JP2002066669A - トランスファスライドのワーク把持検出装置 - Google Patents

トランスファスライドのワーク把持検出装置

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JP2002066669A JP2000255197A JP2000255197A JP2002066669A JP 2002066669 A JP2002066669 A JP 2002066669A JP 2000255197 A JP2000255197 A JP 2000255197A JP 2000255197 A JP2000255197 A JP 2000255197A JP 2002066669 A JP2002066669 A JP 2002066669A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィンガでワークを把持している状態での
把持の正常・異常およびワークの有無の検出ができなか
った問題点の解決。 【解決手段】 一方のトランスファバーの各一方側フィ
ンガはワーク移送位置で各加工中心にワーク中心が一致
すべく前進端が把持基準位置に規定され、他方のトラン
スファバーの各他方側フィンガは前記一方のトランスフ
ァバーの対向するフィンガの付勢部材より小さい付勢力
で付勢され、各他方側フィンガの背後に他方側フィンガ
を付勢する付勢部材の加圧力に比例した電気信号を出力
する圧力検出器が設けられ、該圧力検出器の出力とあら
かじめ設定された上限値と下限値とを比較し判定した結
果を出力する比較判定部が設けられており、前記両フィ
ンガがワークを把持しているタイミングにおいて前記圧
力検出器からの出力にもとづき比較判定部で判定した結
果により各フィンガのワークの有無とワークの把持状態
とを検知するようにしたトランスファスライドのワーク
把持検出装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス機械のトラ
ンスファスライドのワーク把持検出装置に係り、更に詳
しくは、一対のトランスファバーの各成形工程のワーク
把持対応位置それぞれに対になったフィンガが設けられ
たトランスファスライドのワーク把持検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】各成形工程でワークを把持し次の工程に
移送し受け渡し、前工程へ戻る一連の動作をするトラン
スファスライドの把持装置において、成形軸線を挟んで
平行な常時一定の位置関係で隣接の各形成工程間を往復
移動可能な一対のトランスファバーのそれぞれの内側に
一定の範囲内で対向して進退可能に挿着され、コイルば
ねで常時把持側に付勢された複数対のフィンガでそれぞ
れワークを把持し移送する図9に示すようなトランスフ
ァスライドのワーク把持装置(従来の技術Aという)が
従来から知られている。なお図9に使用した符号は、本
発明と同一な部品については本発明の符号と同じ符号を
使用した。
【0003】図9においてトランスファバー11L,1
1Rには対向する複数対のシリンダ穴11aと、これら
のシリンダ穴11aに各々の軸部13aが挿入されて進
退移動可能な一対のフィンガ13L,13Rと、これら
のフィンガ13L,13Rの前進端位置を各々規制する
一対の前進端位置決め片12L,12Rと、フィンガ1
3L,13Rを各々把持方向に付勢する一対のコイルば
ね14L,14Rとを設けている。これらのフィンガ1
3L,13Rはコイルばね14L,14Rによって各々
把持方向に付勢されて、ワーク01を成形サイクルに応
動して把持している。
【0004】そして各工程でのワーク01の有無検出は
プレス前面より支持棒に取り付けたタッチセンサで構成
された検出手段21の探針棒21aをトランスファバー
の移動中にワークに接触させることで行っている。
【0005】また、実開昭63−196325号公報に
開示された加工物把持検出装置に係わる考案(以下従来
技術Bという)が知られているが、この考案は、加工物
を順次に次工程へ移送して各工程に割り当てられた加工
を行うトランスファプレスにおいて、加工物を把持する
フィンガのそれぞれに加工物を把持したことを検出する
センサを設けると共に、このセンサの出力に基づいて加
