JP2002073881A - オンラインくじサービスシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 くじに関するすべての処理を一貫してオンラ
インで行うオンラインくじサービスシステムを提供す
る。 【解決手段】 購入者端末１、くじ発行サーバ２、抽選
サーバ３、当選処理サーバ４、金融機関６に接続された
金融機関ゲートウェイ５が暗号化により保護されたネッ
トワーク７に接続され、くじ発行サーバ２でくじの総発
行枚数、販売期限、賞金額等を設定し、購入者端末１か
らのくじ購入要求に対してくじ発行サーバ２でくじを発
行して管理し、発行完了または販売期限の経過により抽
選サーバ３で抽選を行って当選番号を決定し、この当選
番号と購入者のくじの番号とを当選処理サーバ４で照合
し、当選者を決定し、購入者の与信処理を行ってくじ購
入代金の引き落としおよび当選者への賞金の振込みを金
融機関６に指示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、くじの販売から当
選における賞金の振込みまでをオンラインで一貫して処
理するオンラインくじサービスシステムに関し、更に詳
しくは、ネットワークを介した購入者端末からのアクセ
スに対してくじの販売、抽選、当選、賞金の振込み処理
をオンラインで行うオンラインくじサービスシステムに
関する。

【０００２】

【従来の技術】くじをオンラインで自動処理する技術は
これまでにも色々報告されている。例えば、特開平８−
２０２７８５号公報「券類販売総合管理システム」で
は、くじ券という現物販売に関する諸問題として、
（１）特定の販売店でしか購入できない、（２）購入に
際して現金を所持していなければならない、の２点を挙
げ、その解決策として、ＡＴＭやＣＤ等、金融機関にア
クセスできる専用機器を用いて、購入者の端末から直接
くじの購入代金の引き落としと当選した場合の賞金の振
込みを自動的に行えるようにしている。

【０００３】また、特開平１１−１０２４０５号公報
「コンピュータネットワークによるくじ発券および換金
方法」では、（１）印刷における偽造防止策、（２）連
番、バラ売りの袋詰作業、（３）販売時間の制限、
（４）くじの売れ残りなど、コスト面における現物販売
の問題点を挙げ、各購入者端末から外部記憶媒体へくじ
情報を記録することを解決策としている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術
は、くじの販売と、当選者に対する賞金の自動振込みに
主眼が置かれており、抽選作業、告知作業、および当選
者が自分の購入したくじと当選番号とを照合する作業も
含めてすべての処理を一貫してオンラインで処理する技
術は、これまで存在しない。オフラインの作業は、ヒュ
ーマンエラー、例えば告知作業における当選番号のタイ
プミスや、当選番号の照合ミスで賞金を受け取る機会を
みすみす逃してしまうなどの危険性が生じる。

【０００５】また、従来技術で、くじの拡販をある程度
解決しようとする試みはあるものの、例えば先に述べた
特開平８−２０２７８５号公報「券類販売総合管理シス
テム」では、購入用の端末がＡＴＭやＣＤ等専用機に限
定されているという点で、くじの拡販には依然として不
適当である。

【０００６】更に、従来のくじは桁数が固定されている
ために枚数に限りがあるにもかかわらず、販売店によっ
ては、過去の当選実績を売りにして売上げを伸ばしてい
る店と、そうでない店との格差が出てしまい、これも拡
販阻害の一因となっている。

【０００７】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、くじに関するすべての処理を
一貫してオンラインで行うオンラインくじサービスシス
テムを提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項１記載の本発明は、ネットワークを介した購
入者端末からのアクセスに対してくじの販売、抽選、当
選、賞金の割り込み処理をオンラインで行うオンライン
くじサービスシステムであって、くじの総発行枚数、販
売期限、賞金額を含むくじ情報を設定するくじ情報設定
手段と、ネットワークを介して購入者端末に接続され、
ネットワークを介して購入者端末から受信したくじ購入
要求に応答してくじをランダムに購入者端末の購入者に
発行するとともに、この発行するくじの番号を管理する
くじ発行手段と、前記くじ情報設定手段で設定されたく
じの総発行枚数の発行完了または販売期限の経過により
抽選を行って、当選番号を決定する抽選手段と、この決
定された当選番号と購入者に発行されたくじの番号とを
照合して、当選者を決定する当選者決定手段と、前記く
じを発行する購入者に対する与信処理を行って、この購
入者に発行する前記くじの購入代金の引き落としを金融
機関に指示するとともに、前記当選者への賞金の振込み
を金融機関に指示する金融機関アクセス手段とを有する
ことを要旨とする。

【０００９】請求項１記載の本発明にあっては、ネット
ワークを介した購入者端末からのくじ購入要求に対して
くじをランダムに発行して管理し、くじの発行完了また
は販売期限の経過により抽選を行って当選番号を決定
し、この当選番号と購入者に発行したくじの番号とを照
合して、当選者を決定し、購入者に対する与信処理を行
って、くじ購入代金の引き落としを金融機関に指示し、
また当選者への賞金の振込みを金融機関に指示するた
め、従来のように金融機関専用機を用いるよりもはるか
にくじの拡販を見込むことができるとともに、購入者は
自宅に居ながらくじの購入と決済を行うことができ、更
に当選した場合には当選者のプライバシを保護しつつ賞
金の振込みが自動的に行われ、くじ購入者への利便性お
よび信頼性を向上することができる。

【００１０】また、請求項２記載の本発明は、請求項１
記載の発明において、前記くじ発行手段が、購入者端末
からの当選番号閲覧要求に応じて前記抽選手段による抽
選結果をネットワークを介して購入者端末に送信して提
示する当選番号提示手段を有することを要旨とする。

【００１１】請求項２記載の本発明にあっては、購入者
端末からの当選番号閲覧要求に応じて抽選結果をネット
ワークを介して購入者端末に送信して提示するため、購
入者は自分の買ったくじの抽選結果を簡単に確認するこ
とができる。

