JP2002077714A - 映像監視システムの揺れ補正カメラ装置 - Google Patents

映像監視システムの揺れ補正カメラ装置

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JP2002077714A
JP2002077714A JP2000268908A JP2000268908A JP2002077714A JP 2002077714 A JP2002077714 A JP 2002077714A JP 2000268908 A JP2000268908 A JP 2000268908A JP 2000268908 A JP2000268908 A JP 2000268908A JP 2002077714 A JP2002077714 A JP 2002077714A
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Kazuyuki Kinoshita
和行 木下
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体の一部が揺れている時に、その揺れて
いる部分をあたかも静止しているかのようにモニタ上で
リアルタイムの映像として目視可能にする。 【解決手段】 揺れ補正付き監視カメラ装置1は、動き
検出部16が動き検出エリア設定部23に設定されてい
るエリアで動きベクトルを検出し、この検出結果に基づ
きRISCマイコン17がズームエリアの算出を行い、
電子ズーム部20が上記算出されたズームエリアの拡大
処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像監視システム
の揺れ補正カメラ装置に関し、特に、被写体の一部が揺
れている時に、その揺れている部分をあたかも静止して
いるかのようにモニタ上でリアルタイムの映像として目
視可能にした映像監視システムの揺れ補正カメラ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の映像監視システムの揺れ
補正カメラ装置においては、設置場所での揺れを補正す
るための揺れ補正機能を実装しているものが普及しつつ
ある。
【0003】そして、この揺れ補正機能を実装すること
により、カメラが外的要因で揺れた場合のモニタ上に映
し出される映像の見苦しさ、すなわち、映像の揺れを軽
減することが可能となった。
【0004】具体的に、上記従来の揺れ補正の方法は、
モニタ上に映し出される映像全体の動きを検出し、この
検出された動きに基づいてモニタ上に映し出される映像
の揺れを補正するものである。つまり、カメラ自身の揺
れに対して補正を行っている。
【0005】ところで、このような揺れ補正カメラ装置
を映像監視システムに適用する場合、例えば、浄水場の
ポンプ設備の監視に使用する場合などでは、監視者にと
っては、被写体の一部が絶えず揺れている部分すなわち
ポンプ設備の常時振動している部分などをモニタ上に静
止させた状態で映し出させて監視したい場合が考えられ
る。
【0006】ところが、従来の揺れ補正方法では、モニ
タ上に映し出される映像の全体的な動きを検出し、その
動きが静止するように補正をかけているので、上述のよ
うな部分的な揺れに対しては余り効果が無く、これによ
り、その部分的な揺れを停止させて見ることはできな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の揺
れ補正カメラ装置にあっては、モニタ上に映し出される
映像の全体的な動きを検出し、その動きが静止するよう
に補正をかけているため、カメラ自身の揺れに対しては
補正を行うことができるものの、例えば、被写体の揺れ
ている部分をモニタ上に静止させた状態で映し出させる
ようなことはできない。
【0008】そこで、本発明では、上記不都合を解消
し、被写体の一部が揺れている時に、その揺れている部
分をあたかも静止しているかのようにモニタ上でリアル
タイムの映像として目視可能にした映像監視システムの
揺れ補正カメラ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、請求項1に記載の本発明は、入力した撮像エリア
の画像データを加工して表示エリアの画像の揺れを補正
する機能を備えた映像監視システムの揺れ補正カメラ装
置において、前記表示エリアのうち任意の領域を揺れ補
正対象のエリアとして設定する設定手段と、該設定手段
により設定された揺れ補正対象エリアの画像の動きを検
出する検出手段と、該検出手段により検出された動きに
基づき前記揺れ補正対象エリアの画像の揺れを補正すべ
