JP2002049790A - オークション取引システム及びオークション取引方法 - Google Patents

オークション取引システム及びオークション取引方法

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JP2002049790A
JP2002049790A JP2000233521A JP2000233521A JP2002049790A JP 2002049790 A JP2002049790 A JP 2002049790A JP 2000233521 A JP2000233521 A JP 2000233521A JP 2000233521 A JP2000233521 A JP 2000233521A JP 2002049790 A JP2002049790 A JP 2002049790A
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Toru Setsu
徹 瀬津
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費者はサービスの情報にアクセスするだけ
の経済的な価値を得るチャンスがあり、且つ、サービス
提供者は割引による現実のサービスをしながら注目度の
高い広告効果を得ることができる。 【解決手段】 ユーザにサービスの割引に関する情報を
含むサービスの情報を提供し(ST2、Fauc、V
S)、ユーザに前記サービスを割引価格で利用する権利
を得るためのオークションに入札させ(Fauc)、複
数のユーザからのオークションへの入札に対して前記権
利の落札ユーザを決定し、この落札の価格を決済し、落
札ユーザに落札を伝え、しかる後、サービス提供者の実
在の提供場所(RS)にてサービスを割引価格にて利用
可能な利用権を落札ユーザに与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ同士
を通信手段を介して通信可能に接続し、オークションを
実行するシステム及び方法であり、特に、ユーザは飲食
などの各種のサービスの提供を割引価格で受けるととも
に、サービス提供者は割引価格でのサービスの提供に引
き換え、それに見合う又はそれ以上の価値を有する宣伝
広告を得ることができるオークション取引システム及び
その取引方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットを介して契約や決
済、受発注を行う電子商取引が盛んになってきた。特定
企業間の電子商取引、電子モールなどと呼ばれる仮想店
舗による消費者との電子商取引、インターネット上の与
信業者と販売会社などの電子商取引などが、これに該当
する。
【0003】この内、2番目の電子商取引は“B to
C (Business toConsumer)”の
取引とも呼ばれ、大手企業から中小企業、さらには個人
経営の商店までが商品やサービスの提供者、すなわち
“Business”側として参加している。つまり、
自店舗サイトをインターネット上に構築し、消費者のア
クセスを待っている。
【0004】しかしながら、インターネットの爆発的な
普及により、その圧倒的な情報の洪水の中で、自店舗サ
イトに消費者を呼び込むことは至難の業と言える。単
に、商店や会社名を掲げたぐらいでは、人々の注目を集
め、且つ、それを取引に結び付けることはとても難しい
のが現状である。このため、インターネット上で各種の
広告が行われている。例えば、自社サイト以外のサイト
に広告の入り口を作り、そこをクリックした消費者を自
社サイトに誘うバナー広告、クリック保証型の広告、不
特定多数に配信するメールニュースを利用した広告、懸
賞金を利用した告知などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ネット上の広告法は、初期設定費、維持費、清作費など
の名目で、数十万円から100万円或いはそれ以上と、
いずれも相当の費用が必要であり、とくに中小企業や個
人経営の商店にはかなりに負担になっている。
【0006】かかる負担があっても、それに見合うアク
セス数、さらには成約率向上があればビジネスは維持可
能である。しかし、バナー広告によるクリック率が1%
から0.5%と言われているように、アクセス数は特別
のサイトを除いて、低いのが現実である。このため、
“Business”側からもっと集客性のある広告法
が求められていた。
【0007】とくに、飲食、遊行、理美容、映画やスポ
ーツ観戦、掃除や介護など、各種のサービスを提供する
場合、実際のサービスを提供するには、ネット上の仮想
店舗だけでは用が足りず、提供者が運営している現実店
舗(リアル店舗)まで足を運んでもらう必要がある。つ
まり、それだけ魅力ある集客性の高い広告をサイト上に
出す必要がある。
【0008】この一つの対策として、例えば飲食店であ
れば、昼間の稼働率の低い時間帯に定額料金よりも割り
引いた料金でサービスする旨の広告(例えば、2:00
p.m.〜5:00p.m.まで「半額サービス」な
ど)が相当数出されている。これも、消費者が気付け
ば、魅力的であろうが、アクセスまで至らない場合、広
告効果は殆ど皆無となる。
【0009】一方、消費者(Consumer)から見
た場合、どの店舗サイトも同じような広告であるため、
飽きてしまい、又は、魅力ある情報が大量の情報の中に
埋もれて見過ごされることが多い。このため、現実店舗
まで足を運んでサービスの提供を受けたい思わせる魅力
に乏しかったり、そのようなチャンスを見過ごしてしま
うことが多い。
【0010】このような中で更に、モバイル通信や携帯
電話も加速度的に普及し、インターネット自体のインフ
ラとしての価値が一段と高まり、第2世代携帯電話な
ど、ハードウエアのクオーリティが発展する中で、今後
は一段と価値のあるコンテンツや新たな価値を生み出す
ビジネスが待望されている。
【0011】そこで、本発明は、消費者からみた場合、
情報にアクセスするだけの経済的な価値を得るチャンス
