JP2002066686A - 歯車成形方法及びその装置 - Google Patents

歯車成形方法及びその装置

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JP2002066686A JP2000261807A JP2000261807A JP2002066686A JP 2002066686 A JP2002066686 A JP 2002066686A JP 2000261807 A JP2000261807 A JP 2000261807A JP 2000261807 A JP2000261807 A JP 2000261807A JP 2002066686 A JP2002066686 A JP 2002066686A
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一松 生木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ストレート状の歯形部とヘリカル状の歯形部と
を有する二段歯車の強度を確実に確保するとともに、材
料歩留まりが向上し、製造工程を簡素化して製造コスト
の低廉化を達成する。 【解決手段】歯車成形装置10は、固定部14と可動部
16とを有する。固定部14は、センタガイド24と、
該センタガイド24の外周面を回動自在な下パンチ40
と、内周部にヘリカル歯形成形部86が刻設されるダイ
84とを備える。このヘリカル歯形成形部86の歯87
の角度θは、軸方向に対して30゜<θ<45゜の範囲
内の角度に設定されている。可動部16は、マンドレル
96と、該マンドレル96に嵌着されるインサートパン
チスリーブ98と、該インサートパンチスリーブ98の
外周面を摺動自在な上パンチ112を備える。この上パ
ンチ112の内周面先端にストレート歯形成形部136
が刻設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱間鍛造又は冷間
鍛造により歯車を成形するための歯車成形方法及びその
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、シンクロ機構を備える自動車の
変速機には、ストレート状の歯形部とヘリカル状の歯形
部とを有する二段歯車が用いられている。この二段歯車
を製造するために、熱間鍛造によりストレート状の歯形
部が成形された成形体に対してカッタにより切削加工を
施しヘリカル状の歯形部を形成して二段歯車を製造する
方法がある。
【0003】また、その他の方法として、ストレート状
の歯形部を有する成形体と、カッタにより切削加工を施
しヘリカル状の歯形部が形成された成形体とを溶接など
により接合して二段歯車を製造する方法が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術に係る製造方法においては、熱間鍛造によりス
トレート状の歯形部が成形された成形体に対してヘリカ
ル状の歯形部をカッタによって切削加工する際、該成形
体に生成される鍛流線(塑性変形による繊維組織の流
れ)がカッタによって切断されてしまう場合がある。こ
れにより、製造された歯車の強度が著しく低下してしま
うとともに、切削時に発生する切粉により材料歩留まり
が悪化するという不具合がある。
【0005】また、ストレート状の歯形部を有する成形
体と、カッタにより切削加工を施しヘリカル状の歯形部
が形成された成形体とを溶接などにより接合する場合に
は、煩雑な溶接作業を行わなければならず、このため、
製造工程が煩雑化するとともに、製造コストが高騰する
という問題点が指摘されている。
【0006】本発明は、このような課題を考慮してなさ
れたものであり、カッタなどによる機械加工や溶接作業
を行うことなくストレート状の歯形部とヘリカル状の歯
形部とを有する歯車を一挙に製造することにより、歯車
の強度を確実に確保することが可能となり、材料歩留ま
りの向上が達成され、しかも、製造工程が簡素化すると
ともに、製造コストの低廉化を達成することが可能な歯
