JP2002068440A - 高強度複合ベルト - Google Patents

高強度複合ベルト

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JP2002068440A
JP2002068440A JP2000253856A JP2000253856A JP2002068440A JP 2002068440 A JP2002068440 A JP 2002068440A JP 2000253856 A JP2000253856 A JP 2000253856A JP 2000253856 A JP2000253856 A JP 2000253856A JP 2002068440 A JP2002068440 A JP 2002068440A
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Satoru Oishi
悟 大石
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各芯糸に均等分布の張力を与えることが可能
であり、高張力を有する複合ベルトを提供する。 【解決手段】 複合ベルトは、樹脂層8、織布からなる
芯体層6、及び芯体層と樹脂層を接着する接着剤層7を
含む。織布は、ベルトの長さ方向に並列に伸長する多数
の経糸11、経糸の列の両側において経糸にほぼ垂直方
向に並列に伸長する多数の緯糸21a、21b、及び経
糸を連結するからみ糸34〜36により形成され、経糸
11は高強度の芯糸を含み、芯糸の材質がポリエステ
ル、アラミド又はPBOであり、からみ糸の材質がポリ
エステルであり、緯糸の材質がポリエステルである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高強度の複合ベル
ト、特に均一の高強度を有し長さ変化の少ない搬送用又
は伝動用の複合ベルトに関する。本発明の複合ベルト
は、空港、トラックターミナル等の物流設備の他、印刷
・製本・紙工機械、合板機械、繊維機械等の搬送ベルト
又は伝動ベルトに使用される。
【0002】
【従来の技術】樹脂層、織布からなる芯体層、及び芯体
層と樹脂層を接着する接着剤層を含む積層体により形成
される形式の複合ベルトは、耐磨耗性及び柔軟性を備え
るベルトを提供するため、これまでに多数開発されてい
る。例えば、特開平9−183505号公報は、コンベ
アベルトの上面カバーと下面カバーの間に合繊繊維織物
からなる補強層を埋設し、合繊繊維織物の縦方向の切断
伸度を25%以上とし、切断荷重の10%荷重時の伸度
を1.5%以下とするコンベアベルトを開示する。
【0003】また、特開平9−30625号公報は、貫
通および裂断抵抗の改善されたスチールケーブルコンベ
アベルトを開示する。この公報のベルトは、一連のゴム
引きの縦方向に平行なスチールワイヤまたはケーブルを
有し両側をゴム層で覆われたコア部と、コア部上に接着
された一層のゴム引きの間隔の密な一連の横方向に配置
されたスチールワイヤまたはケーブルと、荷重を支える
のに適した上部カバーと、コア部の下のプーリーカバー
を有する。特開平10−338008号公報は、タイヤ
滑り止め装置の締付用ベルトを開示する。このベルト
は、締付用ベルトの表面組織をマルチフィラメントの化
学繊維束とした経糸、緯糸、及びからみ糸により構成
し、からみ糸は一方の側の表面組織の緯糸から他方の側
の表面組織の緯糸へと交互にからみ合わせてベルトの幅
方向に隣り合う芯組織の芯糸相互間を非接触状態に分離
して配列する。芯糸11は各列に固定され、自由な動き
が拘束される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、各芯糸に均等分布の張力を与えることが可能な、高
張力を有する複合ベルトを提供することである。本発明
の他の目的は、芯材の物性を直接的にベルトに反映させ
芯材の消費量を削減することができる複合ベルトを提供
することである。本発明の別の目的は、小直径のプーリ
ーの使用を可能にする充分な可撓性を備える複合ベルト
を提供することである。本発明の別の目的は、層状に配
置される複数の芯糸が上下面から緯糸により保護され接
着剤が芯糸に均等に含浸され芯糸がベルト幅方向の切断
面において水平に整列して固定される複合ベルトを提供
することである。本発明の更に別の目的は、帯電防止性
能を備える複合ベルトを提供することである。本発明の
その他の特徴及び利点は、図面を参照する以下の説明に
より明かにされる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の複合ベルトは、