【００１２】更に、請求項３記載の本発明は、購入者端
末、くじ発行サーバ、抽選サーバ、当選処理サーバ、お
よび金融機関ゲートウェイが暗号化などにより保護され
た安全なネットワークに接続されたオンラインくじサー
ビスシステムであって、くじ発行サーバに設けられ、く
じの総発行枚数、販売期限、賞金額を含むくじ情報を設
定し、購入者端末から要求された枚数分のくじの番号を
ランダムに割り当ててデータベースに保管し、与信処理
を行って購入者の金融機関の口座からくじ購入代金を引
き落とす処理を金融機関ゲートウェイに依頼するくじ発
行手段と、抽選サーバに設けられ、くじの総発行枚数分
の割り当てが完了するかまたは販売期限が過ぎると、抽
選を行って当選番号を決定する抽選手段と、当選処理サ
ーバに設けられ、前記抽選手段で決定された当選番号に
基づいて当選者の照合を行うとともに、購入者端末から
の抽選結果閲覧要求に基づいて抽選結果を表示し、当選
者の金融機関の口座に賞金を振り込む処理を金融機関ゲ
ートウェイに依頼する当選処理手段と、金融機関ゲート
ウェイに設けられ、購入者毎のくじの代金の引き落とし
および当選者への賞金の振込みを金融機関に指示する金
融機関アクセス手段とを有することを要旨とする。

【００１３】請求項３記載の本発明にあっては、購入者
端末から要求された枚数分のくじの番号をランダムに割
り当てて管理し、くじの発行完了または販売期限の経過
により抽選を行って当選番号を決定し、この当選番号に
基づいて当選者の照合を行い、購入者の与信処理を行っ
てくじ購入代金の引き落としを金融機関に指示し、また
当選者への賞金の振込みを金融機関に指示するため、従
来のように金融機関専用機を用いるよりもはるかにくじ
の拡販を見込むことができるとともに、購入者は自宅に
居ながらくじの購入と決済を行うことができ、更に当選
した場合には当選者のプライバシを保護しつつ賞金の振
込みが自動的に行われ、くじ購入者への利便性および信
頼性を向上することができる。また、システム全体が暗
号化通信で保護されたネットワークで接続されているた
め、外部からの不正侵入を防止することができる。

【００１４】請求項４記載の本発明は、請求項３記載の
発明において、前記くじ発行サーバへの最大同時アクセ
ス数および１アクセス当たりの時間を制限する制限手段
を有することを要旨とする。

【００１５】請求項４記載の本発明にあっては、くじ発
行サーバへの最大同時アクセス数および１アクセス当た
りの時間を制限するため、処理の輻輳が低減されるとと
もに、多くの受け付けを処理することができる。

【００１６】また、請求項５記載の本発明は、請求項３
記載の発明において、前記当選処理手段が、前記抽選手
段が当選番号を決定すると、当選者に署名入りの電子メ
ールを用いて当選を通知する当選通知手段を有すること
を要旨とする。

【００１７】請求項５記載の本発明にあっては、当選番
号を決定すると、当選者に署名入りの電子メールを用い
て当選を通知するため、当選者は抽選結果を気にしなく
ても、電子メールで知ることができ、利便性を向上する
ことができる。

【００１８】更に、請求項６記載の本発明は、請求項３
記載の発明において、本オンラインくじサービスシステ
ムのサービスを購入者に対して会員制とし、購入者の個
人情報を予め登録し、くじ発行サーバで個人情報を管理
する個人情報管理手段を有することを要旨とする。

【００１９】請求項６記載の本発明にあっては、本サー
ビスを会員制とし、購入者の個人情報を予め登録し、く
じ発行サーバで個人情報を管理するため、次回購入時か
らは、いちいち金融機関口座や住所、電子メールアドレ
スなどを入力する必要がなくなる。

【００２０】請求項７記載の本発明は、請求項６記載の
発明において、購入者の個人情報および購入者とくじの
番号の割り当て情報を暗号化して保護する暗号化保護手
段を有することを要旨とする。

【００２１】請求項７記載の本発明にあっては、購入者
の個人情報および購入者とくじの番号の割り当て情報を
暗号化して保護するため、不正侵入者による漏洩や改ざ
んから保護することができる。

【００２２】

【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図１は、本発明の一実施形態に係る
オンラインくじサービスシステムの全体構成を示すブロ
ック図である。同図に示すオンラインくじサービスシス
テムは、購入者端末１、くじ発行サーバ２、抽選サーバ
３、当選処理サーバ４、および金融機関ゲートウェイ５
が暗号化などにより保護された安全なネットワーク７に
接続されている。また、金融機関ゲートウェイ５は、金
融機関６との接続インタフェースを有し、この接続イン
タフェースを介して金融機関６に接続されている。

【００２３】このように構成されるオンラインくじサー
ビスシステムにおいて、くじ発行サーバ２は、くじの総
発行枚数、販売期限、賞金額などを設定し、購入者端末
１から要求された枚数分のくじの番号をランダムに割り
当ててデータベースに保管し、与信処理を行って購入者
の金融機関の口座から購入者代金を引き落とす処理を金
融機関ゲートウェイ５に依頼する機能を有する。また、
抽選サーバ３は、くじ発行サーバ２で設定されたくじの
総発行枚数分の割り当てが完了するかまたは販売期限が
過ぎると、抽選を行って当選番号を決定する機能を有す
る。

【００２４】当選処理サーバ４は、抽選サーバ３で決定
された当選番号に基づいて当選者の照合を行うととも
に、購入者端末からの抽選結果閲覧要求に基づいて抽選
結果を表示し、当選者の金融機関の口座に賞金を振り込
む処理を金融機関ゲートウェイ５に依頼する機能を有す
る。また、金融機関ゲートウェイ５は、購入者毎のくじ
の代金の引き落としおよび当選者への賞金の振込みを金
融機関６に指示する機能を有する。

