JP2002051294A - 信号処理装置 - Google Patents

信号処理装置

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JP2002051294A
JP2002051294A JP2001135914A JP2001135914A JP2002051294A JP 2002051294 A JP2002051294 A JP 2002051294A JP 2001135914 A JP2001135914 A JP 2001135914A JP 2001135914 A JP2001135914 A JP 2001135914A JP 2002051294 A JP2002051294 A JP 2002051294A
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signal
video
audio
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JP2001135914A
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Ryota Kuwakubo
亮太 桑久保
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Yoshimoto Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Yoshimoto Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手軽かつ簡易に映像や音声を再生/記録する
ことができる装置を実現する。 【解決手段】 テレビ受像機に接続するための端子を備
え、前記端子を介する外部信号の検出状況に基づいて前
記端子の接続先を判定する。前記端子を介する信号とし
て所定の閾値を越える電圧信号を検出し、かつ前記電圧
信号が所定の同期信号を含む場合に、前記端子の接続先
をビデオ信号出力端子と判定する。前記端子を介する信
号として所定の閾値を越える電圧信号を検出し、かつ前
記電圧信号が所定の同期信号を含まない場合に、前記端
子の接続先を音声信号出力端子と判定する。前記端子を
介する信号として所定の閾値を越える電圧信号を検出し
ない場合に、前記端子の接続先をビデオ信号入力端子又
は音声信号入力端子と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ信号や音声
信号の信号処理技術に関し、特に、手軽かつ簡易な操作
で映像や音声の再生等を行うことができる信号処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオ、CD、DVDなど様々な媒体を
対象として、映像や音声の記録再生を行う装置が複数の
メーカから多数販売されている。近年では、装置内部の
メモリ上にデジタル信号として映像や音声を記録し、こ
れを再生することのできるデジタルカメラなども、新た
な記録再生装置として普及し始めている。
【0003】これらの記録再生装置は、テレビなどの外
部機器に接続して使用する形態を取る場合が多い。その
場合、ビデオ信号入力端子、ビデオ信号出力端子、音声
信号入力端子、音声信号出力端子など、テレビの複数の
端子と記録再生装置とを所定のコードにより接続する必
要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように媒体や装
置の多様化は進んでいるが、装置の扱いやすさという観
点からは未だ問題が残存している。一つ目は、テレビ等
に接続して装置を使用するためには、ユーザが接続すべ
き端子を見分けて接続しなければならないという問題で
ある。二つ目は、具体的に記録や再生を開始するために
は、ユーザが記録や再生に対応したスイッチを見分けて
操作する必要があるという問題である。
【0005】こういった手続の多さは、手軽に簡易に映
像や音声の記録・再生を楽しみたいユーザにとっては、
非常に煩わしいものであった。特に、子供や高齢者な
ど、機械の操作を苦手とする人にとっては、端子やスイ
ッチの種別を識別することは難しく、装置の利用に対し
て大きな阻害要因となっていた。
【0006】そこで、本発明は、使用にあたり多くの手
続を要せず、手軽かつ簡易に映像や音声を再生/記録す
ることができる装置を実現するための信号処理技術を提
供することを第1の目的とする。
【0007】ところで、企業の広告・宣伝方法の一つと
して、ノベルティを配布する方法が知られている。ノベ
ルティとは、社名や自社の商品名、商品説明などを記し
て配布するボールペン・カレンダー・メモ・ライターな
どの品物を言う。
【0008】ここで、再生記録装置そのものをノベルテ
ィとして配布することを考える。この場合、商品の説明
等を動画などを用いて行える点で、単なる商品名が記さ
れたボールペン等に比べて、ユーザに対して非常に大き
な商品浸透力を発揮できると考えられる。
【0009】しかし、ノベルティとしての性格上、再生
記録装置には、簡易な操作性(映像等の再生が手軽かつ
簡易に行えること)、携帯性(受け取った人が邪魔に思
わないサイズであること)、低コスト性が要求されるこ
とになるが、このような性質を全て満たす再生記録装置
は未だ実現されていない。ビデオテープなどの媒体をノ
ベルティとして配布している企業はあるが、先に述べた
ように既存のビデオデッキ等は再生までの手続の多さの
点で簡易な操作性を備えているとは言えず、また、ビデ
オテープ自体もサイズ・重量の点で携帯性を満たしてい
るとは言い難い。
【0010】そこで、本発明は、ノベルティとして利用
に適し、手軽かつ簡易に映像や音声を再生/記録するこ
とができる装置を実現するための信号処理技術を提供す
ることを第2の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の信号処理装置
は、端子を介する外部信号の検出状況に基づいて前記端
子の接続先を判定することを特徴とする。前記接続先
は、ビデオ信号出力端子、音声信号出力端子、ビデオ信
号入力端子又は音声信号入力端子、の3つのうちいずれ
かであることが望ましい。
【0012】好適には、前記端子を介する信号として所
定の閾値を越える電圧信号を検出した場合に、前記端子
の接続先をビデオ信号出力端子又は音声信号出力端子と
判定する。また、前記端子を介する信号として所定の閾
値を越える電圧信号を検出しない場合に、前記端子の接
続先をビデオ信号入力端子又は音声信号入力端子と判定
する。また、前記端子を介する信号として所定の同期信
号を検出した場合に、前記端子の接続先をビデオ信号出
力端子と判定する。また、前記端子を介する信号として
所定の同期信号を検出しない場合に、前記端子の接続先
を音声信号出力端子と判定する。
【0013】本発明の信号処理装置は、基本構成とし
て、外部の装置に接続するための端子と、デジタルビデ
オ信号を記憶する映像記憶手段と、前記映像記憶手段に
記憶されるデジタルビデオ信号をアナログビデオ信号に
変換し、前記端子を介して外部の装置に出力する映像出
力手段と、前記端子の接続状況に応じて前記映像出力手
段の動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。前記映像記憶手段は複数種類のデジタルビデオ信号
を記憶しており、前記映像出力手段は、前記複数種類の
デジタルビデオ信号の1つを選択して、アナログビデオ
信号に変換することが望ましい。また、前記映像記憶手
段は出力回数パラメータを記憶しており、前記映像出力
手段は、前記出力回数パレメータに基づき、変換及び出
力を所定回数繰り返して行うことが望ましい。
【0014】好適には、基本構成に加えて、更に、前記
端子を介して入力されるアナログビデオ信号をデジタル
ビデオ信号に変換し、前記映像記憶手段に記憶する映像
記録手段とを備え、前記制御手段は、前記端子が外部の
装置に接続されている場合に、前記端子を介する外部信
号の検出状況に基づいて前記端子の接続先を判定し、そ
の判定結果に基づいて、前記映像出力手段又は前記映像
記録手段のいずれか一つを動作させる。
【0015】前記制御手段は、前記端子を介する信号と
して所定の閾値を越える電圧信号を検出した場合、又は
前記端子を介する信号として所定の同期信号を検出した
場合に、前記端子の接続先をビデオ信号出力端子と判定
し、前記映像記録手段を動作させ、前記端子を介する信
号として所定の閾値を越える電圧信号を検出しない場
合、前記端子の接続先をビデオ信号入力端子と判定し、
前記映像出力手段を動作させることが望ましい。
【0016】また、更に、信号処理装置間のデータ転送
に用いるデータ転送端子とを備え、前記制御手段は、前
記端子又は前記データ転送端子を介する外部信号の検出
状況に基づいてデータ転送の可否を判定し、データ転送
可能と判定した場合に、前記映像記憶手段に記憶される
デジタルビデオ信号を前記端子を介して出力し、又は前
記データ転送端子を介して入力される信号を前記映像記
憶手段に記憶することが望ましい。
【0017】前記制御手段は、前記データ転送端子が他
の装置に接続されているかどうかを判定し、接続されて
いると判定した場合に確認信号を前記データ転送端子を
介して前記他の装置に出力し、前記確認信号を出力した
後に前記データ転送端子を介する信号として応答信号を
検出した場合、データ受信可能であると判定して、前記
データ転送端子を介して入力される信号を前記映像記憶
手段に記憶し、前記端子を介する信号として前記確認信
号を検出した場合、データ送信可能であると判定して、
前記応答信号を出力した後、前記映像記憶手段に記憶さ
れるデジタルビデオ信号を前記端子を介して出力し、前
記端子を介する信号として前記確認信号を検出せずに所
定の閾値を越える電圧信号を検出した場合、又は前記端
