JP2002050980A - 高周波スイッチおよびそれを用いた無線通信機 - Google Patents
高周波スイッチおよびそれを用いた無線通信機Info
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- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/38—Transceivers, i.e. devices in which transmitter and receiver form a structural unit and in which at least one part is used for functions of transmitting and receiving
- H04B1/40—Circuits
- H04B1/44—Transmit/receive switching
- H04B1/48—Transmit/receive switching in circuits for connecting transmitter and receiver to a common transmission path, e.g. by energy of transmitter
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- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K17/00—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
- H03K17/51—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used
- H03K17/74—Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the components used by the use, as active elements, of diodes
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- Signal Processing (AREA)
- Transceivers (AREA)
- Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、送信側で特に問題になる出力アン
プの高調波成分の除去と、受信側の経路における損失を
低減しつつ、受信帯域外の不要信号を効率よく除去する
ことのできる高周波スイッチを実現することを目的とす
る。 【解決手段】 送信ポートにシリーズに第1のダイオー
ドが接続され、第1のダイオードとアンテナポートの間
に送信帯域と受信帯域を通過帯域とする低域通過フィル
タを具備し、受信ポートとグランド間に第2のダイオー
ドが接続され、第1のダイオードと受信ポートの間に、
受信帯域を通過帯域とし、且つ、第2のダイオードに電
流を流したときに送信帯域において第1のダイオードか
ら受信ポート側をみたときのインピーダンスがほぼ開放
となるべく移相機能を有する。
プの高調波成分の除去と、受信側の経路における損失を
低減しつつ、受信帯域外の不要信号を効率よく除去する
ことのできる高周波スイッチを実現することを目的とす
る。 【解決手段】 送信ポートにシリーズに第1のダイオー
ドが接続され、第1のダイオードとアンテナポートの間
に送信帯域と受信帯域を通過帯域とする低域通過フィル
タを具備し、受信ポートとグランド間に第2のダイオー
ドが接続され、第1のダイオードと受信ポートの間に、
受信帯域を通過帯域とし、且つ、第2のダイオードに電
流を流したときに送信帯域において第1のダイオードか
ら受信ポート側をみたときのインピーダンスがほぼ開放
となるべく移相機能を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信機器にお
ける送受切替えのアンテナ共用器部に用いることのでき
る高周波スイッチおよびそれを用いた無線通信機に関す
るものである。
ける送受切替えのアンテナ共用器部に用いることのでき
る高周波スイッチおよびそれを用いた無線通信機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】時分割で送受信を行うシステムにおいて