【００２５】次に、図２に示すフローチャートを参照し
て、くじ設定処理について説明する。くじ発行サーバ２
は、くじの販売枚数、販売期限、単位、最小販売単位、
等数、賞金額の設定を行い（ステップＳ１０１）、この
設定データを図２２に示すくじ設定テーブルＴ１に記録
する（ステップＳ１０２）。そして、ホームページ、メ
ール、バナー広告などの各種媒体を用いて、くじの宣伝
を行う（ステップＳ１０３）。

【００２６】次に、購入者によるくじの購入処理につい
て図３に示すフローを参照して説明する。購入者が、各
種媒体からくじの初期画面への接続先を知り、購入者端
末１からくじの初期画面の閲覧を要求する（ステップＳ
２０１）と、くじ発行サーバ２は、購入者に見せるため
のくじ紹介画面を購入者端末に対して公開する（ステッ
プＳ２０２）。このとき購入者端末１の画面には、図１
０に示すくじ紹介画面Ｗ０１の表示がなされる。

【００２７】購入を希望する購入者端末１は、くじ発行
サーバ２に対して購入要求（ステップＳ２０３）を行
う。くじ発行サーバ２は、購入者端末１に対し入力画面
を表示する（ステップＳ２０４）。購入者端末１の画面
上には、図１１に示すオンラインくじ購入画面Ｗ０２が
表示される。購入者端末１側で必要な項目を入力し、く
じ発行サーバ２に送信する（ステップＳ２０５）。くじ
発行サーバ２は、該購入者の希望する枚数から代金を計
算し、該購入者の口座番号について、金融機関ゲートウ
ェイ５に対して金融機関への与信依頼する（ステップＳ
２０６）。金融機関ゲートウェイ５は、金融機関６に対
し、該口座番号に対する与信問い合わせを行う（ステッ
プＳ２０７）。金融機関６は、与信処理の結果を金融機
関ゲートウェイ５に通知する（ステップＳ２０８）。金
融機関ゲートウェイ５は、くじ発行サーバ２に対し、与
信依頼結果を通知する（ステップＳ２０９）。ここで、
与信の結果、該購入者に支払能力のないことが判明した
場合は、くじ発行サーバ２は、購入者端末１に対し、該
購入受付を拒絶する旨の通知を実行する（ステップＳ２
１０）。そのとき購入者端末１の画面上には、図１２に
示すような購入拒絶画面Ｗ０３が表示される。

【００２８】与信の結果、支払能力があることが判明し
た場合は、くじ発行サーバ２は、金融機関ゲートウェイ
５に対して、該口座番号に対する代金の引き落とし依頼
を実行する（ステップＳ２１１）。金融機関ゲートウェ
イ５は、金融機関６に対し、該口座番号に対する代金の
引き落としを実行する（ステップＳ２１２）。金融機関
６は、代金の引き落としの結果を金融機関ゲートウェイ
５に通知する（ステップＳ２１３）。金融機関ゲートウ
ェイ５は、くじ発行サーバ２に対し、代金引き落とし依
頼結果通知を実行する（ステップＳ２１４）。次に、く
じ発行サーバ２は、該購入者の希望する枚数分のくじの
番号を、ランダムに割り当てる処理を実行し（ステップ
Ｓ２１５）、該購入者の購入データを記録する（ステッ
プＳ２１６）。購入データは、図２３に示す購入管理テ
ーブルＴ２および図２４に示すくじの番号と受け付け番
号との対応テーブルＴ３に記録される。その後、くじ発
行サーバ２は、購入者端末１に対し購入処理が終了した
ことを通知する（ステップＳ２１７）。購入者端末１の
画面上には、図１３に示す購入処理通知画面Ｗ０４が表
示される。

【００２９】次に、購入者に対して購入したくじの番号
を公開する処理について、図４のフローを参照して説明
する。購入者端末１からくじ発行サーバ２に対し、自分
が購入したくじの番号を閲覧したいと要求する（ステッ
プＳ３０１）と、くじ発行サーバ２は、購入者データ入
力画面を表示する（ステップＳ３０２）。このとき購入
者端末１の画面上には、図１４に示す購入者データ入力
画面Ｗ０５が表示される。購入者が情報を入力すると
（ステップＳ３０３）、くじ発行サーバ２はテーブルＴ
２およびＴ３を参照し（ステップＳ３０４）、該購入者
のくじ購入データを検索して、購入者端末１に対し購入
データ一覧画面を表示する（ステップＳ３０５）。購入
者端末１の画面上には、図１５に示す購入データ一覧画
面Ｗ０６が表示される。

【００３０】次に、抽選から賞金振込みまでの処理につ
いて図５のフローを参照して説明する。くじ発行サーバ
２は、（１）発行したくじの購入者ごとの割り当てがす
べて完了したこと、または（２）設定した販売期限が満
了したことのいずれかを契機として、抽選サーバ３に対
し、抽選依頼を実行する（ステップＳ４０１）。抽選サ
ーバ３は、即座に抽選処理を実行し（ステップＳ４０
２）、当選番号を決定する。そして、その結果を当選処
理サーバ４に送信する（ステップＳ４０３）。通知を受
けた当選処理サーバ４は、テーブルＴ３に該当選番号の
等数を記録し、該当選番号の当選者をテーブルＴ２と照
合することによって割り出す（ステップＳ４０４）。そ
して、金融機関ゲートウェイ５に対し、該口座番号に対
する賞金の振込み依頼を実行する（ステップＳ４０
５）。金融機関ゲートウェイ５は、金融機関６に対し、
該口座番号に対する賞金の振込みを実行する（ステップ
Ｓ４０６）。金融機関６は、賞金の振込みの結果を金融
機関ゲートウェイ５に通知する（ステップＳ４０７）。
金融機関ゲートウェイ５は、当選処理サーバ４に対し、
代金引き落とし依頼結果を通知する（ステップＳ４０
８）。