車成形方法及びその装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、外歯を有する
下パンチの一端部に歯車素材を載置して、該歯車素材の
内部にマンドレルを挿通させるとともに、インサートパ
ンチスリーブ及び上パンチによって該歯車素材を押圧す
る第1の工程と、前記インサートパンチスリーブによる
前記歯車素材に対する押圧力を解除して該インサートパ
ンチスリーブを該歯車素材から離間させるとともに、前
記上パンチによって該歯車素材をさらに押圧することに
より、前記外歯が噛合するダイに形成された第1の歯形
成形部内と該上パンチに形成された第2の歯形成形部内
とに該歯車素材を流動させて歯車の歯形部を成形する第
2の工程と、ノックアウトパンチの作用下に前記下パン
チを回転移動させて前記歯車を前記ダイから離型する第
3の工程とからなることを特徴とする。この場合、前記
第1の歯形成形部により前記歯車素材にヘリカル歯形部
が成形されるとともに、前記第2の歯形成形部により前
記歯車素材にストレート歯形部が成形される。
【0008】また、本発明は、センタガイドと、ノック
アウトパンチと、該センタガイドの外周面を回動自在に
配設される下パンチと、該下パンチに形成される外歯に
噛合する第1の歯形成形部を有するダイとを備え、前記
ダイに対向するように、マンドレルと、該マンドレルに
嵌着されるインサートパンチスリーブと、該インサート
パンチスリーブの外周面を摺動自在でかつ第2の歯形成
形部が形成された上パンチが設けられ、前記ノックアウ
トパンチ、前記マンドレル及び前記上パンチは、それぞ
れ第1の駆動機構、第2の駆動機構及び第3の駆動機構
に接続され、歯車素材の内部にマンドレルを挿通させな
がら、前記インサートパンチスリーブと前記上パンチと
によって該歯車素材を押圧することにより歯車の歯形部
を成形するとともに、前記第2の駆動機構及び前記第3
の駆動機構の駆動作用下に該マンドレル、該インサート
パンチスリーブ及び該上パンチを該歯車に対して一体的
に離間させた後、前記第1の駆動機構の駆動作用下にノ
ックアウトパンチを移動させることにより前記下パンチ
を回転移動させて該歯車を前記ダイから離型することを
特徴とする。
【0009】本発明によれば、第1の歯形成形部をヘリ
カル状に、第2の歯形成形部をストレート状に形成する
ため、カッタなどによる機械加工や溶接作業を行うこと
なく歯車素材からヘリカル歯形部とストレート歯形部と
を有する二段歯車を一挙に製造することができる。これ
により、鍛造成形体に生成される鍛流線を誤って切断す
ることを阻止でき、溶接作業を回避できる。従って、成
形後の歯車の強度を確実に確保することが可能になると
ともに、歯車成形時に切粉が発生することを回避するこ
とができるため、材料歩留まりの向上が達成され、歯車
製造工程が簡素化し、かつ製造コストの低廉化を達成で
きる。
【0010】さらに、歯車素材から歯車を成形した後に
ダイから該歯車を離型する場合、該歯車素材の芯出しを
するためのマンドレルにインサートパンチスリーブが嵌
着されるため、第2の駆動機構及び第3の駆動機構を同
期して駆動させることにより該マンドレル、該インサー
トパンチスリーブ及び上パンチを一体的に歯車に対して
離間させることが可能となる。従って、例えば、マンド
レルを移動させるための専用のピンや該ピンを移動する
ための駆動機構を設ける必要がない。このため、歯車素
材から歯車を成形して該歯車をダイから離型させるまで
に、インサートパンチスリーブ、上パンチ及びノックア
ウトパンチをそれぞれ移動させるための駆動機構を3つ
設置するだけで歯車を成形することができる。
【0011】上述の歯車成形方法を実施するための歯車
成形装置において、前記上パンチにはピン挿入口が形成
されたホルダが嵌合されるとともに、前記ダイにはピン
が植設され、前記ピンが前記ピン挿入口に挿入されるこ
とにより、前記上パンチと前記ダイとが連結されて回動
するとよく、前記第1の歯形成形部をヘリカル状に形成
し、前記第2の歯形成形部をストレート状に形成すると