く制御する揺れ補正制御手段とを具備することを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照にして詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施の形態に係る揺れ
補正カメラ装置を適用した映像監視システムの一構成例
を示す図である。
【0012】図1に示すように、この映像監視システム
100では、揺れ補正付き監視カメラ装置1、中継伝送
網2、監視制御装置3を具備して構成される。
【0013】ここで、揺れ補正付き監視カメラ装置1
は、被監視場所Aの情景を撮像し、揺れ補正を行う機能
を有して構成される。
【0014】また、中継伝送網は、上記揺れ補正付き監
視カメラ装置1により撮像された情景の映像信号を後述
の監視制御装置3に中継伝送する。
【0015】また、監視制御装置3は、上記中継伝送網
2を介して受信した映像信号に基づきモニタ画面上に当
該被監視場所Aの情景を映し出すとともに、上記揺れ補
正付き監視カメラ装置1の揺れ補正処理の有効(ON)
または無効(OFF)の制御と、旋回またはズーム制御
を行う。
【0016】図2は、上記図1に示した揺れ補正付き監
視カメラ装置1の全体構成を示す図である。
【0017】図2に示すように、この揺れ補正付き監視
カメラ装置1では、レンズ11、CCD(Charge Coupl
ed Device)12、CDS(correlated double samplin
g)/AGC(Automatic Gain Control)回路部13、
A/D変換部14、ディジタル信号処理部(DSP:Di
gital Signal Processor)15、動き検出部16、RI
SCマイコン(縮小命令セット・コンピュータ)17、
メモリ制御部18、フレームメモリ19、電子ズーム部
20、ビデオドライバ21、遠隔操作インタフェース部
22、動き検出エリア設定部23、操作部24とを具備
して構成される。
【0018】ここで、レンズ11は、被監視場所Aの情
景(被写体像)を光学式に入力して後段のCCD12の
撮像面に結像する。
【0019】CCD12は、フォトダイオードをマトリ
クス配置し、上記レンズ11により光学式に被写体像が
撮像面に結像されることにより、光電変換された電荷を
画像データとして後段側に出力するCDS/AGC回路
部13は、上記CCD12から出力された画像データを
入力し、フローティングディフレーション(FD:浮遊
拡散層)のリセット時に生じるリセット雑音を軽減する
のに用いられる相関二重サンプリング(CDS)回路お
よび伝送媒体の温度変化による変動を補償する自動利得
制御(AGS)回路を有して構成される。
【0020】A/D変換部14は、上記CDS/AGC
回路部13より出力されたアナログ画像データをディジ
タル画像データに変換する。
【0021】ディジタル信号処理部15は、上記A/D
変換部14から出力されたディジタル画像データを所要
の方式のデータ信号として生成して出力するとともに、
また、後述の電子ズーム部20により拡大処理されたデ
ィジタル画像データをアナログ画像データに変換した
後、後述のビデオドライバ21に出力する。
【0022】動き検出部16は、上記A/D変換部14
から出力されたディジタル画像データをもとに、例え
ば、代表点マッチング法を使用して動きベクトルを検出
する。具体的には、前フレームの画像データの代表点
が、現フレームのどこに動いたかを動き検出領域で画像
データの相関をとることにより動きベクトルを検出す
る。なお、本発明の動き検出部16では、例えば、動き
検出領域を撮像エリア全体とし、その内に五つ設け(図
4(a)参照)、それぞれの領域について動きベクトル
を求め、それぞれの動きベクトルからカメラの動きベク
トルを判断する従来機能に加えて、上記動き検出領域
を、後述の本発明の動き検出エリア設定部23に設定さ
れている任意の指定された動き検出エリアとし、その内
に、例えば、五つ設け(図4(b)参照)、それぞれの
領域について動きベクトルを求め、それぞれの動きベク
トルから被写体の動きベクトルを判断する機能を備えて
いる。
【0023】RISCマイコン17は、上記動き検出部
16により検出された動きベクトルを基にこの時の揺れ
補正を行うのに必要な揺れ補正量を演算する、すなわ
ち、後述のフレームメモリ19に記憶された画像データ
のうち今回表示エリアに表示させる画像データの読み出
し位置を算出する。そして、この算出された読み出し位
置を後述のメモリ制御部18に指示する。
【0024】メモリ制御部18は、上記ディジタル信号
処理部(DSP)15を介して転送されてきたディジタ
ル画像データのフレームメモリ19への書き込み制御を
行うとともに、上記RISCマイコン17により指示さ
れた読み出し位置に従ってフレームメモリ19からの読