【００３１】また、当選処理サーバ４は、当選した購入
者端末１に対し、当選したことおよび賞金を振り込んだ
旨を伝える通知を、電子署名の技術を用いて電子メール
等で送信する（ステップＳ４０９）。受信した購入者端
末１には、図２６に示すように電子署名入りメールＭ１
が届く。購入者端末１は、当選処理サーバ４の公開鍵証
明書を用いて、このメールが間違いなく当選処理サーバ
４から送信されたものであることを確認することができ
る。

【００３２】次に、購入者端末１に対して抽選結果一覧
を示す処理について図６のフローを参照して説明する。
購入者端末１から当選処理サーバ４に対し、自分が購入
したくじの番号を閲覧したいと要求すると（ステップＳ
５０１）、当選処理サーバ４はテーブルＴ３を参照し
（ステップＳ５０２）、該購入者のくじ購入データを検
索して、購入者端末１に対し購入データ一覧画面を表示
する（ステップＳ５０３）。購入者端末１の画面上に
は、図１６に示す購入データ一覧画面Ｗ０７が表示され
る。

【００３３】次に、本サービスを会員制とした場合の会
員登録処理について図７のフローを参照して説明する。
登録希望する購入者が、図１７に示す登録画面Ｗ０８に
おいて情報を入力し、登録要求すると（ステップＳ６０
１）、くじ発行サーバ２は、会員情報を図２５に示すよ
うな会員情報テーブルＴ４に記録し（ステップＳ６０
２）、登録完了を通知する（ステップＳ６０３）。この
とき購入者には、図１８に示す登録完了通知画面Ｗ０９
が購入者端末１に表示され、くじ発行サーバ２の図２７
に示すような電子署名の付いた暗号化メールＭ２が届
く。メールＭ２には会員を認証するためのパスワードが
記述されている。

【００３４】次に、会員による購入処理について図８の
フローを参照して説明する。購入者が、各種媒体からく
じの初期画面への接続先を知り、購入者端末１からくじ
の初期画面の閲覧を要求する（ステップＳ７０１）と、
くじ発行サーバ２は、購入者に見せるためのくじ紹介画
面を購入者端末１に対して公開する（ステップＳ７０
２）。このとき購入者端末１の画面には、図１０に示す
くじ紹介画面Ｗ０１の表示がなされる。

【００３５】購入を希望する購入者端末１は、くじ発行
サーバ２に対して購入要求（ステップＳ７０３）を行
う。くじ発行サーバ２は、購入者端末１に対し入力画面
を表示する（ステップＳ７０４）。購入者端末１の画面
上には、図１９に示す会員向けオンラインくじ購入画面
Ｗ１０が表示される。購入者端末１側で必要な項目を入
力し、くじ発行サーバ２に送信する（ステップＳ７０
５）。くじ発行サーバ２は、会員情報テーブルＴ４を検
索し、その会員が登録されていることを確認し（ステッ
プＳ７０６）、会員登録されていない場合、図２０に示
す認証結果画面Ｗ１１を表示する（ステップＳ７０
７）。

【００３６】会員の確認をした後、くじ発行サーバ２
は、該購入者の希望する枚数から代金を計算し、該購入
者の口座番号について、金融機関ゲートウェイ５に対し
て金融機関へ与信依頼する（ステップＳ７０８）。金融
機関ゲートウェイ５は、金融機関６に対し、該口座番号
に対する与信問い合わせを行う（ステップＳ７０９）。
金融機関６は、与信処理の結果を金融機関ゲートウェイ
５に通知する（ステップＳ７１０）。金融機関ゲートウ
ェイ５は、くじ発行サーバ２に対し、与信依頼結果を通
知する（ステップＳ７１１）。ここで、与信の結果、該
購入者に支払能力のないことが判明した場合は、くじ発
行サーバ２は、購入者端末１に対し、該購入受付を拒絶
する旨の通知を実行する（ステップＳ７１２）。そのと
き購入者端末１の画面上には、図１２に示すような購入
拒絶画面Ｗ０３が表示される。

【００３７】与信の結果、支払能力があることが判明し
た場合は、くじ発行サーバ２は、金融機関ゲートウェイ
５に対して、該口座番号に対する代金の引き落とし依頼
を実行する（ステップＳ７１３）。金融機関ゲートウェ
イ５は、金融機関６に対し、該口座番号に対する代金の
引き落としを実行する（ステップＳ７１４）。金融機関
６は、代金の引き落としの結果を金融機関ゲートウェイ
５に通知する（ステップＳ７１５）。金融機関ゲートウ
ェイ５は、くじ発行サーバ２に対し、代金引き落とし依
頼結果通知を実行する（ステップＳ７１６）。次に、く
じ発行サーバ２は、該購入者の希望する枚数分のくじの
番号を、ランダムに割り当てる処理を実行し（ステップ
Ｓ７１７）、該購入者の購入データを記録する（ステッ
プＳ７１８）。購入データは、図２３に示す購入管理テ
ーブルＴ２および図２４に示すくじの番号と受け付け番
号との対応テーブルＴ３に記録される。その後、くじ発
行サーバ２は、購入者端末１に対し購入処理が終了した
ことを通知する（ステップＳ７１９）。購入者端末１の
画面上には、図１３に示す購入処理通知画面Ｗ０４が表
示される。