があり、且つ、サービスなどの提供者から見た場合、割
引による現実のサービスをしながら注目度の高い広告効
果を得ることができ、双方にメリットのある、仮想店舗
とリアル店舗とを融合させた取引システムを提供するこ
とを、その目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明において、「サー
ビス」とは役務のサービス、物品などの商品の提供や販
売のサービス、映画やスポーツなどを有料で観るときの
入場券の販売サービス、スポーツ施設などの施設の利用
券の販売サービスなど、あらゆる種類のサービスをい
う。また、「リアル店舗」とはそれらのサービスの提供
を実際に受ける場所、商店、施設などを言い、物品の販
売であっても、実際の特定の場所に行って購入する場合
は、このリアル店舗に該当する。
【0013】上述した目的を達成するため、本発明に係
るオークション取引システムは、複数のクライアント装
置が通信手段を介して接続された又は接続可能なサーバ
装置を備え、サービスを割り引いて取引する権利のオー
クションに複数のユーザを前記複数のクライアント装置
を介して参加させるシステムであり、前記ユーザに前記
クライアント装置を介して前記サービスの割引に関する
情報を含むサービスの情報を提供する情報提供手段と、
前記クライアント装置による前記情報の提供画面から前
記ユーザに前記権利を得るためのオークションに入札さ
せる入札実行手段と、前記複数のユーザからの前記オー
クションへの入札に対して前記権利の落札ユーザを決定
する落札手段と、この落札の価格を決済する決済手段
と、前記落札ユーザに前記クライアント装置を介して落
札を伝える落札通知手段と、前記サービスの提供者の実
在の提供場所にて前記サービスを前記割引価格にて利用
可能な利用権を、前記クライアント装置を介して前記落
札ユーザに与える利用権付与手段とを備えたことを特徴
とする。
【0014】好適には、前記サービスの提供者のサービ
ス広告用ホームページを開設するホームページ開設手段
とを備え、前記情報提供手段及び前記入札実行手段の少
なくとも一方は、前記ホームページからそれらの移行す
るように構成されている。
【0015】一例として、前記サービスの割引率は、そ
の定額の50%引きである。
【0016】また、前記サービスの取引は物品の販売又
は役務の提供を含んでいてもよい。
【0017】さらに、前記入札を行ったユーザであって
前記落札手段による落札から漏れたユーザのうち、入札
価格が所定順位のユーザに逆課金を実行する逆課金実行
手段を備えることできる。
【0018】さらに好適には、前記情報提供手段は、前
記ユーザが前記クライアント装置を介して前記サービス
を提供する提供者の存在する地域別に当該提供者の前記
情報を検索可能な検索手段を有する。この場合、前記検
索手段は、前記地域別の検索の後に、前記サービスのカ
テゴリ別又は前記サービスを提供する提供者名別に当該
提供者の前記情報を検索可能な検索手段を有する、こと
が望ましい。
【0019】さらに好適には、前記ユーザが前記クライ
アント装置を介して前記入札に伴う損益をシミュレーシ
ョンするシミュレーション手段を備えることができる。
このとき、例えば、前記シミュレーション手段は、前記
入札に伴う損益計算及び損益分岐計算の少なくとも一方
を実行可能な計算手段である。
【0020】さらに好適な例は、前記決済手段は、事前
に開設してある電子口座の残高を確認する手段と、この
残高を確認できた後で前記落札の価格を電子決済する手
段とを備えたシステムである。
【0021】さらに、前記利用権付与手段は、前記利用
権を表す利用券の情報を電子メールで前記クライアント
装置に送付する手段であってもよい。
【0022】さらに、好適には、前記通信手段はインタ
ーネットであり、前記クライアント装置はコンピュータ
又は携帯電話である。
【0023】また、本発明に係るオークション取引シス
テムは、複数のクライアント装置が通信手段を介して接
続された又は接続可能なサーバ装置を備え、サービスの
オークションに複数のユーザを前記複数のクライアント
装置を介して参加させ、このオークションの落札ユーザ
を決定し、落札ユーザに課金して当該落札ユーザにサー
ビスの利用の権利を付与するシステムであり、前記入札
を行ったユーザであって前記落札から漏れたユーザのう
ち、入札価格が所定順位のユーザに逆課金を実行する逆
課金実行手段を備えることを特徴とする。
【0024】好適には、前記逆課金実行手段は、前記入
札価格が落札価格の次点となる入札を行ったユーザに逆
課金を実行する手段に構成できる。さらに、この逆課金
実行手段は、同一のユーザが次点入札を行う毎に前記逆
課金を累積的に加算する手段に構成してもよい。
【0025】また好適な一例として、前記逆課金実行手
段による逆課金されている現在の課金額を次回の入札時
に入札金額に自動的に加算するようにしてもよい。
【0026】さらに好適な例によれば、前記オークショ
ンの対象は前記サービスを割引価格で利用する権利とす
ることである。
【0027】一方、本発明のオークション取引方法は、
複数のクライアント装置が通信手段を介して接続された
又は接続可能なサーバ装置を備え、サービスを割り引い
て取引する権利のオークションに複数のユーザを前記複
数のクライアント装置を介して参加させる方法であり、
前記ユーザに前記クライアント装置を介して前記サービ
スの割引に関する情報を含むサービスの情報を提供し、
前記クライアント装置による前記情報の提供画面から前
記ユーザに前記権利を得るためのオークションに入札さ
せ、前記複数のユーザからの前記オークションへの入札
に対して前記権利の落札ユーザを決定し、この落札の価
格を決済し、前記落札ユーザに前記クライアント装置を
介して落札を伝え、しかる後、前記サービスの提供者の
実在の提供場所にて前記サービスを前記割引価格にて利
用可能な利用権を、前記クライアント装置を介して前記
落札ユーザに与えることを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1つの実施形態に
