JP2002084249A - 集中管理装置 - Google Patents

集中管理装置

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JP2002084249A
JP2002084249A JP2000273199A JP2000273199A JP2002084249A JP 2002084249 A JP2002084249 A JP 2002084249A JP 2000273199 A JP2000273199 A JP 2000273199A JP 2000273199 A JP2000273199 A JP 2000273199A JP 2002084249 A JP2002084249 A JP 2002084249A
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JP2000273199A
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Tomonori Gotou
知範 後藤
Takashi Saito
敬 斎藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04J2203/0001Provisions for broadband connections in integrated services digital network using frames of the Optical Transport Network [OTN] or using synchronous transfer mode [STM], e.g. SONET, SDH
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤った回線定義情報でシステムの運用を開始
することを防止する集中管理装置を提供することを目的
とする。 【解決手段】 時分割多重ネットワークを管理する集中
管理装置において、通信装置内のタイムスロットが割付
られる接続ポイント間を接続する各パスのパス管理番
号、割付タイムスロット数、接続ポイントに関する終端
情報及びグループ識別子を含むパス情報を作成するパス
情報作成部と、各接続ポイントの各タイムスロット毎に
該タイムスロットを使用するパスのパス管理番号を含む
タイムスロット割付情報を作成するタイムスロット割付
部と、グループ識別子が同一である複数のパスから成る
パス情報群について、パス情報に基づいてパスの正当性
を判断するパス情報チェック部と、パスの正当性の判断
結果を表示する結果表示部とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多重ネット
ワークを管理する集中管理装置に関する。特に、時分割
多重ネットワークにおける複数パスで定義されるパスの
正当性チェックに関する。
【0002】
【従来の技術】企業内ネットワーク等では、SDH(Syn
chronous Digital Hierarchy)等の時分割多重ネットワ
ークにより構築されることが多い。時分割多重ネットワ
ークとは、フレームが複数のタイムスロットにより構成
され、各回線データがタイムスロットにマッピングされ
て転送されるネットワークをいう。時分割多重ネットワ
ークは、複数の端末装置、複数の通信装置及び通信装置
間を接続する伝送路から構成される。端末装置は、パー
ソナルコンピュータ等であり、直接又は多重化装置等を
通して、通信装置に収容される。
【0003】通信装置は、回線設定情報に従って、クロ
スコネクト部によって、各タイムスロットにマッピング
された回線データを該当する装置内及び伝送路の該当す
るタイムスロットにマッピングして伝送路に出力する。
回線設定情報は、装置内及び伝送路の各タイムスロット
にマッピングされた回線データをクロスコネクト及び多
重化するための、タイムスロットに関する情報である。
【0004】図27は端末から端末へのパスの一例を示
す図である。例えば、通信装置12#iに収容される端
末2#11から通信装置12#2に収容される端末2#
21へパス設定を行うとする。通信装置12#i(i=
1,2)は、端末IF14#ij(i=1,2)、外部
IF16#i、多重化部18#i、クロスコネクト部2
0#i及び伝送路IF22#ijを有する。多重化部1
8#iやクロスコネクト部20#i等のユニット間で回
線データにタイムスロットが割り付られるユニット間が
接続されるポイントをいう。
【0005】図27では、Sijは端末IF14#ijと
多重化部18#iとの間の接続ポイント、Xiは多重化
部18#iとクロスコネクト部20#iとの間の接続ポ
イント、Lijはクロスコネクト部20#iと伝送路I
F22#ijとの間の接続ポイント、LN1は伝送路I
F22#ij(i=1,2)間を接続する伝送路24#
12の接続ポイントである。更に、外部インタフェース
装置4#iにおいて、CXiは外部IF10#iと多重
化部8#iとの間の接続ポイント、CSijは多重化部
8#iと端末IF6#ijとの間の接続ポイントであ
る。
【0006】時分割多重ネットワークにおいて、端末間
のパス設定及びパス変更等を柔軟に行うために、各接続
ポイント間で細かく設定したパスを繋ぐことにより全体
で1本のパスを構成可能としている。例えば、端末2#
11から端末2#21にパス設定は、例えば、S11とX
1を接続するパス情報P1、X1とX2を接続するパス
情報P2、X2とS21を接続するパス情報P3として作
成することができる。ネットワーク管理者は、3つのパ
ス情報P1,P2,P3の各々にタイムスロット割付情
報を集中管理装置に設定する。集中管理装置は、このタ
イムスロット割付情報を元に回線設定情報を生成して、
通信装置12#iにダウンロードすることにより、回線
設定が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
時分割多重通信ネットワークにおいて、以下のような問
題点が生じていた。
【0008】(1) S11とX1との間のパス情報P1
でおいて、使用するタイムスロット幅W1として設定
し、X1とX2との間のパス情報P2において、使用す
るタイムスロット割付幅W2(≠W1)として設定して
いる場合、通信装置12#1の接続ポイントX1におい
て、タイムスロット幅が不一致となる。このため、例え
ば、W1>W2のとき、タイムスロット幅W1の伝送レ
ートで送信された端末2#11からの回線データがクロ
スコネクト部20#iでタイムスロット幅W2の伝送レ
ートで伝送されることとなり、クロスコネクト部20#
iで回線データが破棄されて、端末2#11と端末2#
21との間の回線データに異常が発生する。
【0009】(2) パス情報P1で使用するタイムス
ロット割付位置とパス情報P2で使用するタイムスロッ
ト割付位置で位置ずれが生じていると、通信装置12#
1の接続ポイントX1でタイムスロット割付位置が不一
致となる。クロスコネクト部20#iでは、パス情報X
1で使用するタイムスロット割付位置で示されるタイム
スロットにマッピングされた回線データの方路振分けを
行うため、パス情報P1で使用するタイムスロット割付
位置とパス情報P2で使用するタイムスロット割付位置
が異なると、端末2#11からのパス情報P1で使用す
るX1のタイムスロット割付位置で示されるタイムスロ
ットにマッピングされた回線データをパス情報P2で使
用するX1のタイムスロット割付位置で示されるタイム
スロットに方路振り分けできない。そのため、端末2#
11と端末2#21との間の回線データに異常が発生す
る。
【0010】(3) 端末2#11と端末2#21間の
パス情報が途中で切れている場合は、端末2#11と端
末2#21との間で通信を行うことができない。同様
に、例えば、端末2#11と端末2#22との間でパス
設定を行う場合に、ネットワーク管理者の設定ミスによ
り、X2とS23との間のパス情報が設定されていない場
合は、端末2#11と端末2#22との間の回線データ
に異常が発生する。
【0011】(4) 端末IF14#11と端末IF1
4#21の端末インタフェース種別が異なる種類のイン
タフェース種別となっている場合も、端末2#11と端
末2#21との間の回線データに異常が発生してしま
う。
【0012】このように、一連の回線定義情報を複数の
接続ポイントにより分割されたパス情報として作成する
場合に、各パス情報を独立したパス情報として管理し、
複数のパス情報を繋ぎ合わせて、パス情報の正当性をチ
ェックしていないと、誤った回線定義情報でシステムの
運用を開始してしまうという問題があった。