子を介する信号として前記確認信号を検出せずに所定の
同期信号を検出した場合に、前記端子の接続先をビデオ
信号出力端子と判定し、前記映像記録手段を動作させ、
前記端子を介する信号として前記確認信号又は所定の閾
値を越える電圧信号のいずれも検出しない場合、前記端
子の接続先をビデオ信号入力端子と判定し、前記映像出
力手段を動作させることが望ましい。
【0018】好適には、基本構成に加えて、更に、前記
端子を介して入力されるアナログビデオ信号をデジタル
ビデオ信号に変換し、前記映像記憶手段に記憶する映像
記録手段と、デジタル音声信号を記憶する音声記憶手段
と、前記音声記憶手段に記憶されるデジタル音声信号を
アナログ音声信号に変換し、前記端子を介して外部の装
置に出力する音声出力手段と、前記端子を介して入力さ
れるアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換し、前
記音声記憶手段に記憶する音声記録手段と、映像と音声
のいずれを優先させるかを示す情報(以下、「優先情
報」と呼ぶ。)を記憶する優先情報記憶手段とを備え、
前記制御手段は、前記端子が外部の装置に接続されてい
る場合に、前記端子を介する外部信号の検出状況に基づ
いて前記端子の接続先を判定し、その判定結果及び前記
優先情報記憶手段に記憶する優先情報に基づいて、前記
映像出力手段、前記映像記録手段、前記音声出力手段、
前記音声記録手段のいずれか一つを動作させる。
【0019】前記制御手段は、前記端子を介する信号と
して所定の閾値を越える電圧信号を検出し、かつ前記電
圧信号が所定の同期信号を含む場合に、前記端子の接続
先をビデオ信号出力端子と判定し、前記映像記録手段を
動作させ、映像を優先させることを示す優先情報を前記
優先情報記憶手段に記録し、前記端子を介する信号とし
て所定の閾値を越える電圧信号を検出し、かつ前記電圧
信号が所定の同期信号を含まない場合に、前記端子の接
続先を音声信号出力端子と判定し、前記音声記録手段を
動作させ、音声を優先させることを示す優先情報を前記
優先情報記憶手段に記録し、前記端子を介する信号とし
て所定の閾値を越える電圧信号を検出せず、かつ前記優
先情報記憶手段に記憶する優先情報が映像を優先させる
ことを示す場合に、前記端子の接続先をビデオ信号入力
端子と判定し、前記映像出力手段を動作させ、前記端子
を介する信号として所定の閾値を越える電圧信号を検出
せず、かつ前記優先情報記憶手段に記憶する優先情報が
音声を優先させることを示す場合に、前記端子の接続先
を音声信号入力端子と判定し、前記音声出力手段を動作
させることが望ましい。
【0020】また、更に、信号処理装置間のデータ転送
に用いるデータ転送端子を備え、前記制御手段は、前記
端子又は前記データ転送端子を介する外部信号の検出状
況に基づいてデータ転送の可否を判定し、データ転送可
能と判定した場合に、前記映像記憶手段又は前記音声記
憶手段に記憶される信号を前記端子を介して出力し、又
は前記データ転送端子を介して入力される信号を前記映
像記憶手段又は音声記憶手段に記憶することが望まし
い。
【0021】前記制御手段は、前記データ転送端子が他
の装置に接続されているかどうかを判定し、接続されて
いると判定した場合に確認信号を前記データ転送端子を
介して前記他の装置に出力し、前記確認信号を出力した
後に前記データ転送端子を介する信号として優先情報を
含む応答信号を検出した場合、データ受信可能であると
判定し、前記優先情報を含む応答信号に基づいて映像記
憶手段又は音声記憶手段を選択して、前記データ転送端
子を介して入力される信号を前記選択した記憶手段に記
憶し、前記端子を介する信号として前記確認信号を検出
した場合、データ送信可能であると判定し、前記優先情
報記憶手段19から優先情報を読み出し、前記読み出し
た優先情報を含む応答信号を出力した後、前記映像記憶
手段に記憶されるデジタルビデオ信号を前記端子を介し
て出力し、前記端子を介する信号として前記確認信号を
検出せずに所定の閾値を越える電圧信号を検出し、かつ
前記電圧信号が所定の同期信号を含む場合に、前記端子
の接続先をビデオ信号出力端子と判定し、前記映像記録
手段を動作させ、映像を優先させることを示す優先情報
を前記優先情報記憶手段に記録し、前記端子を介する信
号として前記確認信号を検出せずに所定の閾値を越える
電圧信号を検出し、かつ前記電圧信号が所定の同期信号
を含まない場合に、前記端子の接続先を音声信号出力端
子と判定し、前記音声記録手段を動作させ、音声を優先
させることを示す優先情報を前記優先情報記憶手段に記
録し、前記端子を介する信号として前記確認信号又は所
定の閾値を越える電圧信号のいずれも検出せず、かつ前
記優先情報記憶手段に記憶する優先情報が映像を優先さ
せることを示す場合に、前記端子の接続先をビデオ信号
入力端子と判定し、前記映像出力手段を動作させ、前記
端子を介する信号として前記確認信号又は所定の閾値を
越える電圧信号のいずれも検出せず、かつ前記優先情報
記憶手段に記憶する優先情報が音声を優先させることを
示す場合に、前記端子の接続先を音声信号入力端子と判
定し、前記音声出力手段を動作させることが望ましい。
【0022】好適には、基本構成に加えて、更に、外部
の装置に接続するための第2端子と、デジタル音声信号
を記憶する音声記憶手段と、前記音声記憶手段に記憶さ
れるデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、前
記第2端子を介して外部の装置に出力する音声出力手段
とを備え、前記制御手段は、前記端子及び前記第2端子
が外部の装置に接続されている場合に、前記端子と外部
の装置の接続状況、及び前記第2端子と外部の装置の接
続状況に応じて、前記映像出力手段及び前記音声出力手
段の動作を制御する。
【0023】更に、前記端子を介して入力されるアナロ
グビデオ信号をデジタルビデオ信号に変換し、前記映像
記憶手段に記憶する映像記録手段と、前記第2端子を介
して入力されるアナログ音声信号をデジタル音声信号に
変換し、前記音声記憶手段に記憶する音声記録手段とを
備え、前記制御手段は、前記端子(又は前記第2端子)
を介する外部信号の検出状況に基づいて前記端子(又は
前記第2端子)の接続先を判定し、その判定結果に基づ
いて、前記映像出力手段及び前記音声出力手段の組、又
は前記映像記録手段及び前記音声記録手段の組のいずれ
か一つの組を動作させることが望ましい。
【0024】前記制御手段は、前記端子を介する信号と
して所定の閾値を越える電圧信号を検出した場合、又は
前記端子を介する信号として所定の同期信号を検出した
場合に、前記端子の接続先をビデオ信号出力端子と判定
し、前記映像記録手段及び前記音声記録手段の組を動作
させ、前記端子を介する信号として所定の閾値を越える
電圧信号を検出しない場合、前記端子の接続先をビデオ
信号入力端子と判定し、前記映像出力手段及び前記音声
出力手段の組を動作させることが望ましい。
【0025】好適には、基本構成に加えて、更に、アナ
ログ音声信号を音声として出力するスピーカ手段と、デ
ジタル音声信号を記憶する音声記憶手段と、前記音声記
憶手段に記憶されるデジタル音声信号をアナログ音声信
号に変換し、前記スピーカ手段に出力する音声出力手段
とを備え、前記制御手段は、前記端子が外部の装置に接
続されている場合に、前記端子と外部の装置の接続状況
に応じて、前記映像出力手段及び前記音声出力手段の動
作を制御する。
【0026】前記制御手段は、前記端子を介する外部信
号の検出状況に基づいて前記端子の接続先を判定し、そ
の判定結果に基づいて、前記映像出力手段及び前記音声
出力手段を同期させて動作させることが望ましい。
【0027】前記制御手段は、前記端子を介して所定の
閾値を越える電圧信号を検出した場合、又は前記端子を
介して所定の同期信号を検出した場合に、前記端子の接
続先を表示装置のビデオ信号出力端子と判定し、前記出
力手段及び前記第2出力手段を同期させて動作させるこ
とが望ましい。
【0028】本発明の信号処理装置は、外部の装置に接
続するための端子と、デジタル音声信号を記憶する音声
記憶手段と、前記音声記憶手段に記憶されるデジタル音
声信号をアナログ音声信号に変換し、前記端子を介して
外部の装置に出力する音声出力手段と、前記端子と外部
の装置の接続状況に応じて前記音声出力手段の動作を制
御する制御手段とを備えたことを特徴とする。前記音声
記憶手段は複数種類のデジタル音声信号を記憶してお
り、前記音声出力手段は、前記複数種類のデジタル音声
信号の1つを選択して、アナログ音声信号に変換するこ
とが望ましい。また、前記音声記憶手段は出力回数パラ
メータを記憶しており、前記音声出力手段は、前記出力
回数パレメータに基づき、変換及び出力を所定回数繰り
返して行うことが望ましい。
【0029】好適には、更に、前記端子を介して入力さ
れるアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換し前記
音声記憶手段に記憶する音声記録手段とを備え、前記制
御手段は、前記端子を介する外部信号の検出状況に基づ
いて前記端子の接続先を判定し、その判定結果に基づい
て、前記音声出力手段又は前記音声記録手段のいずれか
一つを動作させる。
【0030】前記制御手段は、前記端子を介する信号と
して所定の閾値を越える電圧信号を検出した場合に、前
記端子の接続先を音声信号出力端子と判定し、前記音声
記録手段を動作させ、前記端子を介する信号として所定
の閾値を越える電圧信号を検出しない場合、前記端子の
接続先を音声信号入力端子と判定し、前記音声出力手段
を動作させることが望ましい。
【0031】更に、信号処理装置間のデータ転送に用い
るデータ転送端子とを備え、前記制御手段は、前記端子
又は前記データ転送端子を介する外部信号の検出状況に
基づいてデータ転送の可否を判定し、データ転送可能と
