JP2002078661A - 食器洗い機 - Google Patents
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- A47L—DOMESTIC WASHING OR CLEANING; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47L15/00—Washing or rinsing machines for crockery or tableware
- A47L15/42—Details
- A47L15/4291—Recovery arrangements, e.g. for the recovery of energy or water
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B40/00—Technologies aiming at improving the efficiency of home appliances, e.g. induction cooking or efficient technologies for refrigerators, freezers or dish washers
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 食器洗い機の洗浄工程において加熱された洗
浄水の排水の熱を有効利用し、省エネルギー化を図るこ
とである。 【解決手段】 洗浄槽２内の水をヒーター５により加熱
し、その水を洗浄ポンプ１１を介在した循環通路１４に
より洗浄ノズル３に供給して食器２０の洗浄又はすすぎ
を行うようにした食器洗い機において、貯水タンク１５
を機体１の内部に設け、上記循環通路１４に給水切換弁
１２を介して上記貯水タンク１５を接続し、上記貯水タ
ンク１５に熱交換器１７を設置し、その熱交換器１７に
より上記洗浄槽２の排水の熱と上記貯水タンク１５内の
水とを熱交換させ、貯水タンク１５の水を加熱すすぎに
利用するようにした。
浄水の排水の熱を有効利用し、省エネルギー化を図るこ
とである。 【解決手段】 洗浄槽２内の水をヒーター５により加熱
し、その水を洗浄ポンプ１１を介在した循環通路１４に
より洗浄ノズル３に供給して食器２０の洗浄又はすすぎ
を行うようにした食器洗い機において、貯水タンク１５
を機体１の内部に設け、上記循環通路１４に給水切換弁
１２を介して上記貯水タンク１５を接続し、上記貯水タ
ンク１５に熱交換器１７を設置し、その熱交換器１７に
より上記洗浄槽２の排水の熱と上記貯水タンク１５内の
水とを熱交換させ、貯水タンク１５の水を加熱すすぎに
利用するようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、一般家庭で用い
られる食器洗い機に関し、特にその給水構造に関するも
のである。
られる食器洗い機に関し、特にその給水構造に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術と解決しようとする課題】一般家庭で用い
られる食器洗い機においては、洗浄効果を上げるため
に、洗浄槽内に設けたヒーターにより洗浄水を一定温度
（例えば約５７°Ｃ）まで加熱することが行われてい
る。
られる食器洗い機においては、洗浄効果を上げるため
に、洗浄槽内に設けたヒーターにより洗浄水を一定温度
（例えば約５７°Ｃ）まで加熱することが行われてい
る。
【０００３】上記のように加熱された洗浄水は１回の洗
浄工程が終了すると、そのまま外部に排水される。ま
た、水すすぎ工程が終了した後に行う加熱すすぎ工程に
おいても、同様に洗浄水を加熱することが行われるが、