工物を把持したことを点灯する表示器に各フィンガ別に
設けたことを特徴とするトランスファプレスにおける加
工物把持検出装置である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術Aにおいて、
タッチセンサはプレス前面にあるため金型調整時の作業
性が悪い。また、ワークを傾けて把持し把持状態が悪い
場合でもタッチセンサがワークに接触するためワーク有
りの正常な信号が出され次工程で不良品が発生したり型
の破損の原因となった。また、ワーク移送途中の瞬間で
検出しているため、検出後にワークが落下したりワーク
把持状態が異常になった場合にその異常を検出すること
ができないなどの問題があった。
【0007】従来技術Bにおいて、ワークを傾けて把持
し把持状態が悪い場合でもセンサがワークに接触してい
るため正常と認識し、次工程で不良品が発生したり、型
の破損の原因となったりする問題があった。
【0008】本発明は従来技術の有する問題点を解決し
ようとするもので、従来技術Aにおける、タッチセンサ
プレス前面にあるため作業性が悪いという問題、ワー
クを傾けて把持し把持状態が悪い場合でもタッチセンサ
がワークに接触するため正常な信号が出され次工程で不
良品が発生したり型の破損の原因となったりする問題、
ワーク移送途中の検出後にワークが落下したりワーク把
持状態が異常になった場合にその異常を検出することが
できないなどの問題、および、従来技術Bにおける、ワ
ークを傾けて把持し把持状態が悪い場合でもセンサがワ
ークに接触しているため正常となり、次工程で不良品が
発生したり、型の破損の原因となったりする問題を解決
するためのトランスファスライドのワーク把持検出装置
を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、成形
軸線を挟んで平行に配置され各成形工程間を往復移動可
能な一対のトランスファバーに各成形工程のワーク把持
対応位置でトランスファバーの移動方向に対し直角方向
で互いに対向して進退可能に配置され付勢部材でワーク
把持方向に常時付勢された各一対でなるフィンガが各成
形工程のワークを成形サイクルに応動して把持し次工程
に移送するトランスファスライド装置において、一方の
トランスファバーの各一方側フィンガはワーク移送位置
で各加工中心にワーク中心が一致すべく前進端が把持基
準位置に規定され、他方のトランスファバーの各他方側
フィンガは前記一方のトランスファバーの対向するフィ
ンガの付勢部材より小さい付勢力で付勢され、各他方側
フィンガの背後に他方側フィンガを付勢する付勢部材の
加圧力に比例した電気信号を出力する圧力検出器が設け
られ、該圧力検出器の出力とあらかじめ設定された上限
値と下限値とを比較し判定した結果を出力する比較判定
部が設けられており、前記両フィンガがワークを把持し
ているタイミングにおいて前記圧力検出器からのの出力
にもとづき比較判定部で判定した結果により各フィンガ
のワークの有無とワークの把持状態とを検知するように
したものである。
【0010】この発明によれば、フィンガがワークを把
持しているタイミングにおいてトランスファバーの停止
中から移動終了迄圧力検出器によって把持状態を検出し
ているのでワークが傾斜して把持された場合やワークの
把持位置がずれた場合の異常、およびワークの有無を検
出することが可能である。さらにワークの把持状態が途
中で変化した場合でも確実に検出することが可能であ
る。
【0011】請求項2の発明は、成形軸線を挟んで平行
に各成形工程間を往復移動可能な一対のトランスファバ
ーに各成形工程のワーク把持対応位置でトランスファバ
ーの移動方向に対し直角方向で互いに対向して進退可能
に配置され付勢部材でワーク把持方向に常時付勢された
各一対でなるフィンガが各成形工程のワークを成形サイ
クルに応動して把持し次工程に移送するトランスファス
ライド装置において、一方のトランスファバーの各一方
側フィンガはワーク移送位置で各加工中心にワーク中心
が一致すべく前進端が把持基準位置に規定され、他方の
トランスファバーの各他方側フィンガは前記一方のトラ
ンスファバーの対向するフィンガの付勢部材より小さい
付勢力で付勢され、各他方側フィンガ近傍に他方側フィ
ンガを付勢する付勢部材の加圧力に比例した電気信号を