好ましい。すなわち、ダイと上パンチとがピンを介して
連結されているため、該ダイと該上パンチとが同期して
回転することができる。従って、上パンチによって歯車
素材を押圧することにより、該歯車素材の肉がヘリカル
状の第1の歯形成形部内に流動して該第1の歯形成形部
を押圧しダイが回転する。これにより、上パンチに形成
されたストレート状の第2の歯形成形部内にも歯車素材
の肉が確実に流動してストレート歯形部を成形すること
が可能となる。
【0012】さらに、前記第1の歯形成形部の歯の軸方
向に対する角度θは、30゜<θ<45゜の範囲内に設
定すると好適である。角度θを30゜<θ<45゜の範
囲内で大きくした場合、成形された歯車の歯と歯との当
接面積を可及的に大きくできる。これにより、例えば、
歯車に所定の荷重が付与された場合、歯と歯との当接面
積が大きい方が単位面積当たりに付与される荷重が小さ
くなるため、歯車を構成する歯にかかる負荷が低減さ
れ、該歯車の長寿命化を達成できるとともに、歯と歯と
の噛み合い音の発生を可及的に低減できる。しかも、歯
車を構成する歯にかかる負荷が低減されることにより該
歯の強度の低下を阻止でき、例えば、本発明によって成
形された歯車を自動車の変速機に用いた場合、ギア幅を
ダウンさせることができ、ひいては変速機自体のコンパ
クト化を達成できる。すなわち、目的に応じて第1の歯
形成形部の歯の軸方向に対する角度θを30゜<θ<4
5゜の範囲内の所望の角度に設定できるため、設計自由
度が向上する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る歯車成形方法につ
き、歯車成形装置との関係において好適な実施の形態を
挙げ、添付の図1〜図9A、図9Bを参照しながら以下
詳細に説明する。なお、この歯車成形装置は、その用途
が限定されるものではないが、例えば、シンクロ機構を
備える自動車の変速機に用いられる二段歯車を成形する
ために用いられると好ましい。
【0014】本実施の形態に係る歯車成形装置10は、
リング状の歯車素材12(図9A参照)を鍛造して二段
歯車130(図9B参照)に成形するためのものであ
り、図1に示すように、固定部14と可動部16とを有
する。前記固定部14は架台18を備え、該架台18は
その略中央部に形成される第1の凹部20と、該第1の
凹部20に対して半径方向外方に形成された略矩形状の
第2の凹部22を含む。前記第1の凹部20内には、該
第1の凹部20から図1において上方に延在するように
略円柱状のセンタガイド24が立設され、該センタガイ
ド24を囲繞するように爪部26と本体部28とからな
る第1のホルダ30が該第1の凹部20と前記第2の凹
部22との間に形成される第1の環状凸部32上に固着
される。前記センタガイド24はその周面を前記爪部2
6に当接するとともに、該センタガイド24と前記本体
部28との間に該センタガイド24を周回する間隙部3
4が形成される。
【0015】前記架台18、前記爪部26及び前記間隙
部34を貫通して略円柱状のノックアウトパンチ36が
前記センタガイド24を囲繞するように同心円状に複数
本設けられる。このノックアウトパンチ36は前記セン
タガイド24によって芯出しされるとともに、該ノック
アウトパンチ36の一端部には前記第1のホルダ30の
爪部26上に載置される環状のスペーサ38が固着さ
れ、かつ該ノックアウトパンチ36の他端部は、図1に
おける下方において第1の駆動機構(図示せず)に接続
される。さらに、前記スペーサ38上には、前記センタ
ガイド24の外周面を回動自在な下パンチ40が載置さ
れる。この下パンチ40は、図1において、下方が肉厚
部42として形成され、次いでテーパ部44を介して上
方が肉薄部46として形成される。前記肉薄部46の先
端外周部には、ヘリカル状の外歯48が刻設される。従
って、前記第1の駆動機構の作用下に、前記ノックアウ
トパンチ36は鉛直方向に上下動自在であるとともに、
前記スペーサ38を介して前記下パンチ40も鉛直方向
に上下動自在である。
