JP2002054531A - ピストン式高圧ポンプ - Google Patents

ピストン式高圧ポンプ

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JP2002054531A
JP2002054531A JP2000244927A JP2000244927A JP2002054531A JP 2002054531 A JP2002054531 A JP 2002054531A JP 2000244927 A JP2000244927 A JP 2000244927A JP 2000244927 A JP2000244927 A JP 2000244927A JP 2002054531 A JP2002054531 A JP 2002054531A
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pressure
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suction
pump
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JP2000244927A
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Hideya Kikuchi
英弥 菊地
Etsuro Hozumi
悦郎 穂積
Akinori Yamazaki
哲律 山崎
Kazumasa Kasahara
一将 笠原
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Bosch Corp
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Bosch Automotive Systems Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吐出圧の高圧化に対処して、低コストで
信頼性が高く、シール性能を向上させることが可能なピ
ストン式高圧ポンプを提供することを課題とする。 【解決手段】 ポンプ室29における高圧部と、吸入バ
ルブ22の上流側における吸入圧部と、ピストン3の周
囲からリークする低圧部と、の三段階においてシールを
行うこと、吸入圧部をピストン3の周囲に誘導すること
に着目したもので、吸入バルブ22および吐出バルブ2
3に連通するポンプ室29における高圧部と吸入バルブ
22の上流側における吸入圧部との間をシールする第1
のシール機構45と、吸入圧部とピストン3の周囲から
リークする低圧部との間をシールする第2のシール機構
46と、を有することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はピストン式高圧ポン
プにかかるもので、とくにガソリンその他の低粘度燃料
用ポンプその他の流体用ポンプなどのピストン式高圧ポ
ンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のピストン式高圧ポンプについて、
図3にもとづき概説する。図3は、たとえば高圧ガソリ
ンポンプなどに応用されるピストン式高圧ポンプ1およ
びその作動におけるピストンリフトのグラフを示す説明
図であって、ピストン式高圧ポンプ1は、ポンプシリン
ダー2と、ピストン3(プランジャ)およびタペット4
と、ソレノイドバルブ5と、吸入バルブ6および吐出バ
ルブ7と、駆動用のカム8と、を有する。
【0003】ポンプシリンダー2は、ピストン3との間
にポンプ室9を形成している。
【0004】ピストン3は、ポンプシリンダー2内にお
ける図中上下往復運動により、燃料タンク10およびフ
ィードポンプ11からの吸入通路12、さらにソレノイ
ドバルブ5の吸入バルブ6を介してポンプ室9内に燃料
を吸入し、吐出バルブ7における吐出バルブスプリング
13の付勢力に抗してこれを開き、吐出通路14に燃料
を吐出する。
【0005】ソレノイドバルブ5は、吸入バルブ6を開
閉するためのコントロールバルブとして機能するもの
で、そのバルブボディ部分を吸入バルブ6としており、
ソレノイド15およびコントロールバルブスプリング1
6により吸入バルブ6を開閉制御する。
