JP2002083197A - 販売システム - Google Patents

販売システム

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Masahiro Sagehashi
正博 提橋
Mikio Takenaka
幹夫 竹中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入後の複雑な在庫管理を不要にしながら、
基準在庫を維持できるとともに、必要な商品を低価格で
購入できる販売システムを提供することである。 【解決手段】 在庫管理の最小単位でパック化した商品
の品目と、単価とを特定した商品カタログと、ユーザー
使用品目リストとを備え、上記商品カタログとユーザー
使用品目リストとを対比させながら、上記商品カタログ
から商品を選択したとき、上記在庫管理の最小単位で商
品を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の品目を購
入するユーザーが、それらの商品を低価格で購入できる
とともに、購入した商品の在庫管理を省略できるシステ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、大病院などでは、購買管理部署
が、病院で使うすべての医療材料を一括して管理するの
が通常である。そして、購買管理部署が一括購入した医
療材料は、病院内の様々な使用現場に配るようにしてい
る。したがって、購入管理部署では、購入した医療材料
を使用現場に配ってしまえば、後は、その使用状況をほ
とんど把握できないのが現状であった。
【0003】そのために、購入管理部署では、病院内に
ある医療材料の在庫が、どのくらいあるのかをほとんど
把握できなかった。在庫を正確に把握できないので、購
買管理部署では、使用頻度を経験から割り出し、在庫の
有無に関わりなく定期的に購入していた。あるいは、使
用現場からの在庫切れの報告があったとき、病院全体の
在庫の有無にかかわらず、取引慣行等で定められたロッ
ト単位で購入することもあった。また、購入管理部署で
は、メーカーやディーラーを一度特定してしまうと、例
えば、ライバル企業の商品を比較することなく、そのま
ま決まった商品を購入し続けるのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように購入管理
部署では、現場での使用状況をほとんど把握できないの
ので、病院全体をみれば、十分な在庫があるにもかかわ
らず、新規に発注してしまうことが多かった。そのため
に、どうしても在庫が過剰気味になり、経費の無駄遣い
になるといった問題があった。また、使用頻度を経験か
ら割り出し、在庫の有無にかかわりなく定期的に購入す
る場合には、在庫切れを嫌って、早め早めに発注する傾
向にある。そのために、ここでも在庫が過剰気味になる
といった問題があった。
【0005】使用現場からの在庫切れがあったときに
は、不足量と関係なく、取引慣行等で定められたロット
単位で購入することが多いが、この取引慣行で定められ
たロットは、大きいのが通常である。したがって、この
場合にも、上記したと同じように過剰在庫が問題になっ
ていた。さらに、病院内の過剰在庫は、古い商品を使わ
ざるをえない状況を作り出す。しかし、商品が古くなれ
ば、その品質が落ちてしまう商品もある。例えば、滅菌
ガスとともに袋詰めされた注射器などでは、時間の経過
によって上記滅菌ガスが変質し、毒性を発揮するすらあ
る。このような、古い商品を使用した場合には、患者に
対して悪影響が有るのは明らかである。そのために、古
くなった商品は廃棄せざるをえず、その分、経費が無駄
になるという問題もあった。
【0006】また、購入管理部署で、メーカーやディー
ラーを固定化してライバル企業の商品を比較することが
ないと、同じ機能の商品のなかで、安い商品があるにも
かかわらず、高い商品を購入してしまうこともあった。
この発明の目的は、購入後の複雑な在庫管理を不要にし
ながら、基準在庫を維持できるとともに、必要な商品を
低価格で購入できる販売システムを提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、在庫管理
