JP2002072291A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2002072291A
JP2002072291A JP2000264369A JP2000264369A JP2002072291A JP 2002072291 A JP2002072291 A JP 2002072291A JP 2000264369 A JP2000264369 A JP 2000264369A JP 2000264369 A JP2000264369 A JP 2000264369A JP 2002072291 A JP2002072291 A JP 2002072291A
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camera
light
barrier
mirror
lens
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JP2000264369A
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Osamu Nonaka
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザに使い易く、失敗のない自己撮影が楽し
める上、デザイン的にも優れ、尚且つ生産上の問題を解
決したカメラを提供する。 【解決手段】本発明のカメラは、撮影レンズ14の前面
で開閉自在なバリア11と、上記バリア11が閉状態に
あるときには上記バリア11の裏側の収納位置に存在
し、上記バリア11が開状態にあるときには上記収納位
置から露呈位置へと移動自在な鏡ホルダ12とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば撮影者自身
による自己撮影を簡易に行うのに好適なカメラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】今日、カメラのパーソナルユース化に伴
い、種々の遊び心を満足させてくれる個性的なカメラの
提供が嘱望されている。このようなニーズの中、撮影者
自身が自分の姿態を撮影する状況に対応したカメラが既
に提案されている。
【0003】即ち、例えば特開平7−20553号公
報、特開平11−338027号公報等では、カメラの
前面に鏡を設けて、撮影時に撮影者が自分の表情等を確
認可能としたカメラに関する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−20553号公報により開示された技術では、
別体のアダプタを常時携帯する必要があり携帯上不便で
あった。
【0005】さらに、上記特開平11−338027号
公報により開示された技術では、複雑な機構を必要する
ことから、コストアップをもたらしていた。
【0006】また、大量生産による原価償却を前提とし
た生産体制の中、限られたユーザ層のみを狙う必要のあ
る上記個性的な商品を生産しようとすると、生産する上
で部品管理や工程設定等、種々の問題を生じることもあ
った。
【0007】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ユーザに使い易く、失敗
のない自己撮影が楽しめる上、デザイン的にも優れ、尚
且つ生産上の問題を解決したカメラを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様では、撮影レンズの前面で開閉
自在なバリア部材と、上記バリア部材が閉状態にあると
きには上記バリア部材の裏側の収納位置に存在し、上記
バリア部材が開状態にあるときには上記収納位置から露
呈位置へと移動自在な反射部材と、を具備することを特
徴とするカメラが提供される。
【0009】第2の態様では、上記第1の態様におい
て、上記反射部材は、ファインダの対物レンズ前方に配
置可能であることを特徴とするカメラが提供される。
【0010】第3の態様では、上記第1の態様におい
て、上記反射部材は、可視光を反射し赤外光は透過する
ダイクロイックミラーであることを特徴とするカメラが
提供される。
【0011】第4の態様では、上記第1の態様におい
て、上記反射部材には、測光センサに入射する光量を制
御する光線制御機能を有する保持部が配設されているこ
とを特徴とするカメラが提供される。
【0012】上記第1乃至第4の態様によれば以下の作
用が奏される。
【0013】即ち、本発明の第1の態様では、バリア部
材は、撮影レンズの前面で開閉自在となっており、反射
部材は、上記バリア部材が閉状態にあるときには上記バ