この場合も加熱すすぎ工程が終了すると外部に排水され
る。
浄工程が終了すると、そのまま外部に排水される。ま
た、水すすぎ工程が終了した後に行う加熱すすぎ工程に
おいても、同様に洗浄水を加熱することが行われるが、
この場合も加熱すすぎ工程が終了すると外部に排水され
る。
【０００４】上記のように、従来はある程度の熱をもっ
た水をそのまま外部に排出していたので、熱が廃熱とな
り有効利用されることがなかった。
た水をそのまま外部に排出していたので、熱が廃熱とな
り有効利用されることがなかった。
【０００５】そこで、この発明はその廃熱を食器洗浄に
有効利用することを課題とする。
有効利用することを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、洗浄槽内の水をヒーターにより加熱
し、その水を洗浄ポンプを介在した循環通路により洗浄
ノズルに供給して食器の洗浄又はすすぎを行うようにし
た食器洗い機において、貯水タンクを機体の内部又は外
部に設け、上記貯水タンクを給水切換弁を介して上記循
環通路に接続し、上記貯水タンクに熱交換器を設置し、
該熱交換器により上記洗浄槽の排水の熱と上記貯水タン
ク内の水とを熱交換させるようにした。
めに、この発明は、洗浄槽内の水をヒーターにより加熱
し、その水を洗浄ポンプを介在した循環通路により洗浄
ノズルに供給して食器の洗浄又はすすぎを行うようにし
た食器洗い機において、貯水タンクを機体の内部又は外
部に設け、上記貯水タンクを給水切換弁を介して上記循
環通路に接続し、上記貯水タンクに熱交換器を設置し、
該熱交換器により上記洗浄槽の排水の熱と上記貯水タン
ク内の水とを熱交換させるようにした。
【０００７】上記の構成によると、洗浄工程で使用され
た排水の熱により貯水タンク内の水が加温されるので、
その水を後工程の加熱すすぎ工程等において使用するこ
とにより、加熱電力の節約、加熱時間の短縮を図ること
ができる。
た排水の熱により貯水タンク内の水が加温されるので、
その水を後工程の加熱すすぎ工程等において使用するこ
とにより、加熱電力の節約、加熱時間の短縮を図ること
ができる。
【０００８】上記貯水タンクの容量が加熱すすぎに必要
な水量に相当する大きさであり、洗浄及び水すすぎ用の
水は外部から上記洗浄槽内に給水するようにした構成を
採ることができる。この構成によると、貯水タンクの容
量が小型になる利点がある。
な水量に相当する大きさであり、洗浄及び水すすぎ用の
水は外部から上記洗浄槽内に給水するようにした構成を
採ることができる。この構成によると、貯水タンクの容
量が小型になる利点がある。
【０００９】上記洗浄槽の排水口から上記熱交換器に至
る排水通路の途中に排水切換弁を設け、切り換えられた
一方の排水通路を上記熱交換器に接続すると共に、他方
の排水通路を外部に開放し、水すすぎの場合に上記排水
切換弁を外部開放側の排水通路に切り換えるようにした
構成をとることができる。この構成によると、水すすぎ
工程の排水が熱交換器を通過しないので、それ以前の工
程で加温されていた貯水タンク内の水の熱を奪うことが
防止される。
る排水通路の途中に排水切換弁を設け、切り換えられた
一方の排水通路を上記熱交換器に接続すると共に、他方
の排水通路を外部に開放し、水すすぎの場合に上記排水
切換弁を外部開放側の排水通路に切り換えるようにした
構成をとることができる。この構成によると、水すすぎ
工程の排水が熱交換器を通過しないので、それ以前の工
程で加温されていた貯水タンク内の水の熱を奪うことが
防止される。
【００１０】上記貯水タンクの容量が食器洗浄の全工程
を行うに足りる水量を収納する大きさである構成を採る
ことができる。この構成の場合は、洗浄、水すすぎ、加
熱すすぎの各工程において、貯水タンクの水を洗浄槽に