の最小単位でパック化した商品の品目と、単価とを特定
した商品カタログと、ユーザー使用品目リストとを備
え、上記商品カタログとユーザー使用品目リストとを対
比させながら、上記商品カタログから商品を選択したと
き、上記在庫管理の最小単位で商品を提供する点に特徴
を有する。
【0008】第2の発明は、管理サーバーと複数のユー
ザー端末とを、通信ネットを介して接続し、上記管理サ
ーバーに、各ユーザーの使用品目とその使用量に関する
ユーザー情報と、在庫管理の最小単位にパック化した商
品の商品カタログ情報とを入力する一方、上記管理サー
バーは、特定のユーザー情報における使用品目と同一ま
たは代替可能な品目を上記商品カタログ情報から抽出
し、この抽出品目に対して上記ユーザー端末から承認信
号が入力された段階で、その品目ごとに上記在庫管理の
最小単位数に換算した基準在庫量を記憶する点に特徴を
有する。
【0009】第3の発明は、管理サーバーは、商品カタ
ログ情報から抽出された品目に対して、ユーザー端末か
ら承認信号が入力された段階で、特定のユーザー情報の
商品使用量とあらかじめ記憶した納入サイクルに応じて
基準在庫量を自動的に算出し、それを記憶する点に特徴
を有する。第4の発明は、ユーザー端末を介してユーザ
ー消費量情報を管理サーバーへ入力し、管理サーバー
は、上記ユーザー消費量情報に応じた商品納入量を算出
する点に特徴を有する。
【0010】第5の発明は、ユーザー消費量情報が、商
品のロットごとに付けられたバーコード表示である点に
特徴を有する。第6の発明は、管理サーバーに、通信ネ
ットを介して商品供給側の端末を接続し、管理サーバー
は、算出した商品納入量に基づいて商品発注量を算出
し、この発注量データを、商品供給側端末へ送信する点
に特徴を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図5に、この発明の実施例
を示す。この実施例における、購買システムの全体は、
図1に示すように、この発明のユーザーである病院1と
管理センター2と、この発明の商品供給側であるメーカ
ー3とからなる。上記管理センター2には、管理サーバ
ーSを設置し、この管理サーバーSには病院1に設置し
た端末4と、メーカー3に設置した端末5とを、破線の
矢印で示すインターネットなどの通信ネットによって接
続している。上記管理サーバーSは、この購買システム
に参加する複数の病院1の端末4と、このシステムに参
加する複数のメーカー3の端末5とを接続している。そ
して、管理センター2は、病院1での各商品の消費量情
報に応じて、メーカー3から仕入れた商品を、上記病院
1へ納めるようにしている。
【0012】この購買システムを稼働させるためには、
管理サーバーSに予め、次のようなデータを入力してお
かなければならない。ひとつは、上記管理センター2が
取り扱う商品の商品カタログ情報である。その内容は、
図2の表に示すように、商品ごとに、その機能、メーカ
ー、入り数、納入最小単位価格、単価を特定したもので
ある。上記機能とは、注射針などでは、それを用いる部
位に対応した何々用ということのほか、ここでは、形状
や大きさなどの規格も含むことにする。例えば、血管用
の注射針でも、その長さが違えば、機能が違うというと
らえ方をする。
【0013】また、上記入り数とは、納入最小単位当た
りの商品の数を意味する。つまり、1パックあたりの商
品数である。図2において、入り数の欄で、「5」とい
うのは、納入最小単位当たりの商品の数が5個であると
いうことである。そして、上記商品カタログでは、上記
納入最小単位と在庫管理の最小単位とを等しくしてい
る。ここでいう在庫管理の最小単位とは、過去の経験則
をもとにして定めたもので、病院内で流通する最小単位
をもとにして決めている。このように納入最小単位が、
在庫管理の最小単位と等しければ、大きなロットで購入
してから、それをばらす手間も省けるし、在庫管理もや
りやすくなる。
【0014】一方で、同じ機能を備えた商品が、複数の
メーカーで製造されていることがある。例えば、図2の
商品カタログ情報には、機能Aを備えた商品として、メ