【0006】カム8は、これをエンジンなどにより回転
駆動することにより、タペット4を介してピストン3を
ポンプシリンダー2内で往復駆動する。
【0007】こうした構成のピストン式高圧ポンプ1に
おいて、図3のグラフに示すように、横軸に時間を、縦
軸にピストン3のリフトを取ると、図3(1)は、ピス
トン3の下降による燃料の吸入開始状態を示し、このと
きソレノイドバルブ5の吸入バルブ6は開弁状態であ
る。図3(2)は、ピストン3が上昇を始めた状態を示
し、図3(2)に示す状態と図3(3)に示す燃料の吐
出状態との間において、ソレノイドバルブ5のソレノイ
ド15をオンとして吸入バルブ6を閉弁してピストン3
によるポンプ室9内における燃料の圧縮作用を開始さ
せ、吐出バルブスプリング13により設定される所定の
開弁圧となった時点で吐出バルブ7が開弁し、吐出通路
14に燃料を吐出する。図3(3)の状態からソレノイ
ドバルブ5をオフとして吸入弁6を開弁状態として燃料
の吐出を終了する。このようにピストン式高圧ポンプ1
においては、ソレノイドバルブ5における吸入バルブ6
の開弁および閉弁操作(閉弁時期)を制御することによ
り、吐出する燃料量を調節する。
【0008】しかして、ピストン式高圧ポンプ1として
閉弁時期を制御する構成を採用すると、とくに図3
(2)から図3(3)に示すように、カム8は、その曲
率半径が最小となるカムトップ時にポンプ室9に高圧を
発生させており、カム8とタペット4との間の接触面圧
が過大となって、ピストン3、タペット4およびカム8
などの摩耗の問題があり、とくに長期の使用にあたって
の信頼性に欠けるという問題がある。
【0009】さらに、ピストン式高圧ポンプ1としてそ
の要請されている吐出圧が高圧化するにともない、ポン
プシリンダー2およびピストン3の間、およびポンプ室
9におけるシール性能の向上が要請されている。従来
は、高圧部(ポンプ室9内)と低圧部(燃料タンク10
内ないし大気圧)との間をシールする各種のシール機構
が採用されているだけであり、その圧力差が大きいため
にシール性能の向上には限界があるという問題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
諸問題にかんがみなされたもので、吐出圧の高圧化に対
処して、低コストで信頼性の高いピストン式高圧ポンプ
を提供することを課題とする。
【0011】また本発明は、ピストン式高圧ポンプとし
てのシール性能を向上させることが可能なピストン式高
圧ポンプを提供することを課題とする。
【0012】また本発明は、タペットおよびカム間の接
触面圧が過大とならないようにしたピストン式高圧ポン
プを提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、ポン
プ室における高圧部と、吸入バルブの上流側における吸
入圧部と、ピストンの周囲からリークする低圧部と、の
三段階においてシールを行うこと、吸入圧部をピストン
の周囲に誘導することに着目したもので、流体の吸入バ
ルブおよび吐出バルブと、この吸入バルブおよび吐出バ
ルブに連通するポンプ室を形成したピストンバレルと、
このピストンバレル内を往復動することにより、上記吸
入バルブから流体の吸入および上記吐出バルブから流体
の吐出をそれぞれ行うピストンと、このピストンの駆動
を行うためのカムと、を有するピストン式高圧ポンプで
あって、上記ポンプ室における高圧部と上記吸入バルブ
の上流側における吸入圧部との間をシールする第1のシ
ール機構と、上記吸入圧部と上記ピストンの周囲からリ
ークする低圧部との間をシールする第2のシール機構
と、を有することを特徴とするピストン式高圧ポンプで
ある。
【0014】上記ピストンは、上記ポンプ室に臨む部分
から上記カム側の部分に向かって、上記高圧部、上記吸
入圧部および上記低圧部に順次面していることができ
る。
【0015】上記第1のシール機構は、たとえばメタル
シール部などの面シール部を有することができる。
【0016】上記低圧部と上記カムないし前記タペット
におけるスプリング室との間をシールする第3のシール
機構を設けることができる。
【0017】上記ポンプ室の圧力を制御可能なコントロ
ールバルブを有し、このコントロールバルブの開弁時期
を調節することにより、上記吐出バルブの流体吐出終了