係るオークション取引システムを添付図面に基づき説明
する。
【0029】図1に示す如く、オークション取引システ
ム1はインターネット11に接続されたサーバ装置12
により構成される。サーバ装置12はインターネット1
1を介してユーザのクライアント装置13(パソコンや
携帯電話)に所定の通信プロトコルの元で通信可能に接
続される。
【0030】クライアント装置13としては、WWWブ
ラウザがインストールされたパソコンや携帯電話が使用
され、所定の通信プロトコルによってインターネット1
1を介してサーバ装置12と通信できる。クライアント
装置13は、図示しないがプロバイダが介在してインタ
ーネット11に接続されることも多い。
【0031】サーバ装置12は、実際には、図示しない
認証サーバ、ファイアウォールサーバ、WWW(ワール
ド・ワイド・ウェブ)サーバ、ファイルサーバ、データ
ベースサーバ、監視ワークステーションなどを備えて構
成される。
【0032】このサーバ装置12は、そのソフトウエア
機能によって、「半額ウェブオークションサイト」と呼
ばれるオークションサイトを構成する。この半額ウェブ
オークションサイトは、サービス提供者の現実の店舗R
Sにおいて定額料金の半額でサービスの提供を受けるた
めの広告VS(仮想店舗)を載せ、これにアクセスして
きたユーザ(消費者)USに半額利用チケットをウェブ
上でオークションさせるサイトである。このオークショ
ンで落札したユーザは現実店舗にて半額でサービスの提
供を受けることができる一方で、サービスの提供者は広
告効果を得ることができる。サービスには、レストラン
での食事、美容院での美容サービス、スポーツジムの利
用など各種のものがある。
【0033】この半額ウェブオークションの場合、例え
ばAレストランで2000円の飲食サービスを5名で利
用可能な半額利用チケットを500円で落札し、実際に
利用するとする。500円の落札料は落札時にオークシ
ョンを開設している業者に渡り、利用者(5人)はAレ
ストランで飲食後に10000円の半額、つまり500
0円を支払う。Aレストランは半額サービスを実行する
ために定額料金の半額、つまり5000円を広告料代わ
りに負担するシステムをとる。結局、利用者の負担は5
500円で、4500円の得になる。このため、オーク
ションによりいかに低い額で競り落とすかが、単なる半
額サービスとは一味異なる点である。
【0034】図2には、この「半額ウェブオークション
サイト」のオークション機能を概説して示す。本実施形
態では、ユーザは別の知名度の高いオークションサイト
ST1から半額ウェブオークションサイトST2にアク
セスするようにしている。このサイトST2に入ったユ
ーザは、サービス提供者の仮想店舗の広告ページVSに
入り、その広告を見ながら半額利用チケットのオークシ
ョンに入札する。このサイトST2が提供するオークシ
ョン機能Faucによって首尾良く落札できたユーザ
は、ウェブ上で半額利用チャットの発券を受ける。ユー
ザは、この半額利用チケットをサービス提供者の現実店
舗RSで提示し、サービスの提供を受ける。
【0035】以下に、この半額ウェブオークションサイ
トST2の機能をより詳細に説明する。
【0036】図3は、半額ウェブオークションサイトS
T2が提供するホームページの画面階層表を示す。この
ホームページのトップには、「検索して入札(都道府県
から検索)」、「半額オークションとは(はじめての方
はこちら)?」、「決済方法及びチケットの送付」、
「会員登録及びオークションチェック登録」、「どんな
システム?」、「半額ウェブ利用にあたって」、「My
半額とは?」、「会員規約」、「オークションチェック
決済とは?」、「あなたのお買い得金額とは?」、「現
在の口座残高」、「負けたらお金がもらえる?」、及
び、「現在のあなたのポイント」の各種ボタンが用意さ
れている。
【0037】これらのボタンをクリックすることによ
り、図3に示す如く、「地域検索」の階層を介して、エ
リア別、区別、及びカテゴリ別の階層を経て名前別の仮
想店舗広告ページの階層に入る。各仮想店舗の広告ペー
ジからは「無料クーポン」又は「入札・利用条件画面」
の階層に至る。この「入札・利用条件画面」から「損益
計算と結果・損益分岐計算と結果」、「落札画面と決済
画面」、及び「次点者画面」の階層に至る。この「落札
画面と決済画面」及び「次点者画面」から「半額利用チ
ケット」及び「現在のあなたのポイント」の階層にそれ
ぞれ至る。
【0038】一方、「会員登録」及び「地域検索」の階
層から「あなたの仮パスワード」の階層に移行できる。
また、「My半額とは?」及び「地域検索」の階層から
「気になるチケットリスト」の階層に移行できる。「M
y半額とは?」の階層からは更に「入札中」及び「落札
履歴」の階層に移行できる。「気になるチケットリス
ト」、「入札中」、及び「落札履歴」の階層から前述し
た「入札・利用条件画面」の階層に移行できる。
【0039】いま、ユーザは、上述のウェブサイトST
2にアクセスした状態で、自分のクライアント装置13
に表示されている上述のホームページのトップ画面から
「地域検索」のボタンをクリックする。これにより、サ
ーバ装置12はクライアント装置13と協働して図4に
示す一連の手順で、検索、入札、オークション、オーク
ション結果の通知と処理を進めていく。勿論、この一連
の処理の途中でログアウトもできる。この処理の概略を
説明する。
【0040】まず、店舗の検索が行われる(ステップS
1)。この検索では、地区別検索を行って、その後で、
カテゴリ別検索、又は、店舗名検索を行い、所望店舗が
検索される。これにより、検索した店舗のホームページ
がクライアント装置13に表示される(ステップS
2)。
【0041】この店舗のホームページから半額利用チケ
ット現時点で出されているかが判断され(ステップS
3)、出されている場合、そのオークションに参加する
か否かがユーザとサーバ装置12との間でインターラク
ティブに通信される(ステップS4)。半額利用チケッ
