JP2002049879A - 決済情報管理装置及び決済情報管理システム - Google Patents

決済情報管理装置及び決済情報管理システム

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JP2002049879A
JP2002049879A JP2000157214A JP2000157214A JP2002049879A JP 2002049879 A JP2002049879 A JP 2002049879A JP 2000157214 A JP2000157214 A JP 2000157214A JP 2000157214 A JP2000157214 A JP 2000157214A JP 2002049879 A JP2002049879 A JP 2002049879A
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financial institution
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Yuichi Kyoho
雄一 京保
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品または役務を供給する企業と、この企業
から商品または役務の供給を受ける顧客と、これら企業
及び顧客間で成される商取引に係る代金の決済を行う金
融機関と、の間で、当該決済に係る情報を一元化するこ
とにより、従来の請求書や振替通知書等の書類を排除し
て、所謂ペーパレスの取引を実現する。 【解決手段】 各提携企業側端末装置1からサーバ4に
対して、各顧客との商取引に係る情報が送信される。各
顧客は、それぞれの顧客側端末装置2を用いてサーバ4
にアクセスすることにより、各企業との商取引情報、例
えば請求額や代金引落日等を、自由にかつリアルタイム
に閲覧できる。各金融機関は、それぞれの金融機関側端
末装置3により、上記商取引に係る決算情報を、サーバ
4に送信する。従って、各提携企業は、それぞれの提携
企業側端末装置1を用いてサーバ4にアクセスすること
により、上記商取引に係る決済状況を自由に確認でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気代、ガス代、
水道料金等の所謂公共料金を始めとして、クレジットカ
ードや通信販売等で購入したもの等の各種決済に係る情
報を管理する決済情報管理装置及び決済情報管理システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記公共料金等の決済は、例え
ば、請求する側である企業等が、定期的に、例えば毎
月、請求書を発行し、その代金を支払う側の消費者等
が、当該請求書に記載された額の金銭を、自己の銀行口
座から所謂自動引落(自動振替)により支払うか、或い
は銀行やコンビニエンスストア等の所定の窓口において
現金で支払うことにより、行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
企業等が定期的にしかも各消費者毎に請求書を発行する
のは、非常に面倒であり、コストも掛かる、という問題
がある。また、当該請求書の仕分け作業にも、膨大な手
間が掛かる。一方、各消費者側においても、各企業毎に
発行される請求書を仕分けたり、その請求内容及び当該
請求内容に対する支払い状況等を個別に管理しなければ
ならず、その手間が非常に面倒である、という問題があ
る。また、上記自動引落による場合、その指定口座から
間違いなく代金が引き落とされている否かを消費者側で
確認するには、企業側から発行される領収書を確認する
か、若しくは自動引落に係る口座の通帳記入をすること
により確認するしかなく、よって当該引落状況を即座に
かつリアルタイムに確認することができない、という問
題もある。更に、銀行等の金融機関においても、各企業
に対して所謂振替済通知書等の所定の書類を発行しなけ
ればならず、そのための手間やコストが掛かる、という
問題がある。
【0004】そこで、本発明は、各企業、各消費者及び
各金融機関の間で成される決済に係る情報を一元化する
と共に、これら各者を例えばインターネット等の電気通
信網を介してネットワーク化することにより、当該各者
それぞれにおいて上記決済情報を即座にかつリアルタイ
ムに閲覧及び管理できる技術、を提供することを目的と
する。また、特に、各消費者側においては、上記決済情
報と、自己の保有する金融機関口座に係る情報、例えば
入出金状況と、を一元化することにより、これら各情報
を言わば家計簿的に管理できるようにすることも、本発
明の目的とするところである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、基本的に、供給者側端末装置、需要者
側端末装置、及びこれら各端末装置との間でそれぞれ双
方向通信が可能な決済情報管理装置、から成る。
【0006】このうち、供給者側端末装置は、例えば、
上記企業等のように、或る商品または役務を供給する側
の供給者、が使用する装置であって、各供給者毎に個別
に設けられており、即ち複数設けられている。そして、
これら各供給者側端末装置は、それぞれ、当該供給者側
端末装置を使用する供給者と、この供給者との間で上記
商品または役務に係る商取引を行っている各需要者と、
の間で成される当該商取引の内容を表す商取引情報を、
任意に、例えば定期的に若しくは当該商取引が発生した
ときに、生成して上記決済情報管理装置に送信する手段
を備えている。なお、この供給者側端末装置は、例えば
企業側のサーバやパーソナル・コンピュータ等により、
構成できる。
【0007】これに対して、需要者側端末装置は、例え
ば、上記消費者のように、上記商品または役務の供給を
受ける側の需要者、が使用する装置であって、各需要者
毎に個別に設けられており、即ち複数設けられている。
そして、これら各需要者側端末装置は、それぞれ、自己
に係る上記決済情報等の各種情報の閲覧を要求する旨の
需要者側閲覧要求命令を、任意に、例えば当該閲覧を希
望するときに、生成して上記決済情報管理装置に送信す
る手段を、備えている。更に、この需要者側閲覧要求命
令に応じて決済情報管理装置側から送られてくる上記商
取引情報を受信して、これを例えばモニタ画面に表示す
ることにより閲覧する手段をも、備えている。なお、こ
の供給者側端末装置は、例えばパーソナル・コンピュー
タやPDA(Personal Digital Assistant)装置、或い
は携帯電話機やPHS(PersonalHandyphone System)
等の移動体通信装置等により、構成できる。
【0008】一方、決済情報管理装置は、上記各供給者
側端末装置からそれぞれ送られてくる上記商取引に係る
情報を受信する商取引情報受信手段と、この商取引情報
受信手段によって受信して得た商取引情報を記憶する記
憶手段、所謂データベースと、上記各需要者側端末装置
のいずれかから上記需要者側閲覧要求命令が送られてき
たときに、これを受信して、上記記憶手段に記憶されて
いる各商取引情報の中から当該受信して得た需要者側閲
覧要求命令に対応するもの、具体的には当該需要者側閲
覧要求命令を発しており上記決済情報等の商取引情報の
閲覧を希望している需要者に係る情報、を抽出する需要
者側情報抽出手段と、この需要者側情報抽出手段によっ
て抽出して得た商取引情報を、上記需要者側閲覧要求命
令の送信元である需要者側端末装置に送信する需要者側
情報送信手段と、を具備する。なお、この決済情報管理
装置は、例えばサーバ等により構成できる。
【0009】即ち、本発明によれば、上記決済情報管理
装置の記憶手段には、各供給者側端末装置から与えられ
る複数の商取引情報が記憶されている。ここで、任意の
需要者側端末装置から上記需要者側閲覧要求命令が送信
されると、決算情報管理装置は、これを受けて、当該需
要者側閲覧要求命令を送信している(具体的には商取引
情報の閲覧を希望している需要者が使用している)上記
任意の需要者側端末装置に係る商取引情報を、上記記憶
手段の中から抽出して、当該任意の需要者側端末装置に
送信する。これにより、需要者側端末装置の例えば上記
モニタ画面に、上記商取引情報が表示され、閲覧でき
る。従って、各需要者は、それぞれ、需要者側端末装置
を用いることにより、自己の商取引に係る決済情報等の
商取引情報を、時間に制限されることなく自由にかつリ
アルタイムに閲覧できる。
【0010】なお、決算情報管理装置側が、いずれの需
要者側端末装置から上記需要者側閲覧要求命令が送られ
てきているか、所謂アクセスされているか、を確認する
には、各需要者に対して、予め、当該各需要者を特定す
るための個別の需要者識別情報を与え、この識別番号に
基づいてアクセスしている需要者を特定すればよい。即
ち、需要者側端末装置から決算情報管理装置に対して上
記需要者側閲覧要求命令を送信する際、この需要者側閲
覧要求命令に、当該閲覧を希望している需要者の識別情
報を付する。このようにすれば、決算情報管理装置側に
おいて、いずれの需要者側端末装置(需要者)がアクセ
スしているのかを識別できる。そして、この決済情報管
理装置側において、上記需要者側端末装置から需要者側
閲覧要求命令に付されて送られてくる需要者識別情報に
基づいて、当該需要者識別情報が与えられている需要者
に係る商取引情報を、上記記憶手段の中から抽出する。
そして、この抽出して得た情報を、上記需要者側閲覧要