移し替えて行う。各洗浄工程及び加熱すすぎ工程におい
てヒーターによる加熱を行うことにより貯水タンク内の
水の温度の低下を防止する。
を行うに足りる水量を収納する大きさである構成を採る
ことができる。この構成の場合は、洗浄、水すすぎ、加
熱すすぎの各工程において、貯水タンクの水を洗浄槽に
移し替えて行う。各洗浄工程及び加熱すすぎ工程におい
てヒーターによる加熱を行うことにより貯水タンク内の
水の温度の低下を防止する。
【００１１】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。図１に示した第１実施形態
の食器洗い機は、機体１の内部に洗浄槽２が設けられ、
その洗浄槽２に洗浄ノズル３が設けられる。また洗浄ノ
ズル３に上方に食器がご４が出し入れ自在に設置され
る。洗浄槽２の底部にヒーター５が設けられる。洗浄槽
２の壁面には給水口６が設けられ、外部の水道設備７に
電磁弁８を介して接続された給水ホース９の先端が該給
水口６に接続される。
付図面に基づいて説明する。図１に示した第１実施形態
の食器洗い機は、機体１の内部に洗浄槽２が設けられ、
その洗浄槽２に洗浄ノズル３が設けられる。また洗浄ノ
ズル３に上方に食器がご４が出し入れ自在に設置され
る。洗浄槽２の底部にヒーター５が設けられる。洗浄槽
２の壁面には給水口６が設けられ、外部の水道設備７に
電磁弁８を介して接続された給水ホース９の先端が該給
水口６に接続される。
【００１２】上記の洗浄槽２の下方において洗浄ポンプ
１１が設けられ、その洗浄ポンプ１１の入口に三方弁で
なる給水切換弁１２が設けられる。給水切換弁１２の一
つの入口は洗浄槽２の底部に接続される。上記の洗浄槽
２、三方弁１２、洗浄ポンプ１１、洗浄ノズル３により
循環通路１４（一点鎖線参照）が形成される。
１１が設けられ、その洗浄ポンプ１１の入口に三方弁で
なる給水切換弁１２が設けられる。給水切換弁１２の一
つの入口は洗浄槽２の底部に接続される。上記の洗浄槽
２、三方弁１２、洗浄ポンプ１１、洗浄ノズル３により
循環通路１４（一点鎖線参照）が形成される。
【００１３】また、上記の機体１の内部に、貯水タンク
１５が設置される。この貯水タンク１５は１回の加熱す
すぎに必要な水量（約３リットル）が入る容量を有す
る。この貯水タンク１５の入口は切換弁１６により前記
の給水ホース９に接続され、また、その貯水タンク１５
の出口は前記の給水切換弁１２のもう一つの入口に接続
される。即ち、貯水タンク１５の出口は給水切換弁１２
を介して循環通路１４に接続される。
１５が設置される。この貯水タンク１５は１回の加熱す
すぎに必要な水量（約３リットル）が入る容量を有す
る。この貯水タンク１５の入口は切換弁１６により前記
の給水ホース９に接続され、また、その貯水タンク１５
の出口は前記の給水切換弁１２のもう一つの入口に接続
される。即ち、貯水タンク１５の出口は給水切換弁１２
を介して循環通路１４に接続される。
【００１４】上記の貯水タンク１５の内部には熱交換器
１７が収納される。その熱交換器１７の入口は、洗浄槽
２の排水口に設けた排水切換弁１８に排水通路２５を通
じて接続され、また熱交換器１７の出口には排水ホース
１９が接続される。また、上記の排水切換弁１８のもう
一つの出口が排水通路２１を介して排水ホース１９に接
続される。排水切換弁１８は、上記のように洗浄槽２の
排水口に設けてもよいが、その排水口と熱交換器１７の
入口との間の排水通路２５の途中に設けてもよい。
１７が収納される。その熱交換器１７の入口は、洗浄槽
２の排水口に設けた排水切換弁１８に排水通路２５を通
じて接続され、また熱交換器１７の出口には排水ホース
１９が接続される。また、上記の排水切換弁１８のもう
一つの出口が排水通路２１を介して排水ホース１９に接
