JP2002058743A - 酸素富化ガスへの香り添加用具及び添加方法 - Google Patents

酸素富化ガスへの香り添加用具及び添加方法

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JP2002058743A
JP2002058743A JP2000293142A JP2000293142A JP2002058743A JP 2002058743 A JP2002058743 A JP 2002058743A JP 2000293142 A JP2000293142 A JP 2000293142A JP 2000293142 A JP2000293142 A JP 2000293142A JP 2002058743 A JP2002058743 A JP 2002058743A
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JP
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oxygen
enriched gas
scent
oxygen enriched
container
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Gen Izumi
弦 泉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】リラクセーション等に用いられる酸素富化ガス
に香りを付加し、香りにより、リラックスの効果を高め
るための香りを添加した酸素富化ガスの供給システムを
提供する。 【解決手段】酸素富化ガスを容器内に導く管を持ち、無
臭の酸化に強い液状のオイルまたはロウで希釈して適度
な香りの強さにした芳香成分を酸素富化ガスとともに吸
入用具にまで導くようにした装置を酸素富化ガス供給源
の外部に持つ香り付酸素富化ガス供給システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は酸素富化ガスを吸入
する際に香りを添加する用具、方法に関する。更に詳細
には酸素富化ガスに香りを心地よい強度にかつ、簡便に
付加する用具及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、酸素吸入は呼吸困難な病人に対す
る医学的な処置などの場合に限られてきた。現在、大気
汚染による都市環境の悪化や、近代生活におけるストレ
スの増加に伴って、酸素付加ガスを吸入しリフレッシュ
やリラックスすることが流行の兆しを見せている。しか
しながら酸素は無味無臭であり、そのままでは酸素を吸
入しているとの実感に乏しかった。
【0003】また、アロマテラピーに代表されるように
香りのリラックス効果についても見直されており、酸素
に芳香成分を添加することはリラックスのためには相乗
効果が期待できる。主な芳香の発生源として、アロマテ
ラピー用のエッセンシャルオイルがその種類の豊富さ、
入手のし易さ、取扱いのし易さなどから多く使われる。
【0004】しかしながら、エッセンシャルオイルは芳
香成分を高濃度に濃縮しており、酸素富化ガスに香りを
添加する用途に使用する際には、そのままでは香りの強
度の調節が行い難いという欠点があった。香りの感じ方
は人により異なったり、また芳香成分の種類によっても
その香りの強さが、大きく異なり、細かく、しかも簡便
に香りの強度を調節できる方法が望まれてきた。
【0005】従来でも酸素に香りを添加する方法がいく
つか試みられて来たが、従来の添加方法では大げさな装
置を必要としたり、特殊な芳香の発生源を必要とした
り、芳香の種類を限定せざるを得なかった。また酸素富
化ガス供給装置の内部に香りを添加する装置は考案され
たが、酸素富化ガス供給源と酸素吸入場所の距離が離れ
ている場合は、酸素を導くチューブの中に香り成分が付
着して、香りの強度が変化したり、香りを変えたとき
に、以前に使用した香りが残ったりした。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は酸素富化ガス
に、強さが異なる種々の香りを適度な強度に調整し、か
つ簡便に添加することにより、酸素富化ガス吸入を実感
させるとともに、リラックス効果をはじめとする、種々
の香りの効果を得る為の装置および、方法を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題に対して本発
明は鋭意検討した結果、以下の酸素富化ガスへの香り添
加用具及び添加方法を見出した。
【0008】すなわち、本発明は酸素富化ガス供給源か
らチューブによって香り添加用具の容器の内部に酸素富
化ガスを導き、容器内部の気化した芳香成分とともに酸
素富化ガスをマスク、カニューラその他の酸素吸入用具
にまで、導くための出口を持ち、さらに芳香成分の添加
方法として、液状の酸化に強い飽和脂肪酸系のオイル、
またはロウで100%から5%にまで希釈した芳香成分
を香り添加用具内に滴下することにより香りを付与する
該香り添加用具を酸素富化ガス供給装置の外部に持つ、
酸素富化ガス供給システムを提供するものである。
【0009】また本発明はかかる香り添加用具内部に水
を入れ、水中に酸素富化ガスを放出させ、水面及び水中
に添加した香り成分を気化させて、芳香成分とともに酸
素富化ガスをマスク、カニューラその他の酸素吸入用具
にまで、導くための出口を持ち、さらに芳香成分の添加
方法として、液状の酸化に強い飽和脂肪酸系のオイル、
またはロウで100%から5%にまで希釈した芳香成分
を香り添加用具内に滴下することにより、香りを付与す
る該香り添加用具を酸素富化ガス供給装置の外部に持
つ、酸素富化ガス供給システムを提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の酸素富化ガス香り添加用
具は、容器内部に酸素富化ガス供給源からガスを導入す
る管を持ち、その容器内部に添加した、希釈、又は未希
釈の芳香成分を酸素富化ガスとともに、酸素吸入器具へ
導く管を持つ香り添加用具を酸素富化ガス供給源の外部