求命令の発信元である需要者側端末装置に送信すればよ
い。
【0011】更に、本発明では、各供給者側端末装置に
おいても、各供給者に係る商取引情報を任意に閲覧でき
るようにすることもできる。具体的には、決済情報管理
装置に、上記各供給者側端末装置のいずれかから供給者
側閲覧要求命令が送られてきたときに、これを受信し
て、上記記憶手段に記憶されている各商取引情報の中か
ら当該受信して得た供給者側閲覧要求命令に対応するも
のを抽出する供給者側情報抽出手段を、設ける。これと
共に、この供給者側情報抽出手段によって抽出して得た
商取引情報を、上記供給者側閲覧要求命令の送信元であ
る上記供給者側端末装置に送信する供給者側情報送信手
段をも、設ける。なお、この場合、各供給者側端末装置
については、それぞれ、上記供給者側閲覧要求命令を任
意に生成して上記決済情報管理装置に送信可能な状態に
構成する。そして、上記供給者側情報送信手段から送ら
れてくる商取引情報を受信して、これを例えばモニタ画
面に表示することにより閲覧する手段を、当該各供給者
側端末装置に設ける。
【0012】この構成において、例えば任意の供給者側
端末装置から上記供給者側閲覧要求命令が送信される
と、決算情報管理装置は、これを受けて、当該供給者側
閲覧要求命令を送信している(具体的には商取引情報の
閲覧を希望している供給者が使用している)任意の供給
者側端末装置に係る商取引情報を、記憶手段の中から抽
出して、当該任意の供給者側端末装置に送信する。これ
により、供給者側端末装置の例えば上記モニタ画面に、
上記商取引情報が表示され、閲覧できるようになる。従
って、各供給者は、それぞれ、取引先である各需要者と
の商取引に係る決済情報等の商取引情報を、時間に制限
されることなく自由にかつリアルタイムに閲覧できる。
【0013】なお、この場合にも、決算情報管理装置
が、いずれの供給者側端末装置(供給者)からアクセス
されているかを確認するには、上記各需要者と同様、各
供給者に対して、予め、当該各供給者を特定するための
個別の供給者識別情報を与え、この識別番号に基づいて
アクセスしている供給者を特定すればよい。即ち、供給
者側端末装置から決算情報管理装置に対して上記供給者
側閲覧要求命令を送信する際、この供給者側閲覧要求命
令に、当該閲覧を希望している供給者の識別情報を付す
る。このようにすれば、決算情報管理装置側において、
いずれの供給者がアクセスしているのかを識別できる。
そして、決済情報管理装置側において、上記供給者側端
末装置から供給者側閲覧要求命令に付されて送られてく
る供給者識別情報に基づいて、当該供給者識別情報が与
えられている供給者に係る商取引情報を、上記記憶手段
の中から抽出する。そして、この抽出して得た情報を、
上記供給者側閲覧要求命令の発信元である供給者側端末
装置に送信すればよい。
【0014】また、本発明においては、決済情報管理装
置(需要者側情報送信手段)から需要者側端末装置へ送
信される商取引情報に、当該商取引の一部または全部に
係る代金を決済するための所定の書類、例えば振込用
紙、を印刷するための書類印刷情報を、含ませてもよ
い。即ち、需要者側端末装置において、上記商取引情報
に含まれる書類印刷情報に基づいて、例えばプリンタ
(印刷機)により上記振込用紙を印刷できるようにす
る。このようにすれば、上記プリンタによって印刷出力
した振込用紙により、上記代金の決済をすることもでき
る。
【0015】更に、本発明では、上記各供給者側端末装
置及び各需要者側端末装置の他に、複数の金融機関側端
末装置、を設けてもよい。この金融機関側端末装置と
は、上記銀行等のように、上記各供給者及び各需要者間
で成される商取引の一部または全部に係る代金の決済を
行う各金融機関、がそれぞれ使用する装置であって、決
済情報管理装置との間で双方向通信が可能なものであ
る。そして、これら各金融機関側端末装置については、
それぞれ、上記各供給者及び各需要者との取引口座に係
る情報、例えば当該口座の入出金状況に係る情報を、任
意に、例えば常時リアルタイムに、生成して上記決済情
報管理装置に送信する手段を、設ける。なお、この金融
機関者側端末装置は、例えば金融機関側のサーバやパー
ソナル・コンピュータ等により、構成できる。
【0016】上記のように、金融機関側端末装置を設け
る場合、決算情報管理装置については、更に次のように
構成する。即ち、上記各金融機関側端末装置からそれぞ
れ送られてくる上記各金融機関が保有する各口座に係る
情報、を受信する口座情報受信手段、を設ける。そし
て、記憶手段については、上記口座情報受信手段によっ
て受信して得た口座情報をも上記商取引情報と共に記憶
するよう構成し、需要者側情報抽出手段については、当
該記憶手段に記憶されている各情報の中から上記受信し
て得た需要者側閲覧要求命令に対応する口座情報をも上
記商取引情報と共に抽出するよう構成する。また、上記
需要者側情報送信手段については、上記需要者側情報抽
出手段によって抽出して得た口座情報をも上記商取引情
報と共に上記需要者側端末装置に送信するよう構成す
る。更に、各需要者側端末装置については、それぞれ、
上記需要者側情報送信手段から送られてくる口座情報を
も商取引情報と共に受信して閲覧可能な状態に構成す
る。
【0017】このようにすれば、各需要者は、それぞ
れ、需要者側端末装置を用いることにより、上記商取引
情報以外に、自己の取引口座に係る情報、例えば上記商
取引に係る代金が決済されたか否かや当該口座の預金残
高等の入出金情報をも、時間に制限されることなく自由
にかつリアルタイムに閲覧できる。また、自己の上記商
取引に係る情報と、この口座の入出金情報とを、同一の
需要者側端末装置により一元化して閲覧できるので、言
わば家計簿が自動的に作成されるのと同様の効果が得ら
れ、自己の資産管理が容易になる。
【0018】また、上記各金融機関側端末装置において
も、各金融機関の保有する各口座に係る情報を任意に閲
覧できるようにすることができる。具体的には、決済情
報管理装置に、上記各金融機関側端末装置のいずれかか
ら金融機関側閲覧要求命令が送られてきたときに、これ
を受信して、上記記憶手段に記憶されている各口座情報
の中から当該受信して得た金融機関側閲覧要求命令に対
応するものを抽出する金融機関側情報抽出手段を、設け
る。これと共に、この金融機関側情報抽出手段によって
抽出して得た口座情報を、上記金融機関側閲覧要求命令
の送信元である上記金融機関側端末装置に送信する金融
機関側情報送信手段をも、設ける。なお、この場合、各
金融機関側端末装置については、それぞれ、上記金融機
関側閲覧要求命令を任意に生成して上記決済情報管理装
置に送信可能な状態に構成する。そして、上記需要者側
情報送信手段から送られてくる口座情報を受信して、こ
れを例えばモニタ画面に表示することにより閲覧する手
段を、当該各供給者側端末装置に設ける。
【0019】この構成において、例えば任意の金融機関
側端末装置から上記供給者側閲覧要求命令が送信される
と、決算情報管理装置は、これを受けて、当該金融機関
側閲覧要求命令を送信している(具体的には口座情報の
閲覧を希望している金融機関が使用している)任意の金
融機関側端末装置に係る口座情報を、記憶手段の中から
抽出して、当該任意の金融機関側端末装置に送信する。
これにより、金融機関側端末装置の例えば上記モニタ画
面に、上記口座情報が表示され、閲覧できるようにな
る。従って、各金融機関は、それぞれ、自己と取り引き
のある上記各供給者及び各需要者の各口座情報を、時間
に制限されることなく自由にかつリアルタイムに閲覧で
きる。
【0020】なお、この場合にも、決算情報管理装置
が、いずれの金融機関側端末装置(金融機関)からアク
セスされているかを確認するには、上記各供給者及び各
需要者と同様、各金融機関に対して、予め、当該各金融
機関を特定するための個別の金融機関識別情報を与え、
この識別番号に基づいてアクセスしている金融機関を特
定すればよい。即ち、金融機関側端末装置から決算情報
管理装置に対して上記金融機関側閲覧要求命令を送信す
る際、この金融機関側閲覧要求命令に、当該閲覧を希望
している金融機関の識別情報を付する。このようにすれ
ば、決算情報管理装置側において、いずれの金融機関が
アクセスしているのかを識別できる。そして、決済情報
管理装置側において、上記金融機関側端末装置から金融
機関側閲覧要求命令に付されて送られてくる金融機関識
別情報に基づいて、当該金融機関識別情報が与えられて
いる金融機関に係る口座情報を、上記記憶手段の中から
抽出する。そして、この抽出して得た情報を、上記金融
機関側閲覧要求命令の発信元である金融機関側端末装置
に送信すればよい。
【0021】更に、本発明では、少なくとも上記各需要
者側端末装置について、それぞれ、任意の上記口座に係
る金銭を取り引きする、例えば振込手続や振替手続等を
するための、金銭取引命令を生成して上記決済情報管理
装置に送信可能な状態に構成してもよい。この場合、決
算情報管理装置については、上記各需要者側端末装置の
いずれかから上記金銭取引命令が送られてきたときに、
これを受信して、上記任意の口座を保有する金融機関側
で使用される上記金融機関側端末装置に対して、上記金
銭取引命令に基づく金銭の取り引きを実行する旨の金銭
取引指令を送信する金銭取引指令手段、を設ける。そし
て、各金融機関側端末装置については、それぞれ、上記
金銭取引指令手段から送られてくる金銭取引指令を受信
して、この受信して得た指令に基づいて上記任意の口座