【0013】本発明の目的は、複数のパス情報により一
つの回線定義情報を作成する場合は、複数のパス情報を
繋ぎ合わせた1本のパス情報としてパスの正当性をチェ
ックして、誤った回線定義情報でシステムの運用を開始
することを防止する集中管理装置を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の側面によれば、
複数の端末装置と、回線設定情報に基づいて、各タイム
スロットに収容された回線データを該当する装置内及び
伝送路のタイムスロットにマッピングして通信する複数
の通信装置と、前記各通信装置間を接続する複数の伝送
路とを含む時分割多重ネットワークを管理する集中管理
装置であって、前記通信装置内の前記タイムスロットが
割付られる接続ポイント間を接続する各パスのパス管理
番号、割付タイムスロット数、前記接続ポイントに関す
る終端情報及びグループ識別子を含むパス情報を作成す
るパス情報作成部と、前記各接続ポイントの各タイムス
ロット毎に該タイムスロットを使用する前記パスの前記
パス管理番号を含むタイムスロット割付情報を作成する
タイムスロット割付部と、前記グループ識別子が同一で
ある前記複数のパスから成る前記パス情報群について、
前記パス情報に基づいて前記パスの正当性を判断するパ
ス情報チェック部と、前記パスの正当性の判断結果を表
示する結果表示部とを具備したことを特徴とする集中管
理装置が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を説明する前に
本発明の原理を説明する。図1は本発明の原理図であ
る。図1に示すように、集中管理装置30は、パス情報
作成部32、タイムスロット割付部34、パス情報チェ
ック部36及び結果表示部38を具備する。パス情報作
成部32は、通信装置内のタイムスロットが割付られる
接続ポイント間を接続する各パスのパス管理番号、割付
タイムスロット数、接続ポイントに関する終端情報及び
グループ識別子を含むパス情報を作成する。グループ識
別子は端末装置から端末装置へのパスを構成する複数の
パスに同一の識別子が付与される。パス管理番号はパス
を特定する番号である。割付タイムスロット数は、パス
に割り付けられるタイムスロット数(帯域)である。接
続ポイントは通信装置内でタイムスロットが割付けられ
るポイントてある。タイムスロット割付部34は、各接
続ポイントの各タイムスロット毎に該タイムスロットを
使用するパスのパス管理番号を含むタイムスロット割付
情報を作成する。
【0016】パス情報チェック部36は、グループ識別
子が同一である複数のパスから成るパス情報群につい
て、パス情報に基づいてパスの正当性を判断する。パス
の正当性は、例えば、パス情報群において、タイムスロ
ット割付幅が同じであるか、同一の接続ポイントを有す
る2つのパスのタイムスロット割付位置が一致している
か否か等である。結果表示部48は、パスの正当性の判
断結果を表示する。この結果、パス情報群にエラーが検
出されるとその旨が表示されるので、ネットワーク管理
者は、その修正を回線設定情報を通信装置にダウンロー
ドする前に行うことができる。
【0017】図2は本発明の実施形態の時分割多重ネッ
トワーク構成図である。図2に示す時分割多重ネットワ
ークでは、メッシュ状の複数の通信装置12#i(i=
1〜9)と通信装置12#7を中継装置とするリング状
の通信装置12#i(i=10〜16)、通信装置12
#iと12#j間を接続する伝送路24#ij及び各通
信装置12#iに収容される複数の端末2#ij(j=
1〜n)、通信装置12#iに収容される外部インタフ
ェース装置、外部インタフェース装置に収容される図示
しない端末及び集中管理装置40より構成されている。
本実施形態では、一例として、図2に示す時分割多重ネ
ットワーク構成例を示しているが、かかる構成には勿論
限定されない。通信装置12#iは、図29中の構成と
実質的に同一である。
【0018】集中管理装置40は、以下の機能を有す
る。
【0019】(1) ネットワーク管理者よりパス情報を
入力して、パス情報ファイルを作成する。
【0020】(2) ネットワーク管理者よりタイムスロ
ット割付情報を入力して、タイムスロット割付ファイル
を作成する。
【0021】(3) ネットワーク管理者の指示に従っ
て、パス情報やタイムスロット割付情報の正当性をチェ
ックする。
【0022】(4) 正当性のチェック結果を表示する。
【0023】(5) パス情報及びタイムスロット割付情
報をネットワーク管理者の指示に従って修正する。
【0024】(6) パス情報及びタイムスロット割付情
報に従って、回線設定情報を生成して、通信装置12#
iにダウンロードする。
【0025】図3は図2中の集中管理装置40の機能ブ
ロック図である。図3に示すように、集中管理装置40
は、パス情報作成部42、タイムスロット割付情報作成
部44、パス情報チェック部46、結果表示部48、パ
ス情報ファイル50及びタイムスロット割付情報ファイ
ル52を有する。
【0026】図4は、端末A,B間でパスを設定する場
合の一般的なパスを示す図である。端末A,B間のパス
は、複数のパス情報P1〜Pnが繋ぎ合わされることに
より構成される。パス情報P1は、端末IFの終端の接
続ポイントであるA11と終端の接続ポイントA1N1との
間を接続するパス情報であり、A11⇔A12⇔A13…⇔A
1N1である。パス情報P2は、パス情報P1の接続ポイ
ントA1N1と共通する接続ポイントA21と終端の接続ポ
イントA2N2との間を接続するパス情報であり、A1N1⇔
A22⇔A23…⇔A2N2である。
【0027】パス情報Pi(i=2〜n)は、パス情報
P(i−1)と終端接続ポイントを共通にする2つ以上
の接続ポイントを接続する。グループ識別子G1は、複
数のパス情報Pi(i=1〜n)により、端末A,B間
でパスが設定されることを指示するために、各パス情報
Piに共通に付与されるグループ識別子である。このグ
ループ識別子は、ネットワーク管理者により、パス情報
Piと共に入力される。尚、パス情報は端末A,B間で
任意に設定することが可能であり、例えば、パス情報P
iを細分化すること、複数のパス情報Piを1個のパス
情報にまとめることも可能である。
【0028】図5はパス情報を示す図である。図5に示
すように、パス情報は、パス管理番号、グループ識別
子、使用タイムスロット数、終端情報1、終端情報2、
回線形態識別子及び経路情報から構成される。パス管理
番号は、パス情報を一意的に識別するために時分割多重
ネットワーク内でユニークに付与される管理番号であ
る。グループ識別子は、パス情報をグループに分割する
識別子である。グループ識別子は、端末A,B間で設定
されたパスを構成する複数パスに同一のグループ識別子
を付与することにより、該複数のパスにより1本のパス
が構成されることを示すためである。使用タイムスロッ
ト数は、当該パスにタイムスロットを割り付けるタイム
スロット割付幅(伝送速度)である。
【0029】終端情報1,2は、パス情報の2つの終端
の接続ポイントに関する情報である。終端情報1,2
は、接続ポイント、接続タイプ、I/F種別及びI/F
パラメータを含む。接続ポイントは、終端の接続ポイン
トである。接続タイプは、終端となる接続ポイントのタ
イプを示す。接続タイプは、例えば、端末IF、装置内
IF又は伝送路IFなどである。端末IFは接続ポイン
トが端末インタフェース(当該接続ポイントに端末IF
6#ijが接続されること)、装置内IFは接続ポイン
トが装置内インタフェース、例えば、多重化部18#i
とクロスコネクト部20#iとの間を接続するインタフ
ェース、伝送路IFは接続ポイントが通信装置12#i
間を接続する伝送路24#ijのインタフェースの場合
である。
【0030】接続タイプを設定するのは、同一のグルー
プ識別子の複数のパス情報群より構成されるパスが端末
2#ij間で正当に設定されていることをチェックする
ためである。I/F種別は、接続タイプが端末IFの場
合に、そのIFの種別を設定される。I/F種別は、例
えば、イーサネット(登録商標)、G703等である。
I/Fパラメータは、接続タイプが端末IFの場合に、
インタフェースのパラメータであり、例えば、クロック
等の情報である。I/F種別やI/Fパラメータを設定
するのは、端末A,BのI/F種別やI/Fパラメータ
が一致しなければ、回線データの送受信ができないから
であり、パス情報の接続ポイントの端末IFのI/F種
別やI/Fパラメータが端末A,B間で一致することを
チェックすることにより、I/F種別やI/Fパラメー
タの不一致による回線データ異常の発生を防止するため
である。