トがその店舗から現時点では出されていない場合(既に
落札されてしまったなど)や、いま検索した店舗のオー
クションには参加しないときには、再びステップS1の
処理に戻って別の店舗を検索する。
【0042】ユーザがオークションに参加する旨の返答
をすると、画面上で会員かどうかが問われるので(ステ
ップS5)、未会員の場合、会員登録を行う(ステップ
S6)。その後、会員番号登録を画面上で行い(ステッ
プS7)、CGI処理を経て残高表示がなされる(ステ
ップS8,S9)。
【0043】次いで、損益シミュレータ(損益計算又は
損益分岐点の計算)を利用するか否かが判断され(ステ
ップS10)、利用しない場合、画面上に入力した入札
内容がサーバ装置12に登録され、保存される(ステッ
プS11、S12)。
【0044】次いで、サーバ装置12は入札締め処理を
行って(ステップS13)、最高価格で入札したユーザ
を落札者として決定し、さらに、その次の価格で入札し
た次点者を決定する(ステップS14,S15)。落札
者にはCGI処理を実行し、この処理で残高不足が出た
ユーザ(落札者)には入札やり直しを行う一方で、残高
がOKのユーザ(落札者)にはオークションチェックに
よる決済を行う(ステップSS16)。この後、半額利
用チケットのメールが送付される(ステップS17)。
【0045】一方、次点者にはインセンティブポイント
が計上された後、残高更新のためにデジタルチェックC
GI処理がなされる(ステップS18,S19)。次い
で、落選者にはその旨のメール通知がなされ、次点者に
はインセンティブポイントの獲得に関する通知メールが
出される(ステップS20)。
【0046】ユーザが上述した損益シミュレータを利用
する場合(ステップS10)、サーバ装置12は入札内
容を入力させ、利用券データベースを参照して損益計算
又は損益分岐点の計算処理を行い、その結果をクライア
ント装置13に表示する(ステップS10a〜S10
d)。この損益シミュレータは何度でも利用でき(ステ
ップS10e)、入札した又は入札する内容で落札でき
た場合の損得を入札前に計算又は確認することができ
る。
【0047】図5に会員登録の処理を示す。この処理は
デジタルチェックにて実行される。デジタルチェック登
録画面が表示されるので、ユーザはその画面上で氏名、
住所などを入力する(ステップS6a、S6b)。次い
で、新規会員か否かが判断され、新規会員の場合は会員
データベースに追加登録される(ステップS6b,S6
c)。次いで、サーバ装置12は出願人が提供するプリ
ペイド課金用カードであるC−CHECK発行及び郵送
の指令を行う(ステップS6e)。これに応じて、会員
登録を申込んだユーザは会費(落札時に落札価格として
自動引き落としされる)をコンビニエンスストアから支
払い処理する(ステップS6f)。支払いがあると、サー
バ装置12は会員残高データベースを更新する。
【0048】以下に、上述の処理に基づく具体例をその
画面図:図6〜33と共に説明する。
【0049】図6は、サーバ装置12より開設される
「半額ウェブオークションサイト」ST2のトップ画面
を示す。
【0050】トップ画面から「はじめての方はこちらへ
(半額オークションとは?)」のボタンをクリックする
と、図7に示す画面が表示される。この画面により、か
かるサイトの概要が説明される。
【0051】トップ画面から「半額ウェブ利用にあたっ
て」のボタンをクリックすると、図8に示す画面が表示
され、この画面を介して、利用前の諸事項、入札、パス
ワード、法律の遵守、免責事項などについて説明され、
また当オークションは無料で利用できることが説明され
る。
【0052】またトップ画面から「会員登録及びオーク
ションチェック登録」のボタンがクリックされると、図
9に示す画面が表示される。この画面から半額ウェブオ
ークションID登録及びC−CHECK登録をするため
の、ユーザの氏名、住所、電話番号、メールアドレスな
どが入力される。この画面で必要事項を記入し、「送信
ボタン」を押すと、仮パスワード及び仮ID番号が返信
されるので、2週間以内のオークション参加にはこの仮
パスワード及び仮ID番号が使用される。
【0053】またトップ画面から「決済方法及びチケッ
トの送付」のボタンがクリックされると、図10に示す
画面が表示される。この画面により、ユーザは入札後の
決済がオークションチェックにて行われることが分か
る。オークションチェックとは、ユーザが全国展開のコ
ンビニエンスストアから入金してある自分のオークショ
ン用簡易電子口座から、オークション時にその口座から
自動引き落としすることである。また、この画面上に
は、落札された半額利用チケットはオークションチェッ
クで電子決済された後、メールでユーザのパソコン又は
携帯電話に送付されること、半額利用チケットはプリン
トアウトするか、携帯電話画面に表示して利用店舗に提
示すればよい、ことが説明されている。
【0054】またトップ画面から「どんなシステム?」
のボタンがクリックされると、図11、12に示す画面
が表示される。この画面を通して、ユーザに、ユーザ認
証の仕組み(仮パスワードと本パスワードの仕組みな
ど)、入札方法(半額ウェブオークションサイト及びオ
ークションチェック(オークション用簡易電子口座)へ
の登録、検索方法(地域検索、カテゴリ検索、店舗名検
索)、半額利用チケット選択、「入札する」画面、「確
認」クリック、入札取消し、入札確定後の入札取消し不
可の件、通知システムなど)が通知される。
【0055】さらに、トップ画面から「My半額とは
?」のボタンがクリックされると、図13〜17に示す
ように、興味ある又は入札中の半額利用チケットの管理
画面が表示される。「My半額とは?」の階層画面は図
13に示す如く表示され、この画面に、「気になるチケ
ットリスト」、「入札中」、及び「落札履歴」のボタン
が用意されている。
【0056】「気になるチケットリスト」の階層を利用
すると、図14に示す如く、ユーザが気になるオークシ
ョンを登録でき、その動きを追跡できる。この「気にな