は、スイッチを用いてアンテナ共用器を構成する場合が
主流で、また、時分割で通信するシステムは日本のPH
S(Personal Handy-phone System)や車のキーレスエ
ントリなど多くのものがある。スイッチを用いたアンテ
ナ共用器周辺の従来の回路構成を図2に示す。図2にお
いて、101は送信端子、102はアンテナ端子、10
3は受信端子、104は制御端子、105は送信用のパ
ワーアンプ、106から108はコンデンサ、109は
インダクタ、110は電流制御用の抵抗、111はバイ
パスコンデンサ、112は高周波信号を遮断するチョー
クコイル、113および115はダイオード、114は
送信周波数におけるλ/4伝送線路(λは波長)、11
6はSAWフィルタなどのバンドパスフィルタ、117
は受信信号を増幅する低雑音アンプ(LNA)、118
は中間周波数へ周波数変換するミキサである。
は、スイッチを用いてアンテナ共用器を構成する場合が
主流で、また、時分割で通信するシステムは日本のPH
S(Personal Handy-phone System)や車のキーレスエ
ントリなど多くのものがある。スイッチを用いたアンテ
ナ共用器周辺の従来の回路構成を図2に示す。図2にお
いて、101は送信端子、102はアンテナ端子、10
3は受信端子、104は制御端子、105は送信用のパ
ワーアンプ、106から108はコンデンサ、109は
インダクタ、110は電流制御用の抵抗、111はバイ
パスコンデンサ、112は高周波信号を遮断するチョー
クコイル、113および115はダイオード、114は
送信周波数におけるλ/4伝送線路(λは波長)、11
6はSAWフィルタなどのバンドパスフィルタ、117
は受信信号を増幅する低雑音アンプ(LNA)、118
は中間周波数へ周波数変換するミキサである。
【0003】本構成において、コンデンサ106から1
08とインダクタ109は低域通過フィルタとなり、特
にコンデンサ108とインダクタ109の並列回路は送
信信号の概2倍の周波数で共振させて、パワーアンプ1
05の高調波成分を除去するために設けられている。さ
らに、ダイオード113と115およびλ/4伝送線路
114は、制御端子104から電流を流すとアンテナ端
子102を送信端子101と接続させ、電流を遮断する
とアンテナ端子102を受信端子103と接続させるス
イッチとして動作する。
08とインダクタ109は低域通過フィルタとなり、特
にコンデンサ108とインダクタ109の並列回路は送
信信号の概2倍の周波数で共振させて、パワーアンプ1
05の高調波成分を除去するために設けられている。さ
らに、ダイオード113と115およびλ/4伝送線路
114は、制御端子104から電流を流すとアンテナ端
子102を送信端子101と接続させ、電流を遮断する
とアンテナ端子102を受信端子103と接続させるス
イッチとして動作する。
【0004】また、帯域外の不要信号を取り除いてLN
A117の歪みを防止する目的とミキサ118で生成す
る中間周波数成分の雑音となるイメージ周波数成分を除
去する目的でバンドパスフィルタ116が挿入されてい
る。イメージ除去には特性上、SAWフィルタが用いら
れることが多い。
A117の歪みを防止する目的とミキサ118で生成す
る中間周波数成分の雑音となるイメージ周波数成分を除
去する目的でバンドパスフィルタ116が挿入されてい
る。イメージ除去には特性上、SAWフィルタが用いら
れることが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成においては、特に受信経路において、LNA117
に受信信号が入るまでにλ/4伝送線路114およびバ
ンドパスフィルタ116があるために、これらの挿入損
失による感度劣化が避けられない。具体的な数字を示す
と、λ/4伝送線路114およびSAWを用いたときの
バンドパスフィルタ116の挿入損失は、無線回路内で
実質的に構成できるものを想定した場合、それぞれ約
0.5dB、3.5dB程度あり、トータルで4.0d
B程度にも達する。
構成においては、特に受信経路において、LNA117
に受信信号が入るまでにλ/4伝送線路114およびバ
ンドパスフィルタ116があるために、これらの挿入損