のタイミングを制御することができる。
【0018】本発明によるピストン式高圧ポンプにおい
ては、シール機構として、ポンプ室における高圧部と吸
入バルブの上流側における吸入圧部との間をシールする
第1のシール機構と、吸入圧部とピストンの周囲からリ
ークする低圧部との間をシールする第2のシール機構
と、を設け、そのシールする圧力部を三段構成(高圧
部、吸入圧部、低圧部)とし、高圧部と低圧部との間に
吸入圧部を介在させることにより、シール圧を漸減させ
ることができ、吐出圧力の高圧化にあっても、シール性
能を向上させることができる。
【0019】さらに、従来のピストン式高圧ポンプがソ
レノイドバルブ(コントロールバルブ)の閉弁時期を制
御する構成であるのに対して、コントロールバルブの開
弁時期を制御するようにして、この開弁時期制御にとも
なってカムの使用領域を曲率半径が大きな領域を採用す
ることとすれば、カムトップ時に流体の圧縮作用を実行
させず、すなわちポンプ室に高圧が発生せず、カムとタ
ペットとの間の接触面圧が過大となることはない。
【0020】
【発明の実施の形態】つぎに本発明の実施の形態による
ピストン式高圧ポンプ20を図1および図2にもとづき
説明する。ただし、図3と同様の部分には同一符号を付
し、その詳述はこれを省略する。図1は、ピストン式高
圧ポンプ20の縦断面図であって、ピストン式高圧ポン
プ20は、単筒式の高圧ガソリンポンプであり、ポンプ
ハウジング21と、吸入バルブ22と、吐出バルブ23
と、電磁弁によるコントロールバルブ24と、ピストン
バレル25(プランジャバレル)と、前記ピストン3、
タペット4およびカム8と、低圧ダンパー26と、を有
する。
【0021】ポンプハウジング21には、前記燃料タン
ク10につながる吸入口から環状の吸入通路27および
連通路28を形成し、吸入される燃料は低圧ダンパー2
6で低圧脈動を低減されて吸入バルブ22に至る。
【0022】吸入バルブ22は、ピストンバレル25内
に形成したポンプ室29に臨む。ピストン3の往復運動
方向に直交してポンプ室29を貫くようにポンプハウジ
ング21およびピストンバレル25にまたがって高圧ポ
ート30を形成し、ポンプ室29にはこの高圧ポート3
0を介して吐出バルブ23およびコントロールバルブ2
4が同様に臨み、さらにピストン3の頭部もポンプ室2
9に臨んでいる。
【0023】吐出バルブ23は、吐出口31からたとえ
ばコモンレール(蓄圧器、図示せず)などに高圧燃料を
吐出可能とする。
【0024】コントロールバルブ24は、ポンプ室29
における燃料の圧送およびとくにその終了(吐出バルブ
23の閉鎖)のタイミングを制御するもので、ソレノイ
ド32と、アーマチュア33と、バルブボディ34と、
バルブボディ34のシート部35と、を有する。バルブ
ボディ34がシート部35からリフトすることにより、
ポンプ室29から軸通路36および吸入側連通路37を
介してポンプ室29と環状の吸入通路27とを連通可能
とする。
【0025】軸通路36に連通して、吸入圧誘導通路3
8、内壁環状溝39さらにリーク孔40を形成する。ピ
ストン3には、その長さ方向ほぼ中間位置において円周
方向に円周溝41を形成し、ポンプハウジング21に形
成したオリフィス42を介して、低圧側通路43から燃
料タンク10に還流可能としている。低圧側通路43
は、リーク通路44を介してピストン3の円周溝41よ
りタペット4側(図中下側)の円周部に連通している。
したがって、ピストン3の円周溝41部分は、吸入圧誘
導通路38を介して環状の吸入通路27における吸入圧
を受けていることになり、円周溝41の下方部における
円周部は燃料タンク10部分の低圧と同等の圧力を受け
ていることになる。
【0026】つぎに、ポンプハウジング21とピストン
バレル25との間の第1のシール機構45、ピストン3
とピストンバレル25との間の第2のシール機構46、
およびピストン3の下部とタペット4との間の第3のシ
ール機構47について述べる。第1のシール機構45
は、高圧部(ポンプ室9)と吸入圧部(吸入通路27)
との間をシールするもので、ポンプハウジング21とピ
ストンバレル25との間のメタルシール部48(面シー
ル部)と、高圧側Oリング49と、バックアップリング
50と、を有して、ポンプ室29内の高圧をシールして
いる。