【0016】第2の凹部22の4つの角部には、図2に
示すように、センタガイド24の軸に対して所定間隔離
間したガスダンパ54がそれぞれ配設される。このガス
ダンパ54のロッド56にはディスク状のセットプレー
ト58が固定される(図1参照)。図1から諒解される
ように、第1の環状凸部32、第1のホルダ30及びノ
ックアウトパンチ36を囲繞するように、コイルスプリ
ング64が介装される。
【0017】また、前記第2の凹部22の半径方向外方
に形成された第2の環状凸部66上には、前記ガスダン
パ54と前記セットプレート58を外装するように環状
の膨出部68を有する第2のホルダ70が固着される。
この第2のホルダ70の外周面74は、架台18の外周
面72よりも半径方向外方に突出している。
【0018】さらに、前記セットプレート58の上部に
形成された環状平坦部76には環状の案内部材78が取
着され、該案内部材78上には前記下パンチ40を囲繞
するスペーサ80が回動自在に載置される。前記スペー
サ80の上部にはダイ84が固着され、該ダイ84の中
央上部にはテーパ部81を有する凹部82が形成され
る。このダイ84の上部平坦面85の外周部位には同期
ピン91が図1において軸線に沿い、かつ上方に指向し
て植設されるとともに、前記凹部82に連通して二段歯
車130のヘリカル歯形部132(図9B参照)を成形
するためのヘリカル歯形成形部86が刻設される(図3
参照)。このヘリカル歯形成形部86の歯87は、図3
に示すように、軸方向に対して角度θだけ傾斜し等間隔
に全周にわたって刻設されている。本実施の形態におい
て、前記角度θは、30゜<θ<45゜の範囲に設定さ
れていると好ましい。
【0019】前記第2のホルダ70の上部には環状の第
3のホルダ88が固着されるとともに、ガスダンパ54
の弾発力により、前記ダイ84の半径方向外方に指向し
て該ダイ84に設けられる第2のストッパ部92は該第
3のホルダ88の半径方向内方に指向して該第3のホル
ダ88に設けられる第1のストッパ部90に係合する。
なお、前記架台18、前記第2のホルダ70及び前記第
3のホルダ88のそれぞれの外周面72、74、89に
第4のホルダ93が嵌合している。
【0020】可動部16は、図1に示すように、ロッド
94と、該ロッド94の一端部の略中央部に固着される
略円柱状のマンドレル96と、該マンドレル96に嵌着
されるインサートパンチスリーブ98とを有する。この
マンドレル96は、歯車素材12を鍛造成形するときに
該歯車素材12の芯出しをするためのものである。前記
インサートパンチスリーブ98の外周面は、図1におい
て下方から第1の直線部100と、該第1の直線部10
0から軸に対して離間する方向に所定角度傾斜した第1
のテーパ部102と、該第1のテーパ部102から軸方
向に延在する第2の直線部104と、該第2の直線部1
04から軸に対して離間する方向に所定角度傾斜した第
2のテーパ部106と、該第2のテーパ部106から軸
方向に延在する第3の直線部108とから構成されてい
る。さらに、前記ロッド94の他端部は、図1における
上方において第2の駆動機構(図示せず)に接続されて
いる。従って、前記第2の駆動機構の作用下に、前記ロ
ッド94は、鉛直方向に上下動自在となる。
【0021】さらに、前記ロッド94を囲繞するように
スペーサ110が配設され、前記インサートパンチスリ
ーブ98の外周面を摺動自在な環状の上パンチ112が
該スペーサ110の底面に設けられる。この上パンチ1
12の内周面は、図1において下方から第4の直線部1
14と、該第4の直線部114から軸に対して離間する
方向に所定角度傾斜した第3のテーパ部116と、該第
3のテーパ部116から軸方向に延在する第5の直線部
118と、該第5の直線部118から軸に対して離間す
る方向に所定角度傾斜した第4のテーパ部120とから
構成され、該上パンチ112の先端外周には、ダイ84
の凹部82に形成されるテーパ部81の形状に合致する
第5のテーパ部122が形成される。図1から諒解され
るように、前記インサートパンチスリーブ98に形成さ