リア部材の裏側の収納位置に存在し、上記バリア部材が
開状態にあるときには上記収納位置から露呈位置へと移
動自在となっている。
【0014】第2の態様では、上記第1の態様におい
て、上記反射部材は、ファインダの対物レンズ前方に配
置可能とされている。
【0015】第3の態様では、上記第1の態様におい
て、上記反射部材には、可視光を反射し赤外光は透過す
るダイクロイックミラーが採用される。
【0016】第4の態様では、上記第1の態様におい
て、上記反射部材には、測光センサに入射する光量を制
御する光線制御機能を有する保持部が配設される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0018】先ず、本発明に係るカメラの概要を説明す
ると、本発明は、撮影者が自分自身を撮影できるよう
に、カメラの正面方向から撮影する方向を写し出す事が
できる鏡付きのカメラに関するものである。本発明のカ
メラにおいては、カメラが工場で完成する直前に組み付
けられるレンズ保護用バリアや電池室の蓋部分に鏡を設
け、通常使用時には上記バリアや電池蓋の裏面に退避収
納可能として、デザイン的にも問題ない構成としてい
る。以下、これを詳述する。
【0019】図1は本発明の第1の実施の形態に係るカ
メラの構成を示す図である。
【0020】図1(a)はカメラのバリア11を閉じた
状態を示している。
【0021】この図1(a)において、カメラ本体10
の前面にはレンズ鏡筒14の配設領域等を被覆保護する
ための開閉自在のバリア11とストロボ発光部13とが
配設されている。また、カメラ本体10の上面には、レ
リーズスイッチ19と表示用液晶窓15とが配設されて
いる。そして、カメラ本体10の側面には、電池17を
挿入する電池室が配設されている。当該電池室に装填し
た電池17が外れないように、当該電池室の入り口には
開閉自在の蓋10aが設けられている。
【0022】図1(b)は電池17が電池室に挿入さ
れ、バリア11が開いた時に、レンズ鏡枠14が沈胴状
態から繰り出され、セットアップした状態を示してい
る。
【0023】このバリア11は、このレンズ鏡枠14の
他、測光センサ窓6、AF用のレンズ4,5及びファイ
ンダの対物レンズ16を保護する役割を担っている。
【0024】この図1(b)に示される状態のときに
は、上記LCDパネル15にはフィルムの撮影コマ数を
はじめとする各種情報が表示される。
【0025】このような構成のカメラにおいて、本発明
の特徴部分たる鏡ホルダ12の鏡部12aは、通常状態
ではバリア11の裏面に収納され(図1(a),(b)
参照)、当該鏡部12aにキズや指紋が付かないように
工夫がなされている。
【0026】そして、ユーザ20が自分の方にカメラを
向けて撮影するとき(図2参照)、爪で鏡ホルダ12を
引き出すと(図1(d)参照)、カメラのファインダ対
物部の前方に鏡部12aが位置することになる(図1
(c)参照)。
【0027】かかる工夫により、ユーザは、図2に示さ
れるように、カメラ本体10を構えたときの自分の配置
や表情を正しく把握しながらレリーズスイッチ19を操
作することができるので、失敗のない写真撮影ができる
ことになる。
【0028】この実施の形態に係るカメラは、例えば1
人で旅に出ているとき近くに適当な人がいないとき等に
自分の姿を撮影する場合、更には誰かと2人で一緒に写
真撮影したい場合に好適である。また、従来からのセル
フタイマと同様に、三脚等にカメラを搭載したときの構
図の確認用としても、この第1の実施の形態に係る鏡部
12aを有するカメラは有効に活用することができる。
【0029】ここで、図3は上記鏡ホルダ12のバリア
11の裏面への配置状態を説明するために、カメラ本体
10を横から見た様子を示す図である。
【0030】この図3に示されるように、鏡ホルダ12
は、バリア11の裏面のガイド部11aに沿って保持さ
れている。この鏡ホルダ12を凸面鏡にしておけば、小
さな面積にカメラの画角相当の範囲を写し出すことがで
きることになる。
【0031】尚、この鏡ホルダ12が引き出された状態
では、ファインダが見えなくなるので、ユーザが通常撮
影で失敗することはない。
【0032】以下、図4(a)を参照して、本発明の第
1の実施の形態に係るカメラの前面に設けられたレンズ
4,5を利用したオートフォーカス(以下、AFと称す
る)機能を有するカメラに関して詳細に説明する。
【0033】この図4(a)に示されるように、レンズ
4,5の後方(カメラ内)には投光素子たる赤外発光ダ
イオード(以下、IREDと称する)4aと、光位置検
出素子(以下、PSDと称する)5aが設けられてい
る。
【0034】ドライバ4bによってIRED4aにパル
ス電流が供給されると、IRED4aの光は投光レンズ