判定した場合に、前記音声記憶手段に記憶されるデジタ
ル音声信号を前記端子を介して出力し、又は前記データ
転送端子を介して入力される信号を前記音声記憶手段に
記憶することが望ましい。
【0032】前記制御手段は、前記データ転送端子が他
の装置に接続されているかどうかを判定し、接続されて
いる場合に確認信号を前記データ転送端子を介して前記
他の装置に出力し、前記確認信号を出力した後に前記デ
ータ転送端子を介する信号として応答信号を検出した場
合、データ受信可能であると判定して、前記データ転送
端子を介して入力される信号を前記音声記憶手段に記憶
し、前記端子を介する信号として前記確認信号を検出し
た場合、データ送信可能であると判定して、前記応答信
号を出力した後、前記音声記憶手段に記憶されるデジタ
ル音声信号を前記端子を介して出力し、前記端子を介す
る信号として前記確認信号を検出せずに所定の閾値を越
える電圧信号を検出した場合に、前記端子の接続先を音
声信号出力端子と判定し、前記音声記録手段を動作さ
せ、前記端子を介する信号として前記確認信号又は所定
の閾値を越える電圧信号のいずれも検出しない場合、前
記端子の接続先を音声信号入力端子と判定し、前記音声
出力手段を動作させることが望ましい。
【0033】なお、本明細書において、手段とは、単に
物理的手段を意味するものではなく、その手段が有する
機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。ま
た、1つの手段が有する機能が2つ以上の物理的手段に
より実現されても、2つ以上の手段の機能が1つの物理
的手段により実現されても良い。
【0034】また、本明細書において、「ノベルティ」
は、広告・宣伝目的以外の目的で使用されるものも含
み、有償で配布される場合、無償で配布される場合の両
方を含む概念として用いる。また、「端子」は、特定の
形状に限定されず、ピン、ジャックの両方を含む概念と
して用いる。
【0035】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1を参照
して本発明の第1の実施の形態を説明する。本発明の第
1の実施の形態である映像再生装置1は、映像記憶手段
10、映像出力手段11、端子12、制御手段13、電
源(図示せず)を含んで構成される。
【0036】映像記憶手段10は、デジタルビデオ信号
を記憶している。かかるデジタルビデオ信号は、カラー
ビデオ信号であっても、モノクロビデオ信号であっても
よい。また、デジタルビデオ信号は、例えば、MPEG
(Moving Picture Coding Experts Group/Moving Pict
ure Experts Group)方式により符号化された結果であ
ってもよい。ただし、符号化の方法は設計に応じて決定
すればよく、MPEG方式に限られるものではない。
【0037】映像記憶手段10は、従来のメモリを用い
て構成することができる。本実施形態では、映像記憶手
段10の記憶内容は更新されないため、メモリとしてR
OMを用いることもできる。
【0038】映像出力手段11は、制御手段13の制御
に基づき、映像記憶手段10からデジタルビデオ信号を
読み出し、これをNTSC方式等の所定のアナログビデ
オ信号に変換し、端子12及びビデオ入力端子41を介
して、外部のテレビ受像機40に出力可能に構成されて
いる。
【0039】映像出力手段11は、DAコンバータ機
能、符号化データ伸長機能などを備えた従来のICチッ
プを用いて構成することができる。NTSCビデオ信号
生成機能を備えたICチップとして、例えばモトローラ
社のMC1377P、ナショナル・セミコンダクタ社の
LM1886(テレビ・ビデオ・マトリクスDAコンバ
ーター)、LM1889(テレビ・ビデオ・モジュレー
タ)などがある。また、ビデオ領域でのDAコンバータ
機能を備えるICチップとして、例えばNECのμPC
667などがある。
【0040】ここで、映像記憶手段10について複数種
類のデジタルビデオ信号を記憶しておくように構成し、
映像出力手段11が、前記複数種類のうち一つを選択し
て、アナログビデオ信号に変換するように構成してもよ
い。選択方法としては、例えば、動作ごとにランダムに
選択する方法、該装置が備えるクロックに応じて選択す
る方法などが考えられる。なお、ランダム値は、例えば
動作開始時に格納値が不定となる内部レジスタの初期値
を用いることができる。
【0041】また、該装置が備える記憶手段(例えば映
像記憶手段10)に予め出力回数パラメータを記憶して
おくように構成し、映像出力手段11が、前記出力回数
パレメータに基づき、変換及び出力を所定回数繰り返し
て行うように構成してもよい。この場合、出力回数パラ
メータが所定値(例えば負値)を取る場合は、制御手段
13の制御に基づき動作を停止するまで、エンドレスに
繰り返すように構成してもよい。
【0042】端子12は、外部の装置(図ではテレビ受
像機40)に接続するための端子である。端子12は、
通常のテレビ受像機のビデオ信号入力端子(ジャック)
41に適合するように、標準的なピンフラグ形状となっ
ていることが望ましい。
【0043】制御手段13は、端子12とビデオ信号入
力端子41の接続状況に応じて映像出力手段11の動作
を制御する。すなわち、端子12(ピンフラグ)がビデ
オ信号入力端子41(ジャック)に挿入(ジャックイ
ン)された場合に、映像出力手段11の動作を開始さ
せ、端子12がビデオ信号入力端子41から抜き取られ
た場合に、映像出力手段11の動作を停止させる。
【0044】これにより、テレビ受像機がビデオ表示モ
ードとなっている場合に、そのビデオ信号入力端子に端
子12をジャックインすることで、映像再生装置1内に
記憶する映像がテレビ受像機の画面に表示され、端子1
2を抜き取ると、その表示が停止することになる。
【0045】制御手段13は、端子12が挿入されたか
どうかを検知する電気回路として構成することができ、
単純には、端子12の周りに、互いにかつ端子12と非
接触に配置される2つの金属片30、31と、金属片接
続検出部32とを用いて構成することができる(図2参
照)。以下、その動作を説明する。
【0046】標準的なビデオ信号入力端子41は図3
(a)に示すような構成となっている。端子12をビデ
オ信号入力端子41に挿入した場合(図3(b)参
照)、ビデオ信号入力端子の金属部分42と金属片3
0、31の両片が接触し、金属片30と31は金属部分
42を通じて電気的に接続されることになる。金属片接
続検出部32は、例えば金属片30、31間に流れる電
流を検出することで、両片が電気的に接続されているか
どうかを検出する。そして、接続されている場合に、映
像出力手段11の動作を開始させ、接続されていない場
合に、映像出力手段11の動作を停止させる。
【0047】更に簡単には、金属片接続検出部32を設
けずに、電源(図示せず)と映像出力手段12との結線
経路上に金属片30、31が配置されるようにし、金属
片30と31が電気的に接続されている場合に、映像出
力手段11へ電気が供給され、接続されていない場合に
は、映像出力手段11へ電気が供給されないように構成
してもよい。この場合の等価回路を図4に示す。
【0048】このように、端子12の接続状況に応じて
映像出力手段11の動作を自動的に制御するように構成
したため、映像再生装置1(の端子12)をテレビ受像
機40(のビデオ信号入力端子41)に接続するだけ
で、映像を再生することが可能となる。そのため、ユー
ザは、映像の再生を指示するスイッチ操作を行うことな
く、ジャックインというワンアクションで、手軽かつ簡
易に映像を再生して楽しむことができる。
【0049】ここで、映像再生装置1は、上述のように
たかだか数個のICチップにより構成することができる
非常にシンプルな構造であるため、小型軽量かつ低コス
トに実現することが可能である。出願人が試作した映像
再生装置1は、直径約2cm高さ約7.5cmの円筒状
の筐体内に各手段を配置することができ、その重さは2
0g程度であった(図5参照)。従って、映像再生装置
1は、簡易な操作性、携帯性、低コスト性を満たしてお
り、ノベルティとしての利用に適していると言える。
【0050】図6にノベルティとして利用する場合の外
部形状の一例を示す。図6は、所定のキャラクター等
(図では「しまうま」)の頭部等を端子キャップとし、
胴体部等を映像再生装置筐体部とした例である。
【0051】(第2の実施の形態)図7を参照して本発
明の第2の実施の形態を説明する。本発明の第2の実施
の形態である映像記録再生装置2は、第1実施形態の構
成に加え、映像記録手段14を含んで構成される。
【0052】映像記憶手段10、映像出力手段11、端
子12の構成動作は第1実施形態と同様である。ただ
し、本実施形態では、映像記憶手段10はフラッシュメ
モリ等の書き換え可能なメモリにより構成される。
【0053】映像記録手段14は、制御手段13の制御
に基づき、端子12を介して入力されるNTSC方式等
の所定のアナログビデオ信号をデジタルビデオ信号に変
換し、映像記憶手段10に記憶する。
【0054】映像記録手段14は、ADコンバータ機
能、Y/C分離機能、符号化機能などを備えた従来のI
Cチップを用いて構成することができる。ビデオ領域で
のADコンバータ機能を備えるICチップとして、例え
ば、TRW社のTDC1021、富士通のMB4057
8などがある。また、NTSCデコーダ機能を備えるI
Cチップとして、例えば松下電器のAN5310などが
ある。
【0055】制御手段13は、端子12がテレビ受像機
40に接続されている場合に、端子12を介する外部信
号の検出状況に基づいて、端子12の接続先(接続状
況)を判定する。そして、その判定結果に基づいて、映
像出力手段11又は映像記録手段14のいずれか一つを
動作させる。端子12がテレビ受像機40に接続されて
いるかどうか(挿入されているかどうか)は、第1実施