ーカーa製の商品の情報があるが、実際には、同じ機
能を備えた別の商品が製造されていることがほとんどで
ある。このように、同じ機能Aの商品がいろいろなメー
カーで作られていたとしても、これらの中から、価格
や、納入最小単位の入り数などを考慮して、管理センタ
ー2側で推奨商品を選択する。この推奨商品を商品カタ
ログに載せるようにしている。
【0015】上記のようにしたカタログ情報は、機能と
商品名とを載せ、いずれからもそれらの検索ができるよ
うにしている。例えば、図2の商品カタログ情報は、機
能Aとメーカーa製の商品、機能Bとメーカーb製の
商品およびメーカーd製の商品を関連づけている。
したがって、機能Aから商品を検索できるし、機能B
から商品およびを検索できる。なお、上記機能Bを
備えた推奨商品として、商品と商品とを記憶させて
いるが、このように、同一機能でも、複数の推奨商品を
設定して、その中から、ユーザーが選択できるようにす
ることもできる。
【0016】また、管理サーバーSには、各病院の病院
マスタを登録しておく。この病院マスタは、この実施例
の購買システムに参加する病院ごとに、このシステムを
通して購入する商品と、その商品の基準在庫量を特定し
たデータである。その内容は、図3に示すように、機能
Aの商品、機能Bの商品、・・・、というように、
原則的には、各機能ごとに1品目を特定している。ま
た、各商品の基準在庫量も登録されている。この基準在
庫量は、在庫管理の最小単位数で登録するが、それは病
院ごとに異なること当然である。なお、上記基準在庫量
は、その病院において、最低限備えていなければならな
い在庫量を基準に決めている。したがって、この基準在
庫量は、それを下回ったときに、その下回った分の数量
を常に納入しなければならない量になる。
【0017】次に、上記病院マスタを管理サーバーSに
登録する手順を、図4のフローにしたがって説明する
が、ここでは、特定ユーザーとして、○○病院のマスタ
を作成する場合を説明する。まず、ステップ1で、○○
病院1の端末4から管理サーバーSへ、○○病院1で使
用している商品の品目全てと、その単位時間あたりの使
用量を入力すると、管理サーバーSは、その情報をユー
ザー情報として記憶する。このユーザー情報が、この発
明のユーザー使用品目リストに対応する。
【0018】ステップ2で、管理サーバーは、上記商品
カタログ情報とユーザー情報の商品品目とを比較する。
ステップ3で、○○病院で使用している商品が、商品カ
タログ情報の中の推奨商品と同じかどうかを判定する。
上記比較、判定は、現在病院で使用している商品ごとに
行われる。ただし、ここで、商品が同じということは、
品目が同じであって、かつ、納入最小単位も同じである
ということである。つまり、品目が同じでも、カタログ
商品と、納入最小単位が違えば同じ商品とはいわない。
【0019】例えば、特定の病院のユーザー情報の使用
商品として、機能Aは同じだけれども商品とは別の商
品が含まれていた場合、管理サーバーSは、この別の商
品が、商品カタログ情報に含まれる推奨商品と同じかど
うかを判断する。先ず、カタログ情報から機能Aを備え
ている商品をピックアップして、それと上記別の商品と
を比較する。この実施例では、機能Aを備えた推奨商品
は、商品なので、管理サーバーSは、ユーザーが現在
使用している別の商品が上記推奨商品と違うと判断し
て、ステップ4へ進む。ユーザーが使用している上記別
の商品と推奨商品とは違うが、どちらも機能Aを備え
た商品である。このシステムでは、機能が同じなら、代
替可能と判断する。したがって、病院で実際に使ってい
る商品が推奨品と違うとき、このシステムでは、管理サ
ーバーSが、上記別の商品の代替可能品として、推奨商
品をユーザー端末4に表示する(ステップ5)。
【0020】一方、ステップ3で、ユーザーが現在使用
している上記別の商品が、カタログの推奨商品と同じで
あると判定された場合には、ステップ4を越えてステッ
プ5へ進み、その商品を推奨商品として提示する。つま
り、どちらにしても、上記カタログ情報の中の推奨商品
を、病院1の端末4に表示する。
【0021】病院側が、提示された推奨商品を購入する
ことを承認した場合には、病院側の端末に承認信号を入