れる第1の直線部100と前記上パンチ112に形成さ
れる第4の直線部114及び該インサートパンチスリー
ブ98に形成される第2の直線部104と該上パンチ1
12に形成される第5の直線部118とが当接してい
る。
【0022】また、前記上パンチ112に形成された第
4の直線部114の先端には、二段歯車130のストレ
ート歯形部134(図9B参照)を成形するためのスト
レート歯形成形部136が刻設される(図4参照)。こ
のストレート歯形部成形部136は、図4に示すよう
に、その先端にチャンファ部138を有し、全周にわた
って軸方向に対して等間隔に刻設されている。
【0023】前記上パンチ112の外周面には、該上パ
ンチ112をスペーサ110方向に支持固定する第5の
ホルダ124が嵌合し、かつこのスペーサ110及び第
5のホルダ124には該スペーサ110の外周面を回動
自在である第6のホルダ126が外装される。この第5
のホルダ124には、該第5のホルダ124の外周面の
一部を切り欠くように同期ピン挿入口127が形成され
る。この同期ピン挿入口127は、ダイ84に植設され
た同期ピン91に対向している。前記スペーサ110及
び前記第6のホルダ126は、図1における上方におい
て第3の駆動機構(図示せず)に接続されている。従っ
て、前記第3の駆動機構の作用下に、前記スペーサ11
0及び前記第6のホルダ126は、鉛直方向に上下動自
在となる。すなわち、前記上パンチ112が前記インサ
ートパンチスリーブ98の外周面を鉛直上下方向に摺動
自在となる。なお、前記第2の駆動機構(図示せず)と
前記第3の駆動機構(図示せず)とは、それぞれ独立し
て、若しくは同期して駆動することが可能である。
【0024】本実施の形態に係る歯車成形装置10は、
基本的には以上のように構成されるものであり、次に歯
車成形方法との関係でその作用及び効果について説明す
る。
【0025】先ず、図示しない第2の駆動機構と第3の
駆動機構とを同期して駆動させ、図1に示すように、可
動部16を固定部14に対して離間した状態にする。そ
して、下パンチ40の肉薄部46上にリング状の歯車素
材12(図9A参照)を載置する。このとき、前記肉薄
部46の先端外周部に刻設された外歯48の一部をダイ
84の内周部に刻設されたヘリカル歯形成形部86に噛
合させる。
【0026】その後、図示しない前記第2の駆動機構及
び前記第3の駆動機構を同期して駆動させ、前記可動部
16を鉛直下方向に移動させて該可動部16を前記固定
部14に接近当接させる(図5参照)。この場合、ダイ
84の凹部82に形成されたテーパ部81に上パンチ1
12に形成された第5のテーパ部122が当接するとと
もに、該ダイ84の上部平坦面85に植設された同期ピ
ン91が第5のホルダ124に形成された同期ピン挿入
口127に挿入され、かつマンドレル96が歯車素材1
2の内部に挿通される。しかも、前記歯車素材12がイ
ンサートパンチスリーブ98及び上パンチ112により
鉛直下方向に押圧される。これにより、ガスダンパ54
の弾発力に抗して、セットプレート58、スペーサ80
及びダイ84が鉛直下方向に押圧される。従って、第3
のホルダ88に形成される第1のストッパ部90に対す
る前記ダイ84に設けられた第2のストッパ部92の係
合作用が解除されて、該第1のストッパ部90と該第2
のストッパ部92との間に第1の間隙部128が形成さ
れる(図5参照)。さらに、前記下パンチ40がセンタ
ガイド24の外周面を回動自在であるため、前記外歯4
8が前記ヘリカル歯形成形部86にさらに噛合すること
になる(図5参照)。その際、前記歯車素材12の肉の
一部が、前記ヘリカル歯形成形部86内を流動する。
【0027】次いで、第2の駆動機構(図示せず)を駆
動させてインサートパンチスリーブ98を鉛直上方向に
移動させるとともに、第3の駆動機構(図示せず)を駆
動させて上パンチ112をさらに鉛直下方向に移動させ
る。これにより、前記歯車素材12に対するインサート
パンチスリーブ98の押圧作用が解除されて、該歯車素
材12と該インサートパンチスリーブ98との間に第2