形態と同様に判断すればよい。
【0056】具体的には、制御手段13は、所定の期間
内に、端子12を介して所定の閾値(例えば数mV〜百
数十mVの間で設定する)を越える電圧信号を検出した
場合、又は端子12を介して所定の同期信号を検出した
場合に、端子12の接続先をビデオ信号出力端子43と
判定し、映像記録手段14を動作させる。
【0057】通常、テレビ受像機が映像を表示している
場合、ビデオ信号出力端子からはアナログビデオ信号が
出力されている。アナログビデオ信号は一定レベル以上
の振幅を持つ電圧信号であり、また規格に従った同期信
号が挿入されているため(例えば、NTSC信号であれ
ば63.5μS毎に4.7μSの水平同期信号が挿入され
る)、これらを検出することで、アナログビデオ信号が
端子12を介して入力されているかどうか、すなわち端
子12の接続先がビデオ信号出力端子であるかどうかを
判定することができる。なお、電圧信号の検出可否に基
づいて判定する場合は、同期信号の検出処理が不要であ
るため素早く判定することができ、同期信号の検出可否
に基づいて判定する場合、ノイズ等の影響を抑制して安
全確実に判定することができる。
【0058】一方、制御手段13は、端子12がテレビ
受像機20に接続されているにもかからわず、所定の期
間内に、端子12を介する信号を検出しない場合(所定
の閾値を越える電圧信号を検出しない場合)、端子12
の接続先をビデオ信号入力端子と判定し、映像出力手段
11を動作させる。信号が検出されないということは、
少なくとも映像表示中におけるビデオ信号出力端子では
ないと考えることができるからである。
【0059】また、制御手段13は、端子12がテレビ
受像機40に接続されていない場合、すなわち端子12
がビデオ信号入力端子41にもビデオ信号出力端子43
にも挿入されていない場合、映像出力手段11又は映像
記録手段14の動作を停止させる。なお、端子12の接
続状況に関わらず、所定容量のデジタルビデオ信号を映
像記憶手段10に記憶した時点で、映像記録手段14の
動作を停止するように構成してもよい。
【0060】これにより、テレビ受像機がビデオ表示モ
ードとなっている場合に、そのビデオ信号入力端子に端
子12をジャックインすると、映像記録再生装置2内に
記憶する映像をテレビ受像機の画面に表示させることが
できる。また、テレビ受像機が映像表示中(例えばテレ
ビ番組の放映中など)の場合に、そのビデオ信号出力端
子に端子12をジャックインすると、表示中の映像を映
像記録再生装置2に取り込み記録することができる。そ
して、端子12をテレビ受像機から抜き取ると、画面表
示又は映像記録を停止させることができる。
【0061】このように、端子12が接続されている場
合に、端子12を介する信号の検出状況に基づいて端子
12の接続先を判定し、その判定結果に基づいて映像出
力手段11、映像記録手段14の動作を自動的に制御す
るように構成したため、映像再生装置2の端子12をテ
レビ受像機40のビデオ信号入力端子41又はビデオ信
号出力端子43に接続するだけで、映像を再生又は記録
することが可能となる。そのため、ユーザは、端子12
の接続先を意識することなく、また映像の再生や記録を
指示するスイッチ操作を行うことなく、ジャックインと
いうワンアクションで、手軽かつ簡易に映像の再生/記
録を楽しむことができる。
【0062】(第3の実施の形態)図8を参照して本発
明の第3の実施の形態を説明する。本発明の第3の実施
の形態である映像記録再生装置3は、第2実施形態の構
成に加え、データ転送端子15を含んで構成される。
【0063】映像記憶手段10、映像出力手段11、端
子12、映像記録手段14の構成動作は第2実施形態と
同様である。
【0064】データ転送端子15は、本実施形態の映像
記録再生装置間のデータ転送に用いる端子である。デー
タ転送端子15は、端子12に適合するように、端子1
2とオスメス逆の形状となっている。すなわち、端子1
2がピンフラグ形状であれば、データ転送端子15はジ
ャック形状となる。
【0065】データ転送端子15の配置位置は設計に応
じて決定することができる。例えば図9(a)に示すよ
うに、円筒形の筐体の上下面に、それぞれ端子12とデ
ータ転送端子15を設けることが考えられる。
【0066】制御手段13は、端子12又はデータ転送
端子15を介する外部信号の検出状況に基づいてデータ
転送の可否を判断する。より具体的には、データ転送端
子15を介する外部信号の検出状況に基づいてデータ受
信の可否を判断し、端子12を介する外部信号の検出状
況に基づいてデータ送信の可否を判断する。
【0067】制御手段13は、データ転送不可と判断し
た場合は、第2実施形態と同様の動作を行う。すなわ
ち、端子12が接続されている場合に、端子12を介す
る信号の検出状況に基づいて端子12の接続先を判定
し、その判定結果に基づいて映像出力手段11、映像記
録手段14の動作を自動的に制御する。
【0068】一方、制御手段13は、データ受信可能と
判断した場合は、データ転送端子15を介して入力され
るデジタルビデオ信号を映像記憶手段10に記憶する。
【0069】データ受信可能との判断は、次のようにし
て行う。すなわち、まずデータ転送端子15が他の装置
に接続されているかどうかを判定し、接続されていると
判定した場合に所定の確認信号をデータ転送端子15を
介して前記他の装置に出力し、前記確認信号を出力した
後にデータ転送端子15を介する信号として所定の応答
信号を検出した場合、データ受信可能であると判断す
る。データ転送端子15が他の装置に接続されているか
どうかは、原則として、第1実施形態と同様に判断する
ことができる。このとき、例えば図9(b)に示すよう
に、端子12の周りの金属片の配置位置と、データ転送
端子15の周りの金属片の配置位置について、接続時に
必ずそれぞれ電気的に導通するように配置する。
【0070】また、制御手段13は、端子12を介する
信号として前記確認信号を検出した場合にデータ送信可
能と判断し、前記応答信号を出力した後、映像記憶手段
10に記憶されるデジタルビデオ信号を端子12を介し
て出力する。
【0071】なお、確認信号、応答信号は設計に応じて
定めることができるが、他の信号やノイズと区別できる
程度に十分な長さを持つように設定する。
【0072】このように、端子12とは別途にデータ転
送端子15を備え、端子12、データ転送端子15を介
する信号の検出状況に基づいて自動的にデータ転送の可
否を判断するように構成したため、端子12とデータ転
送15を接続(ジャックイン)するだけで、複数の映像
記録再生装置3間でデータ転送を行うことが可能とな
る。そのため、ユーザは、データ転送を指示するスイッ
チ操作を行うことなく、ジャックインというワンアクシ
ョンで、手軽かつ簡易にデータの交換を楽しむことがで
きる。
【0073】(第4の実施の形態)図10を参照して本
発明の第4の実施の形態を説明する。本発明の第4の実
施の形態である映像音声記録再生装置4は、第2実施形
態の構成に加え、音声記憶手段16、音声出力手段1
7、音声記録手段18、優先情報記憶手段19を含んで
構成される。
【0074】映像記憶手段10、映像出力手段11、端
子12、映像記録手段14の構成動作は第2実施形態と
同様である。
【0075】音声記憶手段16は、デジタル音声信号を
記憶している。デジタル音声信号は、例えば、MPEG
方式により符号化された結果であってもよい。ただし、
符号化の方法は設計に応じて決定すればよく、MPEG
方式に限られるものではない。音声記憶手段16は、映
像記憶手段10と同様に、フラッシュメモリ等を用いて
構成することができる。
【0076】音声出力手段17は、制御手段13の制御
に基づき、音声記憶手段16からデジタル音声信号を読
み出し、これをFM変調等してアナログ音声信号に変換
し、端子12及び音声入力端子44を介して、外部のテ
レビ受像機40に出力可能に構成されている。音声出力
手段17は、DAコンバータ機能、FM変調機能などを
備えた従来のICチップを用いて構成することができ
る。音声用DAコンバータ機能を備えるICチップとし
て、例えば、NECのμPD9930、アナログ・デバ
イセズ社のAD7945などがある。
【0077】音声記録手段18は、制御手段13の制御
に基づき、端子12を介して入力されるアナログ音声信
号をデジタル音声信号に変換し、音声記憶手段16に記
憶する。
【0078】音声記録手段18は、ADコンバータ機
能、FM復調機能などを備えた従来のICチップを用い
て構成することができる。音声用ADコンバータ機能を
備えるICチップとして、例えば、NECのμPD99
30、ナショナル・セミコンダクタ社のADC0801
などがある。
【0079】優先情報記憶手段19は、映像と音声のい
ずれを優先させるかを示す情報(以下、「優先情報」と
呼ぶ。)を記憶している。優先情報記憶手段19は、映
像記憶手段10等と同様に、フラッシュメモリ等を用い
て構成することができる。
【0080】制御手段13は、端子12がテレビ受像機
40に接続されている場合に、端子12を介する外部信
号の検出状況に基づいて、端子12の接続先(接続状
況)を判定する。そして、その判定結果及び優先情報記
憶手段19に記憶する優先情報に基づいて、映像出力手
段11、映像記録手段14、音声出力手段17、音声記
録手段18のいずれか一つを動作させる。端子12がテ
レビ受像機40に接続されているかどうか(挿入されて
いるかどうか)は、第1実施形態と同様に判断すればよ
い。
【0081】具体的には、制御手段13は、端子12を
介して所定の閾値を越える電圧信号を検出し、その電圧
信号が所定の同期信号を含む場合に、端子12の接続先
をビデオ信号出力端子43と判定し、映像記録手段14
を動作させる。また、映像を優先させることを示す優先
情報を優先情報記憶手段19に記録する。