樹脂層、織布からなる芯体層、及び芯体層と樹脂層を接
着する接着剤層を含む積層体により形成される。芯体層
を形成する織布は、ベルトの長さ方向に並列に伸長する
多数の経糸(warp)、経糸の列の両側において経糸にほ
ぼ垂直方向に並列に伸長する多数の緯糸(weft)、及び
経糸の列の両側の所定本数毎の緯糸を連結する多数のか
らみ糸(binding yarn)により形成される。経糸は高強
度の芯糸を含み、芯糸の材質がポリエステル、アラミド
又はPBO(ポリ―p―フェニレンベンズビスオキサゾ
ール)である。緯糸及びからみ糸の材質は、ポリエステ
ルである。必要に応じて、経糸は、帯電防止糸及び高強
度の芯糸を含む。帯電防止糸の材質はポリアミド及びカ
ーボンである。
【0006】本発明の複合ベルトの1つの形態におい
て、芯体層を形成する織布の経糸は、帯電防止糸及び高
強度の芯糸を含み、芯糸は、密度が10〜30F/cm
(F/cmは織布1cm当たりの糸の本数)、材質がポ
リエステル、アラミド又はPBOであり、帯電防止糸
は、密度が3〜5F/cm、材質がポリアミド及びカー
ボンであり、からみ糸は、密度が40〜50F/cm、
材質がポリエステルであり、緯糸は、密度が14〜20
F/cm、材質がポリエステルである。ここでF/cm
は、織布1cm当たりの糸の本数である。
【0007】本発明の複合ベルトは、次の構成を含むこ
とができる。(1)からみ糸は、経糸の列の各側の緯糸
の4本毎の緯糸を連結するように配置される。(2)接
着剤層と芯体層は、接着剤が織布に含浸されて一体の層
に形成される。(3)樹脂層の表面を被覆し、ベルトの
外表面を形成する被覆層(上面コーティング材)を備え
る。(4)第2の芯体層、両芯体層の間に配置される中
間樹脂層(中間層コーティング材)、中間樹脂層と第2
の芯体層の間を接着する第2の接着剤層を更に備え、第
2の接着剤層と第2の芯体層は、接着剤が織布に含浸さ
れて一体の層に形成され、第2の芯体層の内側に内側樹
脂層(下面コーティング材)を備える。(5)樹脂層
は、ポリ塩化ビニール(PVC)、ウレタン樹脂(P
U)、シリコーン、又はオレフィン樹脂により形成され
る。(6)接着剤は、ウレタン系接着剤(重量比計算で
ウレタン樹脂の固形分25−10%、溶剤THF、ME
K、Acetone 75−90%の混合溶液)、又は
PVC系接着剤(重量比計算でPVC樹脂の固形分50
−60%、可塑剤並びに安定剤等40−50%の混合溶
液)である。
【0008】
【発明の実施の態様】図1は、本発明の複合ベルトの芯
体層6に使用される芯材入り斜紋二重織布(Wedded dou
ble weave)の事例を示す断面図であり、経糸11に平
行な垂直な平面における断面図である。芯体層6は、図
1に示すように、経糸11、経糸の一方の側の緯糸21
a〜25a、経糸の他方の側の緯糸21b〜25b、か
らみ糸34〜37を有する。図5〜図7は、芯体層を説
明する図面であり、図5は、芯体層を構成する斜紋二重
織布の表面を図解的に示す組織図、図6は、斜紋二重織
布の表面を図解的に示す平面図、図7は、斜紋二重織布
の断面を図解的に示す断面図である。
【0009】図5〜図7に示すように、芯体層6を構成
する織布は、ベルトの長さ方向に並列に伸長する多数の
経糸11〜17、経糸の列の両側において経糸にほぼ垂
直方向に並列に伸長する多数の緯糸21a〜28a、2
1b〜28b、及び経糸の列の両側の4本毎の緯糸を連
結する多数のからみ糸34〜41により形成される。経
糸11〜17は、高強度の芯糸を含む。芯糸は、密度が
10〜30F/cm(F/cmは織布1cm当たりの糸
の本数)、材質がポリエステル、アラミド又はPBO
(ポリ―p―フェニレンベンズビスオキサゾール)であ
る。帯電防止糸は、密度が3〜5F/cm、材質がポリ
アミド及びカーボンである。からみ糸34〜41は、密
度が40〜50F/cm、材質がポリエステルである。
緯糸21a〜28a、21b〜28bは、密度が14〜
20F/cm、材質がポリエステルである。表1は、各
の糸の詳細を示す。
【表1】
【0010】図2は、本発明の第1実施例の複合ベルト
2の長手方向に沿う垂直断面図である。複合ベルト2
は、芯体層6、芯体層6の織布に接着剤が含浸され芯体
層6と一体に形成された接着剤層7、及びベルト外方表
面を形成する樹脂層8を備え、樹脂層8は、接着剤層7
により芯体層6に接着されている。図2において、経糸
11は、図1における経糸11より幾分手前に描かれて
いる点を除き、図1に示す芯体層6と同様の構成を備え