るチケットリスト」から所望のタイトル(半額オークシ
ョン名)をクリックすると、図17に示す如く、その詳
細(提供される半額利用チケット数、利用可能人数、入
札単位、入札開始及び終了日時、現在の入札状況(入札
件数、現在の入札最高価格、最高入札者、オークション
ID、半額利用チケットの利用条件、入札額、ID番
号、パスワード、「確定」ボタンなど)が表示される。
【0057】また、「入札中」の階層は、図15に示す
如く、ユーザ(あなた)がいま入札中のオークションを
表示する。「落札履歴」の階層は、図16に示す如く、
ユーザ(あなた)が過去に落札した結果を表示する。
【0058】またトップ画面から「会員規約」のボタン
がクリックされると、図18、19に示す画面が表示さ
れる。これにより、会員制であること、入会無料である
こと、退会について、ID番号及びパスワードについ
て、入札のシステム基準、落札によるチケット購入義
務、決済方法、会員情報の守秘義務、免責事項、及び規
約変更について説明される。
【0059】トップ画面から「オークションチェック決
済とは?」のボタンがクリックされると、図20に示す
画面が表示される。この画面により、オークションチェ
ック決済が、事前に開設してあるオークション用簡易電
子口座から、パソコン画面上又は携帯電話(携帯端末)
の画面上で支払うこと、支払い手数料、このサイトST
2と提携しているほかのサイトの決済にも利用可である
ことが説明される。
【0060】さらに、トップ画面から「あなたのお得金
額は?」のボタンがクリックされると、図21、22に
示す画面が表示される。この画面により、半額利用チケ
ットの損益計算(図21)及び半額利用チケットの損益
分岐点計算(図22)のサービスが提供される。
【0061】前者の計算サービスの場合、利用人数、利
用単価、及び入札額(入札したい額又は入札した額)を
入力することで、いくら得をするというお得額が計算さ
れる。いま、利用単価(サービス(商品販売含む)の定
額料金)が一人当たり2000円で、同一チケットでの
利用可能人数が5人の半額利用チケットがあったとき
に、500円で入札したい又はするとする。現実店舗で
実際にサービスの提供を受けたときに支払う金額は10
000円(=2000円×5)であるから、半額利用チ
ケットを使うと、店舗に支払う金額は5人で半額の50
00円になる。実際には入札に500円を費やしている
ので、出費費用は5500円、従って10000円−5
500円=4500円となり、500円で落札できたと
きのお得額は4500円となる。
【0062】一方、後者の計算サービスの場合、利用人
数及び利用単価を入力するだけで、即座に得になる限界
の入札額が計算される。上述の例示の状況を適用する
と、半額利用チケットが落札できたときに店舗に支払う
金額は5人で半額の5000円であるから、10000
円−5000円=5000円で、5000円までは入札
に費やしてもよくなる。5000円の落札で収支は零
で、5000円以上で落札しても赤字になることが分か
る。
【0063】従って、ユーザはこのサービスを使うこと
で、入札前又は入札後に損益計算をすることができ、い
くらまでなら入札すべきか否かを判断する上で有力なサ
ービスを受けることができる。
【0064】さらに、トップ画面から「負けたらお金が
もらえる?」のボタンがクリックされると、図23に示
す画面が表示される。この画面によって、オークション
の結果、次点者となったユーザには次回の入札時に入札
金として利用できるポイントが自動的に与えられること
が、次点者に通知される。このポイントは例えば100
ポイント(100円相当)で、次回の入札価格が例えば
350円のときに自動的に100円加算されて、450
円で入札したことになる(ただし、所定の最低落札価格
を超えた入札が必要)。落札時の実際のオークションチ
ェックによる決済金額は350円で済むので、決済金額
が少なく且つオークションに有利に作用する。また、オ
ークションンには次点で負けつづけると、ポイントは累
積される(図24)。
【0065】従って、トップ画面から「現在のあなたの
ポイント」のボタンがクリックされると、図24の示す
如く、現在まで累積しているインターラクティブポイン
トが表示される。このように、オークションに対するイ
ンセンティブがユーザに与えられる。
【0066】一方、入札を希望するときにはまず半額ウ
ェブオークションサイトST2の店舗を検索する。この
検索において、トップ画面の「都道府県からの検索」を
行う。この画面で例えば「東京都」のボタンをクリック
すると、東京都の区、町、村の検索画面が図25のよう
に表示される。次いで、この画面から例えば「新宿区」
をクリックすると図26に示すカテゴリ検索の画面が表
示される。このカテゴリ検索画面には一例として、「フ
ァミリーレストラン」、「和食」、「洋食」、「中
華」、「焼き肉」、「美容室」、「エステティック」、
「英会話」、「映画」、「その他」のボタンが用意され
ている。
【0067】そこで、図26の画面から「ファミリーレ
ストラン」のボタンをクリックすると、図27に示す如
く、この半額ウェブオークションサイトST2に加盟し
ている、即ち半額サービスを提供している「新宿区のフ
ァミリーレストラン」の広告が一覧表示される。この一
覧広告には、店名、おおよその所在地、文字広告、各種
クーポンの有無が含まれる。
【0068】ユーザが、この一覧リストの中から例えば
「Aレストラン新宿店」を選択すると、図28に示す如
く、飲食の半額サービスの広告が定額料金と共に表示さ
れる。この広告の半額サービスに興味あるユーザは「入
札画面へ」のボタンをクリックする。この広告画面には
また、「無料クーポンはこちら」のボタンが用意されて
いるので、これをクリックすることで、図29に示す無
料クーポンの広告画面が移行できる。
【0069】上述の「入札画面へ」のボタンがクリック
されると、クライアント装置13には前述した図12に
記載のオークション画面が表示される。ユーザは、この
画面から入札額、ID番号、及びパスワードを入力し
