JP2002068182A - 液体用組立コンテナ - Google Patents
液体用組立コンテナInfo
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Abstract
優れた液体用組立コンテナを提供すること。 【解決手段】 パレット6と、パレット6の上に組立自
在に取り付けられ、内部に液体を充填するための内袋7
0が装着される空間を形成する複数の側板10〜13と
を有する液体用組立コンテナ2である。複数の側板10
〜13の内の少なくとも一つが、下側側板14と、下側
側板14の上側に取り付けられて外側に回動可能な上側
側板15とから成る。各側板10〜13が、金属製パネ
ルで構成してあり、金属製パネルの両側が外側に所定形
状の折り曲げられ、補強枠材60と共に、横断面矩形の
中空縦枠65を構成している。
Description
ナに関する。
ン、ソース、酢、酒、清涼飲料水などの液状食品、また
は液状の薬品、あるいは工業的に利用する各種薬液など
を保管および搬送するために、液体用組立コンテナが用
いられる。
ット袋と称する大容量の内袋に液体を充填し、この内袋
を4面折り畳み式のコンテナの内部に収納するようにな
っている(特開平7−206080号公報および特開平
11−152184号公報)。
の側板は、金属製パネルが一般的であり、その両側は、
補強のために、断面がコ字形状に折り曲げられた構造と
なっている。
コンテナに振動や大きな衝撃が加わると、金属製側板に
おける補強枠の溶接が外れる場合があり、機械的強度の
点で、改良の余地が残されている。また、大型のガゼッ
ト袋(内袋)を使用する場合には、コンテナの内部にガ
ゼット袋を収納する作業が大がかりとなり、作業効率が
著しく低下する場合もある。
実状に鑑みてなされ、機械的強度の向上が図れると共
に、作業性に優れた液体用組立コンテナを提供すること
を目的とする。
に、本発明に係る液体用組立コンテナは、搬送台と、前
記搬送台の上に組立自在に取り付けられ、内部に液体を
充填するための内袋が装着される空間を形成する複数の
側板とを有する液体用組立コンテナであって、前記複数
の側板の内の少なくとも一つが、下側側板と、下側側板
の上側に取り付けられて外側に回動可能な上側側板とか
ら成り、前記各側板が、金属製パネルで構成してあり、
前記金属製パネルの両側が外側に所定形状の折り曲げら
れ、補強枠材と共に、横断面矩形の中空縦枠を構成して
いることを特徴とする。
定されないが、フォークリフトなどによる搬送が可能な
パレットであることが好ましい。本発明において、内袋
としては、特に限定されず、たとえばガゼット袋などで
構成される。前記上側側板は、前記下側側板に対して、
たとえば蝶番により回動自在に装着される。
テナは、前記下側側板に対して前記上側側板が回動する
ことを防止するための回動防止ピンを具備する。
形態に基づき説明する。図1に示すように、本発明の1
実施形態に係る液体用組立コンテナ2は、フォークリフ
トなどのリフト手段の爪部が挿入可能な凹所4が形成し
てあるパレット6を有する。本実施形態では、パレット
6はプラスチックで構成してある。パレット6の上面に
は、コンテナ2の4つの側板10〜13を折り畳み自在
に取り付けるための台枠材40が、パレット6に対して
ボルトやビスなどで固定される。
補強板44とから成り、四角枠状に組み立てられ、パレ
ット6の上に固定される。台枠用縦金具24および横補
強板44は、たとえば厚みが1.0〜2.5mmの金属板
などで構成される。
形成され、その内側には、側板10〜13の下端部の両
側に突出して形成してある回動軸24を受ける凹溝が形
成してあり、この凹溝に回動軸24が挿入されることに
より、これらの側板10〜13は、パレット6上で、そ
れぞれ内側に回動自在に折り畳むことが可能になる。ま
た、パレット6の上に側板10〜13が立設して組み立
てられることで、コンテナの内部には、収容空間が形成
され、その空間に、後述する内袋70を収容可能とな
る。
上部開口部が形成され、その上部開口部には、各側板1
0〜13の中央上部位置外面に具備してある締付バンド
22により、上蓋20が着脱自在に取り付けられる。
補強板の内の一つには、その中央部に、貫通孔50aが
形成されたゲート板50が装着してある。ゲート板50
の前面には、片開き式に開閉する扉48が取り付けてあ
る。図2に示すように、ゲート板50の貫通孔50aに
は、スパウト72が装着可能になっている。スパウト7
2は、コンテナの内部に収容される内袋70の下端部に
密封して取り付けられ、内袋70の内部の液体をスパウ
ト72を通して、外部に排出可能になっている。スパウ
ト72には、キャップ74が取り付けられる。
あれば特に限定されないが、たとえばガゼット袋で構成
される。ガゼット袋としては、特に限定されないが、ガ
スバリア性積層シート(ノンガスバリア性積層シートで
も良い)と1枚のポリエチレンフィルムとから成る二重
袋、ガスバリア性積層シートと二枚のポリエチレンフィ
ルムとから成る三重袋などが用いられる。
パレット6の上面には、底板46が載置される。底板4
6は、コンテナ2の内部に収容される内袋70(図2参
照)の荷重を受ける部分であり、たとえば金属板で構成
される。本実施形態では、底板46には、水平部分46
aと、下方傾斜部分46bとが形成してある。下方傾斜
部分46bは、水平部分46aからゲート板50の貫通
孔50aに向けて下方に傾斜する部分であり、その上に
載置される内袋内部の液体を、図2に示すスパウト72
から排出しやすくするための部分である。
板のうちの3つの側板11〜13は、一枚の金属製パネ
ル(たとえば厚みが0.5〜2.0mm程度のステンレス
製パネル)で構成してあり、1つの側板10のみが、二
枚の金属製パネルを組み合わせた構造となっている。す
なわち、側板10は、下側側板14と、下側側板14の
上側に複数の蝶番16を介して外側に回動自在に取り付
けられた上側側板15とから成る。下側側板14と上側
側板15とは、略同一のサイズである。
1〜13のそれぞれには、その外面に、縦方向に2つの