失による感度劣化が避けられない。具体的な数字を示す
と、λ/4伝送線路114およびSAWを用いたときの
バンドパスフィルタ116の挿入損失は、無線回路内で
実質的に構成できるものを想定した場合、それぞれ約
0.5dB、3.5dB程度あり、トータルで4.0d
B程度にも達する。
【0006】従って、より感度を向上させるためには、
特にLNA入力前のアンテナからの受信経路における挿
入損失の低減が必須であり、言い換えると受信機として
の性能向上のためのキーポイントであった。
特にLNA入力前のアンテナからの受信経路における挿
入損失の低減が必須であり、言い換えると受信機として
の性能向上のためのキーポイントであった。
【0007】
【課題を解決するための手段】そしてこの課題を解決す
るために本発明は、アンテナポートと、送信ポートと受
信ポートを有し、前記送信ポートにシリーズに第1のダ
イオードが接続され、前記第1のダイオードと前記アン
テナポートの間に送信帯域と受信帯域を通過帯域とする
低域通過フィルタを具備し、前記受信ポートとグランド
間に第2のダイオードが接続され、前記第1のダイオー
ドと前記受信ポートの間に、受信帯域を通過帯域とし、
且つ、前記第2のダイオードに電流を流したときに送信
帯域において前記第1のダイオードから前記受信ポート
側をみたときのインピーダンスがほぼ開放となるべく移
相機能を有する高域通過フィルタを具備したことを特徴
とするものであり、これにより所期の目的を達成するも
のである。
るために本発明は、アンテナポートと、送信ポートと受
信ポートを有し、前記送信ポートにシリーズに第1のダ
イオードが接続され、前記第1のダイオードと前記アン
テナポートの間に送信帯域と受信帯域を通過帯域とする
低域通過フィルタを具備し、前記受信ポートとグランド
間に第2のダイオードが接続され、前記第1のダイオー
ドと前記受信ポートの間に、受信帯域を通過帯域とし、
且つ、前記第2のダイオードに電流を流したときに送信
帯域において前記第1のダイオードから前記受信ポート
側をみたときのインピーダンスがほぼ開放となるべく移
相機能を有する高域通過フィルタを具備したことを特徴
とするものであり、これにより所期の目的を達成するも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の高周波
スイッチは、アンテナポートと、送信ポートと受信ポー
トを有し、前記送信ポートにシリーズに第1のダイオー
ドが接続され、前記第1のダイオードと前記アンテナポ
ートの間に送信帯域と受信帯域を通過帯域とする低域通
過フィルタを具備し、前記受信ポートとグランド間に第
2のダイオードが接続され、前記第1のダイオードと前
記受信ポートの間に、受信帯域を通過帯域とし、且つ、
前記第2のダイオードに電流を流したときに送信帯域に
おいて前記第1のダイオードから前記受信ポート側をみ
たときのインピーダンスがほぼ開放となるべく移相機能
を有する高域通過フィルタを具備したことを特徴とする
ものである。
スイッチは、アンテナポートと、送信ポートと受信ポー
トを有し、前記送信ポートにシリーズに第1のダイオー
ドが接続され、前記第1のダイオードと前記アンテナポ
ートの間に送信帯域と受信帯域を通過帯域とする低域通
過フィルタを具備し、前記受信ポートとグランド間に第
2のダイオードが接続され、前記第1のダイオードと前
記受信ポートの間に、受信帯域を通過帯域とし、且つ、
前記第2のダイオードに電流を流したときに送信帯域に
おいて前記第1のダイオードから前記受信ポート側をみ
たときのインピーダンスがほぼ開放となるべく移相機能
を有する高域通過フィルタを具備したことを特徴とする
ものである。
【0009】上記の構成とすることにより、送信側で特
に問題になる出力アンプの高調波成分の除去と、受信側
の経路における損失を低減しつつ、受信帯域外の不要信
号を効率よく除去する機能を持たせることができるた
め、より優れた無線特性を具現化する高周波スイッチと
することができる。
に問題になる出力アンプの高調波成分の除去と、受信側
の経路における損失を低減しつつ、受信帯域外の不要信
号を効率よく除去する機能を持たせることができるた
め、より優れた無線特性を具現化する高周波スイッチと
することができる。
【0010】本発明の請求項2に記載の高周波スイッチ
は、低域通過フィルタおよび高域通過フィルタをインダ