【0082】また、端子12を介して所定の閾値を越え
る電圧信号を検出し、その電圧信号が所定の同期信号を
含まない場合に、端子12の接続先を音声信号出力端子
45と判定し、音声記録手段18を動作させる。また、
音声を優先させることを示す優先情報を優先情報記憶手
段19に記録する。
【0083】通常、テレビ受像機が音声を出力している
場合、音声信号出力端子からはアナログ音声信号が出力
されている。アナログ音声信号は一定レベル以上の振幅
を持つ電圧信号であるが、原則として同期信号は含んで
いないと考えられる。従って、同期信号の有無によりア
ナログビデオ信号とアナログ音声信号を識別することが
でき、上記条件に基づいて、アナログ音声信号が端子1
2を介して入力されているかどうか、すなわち端子12
の接続先が音声信号出力端子45であるかどうかを判定
することができる。
【0084】一方、制御手段13は、端子12がテレビ
受像機40に接続されているにもかからわず、端子12
を介する信号を検出しない場合(所定の閾値を越える電
圧信号を検出しない場合)、端子12の接続先をビデオ
信号入力端子41、又は音声信号入力端子44と判定す
る。そして、優先情報記憶手段19に記憶する優先情報
が映像を優先させることを示す場合は、端子12の接続
先をビデオ信号入力端子41と判定し、映像出力手段1
1を動作させる。また、優先情報が音声を優先させるこ
とを示す場合は、端子12の接続先を音声信号入力端子
44と判定し、音声出力手段17を動作させる。
【0085】また、制御手段13は、端子12がテレビ
受像機40に接続されていない場合、すなわち端子12
が各端子41、43、44、45のいずれにも挿入され
ていない場合、各手段11、14、17、18の動作を
停止させる。なお、端子12の接続状況に関わらず、所
定容量の信号を記憶した時点で、映像記録手段14や音
声記録手段18の動作を停止するように構成してもよ
い。
【0086】これにより、映像のみならず音声に関して
もジャックインプレイが可能となる。すなわち、テレビ
受像機の音声信号入力端子に端子12をジャックインす
ると、映像記録再生装置4内に記憶する音声をテレビ受
像機のスピーカから出力させることができる。また、テ
レビ受像機が音声出力中の場合に、その音声信号出力端
子に端子12をジャックインすると、出力中の音声を映
像記録再生装置4に取り込み記録することができる。そ
して、端子12をテレビ受像機から抜き取ると、音声の
出力又は記録を停止させることができる。
【0087】このように、端子12が接続されている場
合に、端子12を介する信号の検出状況に基づいて端子
12の接続先を判定し、その判定結果に基づいて各手段
11、14、17、18の動作を自動的に制御するよう
に構成したため、映像再生装置4の端子12をテレビ受
像機等のいずれかの端子に接続するだけで、映像や音声
を再生又は記録することが可能となる。そのため、ユー
ザは、端子12の接続先を意識することなく、また映像
や音声の再生や記録を指示するスイッチ操作を行うこと
なく、ジャックインというワンアクションで、手軽かつ
簡易に映像や音声の再生/記録を楽しむことができる。
【0088】(第5の実施の形態)図11を参照して本
発明の第5の実施の形態を説明する。本発明の第5の実
施の形態である映像音声記録再生装置5は、第4実施形
態の構成に加え、データ転送用端子15を含んで構成さ
れる。
【0089】映像記憶手段10、映像出力手段11、端
子12、映像記録手段14、音声記憶手段16、音声出
力手段17、音声記録手段18、優先情報記憶手段19
の構成動作は第4実施形態と同様である。また、データ
転送用端子は、第3実施形態と同様である。
【0090】制御手段13は、第3実施形態と同様に、
端子12又はデータ転送端子15を介する外部信号の検
出状況に基づいてデータ転送の可否を判断する。
【0091】制御手段13は、データ転送不可と判断し
た場合は、第4実施形態と同様の動作を行う。すなわ
ち、端子12が接続されている場合に、端子12を介す
る信号の検出状況に基づいて端子12の接続先を判定
し、その判定結果に基づいて、各手段11、14、1
7、18の動作を自動的に制御する。
【0092】一方、制御手段13は、データ転送(送
信、受信)可能と判断した場合は、原則として、第3実
施形態と同様の動作を行う。ただし、本実施形態では、
データ送信可能と判断した場合、優先情報記憶手段19
より優先情報を読み出し、前記読み出した優先情報を応
答信号に含めて出力するように構成する。また、データ
受信可能と判断した場合、検出した応答信号に含まれる
優先情報を抽出し、前記抽出した優先情報に基づいて映
像記憶手段10又は音声記憶手段16を選択し、データ
転送端子15を介して入力される信号を前記選択した記
憶手段に記憶するように構成する。このように構成する
ことで、転送するデータが映像データなのか音声データ
なのかを自動判別してデータ転送を行うことができる。
【0093】(第6の実施の形態)図12を参照して本
発明の第6の実施の形態を説明する。本発明の第6の実
施の形態である映像音声再生装置6は、第1実施形態の
構成に加え、音声記憶手段16、音声出力手段17、第
2端子20を含んで構成される。
【0094】映像記憶手段10、映像出力手段11、端
子12の構成動作は第1実施形態と同様である。また、
音声記憶手段16、音声出力手段17の構成動作は第4
実施形態と同様である。
【0095】ただし、本実施形態では、音声出力手段1
7は、第2端子20を介して、変換したアナログ音声信
号を外部のテレビ受像機40に出力するように構成され
ている。すなわち、端子12は映像専用端子として、第
2端子20は音声専用端子として用いられることにな
る。
【0096】制御手段13は、端子12と第2端子20
の接続状況に応じて映像出力手段11及び音声出力手段
17の動作を制御する。具体的には、端子12がビデオ
信号入力端子41に接続され、かつ第2端子20が音声
信号入力端子43に接続されている場合に、映像出力手
段11及び音声出力手段17を同期させて動作させる。
また、端子12又は第2端子20のいずれかがテレビ受
像機の端子から抜き取られた場合に、映像出力手段11
及び音声出力手段17の動作を停止させる。このように
両端子がともに接続されることを映像出力手段11及び
音声出力手段17の動作開始条件としているため、映像
と音声を容易に同期させて出力することができる。
【0097】ここで、テレビ受像機のビデオ信号入力端
子と音声信号入力端子は、通常並んで配置されてはいる
が、その配置間隔は統一されておらず、テレビ受像機に
よってメーカによって異なっている場合が多い。従っ
て、映像音声再生装置6において、端子12と第2端子
20との間隔を固定的なものとして構成してしまうと、
テレビ受像機によっては両端子を同時に接続させること
が困難となってしまうおそれがある。そこで、どのよう
なテレビ受像機でも接続できるように、端子12と第2
端子の間隔を柔軟に調節できるように構成する。このよ
うな構成の一例として、図13(a)に示すように、円
筒形の筐体の上下面にそれぞれ端子12と第2端子20
を設け、筐体部の一部又は全部を屈曲可能(例えばジャ
バラ状に)な構成とすることが考えられる。このように
構成することで、図13(b)、(c)に示すように、
端子間の間隔をテレビ受像機側に適応させて接続するこ
とが可能となる。
【0098】本実施形態では、映像用と音声用にそれぞ
れ端子を設け、両端子の接続状況に応じて映像出力手段
11及び音声出力手段17の動作を自動的に制御するよ
うに構成したため、各端子をテレビ受像機に接続するだ
けで、映像と音声を同時に同期させて再生することが可
能となる。
【0099】(第7の実施の形態)図14を参照して本
発明の第7の実施の形態を説明する。本発明の第7の実
施の形態である映像音声記録再生装置7は、第6実施形
態の構成に加え、映像記録手段14、音声記録手段18
を含んで構成される。
【0100】映像記憶手段10、映像出力手段11、端
子12、音声記憶手段16、音声出力手段17の構成動
作は第6実施形態と同様である。また、映像記録手段1
4、音声記録手段18の構成動作は第4実施形態と同様
である。
【0101】制御手段13は、端子12及び第2端子2
0がともにテレビ受像機40に接続されている場合に、
端子12を介する外部信号の検出状況に基づいて、端子
12の接続先(接続状況)がビデオ信号入力端子41で
あるかビデオ信号出力端子43であるかを判定する。そ
して、ビデオ信号入力端子41であると判定した場合
は、映像出力手段11と音声出力手段17の組を動作さ
せる。一方、ビデオ信号出力端子43であると判定した
場合は、映像記録手段14と音声記録手段18の組を動
作させる。
【0102】また、制御手段13は、端子12又は第2
端子20のいずれかがテレビ受像機の端子から抜き取ら
れた場合に、各手段11、14、17、18の動作を停
止させる。
【0103】端子12、第2端子20がテレビ受像機4
0に接続されているかどうか(挿入されているかどう
か)は、第1実施形態と同様に判断すればよい。また、
端子12の接続先の判定は、第2実施形態と同様に判定
することができる。
【0104】なお、所定の閾値を越える電圧信号の検出
可否に基づき、第2端子20の接続先が音声信号入力端
子44であるか音声信号出力端子45であるかを判定
し、その判定結果に基づいて動作を制御するように構成
してもよい。ただし、端子12の接続先を判定する方
が、ビデオ信号に含まれる同期信号を判定に用いること
ができるため、精度良く判定することができる。
【0105】本実施形態では、映像用と音声用にそれぞ
れ端子を設け、両端子の接続状況に応じて各手段11、
14、17、18の動作を自動的に制御するように構成
したため、各端子をテレビ受像機に接続するだけで、映
像と音声を同時に同期させて再生/記録することが可能
となる。