る。樹脂層8は、ベルトの用途に応じて必要な耐磨耗
性、耐熱性、耐油性、耐裂傷性、又は耐剥離性を有する
樹脂材料により形成される。接着剤層7は、芯体層6を
構成する繊維素材及び樹脂層8の材質に適合すると共
に、芯体層の繊維の適正配列の維持とベルト強度を確保
できるものが選定される。
【0011】図3は、本発明の第2実施例の複合ベルト
3の長手方向に沿う垂直断面図である。複合ベルト3
は、図2の複合ベルトと同様の芯体層6、接着剤層7、
及び樹脂層8を備えるが、樹脂層8は、ベルトの外方表
面を形成せず、上面被覆層87で覆われている。また、
芯体層6の内方の面は、下面被覆層85で覆われてい
る。上面被覆層87及び下面被覆層85は、それぞれベ
ルトの用途に応じて必要な耐磨耗性、耐熱性、耐油性、
耐裂傷性、又は耐剥離性を有する樹脂材料により形成さ
れる。
【0012】図4は、本発明の第3実施例の複合ベルト
4(二重ベルト)の長手方向に沿う垂直断面図である。
複合ベルト4は、芯体層6及び接着剤層7の組合わせを
2重に配置した構造を備え、芯体層6及び接着剤層7の
構成は、図2及び図3の実施例と同様である。複合ベル
ト4の外側面は、図の実施例と同様の樹脂層8により形
成される。2枚の芯体層6、6の間には、中間樹脂層8
3が配置される。複合ベルト4の内側面は、図3の実施
例の場合と同様の下面被覆層85により形成される。樹
脂層8及び下面被覆層85は、それぞれベルトの用途に
応じて必要な耐磨耗性、耐熱性、耐油性、耐裂傷性、又
は耐剥離性を有する樹脂材料により形成される。
【0013】図2乃至図4の本発明の実施例の複合ベル
トにおいて、樹脂層は、例えば、ポリ塩化ビニール(P
VC)、ウレタン樹脂(PU)、シリコーン又はオレフ
ィン樹脂により形成される。接着剤は、例えば、ウレタ
ン系接着剤(重量比計算でウレタン樹脂の固形分25−
10%、溶剤THF、MEK、Acetone 75−
90%の混合溶液)又はPVC系接着剤(重量比計算で
PVC樹脂の固形分50−60%、可塑剤並びに安定剤
等40−50%の混合溶液)が使用される。
【0014】図8及び図9は、それぞれベルトの静的状
態の張力と張率を示すグラフである。図8及び図9にお
いて、縦軸は、ベルトが横軸の張率(%)を生じるとき
のベルトのベルト幅1mm当たりのベルトの長手方向の
張力(単位ニュートン)を示す。横軸は、ベルトの張率
を、元の長さに対する伸びの割合(%)で示す。図8及
び図9において、曲線Sは、アラミドの芯糸を含む織布
からなる芯体層を備える本発明の実施例の複合ベルトの
データであり、曲線Tは、アラミドの平織からなる芯体
層を備える以外は本発明の実施例と同様な構造の従来の
複合ベルトのデータである。
【0015】図8において、張率と張力が比例関係を維
持する張力の範囲は、実施例のベルト(曲線S)では、
18N/mm以下であるに対して、従来例のベルト(曲
線T)は、12N/mm以下である。これは、実施例の
ベルトが従来例のベルトに比較し、大きな力を伝達する
ため使用できることを意味する。
【0016】図9において、張力140N/mmとなる
張率は、実施例のベルト(曲線S)では、1%であるに
対して、従来例のベルト(曲線T)は、3%であり、実
施例のベルトの張率は、従来例のベルトの張率の約1/
3である。張力140N/mmは、合板の製造装置にお
いて使用される。合板製造において、ベルトの張率を約
1/3とすることは、製造工程の制御性を向上し、製造
される合板寸法精度の向上等に極めて有益である。
【0017】
【発明の効果】本発明の複合ベルトによれば、芯体層を
形成する織布がベルトの長手方向に並列に伸長し屈曲し
ない経糸を含むので、普通の平織り構造の布を使用する
複合ベルトに比較し、経糸の物性を直接製品であるベル
トに反映することができ、平織りに比し材料の消費量を
減少することができる。経糸の両面の緯糸は、経糸を保
護し、また接着剤及び樹脂層を経糸へ向って均等に含浸
させ、経糸を整列状態で固定させることができる。また
経糸の整列状態の固定により、経糸の1本1本に均等分
布の張力を与えることができる。
【0018】本発明の複合ベルトによれば、芯体層の経
糸が持っている機械的物性(応力−歪)をベルトに直接
的に反映することが可能であり、それ故、永久歪を最小
にすることができ、従来の複合ベルトと比較すると、以
下の利点を備える。即ち、(a)所要の安定張力特性を
得ることができる。(b)従来品に比し、長手方向に柔
軟であり、それ故プーリ径を小さくできる。(c)その
ため機械に馴染み易い。(d)ベルトを機械に装着後短
時間に動的安定性を得ることができる。(e)直線的安