に係る金銭の取り引き、即ち上記振込手続や振替手続等
を、行うよう構成する。
【0022】即ち、任意の需要者側端末装置から上記金
銭取引命令が送信されると、決算情報管理装置(金銭取
引指令手段)は、これを受けて、当該金銭取引命令に基
づいて上記振込手続や振替手続等の金銭の取り引きを実
行する旨の金銭取引指令を、当該金銭取引命令で指定さ
れた口座を保有する金融機関側端末装置に、送信する。
そして、この金銭取引指令を受信した金融機関側端末装
置は、当該金銭取引指令に基づいて、上記振込手続や振
替手続等の金銭の取り引きを実行する。このようにすれ
ば、各需要者は、それぞれ、需要者側端末装置を用いる
ことにより、銀行等の金融機関に足を運ぶことなく、所
謂遠隔的に、かつ時間に制限されることなく自由に、上
記振込手続や振替手続等の自己の口座に係る金銭取引
を、行うことができる。
【0023】なお、決算情報管理装置側には、上記各需
要者側端末装置においてそれぞれ上記金銭取引命令を生
成して送信する際の手順を表す金銭取引手順情報、を生
成して上記各受容者側端末装置に送信する手順情報指示
手段を、設けてもよい。この場合、各需要者側端末装置
については、それぞれ、上記手順情報指示手段から送ら
れてくる上記金銭取引手順情報を受信して、この受信し
て得た情報に基づいて、上記金銭取引命令を生成して送
信するよう構成する。
【0024】このようにすれば、決算情報管理装置側か
ら書く需要者側端末装置に対して、当該端末装置側にお
いて上記振込手続等の金銭取引を行う際の手順を、指示
することができる。従って、需要者側においては、当該
手順(所謂入力フォーマット)に従って、当該金銭取引
に係るデータを入力すればよい。このように、需要者側
おける当該金銭取引に係る手続を、簡易化することがで
きる。
【0025】本発明における決算情報管理装置と各需要
者側端末装置との間での上記双方向通信は、例えばイン
ターネットを利用することができる。このようにすれ
ば、例えばこれら両者を専用の回線を介して接続する場
合に比べて、システム全体を低コスト化できる。ただ
し、この場合、一般に知られているSSL(Secure Soc
ket Layer)方式等によるセキュリティ機能や、公開鍵
暗号方式や慣用暗号方式等の暗号化技術を採用すること
により、当該両者間での通信の秘密(セキュリティ)を
確保するのが、望ましい。なお、決算情報管理装置と供
給者側端末装置との間、及び決算情報管理装置と金融機
関側端末装置との間、での各双方向通信についても、上
記インターネットを利用してもよい。勿論、この場合
も、通信の秘密保持に万全を期する必要があることは、
言うまでもない。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について、
図1から図16を参照して説明する。
【0027】図1は、本実施の形態の概略構成を示すブ
ロック図である。同図に示すように、本実施の形態は、
提携企業側端末装置1、顧客側端末装置2、金融機関側
端末装置3、及びこれら各端末装置1乃至3と例えばイ
ンターネットを介して双方向通信が可能なサーバ4、か
ら成る。なお、これら各端末装置1乃至3とサーバ4と
の間で成される双方向通信においては、例えば上記SS
L方式等によるセキュリティ機能や暗号化技術等を採用
することにより、当該双方向通信に係る秘密が確保され
ている。更に、サーバ4には、例えばコンビニエンスス
トア等に設置されている専用のオンライン端末装置5
も、接続することができる。
【0028】上記各構成要素のうち、提携企業側端末装
置1は、例えば電力会社やガス供給会社、或いはクレジ
ット会社等のように、或る商品または役務を供給する企
業等(後述する顧客、が報酬を受ける当該顧客の勤務先
企業をも含む)、が使用する装置であって、当該各企業
毎に個別に設けられている。これら各提携企業側端末装
置1は、それぞれ、当該提携企業側端末装置1を使用す
る提携企業と、これら提携企業の各顧客(詳しくは、当
該企業との間で上記商品または役務に係る商取引を行う
消費者等)と、の間で成される商取引の内容、例えば商
品等の販売日時やその代金の請求額等、を表す商取引情
報を、サーバ4に送信するものである。この商取引情報
のサーバ4への送信作業は、各提携企業側端末装置1毎
に、例えば定期的に、若しくは当該商取引が発生したと
きに、行われる。なお、各提携企業側端末装置1は、上
記商取引情報をサーバ4に送信する上で、その手順や処
理状況等を表示するための表示画面(厳密には、当該表
示画面を有するCRT装置やLCD装置等)を備えてお
り、例えば企業側に設置されているサーバ、或いはパー
ソナル・コンピュータ等により構成でき、特に、所謂G
UI(Graphical User Interface)機能を備えたもので
ある。なお、各企業は、本実施の形態に係るシステムを
利用する際に、事前に、所定の登録手続をすることによ
り、本システムの所謂提携企業、となることが要求され
る。そして、この登録により、各提携企業には、それぞ
れ、当該各提携企業を特定するための個別の提携企業識
別ID、例えば[B00001]、[B00002]、
・・・といった符号が、付される。
【0029】顧客側端末装置2は、上記顧客が使用する
装置であって、各顧客毎に個別に設けられており、各顧
客毎の上記各提携企業との商取引に係る情報を閲覧する
ことを、主な目的とするものである。なお、この提顧客
側端末装置2は、上記商取引情報を閲覧するための表示
画面を備えており、例えば上記GUI機能を備えたパー
ソナル・コンピュータ等により構成できる。また、各顧
客についても、それぞれ、本実施の形態に係るシステム
を利用するために、事前に、所定の登録手続をすること
が要求される。そして、この登録により、各顧客には、
それぞれを特定するための個別の顧客識別ID、例えば
[C00001]、[C00002]、・・・といった
符号が、付される。
【0030】金融機関側端末装置3は、上記各提携企業
と各顧客との間で成される商取引に係る代金を例えば口
座振込や口座振替等により決済する銀行等の金融機関
(証券会社や各種保険会社等を含む)、が使用する装置
であって、各金融機関毎に個別に設けられている。そし
て、これら各金融機関側端末装置3は、それぞれ、上記
各提携企業及び各顧客が保有する各口座の入出金状況等
の口座情報を、例えば常時リアルタイムで、サーバ4に
供給する。なお、これら各金融機関もまた、本実施の形
態に係るシステムを利用する際に、事前に、所定の登録
手続をすることが要求される。そして、この登録によ
り、これら各金融機関には、それぞれを特定するための
個別の金融機関識別ID、例えば[F00001]、
[F00002]、・・・といった符号が、付される。
これら各金融機関側端末装置3もまた、表示画面を有し
ており、例えば金融機関側に設置されているサーバや、
或いはパーソナル・コンピュータ等により構成でき、特
に上記GUI機能を備えたものである。
【0031】一方、サーバ4は、例えば図2に示すよう
に、データベース41と、処理部42と、入力装置43
と、から成る。このうち、データベース41は、後述す
る提携企業登録データベース411、顧客登録データベ
ース412、金融機関登録データベース413、取引管
理データベース414、顧客対提携企業決済管理データ
ベース415及び顧客対金融機関入出金データベース4
16に、細分化されている。処理部42は、所謂CPU
(中央演算処理装置)であって、上記各端末装置1乃至
3との間で成される通信を制御すると共に、この通信の
内容に従って、上記データベース41内の情報を更新し
たり、当該データベース41に対して新たなデータを入
力したりする。入力装置43は、マウス等のポインティ
ング・デバイスやキーボード等を備えており、処理部4
2に対して、直接命令を入力するものである。この入力
装置43によれば、上記処理部42が各端末装置1乃至
3との通信により処理する内容と略同様の処理を、当該
処理部42に対して所謂オフライン的に実行させること
ができる。
【0032】上記各データベース411乃至416のう
ち、提携企業登録データベース411には、本実施の形
態に係るシステムを利用するために登録している各提携
企業自身に係る情報が、記憶されている。詳しくは、図
3に示すように、各提携企業毎に、それぞれの識別ID
や企業名、所在地、連絡先、取引商品または役務等、の
様々な情報が、この提携企業登録データベース411内
に蓄積されている。
【0033】顧客登録データベース412には、本実施
の形態に係るシステムを利用するために登録している各
顧客自身に係る情報が、記憶されている。詳しくは、図
4に示すように、各顧客毎に、それぞれの識別IDや顧
客名、個人または法人の種別、住所、連絡先等、の様々
な情報が、この顧客登録データベース412内に蓄積さ
れている。
【0034】金融機関登録データベース413には、本
実施の形態に係るシステムを利用するために登録してい
る各金融機関自身に係る情報が、記憶されている。詳し
くは、図5に示すように、各金融機関毎に、それぞれの
識別ID金融機関名、取扱店(支店、出張所名等)、所
在地、連絡先等、の様々な情報が、この金融機関登録デ
ータベース413内に蓄積されている。
【0035】取引管理データベース414には、各提携
企業と各顧客との取引に係る情報が、当該各取引内容毎
に記憶されている。詳しくは、図6に示すように、各取
引内容には、それぞれ、当該各取引内容を特定するため
の取引管理番号という個別の番号が、付されている。そ