4を介して画面中心部の被写体20に投射され、反射信
号光が受光レンズ5を介してPSD5aに入射する。
【0035】いま、投受光レンズ間の距離を基線長と呼
びSで表現し、受光レンズ5の焦点距離をfとする。被
写体距離Lからの反射光は、PSD5a上のxの位置に
入射する。このxについては、 x=(S・f)/L の関係が成立する。
【0036】従って、このxを検出すれば、S,fは固
定値なので被写体距離Lが求められ、AFによる撮影レ
ンズのピント合せ制御が可能となる。
【0037】PSD5aは、この光の入射位置と強度に
基づいた信号を出力する半導体センサであり、AFIC
3はこの信号を上記xに依存する電気信号に変換するI
Cである。CPU1は、カメラ全体のシーケンスを司
り、演算制御を行う手段であるが、レリーズスイッチ1
9のタイミングでAFIC3を制御してIRED4aを
発光させ、上記AFIC3の出力よりピント合せ位置を
算出し、ピント合せ部2を制御することで、カメラのオ
ートフォーカスの制御を行う。
【0038】また、測光センサ6aの出力をA/D変換
することによって測光レンズ6から入射した光の量検出
してストロボ13の制御を含む露出制御を行う。
【0039】また、撮影されたフィルムのコマ数もCP
U1によってカウントされ、当該カウント値がセグメン
ト表示でLCDパネル15に表示される。
【0040】このような構成において、鏡ホルダ12が
レンズ4,5の前面の位置することによって、図4
(b)に示されるような状態となる。
【0041】つまり、測光レンズ6に入射する光の量は
鏡ホルダ部12の小孔6bによって減少するので、スト
ロボが光り易くなるほか、投光レンズ4の光は鏡ホルダ
部12の裏面のエッジ部12bで反射した光が受光レン
ズ5を介してPSD5aの端部に入射する。かかる工夫
によって、ピント位置は図中点線で表現した光線が通る
ときの被写体距離L0に固定されるという効果が生ず
る。
【0042】これによって、ユーザが図2に示されるよ
うに自分自身を撮影するときには、ストロボ投光撮影、
且つ所定距離の固定焦点となる。
【0043】この効果によって、ユーザの顔が逆光にな
っていたり、正しく画面中心にいなくとも、正しいピン
トで顔が暗くなったりしない写真撮影ができる。
【0044】例えば、風景がバックである場合、ストロ
ボが発光しないと人物は逆光でアンダーの露出になり易
いが、これを防止している逆光下にないとストロボ光に
よって人物の顔は少々オーバーになるが太陽光などに比
べるとすると光は弱いので大きな露出の誤差とはならず
プリント時の焼きつけの制御で補正できるレベルに収ま
る。また、ストロボ発光撮影の方が被写体の目が輝く、
キャッチライトの効果があらわれて良い写真となる。
【0045】以下、図5のフローチャートを参照して、
第1の実施の形態に係るカメラの動作を説明する。バリ
ア11が開かれ(ステップS1)、レリーズスイッチ1
4が押下されると(ステップS2)、CPU1は測光を
行い(ステップS3)、被写体が暗い場合には測距・ピ
ント合せの後(ステップS5)、ストロボ13によりス
トロボ撮影を行い(ステップS6)、被写体が暗くない
場合には測距・ピント合わせの後(ステップS7)、非
ストロボ撮影を行う(ステップS8)。
【0046】以上説明したように、第1の実施の形態に
よれば、自分自身を撮影するときに撮影者自身が自らの
位置や表情を確認しながら撮影できるカメラが簡単に提
供できる。また、このカメラはバリア部のみを普通のバ
リアに交換すれば通常のカメラに変換できるので、カメ
ラの工場で簡単に鏡付き、鏡なしの2種類を作り分ける
事ができる。通常状態では、鏡はバリア裏面に収納され
ているので、傷がつき難いといった効果もある。そのほ
か、このカメラでは、更にAFや露出を補正して失敗の
ない写真撮影が楽しめることになる。
【0047】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。
【0048】図6は第2の実施の形態に係るカメラの構
成を示す図である。
【0049】即ち、詳細には、図6(a)はバリア11
を閉じた状態を示しており、図6(b)はバリア11を
開いた状態を示しており、図6(c)は鏡ホルダ12が
バリア11より引き出された状態を示しており、図6
(d),(e)はバリア11と鏡ホルダ12、更にはカ
メラ本体10の位置関係を示している。
【0050】この第2の実施の形態に係るカメラでは、
図6(a)に示されるように、バリア11は、その閉状
態においては、カメラ本体10に配設されたレンズ鏡筒
14を覆う形でカメラ全体10を包み込む形状となって
いる。
【0051】カメラの使用状態においては、図6(b)