力する。管理サーバーSが、この承認信号を受信したら
(ステップ6)、ステップ7で、その推奨商品を○○病
院の使用商品として、○○病院マスタに登録する。ステ
ップ8では、各使用商品に対して、基準在庫量を決定し
て登録するが、管理サーバーSは、単位期間内の使用量
をもとにした使用量データから、所定期間内の基準在庫
量を算出する。例えば、単位期間内の使用量と納入サイ
クルがわかれば、後は、安全率を考慮して管理サーバー
Sに自動計算させることができる。この場合に、上記基
準在庫量は、納入最小単位の数として算出される。ただ
し、上記基準在庫量の算出は、管理サーバーSが行わな
いで、人が決めてそれを入力するようにしてもよい。
【0022】以下、特定の病院における全ての使用商品
について、ステップ2〜ステップ8を繰り返し、使用商
品および基準在庫量リストを特定の病院マスタに登録す
る。さらに、その他全ての病院1のユーザー情報に基づ
いて同様の処理を行い、全病院マスタを完成する。ただ
し、上記ステップ6で、管理サーバーSが提示した推奨
商品に対して、病院の承認が得られない場合には、その
使用商品だけは、このシステムに乗せないことにしても
よい。また、予め複数の推奨商品を特定しておいて、そ
の中から商品を選択して承認してもらうようにしてもよ
い。
【0023】上記のようなステップを実施する過程で、
各病院マスタには、管理センター2が推奨商品として提
示した商品のみが、登録されることになる。したがっ
て、管理センター2を介して購入できる商品は、推奨商
品だけということになる。すなわち、どの病院も、同じ
商品を使うことになる。以上のようにして、管理サーバ
ーSに、推奨商品に関する商品カタログ情報と、病院が
購入する商品の類を登録した病院マスタとが、管理サー
バーSに登録されたら、この販売システムが稼働可能に
なる。
【0024】次に、このシステムの作用を説明する。病
院マスタ登録が終了すると、管理センター2は、各病院
1へ基準在庫量の商品を配送する。このときの商品の配
送量は、病院マスタに基づいて、上記納入最小単位すな
わち在庫管理の最小単位の数で特定する。この在庫管理
の最小単位は、管理センターSが管理する。したがっ
て、メーカー3から大ロットで仕入れた場合には、それ
を管理センター2で小分けすることになる。このように
小分けして各病院に納入される各在庫管理の最小単位ご
とに、図5に示すようなオーダーカード6を貼付する。
このオーダーカード6には、商品名欄7や規格欄8など
を設けている。さらに、商品名や商品規格などは、上記
各欄の記載とは別に、バーコード9で表されている。
【0025】上記オーダーカード6を貼付された商品を
病院では、各使用現場に振り分けるが、このときには、
上記在庫管理の最小単位ごとに振り分け個数を決める。
各現場では、商品を使用する際に、それに貼付されたオ
ーダーカード6をはずす。例えば、上記在庫管理の最小
単位ごとに梱包された商品を取り出す段階で、オーダー
カード6をはずし、所定の回収ボックスなどに入れる。
この回収ボックスから、在庫管理担当者が、午前、午後
各1回というように、定期的にカードを回収する。
【0026】回収したオーダーカード6により、商品の
消費量情報がわかるので、その情報を、端末4から管理
サーバーSへ入力する。このオーダーカード6には、バ
ーコード9がプリントされているので、それを、バーコ
ードリーダーによって読み取り、端末4に入力すること
もできる。もちろん、商品を消費する現場で、上記バー
コード9を読み込んで、直接、管理サーバーSへ、消費
量データを入力するようにしてもよい。
【0027】上記のように、オーダーカード6は在庫管
理の最小単位ごとに付けられているので、回収したオー
ダーカード6の枚数で、消費量が把握できる。したがっ
て、発注時に発注個数をいちいち特定する必要がない。
つまり、オーダーカード6の枚数を入力するだけで、自
動的に発注したことになる。しかも、その発注は、在庫
管理の最小単位で行われるので、必要以上の量を発注し
たりしない。
【0028】管理センター2側では、管理サーバーS
が、上記病院の端末4から入力された商品の消費量を受
信する。消費量を受信した管理センター2では、消費さ