続される。排水切換弁１８は、上記のように洗浄槽２の
排水口に設けてもよいが、その排水口と熱交換器１７の
入口との間の排水通路２５の途中に設けてもよい。
【００１５】第１実施形態の食器洗い機は以上のような
ものであり、内部に設けたマイコンを含む制御装置２２
により以下のように運転され食器の自動洗浄を行う。
ものであり、内部に設けたマイコンを含む制御装置２２
により以下のように運転され食器の自動洗浄を行う。
【００１６】（給水工程）ユーザーが食器２０を洗浄槽
２内の食器かご４に収納し、ボタン操作等により制御装
置２２に運転指令を与えると、制御装置２２は給水工程
に入り、電磁弁８を開放して水道水を給水口６から洗浄
槽２内に給水する。洗浄槽２の底部に設けた水位センサ
ー２３により水位を検知し、所定水量になると切換弁１
６を作動させて貯水タンク１５に給水する。この貯水タ
ンク１５内にも水位センサー２４が設けられ、所定の水
位を検知する。その検知により電磁弁８が作動され給水
が停止される。
２内の食器かご４に収納し、ボタン操作等により制御装
置２２に運転指令を与えると、制御装置２２は給水工程
に入り、電磁弁８を開放して水道水を給水口６から洗浄
槽２内に給水する。洗浄槽２の底部に設けた水位センサ
ー２３により水位を検知し、所定水量になると切換弁１
６を作動させて貯水タンク１５に給水する。この貯水タ
ンク１５内にも水位センサー２４が設けられ、所定の水
位を検知する。その検知により電磁弁８が作動され給水
が停止される。
【００１７】（洗浄工程）次に、洗浄ポンプ１１を駆動
させると、洗浄槽２内の水を前記の循環通路１４を経て
洗浄ノズル３から食器２０に連続的に噴射して洗浄を行
う。また、洗浄開始直後にヒーター５に通電し、洗浄を
行いながら洗浄水の温度を約５７℃まで上昇させる。
させると、洗浄槽２内の水を前記の循環通路１４を経て
洗浄ノズル３から食器２０に連続的に噴射して洗浄を行
う。また、洗浄開始直後にヒーター５に通電し、洗浄を
行いながら洗浄水の温度を約５７℃まで上昇させる。
【００１８】洗浄が終了すると、制御装置２２により排
水切換弁１８を操作して洗浄槽２内の水を排水通路２５
を経て熱交換器１７を通し、さらに排水ホース１９から
外部（流し台のシンク等）に排水する。このとき、排水
中の廃熱と貯水タンク１５中の水との間で熱交換が行わ
れ、貯水タンク１５中の水が加温される。貯水タンク１
５中の水量３リットル、初期水温２０℃の場合で、約３
９℃まで加温される。
水切換弁１８を操作して洗浄槽２内の水を排水通路２５
を経て熱交換器１７を通し、さらに排水ホース１９から
外部（流し台のシンク等）に排水する。このとき、排水
中の廃熱と貯水タンク１５中の水との間で熱交換が行わ
れ、貯水タンク１５中の水が加温される。貯水タンク１
５中の水量３リットル、初期水温２０℃の場合で、約３
９℃まで加温される。
【００１９】（水すすぎ工程）次に、制御装置２２によ
り電磁弁８を開放すると共に、切換弁１６を作動させて
給水口６から洗浄槽２内に給水し、所定水位を水位セン
サー２３で検知すると電磁弁８を閉じる。洗浄ポンプ１
１を駆動して食器２０の水すすぎを行う。１回の水すす
ぎが終了すると排水切換弁１８を排水通路２１側に切り
換え、熱交換器１７を通過させることなく、排水ホース
１９から排水する。この水すすぎは４回繰り返す。
り電磁弁８を開放すると共に、切換弁１６を作動させて
給水口６から洗浄槽２内に給水し、所定水位を水位セン
サー２３で検知すると電磁弁８を閉じる。洗浄ポンプ１
１を駆動して食器２０の水すすぎを行う。１回の水すす
ぎが終了すると排水切換弁１８を排水通路２１側に切り
換え、熱交換器１７を通過させることなく、排水ホース
１９から排水する。この水すすぎは４回繰り返す。