定性が高いため蛇行が生じない。(f)動力消費量を減
少できる。(g)ベルトを長時間機械に装着した状態で
停止しておいても回転ドラムの接触面からの変形が生じ
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合ベルトの芯体層に使用される芯材
入り斜紋二重織布の事例を示す断面図。
【図2】本発明の第1実施例の複合ベルトの断面図。
【図3】本発明の第2実施例の複合ベルトの断面図。
【図4】本発明の第3実施例の複合ベルトの断面図。
【図5】斜紋二重織布の表面を図解的に示す組織図。
【図6】斜紋二重織布の表面を図解的に示す平面図。
【図7】斜紋二重織布の断面を図解的に示す断面図。
【図8】ベルトの張力と張率を示すグラフ。
【図9】ベルトの張力と張率を示すグラフである。
【符号の説明】
6:芯体、7:接着剤層、11〜17:芯糸、21a〜
28a、21b〜28b:緯糸、34〜41:からみ
糸、81:外側樹脂層、83:中間樹脂層、85:内側
樹脂層、87:外側被覆層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16G 1/16 F16G 1/16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂層(8)、織布からなる芯体層
    (6)、及び芯体層と樹脂層を接着する接着剤層(7)
    を含む積層体により形成される複合ベルトであって、織
    布は、ベルトの長さ方向に並列に伸長する多数の経糸
    (11〜17)、経糸の列の両側において経糸にほぼ垂
    直方向に並列に伸長する多数の緯糸(21a〜28a、
    21b〜28b)、及び経糸の列の両側の所定本数毎の
    緯糸を連結する多数のからみ糸(34〜41)により形
    成され、経糸(11〜17)は高強度の芯糸を含み、芯
    糸の材質がポリエステル、アラミド又はPBOであり、
    からみ糸の材質がポリエステルであり、緯糸の材質がポ
    リエステルであることを特徴とする複合ベルト。
  2. 【請求項2】 経糸(11〜17)は、帯電防止糸及び
    高強度の芯糸を含み、帯電防止糸の材質がポリアミド及
    びカーボンである請求項1の複合ベルト。
  3. 【請求項3】 樹脂層(8)、織布からなる芯体層
    (6)、及び芯体層と樹脂層を接着する接着剤層(7)
    を含む積層体により形成される複合ベルトであって、織
    布は、ベルトの長さ方向に並列に伸長する多数の経糸
    (11〜17)、経糸の列の両側において経糸にほぼ垂
    直方向に並列に伸長する多数の緯糸(21a〜28a、
    21b〜28b)、経糸の列の両側の所定数毎の緯糸を
    連結する多数のからみ糸(34〜41)により形成さ
    れ、経糸(11〜17)は、帯電防止糸及び高強度の芯
    糸を含み、芯糸は、密度が10〜30F/cm、材質が
    ポリエステル、アラミド又はPBOであり、帯電防止糸
    は、密度が3〜5F/cm、材質がポリアミド及びカー
    ボンであり、からみ糸は、密度が40〜50F/cm、
    材質がポリエステルであり、緯糸は、密度が14〜20
    F/cm、材質がポリエステルであることを特徴とする
    複合ベルト。
  4. 【請求項4】 からみ糸(34〜41)は、経糸の列の
    各側の緯糸の4本毎の緯糸を連結するように配置される
    請求項1乃至3のいずれか1項の複合ベルト。
  5. 【請求項5】接着剤層と芯体層は、接着剤が織布に含浸
    されて一体の層に形成される請求項1乃至4のいずれか
    1項の複合ベルト。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれか1項の複合ベル
    トであって、樹脂層の表面を被覆し、ベルトの外表面を
    形成する被覆層(87)を備える複合ベルト。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれか1項の複合ベル
    トであって、第2の芯体層、両芯体層の間に配置される
    中間樹脂層(83)、中間樹脂層と第2の芯体層の間を
    接着する第2の接着剤層を更に備え、第2の接着剤層と
    第2の芯体層は、接着剤が織布に含浸されて一体の層に
    形成され、第2の芯体層の内側に内側樹脂層を備える複
    合ベルト。
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