して、この取引管理番号毎に、顧客識別ID、提携企業
ID、取引対象、顧客側の指定口座(CA)、提携企業
側の指定口座(BA)、これら各指定口座間の入出金関
係等、の様々な情報が、この取引管理データベース41
4内に蓄積されている。即ち、この取引管理データベー
ス414によれば、上記取引管理番号により、任意の提
携企業と任意の顧客との間で成されている商取引の内容
を詳細に認識することができる。なお、ここでは、上記
取引管理番号として、「T」を頭文字とする10桁の番
号を用いているが、当該取引管理番号は、各取引内容を
それぞれ個別に特定できるのであれば、これに限定され
るものではない。また、上記入出金関係における「CA
→BA」は、顧客側指定口座から提携企業側指定口座へ
の金銭の振替を示し、「CA←BA」は、提携企業側指
定口座から顧客側指定口座への金銭の振替を示す。
【0036】顧客対提携企業決済管理データベース41
5には、各提携企業と各顧客との間で実際に成された取
引事象の詳細が、当該各取引事象毎に記憶されている。
詳しくは、図7に示すように、各取引事象には、それぞ
れ、当該各取引事象に係る提携企業と顧客との間での決
済状況を特定するための決済管理番号、という個別の番
号が、付されている。そして、この決済管理番号毎に、
顧客識別ID、取引種別、提携企業ID、取引対象、利
用日、請求額、振替日、決済/未決済の判別等、の様々
な情報が、この決済管理データベース415内に蓄積さ
れている。即ち、この決済管理データベース415によ
れば、上記決済管理番号により、任意の提携企業と任意
の顧客との間で成された商取引に係る決済状況を詳細に
認識することができる。なお、ここでは、上記決済管理
番号として、「S」を頭文字とする11桁の番号を用い
ているが、当該決済管理番号は、各決済状況をそれぞれ
個別に特定できるのであれば、これに限定されるもので
はない。また、上記取引種別とは、当該取引事象に係る
取引の内容を示すもので、例えば上記取引管理番号が入
力される。そして、上記利用日には、当該取引事象の発
生日(取引日)が、入力される。なお、公共料金等の場
合には、決済の対象期間(月単位等)や、ガス或いは電
気等のメータ検針日等が、入力される。更に、上記決済
/未決済の判別は、当該各取引事象(決済管理番号)に
ついて、それぞれ後述する入出金管理番号が付されたか
否かにより、成される。
【0037】顧客対金融機関入出金データベース416
には、各金融機関がそれぞれ保有する各口座毎の入出金
事象に係る情報が、当該各入出金事象毎に記憶されてい
る。詳しくは、図8に示すように、各入出金事象には、
それぞれ、当該各入出金事象を特定するための入出金管
理番号、という個別の番号が、付されている。そして、
この入出金管理番号毎に、顧客識別ID、取引種別(取
引管理番号)、決済管理番号、入出金対象口座、取引日
(即ち入出金事象発生日)、入金額、出金額、取引対
象、残高等、の様々な情報が、この入出金管理データベ
ース416内に蓄積されている。即ち、この入出金管理
データベース416によれば、上記入出金管理番号によ
り、任意の口座に係る入出金状況を詳細に認識すること
ができる。なお、ここでは、上記入出金管理番号とし
て、「E」を頭文字とする11桁の番号を用いている
が、当該入出金管理番号は、各口座に係る入出金状況を
それぞれ個別に特定できるのであれば、これに限定され
るものではない。また、当該入出金事象が、例えば現金
による振込手続やキャッシュカード等による現金の入出
金等の上記商取引に直接関係の無い事象である場合に
は、上記取引種別の欄に、その旨を表す番号(ここでは
[T00000000000]という番号)が入力され
る。
【0038】ところで、本実施の形態においては、各提
携企業側端末装置1により、当該端末装置1を使用する
企業側と、当該企業の各顧客と、の間で成された商取引
に係る決済情報を、閲覧できる。その一例を、図9に示
す。同図(a)に示すように、提携企業側端末装置1の
表示画面には、各顧客との決済状況に係る情報が表示さ
れる。即ち、この画面の上方には、提携企業の識別ID
を入力するためのフィールド111が表示されており、
このフィールド111に任意の提携企業の識別IDを入
力すると、当該提携企業の名称が、その右側にあるフィ
ールド112に表示されると共に、画面略中央に、詳細
表示エリア113が表示される。そして、この詳細表示
エリア113の上方に表示されている顧客識別ID入力
フィールド114に、閲覧したい顧客の識別IDを入力
すると、当該フィールド114の下方及び右横方並びに
右横下方にある各フィールド115乃至117に、それ
ぞれ上記顧客識別IDに対応する顧客の名称、当該顧客
との上記取引管理番号、当該企業側で予め各顧客毎に独
自に付しているお客様番号が、表示される。
【0039】そして、上記各フィールド114乃至11
7の下方に、決済情報118が一覧表示される。なお、
この決済情報の一覧118の下方及び右横方には、当該
画面に表示されていない項目を表示できるようにするた
めの矢印ボタン119乃至122とスクロールバー12
3及び124とが表示されており、これらをポインタ1
25(厳密にはマウス等のポインティングデバイス)で
操作することにより、当該一覧118の表示内容を上下
及び左右方向にスクロールすることができる。また、上
記各決済管理番号に係る各取引事象のうち、未決済の事
象の項目(同一覧118における最も下方に位置する行
の欄)については、例えば色彩を付する等により、当該
未決済の旨を一目で確認できるようになっている。更
に、当該一覧118の上方にあるタブ129、129を
押下することにより、顧客別の決済情報を閲覧するの
か、若しくは所定の期間別の決済情報を閲覧するのか
を、選択できる。なお、この画面表示は、サーバ4から
送られてくる閲覧データに基づいて、提携企業側端末装
置1が形成する。そして、この画面に表示される上記決
済管理番号等の各情報は、上記各データベース411乃
至416内に蓄積されている蓄積データに基づいて、表
示される。
【0040】また、上記画面の下方には、3つのボタン
127乃至129が表示されている。このうち、画面左
側にある「詳細」ボタン127を上記ポインタ125に
より押下すると、図には示さないが、この「詳細」ボタ
ン127を押下する以前に上記ポインタ125により指
定した決済管理番号に係る詳細情報を表す画面が、表示
される。そして、中央の「データ入力」ボタン128を
押下すると、同図(b)に示すような、新規商取引デー
タ入力画面130が新たに表示される。この新規データ
入力画面130が、任意の顧客との間で商取引した内
容、即ち上述した商取引情報、を入力するための画面で
ある。即ち、同図の各フィールド131、131、・・
・に、所定の事項、例えば請求元である自己の識別I
D、請求先である顧客の識別ID、利用日、取引対象、
請求額、振替(予定)日等の情報、を入力した後、当該
画面の下方左側にある「OK」ボタン132を押下する
ことにより、当該新規の商取引情報をサーバ4側に送信
できる。この商取引情報は、上述した顧客対提携企業決
済データベース415に入力される。なお、上記「O
K」ボタン132の右方にある「キャンセル」ボタン1
33を押下すると、この商取引情報の入力は行われず、
当該新規商取引データ入力画面130の表示を終了し
て、上記図9(a)の画面に戻る。また、「キャンセ
ル」ボタン133の右方にある「クリア」ボタン134
を押下すると、上記各フィールド131、131、・・
・に入力されたデータが消去される。なお、上記図9
(a)の画面において、上記「データ入力」ボタン12
8の右方にある「終了」ボタン129を押下すると、当
該画面表示(閲覧)を終了する。この図9(a)の画面
を表示するために、各提携企業側端末装置1からサーバ
4にアクセスすることが、特許請求の範囲に記載の供給
者側閲覧要求命令に対応する。
【0041】一方、各顧客側端末装置2によれば、上述
したように、当該端末装置2を使用する顧客と各企業と
の間で成された商取引に係る決済情報を閲覧できると共
に、当該顧客が保有する銀行口座等の入出金情報等を、
閲覧できる。その一例を、図10に示す。同図(a)に
示すように、顧客側端末装置2の表示画面には、各提携
企業との決済状況に係る情報が表示される。即ち、この
画面の上方には、顧客の識別IDを入力するためのフィ
ールド211が表示されており、このフィールド211
に任意の顧客の識別IDを入力すると、当該顧客の名称
が、その右側にあるフィールド212に表示されると共
に、画面略中央に、詳細表示エリア213が表示され
る。そして、この詳細表示エリア213の上方に表示さ
れているタブ214、214、・・・を押下することに
より、いずれの期間毎(例えば年間、月間または日毎)
の情報を閲覧したいのかを選択できる。そして、この選
択に応じて、複数のタブ215、215、・・・により
決済種別毎(例えば公共料金、クレジット購入に係る種
別、通信販売等の一般利用に係る種別、銀行口座等の通
帳明細等に係る種別、株式等の投資に係る種別等)に細
分化された状態で、決済情報216が一覧表示される。
なお、図示しないが、上記「通帳明細」と記されたタブ
215を押下することにより、当該顧客が保有している
各銀行口座等の上記入出金情報が、この詳細表示エリア
213内に一覧表示される。
【0042】なお、上記一覧216の下方及び右横方に
も、上記図9(a)の画面と同様、当該画面に表示され
ていない項目を表示できるようにするための矢印ボタン