【００２０】（加熱すすぎ工程）次に、制御装置２２に
より給水切換弁１２を駆動して、貯水タンク１５側に切
り替えたのち、洗浄ポンプ１１を駆動し、貯水タンク１
５内の水を洗浄槽２に移し替える。ヒーター５に通電し
洗浄槽２内の水を６３℃（場合によっては８０℃）まで
加熱する。このとき、貯水タンク１５内の水は先の洗浄
工程において熱交換によりある程度（Δｔ℃＝（３８．
５−２０）℃）だけ加温されているので、上記の温度ま
で高める時間が短縮される。エネルギーとしては、貯水
タンク１５内の水をΔｔ℃分だけ加温する電力が節約さ
れる。貯水タンク１５内の水の洗浄槽２内への移し替え
の完了を水位センサー２３により検知すると、給水切換
弁１２を循環通路１４側に切り換え、洗浄ポンプ１１を
駆動して加熱すすぎを行う。
より給水切換弁１２を駆動して、貯水タンク１５側に切
り替えたのち、洗浄ポンプ１１を駆動し、貯水タンク１
５内の水を洗浄槽２に移し替える。ヒーター５に通電し
洗浄槽２内の水を６３℃（場合によっては８０℃）まで
加熱する。このとき、貯水タンク１５内の水は先の洗浄
工程において熱交換によりある程度（Δｔ℃＝（３８．
５−２０）℃）だけ加温されているので、上記の温度ま
で高める時間が短縮される。エネルギーとしては、貯水
タンク１５内の水をΔｔ℃分だけ加温する電力が節約さ
れる。貯水タンク１５内の水の洗浄槽２内への移し替え
の完了を水位センサー２３により検知すると、給水切換
弁１２を循環通路１４側に切り換え、洗浄ポンプ１１を
駆動して加熱すすぎを行う。
【００２１】以上述べた第１実施形態の食器洗い機にお
いては、貯水タンク１５を機体１の内部に固定したもの
を示しているが、この貯水タンク１５は機体１の外部に
設置しても差し支えない。また、上述の場合は、排水を
自然落下により熱交換器１７に通過させているが、圧力
が不足する場合は、排水通路２５の途中に排水用ポンプ
２７（図１の二点鎖線参照）を設置してもよい。
いては、貯水タンク１５を機体１の内部に固定したもの
を示しているが、この貯水タンク１５は機体１の外部に
設置しても差し支えない。また、上述の場合は、排水を
自然落下により熱交換器１７に通過させているが、圧力
が不足する場合は、排水通路２５の途中に排水用ポンプ
２７（図１の二点鎖線参照）を設置してもよい。
【００２２】次に、図２及び図３に示した第２実施形態
は、貯水タンク１５’の容量及び給水構造が相違してい
る。即ち、貯水タンク１５’は、洗浄の開始から完了ま
でに必要な全水量に相当する容量を有し、蓋付きの給水
口２６が設けられる。貯水タンク１５’は、図３に示す
ようにカートリッジ式に前方から出し入れできるように
なっている。また、排水切換弁１８’は２方弁である。
その他の構成は前記の第１実施形態の場合と同じであ
る。その作用は次の通りである。
は、貯水タンク１５’の容量及び給水構造が相違してい
る。即ち、貯水タンク１５’は、洗浄の開始から完了ま
でに必要な全水量に相当する容量を有し、蓋付きの給水
口２６が設けられる。貯水タンク１５’は、図３に示す
ようにカートリッジ式に前方から出し入れできるように
なっている。また、排水切換弁１８’は２方弁である。
その他の構成は前記の第１実施形態の場合と同じであ
る。その作用は次の通りである。
【００２３】（給水工程）ユーザーが食器２０を洗浄槽
２内の食器かご４に収納すると共に、貯水タンク１５’
に所要量の水を水道蛇口等から入れ、機体１の内部に収
め、ボタン操作等により制御装置２２に運転指令を与え
る。制御装置２２は給水工程に入り、給水切換弁１２を
貯水タンク１５’に切り換え、洗浄ポンプ１１を駆動し
て洗浄に必要な水量を洗浄槽２内に供給する。洗浄槽２
の底部に設けた水位センサー２３により水位を検知し、