クタとコンデンサで構成するディスクリートチップ部品
で構成したことを特徴とする請求項1記載の高周波スイ
ッチである。
は、低域通過フィルタおよび高域通過フィルタをインダ
クタとコンデンサで構成するディスクリートチップ部品
で構成したことを特徴とする請求項1記載の高周波スイ
ッチである。
【0011】上記の構成とすることにより、基板上でモ
ジュールとして構成することができ、また、製造上でも
素子の変更が極めて容易な高周波スイッチとすることが
できる。
ジュールとして構成することができ、また、製造上でも
素子の変更が極めて容易な高周波スイッチとすることが
できる。
【0012】本発明の請求項3に記載の高周波スイッチ
は、低域通過フィルタおよび高域通過フィルタを誘電体
基板中に構成されるインダクタとコンデンサパターンで
構成したことを特徴とする請求項1記載の高周波スイッ
チである。
は、低域通過フィルタおよび高域通過フィルタを誘電体
基板中に構成されるインダクタとコンデンサパターンで
構成したことを特徴とする請求項1記載の高周波スイッ
チである。
【0013】上記の構成とすることにより、たとえば低
温焼結セラミックス(Low Temperature Co-fired Ceram
ics;LTCC)基板を用いて、積層構造の中に回路を集積
化することができ、さらに内層電極材に導体損の小さい
銀や銅を用いることで、より小型低背で損失の小さい高
周波スイッチとすることができる。
温焼結セラミックス(Low Temperature Co-fired Ceram
ics;LTCC)基板を用いて、積層構造の中に回路を集積
化することができ、さらに内層電極材に導体損の小さい
銀や銅を用いることで、より小型低背で損失の小さい高
周波スイッチとすることができる。
【0014】本発明の請求項4に記載の高周波スイッチ
は、低域通過フィルタとして、送信周波数の概2倍の周
波数において有極特性を持つことを特徴とする請求項2
もしくは3に記載の高周波スイッチである。
は、低域通過フィルタとして、送信周波数の概2倍の周
波数において有極特性を持つことを特徴とする請求項2
もしくは3に記載の高周波スイッチである。
【0015】上記の構成とすることにより、送信アンプ
からの不要信号として特に問題になる2倍高調波を少な
い素子数で効率良く除去することができ、小型高性能な
高周波スイッチとすることができる。
からの不要信号として特に問題になる2倍高調波を少な
い素子数で効率良く除去することができ、小型高性能な
高周波スイッチとすることができる。
【0016】本発明の請求項5に記載の高周波スイッチ
は、アンテナポートと受信ポート間に高インピーダンス
のインダクタを接続し、直流的に第1のダイオードと第
2のダイオードを接続したことを特徴とする請求項1に
記載の高周波スイッチである。
は、アンテナポートと受信ポート間に高インピーダンス
のインダクタを接続し、直流的に第1のダイオードと第
2のダイオードを接続したことを特徴とする請求項1に
記載の高周波スイッチである。
【0017】上記の構成とすることにより、第1のダイ
オードと第2のダイオードが直流的に接続されているた
め、それぞれのダイオードに制御端子を設ける必要がな
いため、より小型化のできる高周波スイッチとすること
ができる。
オードと第2のダイオードが直流的に接続されているた
め、それぞれのダイオードに制御端子を設ける必要がな
いため、より小型化のできる高周波スイッチとすること
ができる。
【0018】本発明の請求項6に記載の高周波スイッチ
は、高域通過フィルタをシリーズに第1のコンデンサ、
グランド間に並列にインダクタ、シリーズに第2のコン
デンサを接続したT型の回路構成としたことを特徴とす
る請求項2もしくは3に記載の高周波スイッチである。
は、高域通過フィルタをシリーズに第1のコンデンサ、
グランド間に並列にインダクタ、シリーズに第2のコン
デンサを接続したT型の回路構成としたことを特徴とす
る請求項2もしくは3に記載の高周波スイッチである。
【0019】上記の構成とすることにより、L−C−L
とπ型に接続した場合、ダイオードと並列にLが接続さ
れるため、ダイオードスイッチングのための直流制御電
流がLに流入するために生じる制御不能の不具合を回避
することのできた高周波スイッチとすることができる。
とπ型に接続した場合、ダイオードと並列にLが接続さ