の間隙部129が形成される(図6参照)。同時に、ガ
スダンパ54の弾発力に抗して、セットプレート58、
スペーサ80及びダイ84が上パンチ112によってさ
らに鉛直下方向に押圧され、第1のストッパ部90と第
2のストッパ部92との間に形成された第1の間隙部1
28が拡開される(図6参照)。このとき、歯車素材1
2の肉がさらにヘリカル歯形成形部86内に流動する。
その際、前記歯車素材12は前記マンドレル96の外周
面を所定方向に所定角度だけ回転するとともに、前記ヘ
リカル歯形成形部86はヘリカル状に刻設されているた
め、該歯車素材12の肉が該ヘリカル歯形成形部86内
を螺旋的に流動しながら該ヘリカル歯形成形部86を押
圧することになる。すなわち、前記ダイ84には軸に対
して離間する方向に螺旋的な力が付与されるが、前記上
パンチ112により該ダイ84が鉛直下方向に押圧され
ているため、該ダイ84は前記歯車素材12の回転方向
に所定角度だけ回転することになる。換言すれば、前記
ダイ84と、該ダイ84の底面に固着したスペーサ80
が、軸を中心に一体的に案内部材78上を前記歯車素材
12の回転方向に所定角度だけ回転する。これにより、
二段歯車130のヘリカル歯形部132が成形される
(図9B参照)。
【0028】さらに、このとき、前記ダイ84と前記第
5のホルダ124とは同期ピン91によって一体的に連
結されているため、該ダイ84が所定方向に所定角度回
転することにより、該第5のホルダ124、該第5のホ
ルダ124に嵌合された上パンチ112及び該第5のホ
ルダ124を外装する第6のホルダ126が一体的に該
ダイ84と同期して回転することになる。結局、歯車素
材12の肉が上パンチ112の先端内周に刻設されたス
トレート歯形成形部136内にも流動するに至る。従っ
て、二段歯車130のストレート歯形成形部136も成
形されることになる(図9B参照)。
【0029】そして、図示しない第2の駆動機構及び第
3の駆動機構を同期して駆動させ、可動部16を固定部
14から離間させる(図7参照)。すなわち、マンドレ
ル96、インサートパンチスリーブ98及び上パンチ1
12が、二段歯車130に対して一体的に離間すること
になる。これにより、ガスダンパ54の弾発力に抗し
て、セットプレート58、スペーサ80及びダイ84に
付与された鉛直下方向の押圧力が解除されて、該ダイ8
4の第2のストッパ部92が第3のホルダ88の第1の
ストッパ部90に係合する(図7参照)。
【0030】その後、第1の駆動機構(図示せず)の作
用下にノックアウトパンチ36を鉛直上方向に移動させ
る。このとき、前記ノックアウトパンチ36に固着され
るスペーサ38を介して下パンチ40の外歯48がダイ
84のヘリカル歯形成形部86に噛合しながら、該下パ
ンチ40が鉛直上方向に回転移動する。その際、成形さ
れた二段歯車130のヘリカル歯形部132と前記ヘリ
カル歯形成形部86との噛み合いにより、前記ダイ84
が軸を中心に所定方向に所定角度だけ戻される。すなわ
ち、歯車素材12を成形する前の状態(図1に示す状
態)となる。これにより、二段歯車130がダイ84か
ら離型した状態となる(図8参照)。
【0031】二段歯車130は、搬送装置(図示せず)
によって次工程に搬送され、最終的に、所定の寸法及び
形状に機械加工が施されて製品として完成される。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
カッタなどによる機械加工や溶接作業を行うことなく歯
車素材からヘリカル歯形部とストレート歯形部とを有す
る二段形状の歯車を一挙に製造することができる。これ
により、鍛造成形体に生成される鍛流線が誤って切断さ
れることを阻止でき、一方、従来技術のような煩雑な溶
接作業を行うことを可及的に回避できる。従って、成形
後の歯車の強度を確実に確保することが可能になるとと
もに、歯車成形時に切粉が発生することを回避すること
ができるため、材料歩留まりの向上が達成され、製造工
程が簡素化するとともに、製造コストの低廉化が達成さ
れる。
【0033】しかも、ダイと上パンチとがピンを介して