洗浄ポンプ１１を停止させる。
２内の食器かご４に収納すると共に、貯水タンク１５’
に所要量の水を水道蛇口等から入れ、機体１の内部に収
め、ボタン操作等により制御装置２２に運転指令を与え
る。制御装置２２は給水工程に入り、給水切換弁１２を
貯水タンク１５’に切り換え、洗浄ポンプ１１を駆動し
て洗浄に必要な水量を洗浄槽２内に供給する。洗浄槽２
の底部に設けた水位センサー２３により水位を検知し、
洗浄ポンプ１１を停止させる。
【００２４】（洗浄工程）次に、洗浄ポンプ１１を駆動
させると、洗浄槽２内の水を前記の循環通路１４を経て
ノズル３から食器２０に連続的に噴射して洗浄を行う。
このとき洗浄開始直後にヒーター５に通電し、洗浄を行
いながら洗浄水の温度を約５７℃まで上げる。洗浄が終
了すると、制御装置２２により排水切換弁１８’を作動
して洗浄槽２内の水を熱交換器１７を通して排水ホース
１９から外部（流し台のシンク等）に排水させる。この
とき、排水中の廃熱と貯水タンク１５’中の水との間で
熱交換が行われ、貯水タンク１５’中の水が加温され
る。
させると、洗浄槽２内の水を前記の循環通路１４を経て
ノズル３から食器２０に連続的に噴射して洗浄を行う。
このとき洗浄開始直後にヒーター５に通電し、洗浄を行
いながら洗浄水の温度を約５７℃まで上げる。洗浄が終
了すると、制御装置２２により排水切換弁１８’を作動
して洗浄槽２内の水を熱交換器１７を通して排水ホース
１９から外部（流し台のシンク等）に排水させる。この
とき、排水中の廃熱と貯水タンク１５’中の水との間で
熱交換が行われ、貯水タンク１５’中の水が加温され
る。
【００２５】（水すすぎ工程）次に、前記の給水工程の
場合と同様に、給水切換弁１２を貯水タンク１５’に切
り換え、洗浄ポンプ１１を駆動して水すすぎに必要な水
量を洗浄槽２内に移し替える。必要な水量の移し替えが
終わると、給水切換弁１２を循環通路１４側に切り換え
て洗浄ポンプ１１により水すすぎを行う。水すすぎは繰
り返して４回行われ、そのたびに排水切換弁１８’を作
動して洗浄槽２内の水を熱交換器１７を通して排水ホー
ス１９から外部に排水する。貯水タンク１５’内の水は
徐々に加温される。
場合と同様に、給水切換弁１２を貯水タンク１５’に切
り換え、洗浄ポンプ１１を駆動して水すすぎに必要な水
量を洗浄槽２内に移し替える。必要な水量の移し替えが
終わると、給水切換弁１２を循環通路１４側に切り換え
て洗浄ポンプ１１により水すすぎを行う。水すすぎは繰
り返して４回行われ、そのたびに排水切換弁１８’を作
動して洗浄槽２内の水を熱交換器１７を通して排水ホー
ス１９から外部に排水する。貯水タンク１５’内の水は
徐々に加温される。
【００２６】（加熱すすぎ工程）次に、前記と同様に、
給水切換弁１２を駆動して、貯水タンク１５’側に切り
替えたのち、洗浄ポンプ１１を駆動し、貯水タンク１
５’内の水を洗浄槽２に移し替える。ヒーター５に通電
し洗浄槽２内の水を６３℃（場合によっては８０℃）ま
で加熱する。このとき、貯水タンク１５’内の水は先の
洗浄工程及び水すすぎ工程において熱交換によりある程
度（Δｔ℃）加温されているので、上記の温度まで高め
る時間が短縮される。エネルギーとしては、貯水タンク
１５’内の水をΔｔ℃分だけ加温する電力が節約され
る。貯水タンク１５’内の水の洗浄槽２内への移し替え
の完了を水位センサー２３により検知すると、給水切換
弁１２を循環通路１４側に切り換え、洗浄ポンプ１１を
駆動して加熱すすぎを行う。
給水切換弁１２を駆動して、貯水タンク１５’側に切り
替えたのち、洗浄ポンプ１１を駆動し、貯水タンク１
５’内の水を洗浄槽２に移し替える。ヒーター５に通電
し洗浄槽２内の水を６３℃（場合によっては８０℃）ま
で加熱する。このとき、貯水タンク１５’内の水は先の