縦補強用棒材17と、横方向に1つの横補強用棒材19
とが接合してある。側板10を構成する下側側板14お
よび15の外面には、それぞれ、1対の縦補強用棒材1
7aが縦方向に接合してある。これらの棒材17,17
aおよび19は、ステンレスなどの金属で構成され、中
空棒材でも中実棒材でも良い。ただし、軽量化の観点か
らは、中空棒材であることが好ましい。
の両側端部には、同様な構造の中空縦枠が具備してあ
り、その構造を図3に示す。なお、図3では、側板11
の側端部に具備してある中空縦枠65が図示してある
が、その他の側板の両側端部にも、同様な構造の中空縦
枠65が具備してある。
属製パネルの側端部には、断面がコ字形状に一体的に折
り曲げられた外側枠11aが形成してあり、その内部
に、補強枠材60が挿入されて接合してある。接合は、
たとえば溶接により行われる。補強枠材60は、接合用
基板部分62と、その接合用基板部分62から長方形の
三辺形状に一体的に折り曲げられた三辺状折曲部64
と、その三辺状折曲部の内側に沿って重なるように一体
的に折り返された折り返し部66とから成る。たとえば
接合用基板部分62が、側板11の外面に溶接などで接
合される。外側枠11aと補強枠材60とで、横断面矩
形の中空縦枠65を構成している。
側側板14と上側側板15との間の境界部分には、横補
強用中空枠32および34がそれぞれ具備してある。こ
れらの中空枠32および34の構造は、それぞれ、図3
に示す中空縦枠65の構造と略同一である。これらの中
空枠32および34の外面を掛け渡すように、蝶番16
が連結してあり、上側側板15を、下側側板14に対し
て、コンテナの外側方向に回動可能になっている。
形態に係るコンテナ2の側板10〜13は、コンテナ2
の内部から内袋を取り外した状態で、パレット6の上の
台枠材40の内部に収まるように、折り畳み可能となっ
ており、使用に際して組立自在である。
た状態から、図4(F)に示す組立状態に至る過程にお
いて、図4(B)から図4(C)に示すように、側板1
0を引き上げる必要がある。その他の側板11〜13
は、一枚の金属製パネルで構成してあることから、その
引き上げ作業は容易である。ところが、側板10は、二
枚の側板14および15で構成してあり、側板15が外
側に回動可能であることから、何らの工夫もない場合に
は、その引き上げ作業には、困難性が伴う。
いて縦補強用棒材17aの下部近傍に、回動防止ピン3
1が具備してあり、上側側板15と下側側板14とを連
結してあるので、その引き上げ作業が容易である。
し、上側側板15を、下側側板14に対してコンテナの
外側方向に折り返すと、コンテナ2の一側面、特に本実
施形態では、図1に示すゲート板50の上に位置するコ
ンテナの側面において、側板15が外側に折り返され
る。このため、内袋をコンテナ2の内部に収容する作業
と、内袋の下端部に装着してある図2に示すスパウト7
2をゲート板50に取り付ける作業などが容易になる。
ば、各側板の両側端部には、図3に示す中空縦枠65の
構造が具備してあることから、コンテナの側板の機械的
強度がさらに向上し、コンテナの全体としての強度も向
上する。
されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変する
ことができる。
ば、機械的強度の向上が図れると共に、作業性に優れた
液体用組立コンテナを提供することができる。
コンテナの分解斜視図である。
パウト付近の要部断面図である。
図である。
法および組立方法を示す概略斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 搬送台と、 前記搬送台の上に組立自在に取り付けられ、内部に液体
を充填するための内袋が装着される空間を形成する複数
の側板とを有する液体用組立コンテナであって、 前記複数の側板の内の少なくとも一つが、下側側板と、
下側側板の上側に取り付けられて外側に回動可能な上側
側板とから成り、 前記各側板が、金属製パネルで構成してあり、前記金属
製パネルの両側が外側に所定形状の折り曲げられ、補強
枠材と共に、横断面矩形の中空縦枠を構成していること
を特徴とする液体用組立コンテナ。 - 【請求項2】 前記下側側板に対して前記上側側板が回
動することを防止するための回動防止ピンを具備するこ
とを特徴とする請求項1に記載の液体用組立コンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000259071A JP2002068182A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | 液体用組立コンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000259071A JP2002068182A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | 液体用組立コンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002068182A true JP2002068182A (ja) | 2002-03-08 |
Family
ID=18747292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000259071A Pending JP2002068182A (ja) | 2000-08-29 | 2000-08-29 | 液体用組立コンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002068182A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2000
- 2000-08-29 JP JP2000259071A patent/JP2002068182A/ja active Pending
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