連結されているため、該ダイと該上パンチとが同期して
回転することができる。従って、上パンチによって歯車
素材を押圧することにより、該歯車素材の肉がヘリカル
歯形成形部内に流動して該ヘリカル歯形成形部を押圧し
ダイが回転する。これにより、上パンチに形成されたス
トレート歯形成形部内にも歯車素材の肉が確実に流動し
てストレート歯形部を成形することが可能となる。
【0034】また、歯車素材から歯車を成形した後にダ
イから該歯車を離型させる場合、該歯車素材の芯出しを
するためのマンドレルにインサートパンチスリーブが嵌
着されるため、第2の駆動機構及び第3の駆動機構を同
期して駆動させることにより該マンドレル、該インサー
トパンチスリーブ及び上パンチを一体的に歯車に対して
離間させることが可能となる。従って、例えば、マンド
レルを移動させるための専用のピンや該ピンを移動する
ための駆動機構を設ける必要がない。このため、歯車素
材から歯車を成形して該歯車をダイから離型させるまで
に、インサートパンチスリーブ、上パンチ及びノックア
ウトパンチをそれぞれ移動させるための駆動機構を3つ
設置するだけで歯車を成形することができる。
【0035】さらに、ダイに形成されるヘリカル歯形成
形部の歯の軸方向に対する角度θが、30゜<θ<45
゜の範囲内の角度に設定されるため、角度θを30゜<
θ<45゜の範囲内で大きくした場合、成形された歯車
の歯と歯との当接面積を可及的に大きくできる。これに
より、例えば、歯車に所定の荷重が付与された場合、歯
と歯との当接面積が大きい方が単位面積当たりに付与さ
れる荷重が小さくなるため、歯車の歯にかかる負荷が低
減され該歯車の長寿命化を達成できるとともに、歯と歯
との噛み合い音の発生を可及的に低減できる。しかも、
歯車の歯にかかる負荷が低減されることにより該歯の強
度の低下を阻止でき、例えば、本発明によって成形され
た歯車を自動車の変速機に用いた場合、ギア幅を小さく
でき、ひいては変速機自体のコンパクト化が達成され
る。すなわち、目的に応じてヘリカル歯形成形部の歯の
軸方向に対する角度θを30゜<θ<45゜の範囲内の
所望の角度に設定できるため、設計自由度が向上すると
いう特有の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る歯車成形装置を示す一部省
略縦断面説明図である。
【図2】図1におけるII−II線からみた矢視説明図
である。
【図3】図1の歯車成形装置を構成するダイを示す一部
省略拡大縦断面説明図である。
【図4】図1の歯車成形装置を構成する上パンチに刻設
されたストレート歯形成形部を示す一部省略拡大縦断面
説明図である。
【図5】図1の歯車成形装置において、インサートパン
チスリーブと上パンチにより歯車素材を押圧した状態を
示す一部省略縦断面説明図である。
【図6】図5に示す状態からさらに上パンチにより歯車
素材を押圧した状態を示す一部省略縦断面説明図であ
る。
【図7】図1の歯車成形装置において、固定部から可動
部が離間した状態を示す一部省略縦断面説明図である。
【図8】図1の歯車成形装置において、鍛造成形された
後の二段歯車がダイから離型した状態を示す一部省略縦
断面説明図である。
【図9】図9Aは歯車素材を示す斜視図であり、図9B
は鍛造成形された後の二段歯車を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…歯車成形装置 12…歯車素材 24…センタガイド 36…ノックア
ウトパンチ 40…下パンチ 48…外歯 86…ヘリカル歯形成形部 87…歯 96…マンドレル 98…インサー
トパンチスリーブ 112…上パンチ 130…二段歯
車 132…ヘリカル歯形部 134…ストレ