【００３８】次に、会員購入者に対して購入したくじの
番号を公開する処理について図９のフローを参照して説
明する。購入者端末１からくじ発行サーバ２に対し、自
分が購入したくじの番号を閲覧したいと要求する（ステ
ップＳ８０１）と、くじ発行サーバ２は、購入者データ
入力画面を表示する（ステップＳ８０２）。このとき購
入者端末１の画面上には、図２１に示す購入者データ入
力画面Ｗ１２が表示される。購入者が情報を入力すると
（ステップＳ８０３）、くじ発行サーバ２はテーブルＴ
２，Ｔ３およびＴ４を参照し（ステップＳ８０４）、該
購入者のくじ購入データを検索して、購入者端末１に対
し購入データ一覧画面を表示する（ステップＳ８０
５）。購入者端末１の画面上には、図１５に示す購入デ
ータ一覧画面Ｗ０６が表示される。

【００３９】図１０に示すくじ紹介画面Ｗ０１には、く
じの紹介を行うエリアＷ０１１と、購入画面へのリンク
Ｗ０１２が表示されている。エリアＷ０１１には、くじ
の総発行枚数、販売期限、賞金と当選本数などが表示さ
れる。図１１に示すくじ購入画面Ｗ０２には、くじの残
りの枚数を表示するエリアＷ０２１、氏名、住所、電話
番号、電子メールアドレスの入力フィールドＷ０２２，
Ｗ０２３，Ｗ０２４，Ｗ０２５、金融機関口座の入力フ
ィールドＷ０２６、希望購入枚数入力フィールドＷ０２
７、オプション指定フィールドＷ０２８および購入決定
ボタンＷ０２９が表示されている。オプション指定フィ
ールドＷ０２８としては、例えばばら売りか連番で購入
するか、あるいはそれぞれに分けて買うかの指定をする
フィールドＷ０２８１がある。また、購入者に、自分の
希望する数字の並びを入力させるフィールドＷ０２８２
も設けることによって、例えば購入者にとってのラッキ
ーナンバーに基づいた販売を行うことができる。

【００４０】図１２に示す与信の結果、購入が不可能で
あることを示す画面Ｗ０３上にはメッセージを示すフィ
ールドＷ０３１が表示されている。図１３に示すくじ購
入結果通知画面Ｗ０４には、該購入者の購入状況を示す
エリアＷ０４１、および関連リンクを通知するエリアＷ
０４２が表示されている。エリアＷ０４１では、くじ発
行サーバ２が購入受付に対し一意に付与する受付番号、
購入者の投入した個人データ（名前、住所等）、購入枚
数と代金とが表示され、代金は引き落とした旨の告知が
なされる。また、エリアＷ０４２では、該購入者が購入
したくじの番号の閲覧画面Ｗ０６や、後日行われる抽選
結果の閲覧画面Ｗ０７へのリンクが紹介される。

【００４１】図１４に示すくじ購入結果閲覧要求画面Ｗ
０５上には、氏名の入力欄Ｗ０５１と、受付番号の入力
欄Ｗ０５２が表示される。図１５に示す該購入者向け購
入くじ番号一覧画面Ｗ０６には、購入者の購入したくじ
の番号の一覧Ｗ０６１が表示される。一画面で表示でき
ない場合は、例えば１００枚ごとのページめくりとし
て、ページめくりボタンＷ０６２が表示される。図１６
に示す当選番号一覧画面Ｗ０７のエリアＷ０７１に、賞
金とその当選番号が表示される。

【００４２】図１７に示すくじ会員登録画面Ｗ０８に
は、氏名、住所、電話番号、電子メールアドレスの入力
フィールドＷ０８１，Ｗ０８２，Ｗ０８３，Ｗ０８４、
金融機関口座の入力フィールドＷ０８５および購入決定
ボタンＷ０８６が表示されている。図１８に示す登録完
了画面Ｗ０９には、登録が完了したことを知らせるメッ
セージＷ０９１が表示される。図１９に示す会員向けく
じ購入画面Ｗ１０には、くじの残り枚数を表示するエリ
アＷ１０１、登録番号、パスワードの入力フィールドＷ
１０２，Ｗ１０３、希望購入枚数入力フィールドＷ１０
４、オプション指定フィールドＷ１０５および購入決定
ボタンＷ１０６が表示されている。オプション指定フィ
ールドＷ１０５としては、例えばばら売りか連番で購入
するか、あるいはそれぞれに分けて買うかの指定をする
フィールドＷ１０５１がある。また、購入者に、自分の
希望する数字の並びを入力させるフィールドＷ１０５２
も設けることによって、例えば購入者にとってのラッキ
ーナンバーに基づいた販売を行うことができる。

【００４３】図２０に示す会員認証の結果を示す画面Ｗ
１１には、登録されていないことを示すメッセージＷ１
１１が表示され、登録を促すために、登録画面へのリン
クＷ１１２が表示されている。図２１に示す会員向けく
じ購入閲覧要求画面Ｗ１２上には、登録番号の入力欄Ｗ
１２１と、パスワードの入力欄Ｗ１２２が表示される。

【００４４】図２２のくじ設定テーブルＴ１に示すよう
に、くじ発行サーバ２では、設定するくじごとに番号管
理し、くじ番号Ｔ１１を付与する。くじごとに、発行す
る枚数Ｔ１２、販売期限Ｔ１３、くじの単価Ｔ１４、く
じの最小販売枚数Ｔ１５、当選等数Ｔ１６、各等賞金と
本数指定フィールドＴ１７を指定する。Ｔ１７ではさら
に、Ｔ１６の指定する等数に応じて、１等賞金額と本数
Ｔ１７１、２等賞金額と本数Ｔ１７２、…を指定する。

【００４５】図２３の受付を単位にした購入者の購入管
理テーブルＴ２に示すように、くじ発行サーバ２では、
購入受付ごとに番号管理し、受付番号Ｔ２１を付与す
る。受付番号ごとに、名前Ｔ２２、住所Ｔ２３、電話番
号Ｔ２４、メールアドレスＴ２５、購入枚数Ｔ２６、購
入金額Ｔ２７、銀行口座Ｔ２８、口座番号Ｔ２９が管理
される。