【0031】回線形態識別子は、終端情報1と終端情報
2間のパスの方向タイプであり、例えば、双方向、終端
情報1→終端情報2、終端情報2→終端情報1である。
経路情報は、終端情報1の接続ポイントから終端情報2
の接続ポイントまでの中継する接続ポイント群である。
集中管理装置40が、中継ポイントとなっているAi2〜
AiNi-1のタイムスロット割付情報をAi1,AiNiのタイ
ムスロット割付情報を元に生成するためである。
【0032】図6は、図4のパスに関するパスイメージ
及びパス情報を示す図であり、特に同図(a)はパスイ
メージを示す図であり、同図(b)は作成されるパス情
報を示す図である。図6(a)に示すように、図4に示
したパス情報Pi(i=1〜n)は、終端1の接続ポイ
ントがAi1、終端2の接続ポイントがAiNiであり、終
端1と終端2との間に接続ポイントAi2,…,AiNi-1
が存在する。図6(b)に示すように、パス情報は、パ
ス情報P1〜Pnまでのn個分作成される。例えば、パ
ス情報P1の場合、パス管理番号P1、グループ識別子
G1、使用TS数=W1、終端情報1(接続ポイントA
11、接続タイプがT11(端末IF)、I/F種別がIF
11等)、終端情報2(接続ポイントA1N1、接続タイ
プT1N1(装置内IF)、I/F種別F1N1)、回線形態
識別子D1(双方向)、経路情報(A11⇔A12⇔A13⇔
…⇔A1N1)である。
【0033】また、パス情報Pnの場合、パス管理番号
Pn、グループ識別子G1、使用TS数=Wn、終端情
報1(接続ポイントAn1、接続タイプがTn1、I/F種
別がIFn1等)、終端情報2(接続ポイントAnNn、接
続タイプTnNn、I/F種別FnNn(例えば、端末I
F))、回線形態識別子Dn(双方向)、経路情報(An1
⇔An2⇔An3⇔…⇔AnNn)である。
【0034】図7はタイムスロット割付情報を示す図で
ある。図7に示すように、タイムスット割付情報はパス
情報で設定された接続ポイントの送信側及び受信側にそ
れぞれ存在する情報である。送信側及び受信側とは、例
えば、多重化部18#iやクロスコネクト部20#i等
の2つのユニット間において、一方のユニットから他方
のユニットへの伝送方向及び他方のユニットから一方の
ユニットへの伝送方向をいう。タイムスロット割付情報
とは、各タイムスロット毎の割付情報TS#1,TS#
2,…TS#nである。
【0035】nは該当接続ポイントの設定可能最大タイ
ムスロット数である。各割付情報TS#i(i=1〜n
は、当該タイムスロットを使用する1つ又は複数のパス
情報に関する使用情報#1,#2…である。各使用情報
#mは、該当TS#iを使用しているパス情報のパス管
理番号及びグループ識別子である。複数パスで使用して
いる場合は、使用情報#mは複数個存在する。
【0036】図8は図4のパス情報に係わるタイムスロ
ット割付イメードとタイムスロット割付情報を示す図で
あり、特に、同図(a)はタイムスロット割付イメージ
を示す図であり、同図(b)は作成されるタイムスロッ
ト割付情報を示す図である。図8(a)に示すように、
各パス情報Pi(i=1〜n)について、終端情報1の
接続ポイントAi1のタイムスロッ割付位置TSi1がTS
割付数Wiに該当するタイムスロット幅割り付けられ
る。パス情報Piに対するタイムスロット割付は必ずし
も連続位置である必要はない。パス情報Piがクロスコ
ネクト部を経由する終端情報1の接続ポイントのタイム
スロット割付位置と終端情報2の接続ポイントのタイム
スロット割付位置とは同じである必要はない。クロスコ
ネクト部は任意のタイムスロットにマッピングされた回
線データを任意のタイムスロット位置にマッピングする
ことが可能であるからである。
【0037】図8(a)に示すパス情報Piに関するタ
イムスロット割付情報は、パス情報Piの終端情報1,
2に示される接続ポイントAi1,AiNi及び経路情報で
示される終端情報1から終端情報2までの中継する接続
ポイントAij(j=2〜Ni-1)毎に作成される。バス情
報Piの経路情報に含まれる接続ポイントのタイムスロ
ット割付情報は、集中管理装置40がAi1,AiNiのタ
イムスロット割付情報を元に自動で作成する。パス情報
Piの回線形態識別子が双方向であれば、接続ポイント
の受信側及び送信側について、タイムスロット割付情報
が設定される。例えば、パス情報P1の終端情報1の接
続ポイントA11について、図8(a)に示した割付位置
TS11の割付情報の使用情報#1として、パス管理番号
P1及びグループ識別子G1が設定される。
【0038】割付数W1が複数個の場合は、複数のタイ
ムスロット割付位置にパスP1及びグループ識別子G1
の使用情報#1が設定される。また、パス情報Pnの終
端情報2の接続ポイントAnNnについて、図8(a)に
示した割付位置TSnNnの割付情報の使用情報#1とし
て、パス管理番号Pn及びグループ識別子G1が設定さ
れる。更に、回線形態識別子に従って、経路情報に含ま
れる中継の接続ポイントAij(j=2〜N1-1)の送信側
及び又は受信側について、回線形態識別子に従って、パ
ス情報Piで指定されているタイムスロット使用数分の
未使用状態のタイムスロットが集中管理装置40により
割り付けられて、その接続ポイントAijのタイムスロッ
ト割付情報の使用情報としてパス番号Pi及びグループ
識別子G1が設定される。
【0039】図9は、図2に示す時分割多重ネットワー
クにおいて、端末2#11と端末2#21との間の具体
的なパスを示す図である。図9に示すように、端末2#
11と端末2#21間のパスは、S11とX1を接続す
るパス情報P11、X1とL13を接続するパス情報P
12、L13とLN1を接続するパス情報P13、LN
1とL21を接続するパス情報P14、L21とX2を
接続するパス情報P15及びX2とS21を接続するパ
ス情報P16から構成される。
【0040】図10は、図9のパスのパス情報を示す図
である。図10に示すように、パス情報P11はパス管理
番号=P11、グループ識別子=G1、使用タイムスロッ
ト数=TS1、終端情報1=(S11,端末IF,…)、
終端情報2=(X1,装置内IF)、回線形態識別子=
双方向である。パス情報P12はパス管理番号=P12、グ
ループ識別子=G1、使用タイムスロット数=TS2、
終端情報1=(X1,装置内IF,…)、終端情報2=
(L13,装置内IF)、回線形態識別子=双方向であ
る。パス情報P13はパス管理番号=P13、グループ識
別子=G1、使用タイムスロット数=TS3、終端情報
1=(L13,装置内IF,…)、終端情報2=(LN
1,伝送路IF)、回線形態識別子=双方向である。
【0041】パス情報P14はパス管理番号=P14、グル
ープ識別子=G1、使用タイムスロット数=TS4、終
端情報1=(LN1,伝送路IF,…)、終端情報2=
(L21,装置内IF)、回線形態識別子=双方向であ
る。パス情報P15はパス管理番号=P15、グループ識別
子=G1、使用タイムスロット数=TS5、終端情報1
=(L21,装置内IF,…)、終端情報2=(X2,装
置内IF)、回線形態識別子=双方向である。パス情報
P16はパス管理番号=P16、グループ識別子=G1、
使用タイムスロット数=TS6、終端情報1=(X2,
装置内IF,…)、終端情報2=(S21,端末IF)、
回線形態識別子=双方向である。
【0042】図11は、図9のパスの端末2#11から
端末2#21への伝送方向に関するタイムスロット割付
情報を示す図である。図11に示すように、S11の送信
側タイムスロット割付情報のタイムスロット割付位置T
S#11にパス情報P11、グルーブ識別子G1のパスが割
り付けられる。X1の送信側タイムスロット割付情報の
タイムスロット割付位置TS#22に、パス情報P11、
グルーブ識別子G1のパス及びパス情報P12、グループ
識別子G1のパスが割り付けられる。L13の送信側タイ
ムスロット割付情報のタイムスロット割付位置TS#31
に、パス情報P12、グルーブ識別子G1のパス及びパス
情報P13、グループ識別子G1のパスが割り付けられ
る。LN1の送信側タイムスロット割付情報のタイムス
ロット割付位置TS#41に、パス情報P13、グルーブ識
別子G1のパス及びパス情報P14、グループ識別子G1
のパスが割り付けられる。L21の受信側タイムスロット
割付情報のタイムスロット割付位置TS#51に、パス情
報P14、グルーブ識別子G1のパス及びパス情報P15、
グループ識別子G1のパスが割り付けられる。X2の受
信側タイムスロット割付情報のタイムスロット割付位置
TS#61に、パス情報P15、グルーブ識別子G1のパス
及びパス情報P16、グループ識別子G1のパスが割り付