ート歯形部 136…ストレート歯形成形部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 洋一 埼玉県和光市本町8−1 本田技研工業株 式会社埼玉製作所和光工場内 (72)発明者 生木 一松 京都府綴喜郡宇治田原町禅定寺塩谷14 株 式会社ニチダイ宇治田原工場内 (72)発明者 近藤 靖之 京都府綴喜郡宇治田原町禅定寺塩谷14 株 式会社ニチダイ宇治田原工場内 Fターム(参考) 3J030 BA01 BA05 BC06 BD09 CA10 4E087 AA02 AA10 CA14 EC13 EE02 HA02 HA04 HA82

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外歯を有する下パンチの一端部に歯車素材
    を載置して、該歯車素材の内部にマンドレルを挿通させ
    るとともに、インサートパンチスリーブ及び上パンチに
    よって該歯車素材を押圧する第1の工程と、 前記インサートパンチスリーブによる前記歯車素材に対
    する押圧力を解除して該インサートパンチスリーブを該
    歯車素材から離間させるとともに、前記上パンチによっ
    て該歯車素材をさらに押圧することにより、前記外歯が
    噛合するダイに形成された第1の歯形成形部内と該上パ
    ンチに形成された第2の歯形成形部内とに該歯車素材を
    流動させて歯車の歯形部を成形する第2の工程と、 ノックアウトパンチの作用下に前記下パンチを回転移動
    させて前記歯車を前記ダイから離型する第3の工程と、
    からなることを特徴とする歯車成形方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の歯車成形方法において、 前記第1の歯形成形部により前記歯車素材にヘリカル歯
    形部が成形されるとともに、前記第2の歯形成形部によ
    り前記歯車素材にストレート歯形部が成形されることを
    特徴とする歯車成形方法。
  3. 【請求項3】センタガイドと、ノックアウトパンチと、
    該センタガイドの外周面を回動自在に配設される下パン
    チと、該下パンチに形成される外歯に噛合する第1の歯
    形成形部を有するダイとを備え、 前記ダイに対向するように、マンドレルと、該マンドレ
    ルに嵌着されるインサートパンチスリーブと、該インサ
    ートパンチスリーブの外周面を摺動自在でかつ第2の歯
    形成形部が形成された上パンチが設けられ、 前記ノックアウトパンチ、前記マンドレル及び前記上パ
    ンチは、それぞれ第1の駆動機構、第2の駆動機構及び
    第3の駆動機構に接続され、 歯車素材の内部にマンドレルを挿通させながら、前記イ
    ンサートパンチスリーブと前記上パンチとによって該歯
    車素材を押圧することにより歯車の歯形部を成形すると
    ともに、前記第2の駆動機構及び前記第3の駆動機構の
    駆動作用下に該マンドレル、該インサートパンチスリー
    ブ及び該上パンチを該歯車に対して一体的に離間させた
    後、前記第1の駆動機構の駆動作用下にノックアウトパ
    ンチを移動させることにより前記下パンチを回転移動さ
    せて該歯車を前記ダイから離型することを特徴とする歯
    車成形装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の歯車成形装置において、 前記上パンチにはピン挿入口が形成されたホルダが嵌合
    されるとともに、前記ダイにはピンが植設され、 前記ピンが前記ピン挿入口に挿入されることにより、前
    記上パンチと前記ダイとが連結されて回動することを特
    徴とする歯車成形装置。
  5. 【請求項5】請求項3又は4記載の歯車成形装置におい
    て、 前記第1の歯形成形部はヘリカル状に形成され、 前記第2の歯形成形部はストレート状に形成されること
    を特徴とする歯車成形装置。
  6. 【請求項6】請求項3〜5のいずれか1項に記載の歯車
    成形装置において、 前記第1の歯形成形部の歯の軸方向に対する角度θは、
    30゜<θ<45゜の範囲内であることを特徴とする歯
    車成形装置。
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