出力する圧力検出器が設けられ、該圧力検出器と他方側
フィンガとのそれぞれの間の位置でトランスファバーに
枢支され一端で前記他方側フィンガの付勢部材の加圧力
を受け他端が前記圧力検出器の加圧面に圧力を伝達する
レバーが設けられ、前記圧力検出器の出力とあらかじめ
設定された上限値と下限値とを比較し判定した結果を出
力する比較判定部が設けられており、前記両フィンガが
ワークを把持しているタイミングにおいて、他方側フィ
ンガの変位に比例した付勢部材の加圧力を前記レバーの
レバー比でもって前記圧力検出器を加圧しこの加圧力に
比例した前記圧力検出器からの出力にもとづき比較判定
部で判定した結果により各フィンガのワークの有無とワ
ークの把持状態とを検知するようにしたものである。
【0012】この発明によれば、付勢部材と圧力検出器
との間にレバーを介在させたので請求項1の発明の作用
に加えて付勢部材の加圧力の変化を拡大して伝達でき、
より敏感な検出が可能である。
【0013】請求項3の発明は、成形軸線を挟んで平行
に配置され各成形工程間を往復移動可能な一対のトラン
スファバーに各成形工程のワーク把持対応位置でトラン
スファバーの移動方向に対し直角方向で互いに対向して
進退可能に配置され付勢部材でワーク把持方向に常時付
勢された各一対でなるフィンガが各成形工程のワークを
成形サイクルに応動して把持し次工程に移送するトラン
スファスライド装置において、一方のトランスファバー
の各一方側フィンガはワーク移送位置で各加工中心にワ
ーク中心が一致すべく前進端が把持基準位置に規定さ
れ、他方のトランスファバーの各他方側フィンガは前記
一方のトランスファバーの対向するフィンガの付勢部材
より小さい付勢力で付勢され、各他方側フィンガ近傍に
加圧力に比例した電気信号を出力する圧力検出器が設け
られ、また該圧力検出器の加圧面をたわみ量に比例した
加圧力で圧接する検出用付勢部材が設けられ、前記他方
側フィンガの後部端面と前記圧力検出器とのそれぞれの
間の位置でトランスファバーに枢支され一端が前記他方
側フィンガの後端面に圧接し他端が前記検出用付勢部材
の端面に変位を伝達するレバーが設けられ、前記圧力検
出器の出力とあらかじめ設定された上限値と下限値とを
比較し判定した結果を出力する比較判定部が設けられて
おり、前記両フィンガがワークを把持しているタイミン
グにおいて、他方側フィンガの変位を前記レバーのレバ
ー比でもって前記検出用付勢部材を変位させこの変位量
に比例した前記検出用付勢部材の加圧力で前記圧力検出
器を加圧しこの加圧力に比例した前記圧力検出器からの
出力にもとづき比較判定部で判定した結果により各フィ
ンガのワークの有無とワークの把持状態とを検知するよ
うにしたものである。
【0014】この発明によれば、フィンガの変位をレバ
ーを介して検出用付勢部材の加圧力変化に変換して圧力
検出器に伝達するようにしたので請求項1の作用に加
え、検出用付勢部材のばねの常数を選択し、レバー比を
選択することにより、より感度を上げることができるの
で圧力検出器を最適条件で作動させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例にも
とづき、トランスファスライド装置の一部の平面図の図
1、各工程に対応して設けられたフィンガの途中工程の
一対のフィンガの縦断面図でのワーク把持装置における
プレスの1サイクルの動作が完了した状態または次工程
に移送され位置決め把持された状態を示す図2を参照し
て説明する。
【0016】〔実施例1〕プレス機械の図示しない下台
上に載置したダイホルダ35の各加工位置にはダイ34
が上面がダイホルダ35上面に同一面となるように埋設
されている。そのダイ34の穴にノックアウト33が挿
通されており、その上昇端面をこれらと同一面として常
時ばねで上方に付勢されている。
【0017】一方上下移動される図示しない上台に設け
たパンチホルダにはフィンガを開口するストリッパシン
ブル32がダイ34と同心に設けられている。そしてそ
の中心穴に絞りパンチ31が上下移動可能に挿通されて
いる。この絞りパンチ31とダイ34の成形軸線を挟ん
で両側で平行に2本のトランスファスライド11R,1
1Lが図示しない駆動装置により加工位置間の1ピッチ
を往復動可能にダイホルダ35に載置されている。トラ
ンスファスライド11R,11Lには各工程のワーク把