けられる。S21の受信側タイムスロット割付情報のタイ
ムスロット割付位置TS#71に、パス情報P16、グルー
ブ識別子G1のパスが割り付けられる。
【0043】パスは、端末Aから端末Bへ1:1に設定
されるものに限らず、ブロードキャーストを行う場合等
のように、1:N(N>1)に設定されるものがある。
【0044】図12は、端末Aが端末B2〜Bnにブロ
ードキャスト通信を行う場合の一般的なブロードキャス
トのパスを示す図である。図12に示すように、端末A
から端末Bi(i=2〜n)までの1:(n−1)のパ
スが、パス情報P1及びパス情報Pi(i=2〜n)に
より定義されている。パス情報P1は、終端情報1=
(A11,端末IF,…)、終端情報2=(A1N1,装置
内IF,…)、片方向、経路情報=A11→A12→…→A
1N1である。パス情報Pi(i=2〜n)は、終端情報
1=(Ai2,装置内IF,…)、終端情報2(AiNi,
端末IF,…)、片方向、経路情報(Ai2→Ai3→…→
AiNi)である。これは、パス情報P1は端末A〜Bi
のパスで共有されるが、パス情報PiはA1N1で分岐す
ることを意味する。尚、ここでは、接続ポイントA1N1で
分岐しているが、分岐接続ポイントは端末Bi毎に異な
っていても良い。例えば、端末B2は接続ポイントA12
で分岐し、端末B3は接続ポイントA13で分岐する。
【0045】図13は、図2に示す時分割多重ネットワ
ークにおいて、端末2#12と端末2#21及び端末2
#22との間でブロードキャスト通信を行う場合の具体
的なブロードキャストのパスを示す図である。図13に
示すように、端末2#12と端末2#21及び端末2#
22間のパスは、S11とX1を接続するパス情報P21、
X1とL13を接続するパス情報P22、L13とLN1を接
続するパス情報P23、LN1とL21を接続するパス情報
P24、L21とX2を接続するパス情報P25、X2とS21
を接続するパス情報P261及びX2とS22を接続するパ
ス情報P262から構成される。
【0046】図14は、図13のパスのパス情報を示す
図である。図14に示すように、パス情報P21〜P25
は、図9中のパス情報P11〜P15と回線形態識別子が双
方向から片方向に、グループ識別子がG1からG2に変
更されていることを除いて同じである。パス情報P261
は、終端情報1=(X2,装置内IF,…)、終端情報
2=(S21,端末IF,…)、回線形態識別子=片方向
である。パス情報P262は、終端情報1=(X2,装置
内IF,…)、終端情報2=(S22,端末IF,…)、
回線形態識別子=片方向である。
【0047】図15は、図13のパスのタイムスロット
割付情報を示す図である。図15に示すように、タイム
スロット割付情報は、X1の送信側、L13の送信側、L
N1の送信側、L21の受信側までは、図11中の接続ポ
イントのタイムスロット割付情報と同様である。X2の
受信側タイムスロット割付情報のタイムスロット割付位
置TS#61にパス情報P25、パス情報P261及びパス情
報P262が割り付けられる。S21の受信側タイムスロッ
ト割付情報のタイムスロット割付位置TS#72にパス情
報P261が割り付けられる。S22の受信側タイムスロッ
ト割付情報のタイムスロット割付位置TS#81にパス情
報P262が割り付けられる。
【0048】図3中のパス情報作成部42は、ネットワ
ーク管理者よりパス情報を入力して、図5に示すパス情
報をパス情報ファイル50に書込む。タイムスロット割
付情報作成部44は、各パス情報の終端情報1,2の接
続ポイントの受信側及び又は送信側のタイムスロット割
付情報を入力して、図7に示すタイムスロット割付情報
をタイムスロット割付情報ファイル52に書き込む。更
に、各パス情報の経路情報に含まれる中継の接続ポイン
トの受信側及び又は送信側タイムスロット割付情報から
パス情報で指定される使用タイムスロット数の空きタイ
ムスロットを獲得して、そのタイムスロット割付情報の
使用情報にパス情報を設定する。設定したパス情報をタ
イムスロット割付情報ファイル52に書込む。例えば、
図8中のパス情報P1の使用タイムスロット数、回線形
態識別子及び経路情報A11⇔A12…⇔A1N-11⇔A1N1か
ら、接続ポイントA12,…,A1N-11のタイムスロット
割付情報にパス情報P1が設定される。
【0049】パス情報チェック部46は、パス情報ファ
イル50及びタイムスロット割付情報ファイル52を参
照して、以下のことをチェックする。
【0050】(1) グループ識別子が同一のパス情報群
の中でタイムスロット割付幅が不一致となるパス情報群
をエラーとして検出する。
【0051】(2) グループ識別子が同一のパス情報群
の各接続ポイントにおけるタイムスロット割付位置が不
一致となるパス情報群をエラーとして検出する。
【0052】(3) グループ識別子が同一のパス情報群
について、端末IFとして終端しているパス情報の個数
が1以下となるパス情報群をエラーとして検出する。
【0053】(4) グループ識別子が同一のパス情報群
について、端末IFとして終端しているパス情報のI/
F種別が異なるパス情報群をエラーとして検出する。
【0054】(5) グループ識別子が同一のパス情報群
について、各受信側の端末IFのバス情報について、送
信側の端末IFのパス情報から該受信側のパス情報への
パス情報が正しく接続されていないパス情報群をエラー
として検出する。
【0055】(6) グループ識別子が同一のパス情報群
について、各パス情報の接続ポイントのタイムスロット
割付位置が他グループ識別子のパス情報で共有されてい
るパス情報群をエラーとして検出する。
【0056】結果表示部48は、パス情報チェック部4
6が検出したエラーパス情報群を図示しない表示する。
パス情報ファイル50はパス情報を記憶するファイルで
ある。タイムスロット割付情報ファイル52は時分割多
重ネットワークを構成する各通信装置12#iの接続ポ
イントの送信側及び受信側タイムスロット割付情報を記
憶するファイルである。
【0057】以下、図2中の集中管理装置40の動作説
明をする。
【0058】(1) パス情報作成 パス情報作成部42は、ネットワーク管理者が図示しな
い端末より入力したパス情報(パス管理番号、グループ
識別子、使用タイムスロット数、終端情報1、終端情報
2、回線形態識別子、経路情報)を入力して、パス情報
ファイル50に書込む。
【0059】(2) タイムスロット割付情報作成 タイムスロット割付情報作成部44は、ネットワーク管
理者より各パス情報の終端情報1,2の接続ポイントの
受信側及び又は送信側タイムスロット割付情報を入力し
て、タイムスロット割付情報ファイル52に書き込む。
更に、各パス情報の経路情報に含まれる接続ポイントが
送信側及び又は受信側タイムスロット割付情報のいずれ
を設定するかをパス情報の回線形態識別子より判別す
る。接続ポイントの受信側及び又は送信側タイムスロッ
ト割付情報から空きのタイムスロットをパス情報に指定
された使用タイムスロット数獲得する。そのタイムスロ
ット割付情報の使用情報にパス情報を設定する。設定し
たパス情報をタイムスロット割付情報ファイル52に書
込む。
【0060】(3) パス情報のチェック 3.1 タイムスロット割付幅チェック 図16はタイムスロット割付幅のチェックフローチャー
トである。例えば、ネットワーク管理者によりチェック
対象のグループ識別子が指定される。あるいは、パス情
報チェック部46がチェック対象のグループ識別子を選
択する。図16中のステップS2において、パス情報フ
ァイル50より全パス情報を読み出して、該当グループ
識別子のパス管理番号のリストを作成する。例えば、グ
ループ識別子がG1のとき、図9に示すパス情報の場合
では、P11〜P16がパス管理番号のリストに登録され
る。ステップS4において、パス管理番号リスト数ルー
プしたか否かを判別する。パス番号リスト数ループして
いなければ、ステップS6に進む。パス番号リスト数ル
ープしたならば、ステップS10に進む。
【0061】ステップS6において、パス番号リストか
ら次パス管理番号のパス情報のタイムスロット使用数と
保持しているタイムスロット使用数を比較する。尚、初
回はタイムスロット使用数を保持するのみである。一致
していれば、ステップS4に戻る。不一致ならば、ステ
ップS8に進む。結果表示部48は、ステップS8にお
いて、該当グループ内でタイムスロット割付幅が不一致
となる旨を表示する。ステップS10において、該当グ
ループ内の全パス情報でタイムスロット割付幅が一致し
ていることが検出される。
【0062】例えば、図9のパスの場合、グループG1
のパス情報P11〜P16の中でタイムスロット割付幅が一