て、確認後、「確定」ボタンを押す。これにより、入札
情報がサーバ装置12に送られ、入札締め時までデータ
ベースに保存される(図4のステップS11,S1
2)。
【0070】入札終了日時が到来すると、サーバ装置1
2は入札締め処理(入札終了のフラグ処理など)を行っ
た後、それまの入札額で最高値を付けた落札者と、第2
位の入札額を付けた次点者とを決める(図4のステップ
S13〜S15)。
【0071】サーバ装置12は落札者には、オークショ
ン用簡易電子口座の残高確認を行った後、図30に示す
画面を表示し、落札を通知する。この画面には、オーク
ションチェックID、パスワード、支払い金額(落札
額)が表示するとともに、前述したオークションチェッ
ク(画面での支払い:CGI処理)をした上で、半額利
用チケットの電子メールを待つよう指示がなされる。オ
ークションチェックをパスした落札者には(図4ステッ
プS16)、図31に示す半額利用チケットの電子メー
ルが後から送られてくる。この半額利用チケットはプリ
ントアウトするか、クライアント装置13が携帯モバイ
ルの場合、この画面を保存して、現実店舗での利用時に
画面で提示する。
【0072】オークションの結果、次点となったユーザ
には、インセンティブポイントを計上した後、そのクラ
イアント装置13には図32に示す如く、次点であるこ
と及びインセンティブポイントの獲得が通知される(図
4のステップS19〜S20)。
【0073】なお、ユーザがトップ画面から「現在の口
座残高」のボタンをクリックすると、図33に示す如
く、現時点の口座残高が示される。従って、ユーザはこ
の残高以内での入札しか行うことはできない。金額を追
加する場合、前述したようにコンビニエンスストアから
金額補充を行うことができる。
【0074】以上のように本実施形態の半額ウェブオー
クションによれば、ユーザは遊び感覚でオークションに
参加でき、店舗のホームページを開き、オークション自
体を楽しむことができる。また、入札額自体によって落
札することもできるから、金銭的な得を得ることもでき
る。オークションに次点で負け続けると、インセンティ
ブポイントが累積されていくので、ユーザにとって落札
への期待感も高まる。従って、これらの作用及び期待感
が融合されるので、半額ウェブオークションST2にア
クセスする率は、単純に広告を出した場合に比べて、飛
躍的に上昇することが期待できる。つまり、半額オーク
ション自体が他の広告媒体(バナー広告など)とは際立
った広告機能を発揮し、サイトST2の注目度も高くな
る。
【0075】また、オークションに移行するには、店舗
のホームページから移行するため、すなわち、店舗の広
告をユーザが見る確率が高いことともあいまって、この
半額ウェブオークションサイトに出店している各店舗へ
の集客率が、サイトへの注目度向上と連動して或いは相
乗効果でますます高くなる。従って、その知名度もアッ
プすることから、現実店舗への顧客誘導増に拠る売上向
上を多いに期待できる。
【0076】店舗側は、例えばお客が込まない時間な
ど、店舗側の事情に合わせた条件の半額サービスを実施
すればよい。この実施だけ、その他の広告料は一切無し
でも、店舗の宣伝がなされ、売上増に結び付けることが
可能になる。通常は限られた人数や条件での半額サービ
スであり、店舗独自にはそれに近いサービスを展開して
いることが多く、半額サービス自体が売上に影響するこ
とは殆ど無いと考えられる。限定的な半額サービスをす
るだけで広告となり、インターネットというインフラの
威力を十分に享受することができる。つまり、半額サー
ビス実施の対価として、従来には無い効果大の広告宣伝
効果が得られるので、従来のように高い宣伝費を費やさ
なくても済む。
【0077】一方、この半額ウェブオークションサイト
ST2を運営する事業者は、落札したユーザが決済した
金額で、出店要請の営業、各店舗のホームページの作成
や管理のほか、半額利用チケットの発券代行やオークシ
ョン実行の運営費を賄うことができる。なお、出店要請
の営業には、各地域毎に取次ぎ代理店を置いてもよく、
この場合も、店舗は半額利用チケットの発券依頼を広告
費代わりに出すだけで、依頼料などは不要で、半額サー
ビスを実施しさえすればよい。このため、現在のインタ
ーネットを使用したビジネスに、“B to C”タイ
プの新規なオークション広告事業を創設することもでき
る。
【0078】本発明は上述した実施形態記載の構成に限
定されるものではなく、当業者であれば、特許請求の範
囲の要旨を逸脱しない範囲でさらに適宜な態様で実施可
能なものである。
【0079】例えば、クライアント装置は上述したよう
にパソコンに限定されず、携帯電話、携帯端末などの携
帯モバイルであってもよい。また、本発明に係る割引サ
ービスは、必ずしも割引率が50%の半額サービスでな
くてもよく、4割引きサービスでも、8割引きサービス
でもよく、定額よりも割り引いてサービスすることを打
ち出せるサービスであればよい。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るオー
クション取引システム及びオークション取引方法によれ
ば、消費者からみた場合、情報にアクセスするだけの経
済的な価値を得るチャンスがあり、且つ、サービスなど
の提供者から見た場合、割引による現実のサービスをし
ながら注目度の高い広告効果を得ることができ、双方に
メリットのある、仮想店舗とリアル店舗とを融合させ
た、従来には無い広告機能を発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るオークション取引シス
テムの概要を説明するブロック図である。
【図2】半額ウェブオークションの流れを説明する図で
ある。
【図3】半額ウェブオークションサイトのホームページ
の階層構造を説明する図である。
【図4】半額ウェブオークションの処理の流れを例示す
るフローチャートである。
【図5】会員登録のサブルーチン処理を示すフローチャ
ートである。
【図6】半額ウェブオークションの処理を説明するため