【0106】なお、第6実施形態と同様に、端子間の間
隔をテレビ受像機側に適応させて接続できるように、筐
体部の一部又は全部を屈曲可能(例えばジャバラ状に)
な構成とすることが望ましい。
【0107】(第8の実施の形態)図15を参照して本
発明の第8の実施の形態を説明する。本発明の第8の実
施の形態である映像音声再生装置8は、第1実施形態の
構成に加え、音声記憶手段16、音声出力手段17、音
声スピーカ手段21を含んで構成される。
【0108】映像記憶手段10、映像出力手段11、端
子12の構成動作は第1実施形態と同様である。また、
音声記憶手段16の構成動作は第4実施形態と同様であ
る。
【0109】音声出力手段17は、制御手段13の制御
に基づき、音声記憶手段16からデジタル音声信号を読
み出し、これをFM変調等してアナログ音声信号に変換
し、音声スピーカ手段21を介して外部に出力可能に構
成されている。ここで、音声スピーカ手段21は、通常
の音声スピーカと同様の機能を備えており、例えば、設
計に応じて増幅機能を備えている。
【0110】制御手段13は、端子12とビデオ信号入
力端子41の接続状況に応じて映像出力手段11及び音
声出力手段17の動作を制御する。具体的には、端子1
2がビデオ信号入力端子41に挿入(ジャックイン)さ
れた場合に、映像出力手段11及び音声出力手段17を
同期させて動作させる。また、端子12がビデオ信号入
力端子41から抜き取られた場合に、映像出力手段11
及び音声出力手段17の動作を停止させる。このように
端子12が接続されることを映像出力手段11及び音声
出力手段17の動作開始条件としているため、映像と音
声を容易に同期させて出力することができる。
【0111】本実施形態では、音声スピーカ手段21を
設けて、端子12の接続状況に応じて映像出力手段11
及び音声出力手段17の動作を自動的に制御するように
構成したため、端子12をテレビ受像機のビデオ信号入
力端子に接続するだけで、映像と音声を同時に同期させ
て再生することが可能となる。
【0112】(その他の変形例)なお、本発明は上記の
実施形態に限定されることなく、種々に変形して適用す
ることが可能である。例えば、筐体等の形状、サイズ、
色、材質などは、上記実施形態において例示したものに
限られず、設計に応じて決定することができる。更に、
他の機能(ボールペンやキーホルダーなど)と組み合わ
せて構成するようにしてもよい。また、上記実施形態に
おいて、映像記憶手段や音声記憶手段を着脱可能なメモ
リにより構成してもよい。
【0113】また、例えば、第1実施形態、第2実施形
態、第3実施形態において、映像記憶手段10、映像出
力手段11、映像記録手段14に代えて、音声記憶手段
16、音声出力手段17、音声記録手段18を備えるよ
うに構成し、制御手段13の動作説明のうち同期信号に
関する部分を無視することで、第1〜3実施形態と同様
の効果を有する音声再生装置、音声記録再生装置を構成
することができる。
【0114】更に、本発明は、装置内部に記憶しておく
映像や音声を目的に応じて設定しておくことで、単なる
映像や音声の再生装置としてだけでなく、種々の付加的
な機能を持たせて使用することが可能である。
【0115】例えば、映像記憶手段10に予め複数の占
い結果映像(例えばラッキーナンバーなど)を記憶して
おき、映像出力手段11がランダムに選択して出力する
ように構成することで、占い装置として機能させること
ができる。
【0116】また、例えば、映像記憶手段10に予め時
刻を示す映像を記憶しておき、映像出力手段11が内部
クロックに基づき現在時刻に相当する映像を選択して出
力するように構成することで、時計装置として機能させ
ることができる。
【0117】また、例えば、本装置の筐体を所定の動物
や乗り物等をモデリングしたものとし、映像記憶手段1
0等にその動物等の情報(動物等の映像や音声、英単語
の綴りなど)を記憶しておくことで、簡易な教育ツール
として用いることも考えられる。特に、本装置は簡易か
つ手軽に再生等を行うことができるため、低年齢の子供
でも楽しむことができる。
【0118】また、本装置はノベルティとしての利用に
限られず、例えば、映像記憶手段10等に商品の取扱説
明などを記憶しておくことで、紙媒体の商品説明書、取
扱説明書の代替品/補足品などとして利用することもで
きる。
【0119】また、例えば、制御手段13において所定
のゲームプログラムを実行し、ゲームの進行結果に応じ
て所定の映像を選択して出力するように構成してもよ
い。更に、本装置に温度センサーや振動センサーを設
け、そのセンサーの値を一定期間分保持しておき、グラ
フ等の映像としてテレビ受像機等に出力するように構成
することも考えられる。
【0120】ここで、映像情報を記録する媒体として
は、VHS又はβ方式のビデオテープが一般的であり、こ
れらは市販のビデオ装置に装填することによって再生す
ることができる。その他、新方式のビデオシステムで
は、ビデオテープよりも小型の媒体を使用するものがあ
る。
【0121】ビデオテープは結構嵩張るもので、しか
も、再生時間がいくら短くても、その外形の大きさは同
じである。また、新方式のビデオシステムは、小型の媒
体を使用するものの、専用の再生装置が必要であるか
ら、他人に配布しても、その他人は所定の機材を持って
いなければ映像を見ることができない。また、既存の映
像メディアの多くは内容が固定である。課題として、多
種類のビデオ映像を、簡単に、多くの人に配布すること
が考えられる。
【0122】そこで、映像データを生成し、AV機器の映
像入力端子に対する映像信号を生成するビデオ信号生成
回路と、AV機器の映像入力端子に差し込むピンプラグ
と、ビデオ信号生成回路に電源を供給する直流電源と、
これらを支持する筐体とから成る映像出力器を考える。
また、前記ピンプラグのグランド側は、ピンプラグを抜
いた状態において絶縁され、ピンプラグを指した状態に
おいて導通する複数の端子に分割され、その一つが前記
直流電源に接続され、その別の一つが前記ビデオ信号生
成回路の電源用端子に接続された映像出力器を考える。
【0123】テレビ映像を見るために必要な最小限のセ
ットはTV装置である。現在では殆どのTVにはビデオ入力
端子が備わっており、その多くは前面にもビデオ入力端
子を備えている。そこで、ビデオ端子に繋ぐだけで映像
信号をTVに供給することが出来れば、特別な再生装置を
必要とせずに映像を配布することが可能である。
【0124】図16は、上記映像出力器について説明す
るブロック構成図である。図16において、ビデオ信号
生成回路10’は単体のマイコン・チップで成り、内部
に映像情報を記録し、電源の供給によって、その映像情
報の再生を開始する。ピンプラグ11’は、ビデオ信号
生成回路10’が出力する映像信号をAV機器に伝えるも
ので、AV機器の映像入力端子に直接差し込んで使用す
る。電池ソケット12’に装填されたボタン式の小型電
池13’は、ピンプラグ11’がAV機器の映像入力端子
に差し込まれて、ピンプラグ11’のグランド側におけ
る第一の突片16’と第二の突片17’とが電気的に接
続されることによって回路が閉じたときに、ビデオ信号
生成回路10’に直流電源を供給する。筐体14’は口
紅容器大の大きさで、これらのビデオ信号生成回路1
0’、ピンプラグ11’、電池ソケット12’を支持す
る。キャップ15’は、持ち歩くときなどにピンプラグ
11’を保護するために使用する。
【0125】図17は、上記映像出力器について説明す
る回路構成図である。図17において、ビデオ信号生成
回路10’の電源ピンは小型電池13’のプラス側に接
続され、グランドピンはピンプラグ11’のグランド側
における第一の突片16’に接続され、映像出カピンは
ピンプラグ11’に接続されている。また、ビデオ信号
生回路10’のグランドピンに接続された第1の突片1
6’は、小型電池13’のマイナス側に接続された第2
の突片17’とは絶縁されていて、図示されるようにオ
ープンな状態にある。この回路動作を説明すると、ピン
プラグ11’がAV機器の入力端子に差し込まれていると
き、第1の突片16’と第2の突片17’とが電気的に
接続されることによって回路が閉じて電源がオンにな
り、小型電池13’からビデオ信号生成回路10’に直
流電圧が供給されるので、ピンプラグ11’からは映像
信号が出力される。一方、ピンプラグ11’がAV機器の
入力端子に差し込まれていないとき、第1の突片16’
と第2の突片17’とは電気的に絶縁状態にあり回路は
開いて電源はオフになるので、ビデオ信号生成回路1
0’は映像再生を行わない。
【0126】図18は、ビデオ信号生成回路の機能ブロ
ック図である。図18において、映像デコーダ22’
は、水平カウンタ20’が出力する水平同期パルス及び
垂直カウンタ21’が出力する垂直同期パルスをデコー
ドして、n個の映像保持部にデコードした映像データを
書き込む。これらの映像データは、映像信号生成部2
4’で変換処理され、複合映像信号生成部25’におい
て水平及び垂直同期パルスと合成される。水平カウンタ
20’及び垂直カウンタ21’が出力する初期値を、電
源投入時の回路の状態に依存させれば、複合映像信号生
成部25’が出力する映像信号に、バリエーションを持
たせることが可能である。
【0127】このようにカウンタを使用して映像データ
を作り出すので、小型、軽量、安価に映像配布を実現で
き、しかも、延長コード無しで使用でき、使用時におい
て筐体14’はTVに付属された形で固定される。取り扱
いに関しても、ピンプラグ11’を差し込むと即映像が
見られ、抜けば止まるので、操作上感覚的に分かりやす
い。さらに、ピンプラグ11’の抜き指しを行えば、状
況に応じて映像を変えることもできる。
【0128】ところで、ビデオ信号生成回路は、映像デ
コーダに依らずVRAMを用いて構成することも可能であ
る。図19は、その一例を示すビデオ信号生成回路の機