れた商品を病院に納品するとともに、メーカー3へ商品
を発注する。この実施例では、メーカー3の端末と、管
理サーバーSとが接続されているので、メーカー3に対
して、管理サーバーSから自動発注することができる。
ただし、発注方法はこれに限らない。例えば、管理サー
バーSによる、管理センター2内の在庫状況に応じて、
担当者が電話でメーカーに発注してもかまわない。
【0029】一方、管理センター2からの発注を受けた
メーカー3は、その商品を管理センター2へ納品する。
このとき、メーカー3から納品された商品の納入ロット
が、上記在庫管理の最小単位より大きい時には、管理セ
ンター2が、その商品を、上記最小単位で小分けする。
このようにすれば、次のようなサイクルができる。すな
わち、病院からのオーダーカード6による各商品の消費
量データ入力⇒管理センター2からの病院への納品およ
びメーカー3への発注⇒メーカー3から管理センター2
への納品⇒病院からの消費量データの入力、というよう
なサイクルである。したがって、病院は消費量データを
入力すれば、上記サイクルに沿って、自動的に商品が納
入される。
【0030】なお、このシステムを示した図1では、デ
ータの流れを破線の矢印で示し、商品の流れを二点鎖線
の矢印で示している。上記のサイクルによって、各病院
1では、消費量データを入力さえすれば、後は、消費し
た分の商品が自動的に補充されるようになる。また、オ
ーダーカード6を回収する方法を用いなくても、病院で
の各商品の消費量データさえ入力できれば、どのような
方法を採ってもかまわない。
【0031】上記のように、この販売システムを用いれ
ば、必要以上の量を発注したりしないし、品切れも発生
しない。したがって、病院1内での在庫管理は必要なく
なる。さらに、先に説明したように、このシステムによ
って各病院1が購入する商品は、カタログ情報から選択
し、承認したものである。すなわち、予め管理センター
2が、推奨商品として提示したものに限られている。つ
まり、このシステムで流通する同一機能を備えた商品と
しては、1つまたは数個の品目しかない。そのため、多
くの病院が、実質的に共同購入したと同じことになる。
機能によって同一の商品を購入することになる。
【0032】また、メーカー3にしてみれば、多くの病
院が同一商品を購入するので、その商品の販売量が増え
る。このように、同一商品の販売量が増えるので、その
商品の価格を下げることも可能になる。すなわち、病院
側は、低価格の商品を購入することができる。そのう
え、購買量がまとまれば、管理センター2で行っていた
大ロットをばらして在庫管理の最小単位を作る作業も、
メーカー側に要求できるようになる。そのような場合に
は、管理サーバー2から注文を受けた各メーカー3は、
病院に直接商品を納入してもよい。なお、上記システム
においては、どの病院に納めるものであっても、商品ご
との納入最小単位の大きさが決まっている。そのため、
管理センター2では、商品を同じ納入最小単位にあらか
じめまとめておくことができる。その分、納品タイミン
グが早くでき、消費したら直ちに補充することができ
る。
【0033】また、上記病院マスタには、どの商品をど
れだけ必要とするかをあらかじめ登録することができ
る。ただし、上記商品には、現在は必要がないが、将来
必要とするであろう商品を含むことができる。将来必要
とする商品をあらかじめ登録しておけば、新規購入がス
ムーズになる。さらに、システム導入時に、マスタに登
録していない商品についても、追加登録できることは当
然である。病院側で、新しい商品が必要になった場合に
は、管理サーバーSに登録されている商品カタログ情報
から、その商品を特定する。
【0034】そして、医療材料などのように、機能が厳
密に分かれている場合には、ユーザーは、現在使用して
いる商品の代替品を見つけるのが難しい。しかし、この
実施例では、管理サーバーSが、商品カタログ情報から
機能に基づいて抽出した代替可能な商品を提示するよう
にしている。したがって、ユーザーは、代替可能な推奨
商品がすぐにわかって便利である。ただし、管理サーバ
ーSは、代替可能な推奨商品を自動的に抽出しなくても
よい。この場合には、推奨商品の商品カタログ情報と、