れるため、ダイオードスイッチングのための直流制御電
流がLに流入するために生じる制御不能の不具合を回避
することのできた高周波スイッチとすることができる。
【0020】本発明の請求項7に記載の高周波スイッチ
は、高域通過フィルタに有極特性を持たせたことを特徴
とする請求項1記載の高周波スイッチである。
は、高域通過フィルタに有極特性を持たせたことを特徴
とする請求項1記載の高周波スイッチである。
【0021】上記の構成とすることにより、たとえば受
信側の後ろに接続されるミキサでのイメージ周波数に有
極特性を持たせることにより、受信回路全体としての部
品削減や小型化が可能となる高周波スイッチとすること
ができる。
信側の後ろに接続されるミキサでのイメージ周波数に有
極特性を持たせることにより、受信回路全体としての部
品削減や小型化が可能となる高周波スイッチとすること
ができる。
【0022】本発明の請求項8に記載の高周波スイッチ
は、請求項1から7のいずれかに記載の高周波スイッチ
を用いたことを特徴とする無線通信機である。
は、請求項1から7のいずれかに記載の高周波スイッチ
を用いたことを特徴とする無線通信機である。
【0023】上記の構成とすることにより、無線通信機
器全体として、回路構成の縮小や、部品点数の低減、小
型化、低コスト化が可能となる無線通信機器とすること
ができる。
器全体として、回路構成の縮小や、部品点数の低減、小
型化、低コスト化が可能となる無線通信機器とすること
ができる。
【0024】以下、本発明の一実施の形態について図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【0025】図1は、本実施の形態における高周波スイ
ッチであり、1は送信端子、2はアンテナ端子、3は受
信端子、4は制御端子、5は送信アンプ、6は電流制御
抵抗、8、13、16、18はインダクタ素子、7、1
0、11、12、14、15、17、20はコンデンサ
素子、9、19はダイオード、21はLNA、22はS
AWフィルタ、23はミキサである。
ッチであり、1は送信端子、2はアンテナ端子、3は受
信端子、4は制御端子、5は送信アンプ、6は電流制御
抵抗、8、13、16、18はインダクタ素子、7、1
0、11、12、14、15、17、20はコンデンサ
素子、9、19はダイオード、21はLNA、22はS
AWフィルタ、23はミキサである。
【0026】制御端子4にプラスの電圧を印加すると、
電流制御抵抗6で決められる電流がダイオード9、イン
ダクタ18およびダイオード19に流れ、ダイオード9
および19がONする。ここで、インダクタ18は高周
波的にインピーダンスが十分に大きな値、たとえば90
0MHzでは100nH程度以上となっている。また、
コンデンサ15、17およびインダクタ16で構成され
るT型回路は、系のインピーダンス(通常50Ω)で整
合が取れ、且つHPFタイプの移相回路になっており、
ダイオード19がONの状態でAから右側をみたインピ
ーダンスが開放となるように定数設定がなされている。
電流制御抵抗6で決められる電流がダイオード9、イン
ダクタ18およびダイオード19に流れ、ダイオード9
および19がONする。ここで、インダクタ18は高周
波的にインピーダンスが十分に大きな値、たとえば90
0MHzでは100nH程度以上となっている。また、
コンデンサ15、17およびインダクタ16で構成され
るT型回路は、系のインピーダンス(通常50Ω)で整
合が取れ、且つHPFタイプの移相回路になっており、
ダイオード19がONの状態でAから右側をみたインピ
ーダンスが開放となるように定数設定がなされている。
【0027】従って、ダイオードがON状態で、送信端
子1とアンテナ端子2が接続され、ダイオードOFF時
にはアンテナ端子2と受信端子3とが接続されるという
高周波スイッチ回路として動作するものである。またコ
ンデンサ14および20はDCカット用の素子である。
コンデンサ7はバイパスコンデンサ、インダクタ8はチ
ョーク素子である。
子1とアンテナ端子2が接続され、ダイオードOFF時
にはアンテナ端子2と受信端子3とが接続されるという
高周波スイッチ回路として動作するものである。またコ
ンデンサ14および20はDCカット用の素子である。
コンデンサ7はバイパスコンデンサ、インダクタ8はチ