持位置に対応して一対のフィンガが設けられている。
【0018】次にフィンガの構成を説明する。トランス
ファスライド10には、加工位置の両側で平行して一対
のトランスファバー11R,11Lが配置されている。
一方のトランスファバー11Rにはシリンダ穴11Ra
と、シリンダ穴11Raに軸部13Raが挿入されて進
退移動可能な基準側となる一方側フィンガ13Rと、こ
の一方側フィンガ13Rの把持基準位置01aを規定す
るためフィンガ上面に軸方向に削設された長さ限定のキ
ー溝13Rbに係合する回り止め兼把持基準位置決め片
12Rと、一方側フィンガ13Rの後方に開口する盲穴
に挿入された付勢部材14Rとが設けられている。
【0019】この実施例では付勢部材はコイルばねを使
用しているがウレタンゴムなど他の付勢部材でもよい。
(以下この実施例では付勢部材をコイルばねとする。)
一方側フィンガ13Rは、コイルばね14Rで前進方向
に付勢されて移動し前記把持基準位置決め片12Rによ
ってその前進端位置でフィンガ把持面13Rdを把持基
準位置01aに規定している。この位置は把持ワークの
中心がパンチ,ダイの中心線と一致する位置である。
【0020】他方のトランスファバー11Lには、シリ
ンダ穴11Laと、シリンダ穴11Laに軸部13La
が挿入されて進退移動可能な他方側フィンガ13L、こ
の他方側フィンガの上面に軸方向に削設されたキー溝1
3Lbに係合しワークを把持しないときのフィンガ前進
端を規定する回り止め兼位置決め片12Lと、他方側フ
ィンガの後方に開口する盲穴に挿入された付勢部材のコ
イルばね14Lと、コイルばねの加圧力を検出する圧力
検出器17と、圧力検出器17とコイルばね14Lとの
間に介在した摺動子16とが設けられている。
【0021】他方側フィンガ13Lは、前記一方側フィ
ンガ13Rとでワーク01を挟圧して把持可能な把持挟
圧位置01bまで、一方側フィンガ13Rを付勢するコ
イルばね14Rよりばね力の弱いコイルばね14Lによ
り付勢され前進移動されている。これらの一対のフィン
ガ13R,13Lは協働してそれぞれフィンガ前端面1
3Rc,13Lcより凹んだ円弧の把持面13Rd,1
3Ldでワーク01を位置決めし把持している。
【0022】すなわち、基準となる一方側フィンガ13
Rは、すべてその把持基準位置01a(ワーク中心が加
工中心位置となる位置)を規定すべくトランスファバー
11Rに取り付けられ一方側フィンガ13Rの進退長さ
を規定したキー溝に係合する把持基準位置決め片12R
にキー溝の後端面がコイルばね14Rにより圧接される
ことにより高い精度で前進端の位置決めがされている。
他方側フィインガ13Lは、一方側フィンガ13Rを付
勢するコイルばね14Rよりばね力の弱いコイルばね1
4Lにより常時外側から把持側に付勢され、位置決めさ
れた一方側フィンガ13Rの把持基準位置01aにワー
ク01を圧接し位置決め把持している。そこで、ワーク
01はこの一方側フィンガ13Rを基準にして他方側フ
ィンガ13Lとで位置決めされ挟圧されるので、ワーク
01は高精度に位置決めして把持されている。
【0023】次に、他方のトランスファバー11Lの他
方側フィンガ13Lの付勢部材のコイルばね14Lの後
端面には芯軸16aをばねに内挿する摺動子16がシリ
ンダ穴13Laに遊挿されている。さらにこの摺動子1
6とシリンダ穴13Laの底面との間にひずみゲージを
用いた圧力検出器17が常時摺動子と接触する状態で介
挿されている。なお圧力検出器としてはTEAC社製を
用いることができる。ひずみゲージを用いた圧力検出器
の換わりに半導体を用いた圧力検出器を使用してもよい
(以下同じ)。また付勢部材のコイルばね14Lの加圧
力に対して圧力検出器17の出力は図3に示すように比
例するものである。なお図中圧力検出器のリード線は省
略した(以下同じ)。
【0024】図4は圧力検出器17の出力で許容範囲外
結果が検出されたとき機械を止める制御線図である。2
6はトランスファスライド11R,11Lを駆動する図
示しないトランスファカムの駆動軸に連結されたカムス
イッチで、ラムの下死点を0度としたときのカム軸角度
35度をトランスファバーの後退時点とし、それから5
5度のカム軸角度90度の位置でON信号を出力し、そ
れから125度の間信号を持続し、カム軸角度215度