致しないものが有れば、該当グループ内でタイムスロッ
ト割付幅不一致である旨の表示がされるので、ネットワ
ーク管理者はその表示された結果を見て、タイムスロッ
ト割付幅不一致のパス情報を修正する。また、図13に
示すブロードキャストのパスの場合にも、パス情報P21
〜P262の中でタイムスロット割付幅が一致しないもの
が有れば、該当グループ内でタイムスロット割付幅不一
致である旨の表示がされる。
【0063】その結果、同一グループ識別子を付与して
定義されたパス情報群がグループ内のパス情報間で異な
るタイムスロット割付幅で設定されているかどうかを確
認してからシステムを運用することにより、端末−端末
間でタイムスロットの割付幅が異なることによる発生す
る回線データ障害を未然に防ぐことが可能となる。
【0064】 3.2 タイムスロット割付位置のチェック 図17はタイムスロット割付位置のチェックのフローチ
ャートである。ステップS20において、パス情報ファ
イル50から全パス情報を読み出し、該当グループ識別
子のパス管理番号リストを作成する。例えば、図9に示
したグループ識別子G1が指定された場合、グループ識
別子G1のパス情報P11〜P16がパス管理番号リストに
登録される。ステップS22において、パス管理番号リ
スト数ループしたか否かを判定する。パス管理番号リス
ト数ループしていなければ、ステップS22に進む。パ
ス管理番号リスト数ループしたならば、ステップS32
に進む。
【0065】ステップS24において、次パス管理番号
のパス情報1の終端情報1,2の中で回線形態識別子よ
り受信側接続ポイント1を取得する。受信側接続ポイン
トとは、終端情報1,2の接続ポイントA,Bである場
合、回線形態識別子が接続ポイントA→接続ポイントB
であるとき、接続ポイントBをいい、双方向であると
き、双方の接続ポイントA,Bをいう。受信側接続ポイ
ントを取得するのは、当該接続ポイントと接続ポイント
が同一且つ送信側接続ポイントとなるパス情報のタイム
スロット割付位置を比較すれば良いからである。例え
ば、図9のパスの場合に、チェック対象のパス情報がP
12であるとき、P12が双方向であるので、X1,L
13がそれぞれ受信側接続ポイントとなる。
【0066】ステップS26において、接続ポイント1
が送信側となるパス情報2を全て検索する。例えば、図
4に示すパスの場合、パスPiとパスP(i+1)が隣り合
うパスであるようにPiの一方の終端ポイントAiNiと
P(i+1)の他方の終端ポイントA(i+1)1が同一接続ポイ
ントであるので、AiNiが接続ポイント1であれば、P
(i+1)がパス情報2となる。また、図9に示すパスの場
合、L13が接続ポイント1であれば、パス情報P13
がパス情報2に該当する。
【0067】また、図12に示すブロードキャストのパ
スの場合、パス情報P1のA1N1は回線形態識別子が片
方向(終端情報1(A11)→終端情報2(A1N1))とし
て定義されているため、パス情報P1について、A1N1
が接続ポイント1となり、A1N1での送信(端末A→B
i)方向を使用しているパス情報P2〜Pnがパス情報
2となる。この際、受信方向(端末A←端末Bi)のタ
イムスロット割付情報に関しては未使用であるためチェ
ック対象とならない。更に、図13に示すブロードキャ
ストのパスの場合、接続ポイントX2が接続ポイント1
であれば、パス情報P261,P262がパス情報2となる。
このように、ブロードキャストのパスの場合において
も、パス情報が複数に分岐する接続ポイントにおいて、
分岐する受信側の全てのパス情報に対して、タイムスロ
ット割付位置が一致するか否かのチェック対象となる。
【0068】ステップS28において、タイムスロット
割付情報ファイル52を検索して、接続ポイント1でパ
ス情報1,2のタイムスロット割付位置が一致している
か否かを判定する。例えば、図4のパスの場合、AiNi
(i=1〜n−1)のタイムスロット割付情報におい
て、パス情報Pi,P(i+1)のタイムスロット割付位置
が一致しているか否かがチェックされる。図9のパスの
場合、L13のタイムスロット割付情報において、パス
情報P12,P13のタイムスロット割付位置が一致し
ているか否かが判定される。また、図12のパスの場
合、A1N1のタイムスロット割付情報において、パス情
報Pi(i=1〜n)のタイムスロット割付位置が一致
しているか否かが判定される。また、図13のパスの場
合、X2のタイムスロット割付情報において、パス情報
P25,261,262のタイムスロット割付位置が一致してい
るか否かが判定される。タイムスロット割付位置が一致
しなければ、ステップS30に進む。一致していれば、
ステップS22に戻る。結果表示部48は、ステップS
30において、該当グループ内でタイムスロット割付幅
が不一致となる旨を表示する。
【0069】図18はタイムスロット割付位置不一致の
場合を示す図である。図18に示すように、ネットワー
ク管理者の設定ミスにより、図9に示すパスのX1にお
いて、パス情報P11,P12のタイムスロット割付位
置が不一致の場合には、それが検出されて、結果表示部
48によりその旨が表示される。その結果、ネットワー
ク管理者は不一致となったタイムスロット割付情報を修
正する。ステップS32において、該当グループ内の全
パス情報の各接続ポイントにおけるタイムスロット割付
位置が一致しているものと判断する。
【0070】同一グループ識別子を付与して定義された
パス情報群が隣接するパス情報間でタイムスロット割付
位置が同一位置であるかどうかを確認してからシステム
を運用することにより、端末−端末間でタイムスロット
の割付位置がずれることにより発生する回線データ障害
を未然に防ぐことができる。
【0071】3.3 端末IF数のチェック 図19は端末IF数のチェックフローチャートである。
ステップS40において、全パス情報から該当グループ
識別子のパス管理番号リストを作成する。例えば、図9
に示したパスのグループ識別子G1が指定された場合、
グループ識別子G1のパス情報P11〜P16がパス管理番
号リストに登録される。また、図14に示したパスのグ
ループ識別子G2が指定された場合、グループ識別子G
2のパス情報P21〜P262がパス管理番号リストに登録
される。ステップS42において、パス管理番号リスト
数分ループしたか否かを判定する。パス管理番号リスト
数ループしたならば、ステップS46に進む。パス管理
番号リスト数ループしていなければ、ステップS44に
進む。ステップS44において、次パス管理番号のパス
情報の終端情報が端末IFならば、カウンタ値をインク
リメントして、ステップS42に戻る。次パス管理番号
のパス情報の終端情報が端末IFでなければ、カウンタ
値をインクリメントせずに、ステップS42に戻る。
【0072】ステップS42〜ステップS44をパス管
理番号リスト数繰り返すことにより、終端情報が端末I
Fとして終端しているパス情報数がカウントされる。ス
テップS46において、カウンタ値を判定する。カウン
タ値が1以下の場合は、ステップS48に進む。カウン
タ値が2以上の場合は、ステップS50に進む。結果表
示部48は、ステップS48において、回線定義情報と
して端末IFが不足している旨表示する。ステップS5
0において、回線定義情報として端末IFが十分である
と判断する。
【0073】図20は端末IF数不足を示す図である。
図20に示すパスは、P11,P12,P13から構成される
が、一方のパス情報P13の接続ポイントA14が端末IF
であるが、他方のパス情報P11の接続ポイントA11が端
末IFでないので、端末IF数が1となり、端末IF数
不足する。このような場合、回線定義情報として端末I
Fが不足している旨が表示される。
【0074】同一グループ識別子を付与して定義された
パス情報群において、回線の端末としてなりうるポイン
トで終端しているかどうかを判定することにより、誤っ
たパス情報作成手順により回線定義情報として運用不可
能なパス情報をシステムに反映することを未然に防ぎ、
誤ったパス情報を反映することにより現在運用中の回線
定義情報に影響を及ぼさないことを可能とする。
【0075】3.4 端末IF種別のチェック 図21は端末IF種別のチェックフローチャートであ
る。ステップS60において、全パス情報から該当グル
ープ識別子のパス管理番号リストを作成する。例えば、
図9に示したパスのグループ識別子G1が指定された場
合、グループ識別子G1のパス情報P11〜P16がパス管
理番号リストに登録される。また、図14に示したパス
のグループ識別子G2が指定された場合、グループ識別
子G2のパス情報P21〜P262がパス管理番号リストに