に示されるように、カメラ本体10よりバリア11を開
いた状態として、当該カメラ本体10のレンズ鏡筒14
の配設領域等を露呈した形で使用することになる。
【0052】このような形状のバリア11を採用したこ
とから、鏡ホルダ12は、第1の実施の形態のように平
面板である必要はなく、図6(c)に示されるようにL
字形の部材として、強度を向上させる事ができる。
【0053】尚、図6(d)はバリア11への鏡ホルダ
12の収納状態を示しており、図6(e)は撮影者が自
分自身を撮影すべく、バリア11を開いた状態とし、更
に鏡ホルダ12を当該バリア11より引き出した状態を
示している。
【0054】この第2の実施の形態においては、鏡ホル
ダ12の鏡部12aを、図7(a),(b)に示すよう
な凹面形状にして、AF用投光レンズ前面に配設し、被
写体観察用の可視光は凸面鏡状に反射させ、一方、測距
用の赤外光は投光レンズから出たものを透過させて投光
可能なダイクロイックミラーとした。
【0055】これは、凸面部に多層の誘電体膜を形成し
たもので、特定の波長を反射、透過させる設計が可能で
ある。このような設計上の工夫によって、前面からは撮
影者自身が自身の姿を確認することができ、また、測距
用光投光時には凹面形状によって測距用光束を広げて投
光できることになる。
【0056】以上より、図7(a),(c)に示す点1
8aに集光されていた測距用光は、図7(b),(c)
に示す点18bのように拡大され、従って、図2に示し
たようなシーンでも測距用光が被写体20に投射し易く
なる。この光拡散効果により、反射した光の光量は少な
くなるが、図2に示したような状況では遠距離まで測距
する必要がないので反射光量としては問題がない。
【0057】また、図8(a)に示されるように、鏡ホ
ルダ12の鏡部12aをファインダ対物レンズの前面に
配設し、プリズム12cをAF投光レンズの前に配設
し、測距用光を2分割するような更なる工夫をしてもよ
い。
【0058】更に、第2の実施の形態に係るカメラで
は、図8(c)に示されるようなシーンの如く撮影構図
の中に人物が2人存在している場合であって測距用光の
投射される中心部に人物が存在しない場合は、測距用光
を20a,20bの2つに分けて各被写体に投射できる
ようにして、誤測距しないように工夫した。
【0059】このような工夫によれば、測距用光が、図
8(a),(c)の点20に投光され背景にピントが合
ってしまうような事態を防止することができる。
【0060】ここで、図8(b)は、反射信号光がPS
D5a上に入射した時の光強度分布を示している。上記
点20に被写体が存在する場合には、分布21のように
反射光が入射し、点20a,20bに投射された光は、
2分割されたので弱まっているものの分布21a,21
bでPSD5aに入射する。
【0061】この2つの信号がPSDに入射すると、P
SD5a上で信号が混信し、あたかも21の光が入射し
た時と同様の信号を出力する。従って、投光2分割時に
も測距結果としては、投光2分割をしない時と略同じ結
果となる。
【0062】以上説明したように、第2の実施の形態の
上述したような工夫によって、単に被写体が自分を観察
するだけでなく、自分で自分を撮影するという特殊なシ
ーンであっても正しいピントで撮影できるカメラを提供
することができる。
【0063】次に本発明の第3の実施の形態について説
明する。
【0064】上述した実施の形態では、バリアに鏡部を
収納自在に構成したが、この第3の実施の形態は、図9
(a)に示されるように、先に図1で説明した電池挿入
用の電池室の蓋10aにスライド式に収納自在な鏡ホル
ダ12を設ける。
【0065】ここで、図9(b)は、上記電池の蓋10
aに鏡ホルダ12が収納可能に配置された様子を示す図
であり、バネ30の付勢力により蓋10aのポケット部
31の裏に押しつけられて突起部が蓋10aのポケット
部31の前面の穴に入り込んで固定されることになる。
2つの穴が設けられているので、鏡ホルダ12が引き出
された状態と収納された状態との2状態を取り得ること
にある。
【0066】この第3の実施の形態によれば、より簡易
な構成で、上述した第1及び第2の実施の形態と同様の
効果が奏される。
【0067】以上の第1乃至第3の実施の形態の上述し
た工夫によれば、外装を構成する一部分のみの交換によ
って別機能のカメラを作ることができる。
【0068】例えば、図10に示されるように、カメラ
のフィルム収納、巻き上げ部を構成するユニットを組み
立てるプロセスP1、撮影レンズを組み立てるプロセス
P2、ファインダや電気部品を組み立てるプロセスP3
の後で外装をかける前のカメラボディ状態をP4におい
て組み立てておき、カメラの基本機能を完成させ、本発