み出しを制御する。
【0025】フレームメモリ19は、上記メモリ制御部
18の制御に基づき、撮像エリアのディジタル画像デー
タをフレーム単位で記憶する。
【0026】電子ズーム部20は、上記メモリ制御部1
8で読み出されたズームエリアの画像データを電子ズー
ムで拡大処理して上記ディジタル信号処理部15へ出力
する。
【0027】ビデオドライバ21は、上記電子ズーム部
20で拡大処理され、且つ上記ディジタル信号処理部
(DSP)15によりアナログ画像データに変換された
画像データを中継伝送網2を介して監視制御装置3に対
して送出する処理を行う。
【0028】遠隔操作インタフェース部22は、監視制
御装置3からの遠隔操作を受け付けるインタフェース機
能を有する。
【0029】動き検出エリア設定部23は、上記遠隔操
作インタフェース部22を介して監視者により任意に指
定された動き検出エリアを設定したり、または、後述の
操作部24を介して使用者により任意に指定された動き
検出エリアを設定する。
【0030】操作部24は、使用者によってこの揺れ補
正付き監視カメラ装置1の各種設定を行う。
【0031】なお、本発明では、上記遠隔操作インタフ
ェース部22および操作部24を介して、直接使用者が
動き検出エリアを種々任意に指定して設定できる場合
と、単に、予め指定された動き検出エリアで動き検出す
るモードを有効(ON)または無効(OFF)に設定で
きる場合があるものとする。なお、後者の場合には、好
ましくは、動き検出エリアすなわち揺れ補正対象エリア
に目的の被写体が映し出されるように揺れ補正付き監視
カメラ装置1を調整して設置するのが良い。
【0032】次に、上記構成による揺れ補正付き監視カ
メラ装置1の一連の動作について説明する。
【0033】まず、揺れ補正付き監視カメラ装置1で
は、被監視場所Aの情景(被写体像)をレンズ11によ
り光学式に入力し、CCD12の撮像面に結像する。
【0034】そして、CCD12が、上記撮像面から光
電変換された電荷を画像データとして後段側に出力す
る。
【0035】次いで、上記出力された画像データ(アナ
ログ)に対し、CDS/AGC回路部13で相関二重サ
ンプリングおよび自動利得制御を行い、その後、A/D
変換部14でディジタル画像データに変換する。
【0036】この変換されたディジタル画像データは、
後段のディジタル信号処理部(DSP)15および動き
検出部16に入力される。
【0037】ディジタル信号処理部(DSP)15は、
入力したディジタル画像データを所要の方式のデータ信
号として生成した上で、メモリ制御部18を介してフレ
ームメモリ19に記憶する処理を行う。これにより、メ
モリ制御部18の制御のもと、入力した画像データがフ
レームメモリ19に蓄積される。
【0038】他方、動き検出部16は、動き検出エリア
設定部23に設定されている指定動き検出エリア内で入
力したディジタル画像データの動きベクトルを検出す
る。具体的には、前フレームの画像データの代表点が現
フレームのどこに動いたかを上記指定動き検出エリアで
画像データの相関をとることにより動きベクトルを検出
する。
【0039】今、表示エリアのうち任意の領域が揺れ補
正対象エリアに設定されている場合、動き検出部16
は、その揺れ補正対象エリア内での画像の動きベクトル
を検出する。
【0040】その後、上記動き検出部16により検出さ
れた動きベクトルを基に、RISCマイコン17が、揺
れ補正を行うため上記フレームメモリ19から画像デー
タを読み出す位置を演算して算出する。
【0041】この場合の読み出し位置は、前フレームの
揺れ補正対象エリアの画像が動きベクトルに応じて移動
した今回のフレーム中の位置を示す。
【0042】これにより、メモリ制御部18は、上記算
出された補正量に従って上記フレームメモリ19からの
読み出しを行い、読み出した画像データを電子ズーム部
20に出力する。
【0043】電子ズーム部20は、上記メモリ制御部1
8から入力したズームエリアの画像データを電子ズーム
で所定量だけ拡大処理した後、上記ディジタル信号処理
部(DSP)15へ出力する。
【0044】ディジタル信号処理部(DSP)15は、
上記電子ズーム部20から入力したディジタル信号をア
ナログ画像データに変換し、後段のビデオドライバ21
に出力する。
【0045】ビデオドライバ21は、上記アナログ画像
データを監視制御装置3に送信するため中継伝送網2側
に送出する。
【0046】図3は、本発明に係る揺れ補正付き監視カ
メラ装置1の揺れ補正動作の概念的な処理手順を示すフ
ローチャートである。
【0047】図3に示すように、この装置1において、
揺れ補正処理を開始する場合、まず、動き検出部16
は、表示エリアのうち任意の領域が揺れ補正対象エリア