の、ユーザに提供されるサイトのホームページのトップ
画面を例示する図である。
【図7】半額ウェブオークションのユーザに提供される
画面を例示する図である。
【図8】半額ウェブオークションのユーザに提供される
画面を例示する図である。
【図9】半額ウェブオークションのユーザに提供される
画面を例示する図である。
【図10】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図11】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図12】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図13】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図14】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図15】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図16】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図17】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図18】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図19】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図20】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図21】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図22】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図23】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図24】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図25】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図26】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図27】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図28】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図29】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図30】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図31】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図32】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【図33】半額ウェブオークションのユーザに提供され
る画面を例示する図である。
【符号の説明】
1 オークション取引システム 11 インターネット 12 サーバ装置 13 クライアント装置 US ユーザ VS 仮想店舗 RS 現実店舗 ST2 半額ウェブオークションサイト Fauc オークション機能

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクライアント装置が通信手段を介
    して接続された又は接続可能なサーバ装置を備え、サー
    ビスを割り引いて取引する権利のオークションに複数の
    ユーザを前記複数のクライアント装置を介して参加させ
    るオークション取引システムにおいて、 前記ユーザに前記クライアント装置を介して前記サービ
    スの割引に関する情報を含むサービスの情報を提供する
    情報提供手段と、前記クライアント装置による前記情報
    の提供画面から前記ユーザに前記権利を得るためのオー
    クションに入札させる入札実行手段と、前記複数のユー
    ザからの前記オークションへの入札に対して前記権利の
    落札ユーザを決定する落札手段と、この落札の価格を決
    済する決済手段と、前記落札ユーザに前記クライアント
    装置を介して落札を伝える落札通知手段と、前記サービ
    スの提供者の実在の提供場所にて前記サービスを前記割
    引価格にて利用可能な利用権を、前記クライアント装置
    を介して前記落札ユーザに与える利用権付与手段とを備
    えたことを特徴とするオークション取引システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のオークション取引システ
    ムにおいて、 前記サービスの提供者のサービス広告用ホームページを
    開設するホームページ開設手段とを備え、前記情報提供
    手段及び前記入札実行手段の少なくとも一方は、前記ホ
    ームページからそれらの移行するように構成されている
    オークション取引システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のオークション取引
    システムにおいて、 前記サービスの割引率は、その定額の50%引きである
    オークション取引システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れか一項記載のオー
    クション取引システムにおいて、 前記サービスの取引は物品の販売又は役務の提供を含む
    オークション取引システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れか一項記載のオー