【0027】第2のシール機構46は、吸入圧部とピス
トン3の周囲からリークする低圧部との間をシールする
もので、吸入圧側Oリング51を有し、オリフィス42
により圧力分離された、リーク孔40ないし円周溝41
と、低圧側通路43ないしリーク通路44と、の間をシ
ールしている。
【0028】第3のシール機構47は、低圧部とカム8
との間をシールするもので、ピストン3の下部(円周溝
41より下方部)にシール部材52を設けるとともに、
ポンプハウジング21とピストンバレル25との間に低
圧側Oリング53を設けている。かくして、タペット4
においてタペットスプリング54を収容しているスプリ
ング室55と、低圧側通路43ないしリーク通路44
と、の間のシールを行う。
【0029】こうした構成のピストン式高圧ポンプ20
において、図2は、ピストン式高圧ポンプ20およびそ
の作動におけるピストンリフトのグラフを示す説明図で
あって、図2(1)のように燃料の吸入行程では、吸入
バルブ22が「開」、吐出バルブ23およびコントロー
ルバルブ24が「閉」である。なおコントロールバルブ
24は、そのソレノイド32に通電することにより、こ
れを「閉」としていて、その駆動エネルギーを省力化し
ている。
【0030】図2(2)は、ピストン3の上昇行程(圧
縮行程、吐出行程)にあたり、吸入バルブ22が「閉」
となり、所定の開弁圧になると吐出バルブ23が「開」
となる。図2(3)が示す吐出終了状態において、コン
トロールバルブ24が「開」となり、吐出バルブ23か
らの燃料の吐出を終了する。なお図2(2)に示す圧縮
行程において、コントロールバルブ24の開弁時期を調
節することにより、吐出バルブ23の流体吐出終了のタ
イミングを制御してその吐出量を調節可能としたので、
カム8の曲率半径の小さい領域を利用することができ、
カム8とタペット4との間の接触面圧は小さい。
【0031】かくして、コントロールバルブ24が開弁
時期を制御するようにしたので、カムトップではポンプ
圧力が低圧であって、タペット4およびカム8間の過大
面圧を発生させることはない。さらに、ピストン3の上
昇開始時にはコントロールバルブ24は閉弁している
が、コントロールバルブ24を開弁して吐出終了とした
のち、ピストン3の下降時において開弁状態を維持し、
これを閉弁するまではコントロールバルブ24を通して
も(すなわち、吸入側連通路37、軸通路36さらに高
圧ポート30を通しても)燃料の吸入が行われるので、
吸入効率は向上する。
【0032】さらに、第1のシール機構45および第2
のシール機構46によりポンプ室29の高圧部とフィー
ドポンプ11によるフィード圧部(吸入圧部)との間、
および吸入圧部とタンク圧部(低圧部)との間をそれぞ
れシールするようになっているので、すなわちシール機
構が圧力を三段階にシールするようになっているので、
高圧部と燃料タンク10側の低圧部分とを直接シールす
る(仕切る)場合に比較して、ポンプ性能および安全性
を向上させることができる。第1のシール機構45にお
ける高圧シールとして、面シールであるメタルシール部
48を採用したので、シール性の確保とともに、コスト
ダウンが可能である。
【0033】また、ピストン3と低圧ダンパー26とが
同一軸上にあり、これらの部品の固定操作が容易で、組
立て作業性を改善し、コストを低減することができる。
さらに、コントロールバルブ24と高圧ポート30が同
軸であり、加工が容易である。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シール機
構によってシールする圧力部を三段構成(高圧部、吸入
圧部、低圧部)とし、高圧部と低圧部との間に吸入圧部
を介在させて第1のシール機構および第2のシール機構
によりシールするようにしたので、吐出圧力の高圧化に
あっても、シール性能を向上させ、安全性および信頼性
にすぐれたピストン式高圧ポンプとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるピストン式高圧ポン
プ20の縦断面図である。
【図2】同、ピストン式高圧ポンプ20およびその作動
におけるピストンリフトのグラフを示す説明図である。
【図3】従来のピストン式高圧ポンプ1およびその作動
におけるピストンリフトのグラフを示す説明図である。