登録される。
【0076】ステップS62において、パス管理番号リ
スト数分ループしたか否かを判定する。パス管理番号リ
スト数ループしたならば、ステップS70に進む。パス
管理番号リスト数ループしていなければ、ステップS6
4に進む。ステップS64において、チェック対象のパ
ス情報の終端情報が端末IFとして終端しているか否か
を判別する。パス情報の終端情報が端末IFとして終端
している場合、ステップS64に進む。パス情報の終端
情報が端末IFとして終端していない場合、ステップS
62に戻る。例えば、図9に示すパスの場合、パス情報
P11,P16の終端情報が端末IFである。また、図14
に示すパスの場合、パス情報P21,P261,P262の終端
情報が端末IFである。
【0077】ステップS64において、これまでの処理
により保持してされている終端情報が端末IFのI/F
種別及びI/Fパラメータと、今回得られた端末IFの
I/F種別及びI/Fパラメータとを比較して、2つの
I/F種別及びI/Fパラメータが対向できるか否かを
判別する。例えば、図4に示すパスの場合、A11,AnN
nのI/F種別及びI/Fパラメータが比較される。図
9に示すパスの場合、S11,S21のI/F種別及びI/
Fパラメータが比較される。図12に示すパスの場合、
A11,A2N2,…AnNnの端末IF種別及びI/Fパラメ
ータが比較される。また、図14に示すブロードキャス
トのパス場合、S12,S21,S22のI/F種別及びI/
Fパラメータが比較される。
【0078】対向できる場合、ステップS62に戻る。
対向できない場合、ステップS68に進む。結果表示部
48は、ステップS68において、該当グループ内でI
/F種別及びI/Fパラメータが対向不可である旨を表
示する。ステップS70において、該当グループ内でI
/F種別が全て一致していると判断される。
【0079】同一グループ識別子を付与して定義された
パス情報群において、異なるパス情報に定義されている
それぞれの端末インタフェースを互いに比較することに
より、回線定義情報として運用不可能なパス情報をシス
テムに反映することを未然に防止することができる。
【0080】3.5 端末間の接続経路チェック 図22は端末間の接続経路チェックを示す図である。ス
テップS80において、全パス情報から該当グループ識
別子のパス管理番号リストを作成する。例えば、図9に
示したグループ識別子G1が指定された場合、グループ
識別子G1のパス情報P11〜P16がパス管理番号リ
ストに登録される。また、図14に示したパスのグルー
プ識別子G2が指定された場合、グループ識別子G2の
パス情報P21〜P262がパス管理番号リストに登録
される。ステップS82において、パス管理番号リスト
数分ループしたか否かを判定する。パス管理番号リスト
数ループしたならば、ステップS86に進む。パス管理
番号リスト数ループしていなければ、ステップS82に
進む。
【0081】ステップS84において、パス情報の終端
情報が端末IFの場合、回線識別子により、端末IFか
ら送信方向のとき、パス情報を親リストに、端末IFか
ら受信方向のとき、パス情報を子リストに追加する。ま
た、終端情報が端末IFであるパス情報の回線識別子が
双方向であるとき、当該パス情報が親リスト及び子リス
トに追加される。親リストに複数のパス情報が登録され
る場合は、例えば、端末A,B間で双方向の通信を行う
場合である。子リストに複数のパス情報が登録される場
合は、例えば、端末A,B間で双方向の通信を行うと
き、ブロードキャスト通信を行うときである。例えば、
図4に示すパスの場合、パス情報P1,Pnが親リスト
及び子リストに登録される。図9に示すパスの場合、パ
ス情報P11,P16が親リスト及び子リストに登録され
る。図12に示すパスの場合、パス情報P1が親リス
ト、パス情報P2〜Pnが子リストに登録される。ま
た、図13に示すパスの場合、パス情報P21が親リス
ト、パス情報P261,262が子リストに登録される。
【0082】ステップS86において、親リスト数ルー
プしたか否かをチェックする。親リスト数ループしたな
らば、ステップS110に進む。親リスト数ループして
いなければ、親リストからチェック対象のパス情報を取
り出す。当該パス情報を使用済パスリストに追加して、
ステップS88に進む。
【0083】ステップS88において、チェック対象の
パス情報の終端情報が端末IFとは異なる他方の終端情
報を比較対象リストとして追加する。例えば、図3に示
すパスの場合、パス情報P1の終端情報A1N1が比較対
象リストに追加される。図9に示すパスの場合、パス情
報P1の終端情報X1又はパス情報P16の終端情報X
2が比較対象リストに追加される。図12に示すパスの
場合、パス情報P1の終端情報A1N1が比較対象リスト
に追加される。また、図13に示すパスの場合、パス情
報P21の終端情報X1が比較対象リストに追加され
る。
【0084】ステップS90において、比較対象リスト
が有るか否かをチェックする。比較対象リストが無けれ
ば、ステップS98に進む。比較対象リストが有れば、
ステップS92に進む。ステップS92において、比較
対象リストに追加されているパス情報の接続ポイントが
端末IFであるか否かをチェックする。接続ポイントが
端末IFで有れば、ステップS102に進む。接続ポイ
ントが端末IFで無ければ、ステップS94に進む。
【0085】ステップS94において、同一グループ内
のパス情報であること、比較対象の接続ポイントと同一
ポイントの終端情報を有するパス情報であること、同一
方向のタイムスロット割付位置が一致するパスであるこ
と及び未使用パスリストのパス情報であることの条件を
満たすパス情報が存在するか否かをチェックする。使用
済パスリストとは、ステップS94において、既に検索
されたパス情報のリストである。未使用済パスリストと
は、パス管理番号リストに登録されているパス情報であ
って、使用済パスリストに登録されていないパス情報を
いう。未使用済パスリストを用いるのは、重複チェック
を回避するためである。パス情報が存在すれば、ステッ
プS96に進む。パス情報が存在しないければ、ステッ
プS104に進む。例えば、図3に示すパスの場合、A
1N1が比較対象リストに追加されているとき、パス情報
P2が該当する。図9に示すパスの場合、X1が比較対
象リストに追加されているとき、パス情報P12が該当
する。図12に示すパスの場合、A1N1が比較対象リス
トに追加されているとき、パス情報P2〜Pnが該当す
る。また、図13に示すパスの場合、X1が比較対象リ
ストに追加されているとき、パス情報P22が該当す
る。
【0086】ステップS96において、ステップS94
の条件を満たすパス情報の比較対象接続ポイントとは異
なる接続ポイントの終端情報を比較対象リストに追加す
る。その後、ステップS90に戻る。例えば、図3に示
すパスの場合、検索されたパス情報がP2であるとき、
終端情報A2N2が比較対象リストに追加される。図9に
示すパスの場合、検索されたパス情報がP12であると
き、終端情報L13が比較対象リストに追加される。図
12に示すパスの場合、検索されたパス情報がパス情報
P2〜Pnであるとき、終端情報A2N2〜AnNnが比較対
象リストに追加される。また、図13に示すパスの場
合、検索されたパス情報がP22であるとき、終端情報L
13が比較対象リストに追加される。
【0087】ステップS90〜ステップS96を繰り返
すことにより、送信側の端末IFの接続ポイントから受
信側のパス情報までの経路が探索される。例えば、図3
に示すパスの場合、A11→A1N1→A2N2→…→AnNnの
経路が探索される。図9に示すパスの場合、S11→X1
→L13→L21→X2→S21の経路が探索される。図12
に示すパスの場合、A11→A1N1→A2N2(A3N3,…,
AnNn)の経路が探索される。また、図13に示すパス
の場合、S11→X1→L13→L21→X2→S21(S22)
の経路が探索される。図4の場合、終端情報AnNn,図
9の場合、S21,図13の場合、A2N2(A3N3,…,A
nNn),図14の場合、S21はそれぞれ端末IFなの
で、ステップS92において、接続ポイントが端末IF
で判定される。そして、ステップS102に進む。
【0088】ステップS102において、子リストに端
末IFの該当パス情報が存在するか否かを判断する。該
当パス情報が存在しなければ、ステップS104に進
む。該当パス情報が存在すれば、ステップS100に進
む。図4に示すパスの場合、終端情報AnNn,図9に示
すパスの場合、S21,図13に示すパスの場合、A2N