ユーザーの使用品目リストとを表示することになる。ユ
ーザーは、表示されたリストと商品カタログとを比較し
て、購入商品を決定すればよい。なお、上記実施例で
は、病院で使用する医療材料の購買を例に説明したが、
このシステムは、他の種類の商品にも適応できる。
【0035】
【発明の効果】第1〜第6の発明によれば、別々のユー
ザーが、実質的に共同購入するのと同じ結果が得られる
ので、商品を安く購入できる。しかも、納入最小単位
を、ユーザーの在庫管理の最小単位に等しくしているの
で、必要以上の量を発注しなくなる。したがって、面倒
な在庫管理の簡略化できる。
【0036】第2の発明によれば、ユーザーの使用品目
と、カタログ商品との対比を自動的に行うことができ
る。第3の発明によれば、自動的に基準在庫量が算出さ
れる。第4の発明によれば、管理サーバーが、ユーザー
の消費量を自動的に検出し、納品量を算出できるので、
消費量に応じて、自動的に商品を補充することができ
る。つまり、各病院の在庫管理を管理センターが肩代わ
りすることになる。
【0037】第5の発明によれば、ユーザーの商品消費
量データの入力作業が間単になる。第6発明によれば、
ユーザーの消費量に応じて、メーカーへの商品発注を自
動的に制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の購買システムの全体図である。
【図2】管理サーバーが記憶する商品カタログ情報の説
明図である。
【図3】実施例の病院マスタである。
【図4】実施例のシステム導入時に病院マスタを登録す
る手順を表したフローチャートである。
【図5】実施例のオーダーカードである。
【符号の説明】
S 管理サーバー 1 病院 2 管理センター 3 メーカー 4 端末 5 端末 6 オーダーカード 9 バーコード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 在庫管理の最小単位でパック化した商品
    の品目と、単価とを特定した商品カタログと、ユーザー
    使用品目リストとを備え、上記商品カタログとユーザー
    使用品目リストとを対比させながら、上記商品カタログ
    から商品を選択したとき、上記在庫管理の最小単位で商
    品を提供する販売システム。
  2. 【請求項2】 管理サーバーと複数のユーザー端末と
    を、通信ネットを介して接続し、上記管理サーバーに、
    各ユーザーの使用品目とその使用量に関するユーザー情
    報と、在庫管理の最小単位にパック化した商品の商品カ
    タログ情報とを入力する一方、上記管理サーバーは、特
    定のユーザー情報における使用品目と同一または代替可
    能な品目を上記商品カタログ情報から抽出し、この抽出
    品目に対して上記ユーザー端末から承認信号が入力され
    た段階で、その品目ごとに上記在庫管理の最小単位数に
    換算した基準在庫量を記憶する販売システム。
  3. 【請求項3】 管理サーバーは、商品カタログ情報から
    抽出された品目に対して、ユーザー端末から承認信号が
    入力された段階で、特定のユーザー情報の商品使用量と
    あらかじめ記憶した納入サイクルに応じて基準在庫量を
    自動的に算出し、それを記憶する請求項2に記載の販売
    システム。
  4. 【請求項4】 ユーザー端末を介してユーザー消費量情
    報を管理サーバーへ入力し、管理サーバーは、上記ユー
    ザー消費量情報に応じた商品納入量を算出する請求項2
    または3に記載の販売システム。
  5. 【請求項5】 ユーザー消費量情報が、商品のロットご
    とに付けられたバーコード表示である請求項4に記載の
    販売システム。
  6. 【請求項6】 管理サーバーに、通信ネットを介して商
    品供給側の端末を接続し、管理サーバーは、算出した商
    品納入量に基づいて商品発注量を算出し、この発注量デ
    ータを、商品供給側端末へ送信する請求項4または5に
    記載の販売システム。
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