に設定されているかどうかを判定する(ステップS30
1)。
【0048】この判定の結果、表示エリアのうち任意の
領域が揺れ補正対象エリアに設定されていると判定した
場合(ステップS302YES)、動き検出部16は、
上記揺れ補正対象エリア内での画像の動きを検出し(ス
テップS302)、RISCマイコン17に出力する。
その後、RISCマイコン17及びメモリ制御部18に
より上記検出された画像の動きに基づき揺れ補正対象エ
リアの画像の揺れを補正し(ステップS303)、この
処理を終了する。
【0049】なお、この揺れ補正処理では、RISCマ
イコン17において、動き検出部16により検出された
動きベクトルを基にこの時の揺れ補正を行うのに必要な
揺れ補正量が演算される、すなわち、後述のフレームメ
モリ19に記憶された画像データのうち今回表示エリア
に表示させる画像データの読み出し位置が算出され、こ
の算出された読み出し位置に従ってメモリ制御部18に
おいて、フレームメモリ19から所定の画像データが読
み出されることにより、揺れ補正処理が行われる。
【0050】一方、上記ステップS301の判定の結
果、表示エリアのうち任意の領域が揺れ補正対象エリア
に設定されていないと判定された場合(ステップS30
1NO)、揺れ補正カメラ装置1では、通常の揺れ補正
処理が行われる。具体的には、動き検出部16が、表示
エリア全体の画像の動きを検出し、RISCマイコン1
7及びメモリ制御部18により上記検出された画像の動
きに基づき表示エリア全体の画像の揺れを補正する(ス
テップS304)。
【0051】このように、この実施の形態においては、
監視制御装置3のモニタ画面上に表示される全画像の任
意の領域を揺れ補正対象エリアとして動き検出エリアに
設定し、このエリア内の画像の揺れを補正するように構
成したので、該設定されたエリア内の画像を静止させた
状態で表示させることができ、これにより、例えば、被
写体の一部が揺れている時に、その揺れている部分をあ
たかも停止しているかのようにモニタ画面上でリアルタ
イムの映像として目視可能になり、監視者にとっては揺
れている被写体を静止させた状態でリアルタイムに確認
することが可能となり、より監視し易くなる。特に、常
時、振動している振動部などで劣化或いは破損等の発生
率が大きい被写体を常時監視する場合に有効なものであ
る。
【0052】図4は、動きベクトルの検出領域を示す概
念図であり、図4(a)が、通常の揺れ補正時における
動きベクトルの検出領域を示し、図4(b)が、本発明
の揺れ補正時における動きベクトルの検出領域を示して
る。
【0053】図4(a)に示すように、この場合、検出
領域は、撮像エリア内に五つ(A領域、B領域、C領
域、D領域、E領域)設けられている。そして、揺れ補
正カメラ装置では、それぞれの領域について動きベクト
ルを求め、それぞれの動きベクトルからカメラの動きベ
クトルを判断する。
【0054】また、図4(b)に示すように、この場
合、検出領域は、上記図2に示した揺れ補正付き監視カ
メラ装置1の動き検出エリア設定部23に設定されてい
る動き検出エリア内に五つ(A’領域、B’領域、C’
領域、D’領域、E’領域)設けられている。そして、
揺れ補正カメラ装置では、それぞれの領域について動き
ベクトルを求め、それぞれの動きベクトルから被写体の
動きベクトルを判断する。
【0055】図5は、揺れ補正しない場合と揺れ補正を
した場合のモニタ画面上の一表示例を示す図であり、図
5(a)が、通常の全体の揺れ補正によるモニタ画面上
の表示例を示し、図5(b)が、本発明の指定された領
域の揺れ補正によるモニタ画面上の表示例を示してい
る。なお、この例では、静止した被写体Aと揺れている
被写体Bとを撮像してモニタ画面上に表示する場合を示
している。
【0056】図5(a)に示すように、左図の揺れ補正
しない場合では、モニタ画面上には、被写体Bが揺れて
表示される。この状態において、通常の画面全体の揺れ
補正を行った場合でも、右図のように、被写体Bは揺れ
て表示される。つまり、通常の揺れ補正では、一部の揺
れに対しては、あまり効果がない。
【0057】また、図5(b)に示すように、左図の揺
れ補正しない場合では、モニタ画面上には、被写体Bが
揺れて表示される。この状態において、本願の、指定さ
れた動き検出エリア(点線に囲まれた領域)の揺れ補正
を行うと、右図のように、被写体Bの揺れが解消され
る。すなわち、動き検出エリアを設定して、そのエリア
内の画像の揺れを補正するようにすることで、該設定さ
れたエリア内の画像を静止させて表示させることがで
き、監視者にとっては、監視したい所が見易くなる。た
だ、この場合では、上記設定されたエリア以外の画像は
揺れることになる。