能ブロツク図である。図19において、VRAMアドレス生
成部32’は、水平カウンタ30’が出力する水平同期
パルス及び垂直カウンタ31’が出力する垂直同期パル
スによりアドレスを生成し、VRAM33’のアドレスを指
定する。そのアドレスから読み出される映像データは、
映像信号生成部34’で変換処理され、複合映像信号生
成部35’において水平及ぴ垂直同期パルスと合成され
る。VRAMアドレス生成部32’がカウンタ30’、3
1’出力に基づいて生成する初期アドレスを、電源の供
給を受けた時の回路の状態に依存させれば複合映像信号
生成部35’が出力する映像信号を、電源が投入される
ごとに変えることが可能である。
【0129】これにより、AV機器の映像入力端子にピン
プラグを差し込むだけで映像が見られるので、簡単に、
安価に、かつ、多くの人にビデオ映像を配布することが
できる。
【0130】
【発明の効果】本発明は、端子の接続状況に応じて各手
段の動作を制御する構成を備えることで、簡易な操作
性、携帯性、低コスト性を満たし、手軽かつ簡易に映像
や音声を再生/記録することができる装置を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態である映像再生装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】 第1実施形態の制御手段の構成を説明するた
めの図である。
【図3】 標準的なビデオ信号入力端子2の構成を説明
するための図である。
【図4】 第1実施形態の映像再生装置の等価回路の一
例を示す図である。
【図5】 第1実施形態の映像再生装置の一例を示す図
である。
【図6】 第1実施形態の映像再生装置の一例を示す図
である。
【図7】 本発明の第2の実施形態である映像記録再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 本発明の第3の実施形態である映像記録再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図9】 第3実施形態の映像記録再生装置の一例を示
す図である。
【図10】 本発明の第4の実施形態である映像音声記
録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図11】 本発明の第5の実施形態である映像音声記
録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図12】 本発明の第6の実施形態である映像音声再
生装置の構成を示すブロック図である。
【図13】 第6実施形態の映像音声再生装置の一例を
示す図である。
【図14】 本発明の第7の実施形態である映像音声記
録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図15】 本発明の第8の実施形態である映像音声再
生装置の構成を示すブロック図である。
【図16】 映像出力器について説明するブロック構成
図である。
【図17】 映像出力器について説明する回路構成図で
ある。
【図18】 ビデオ信号生成回路の機能ブロック図であ
る。
【図19】 別例のビデオ信号生成回路の機能ブロック
図である。
【符号の説明】
1 映像再生装置 2、3 映像記録再生装置 6,11 映像音声再生装置 4、5、7 映像音声記録再生装置 10 映像記憶手段 11 映像出力手段 12 端子 13 制御手段 14 映像記録手段 15 データ転送端子 16 音声記憶手段 17 音声出力手段 18 音声記録手段 19 優先情報記憶手段 20 第2端子 21 音声スピーカ手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 GA03 GA07 GB06 GB07 GB09 GC00 GC01 GD09 GE06 5C053 FA27 GB11 GB37 HA33 JA01 JA26 KA04 KA05 KA08 KA26 LA06

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子を介する外部信号の検出状況に基づ
    いて前記端子の接続先を判定することを特徴とする信号
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記接続先は、ビデオ信号出力端子、音
    声信号出力端子、ビデオ信号入力端子又は音声信号入力
    端子、の3つのうちいずれかであることを特徴とする請
    求項1記載の信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記端子を介する信号として所定の閾値
    を越える電圧信号を検出した場合に、前記端子の接続先
    をビデオ信号出力端子又は音声信号出力端子と判定する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の信号処理装置。
  4. 【請求項4】 前記端子を介する信号として所定の閾値
    を越える電圧信号を検出しない場合に、前記端子の接続
    先をビデオ信号入力端子又は音声信号入力端子と判定す
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載の信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記端子を介する信号として所定の同期
    信号を検出した場合に、前記端子の接続先をビデオ信号
    出力端子と判定することを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれか1項に記載の信号処理装置。
  6. 【請求項6】 前記端子を介する信号として所定の同期
    信号を検出しない場合に、前記端子の接続先を音声信号
    出力端子と判定することを特徴とする請求項1乃至5の
    いずれか1項に記載の信号処理装置。
  7. 【請求項7】 外部の装置に接続するための端子と、 デジタルビデオ信号を記憶する映像記憶手段と、 前記映像記憶手段に記憶されるデジタルビデオ信号をア
    ナログビデオ信号に変換し、前記端子を介して外部の装
    置に出力する映像出力手段と、 前記端子の接続状況に応じて前記映像出力手段の動作を
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とする信号処理
    装置。
  8. 【請求項8】前記映像記憶手段は複数種類のデジタルビ
    デオ信号を記憶しており、 前記映像出力手段は、前記複数種類のデジタルビデオ信
    号の1つを選択して、アナログビデオ信号に変換するこ
    とを特徴とする請求項7記載の信号処理装置。
  9. 【請求項9】前記映像記憶手段は出力回数パラメータを
    記憶しており、 前記映像出力手段は、前記出力回数パレメータに基づ
    き、変換及び出力を所定回数繰り返して行うことを特徴
    とする請求項7又は8記載の信号処理装置。
  10. 【請求項10】 更に、前記端子を介して入力されるア
    ナログビデオ信号をデジタルビデオ信号に変換し、前記
    映像記憶手段に記憶する映像記録手段とを備え、 前記制御手段は、前記端子が外部の装置に接続されてい
    る場合に、前記端子を介する外部信号の検出状況に基づ
    いて前記端子の接続先を判定し、その判定結果に基づい
    て、前記映像出力手段又は前記映像記録手段のいずれか
    一つを動作させることを特徴とする請求項7乃至9のい
    ずれか1項に記載の信号処理装置。
  11. 【請求項11】 更に、信号処理装置間のデータ転送に
    用いるデータ転送端子とを備え、 前記制御手段は、前記端子又は前記データ転送端子を介
    する外部信号の検出状況に基づいてデータ転送の可否を
    判定し、データ転送可能と判定した場合に、 前記映像記憶手段に記憶されるデジタルビデオ信号を前
    記端子を介して出力し、又は前記データ転送端子を介し
    て入力される信号を前記映像記憶手段に記憶することを
    特徴とする請求項10記載の信号処理装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、 前記端子を介する信号として所定の閾値を越える電圧信
    号を検出した場合、又は前記端子を介する信号として所
    定の同期信号を検出した場合に、前記端子の接続先をビ
    デオ信号出力端子と判定し、前記映像記録手段を動作さ
    せ、 前記端子を介する信号として所定の閾値を越える電圧信
    号を検出しない場合、前記端子の接続先をビデオ信号入
    力端子と判定し、前記映像出力手段を動作させることを
    特徴とする請求項10記載の信号処理装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、 前記データ転送端子が他の装置に接続されているかどう
    かを判定し、接続されていると判定した場合に確認信号
    を前記データ転送端子を介して前記他の装置に出力し、 前記確認信号を出力した後に前記データ転送端子を介す
    る信号として応答信号を検出した場合、データ受信可能
    であると判定して、前記データ転送端子を介して入力さ
    れる信号を前記映像記憶手段に記憶し、 前記端子を介する信号として前記確認信号を検出した場
    合、データ送信可能であると判定して、前記応答信号を
    出力した後、前記映像記憶手段に記憶されるデジタルビ
    デオ信号を前記端子を介して出力し、 前記端子を介する信号として前記確認信号を検出せずに
    所定の閾値を越える電圧信号を検出した場合、又は前記
    端子を介する信号として前記確認信号を検出せずに所定