【００４６】図２４のくじの番号と受付番号との対応テ
ーブルＴ３に示すように、くじ発行サーバ２では、くじ
ごとにこのテーブルを作成する。くじ発行サーバ２で
は、ランダムにくじの番号Ｔ３１と受付番号Ｔ３２を割
り当てる。このテーブルの受付番号Ｔ３２はテーブルＴ
２における受付番号Ｔ２１と同一のもので、これを元に
Ｔ２とＴ３とで対応をとることができる。また、各くじ
番号には、当落を示す情報Ｔ３３が設けられ、当選処理
サーバ４が、抽選サーバ３の通知に基づいて、当選番号
についてのみ、その等数を記録する。これにより、当選
者と当選番号およびその等数の関連付けが可能となる。

【００４７】図２５の会員情報テーブルＴ４に示すよう
に、くじ発行サーバ２では、登録希望者に対し会員番号
Ｔ４１を付与する。会員番号ごとに、名前Ｔ４２、住所
Ｔ４３、電話番号Ｔ４４、メールアドレスＴ４５、パス
ワードＴ４６、銀行口座Ｔ４７、口座番号Ｔ４８が管理
される。

【００４８】図２６に示す当選者に送信される電子メー
ルＭ１では、当選処理サーバ４からのメールであること
を証明するために、当選処理サーバ４の秘密鍵で暗号化
した電子署名データＭ１１が添付されている。

【００４９】図２７に示す会員登録の結果を示す電子メ
ールＭ２では、くじ発行サーバ２からのメールであるこ
とを証明するために、くじ発行サーバ２の秘密鍵で暗号
化した電子署名データＭ２１が添付されている。メール
Ｍ２には、登録番号とパスワードが記述されており、会
員は購入時にこれらの情報を入力することで会員認証さ
れる。また、このメールＭ２が外部に漏洩しないよう
に、暗号化されて会員に送信される。

【００５０】次に、図２８に示すフローチャートを参照
して、くじ発行サーバ２へのアクセス制限ロジックにつ
いて説明する。このロジックは、くじ発行サーバ２への
短時間集中とその間のネットワークの負荷を防止する目
的がある。図３および図８において購入者からの要求
（ステップＳ２０５およびＳ７０５）を受け付けると
（ステップＳ９０１）、くじ発行サーバ２は、アクセス
管理テーブルＴ５を見て、現在のアクセス数が最大値に
達していないかどうかを確認する（ステップＳ９０
２）。現在のアクセス数が最大値の場合は、その受付を
拒絶する（ステップＳ９０４）。現在のアクセス数が最
大値より少ない場合は、図２９に示すアクセス管理テー
ブルＴ５の現在のアクセス数を１つ増加する（ステップ
Ｓ９０３）。そして、購入処理がすべて終了する（ステ
ップＳ９０５）と、テーブルＴ５の現在のアクセス数を
１つ減らす（ステップＳ９０６）。図２９に示すように
アクセス管理テーブルＴ５においては、最大のアクセス
数Ｔ５１は固定の値で、くじ発行サーバ２のみ変更可能
である。現在のアクセス数Ｔ５２は、購入者のアクセス
ごとに増減される。

【００５１】上述したように、本実施形態のオンライン
くじサービスシステムでは、購入時、購入者端末１から
くじ発行サーバ２に送信する個人情報（パスワード、住
所、口座番号など）は、このネットワークを経由するの
で、外部には漏洩しないようになっている。くじ発行サ
ーバ２では、くじの総発行枚数と販売期限を設定する
が、このときの総発行枚数としては、非常に大きい数
（例えば、１０の５０乗レベルの数）を設定することが
できる。これによって、１枚当たりの単価が非常に安価
（例えば、０．０１円／枚）になるとともに、購入者
は、その数の大きさに、自分が購入した番号をいちいち
覚えておく必要がなくなり、手元に番号を控えておく手
段も必要なくなる。ただし、システムの実装としては、
購入者に、自分の購入したくじの番号を閲覧する機能を
設けておいてもよい。

【００５２】購入者は、くじ発行サーバ２の発行するく
じの中から、希望枚数分購入することができる。くじ発
行サーバ２は、購入者および該購入者の希望枚数分のく
じの番号を割り当て、データベースに管理する。このと
きのくじの番号の割り当ては、数の若い順、ランダム、
あるいはその組み合わせのいずれでもよい。また、購入
者に、購入時に希望の数あるいは数字の並びを指定させ
てもよい。割り当てられるくじは、その番号の桁数が非
常に多いため、購入者側で自分が購入した番号をいちい
ち覚えておく必要がなくなり、手元に番号を控えておく
手段も必要なくなる。

【００５３】購入者は、購入時に金融機関の口座を指定
する。くじの購入代金は、その金融機関の口座から引き
落とされる。このため、購入者はその口座の残高分まで
なら何枚でも購入することが可能である。くじ発行サー
バ２は、与信処理をして該購入者の金融機関の口座から
購入代金を引き落とす処理を金融機関ゲートウェイ５に
依頼する。金融機関ゲートウェイ５は、該購入者の金融
機関６に接続して、与信処理をして該購入者の口座から
購入代金を引き落とす。

【００５４】購入時における短時間での集中的な混雑が
予想されるため、くじ発行サーバの側で、同時受付数
（同時アクセス数）に制限をかける。また、１つの受付
に対して制限時間を設け、その時間内に購入処理を完了
しないと、その受付を打ち切る。これらの手段によっ
て、多くの受付を処理できるようにする。