の位置でOFFとなり出力信号が停止される。
【0025】27はアンドゲートで圧力検出器17とカ
ムスイッチ26の信号を同時に入力するときアンド条件
を満足して信号を出力する。28は比較判定部で予め入
力された上限値VHと下限値VLの設定値の範囲内か、
否かを判定して出力する。上限値VHとは図8cのよう
にワーク把持位置がワークの把持面13Rd,13Ld
よりずれて端面13Rc,13Lcの角で把持したと
き、或いは姿勢が傾いたときにコイルばねが圧縮されて
ばね圧が強くなったときの許容の上限値である。下限値
VLとは図8aのように何らかの原因でワークが把持さ
れないか、或いは変形して正規の寸法に加工されないワ
ークを把持したときの許容の下限値である。このワーク
を把持しないときには他方側フィンガ13Lは回り止め
兼位置決め片12Lで規定された掴み代分前進した前進
端に位置する。29はトランスファプレス機の制御装置
であり比較判定部28の判定結果が範囲外のときプレス
機を停止させる。
【0026】次に実施例1の作用をラム,トランスファ
バーの動きと検出タイミングとの関係を示す図5にもと
づき説明する。
【0027】ラムの下死点から立ち上がり点をカム軸角
度0度とする。カム軸角度35度のラム上昇初期にトラ
ンスファバー11R,11Lは後退端に達し、加工され
て移送ライン上に上昇中にありパンチ31が挿入状態に
あるワークをストリップするストリッパシンブル32で
フィンガ13R,13Lが押し広げられている。更にパ
ンチ31およびストリッパシンブル32はワークをスト
リップしながら互いに上昇するとフィンガ13R,13
Lはワークを把持して待機する。このとき圧力検出器1
7から把持状態に対応した大きさの出力信号が出力され
ている。カム軸角度90度の時点でカムスイッチ26が
ONすることにより、90度以後アンドゲート27の条
件が満足され、圧力検出器17の出力信号が比較判定部
28に入力される。比較判定部28には予め上限値V
H、下限値VLが入力されているので、この設定値と入
力値が連続して比較されており、判定結果が許容範囲内
で合格していれば、プレス機は運転を続行する。
【0028】判定結果が上・下限値を外れ不合格である
か、途中不合格となれば制御部29に信号が送られプレ
ス機の運転が停止される。カム軸角度215度までの判
定実施角度範囲125度中にトランスファバー11R,
11Lが前進する。ワーク移送中に把持状態に変化が起
これば判定実施中であるので即座に判定結果が出され、
範囲外と判定されるとプレス機は停止され事故は未然に
防止される。
【0029】カム軸角度215度以後カムスイッチ26
がOFFの状態となり圧力検出器17の出力はカットさ
れ判定は行われない。そしてこれらの一連の動作は各加
工工程のワークを把持するフィンガにおいて、それぞれ
独立に行われるものであり一個所でも不合格の判定が出
されるとプレス機は停止させられる。圧力検出器の出力
が上限値を外れる(超える)ときのワーク把持状態は図
8cであり、下限値より外れる(達しない)ときのワー
クが変形しているか、或いは把持しない空の状態は図8
aである。
【0030】〔実施例2〕トランスファスライド装置の
部分平面図でその一部を断面で示した図6にもとづき実
施例2を説明する。実施例1と相異なるところは、ばね
14Lの加圧力を直接圧力検出器17に作用させず、レ
バーを介して作用させた構成である。実施例1と同じも
のは同符号を付して説明を省略する。
【0031】トランスファバー11Lにシリンダ穴11
Laと平行して外方より盲穴11Lbを設けて、底に例
えばひずみゲージ式の圧力検出器17を収容し、その前
面で摺動可能に押圧子20を遊装する。シリンダ穴11
Laの底部側面と盲穴11Lbの側面とを連通する切欠
11Lcを削設し、この切欠に一端の円弧面18aを押
圧子20に対向させ、他端の突子18bをコイルばね1
4Lに内嵌して、ばね圧を受けるレバー18を収容して
ピン19によって旋回可能に保持する。フィンガ13L
を付勢するコイルばね14Lの反力はレバー18の突子
18bに加わりレバー18を旋回させようとすることに
より反対端の円弧面18aが押圧子20を押しこの加圧
力が圧力検出器17に作用して加圧力に比例する電気信
号(電圧)を出力する。
【0032】実施例2の作用を説明する。一連の作動は