217乃至220とスクロールバー221及び222と
が表示されており、これらをポインタ223で操作する
ことにより、当該一覧216の表示内容を上下及び左右
方向にスクロールすることができる。また、各取引事象
のうち、未決済の事象の項目(同一覧216における最
も下方に位置する行の欄)についても、上記図9(a)
の画面と同様、例えば色彩を付する等により、当該未決
済の旨を一目で確認できるようになっている。なお、こ
の顧客側端末装置2に表示される画面もまた、サーバ4
から送られてくる閲覧データに基づいて、当該顧客側端
末装置2が表示する。そして、この画面に表示される上
記各情報は、上記各データベース411乃至416内に
蓄積されている蓄積データに基づいて、表示される。
【0043】また、上記画面の下方には、3つのボタン
224乃至226が表示されている。このうち、画面左
側にある「詳細」ボタン224を上記ポインタ223に
より押下すると、図には示さないが、この「詳細」ボタ
ン224を押下する以前に上記ポインタ223により指
定した利用日等の項目に係る詳細情報を表す画面が、表
示される。そして、中央の「振込」ボタン225を押下
すると、同図(b)に示すような、振込画面227が新
たに表示される。この振込画面227は、当該顧客の任
意の口座から、自己または他人の任意の口座に対して振
込手続を行うための画面である。即ち、同図の各フィー
ルド228、228、・・・に、所定の事項、例えば振
込先の銀行名、取扱店名、口座の種類、口座番号、口座
名義人、振込金額、所謂一言メモ的な備考事項等、を入
力した後、当該画面の下方左側にある「OK」ボタン2
29を押下することにより、当該振込手続に係る情報を
サーバ4側に送信できる。この情報が、特許請求の範囲
に記載の金銭取引命令に対応する。なお、この金銭取引
命令を受信したサーバ4側においては、当該命令に対応
する金銭取引指令を金融機関側端末装置3に送信する。
そして、この金銭取引指令を受信した金融機関側端末装
置3を使用する金融機関は、当該指令に基づいて振込手
続を、手動によりまたは(金融機関が所有するコンピュ
ータシステムにより)自動的に実行する。上記「OK」
ボタン229の右方にある「キャンセル」ボタン230
を押下すると、この振込手続は行われず、当該振込画面
227の表示を終了して、上記図10(a)の画面に戻
る。また、「キャンセル」ボタン230の右方にある
「クリア」ボタン231を押下すると、上記各フィール
ド228、228、・・・に入力されたデータが消去さ
れる。この振込画面27においては、上記振込手続のみ
ならず、振替手続も同様に行える。なお、図10(a)
の画面において、上記「振込」ボタン225の右方にあ
る「終了」ボタン226を押下すると、当該画面表示
(閲覧)を終了する。この図10(a)の画面を表示す
るために、各顧客側端末装置2からサーバ4にアクセス
することが、特許請求の範囲に記載の需要者閲覧要求命
令に対応する。
【0044】そして、図には示さないが、各顧客側端末
装置2においては、上記詳細表示エリア213に表示さ
れている各取引事象に係る各詳細情報のうち、任意のも
のをプリンタにより印刷することができる。特に、上記
未決済の取引事象については、これを例えば振込手続に
より決済するための所謂振込6を、印刷することができ
る。従って、この印刷して得た振込用紙6を、例えばコ
ンビニエンスストアに持ち込んで、上記オンライン端末
装置5により処理することにより、言わば従来と同様の
振込手続を行うこともできる。
【0045】更に、各金融機関側端末装置3によれば、
当該端末装置3を使用する金融機関が保有する全ての口
座に係る情報を、閲覧できる。その一例を、図11に示
す。同図に示すように、金融機関側端末装置3の表示画
面には、各金融機関の保有する各口座に係る情報が表示
される。即ち、この画面の上方には、金融機関の識別I
Dを入力するためのフィールド311が表示されてお
り、このフィールド311に任意の金融機関の識別ID
を入力すると、当該金融機関の名称と取扱店名とが、そ
の右側及び右下方にある各フィールド312、313に
それぞれ表示されると共に、画面略中央に、詳細表示エ
リア314が表示される。そして、この詳細表示エリア
314の上方に表示されている顧客/企業ID入力フィ
ールド315に、閲覧したい顧客または提携企業のID
を入力すると、当該フィールド315の右横方にあるフ
ィールド316に、上記IDに対応する顧客または提携
企業の名称が、表示される。
【0046】上記詳細表示エリア314内における上記
各フィールド315、316の下方には、入出金情報3
17が一覧表示される。なお、この入出金情報の一覧3
17の下方及び右横方にも、上記図9(a)と同様、当
該画面に表示されていない項目を表示できるようにする
ための矢印ボタン318乃至321とスクロールバー3
22及び323とが表示されており、これらをポインタ
324で操作することにより、当該一覧317の表示内
容を上下及び左右方向にスクロールできる。また、当該
一覧118の上方にあるタブ325、325を押下する
ことにより、現在、閲覧の対象としている顧客が保有す
る1以上の口座(ここでは口座1から口座3までの3つ
の口座)のうち、いずれの口座の入出力情報を閲覧する
のかを、選択できるようになっている。
【0047】また、上記画面の下方には、3つのボタン
326乃至327が表示されている。このうち、画面左
側にある「詳細」ボタン326を上記ポインタ324に
より押下すると、図には示さないが、この「詳細」ボタ
ン326を押下する以前に上記ポインタ324により指
定した入出金管理番号に係る詳細情報を表す画面が、表
示される。そして、この「詳細」ボタン326の右方に
ある「終了」ボタン327を押下すると、当該画面表示
(閲覧)を終了する。なお、この金融機関側端末装置3
の画面表示もまた、サーバ4から送られてくる閲覧デー
タに基づいて、当該金融機関側端末装置3が形成する。
そして、この画面に表示される上記入出金管理番号等の
各情報は、上記各データベース411乃至416内に蓄
積されている蓄積データに基づいて、表示される。この
図11の画面を表示するために、各金融期間側端末装置
1からサーバ4にアクセスすることが、特許請求の範囲
に記載の金融機関側閲覧要求命令に対応する。
【0048】上記各端末装置1乃至3に対して上記各画
面を表示させる等、各種処理を実現するために、サーバ
4(処理部42)は、次のような処理を行う。なお、こ
の処置を実現するためのプログラムは、サーバ4内にあ
る図示しない記憶部に記憶されている。
【0049】即ち、サーバ5を起動する(電源をONす
る)と、サーバ4は、図12に示すように、アイドル処
理M1に入る(厳密には、このアイドル処理M1に入る
前に、所定の自己診断(セルフチェック)と初期化処理
を行う)。このアイドル処理M1においては、サーバ4
は、各端末装置1乃至3(及び上述した入力装置43)
及び上述したオンライン端末装置5から何らかの命令が
与えられるのを待機する所謂コマンド待機状態にある。
【0050】上記アイドル状態M1において、例えば、
いずれかの提携企業側端末装置1からアクセスがある
と、サーバ4は、対提携企業アクセス処理M10に入
る。そして、この対提携企業アクセス処理M10におい
て所定の処理を実行した後、アイドル処理M1に戻る。
また、いずれかの顧客側端末装置2からアクセスがある
と、サーバ4は、対顧客アクセス処理M30に入り、こ
こで所定の処理を実行した後、アイドル処理M1に戻
る。そして、いずれかの金融機関側端末装置3からアク
セスがあると、サーバ4は、対金融機関アクセス処理M
50に入り、ここで、所定の処理を実行した後、アイド
ル処理M1に戻る。更に、オンライン端末装置5からア
クセスがあると、サーバ4は、対オンライン端末アクセ
ス処理M70に入り、ここで、所定の処理を実行した
後、アイドル処理M1に戻る。以下、各処理M10乃至
M40における詳細を、それぞれ説明する。
【0051】対提携企業アクセス処理M10の詳細を、
図13に示す。同図に示すように、この対提携企業アク
セス処理M10においては、サーバ4は、まず、アクセ
ス権識別処理M11に入る。このアクセス権識別処理M
11においては、サーバ4は、アクセス元が正式に登録
されている提携企業であるか否かを判断する。この判断
は、上述した提携企業識別IDと、これに対応する個別
のパスワードとを、照合することにより行う。ここで、
アクセス元が未登録のものであると判断した場合には、
サーバ4は、アクセス拒否処理M12に入り、その旨を
表す警告メッセージを当該アクセス元に送信した後、終
了処理M13を経て、上記アイドル処理M1に戻る。一
方、アクセス権識別処理M11において、アクセス元が
正式に登録されている提携企業である場合には、サーバ
4は、アクセス認証処理M14に入る。
【0052】アクセス認証処理M14においては、サー
バ4は、上記アクセス元の提携企業側端末装置1に対し
てアクセス権を付与し、所謂認証して、当該提携企業側
端末装置1との間で双方向通信可能な状態を形成する。
そして、この認証後、サーバ4は、対応データ抽出処理
15に入り、ここで上記アクセス元に係る情報(特に決
済情報)を上記データベース41内から抽出して、この
抽出後、閲覧データ送信処理M16に入る。この閲覧デ
ータ送信処理M16においては、サーバ4は、上記対応
データ抽出処理15において抽出して得たデータに基づ
いて、上記図9に示す画面を、アクセス元である提携企