ョーク素子である。
【0028】さらに、コンデンサ10、11、12およ
びインダクタ13はノッチ付π型LPFとして動作して
いる。ノッチ特性は、インダクタ13とコンデンサ10
の並列回路で導入される。ここで、送信アンプ5から
は、特に2倍の高調波歪みの成分が無線システムとして
問題となるため、ノッチの周波数を送信周波数の概2倍
の周波数に設定することで、より高性能な無線回路とす
ることが可能となる。
びインダクタ13はノッチ付π型LPFとして動作して
いる。ノッチ特性は、インダクタ13とコンデンサ10
の並列回路で導入される。ここで、送信アンプ5から
は、特に2倍の高調波歪みの成分が無線システムとして
問題となるため、ノッチの周波数を送信周波数の概2倍
の周波数に設定することで、より高性能な無線回路とす
ることが可能となる。
【0029】上記のような構成とすることにより、送信
端子1からアンテナ端子2へのパスについては、コンデ
ンサ10、11、12およびインダクタ13で構成され
るノッチ付LPFにより、効率よく不要な信号成分を除
去することが出来、一方で、アンテナ端子2から受信端
子3へのパスについては、コンデンサ10、11、12
およびインダクタ13で構成されるノッチ付LPFと、
コンデンサ15、17およびインダクタ16で構成され
るHPFにより、等価的にBPFを具備した構成とな
る。
端子1からアンテナ端子2へのパスについては、コンデ
ンサ10、11、12およびインダクタ13で構成され
るノッチ付LPFにより、効率よく不要な信号成分を除
去することが出来、一方で、アンテナ端子2から受信端
子3へのパスについては、コンデンサ10、11、12
およびインダクタ13で構成されるノッチ付LPFと、
コンデンサ15、17およびインダクタ16で構成され
るHPFにより、等価的にBPFを具備した構成とな
る。
【0030】通常、不要な大きな信号がアンテナから直
接LNA21に入力されると、LNA21が歪んでしま
い、安定した通信が維持できなくなるため、アンテナと
LNA21の間にBPFを挿入するのが一般的である。
本発明における構成では、LNA21の前段に必要とな
るBPFを、上記したように、送信の高調波除去用のL
PFと、移相回路で構成されるHPFを組合せて構成す
ることにより、低損失化(受信感度の向上)とともに小
型化、低コスト化に対応したものとしたことを最大の特
徴としたものである。
接LNA21に入力されると、LNA21が歪んでしま
い、安定した通信が維持できなくなるため、アンテナと
LNA21の間にBPFを挿入するのが一般的である。
本発明における構成では、LNA21の前段に必要とな
るBPFを、上記したように、送信の高調波除去用のL
PFと、移相回路で構成されるHPFを組合せて構成す
ることにより、低損失化(受信感度の向上)とともに小
型化、低コスト化に対応したものとしたことを最大の特
徴としたものである。
【0031】さらに、ミキサ23で問題となるイメージ
周波数成分の除去については、LNA21の後段に接続
されたSAWフィルタ22で行うことが可能であるが、
コンデンサ15もしくは17に並列に新たにインダクタ
を接続するか、インダクタ16と直列に新たにコンデン
サを接続してノッチ付のHPF構成とすることにより、
そのノッチ特性により、イメージ周波数をより大きく除
去する構成とすることも可能である。
周波数成分の除去については、LNA21の後段に接続
されたSAWフィルタ22で行うことが可能であるが、
コンデンサ15もしくは17に並列に新たにインダクタ
を接続するか、インダクタ16と直列に新たにコンデン
サを接続してノッチ付のHPF構成とすることにより、
そのノッチ特性により、イメージ周波数をより大きく除
去する構成とすることも可能である。
【0032】なお、本実施の形態において、SAWフィ
ルタ22の代わりに、たとえば誘電体を用いたフィルタ
やLCフィルタを用いてもかまわない。
ルタ22の代わりに、たとえば誘電体を用いたフィルタ
やLCフィルタを用いてもかまわない。
【0033】また、本実施の形態で示したコンデンサや
インダクタは、チップ部品を用いて構成することが出
来、その結果、製造上、ばらついても素子を置き換える
ことも可能になる一方で、本回路を、基板上に実装した
モジュール化も容易となる。
インダクタは、チップ部品を用いて構成することが出