【００５５】くじの発行枚数分の割り当てが完了する
か、販売期限が過ぎると、くじ発行サーバ２は抽選サー
バ３に抽選の指示をし、抽選サーバ３は即座に抽選を
し、当選番号を決定して当選処理サーバ４に通知する。
当選処理サーバ４は、データベースから当選者を照合す
る。そして、別途購入者からの抽選結果閲覧の要求に対
して、閲覧画面を構成し、購入者に見せる。電子メール
アドレス等を購入時に入力し、購入者に対し当選処理サ
ーバの公開鍵証明書を公開していれば、当選番号決定時
に、該当選者に対してのみ当選通知を電子署名入り電子
メールで通知することもできる。

【００５６】また、当選処理サーバ４は、該当選者の金
融機関の口座に賞金を振り込む処理を金融機関ゲートウ
ェイ５に依頼する。金融機関ゲートウェイ５は、該当選
者の金融機関６に接続して、該当選者の口座に賞金を振
り込む。

【００５７】更に、本サービスを会員制とし、別途購入
者とくじ発行サーバとの間で会員登録をすることで、次
回購入時からは、いちいち金融機関口座や住所、電子メ
ールアドレス等を入力しなくてもよい。

【００５８】以上の処理は、例えばＶＰＮなど暗号化通
信ネットワークにより、第三者から安全に保護されてい
る。また、データベースは暗号化により、不正侵入者に
よる漏洩や改ざんから保護される。

【００５９】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークを介した購入者端末からのくじ購入要求に
対してくじをランダムに発行して管理し、くじの発行完
了または販売期限の経過により抽選を行って当選番号を
決定し、この当選番号と購入者に発行したくじの番号と
を照合して、当選者を決定し、購入者に対する与信処理
を行って、くじ購入代金の引き落としを金融機関に指示
し、また当選者への賞金の振込みを金融機関に指示する
ので、従来のように金融機関専用機を用いるよりもはる
かにくじの拡販を見込むことができるとともに、購入者
は自宅に居ながらくじの購入と決済を行うことができ、
更に当選した場合には当選者のプライバシを保護しつつ
賞金の振込みが自動的に行われ、くじ購入者への利便性
および信頼性を向上することができる。

【００６０】また、本発明によれば、購入者端末から要
求された枚数分のくじの番号をランダムに割り当てて管
理し、くじの発行完了または販売期限の経過により抽選
を行って当選番号を決定し、この当選番号に基づいて当
選者の紹介を行い、購入者の与信処理を行ってくじ購入
代金の引き落としを金融機関に指示し、また当選者への
賞金の振込みを金融機関に指示するので、従来のように
金融機関専用機を用いるよりもはるかにくじの拡販を見
込むことができるとともに、購入者は自宅に居ながらく
じの購入と決済を行うことができ、更に当選した場合に
は当選者のプライバシを保護しつつ賞金の振込みが自動
的に行われ、くじ購入者への利便性および信頼性を向上
することができる。また、システム全体が暗号化通信で
保護されたネットワークで接続されているので、外部か
らの不正侵入を防止することができる。更に、暗号化技
術に用いられている、巨大整数の高速計算処理技術を本
システムに適用することにより、巨大な枚数のくじ発行
処理を高速に行うことができ、従来の紙による印刷、販
売よりも１枚当たりのコストを大幅に削減することがで
きる。また、購入時に与信処理を行うことにより、当選
を当て込んだ購入者の大量購入を未然に防止することが
できる。更に、くじの発行から賞金の振込みまでの一連
の流れを一貫して自動的に処理でき、１回のくじの開催
期間を調整することができるため、従来の方法に比べて
くじの実施回数を飛躍的に増やすことができる。

【００６１】更に、本発明によれば、くじ発行サーバへ
の最大同時アクセス数および１アクセス当たりの時間を
制限するので、処理の輻輳が低減されるとともに、多く
の受け付けを処理することができる。

【００６２】本発明にあっては、当選番号を決定する
と、当選者に署名入りの電子メールを用いて当選を通信
するので、当選者は抽選結果を気にしなくても、電子メ
ールで知ることができ、利便性を向上することができ
る。

【００６３】また、本発明によれば、本サービスを会員
制とし、購入者の個人情報を予め登録し、くじ発行サー
バで個人情報を管理するので、次回購入時からは、いち
いち金融機関口座や住所、電子メールアドレスなどを入
力する必要がなくなる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態に係るオンラインくじサー
ビスシステムの全体構成を示すブロック図である。