【0058】なお、上記実施例では、揺れ補正カメラ装
置の揺れ補正方式としては、電子式の、撮像信号をいっ
たんメモリに書き込み、その一部分をカメラの動きに応
じて移動させながら読み出すメモリ制御方式を採用し、
揺れの検出方法には、映像信号から動きベクトルを検出
する方法を採用しているが、本発明は、これに限定され
ず、カメラの動きに応じてCCDから映像信号を読み出
すタイミングを制御するCCD駆動制御方式を採用して
も同様の効果が得られるものとする。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の映像監視
システムの揺れ補正カメラ装置によれば、表示エリアの
うち任意の領域を揺れ補正対象のエリアとして設定し、
該設定された揺れ補正対象エリアの画像の動きを検出
し、該検出された動きに基づき前記揺れ補正対象エリア
の画像の揺れを補正すべく制御するように構成している
ので、該設定されたエリア内の画像を静止させた状態で
表示させることができ、これにより、例えば、被写体の
一部が揺れている時に、その揺れている部分をあたかも
停止しているかのようにモニタ画面上でリアルタイムの
映像として目視可能になり、監視者にとっては揺れてい
る被写体を静止させた状態でリアルタイムに確認するこ
とが可能となり、より監視し易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る揺れ補正カメラ装
置を適用した映像監視システムの一構成例を示す図。
【図2】図1に示す揺れ補正付き監視カメラ装置の全体
構成を示す図。
【図3】本発明に係る揺れ補正付き監視カメラ装置の揺
れ補正動作の概念的な処理手順を示すフローチャート。
【図4】動きベクトルの検出領域を示す概念図。
【図5】揺れ補正しない場合と揺れ補正をした場合のモ
ニタ画面上の一表示例を示す図。
【符号の説明】
100 映像監視システム A 被監視場所 1 揺れ補正付き監視カメラ装置 2 中継伝送網 3 監視制御装置 11 レンズ 12 CCD 13 CDS/AGC回路部 14 A/D変換部 15 ディジタル信号処理部 16 動き検出部 17 RISCマイコン 18 メモリ制御部 19 フレームメモリ 20 電子ズーム部 21 ビデオドライバ 22 遠隔操作インタフェース部 23 動き検出エリア設定部 24 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA01 AB55 AB65 AB66 AC31 AC42 5C024 AX01 CX06 CY19 CY22 GX03 GY18 HX13 HX18 HX22 HX23 HX58 5C054 AA01 CA04 CC03 EA01 EB05 ED04 EJ00 FC13 HA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力した撮像エリアの画像データを加工
    して表示エリアの画像の揺れを補正する機能を備えた映
    像監視システムの揺れ補正カメラ装置において、 前記表示エリアのうち任意の領域を揺れ補正対象のエリ
    アとして設定する設定手段と、 該設定手段により設定された揺れ補正対象エリアの画像
    の動きを検出する検出手段と、 該検出手段により検出された動きに基づき前記揺れ補正
    対象エリアの画像の揺れを補正すべく制御する揺れ補正
    制御手段とを具備することを特徴とする映像監視システ
    ムの揺れ補正カメラ装置。
  2. 【請求項2】 使用者の操作により前記設定手段の設定
    を有効(ON)または無効(OFF)にする操作手段を
    具備することを特徴とする請求項1記載の映像監視シス
    テムの揺れ補正カメラ装置。
  3. 【請求項3】 前記設定手段により設定される揺れ補正
    対象エリアを使用者の遠隔操作により指定可能にしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の映像監視システムの揺れ
    補正カメラ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010288003A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Sanyo Electric Co Ltd 動き検出装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010288003A (ja) * 2009-06-10 2010-12-24 Sanyo Electric Co Ltd 動き検出装置

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