業側端末装置1に表示させるよう、当該画面表示を実現
するための例えばHTML(HyperText Markup Languag
e)形式の閲覧データを、提携企業側端末装置1に送信
する。これにより、提携企業側端末装置1には、上記図
9(a)に示す画面が表示される。
【0053】上記図9(a)の画面において、「詳細」
ボタン127が押下されると、サーバ4は、これを受け
て、詳細データ送信処理M17に入る。この詳細データ
送信処理M17においては、サーバ4は、上述した詳細
情報を表示するためのデータを、提携企業側端末装置1
に送信する。これにより、提携企業側端末装置1の画面
に、任意の(選択した)事項に係る詳細情報が表示され
る。そして、提携企業側端末装置1から、上記詳細情報
の表示を終了する旨の命令を受けると、サーバ4は、上
記閲覧データ送信処理M16に戻る。
【0054】また、上記図9(a)の画面において、
「データ入力」ボタン128が押下されると、サーバ4
は、これを受けて、新規データ入力処理M18に入る。
この新規データ入力処理M18においては、サーバ4
は、図9(b)に示す新規データ入力画面130を表示
するためのデータを、提携企業側端末装置1に送信す
る。これにより、提携企業側端末装置1には、上記新規
データ入力画面130が表示される。そして、この新規
データ入力画面130において、各フィールド131、
131、・・・内に所定の事項を入力した後、「OK」
ボタン132を押下すると、サーバ4は、これを受け
て、決済管理データベース更新処理M19に入る。この
決済管理データベース更新処理M19において、サーバ
4は、上記新規データ入力画面130で入力された情報
を、顧客対提携企業決済管理データベース415内に記
憶し(換言すれば当該データベース415の蓄積内容を
更新し)、その後、上記閲覧データ送信処理M16に戻
る。なお、上記新規データ入力画面130において、
「キャンセル」ボタン133が押下された場合には、サ
ーバ4は、上記新規データ入力処理M18から、直接、
閲覧データ送信処理M16に戻る。また、上記新規デー
タ入力画面130において、「クリア」ボタン134が
押下された場合には、サーバ4は、再度、新規データ入
力処理M18に入り直す。
【0055】なお、上記図9(a)の画面においては、
詳細情報エリア113内に表示されているデータを、並
べ替えたり(所謂ソートしたり)、検索したり、結合し
たり、更にはグラフ化したりすることができる。その
際、サーバ4は、提携企業側端末装置1から送られてく
る命令(表示指令命令)に従って、表示整理処理M20
に入り、当該命令に基づくデータの整理を終えた後、閲
覧データ送信処理M16に戻る。そして、上記図9
(a)の画面において、「終了」ボタン129が押下さ
れると、サーバ4は、上記終了処理M13を経て、アイ
ドル処理M1に戻る。
【0056】次に、対顧客アクセス処理M30につい
て、説明する。この対顧客アクセス処理M30の詳細
を、図14に示す。同図に示すように、この対提携企業
アクセス処理M30においても、サーバ4は、まず、ア
クセス権識別処理M31に入る。そして、このアクセス
権識別処理M31において、サーバ4は、アクセス元が
正式に登録されている顧客であるか否かを判断する。こ
の判断もまた、上述した顧客識別IDと、これに対応す
る個別のパスワードとを、照合することにより行う。こ
こで、アクセス元が未登録のものであると判断した場合
には、サーバ4は、アクセス拒否処理M32に入り、そ
の旨を表す警告メッセージを当該アクセス元に送信した
後、終了処理M33を経て、上記アイドル処理M1に戻
る。一方、アクセス権識別処理M31において、アクセ
ス元が正式に登録されている顧客である場合には、サー
バ4は、アクセス認証処理M34に入る。
【0057】アクセス認証処理M34においては、サー
バ4は、上記アクセス元の顧客側端末装置2に対してア
クセス権を付与し、所謂認証して、当該顧客側端末装置
2との間で双方向通信可能な状態を形成する。そして、
この認証後、サーバ4は、対応データ抽出処理35に入
り、ここで上記アクセス元に係る情報(決済情報及び入
出金情報)を上記データベース41内から抽出して、こ
の抽出後、閲覧データ送信処理M36に入る。この閲覧
データ送信処理M36においては、サーバ4は、上記対
応データ抽出処理35において抽出して得たデータに基
づいて、上記図10に示す画面を、アクセス元である顧
客側端末装置2に表示させるよう、当該画面表示を実現
するための例えばHTML形式の閲覧データを、顧客側
端末装置2に送信する。これにより、顧客側端末装置2
には、上記図10(a)に示す画面が表示される。
【0058】上記図10(a)の画面において、「詳
細」ボタン224が押下されると、サーバ4は、これを
受けて、詳細データ送信処理M37に入る。この詳細デ
ータ送信処理M37においては、サーバ4は、上述した
詳細情報を表示するためのデータを、顧客側端末装置2
に送信する。これにより、顧客側端末装置2の画面に、
任意の(選択した)事項に係る詳細情報が表示される。
更に、この詳細情報(上記振込用紙6を含む情報)を印
刷する旨の命令が顧客側端末装置2から与えられると、
サーバ4は、印刷処理M38に入り、ここで印刷を行っ
た後(厳密には、プリンタへのスプール後、詳細データ
送信処理M37に戻る。そして、顧客側端末装置2か
ら、上記詳細情報の表示を終了する旨の命令を受ける
と、サーバ4は、上記閲覧データ送信処理M36に戻
る。
【0059】また、上記図10(a)の画面において、
「振込」ボタン225が押下されると、サーバ4は、こ
れを受けて、振込・振替処理M39に入る。この振込・
振替処理M39においては、サーバ4は、図10(b)
に示す振込画面227を表示するためのデータを、顧客
側端末装置2に送信する。これにより、顧客側端末装置
2には、上記図振込画面227が表示される。そして、
この振込画面227において、各フィールド228、2
28、・・・内に所定の事項を入力した後、「OK」ボ
タン229を押下すると、サーバ4は、これを受けて、
振込・振替命令送信処理M40に入る。この振込・振替
命令送信処理M40において、サーバ4は、上記振込画
面227で入力されたのと略等価な情報(振込・振替指
令)を、金融期間側端末装置3に送信する。そして、こ
の送信後、サーバ4は、上記閲覧データ送信処理M36
に戻る。なお、上記振込画面227において、「キャン
セル」ボタン229が押下された場合には、サーバ4
は、上記振込・振替処理M39から、直接、閲覧データ
送信処理M36に戻る。また、上記振込画面227にお
いて、「クリア」ボタン231が押下された場合には、
サーバ4は、再度、振込・振替処理M39に入り直す。
【0060】なお、上記図10(a)の画面において
も、詳細情報エリア213内に表示されているデータ
を、ソートしたり、検索したり、結合したり、更にはグ
ラフ化したりすることができる。その際、サーバ4は、
顧客側端末装置2から送られてくる命令(表示指令命
令)に従って、表示整理処理M41に入り、当該命令に
基づくデータの整理を終えた後、閲覧データ送信処理M
36に戻る。そして、上記図10(a)の画面におい
て、「終了」ボタン226が押下されると、サーバ4
は、上記終了処理M33を経て、アイドル処理M1に戻
る。
【0061】次に、対金融機関アクセス処理M50につ
いて、説明する。この対金融機関アクセス処理M50の
詳細を、図15に示す。同図に示すように、この対金融
機関アクセス処理M50においても、サーバ4は、ま
ず、アクセス権識別処理M51に入る。このアクセス権
識別処理M51においては、サーバ4は、アクセス元が
正式に登録されている金融機関であるか否かを判断す
る。この判断は、上述した金融機関識別IDと、これに
対応する個別のパスワードとを、照合することにより行
う。ここで、アクセス元が未登録のものであると判断し
た場合には、サーバ4は、アクセス拒否処理M52に入
り、その旨を表す警告メッセージを当該アクセス元に送
信した後、終了処理M53を経て、上記アイドル処理M
1に戻る。一方、アクセス権識別処理M51において、
アクセス元が正式に登録されている金融機関である場合
には、サーバ4は、アクセス認証処理M54に入る。
【0062】アクセス認証処理M54においては、サー
バ4は、上記アクセス元の金融機関側端末装置3に対し
てアクセス権を付与し、所謂認証して、当該金融機関側
端末装置3との間で双方向通信可能な状態を形成する。
そして、この認証後、サーバ4は、対応データ抽出処理
55に入り、ここで上記アクセス元に係る情報(特に入
出金情報)を上記データベース41内から抽出して、こ
の抽出後、閲覧データ送信処理M56に入る。この閲覧
データ送信処理M56においては、サーバ4は、上記対
応データ抽出処理55において抽出して得たデータに基
づいて、上記図11に示す画面を、アクセス元である金
融機関側端末装置3に表示させるよう、当該画面表示を
実現するための例えばHTML形式の閲覧データを、金
融機関側端末装置3に送信する。これにより、金融機関
側端末装置3には、上記図11に示す画面が表示され
る。
【0063】上記図11の画面において、「詳細」ボタ
ン326が押下されると、サーバ4は、これを受けて、
詳細データ送信処理M57に入る。この詳細データ送信
処理M57においては、サーバ4は、上述した詳細情報
を表示するためのデータを、金融機関側端末装置3に送
信する。これにより、金融機関側端末装置3の画面に、