    の同期信号を検出した場合に、前記端子の接続先をビデ
    オ信号出力端子と判定し、前記映像記録手段を動作さ
    せ、 前記端子を介する信号として前記確認信号又は所定の閾
    値を越える電圧信号のいずれも検出しない場合、前記端
    子の接続先をビデオ信号入力端子と判定し、前記映像出
    力手段を動作させることを特徴とする請求項11記載の
    信号処理装置。
  14. 【請求項14】 更に、前記端子を介して入力されるア
    ナログビデオ信号をデジタルビデオ信号に変換し、前記
    映像記憶手段に記憶する映像記録手段と、 デジタル音声信号を記憶する音声記憶手段と、 前記音声記憶手段に記憶されるデジタル音声信号をアナ
    ログ音声信号に変換し、前記端子を介して外部の装置に
    出力する音声出力手段と、 前記端子を介して入力されるアナログ音声信号をデジタ
    ル音声信号に変換し、前記音声記憶手段に記憶する音声
    記録手段と、 映像と音声のいずれを優先させるかを示す情報(以下、
    「優先情報」と呼ぶ。)を記憶する優先情報記憶手段と
    を備え、 前記制御手段は、前記端子が外部の装置に接続されてい
    る場合に、前記端子を介する外部信号の検出状況に基づ
    いて前記端子の接続先を判定し、その判定結果及び前記
    優先情報記憶手段に記憶する優先情報に基づいて、前記
    映像出力手段、前記映像記録手段、前記音声出力手段、
    前記音声記録手段のいずれか一つを動作させることを特
    徴とする請求項7乃至9のいずれか1項に記載の信号処
    理装置。
  15. 【請求項15】 更に、信号処理装置間のデータ転送に
    用いるデータ転送端子を備え、 前記制御手段は、前記端子又は前記データ転送端子を介
    する外部信号の検出状況に基づいてデータ転送の可否を
    判定し、データ転送可能と判定した場合に、 前記映像記憶手段又は前記音声記憶手段に記憶される信
    号を前記端子を介して出力し、又は前記データ転送端子
    を介して入力される信号を前記映像記憶手段又は音声記
    憶手段に記憶することを特徴とする請求項14記載の信
    号処理装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、 前記端子を介する信号として所定の閾値を越える電圧信
    号を検出し、かつ前記電圧信号が所定の同期信号を含む
    場合に、前記端子の接続先をビデオ信号出力端子と判定
    し、前記映像記録手段を動作させ、映像を優先させるこ
    とを示す優先情報を前記優先情報記憶手段に記録し、 前記端子を介する信号として所定の閾値を越える電圧信
    号を検出し、かつ前記電圧信号が所定の同期信号を含ま
    ない場合に、前記端子の接続先を音声信号出力端子と判
    定し、前記音声記録手段を動作させ、音声を優先させる
    ことを示す優先情報を前記優先情報記憶手段に記録し、 前記端子を介する信号として所定の閾値を越える電圧信
    号を検出せず、かつ前記優先情報記憶手段に記憶する優
    先情報が映像を優先させることを示す場合に、前記端子
    の接続先をビデオ信号入力端子と判定し、前記映像出力
    手段を動作させ、 前記端子を介する信号として所定の閾値を越える電圧信
    号を検出せず、かつ前記優先情報記憶手段に記憶する優
    先情報が音声を優先させることを示す場合に、前記端子
    の接続先を音声信号入力端子と判定し、前記音声出力手
    段を動作させることを特徴とする請求項14記載の信号
    処理装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、 前記データ転送端子が他の装置に接続されているかどう
    かを判定し、接続されていると判定した場合に確認信号
    を前記データ転送端子を介して前記他の装置に出力し、 前記確認信号を出力した後に前記データ転送端子を介す
    る信号として優先情報を含む応答信号を検出した場合、
    データ受信可能であると判定し、前記優先情報を含む応
    答信号に基づいて映像記憶手段又は音声記憶手段を選択
    して、前記データ転送端子を介して入力される信号を前
    記選択した記憶手段に記憶し、 前記端子を介する信号として前記確認信号を検出した場
    合、データ送信可能であると判定し、前記優先情報記憶
    手段19から優先情報を読み出し、前記読み出した優先
    情報を含む応答信号を出力した後、前記映像記憶手段に
    記憶されるデジタルビデオ信号を前記端子を介して出力
    し、 前記端子を介する信号として前記確認信号を検出せずに
    所定の閾値を越える電圧信号を検出し、かつ前記電圧信
    号が所定の同期信号を含む場合に、前記端子の接続先を
    ビデオ信号出力端子と判定し、前記映像記録手段を動作
    させ、映像を優先させることを示す優先情報を前記優先
    情報記憶手段に記録し、 前記端子を介する信号として前記確認信号を検出せずに
    所定の閾値を越える電圧信号を検出し、かつ前記電圧信
    号が所定の同期信号を含まない場合に、前記端子の接続
    先を音声信号出力端子と判定し、前記音声記録手段を動
    作させ、音声を優先させることを示す優先情報を前記優
    先情報記憶手段に記録し、 前記端子を介する信号として前記確認信号又は所定の閾
    値を越える電圧信号のいずれも検出せず、かつ前記優先
    情報記憶手段に記憶する優先情報が映像を優先させるこ
    とを示す場合に、前記端子の接続先をビデオ信号入力端
    子と判定し、前記映像出力手段を動作させ、 前記端子を介する信号として前記確認信号又は所定の閾
    値を越える電圧信号のいずれも検出せず、かつ前記優先
    情報記憶手段に記憶する優先情報が音声を優先させるこ
    とを示す場合に、前記端子の接続先を音声信号入力端子
    と判定し、前記音声出力手段を動作させることを特徴と
    する請求項15記載の信号処理装置。
  18. 【請求項18】 更に、外部の装置に接続するための第
    2端子と、 デジタル音声信号を記憶する音声記憶手段と、 前記音声記憶手段に記憶されるデジタル音声信号をアナ
    ログ音声信号に変換し、前記第2端子を介して外部の装
    置に出力する音声出力手段とを備え、 前記制御手段は、前記端子及び前記第2端子が外部の装
    置に接続されている場合に、前記端子と外部の装置の接
    続状況、及び前記第2端子と外部の装置の接続状況に応
    じて、前記映像出力手段及び前記音声出力手段の動作を
    制御することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1
    項に記載の信号処理装置。
  19. 【請求項19】 更に、前記端子を介して入力されるア
    ナログビデオ信号をデジタルビデオ信号に変換し、前記
    映像記憶手段に記憶する映像記録手段と、 前記第2端子を介して入力されるアナログ音声信号をデ
    ジタル音声信号に変換し、前記音声記憶手段に記憶する
    音声記録手段とを備え、 前記制御手段は、前記端子(又は前記第2端子)を介す
    る外部信号の検出状況に基づいて前記端子(又は前記第
    2端子)の接続先を判定し、その判定結果に基づいて、
    前記映像出力手段及び前記音声出力手段の組、又は前記
    映像記録手段及び前記音声記録手段の組のいずれか一つ
    の組を動作させることを特徴とする請求項18記載の信
    号処理装置。
  20. 【請求項20】 前記制御手段は、 前記端子を介する信号として所定の閾値を越える電圧信
    号を検出した場合、又は前記端子を介する信号として所
    定の同期信号を検出した場合に、前記端子の接続先をビ
    デオ信号出力端子と判定し、前記映像記録手段及び前記
    音声記録手段の組を動作させ、 前記端子を介する信号として所定の閾値を越える電圧信
    号を検出しない場合、前記端子の接続先をビデオ信号入
    力端子と判定し、前記映像出力手段及び前記音声出力手
    段の組を動作させることを特徴とする請求項19記載の
    信号処理装置。
  21. 【請求項21】 更に、アナログ音声信号を音声として
    出力するスピーカ手段と、 デジタル音声信号を記憶する音声記憶手段と、 前記音声記憶手段に記憶されるデジタル音声信号をアナ
    ログ音声信号に変換し、前記スピーカ手段に出力する音
    声出力手段とを備え、 前記制御手段は、前記端子が外部の装置に接続されてい
    る場合に、前記端子と外部の装置の接続状況に応じて、
    前記映像出力手段及び前記音声出力手段の動作を制御す
    ることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか1に記載
    の信号処理装置。
  22. 【請求項22】 外部の装置に接続するための端子と、 デジタル音声信号を記憶する音声記憶手段と、 前記音声記憶手段に記憶されるデジタル音声信号をアナ
    ログ音声信号に変換し、前記端子を介して外部の装置に
    出力する音声出力手段と、 前記端子と外部の装置の接続状況に応じて前記音声出力
    手段の動作を制御する制御手段とを備えたことを特徴と
    する信号処理装置。
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JP2008264521A (ja) * 2007-03-23 2008-11-06 Hoya Corp 内視鏡装置の画像処理プロセッサ
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