実施例1と同じあり、違いはワーク把持が正しく把持さ
れないときフィンガ13Lを付勢するコイルばね14L
の加圧力をレバー18,押圧子20を介して圧力検出器
17に伝達する点にあるのみであるので説明は特に行わ
ない。
【0033】〔実施例3〕トランスファスライド装置の
部分平面図で一部を断面で示した図7にもとづき実施例
3を説明する。実施例2と異なるところはフィンガの付
勢コイルばね端面をレバー端に当接せず、フィンガ後端
面を当接させ他端の変位をコイルばねに加えて、このコ
イルばねの加圧力の変化を圧力検出器17が検出し出力
する構成である。実施例2と同じものは同符号を付して
説明を省略する。
【0034】ピン19で枢支されたレバー18の一端1
8Cは他方側フィンガ13Lのシリンダ穴11La内の
後端面13Laに当接されており、他端18aはカップ
状の摺動子24の底に当接される。この摺動子24の凹
部に検出用コイルばね23が介挿されていて当て板22
を介してひずみゲージ式圧力検出器17に圧接されてい
るものである。
【0035】実施例3の作用を図8を参照して説明す
る。基本的には実施例1,2と同じである。トランスフ
ァバー11R,11Lが後退後、パンチ31およびスト
リッパシンブル32はワークをストリップしながら互い
に上昇しフィンガ13R,13Lはワークを把持して待
機する。このときワークが前行程から移送されなかった
場合にはフィンガ13R,13Lはワークを把持してい
ないので図8aの状態にある。フィンガ13Rはコイル
ばね14Rで前進させられて位置決め片12Rに当接し
て前進端を規定され把持時ワークの中心とパンチ,ダイ
の中心と一致する把持基準位置01aに位置決めされて
いる。フィンガ13Lもコイルばね14Lで前進されて
正規の把持位置より前進し位置決め片12Lに当接され
て前進端を規定されているが、この場合フィンガの把持
面13Ldは、パンチ,ダイの中心に掴み代分近づいた
位置である。パンチ,ダイの中心からフィンガ13Lの
後端迄の距離はL1で、検出用付勢部材のコイルばね2
3は最大の伸びでばね圧は小となりばね長さはM1であ
り、圧力検出器17の出力は下限VL以下である。カム
スイッチがONの状態になると圧力検出器17の出力は
下限VL以下であるので比較判定部の出力はNG信号と
なる。
【0036】おなじく、トランスファバー11R,11
Lが後退後、パンチ31およびストリッパシンブル32
はワークをストリップしながら互いに上昇しフィンガ1
3R,13Lはワークを把持して待機するが、ワークを
正規に把持しているときは図8bの状態にある。フィン
ガ13Rと13Lとはパンチ,ダイ中心に対して対称、
ワークは中心に正しく把持されている。フィンガ13L
の前進端がワークのないときに比べて掴み代分後退して
パンチ中心とフィンガ13L後端迄の距離L2は少し長
くなりL2>L1である。検出用付勢部材のコイルばね
23はL2−L1にレバー18のレバー比分を乗じた量
をM1より減じた長さM2となり、圧縮による加圧力の
増大にともなう圧力検出器17の出力は大きくなる。こ
のときの圧力検出器17の出力値を標準として上限値・
下限値が決定される。カムスイッチがONの状態になる
と圧力検出器17の出力は上限VHと下限VLとの間で
あるので比較判定部の出力はOK信号となる。
【0037】おなじく、トランスファバー11R,11
Lが後退後、パンチ31およびストリッパシンブル32
はワークをストリップしながら互いに上昇しフィンガ1
3R,13Lはワークを把持して待機するがこのとき、
またはワークを移送するときにワークがフィンガ13
R,13Lの把持位置13Rd,13Ldよりずれた場
合は図8cの状態となる。このときのパンチ,ダイ中心
とフィンガ13Lの後端との距離L3はさらに長くな
り、L3>L2で、コイルばね23はさらに圧縮されて
ばね長さはM3となり、M3<M2で、ばね圧は大きく
なる。カムスイッチがONの状態であるとき圧力検出器
17の出力は上限VH以上であるので比較判定部の出力
はNG信号となる。この距離Mの変化量に対応して図3
のような比例出力からフィンガでの把持状態を判断する
ものである。
【0038】
【発明の効果】本発明は上述のとおりであるので以下の
効果を奏する。請求項1の発明は一方のフィンガが強い