任意の(選択した)事項に係る詳細情報が表示される。
そして、金融機関側端末装置3から、上記詳細情報の表
示を終了する旨の命令を受けると、サーバ4は、上記閲
覧データ送信処理M56に戻る。
【0064】また、上記閲覧データ送信処理M56に遷
移している状態で、新たな入出金情報があると、サーバ
4は、入出金管理データベース更新処理M58に入る。
この入出金管理データベース更新処理M58において、
サーバ4は、上記新たな入出金情報を、顧客対金融機関
入出金管理データベース416内に記憶し(換言すれば
当該データベース416の蓄積内容を更新し)、その
後、上記閲覧データ送信処理M56に戻る。
【0065】なお、上記図11の画面においては、詳細
情報エリア314内に表示されているデータを、ソート
したり、検索したり、結合したり、更にはグラフ化した
りすることができる。その際、サーバ4は、金融機関側
端末装置3から送られてくる命令(表示指令命令)に従
って、表示整理処理M59に入り、当該命令に基づくデ
ータの整理を終えた後、閲覧データ送信処理M56に戻
る。そして、上記図10の画面において、「終了」ボタ
ン327が押下されると、サーバ4は、上記終了処理M
53を経て、アイドル処理M1に戻る。
【0066】次に、対オンライン端末アクセス処理M7
0の詳細について、説明する。対オンライン端末アクセ
ス処理M70の詳細を、図16に示す。同図に示すよう
に、この対オンライン端末アクセス処理M70において
は、サーバ4は、まず、アクセス権識別処理M71に入
る。このアクセス権識別処理M71においては、サーバ
4は、正式な(所謂コンビニエンスストアに設置されて
いる)オンライン端末装置5であるか否かを判断する。
この判断は、このオンライン端末装置5に与えられてい
る識別記号と、これに対応する個別のパスワードとを、
照合することにより行う。ここで、アクセス元が不正な
ものであると判断した場合には、サーバ4は、アクセス
拒否処理M72に入り、その旨を表す警告メッセージを
当該アクセス元に送信した後、終了処理M73を経て、
上記アイドル処理M1に戻る。一方、アクセス権識別処
理M71において、アクセス元が正式なオンライン端末
装置5である場合には、サーバ4は、アクセス認証処理
M74に入る。
【0067】アクセス認証処理M74においては、サー
バ4は、上記アクセス元であるオンライン端末装置5に
対してアクセス権を付与し、所謂認証して、当該オンラ
イン端末装置5との間で双方向通信可能な状態を形成す
る。そして、この認証後、サーバ4は、データ入力要求
処理75に入り、ここで、上記オンライン端末装置5に
対して、これから入力しようとするデータを送信しても
らうよう要求する。オンライン端末装置5は、この要求
を受けた後、例えばバーコードリーダ等の所定の読取装
置により、上記振込用紙6等の情報を読み取って、その
データをサーバ4側に送信する。これを受けて、サーバ
4は、受信して得たデータの内容を検証するための入力
データ検証処理46に入る。ここで、上記データが不正
なものまたは正常に受信できなかったと判断した場合に
は、サーバ4は、再度、上記データ入力要求処理75に
入る。
【0068】一方、上記入力データ検証処理46におい
て、上記受信して得たデータが正常なものであると判断
した場合には、サーバ4は、振込命令発信処理M77に
入り、ここで、金融機関側端末装置3に対して、振込命
令を送信する。そして、この命令の送信後、サーバ4
は、振込手続完了通知処理M78に入り、ここで、オン
ライン端末装置5に対して、当該振込手続が正常に完了
したことを通知する。そして、この通知後、サーバ4
は、上記終了処理M73を経て、アイドル処理M1に戻
る。なお、上記データ入力要求処理M75において、オ
ンライン端末装置5から、当該振込手続をキャンセルす
る旨の命令が送られてきた場合にも、サーバ4は、上記
終了処理M73を経て、アイドル処理M1に戻る。
【0069】このように、本実施の形態によれば、各提
携企業、各顧客及び各金融機関の間で成される決済に係
る情報を一元化しているので、これら各者において、そ
れぞれに共通の決済情報を利用できる。従って、上述し
た従来技術とは異なり、各企業側において、請求書を発
行したり仕分けたりする手間が省け、その分、コストも
削減できる。また、顧客側においては、自己の決済情報
や自己の口座に係る入出金情報等を、時間に制限される
ことなく自由にかつリアルタイムで確認できる。また、
上記ず10(a)に示すように、自己の家計簿が自動的
に作成されるのと等価な状態となるので、資産管理が極
めて容易になる。更に、各金融機関においても、所謂振
替済通知書等の所定の書類を発行する手間が省け、その
ための手間やコストを削減できる。
【0070】なお、各提携企業側端末装置1において、
決済期日が経過しているにも係らず未決済の取引を確認
した場合には、当該未決済である顧客の端末装置2に対
して、サーバ4を介して、例えば電子メールや所定の書
式により、所謂督促を通知することもできる。また、最
近、注目されているデビッド・カード(即時決済カー
ド)やICカードにより商取引された決済についても、
本実施の形態のシステムで処理することもできる。な
お、本実施の形態は、飽くまで本発明を実現するための
一例である。従って、本発明は、上記図2から図8に示
すデータベース41の構造や、図9から図11に示す各
端末装置1乃至3における画面構成、及び図12から図
16に示すサーバ4の動作等、本実施の形態で説明した
内容に限定されるものではない。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、各供給
者、各需要者及び各金融機関の間で成される決済に係る
情報を一元化することによって、各者において、それぞ
れに共通の決済情報を利用できるようにしている。従っ
て、企業等の供給者側において、請求書を発行したり仕
分けたりする手間が省け、その分、コストも削減でき
る。また、消費者等の需要者側においては、自己の決済
情報や自己の口座に係る入出金情報等を、時間に制限さ
れることなく自由にかつリアルタイムで確認できると共
に、自動的に家計簿を作成するのと等価な効果が得ら
れ、自己の資産管理が容易になる。更に、銀行等の金融
機関においても、各企業に対して振替済通知書等の所定
の書類を発行する手間が省け、そのための手間やコスト
を削減できる、という多大な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る決済情報管理システムの概略構成
を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態におけるサーバの構成を概念的に
表わした図である。
【図3】本実施の形態におけるサーバ内のデータベース
の一部を構成する提携企業登録データベースの記憶内容
を概念的に表した図である。
【図4】本実施の形態におけるサーバ内のデータベース
の一部を構成する顧客登録データベースの記憶内容を概
念的に表した図である。
【図5】本実施の形態におけるサーバ内のデータベース
の一部を構成する金融機関登録データベースの記憶内容
を概念的に表した図である。
【図6】本実施の形態におけるサーバ内のデータベース
の一部を構成する取引管理データベースの記憶内容を概
念的に表した図である。
【図7】本実施の形態におけるサーバ内のデータベース
の一部を構成する顧客対提携企業決済管理データベース
の記憶内容を概念的に表した図である。
【図8】本実施の形態におけるサーバ内のデータベース
の一部を構成する顧客対金融機関入出金データベースの
記憶内容を概念的に表した図である。
【図9】本実施の形態における提携企業側の端末装置に
表示される画面の一例を示す図である。
【図10】本実施の形態における顧客側の端末装置に表
示される画面の一例を示す図である。
【図11】本実施の形態における金融機関側の端末装置
に表示される画面の一例を示す図である。
【図12】本実施の形態におけるサーバの全体的な動作
の流れを示す状態遷移図である。
【図13】図12における対提携企業アクセス処理の詳
細を示す状態遷移図である。
【図14】図12における対顧客アクセス処理の詳細を
示す状態遷移図である。
【図15】図12における対金融機関アクセス処理の詳
細を示す状態遷移図である。
【図16】図12における対オンライン端末アクセス処
理の詳細を示す状態遷移図である。
【符号の説明】
1 サーバ(決算情報管理装置) 2 提携企業側端末装置(供給者側端末装置) 3 顧客側端末装置(需要者側端末装置) 4 金融機関側端末装置(金融機関側端末装置) 5 オンライン端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 432 G06F 17/60 432E

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品または役務を供給する複数の供給者
    側でそれぞれ使用される複数の供給者側端末装置、及び
    上記各供給者から上記商品または役務の供給を受ける複
    数の需要者側でそれぞれ使用される複数の需要者側端末
    装置、との間でそれぞれ双方向通信が可能な装置であっ
    て、 上記各供給者側端末装置からそれぞれ送られてくる上記
    各供給者と上記各需要者との間で成される商取引に係る
    情報を受信する商取引情報受信手段と、 この商取引情報受信手段によって受信して得た商取引情