2,図14に示すパスの場合、S21を終端情報とするパ
ス情報が子リストに登録されているので、ステップS1
00に進む。ステップS100において、子リストから
該当パス情報を削除して、ステップS90に戻る。例え
ば、図4に示すパスの場合、パス情報Pn,図9の場
合、パス情報P16,図13の場合、パス情報P2、図1
4に示すパスの場合、パス情報P261がそれぞれ子リス
トから削除される。ステップS90において、比較対象
リストが有るか否を判断する。比較対象リストが無けれ
ば、ステップS98に進む。比較対象リストが有れば、
ステップS92に進む。
【0089】例えば、図4に示すパスの場合、パス情報
P1について、図9の場合、パス情報P11について、比
較対象リストが無いので、ステップS98に進む。図1
3に示すパスの場合、パス情報Pi(i=3〜n)が比
較対象として残っているので、ステップS90〜ステッ
プS96の処理が実行される。そして、パス情報Piに
ついて接続経路が正常であるか否かが判定される。図1
4に示すパスの場合も図13に示すパスの場合と同様に
処理される。
【0090】ステップS98において、使用済パスをク
リアして、ステップS86に進む。親リストが複数有れ
ば、次の親リストに追加されているパス情報に対してス
テップS86からステップS104までの検索を実施す
る。例えば、図4に示すパスの場合、端末A,B間の双
方向の通信パスなので、端末B→端末Aの方向について
も、親リストに追加されているパス情報Pnについて、
ステップS86〜ステップS104までの処理が実行さ
れる。これにより、パス情報Pnから子リストに追加さ
れているパス情報P1への接続経路が正常であるか否か
が判定される。図9に示すパスの場合も、図4の場合と
同様である。図13に示すパスの場合は、パス情報P1
→パス情報Pi(i=1〜n)のブロードキャストのパ
スの接続経路が正常であるか否かが判定される。図14
に示すパスの場合も図13に示すパスの場合と同様にパ
スの接続経路が正常であるか否かが判定される。
【0091】図23は端末A,B間の接続経路異常の例
を示す図である。図23中の接続ポイントA31,A35は
端末IFである。図23に示すように、接続ポイントA
33とA34間のパス情報が設定されていないので、A31→
A32→A33の終端情報の経路が探索される。しかし、A
33は端末IFでないがA33でパス情報が終端しているの
で、ステップS94において、パス情報が存在しないも
のと判断されて、ステップS104に進む。結果表示部
38は、ステップS104において、接続経路が異常で
ある旨を表示する。
【0092】ステップS106において、子リストにパ
ス情報が存在するか否かを判定する。子リストにパス情
報が存在しなければ、ステップS108に進む。ステッ
プS108において、該当グループ内の接続経路が正常
であると判断する。子リストにパス情報が存在すれば、
ステップS110に進む。例えば、図23に示すよう
に、端末A,B間のパス情報が途中で途切れている場合
は、子リストにパス情報が存在することになり、ステッ
プS110に進む。結果表示部38は、ステップS11
0において、該当グループ内の接続経路異常である旨を
表示する。
【0093】ネットワーク管理者は接続経路異常である
旨が表示されると、接続経路異常に係わるパス情報及び
タイムスロット割付情報を修正する。
【0094】同一グループ識別子を付与して定義された
パス情報群において、回線としての端末から端末までを
該当グループのパスで少なくとも一つの経路により接続
されているかどうかを判定することにより、端末−端末
間で経路が途切れるような回線データをシステムに反映
することを未然に防ぐことができる。
【0095】 3.6 タイムスロット割付位置競合チェック 図24はタイムスロット割付位置競合チェックのパスを
示す図である。図24に示すように、端末Aと端末Bと
の間には、P11⇔P12⇔P13により双方向のパスが設定
されている。P11はA11⇔A12⇔A13⇔A14を接続する
パス情報、P12はA14⇔A15を接続するパス情報、P13
はA15⇔A16⇔A17⇔A18を接続するパス情報である。
一方、端末Cと端末Dとの間には、P21⇔P22⇔P23に
より双方向のパスが設定されている。P21はA21⇔A22
⇔A23⇔A24(=A14)を接続するパス情報、P22はA24⇔
A25(=A15)を接続するパス情報、P23はA25⇔A26⇔A
27⇔A28を接続するパス情報である。
【0096】パス情報P12の接続ポイントA14,A15
とパス情報P22の接続ポイントA24,A25は共通す
る。共通する接続ポイントA14(=A24)と接続ポイント
A15(=A25)におけるタイムスロット割付位置がネットワ
ーク管理者のミス設定により競合する場合が有る。競合
する場合は、例えば、図27に示すクロスコネクト部2
0#iにおいて、2つのパスの入力ポートと出力ポート
が一致する場合である。タイムスロット割付位置の競合
は、A14及び又はA15のタイムスロット割付情報におい
て、パスP12とP22のタイムスロットの使用位置が一致
する場合に生じる。競合すると、回線データが競合した
タイムスロットで衝突するため異常が発生する。
【0097】図25は、タイムスロット割付位置が競合
した場合を示す図である。図25に示すように、例え
ば、接続ポイントA14において、タイムスロット割付位
置TS#1の使用情報がパス情報P11,P21により競合
している。このように、タイムスロット割付位置が異な
るグループG1,G2で競合しているか否かは、各接続
ポイントのタイムスロット割付情報の使用情報により判
定することができる。
【0098】図26はタイムスロット割付位置競合チェ
ックのフローチャートである。ステップS120におい
て、全パス情報から該当グループ識別子のパス管理番号
リストを作成する。例えば、図24に示したグループ識
別子G1が指定された場合、グループ識別子G1のパス
情報P11,P12,P13がパス管理番号リストに登録され
る。ステップS122において、パス管理番号リスト数
分ループしたか否かを判定する。パス管理番号リスト数
ループしたならば、ステップS126に進む。
【0099】ステップS124において、該パス情報の
終端情報1,2の接続ポイントにおいて、当該パスで使
用しているタイムスロット割付位置の使用情報から他グ
ループで使用中か判定する。使用中でなれば、ステップ
S122に戻って、全てのパス管理番号リストに登録さ
れているパス情報について、タイムスロット割付位置が
競合しているか否かを判定する。例えば、図24に示す
パスについて、P11,P12,P13について、タイムスロ
ット割付情報からタイムスロット割付位置が競合してい
るか否かが判定される。タイムスロットが他グループで
使用中の場合は、ステップS128に進む。結果表示部
48は、ステップS128において、該当グループが他
グループとタイムスロット割付位置が競合している旨を
表示する。
【0100】同一グループ識別子を付与して定義された
パス情報群において、異なるグループ識別子を付与され
たパス情報と同一のタイムスロット割付位置を使用して
いるかどうかを判定することにより、異なる回線と回線
データが衝突することを未然に防ぐことを可能とする。
【0101】尚、本発明は以下の付記を有する。
【0102】(付記1) 複数の端末装置と、回線設定
情報に基づいて、各タイムスロットに収容された回線デ
ータを該当する装置内及び伝送路のタイムスロットにマ
ッピングして通信する複数の通信装置と、前記各通信装
置間を接続する複数の伝送路とを含む時分割多重ネット
ワークを管理する集中管理装置であって、前記各通信装
置内の前記タイムスロットが割付られる接続ポイント間
を接続する各パスのパス管理番号、割付タイムスロット
数、前記接続ポイントに関する終端情報及びグループ識
別子を含むパス情報を作成するパス情報作成部と、前記
各接続ポイントの各タイムスロット毎に該タイムスロッ
トを使用する前記パスの前記パス管理番号を含むタイム
スロット割付情報を作成するタイムスロット割付部と、
前記グループ識別子が同一である前記複数のパスから成
る前記パス情報群について、前記パス情報に基づいて前
記パスの正当性を判断するパス情報チェック部と、前記
パスの正当性の判断結果を表示する結果表示部と、を具
備したことを特徴とする集中管理装置。
【0103】(付記2) 前記パス情報チェック部は、
前記タイムスロット割付情報に基づいて、前記パス情報
群の前記各接続ポイントにおいて前記パス情報群に含ま
れるパスが同一のタイムスロットを使用するか否かを判
定することを特徴とする付記1記載の集中管理装置。