に持つことを特徴とする。
【0011】
【実施例】容器内に水をはり、そこに酸化に強い、無臭
のオイルで希釈したアロマテラピー用のエッセンシャル
オイルを使用して、酸素富化ガスに香りを添加する場合
を例に取って第1図により具体的に説明する。
【0012】ガラス製の容器(a)(容量 500m
l)に水を250ccを入れ、キャップ(b)をして酸
素富化ガス取入口(c)から酸素富化ガスを装置内に導
入し、香りが添加された酸素富化ガスを酸素富化ガス取
出口(d)より酸素吸入用具へ導く。
【0013】容器(a)は芳香成分の多くが油性であ
り、芳香成分の種類によってはプラスチックスを侵食す
る恐れがあることと、内部が確認できることを考える
と、ガラス製等の耐薬品性の容器が望ましい。
【0014】キャップ(b)には酸素富化ガスを取り入
れるための取入口(c)がキャップの上部に、さらに酸
素吸入用具への酸素の出口(d)がキャップ側面部に設
けられている。さらにこのキャップには、脱着可能な酸
素取入れ口から容器内に張った水の中に直接、酸素富化
ガスを導くための導入管(e)が設けられている。キャ
ップはスクリューキャップ式で、閉めることによりパッ
キン(f)により、酸素富化ガスが酸素取出し口以外か
ら放出されることを防ぐ。容器のキャップは取出し口以
外から酸素富化ガスが放出されることがなければ、特に
種類は問わない。
【0015】容器内(a)に水を張りそこに香り成分を
添加することにより、酸素富化ガス発生源からのガスの
洗浄を行う効果があると共に、気泡がはじける際に、芳
香成分を放出しやすいなどの利点がある。
【0016】添加する芳香成分はエッセンシャルオイル
を健草医学社製の”ファーナスオイル”で15%にまで
薄めたものを0.1mlを使用した。希釈するオイルは
無臭で安全であれば特に規定はないが、できれば、植物
からの抽出オイルで、さらに飽和脂肪酸のみを抽出した
ものが酸化に強く望ましい。または、アロマテラピーな
どで使われているホホバオイルなどのロウでも構わない
が、ホホバオイルは凝固点が比較的高く、水中に添加し
た場合、凝固し、水が濁ったり、十分に芳香成分を放出
しないなどの、欠点がある。
【0017】香りの発生源としては、種類の豊富さ、取
扱い易さ、入手の容易さなどから、エッセンシャルオイ
ルを使用するのが望ましい。エッセンシャルオイルの中
には水に沈んでしまうものがあり、その場合には容器内
に水を張らずに使用するのが望ましい。エッセンシャル
オイルの希釈度合いはその種類によって異なるが、柑橘
系の植物の果皮からの抽出物では、100%から10%
前後、でユーカリのように非常に強い香りでは50%か
ら5%前後が望ましい。
【0018】実際に希釈したエッセンシャルオイルを香
り添加装置に添加する量は、0.05mlから0.3m
lが望ましいが、酸素の流量、香り添加用具の容量、酸
素吸入用具の種類によって変化する。
【0019】香り添加用具から、酸素吸入用具の酸素噴
出し口までの距離は酸素吸入用具の脱着や実際の使用に
際して支障をきたさない範囲でできるだけ短い方がよ
く、あまり長い場合は、香りの成分がチューブなどに付
着して、弱くなったり、香りを切り替えた場合、以前の
香りが残っていたりするので、出来れば香り添加用具と
酸素吸入用具の噴出し口までの距離は3m以内が望まし
い。
【0020】酸素富化ガス供給源として、圧力変動吸着
方式の酸素濃縮装置を用いた。該酸素濃縮器と香り添加
用具までの距離は短い方が良いが、酸素富化ガスを実際
に吸入する場所が狭い空間であったり、その他の事情
で、近くに置く事ができない場合は酸素富化ガスの供給
源を別室などに置くことはなんら問題はない。ただし、
その際には、香り添加用具入口での酸素富化ガスの流量
を確認する必要がある。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の酸素富化ガ
スへの香り添加用具及び添加方法は酸素付加ガスに香り
を添加することにより、リラックス、リフレッシュ効果
を高めることができた。また、市販のアロマテラピー用
のエッセンシャルオイルを用いて、簡便に様々な香りの
種類を酸素富化ガスに添加することが可能になった。さ
らに、無臭の飽和脂肪酸のオイルで香り成分を薄めるこ
とにより、市販のエッセンシャルオイルで香りの強さを
容易に調節することが可能になった。そして、市販のエ
ッセンシャルオイルを使用できることで、香り添加のコ
ストが軽減できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の香り添加容器の断面図
【符号の説明】
a 芳香成分添加容器ハンドスキャナハウジング b キャップ c 酸素富化ガス取入口 d 香り付き酸素富化ガス取出口 e 酸素富化ガスを香り添加用具の容器内に張った水
の中への導入管 f パッキン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸素富化ガスを芳香成分を入れた容器内に
    導くための管を持ち、芳香成分と共に酸素吸入用具に導
    くための出口を持つ容器内に酸化に強い無臭の液状のオ
    イルまたは液状のロウで芳香成分を100%〜5%にま
    で希釈したものを入れ、酸素富化ガスに適度な強さの芳
    香を付加する為の用具を酸素富化ガス供給源の外部に持
    つ、酸素富化ガス供給システム。
  2. 【請求項2】酸素富化ガスを容器内に入った水の中に放
    出する管を持ち、水面及び水中に芳香成分を添加し、酸
    素富化ガスに適度な強さの芳香を付加する請求項1に記
    載の香り付酸素富化ガス供給システム。
JP2000293142A 2000-08-22 2000-08-22 酸素富化ガスへの香り添加用具及び添加方法 Pending JP2002058743A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006521856A (ja) * 2003-04-04 2006-09-28 シムラー ドミニク 酸素吸入装置及び方法

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