    クション取引システムにおいて、 前記入札を行ったユーザであって前記落札手段による落
    札から漏れたユーザのうち、入札価格が所定順位のユー
    ザに逆課金を実行する逆課金実行手段を備えるオークシ
    ョン取引システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れか一項記載のオー
    クション取引システムにおいて、 前記情報提供手段は、前記ユーザが前記クライアント装
    置を介して前記サービスを提供する提供者の存在する地
    域別に当該提供者の前記情報を検索可能な検索手段を有
    するオークション取引システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のオークション取引システ
    ムにおいて、 前記検索手段は、前記地域別の検索の後に、前記サービ
    スのカテゴリ別又は前記サービスを提供する提供者名別
    に当該提供者の前記情報を検索可能な検索手段を有する
    オークション取引システム。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7の何れか一項記載のオー
    クション取引システムにおいて、 前記ユーザが前記クライアント装置を介して前記入札に
    伴う損益をシミュレーションするシミュレーション手段
    を備えたオークション取引システム。
  9. 【請求項9】 請求項8記載のオークション取引システ
    ムにおいて、 前記シミュレーション手段は、前記入札に伴う損益計算
    及び損益分岐計算の少なくとも一方を実行可能な計算手
    段であるオークション取引システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9の何れか一項記載のオ
    ークション取引システムにおいて、 前記決済手段は、事前に開設してある電子口座の残高を
    確認する手段と、この残高を確認できた後で前記落札の
    価格を電子決済する手段とを備えたオークション取引シ
    ステム。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10の何れか一項記載の
    オークション取引システムにおいて、 前記利用権付与手段は、前記利用権を表す利用券の情報
    を電子メールで前記クライアント装置に送付する手段で
    あるオークション取引システム。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11の何れか一項記載の
    オークション取引システムにおいて、 前記通信手段はインターネットであり、前記クライアン
    ト装置はコンピュータ又は携帯電話であるオークション
    取引システム。
  13. 【請求項13】 複数のクライアント装置が通信手段を
    介して接続された又は接続可能なサーバ装置を備え、サ
    ービスのオークションに複数のユーザを前記複数のクラ
    イアント装置を介して参加させ、このオークションの落
    札ユーザを決定し、落札ユーザに課金して当該落札ユー
    ザにサービスの利用の権利を付与するオークション取引
    システムにおいて、 前記入札を行ったユーザであって前記落札から漏れたユ
    ーザのうち、入札価格が所定順位のユーザに逆課金を実
    行する逆課金実行手段を備えることを特徴とするオーク
    ション取引システム。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のオークション取引シ
    ステムにおいて、 前記逆課金実行手段は、前記入札価格が落札価格の次点
    となる入札を行ったユーザに逆課金を実行する手段であ
    るオークション取引システム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のオークション取引シ
    ステムにおいて、 前記逆課金実行手段は、同一のユーザが次点入札を行う
    毎に前記逆課金を累積的に加算する手段であるオークシ
    ョン取引システム。
  16. 【請求項16】 請求項13乃至15の何れか一項記載
    のオークション取引システムにおいて、 前記逆課金実行手段による逆課金されている現在の課金
    額を次回の入札時に入札金額に自動的に加算するように
    したオークション取引システム。
  17. 【請求項17】 請求項13乃至16の何れか一項記載
    のオークション取引システムにおいて、 前記オークションの対象は前記サービスを割引価格で利
    用する権利であるオークション取引システム。
  18. 【請求項18】 複数のクライアント装置が通信手段を
    介して接続された又は接続可能なサーバ装置を備え、サ
    ービスを割り引いて取引する権利のオークションに複数
    のユーザを前記複数のクライアント装置を介して参加さ
    せるオークション取引方法において、 前記ユーザに前記クライアント装置を介して前記サービ
    スの割引に関する情報を含むサービスの情報を提供し、
    前記クライアント装置による前記情報の提供画面から前
    記ユーザに前記権利を得るためのオークションに入札さ
    せ、前記複数のユーザからの前記オークションへの入札
    に対して前記権利の落札ユーザを決定し、この落札の価
    格を決済し、前記落札ユーザに前記クライアント装置を
    介して落札を伝え、しかる後、前記サービスの提供者の
    実在の提供場所にて前記サービスを前記割引価格にて利
    用可能な利用権を、前記クライアント装置を介して前記
    落札ユーザに与えることを特徴とするオークション取引
    方法。
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