JP2002054441A5 - - Google Patents

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【特許請求の範囲】
【請求項】 エンジンを動力源として回転するファンを備え、ラジエータからファンの外周方を覆うシュラウドを設けたエンジン冷却装置において、
ファンを囲む筒状の第1リング部材をファンの外縁部に取着し、
第1リング部材の外方に離間して第1リング部材を囲む筒状の第2リング部材をシュラウドに取着したことを特徴とするエンジン冷却装置。
【請求項】 請求項記載のエンジン冷却装置において、
第1リング部材の外周面に、ファンの軸方向に対し送風方向に向かってファンの回転方向とは反対に傾斜する溝を設けたことを特徴とするエンジン冷却装置。
【請求項】 請求項又は記載のエンジン冷却装置において、
第1リング部材の外径及び第2リング部材の内径は、送風方向に向かって漸増することを特徴とするエンジン冷却装置。
【請求項 請求項1記載のエンジン冷却装置において、
前記第1リング部材は磁化され、
前記第2リング部材は、前記第1リング部材との間に磁気反力を生じるように磁化され、かつ径方向に遊動可能にシュラウドに遊嵌されたことを特徴とするエンジン冷却装置。
【請求項 請求項1記載のエンジン冷却装置において、
ファンの回転軸を回転自在に支持する軸受を支持部材を介してシュラウドに固定し、
エンジンの駆動軸とファンの回転軸とを自在継手を介して連結したことを特徴とするエンジン冷却装置。
【請求項】 エンジンを動力源として回転するファンを備え、ラジエータからファンの外周方を覆い、かつファン用の開口を有するシュラウドを設けたエンジン冷却装置において、
ファンを囲む筒状のリング部材をファンの外縁部に取着し、該リング部材の外周面の前記開口の対向部に開口の縁部を全周にわたり収容するラビリンス溝を設けたことを特徴とするエンジン冷却装置。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記の目的を達成するために、第1発明は、エンジンを動力源として回転するファンを備え、ラジエータからファンの外周方を覆うシュラウドを設けたエンジン冷却装置において、ファンを囲む筒状の第1リング部材をファンの外縁部に取着し、第1リング部材の外方に離間して第1リング部材を囲む筒状の第2リング部材をシュラウドに取着したことを特徴としている。さらに、第2発明は、第1リング部材の外周面に、ファンの軸方向に対し送風方向に向かってファンの回転方向とは反対に傾斜する溝を設けたことを特徴としている。さらに、第3発明は、第1リング部材の外径及び第2リング部材の内径は、送風方向に向かって漸増することを特徴としている。
即ち、冷却空気のシュラウド内方からエンジン側に抜ける流路が、筒状の第1リング部材とそれを囲む筒状の第2リング部材とに挟まれた筒状となり通風抵抗が大きくなるので、冷却空気のエンジン側への漏れを抑制することができ、冷却効率を向上することができる。また、ファンと一体になって回転する第1リング部材の外周面に、ファンの軸方向に対し送風方向に向かってファンの回転方向とは反対に傾斜する溝を設けているので、リング部材の回転に伴って溝内の空気をラジエータ方向に押し出すので、シュラウド内方からエンジン側に漏れようとする冷却空気の抵抗となるので、冷却空気のエンジン側への漏れを抑制することができ、冷却効率を向上することができる。なお、さらに第2リング部材の内周面に第1リング部材の溝とは逆方向に傾斜する溝を設けた場合には、これによってもラジエータ方向に空気を押し出すので、効果が向上する。さらに、両リング部材を送風方向に向かって径が漸増する、即ちラッパ形状にすることにより、両リング部材間の断面積はエンジン側に向かって小さくなるため、シュラウド内方からエンジン側に漏れようとする冷却空気の抵抗が大きくなるので、冷却空気のエンジン側への漏れを抑制することができ、冷却効率を向上することができる。エンジンとラジエータとの間に発生する相対振動は、第1リング部材と第2リング部材との隙間で吸収し、ファンとシュラウドとの干渉を防止することができる。
また、第4発明は、第1発明のエンジン冷却装置において、前記第1リング部材は磁化され、前記第2リング部材は、前記第1リング部材との間に磁気反力を生じるように磁化され、かつ径方向に遊動可能にシュラウドに遊嵌されたことを特徴としている。
即ち、第2リング部材をシュラウドに遊嵌しておき、第1リング部材と第2リング部材との間の磁気反力により第2リング部材を第1リング部材に倣って変位させることができる。このため、エンジンとラジエータとの間に発生する相対振動は、第2リング部材とシュラウドとの変位で吸収し、ファンとシュラウドとの干渉を防止することができる。さらに、これにより、第1リング部材と第2リング部材との隙間で上記相対振動を吸収する必要がないため、両者の隙間を極めて狭くできる。よって、冷却空気のシュラウド内方からエンジン側に抜ける流路となる該隙間は通風抵抗がきわめて大きくなるので、冷却空気のエンジン側への漏れを抑制することができ、冷却効率を向上することができる。
さらに、第5発明は、第1発明のエンジン冷却装置において、ファンの回転軸を回転自在に支持する軸受を支持部材を介してシュラウドに固定し、エンジンの駆動軸とファンの回転軸とを自在継手を介して連結したことを特徴としている。
即ち、エンジンとラジエータとの間に発生する相対振動は自在継手で吸収され、また、ファンはシュラウド側に支持されているため、ファンとシュラウドとの相対振動は小さく抑えられ、ファンとシュラウドとの隙間を小さくできる。これにより、冷却空気のシュラウド内方からエンジン側に抜ける流路となる該隙間は通風抵抗がきわめて大きくなるので、冷却空気のエンジン側への漏れを抑制することができ、冷却効率を向上することができる。
さらに、第6発明は、エンジンを動力源として回転するファンを備え、ラジエータからファンの外周方を覆い、かつファン用の開口を有するシュラウドを設けたエンジン冷却装置において、ファンを囲む筒状のリング部材をファンの外縁部に取着し、該リング部材の外周面の前記開口の対向部に開口の縁部を全周にわたり収容するラビリンス溝を設けたことを特徴としている。
即ち、シュラウドのファン用開口の縁部が全周にわたりファンのリング部材に設けられた溝内に位置するため、送風によりリング部材とシュラウドとの隙間からエンジン側に抜ける流路がラビリンス構造となって、冷却空気のエンジン側への漏れを抑制することができ、冷却効率を向上することができる。エンジンとラジエータとの間に発生する相対振動は、シュラウドの開口縁とリング部材の溝の底部との隙間で吸収し、ファンとシュラウドとの干渉を防止することができる。
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JP2020045843A (ja) * 2018-09-20 2020-03-26 いすゞ自動車株式会社 ベルマウスの取付構造
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