洗浄工程及び水すすぎ工程において熱交換によりある程
度（Δｔ℃）加温されているので、上記の温度まで高め
る時間が短縮される。エネルギーとしては、貯水タンク
１５’内の水をΔｔ℃分だけ加温する電力が節約され
る。貯水タンク１５’内の水の洗浄槽２内への移し替え
の完了を水位センサー２３により検知すると、給水切換
弁１２を循環通路１４側に切り換え、洗浄ポンプ１１を
駆動して加熱すすぎを行う。
【００２７】以上述べた第２実施形態の食器洗い機にお
いては、貯水タンク１５’を機体１の内部に出し入れ自
在に収納するようにしているが、機体１の外部に設置し
ても差し支えない。また、前述の第１実施形態の場合と
同様に、排水通路２５の途中に排水ポンプ２７を設置す
る場合がある。
いては、貯水タンク１５’を機体１の内部に出し入れ自
在に収納するようにしているが、機体１の外部に設置し
ても差し支えない。また、前述の第１実施形態の場合と
同様に、排水通路２５の途中に排水ポンプ２７を設置す
る場合がある。
【００２８】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、洗浄
工程等において加温される洗浄水の廃熱を加熱すすぎ等
の後工程で使用する水と熱交換することにより、廃熱を
有効利用することができる。これにより省エネルギー化
を図り、また規定温度までの加熱時間を短縮することが
できる。
工程等において加温される洗浄水の廃熱を加熱すすぎ等
の後工程で使用する水と熱交換することにより、廃熱を
有効利用することができる。これにより省エネルギー化
を図り、また規定温度までの加熱時間を短縮することが
できる。
【図１】第１実施形態の概略図
【図２】第２実施形態の概略図
【図３】第２実施形態の斜視図
１ 機体 ２ 洗浄槽 ３ 洗浄ノズル ４ 食器かご ５ ヒーター ６ 給水口 ７ 水道設備 ８ 電磁弁 ９ 給水ホース １１ 洗浄ポンプ １２ 給水切換弁 １４ 循環通路 １５、１５’ 貯水タンク １６ 切換弁 １７ 熱交換器 １８ 排水切換弁 １９ 排水ホース ２０ 食器 ２１ 排水通路 ２２ 制御装置 ２３ 水位センサー ２４ 水位センサー ２５ 排水通路 ２６ 給水口 ２７ 排水用ポンプ
Claims (4)
- 【請求項１】 洗浄槽内の水をヒーターにより加熱し、
その水を洗浄ポンプを介在した循環通路により洗浄ノズ
ルに供給して食器の洗浄又はすすぎを行うようにした食
器洗い機において、貯水タンクを機体の内部又は外部に
設け、上記貯水タンクを給水切換弁を介して上記循環通
路に接続し、上記貯水タンクに熱交換器を設置し、該熱
交換器により上記洗浄槽の排水の熱と上記貯水タンク内
の水とを熱交換させることを特徴とする食器洗い機。 - 【請求項２】 上記貯水タンクの容量が加熱すすぎに必
要な水量に相当する大きさであり、洗浄及び水すすぎ用
の水は外部から上記洗浄槽内に給水するようにしたこと
を特徴とする請求項１に記載の食器洗い機。 - 【請求項３】 上記洗浄槽の排水口から上記熱交換器に
至る排水通路の途中に排水切換弁を設け、切り換えられ
た一方の排水通路を上記熱交換器に接続すると共に、他
方の排水通路を外部に開放し、水すすぎの場合に上記排
水切換弁を外部開放側の排水通路に切り換えるようにし
たことを特徴とする請求項１又は２に記載の食器洗い
機。 - 【請求項４】 上記貯水タンクの容量が食器洗浄の全工
程を行うに足りる水量を収納する大きさであることを特
徴とする請求項１に記載の食器洗い機。
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ID=18755578
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