【符号の説明】
1 ピストン式高圧ポンプ(図3) 2 ポンプシリンダー 3 ピストン(プランジャ) 4 タペット 5 ソレノイドバルブ 6 吸入バルブ 7 吐出バルブ 8 駆動用のカム 9 ポンプ室 10 燃料タンク 11 フィードポンプ 12 吸入通路 13 吐出バルブスプリング 14 吐出通路 15 ソレノイド 16 コントロールバルブスプリング 20 ピストン式高圧ポンプ(実施の形態、図1) 21 ポンプハウジング 22 吸入バルブ 23 吐出バルブ 24 コントロールバルブ(電磁弁) 25 ピストンバレル(プランジャバレル) 26 低圧ダンパー 27 環状の吸入通路 28 連通路 29 ポンプ室 30 高圧ポート 31 吐出口 32 ソレノイド 33 アーマチュア 34 バルブボディ 35 シート部 36 軸通路 37 吸入側連通路 38 吸入圧誘導通路 39 内壁環状溝 40 リーク孔 41 円周溝 42 オリフィス 43 低圧側通路 44 リーク通路 45 第1のシール機構 46 第2のシール機構 47 第3のシール機構 48 メタルシール部(面シール部) 49 高圧側Oリング 50 バックアップリング 51 吸入圧側Oリング 52 シール部材 53 低圧側Oリング 54 タペットスプリング 55 スプリング室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 穂積 悦郎 埼玉県東松山市箭弓町3丁目13番26号 株 式会社ボッシュオートモーティブシステム 東松山工場内 (72)発明者 山崎 哲律 埼玉県東松山市箭弓町3丁目13番26号 株 式会社ボッシュオートモーティブシステム 東松山工場内 (72)発明者 笠原 一将 埼玉県東松山市箭弓町3丁目13番26号 株 式会社ボッシュオートモーティブシステム 東松山工場内 Fターム(参考) 3G066 AA01 AB02 BA36 BA55 BA56 BA61 CA01S CA08 CA09 CD10 CE02 3H071 AA07 BB01 CC28 DD51 3H075 AA03 BB02 CC16 DA03 DA04 DA09 DA30 DB04 DB24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体の吸入バルブおよび吐出バルブ
    と、 この吸入バルブおよび吐出バルブに連通するポンプ室を
    形成したピストンバレルと、 このピストンバレル内を往復動することにより、前記吸
    入バルブから流体の吸入および前記吐出バルブから流体
    の吐出をそれぞれ行うピストンと、 このピストンの駆動を行うためのカムと、を有するピス
    トン式高圧ポンプであって、 前記ポンプ室における高圧部と前記吸入バルブの上流側
    における吸入圧部との間をシールする第1のシール機構
    と、 前記吸入圧部と前記ピストンの周囲からリークする低圧
    部との間をシールする第2のシール機構と、 を有することを特徴とするピストン式高圧ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記ピストンは、 前記ポンプ室に臨む部分から前記カム側の部分に向かっ
    て、前記高圧部、前記吸入圧部および前記低圧部に順次
    面していることを特徴とする請求項1記載のピストン式
    高圧ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記第1のシール機構は、面シール部
    を有することを特徴とする請求項1記載のピストン式高
    圧ポンプ。
  4. 【請求項4】 前記低圧部と前記カムとの間をシール
    する第3のシール機構を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のピストン式高圧ポンプ。
  5. 【請求項5】 前記ポンプ室の圧力を制御可能なコン
    トロールバルブを有し、 このコントロールバルブの開弁時期を調節することによ
    り、前記吐出バルブの流体吐出終了のタイミングを制御
    することを特徴とする請求項1記載のピストン式高圧ポ
    ンプ。
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