【図２】図１に示すオンラインくじサービスシステムの
くじ設定処理を示すフローチャートである。

【図３】図１に示すオンラインくじサービスシステムの
購入者によるくじの購入処理を示すフロー図である。

【図４】図１に示すオンラインくじサービスシステムの
購入者に対して購入したくじの番号を公開する処理を示
すフロー図である。

【図５】図１に示すオンラインくじサービスシステムの
抽選から賞金振込みまでの処理を示すフロー図である。

【図６】図１に示すオンラインくじサービスシステムの
購入者端末に対して抽選結果一覧を示す処理を示すフロ
ー図である。

【図７】図１に示すオンラインくじサービスシステムの
会員登録処理を示すフロー図である。

【図８】図１に示すオンラインくじサービスシステムの
会員による購入処理を示すフロー図である。

【図９】図１に示すオンラインくじサービスシステムの
会員購入者に対して購入したくじの番号を公開する処理
を示すフロー図である。

【図１０】図１に示すオンラインくじサービスシステム
におけるくじ紹介画面を示す図である。

【図１１】図１に示すオンラインくじサービスシステム
におけるくじ購入画面を示す図である。

【図１２】図１に示すオンラインくじサービスシステム
において与信の結果購入できないことを通知する画面を
示す図である。

【図１３】図１に示すオンラインくじサービスシステム
におけるくじ購入結果通知画面を示す図である。

【図１４】図１に示すオンラインくじサービスシステム
におけるくじ購入結果閲覧要求画面を示す図である。

【図１５】図１に示すオンラインくじサービスシステム
における購入者向け購入くじ番号一覧画面を示す図であ
る。

【図１６】図１に示すオンラインくじサービスシステム
における当選番号一覧画面を示す図である。

【図１７】図１に示すオンラインくじサービスシステム
における会員登録画面を示す図である。

【図１８】図１に示すオンラインくじサービスシステム
における登録完了画面を示す図である。

【図１９】図１に示すオンラインくじサービスシステム
における会員向けくじ購入画面を示す図である。

【図２０】図１に示すオンラインくじサービスシステム
における会員登録されていない場合の通知画面を示す図
である。

【図２１】図１に示すオンラインくじサービスシステム
における会員向け購入結果閲覧要求画面を示す図であ
る。

【図２２】図１に示すオンラインくじサービスシステム
におけるくじ設定テーブルを示す図である。

【図２３】図１に示すオンラインくじサービスシステム
における受け付けを単位にした購入者の購入管理テーブ
ルを示す図である。

【図２４】図１に示すオンラインくじサービスシステム
におけるくじの番号と受け付け番号との対応テーブルを
示す図である。

【図２５】図１に示すオンラインくじサービスシステム
における会員情報テーブルを示す図である。

【図２６】図１に示すオンラインくじサービスシステム
において当選者に送信される電子メールを示す図であ
る。

【図２７】図１に示すオンラインくじサービスシステム
において会員登録者に送信される電子メールを示す図で
ある。

【図２８】図１に示すオンラインくじサービスシステム
におけるくじ発行サーバへのアクセス数制限ロジックを
示すフローチャートである。

【図２９】図１に示すオンラインくじサービスシステム
におけるアクセス管理テーブルを示す図である。

【符号の説明】

１ 購入者端末 ２ くじ発行サーバ ３ 抽選サーバ ４ 当選処理サーバ ５ 金融機関ゲートウェイ ６ 金融機関 ７ ネットワーク

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E038 GA02 LA01 5B049 AA05 BB00 BB38 BB46 CC05 CC08 CC21 CC36 CC38 DD01 EE01 FF03 FF04 GG04 GG07 GG10

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネットワークを介した購入者端末からの
   アクセスに対してくじの販売、抽選、当選、賞金の割り
   込み処理をオンラインで行うオンラインくじサービスシ
   ステムであって、 くじの総発行枚数、販売期限、賞金額を含むくじ情報を
   設定するくじ情報設定手段と、 ネットワークを介して購入者端末に接続され、ネットワ
   ークを介して購入者端末から受信したくじ購入要求に応
   答してくじをランダムに購入者端末の購入者に発行する
   とともに、この発行するくじの番号を管理するくじ発行
   手段と、 前記くじ情報設定手段で設定されたくじの総発行枚数の
   発行完了または販売期限の経過により抽選を行って、当
   選番号を決定する抽選手段と、 この決定された当選番号と購入者に発行されたくじの番
   号とを照合して、当選者を決定する当選者決定手段と、 前記くじを発行する購入者に対する与信処理を行って、
   この購入者に発行する前記くじの購入代金の引き落とし
   を金融機関に指示するとともに、前記当選者への賞金の
   振込みを金融機関に指示する金融機関アクセス手段とを
   有することを特徴とするオンラインくじサービスシステ
   ム。
2. 【請求項２】 前記くじ発行手段は、購入者端末からの
   当選番号閲覧要求に応じて前記抽選手段による抽選結果
   をネットワークを介して購入者端末に送信して提示する
   当選番号提示手段を有することを特徴とする請求項１記
   載のオンラインくじサービスシステム。
3. 【請求項３】 購入者端末、くじ発行サーバ、抽選サー
   バ、当選処理サーバ、および金融機関ゲートウェイが暗
   号化などにより保護された安全なネットワークに接続さ
   れたオンラインくじサービスシステムであって、 くじ発行サーバに設けられ、くじの総発行枚数、販売期
   限、賞金額を含むくじ情報を設定し、購入者端末から要
   求された枚数分のくじの番号をランダムに割り当ててデ
   ータベースに保管し、与信処理を行って購入者の金融機
   関の口座からくじ購入代金を引き落とす処理を金融機関
   ゲートウェイに依頼するくじ発行手段と、 抽選サーバに設けられ、くじの総発行枚数分の割り当て
   が完了するかまたは販売期限が過ぎると、抽選を行って
   当選番号を決定する抽選手段と、 当選処理サーバに設けられ、前記抽選手段で決定された
   当選番号に基づいて当選者の照合を行うとともに、購入
   者端末からの抽選結果閲覧要求に基づいて抽選結果を表
   示し、当選者の金融機関の口座に賞金を振り込む処理を
   金融機関ゲートウェイに依頼する当選処理手段と、 金融機関ゲートウェイに設けられ、購入者毎のくじの代
   金の引き落としおよび当選者への賞金の振込みを金融機
   関に指示する金融機関アクセス手段とを有することを特
   徴とするオンラインくじサービスシステム。
4. 【請求項４】 前記くじ発行サーバへの最大同時アクセ
   ス数および１アクセス当たりの時間を制限する制限手段
   を有することを特徴とする請求項３記載のオンラインく
   じサービスシステム。
5. 【請求項５】 前記当選処理手段は、前記抽選手段が当
   選番号を決定すると、当選者に署名入りの電子メールを
   用いて当選を通知する当選通知手段を有することを特徴
   とする請求項３記載のオンラインくじサービスシステ
   ム。
6. 【請求項６】 本オンラインくじサービスシステムのサ
   ービスを購入者に対して会員制とし、購入者の個人情報
   を予め登録し、くじ発行サーバで個人情報を管理する個
   人情報管理手段を有することを特徴とする請求項３記載
   のオンラインくじサービスシステム。
7. 【請求項７】 購入者の個人情報および購入者とくじの
   番号の割り当て情報を暗号化して保護する暗号化保護手
   段を有することを特徴とする請求項６記載のオンライン
   くじサービスシステム。