来、その結果、製造上、ばらついても素子を置き換える
ことも可能になる一方で、本回路を、基板上に実装した
モジュール化も容易となる。
【0034】さらに、本実施の形態で示した回路素子
を、誘電体基板中に構成されるパターンで構成すること
も可能で、そのような構成とすることにより、たとえば
低温焼結セラミックス(Low Temperature Co-fired Cer
amics;LTCC)基板を用いて、積層構造の中に回路を集
積化することができ、さらに内層電極材に導体損の小さ
い銀や銅を用いることで、より小型低背で損失の小さい
高周波スイッチとすることができる。
を、誘電体基板中に構成されるパターンで構成すること
も可能で、そのような構成とすることにより、たとえば
低温焼結セラミックス(Low Temperature Co-fired Cer
amics;LTCC)基板を用いて、積層構造の中に回路を集
積化することができ、さらに内層電極材に導体損の小さ
い銀や銅を用いることで、より小型低背で損失の小さい
高周波スイッチとすることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、送信側で
特に問題になる出力アンプの高調波成分の除去と、受信
側の経路における損失を低減しつつ、受信帯域外の不要
信号を効率よく除去する機能を持たせることができるた
め、より優れた無線特性を具現化する高周波スイッチと
することができる。
特に問題になる出力アンプの高調波成分の除去と、受信
側の経路における損失を低減しつつ、受信帯域外の不要
信号を効率よく除去する機能を持たせることができるた
め、より優れた無線特性を具現化する高周波スイッチと
することができる。
【図1】本発明の一実施の形態における回路構成を示す
回路図
回路図
【図2】従来例における回路構成を示す回路図
1 送信端子 2 アンテナ端子 3 受信端子 4 制御端子 5 送信アンプ 6 電流制御抵抗 8、13、16、18 インダクタ素子 7、10、11、12、14、15、17、20 コン
デンサ素子 9、19 ダイオード 21 LNA 22 SAWフィルタ 23 ミキサ
デンサ素子 9、19 ダイオード 21 LNA 22 SAWフィルタ 23 ミキサ
Claims (8)
- 【請求項1】 アンテナポートと、送信ポートと受信ポ
ートを有し、前記送信ポートにシリーズに第1のダイオ
ードが接続され、前記第1のダイオードと前記アンテナ
ポートの間に送信帯域と受信帯域を通過帯域とする低域
通過フィルタを具備し、前記受信ポートとグランド間に
第2のダイオードが接続され、前記第1のダイオードと
前記受信ポートの間に、受信帯域を通過帯域とし、且
つ、前記第2のダイオードに電流を流したときに送信帯
域において前記第1のダイオードから前記受信ポート側
をみたときのインピーダンスがほぼ開放となるべく移相
機能を有する高域通過フィルタを具備したことを特徴と
する高周波スイッチ。 - 【請求項2】 低域通過フィルタおよび高域通過フィル
タをインダクタとコンデンサで構成するディスクリート
チップ部品で構成したことを特徴とする請求項1記載の
高周波スイッチ。 - 【請求項3】 低域通過フィルタおよび高域通過フィル
タを誘電体基板中に構成されるインダクタとコンデンサ
パターンで構成したことを特徴とする請求項1記載の高
周波スイッチ。 - 【請求項4】 低域通過フィルタとして、送信周波数の
概2倍の周波数において有極特性を持つことを特徴とす
る請求項2もしくは3に記載の高周波スイッチ。 - 【請求項5】 アンテナポートと受信ポート間に高イン
ピーダンスのインダクタを接続し、直流的に第1のダイ
オードと第2のダイオードを接続したことを特徴とする
請求項1に記載の高周波スイッチ。 - 【請求項6】 高域通過フィルタをシリーズに第1のコ
ンデンサ、グランド間に並列にインダクタ、シリーズに
第2のコンデンサを接続したT型の回路構成としたこと
を特徴とする請求項2もしくは3に記載の高周波スイッ
チ。 - 【請求項7】 高域通過フィルタに有極特性を持たせた
ことを特徴とする請求項1記載の高周波スイッチ。 - 【請求項8】 請求項1から7のいずれかに記載の高周
波スイッチを用いたことを特徴とする無線通信機。
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