    報を記憶する記憶手段と、 上記各需要者側端末装置のいずれかから需要者側閲覧要
    求命令が送られてきたときに、これを受信して、上記記
    憶手段に記憶されている上記各商取引情報の中から該受
    信して得た需要者側閲覧要求命令に対応するものを抽出
    する需要者側情報抽出手段と、 この需要者側情報抽出手段によって抽出して得た商取引
    情報を、上記需要者側閲覧要求命令の送信元である上記
    需要者側端末装置に送信する需要者側情報送信手段と、
    を具備し、 上記各供給者側端末装置は、それぞれ、上記商取引情報
    を任意に生成して上記装置に送信可能な状態に構成さ
    れ、 上記各需要者側端末装置は、それぞれ、上記需要者側閲
    覧要求命令を任意に生成して上記装置に送信可能な状態
    に構成され、かつ、上記需要者側情報送信手段から送ら
    れてくる上記商取引情報を受信して閲覧する手段を備え
    た、決済情報管理装置。
  2. 【請求項2】 上記各需要者には、それぞれ、該各需要
    者を特定するための個別の需要者識別情報が予め与えら
    れており、上記需要者側閲覧要求命令には、任意の需要
    者識別情報が付されており、 上記需要者側情報抽出手段は、上記受信して得た需要者
    側閲覧要求命令に付されている上記需要者識別情報に基
    づいて、上記記憶手段に記憶されている上記各商取引情
    報の中から該需要者識別情報が与えられている需要者に
    係る商取引情報を抽出する状態に構成された、請求項1
    に記載の決済情報管理装置。
  3. 【請求項3】 上記各供給者側端末装置のいずれかから
    供給者側閲覧要求命令が送られてきたときに、これを受
    信して、上記記憶手段に記憶されている上記各商取引情
    報の中から該受信して得た供給者側閲覧要求命令に対応
    するものを抽出する供給者側情報抽出手段と、 この供給者側情報抽出手段によって抽出して得た商取引
    情報を、上記供給者側閲覧要求命令の送信元である上記
    供給者側端末装置に送信する供給者側情報送信手段と、
    を具備し、 上記各供給者側端末装置は、それぞれ、上記供給者側閲
    覧要求命令を任意に生成して上記決済情報管理装置に送
    信可能な状態に構成され、かつ、上記供給者側情報送信
    手段から送られてくる上記商取引情報を受信して閲覧す
    る手段を備えた、請求項1に記載の決済情報管理装置。
  4. 【請求項4】 上記各供給者には、それぞれ、該各供給
    者を特定するための個別の供給者識別情報が予め与えら
    れており、上記供給者側閲覧要求命令には、任意の供給
    者識別情報が付されており、 上記供給者側情報抽出手段は、上記受信して得た供給者
    側閲覧要求命令に付されている上記供給者識別情報に基
    づいて、上記記憶手段に記憶されている上記各商取引情
    報の中から該供給者識別情報が与えられている供給者に
    係る商取引情報を抽出する状態に構成された、請求項3
    に記載の決済情報管理装置。
  5. 【請求項5】 上記需要者側情報送信手段により上記需
    要者側端末装置へ送信される上記商取引情報に、上記商
    取引の一部または全部に係る代金を決済するための所定
    の書類を印刷するための書類印刷情報が含まれており、 上記需要者側端末装置は、上記書類印刷情報に基づい
    て、上記所定の書類を印刷可能な手段を備えた、請求項
    1に記載の決済情報管理装置。
  6. 【請求項6】 上記商取引の一部または全部に係る代金
    の決済を行う複数の金融機関側においてそれぞれ使用さ
    れる複数の金融機関側端末装置、との間でそれぞれ双方
    向通信が可能な状態に構成され、 上記各金融機関側端末装置からそれぞれ送られてくる上
    記各金融機関が保有する各口座に係る情報を受信する口
    座情報受信手段、を備え、 上記記憶手段は、上記口座情報受信手段によって受信し
    て得た口座情報をも上記商取引情報と共に記憶し、 上記需要者側情報抽出手段は、上記記憶手段に記憶され
    ている上記各口座情報及び各商取引情報の中から上記受
    信して得た需要者側閲覧要求命令に対応する上記口座情
    報をも上記商取引情報と共に抽出し、 上記需要者側情報送信手段は、上記需要者側情報抽出手
    段によって抽出して得た口座情報をも上記商取引情報と
    共に上記需要者側端末装置に送信する状態に構成されて
    おり、 上記各金融期間側端末装置は、それぞれ、上記口座情報
    を任意に生成して上記決算情報管理装置に送信可能な状
    態に構成され、 上記各需要者側端末装置は、それぞれ、上記需要者側情
    報送信手段から送られてくる上記口座情報をも上記商取
    引情報と共に受信して閲覧可能な状態に構成された、請
    求項1に記載の決済情報管理装置。
  7. 【請求項7】 上記各金融機関側端末装置のいずれかか
    ら金融機関側閲覧要求命令が送られてきたときに、これ
    を受信して、上記記憶手段に記憶されている上記各口座
    情報の中から該受信して得た金融機関側閲覧要求命令に
    対応するものを抽出する金融機関側情報抽出手段と、 この金融機関側情報抽出手段によって抽出して得た口座
    情報を、上記金融機関側閲覧要求命令の送信元である上
    記金融機関側端末装置に送信する金融機関側情報送信手
    段と、を具備し、 上記各金融機関側端末装置は、それぞれ、上記金融期間
    側閲覧要求命令を任意に生成して上記決済情報管理装置
    に送信可能な状態に構成され、かつ、上記金融機関側情
    報送信手段から送られてくる上記口座情報を受信して閲
    覧する手段を備えた、請求項6に記載の決済情報管理装
    置。
  8. 【請求項8】 上記各金融機関には、それぞれ、該各金
    融機関を特定するための個別の金融機関識別情報が予め
    与えられており、上金融機関側閲覧要求命令には、任意
    の金融機関識別情報が付されており、 上記金融機関側情報抽出手段は、上記受信して得た金融
    機関側閲覧要求命令に付されている上記金融機関識別情
    報に基づいて、上記記憶手段に記憶されている上記各口
    座情報の中から該金融機関識別情報が与えられている金
    融機関に係る口座情報を抽出する状態に構成された、請
    求項7に記載の決済情報管理装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも上記各需要者側端末装置は、
    それぞれ、任意の上記口座に係る金銭を取り引きするた
    めの金銭取引命令を生成して上記決済情報管理装置に送
    信可能な状態に構成され、 上記決済情報管理装置は、上記各需要者側端末装置のい
    ずれかから上記金銭取引命令が送られてきたときに、こ
    れを受信して、上記任意の口座を保有する金融機関側で
    使用される上記金融機関側端末装置に対して、上記金銭
    取引命令に基づく金銭の取り引きを実行する旨の金銭取
    引指令を送信する金銭取引指令手段、を備えており、 上記各金融機関側端末装置は、それぞれ、上記金銭取引
    指令手段から送られてくる金銭取引指令を受信して、こ
    の受信して得た指令に基づいて上記任意の口座に係る金
    銭の取り引きを行う状態に構成された、請求項8に記載
    の決済情報管理装置。
  10. 【請求項10】 上記各需要者側端末装置においてそれ
    ぞれ上記金銭取引命令を生成して送信する際の手順を表
    す金銭取引手順情報、を生成して上記各受容者側端末装
    置に送信する手順情報指示手段、を備え、 上記各需要者側端末装置は、それぞれ、上記手順情報指
    示手段から送られてくる上記金銭取引手順情報を受信し
    て、この受信して得た情報に基づいて、上記金銭取引命
    令を生成して送信するよう構成された、請求項9に記載
    の決済情報管理装置。
  11. 【請求項11】 上記請求項1に記載の決済情報管理装
    置と、 この決済情報管理装置との間で双方向通信が可能であっ
    て、商品または役務を供給する複数の供給者側でそれぞ
    れ使用される複数の供給者側端末装置と、 上記決済情報管理装置との間で双方向通信が可能であっ
    て、上記各供給者から上記商品または役務の供給を受け
    る複数の需要者側でそれぞれ使用される複数の需要者側
    端末装置と、を具備し、 上記各供給者側端末装置は、それぞれ、上記商取引情報
    を任意に生成して上記決済情報管理装置に送信する手段
    を備え、 上記各需要者側端末装置は、それぞれ、上記需要者側閲
    覧要求命令を任意に生成して上記決済情報管理装置に送
    信する手段と、該決済情報管理装置側から送られてくる
    上記商取引情報を受信して閲覧する手段と、を備えた、
    決済情報管理システム。
  12. 【請求項12】 上記決済情報管理装置は、少なくとも
    上記各需要者側端末装置の一部または全部との間で、イ
    ンターネットを介して上記双方向通信を行う状態に構成
    された、請求項1に記載の決済情報管理装置または請求
    項11に記載の決済情報管理システム。
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