付勢ばね力でワーク把持位置の中心がパンチ中心位置と
なる把持基準位置に位置決めされていて、この位置に対
しワーク把持時の他方のフィンガの位置に対応する付勢
ばね圧を加圧力と出力とが比例関係にある圧力検出器で
検出するので、ワークのないときの他方のフィンガの前
進端が検出され即ちワークの有無が検出できる。
【0039】またワークの把持状態の異常、即ちワーク
が何らかの原因で傾斜してフィンガの正規の把持位置よ
り変位してフィンガの前進量が少なくなり付勢ばね圧が
正規把持状態より大きくなったとき把持不良としてプレ
ス機を停止して事故を未然に防止できる。また何らかの
原因でワークが変形して径が小さくなっているものを把
持してフィンガが正規ワークを把持位置より前進して付
勢ばね圧が小さくなって、ワークの異常を検出すること
ができる。プレス機を停止させて事故を未然に防止でき
る。またトランスファバーが停止中から移送を終わる迄
圧力検出器は出力しており途中の脱落、姿勢の変化に対
応できる。
【0040】請求項2の発明は付勢ばねと検出器との間
をレバーを介して連結したのでばね圧の変化を拡大して
圧力検出器に伝達できるので請求項1の発明の効果に加
えて、より敏感な検出が可能である。
【0041】請求項3の発明はフィンガの変位をレバー
に伝達しレバー端と圧力検出器との間にばねを介在させ
てそのばね圧の変化を検知するようになしたので、請求
項1の発明の効果に加えて、このばね常数の選択,レバ
ー比の選択により検出感度を変更でき、圧力検出器との
最適条件を選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トランスファスライドのフィンガ部分の一部を
示す平面図で、一対のフィンガを断面で示した図であ
る。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】付勢部材のばね圧の変化と圧力検出器の出力と
の関係図である。
【図4】圧力検出器からの検知出力にもとづく制御線図
である。
【図5】ラム,トランスファバーの移動と圧力検出器の
検出タイミングとの関係を示す図である。
【図6】実施例2のフィンガの位置検出・機構を一部断
面図で示すトランスファスライドの平面図である。
【図7】実施例3のフィンガ位置検出機構を一部断面で
示すトランスファスライドの平面図である。
【図8】実施例3におけるワーク把持の状態図、aはワ
ーク無し,bはワーク把持正常,cはワーク把持異常を
示す図である。
【図9】従来のフィンガ把持機構およびワーク検出機構
を示す図である。
【符号の説明】
01 ワーク 11R 一方のトランスファスライド 11L 他方のトランスファスライド 13R 一方側フィンガ 13L 他方側フィンガ 14R,14L 付勢部材 17 圧力検出器 18 レバー 20 押圧子 23 検出用付勢部材 24 摺動子 26 カムスイッチ 27 アンドゲート 28 比較判定部 29 制御部 31 絞りパンチ 32 パンチ 33 ノックアウト 34 ダイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形軸線を挟んで平行に配置され各成形
    工程間を往復移動可能な一対のトランスファバーに各成
    形工程のワーク把持対応位置でトランスファバーの移動
    方向に対し直角方向で互いに対向して進退可能に配置さ
    れ付勢部材でワーク把持方向に常時付勢された各一対で
    なるフィンガが各成形工程のワークを成形サイクルに応
    動して把持し次工程に移送するトランスファスライド装
    置において、一方のトランスファバーの各一方側フィン
    ガはワーク移送位置で各加工中心にワーク中心が一致す
    べく前進端が把持基準位置に規定され、他方のトランス
    ファバーの各他方側フィンガは前記一方のトランスファ
    バーの対向するフィンガの付勢部材より小さい付勢力で
    付勢され、各他方側フィンガの背後に他方側フィンガを
    付勢する付勢部材の加圧力に比例した電気信号を出力す
    る圧力検出器が設けられ、該圧力検出器の出力とあらか
    じめ設定された上限値と下限値とを比較し判定した結果
    を出力する比較判定部が設けられており、前記両フィン
    ガがワークを把持しているタイミングにおいて前記圧力