【0104】(付記3) 前記パス情報チェック部は、
前記パス情報に基づいて前記同一グループ識別子が設定
された複数のパス情報の前記タイムスロット割付幅が一
致しているか否かを判定することを特徴とする付記1記
載の集中管理装置。
【0105】(付記4) 前記パス情報は、前記接続ポ
イント間で前記回線データが伝送される方向を示す回線
形態識別子を含み、前記タイムスロット割付情報は、前
記接続ポイント毎に前記回線データが伝送される2つ方
向のそれぞれについて作成されており、前記パス情報チ
ェック部は、前記パス情報群の前記各パス情報の前記接
続ポイントが同一且つ該接続ポイントの該当方向である
タイムスロット割付情報に基づいて、前記パス情報群に
含まれる複数のパスが同一タイムスロットを使用するか
否かを判定することを特徴とする付記2記載の集中管理
装置。
【0106】(付記5) 前記各終端情報は前記各接続
ポイントのインタフェースを示す接続タイプを含み、前
記パス情報チェック部は、前記パス情報群の中で前記接
続タイプが前記端末装置を終端する端末インタフェース
であるパスが2つ以上存在するか否かを判定することを
特徴とする付記1記載の集中管理装置。
【0107】(付記6) 前記パス情報は前記接続タイ
プが前記端末インタフェースの場合に、該端末インタフ
ェース種別を含み、前記パス情報チェック部は、前記パ
ス情報群の中で前記接続タイプが端末インタフェースで
あるパスが2つ以上あるとき、該パスの前記端末インタ
フェース種別に基づいて端末インタフェースの整合性を
判定することを特徴とする付記5記載の集中管理装置。
【0108】(付記7) 前記パス情報チェック部は、
前記パス情報群の中で前記接続タイプが前記端末インタ
フェースであるパスが2つ以上あるとき、前記接続タイ
プが端末インタフェースである一方のパスから前記接続
ポイントが同じパスを順次繋ぎ合わせることにより前記
接続タイプが端末インタフェースである他方のパスまで
繋ぐことが可能であるか否かを判断することを特徴とす
る付記1記載の集中管理装置。
【0109】(付記8) 前記パス情報は、前記接続ポ
イント間で前記回線データが伝送される方向を示す回線
形態識別子を含み、前記パス情報チェック部は、前記回
線形態識別子に基づいて前記端末インタフェースである
パスが送信側のパスであるか受信側のパスであるかを判
断する第1処理と、前記送信側のパスを第1パスとする
第2処理と、前記送信側のパスの前記端末インタフェー
スとは異なる他方の第2接続ポイントを第1接続ポイン
トとする第3処理と、前記第1接続ポイントと接続ポイ
ントが同一且つ前記第1接続ポイントが送信側のパスを
第1パスとする処理及び該第1接続ポイントと異なる第
2接続ポイントを第1接続ポイントとする処理を繰り返
す第4処理と、前記受信側のパスまでパスを繋ぐことが
できるか否かを判断する第5処理とを実行すること特徴
とする付記7記載の集中管理装置。
【0110】(付記9) 前記パス情報チェック部は、
前記タイムスロット割付情報に基づいて、前記接続ポイ
ントの各タイムスロットについて、前記グループ識別子
が異なるパスで共用されているか否かを判断することを
特徴とする付記1記載の集中管理装置。
【0111】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、同一のグ
ループ識別子のパス情報群のパスの正当性をチェックす
るので、未然に回線データ障害を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施形態による時分割多重ネットワー
ク構成例を示す図である。
【図3】図2中の集中管理装置の構成図である。
【図4】一般的なパスを示す図である。
【図5】パス情報を示す図である。
【図6】パスイメージとパス情報を示す図である。
【図7】タイムスロット割付情報を示す図である。
【図8】タイムスロット割付イメージとタイムスロット
割付情報を示す図である。
【図9】具体的なパスを示す図である。
【図10】図9のパスのパス情報を示す図である。
【図11】図9のパスのタイムスロット割付情報を示す
図である。
【図12】一般的なブロードキャストのパスを示す図で
ある。
【図13】具体的なブロードキャストのパスを示す図で
ある。
【図14】図13のパス情報を示す図である。
【図15】図13のタイムスロット割付情報を示す図で
ある。
【図16】タイムスロット割付幅チェックのフローチャ
ートである。
【図17】タイムスロット割付位置のチェックのフロー
チャートである。
【図18】タイムスロット割付位置の不一致の例を示す
図である。
【図19】端末IF数のチェックを示す図である。
【図20】端末IFの不足例を示す図である。
【図21】端末IFのIF種別のチェックフローチャー
トである。
【図22】端末間の接続経路のチェックフローチャート
である。
【図23】端末間の接続経路異常の例を示す図である。
【図24】グループ間の競合を示す図である。
【図25】タイムスロット割付位置の競合を示す図であ
る。
【図26】グループ間のタイムスロット割付位置の競合
チェックフローチャートである。
【図27】パスの一例を示す図である。
【符号の説明】
30 集中管理装置 32 パス情報作成部 34 タイムスロット割付部 36 パス情報チェック部 38 結果表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K028 AA01 AA15 CC05 DD01 DD02 DD03 DD04 DD05 KK01 NN01 RR01 RR04 5K030 GA12 HA02 HB25 HC01 JA01 JA10 JL10 JT02 KA01 KA02 KA04 5K047 AA01 AA12 CC02 HH01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末装置と、回線設定情報に基づ
    いて、各タイムスロットに収容された回線データを該当
    する装置内及び伝送路のタイムスロットにマッピングし
    て通信する複数の通信装置と、前記各通信装置間を接続
    する複数の伝送路とを含む時分割多重ネットワークを管
    理する集中管理装置であって、 前記各通信装置内の前記タイムスロットが割付られる接
    続ポイント間を接続する各パスのパス管理番号、割付タ
    イムスロット数、前記接続ポイントに関する終端情報及
    びグループ識別子を含むパス情報を作成するパス情報作
    成部と、 前記各接続ポイントの各タイムスロット毎に該タイムス
    ロットを使用する前記パスの前記パス管理番号を含むタ
    イムスロット割付情報を作成するタイムスロット割付部
    と、 前記グループ識別子が同一である前記複数のパスから成
    る前記パス情報群について、前記パス情報に基づいて前
    記パスの正当性を判断するパス情報チェック部と、 前記パスの正当性の判断結果を表示する結果表示部と、 を具備したことを特徴とする集中管理装置。
  2. 【請求項2】 前記パス情報チェック部は、前記タイム
    スロット割付情報に基づいて、前記パス情報群の前記各
    接続ポイントにおいて前記パス情報群に含まれるパスが
    同一のタイムスロットを使用するか否かを判定すること
    を特徴とする請求項1記載の集中管理装置。
  3. 【請求項3】 前記パス情報チェック部は、前記パス情
    報に基づいて前記同一グループ識別子が設定された複数
    のパス情報の前記タイムスロット割付幅が一致している
    か否かを判定することを特徴とする請求項1記載の集中
    管理装置。
  4. 【請求項4】 前記各終端情報は前記各接続ポイントの
    インタフェースを示す接続タイプを含み、前記パス情報
    チェック部は、前記パス情報群の中で前記接続タイプが
    前記端末装置を終端する端末インタフェースであるパス
    が2つ以上存在するか否かを判定することを特徴とする
    請求項1記載の集中管理装置。
  5. 【請求項5】 前記パス情報チェック部は、前記パス情
    報群の中で前記接続タイプが前記端末インタフェースで
    あるパスが2つ以上あるとき、前記接続タイプが端末イ
    ンタフェースである一方のパスから前記接続ポイントが
    同じパスを順次繋ぎ合わせることにより前記接続タイプ
    が端末インタフェースである他方のパスまで繋ぐことが
    可能であるか否かを判断することを特徴とする請求項1
    記載の集中管理装置。
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