明のように、外装部のみの工夫で新機能が付加できる外
装を組み立てるようにすれば、P5〜P7に示したよう
に最終工程のみの変更で種々の特徴を有するカメラを作
り分けることができる。P1〜P4までは大量生産の考
え方で組み立てればよく、P5〜P7は少量多品種生産
の考え方で、例えば消費地生産等に対応し、個々のユー
ザーに最適なカメラの提供を行うことができる。
【0069】ここで、請求項記載のバリア部材は上記バ
リア11に相当し、請求項記載の反射部材は上記鏡バリ
ア12の鏡部12aに相当する。
【0070】以上詳述したように、本発明によれば、大
量生産によるコストダウン効果を最大限に生かして個性
的なカメラを廉価に提供する事ができる。また、このカ
メラを使えば、ユーザは自分の姿を簡単に安心して撮影
する事ができる。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザに使い易く、失
敗のない自己撮影が楽しめる上、デザイン的にも優れ、
尚且つ生産上の問題を解決したカメラを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るカメラの構成
を示す図である。
【図2】第1の実施の形態に係るカメラにより、撮影者
が自分自身を撮影する様子を示す図である。
【図3】第1の実施の形態に係るカメラを横方向から見
た様子を示す図である。
【図4】第1の実施の形態に係るカメラの前面に設けら
れたレンズ4,5を利用したAF機能を有するカメラに
関して詳細に説明するための図である。
【図5】第1の実施の形態に係るカメラの動作を説明す
るためのフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態に係るカメラの構成を示す図
である。
【図7】(a),(b)は鏡ホルダ12の鏡部12aの
様子を示す図であり、(c)は測距用光18a,18b
の様子を示す図である。
【図8】(a)は鏡ホルダ12の鏡部12aの配置を工
夫した様子を示す図であり、(b)はPSD5aの光強
度分布を示す図であり、(c)は投射光20a,20b
の様子を示す図である。
【図9】第3の実施の形態に係るカメラの構成を示す図
である。
【図10】外装を構成する一部分のみの交換によって別
機能のカメラを作る工程を説明するための図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ピント合せ部 3 AFIC 4 AF用レンズ 5 AF用レンズ 6 測光センサ窓 10 カメラ本体 11 バリア 12 鏡ホルダ 13 ストロボ発光部 14 レンズ鏡筒 15 表示用液晶窓 16 対物レンズ 17 電池

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影レンズの前面で開閉自在なバリア部
    材と、 上記バリア部材が閉状態にあるときには上記バリア部材
    の裏側の収納位置に存在し、上記バリア部材が開状態に
    あるときには上記収納位置から露呈位置へと移動自在な
    反射部材と、を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 上記反射部材は、ファインダの対物レン
    ズ前方に配置可能であることを特徴とする請求項1に記
    載のカメラ。
  3. 【請求項3】 上記反射部材は、可視光を反射し赤外光
    は透過するダイクロイックミラーであることを特徴とす
    る請求項1に記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 上記反射部材には、測光センサに入射す
    る光量を制御する光線制御機能を有する保持部が配設さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
JP2000264369A 2000-08-31 2000-08-31 カメラ Withdrawn JP2002072291A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010136446A (ja) * 2010-02-26 2010-06-17 Olympus Imaging Corp 携帯型撮像機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010136446A (ja) * 2010-02-26 2010-06-17 Olympus Imaging Corp 携帯型撮像機器

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