    検出器からの出力にもとづき比較判定部で判定した結果
    により各フィンガのワークの有無とワークの把持状態と
    を検知するようにしたことを特徴とするトランスファス
    ライドのワーク把持検出装置。
  2. 【請求項2】 成形軸線を挟んで平行に配置され各成形
    工程間を往復移動可能な一対のトランスファバーに各成
    形工程のワーク把持対応位置でトランスファバーの移動
    方向に対し直角方向で互いに対向して進退可能に配置さ
    れ付勢部材でワーク把持方向に常時付勢された各一対で
    なるフィンガが各成形工程のワークを成形サイクルに応
    動して把持し次工程に移送するトランスファスライド装
    置において、一方のトランスファバーの各一方側フィン
    ガはワーク移送位置で各加工中心にワーク中心が一致す
    べく前進端が把持基準位置に規定され、他方のトランス
    ファバーの各他方側フィンガは前記一方のトランスファ
    バーの対向するフィンガの付勢部材より小さい付勢力で
    付勢され、各他方側フィンガ近傍に他方側フィンガを付
    勢する付勢部材の加圧力に比例した電気信号を出力する
    圧力検出器が設けられ、該圧力検出器と他方側フィンガ
    とのそれぞれの間の位置でトランスファバーに枢支され
    一端で前記他方側フィンガの付勢部材の加圧力を受け他
    端が前記圧力検出器の加圧面に圧力を伝達するレバーが
    設けられ、前記圧力検出器の出力とあらかじめ設定され
    た上限値と下限値とを比較し判定した結果を出力する比
    較判定部が設けられており、前記両フィンガがワークを
    把持しているタイミングにおいて、他方側フィンガの変
    位に比例した付勢部材の加圧力を前記レバーのレバー比
    でもって前記圧力検出器を加圧しこの加圧力に比例した
    前記圧力検出器からの出力にもとづき比較判定部で判定
    した結果により各フィンガのワークの有無とワークの把
    持状態とを検知するようにしたことを特徴とするトラン
    スファスライドのワーク把持検出装置。
  3. 【請求項3】 成形軸線を挟んで平行に配置され各成形
    工程間を往復移動可能な一対のトランスファバーに各成
    形工程のワーク把持対応位置でトランスファバーの移動
    方向に対し直角方向で互いに対向して進退可能に配置さ
    れ付勢部材でワーク把持方向に常時付勢された各一対で
    なるフィンガが各成形工程のワークを成形サイクルに応
    動して把持し次工程に移送するトランスファスライド装
    置において、一方のトランスファバーの各一方側フィン
    ガはワーク移送位置で各加工中心にワーク中心が一致す
    べく前進端が把持基準位置に規定され、他方のトランス
    ファバーの各他方側フィンガは前記一方のトランスファ
    バーの対向するフィンガの付勢部材より小さい付勢力で
    付勢され、各他方側フィンガ近傍に加圧力に比例した電
    気信号を出力する圧力検出器が設けられ、また該圧力検
    出器の加圧面をたわみ量に比例した加圧力で圧接する検
    出用付勢部材が設けられ、前記他方側フィンガと前記圧
    力検出器とのそれぞれの間の位置でトランスファバーに
    枢支され一端が前記他方側フィンガの後端面に圧接し他
    端が前記検出用付勢部材の端面に変位を伝達するレバー
    が設けられ、前記圧力検出器の出力とあらかじめ設定さ
    れた上限値と下限値とを比較し判定した結果を出力する
    比較判定部が設けられており、前記両フィンガがワーク
    を把持しているタイミングにおいて、他方側フィンガの
    変位を前記レバーのレバー比でもって前記検出用付勢部
    材を変位させこの変位量に比例した前記検出用付勢部材
    の加圧力で前記圧力検出器を加圧しこの加圧力に比例し
    た前記圧力検出器からの出力にもとづき比較判定部で判
    定した結果により各フィンガのワークの有無とワークの
    把持状態とを検知するようにしたことを特徴とするトラ
    ンスファスライドのワーク把持検出装置。
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