段とを有することを特徴とする映像
    閲覧時間短縮装置。
  2. 【請求項2】 映像情報を音情報と画像情報に分離する
    段階と、 前記分離した音情報の中から音を認識する段階と、 前記認識した音を音の高さを変更せずに高速化する段階
    と、 前記分離した画像情報の中からシーンの移り変わり部分
    を認識する段階と、 前記認識した音を含む画像部分及び前記認識したシーン
    の移り変わり部分の冒頭部分を必要な画像部分として決
    定する段階と、 前記高速化した音と前記必要な画像部分の同期をとり映
    像として再生する段階とを有することを特徴とする映像
    閲覧時間短縮方法。
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