JP2002046613A - 交通機関案内装置と方法 - Google Patents

交通機関案内装置と方法

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JP2002046613A
JP2002046613A JP2000235128A JP2000235128A JP2002046613A JP 2002046613 A JP2002046613 A JP 2002046613A JP 2000235128 A JP2000235128 A JP 2000235128A JP 2000235128 A JP2000235128 A JP 2000235128A JP 2002046613 A JP2002046613 A JP 2002046613A
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JP2000235128A
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Junji Teramoto
純司 寺本
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出発地点の変更等の利用者側の状況の変化
や、事故等の交通機関側での状況の変化などがあった場
合にも、利用者に、現状での最適な交通機関案内情報を
適切なタイミングで通知する。 【解決手段】 利用者位置検出部2dにより利用者の現
在の位置を検出し、利用者情報保持部2bに記憶してお
いた他の検索条件(到着地、到着時間等)と共に用い
て、最寄ステーション検索部2eや交通経路探索部2g
により、ステーション位置情報保持部2fや交通網情報
保持部2hおよびダイヤグラム情報保持部2iの最新の
情報に基づき、対応する交通機関案内情報を検索し、交
通機関案内発信部2kから利用者端末1に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、列車や船舶、航空
機等の各種交通機関を利用して目的地に移動する際の経
路や時刻などの交通案内情報を検索し出力するコンピュ
ータシステムに係わり、特に、利用者にとって最適な交
通案内情報を効率的に提供するのに好適な交通機関案内
装置と方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】列車や船、飛行機等の各種交通機関を利
用して、ある目的地へ移動する場合、利用者は、市販さ
れている時刻表や、交通機関が発行している時刻表等を
参照して、その経路や所要時間を調べるのが一般的であ
る。
【0003】しかし、例えば、目的地までの所要時間を
計算する場合、時刻表は、通常、路線毎の運行時刻情報
が表示してあるだけであり、利用者は、まず経路を調
べ、その経路で利用する路線毎に運行時刻を調べること
で所要時間を計算しなければならない。特に、経路に路
線の乗り換えがある場合や、経路の候補が複数ある場
合、調べるべき時刻表のページ数は増大し、複雑化す
る。
【0004】この問題に対処するため、コンピュータを
用いて、利用者の目的に応じた交通機関を案内する技術
が、例えば、特開平11−91569号公報などで提案
されている。この技術では、利用者が交通機関の乗車駅
・下車駅と、その乗車時刻または下車時刻を入力する
と、交通情報提供装置が、予めデータべースに格納され
た経路情報や時刻表データに基づき、最適な利用経路、
料金、所要時間を算出して表示する。
【0005】また、上記特開平11−91569号公報
においては、ネットワーク上にデータべースを持つ情報
提供センタを配置し、時刻表などのデータを内蔵しない
端末装置からオンライン検索する技術も記載されてい
る。
【0006】しかし、このような従来の交通機関案内装
置は、利用者からの検索条件を受けて、その条件に合う
交通機関案内情報を検索して通知するといった、受動的
に対処するものである。
【0007】そのため、例えば、最終目的地が同じであ
っても出発地が利用者の移動により変わったり、出発時
間が遅れてしまった場合などのように利用者側の状況が
変化した場合、あるいは、検索した列車が事故により利
用できなくなった等の交通機関側の状況が変化した場合
には、利用者が、その状況の変化に合わせて、条件の入
力をやり直し、再検索を行なう必要がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術は、利用者からの検索要求を受けて、
対応する交通案内情報を出力するだけの受動的なもので
あり、出発地点の変更や出発時間の変更等の利用者側の
状況の変化や、事故等の交通機関側での状況の変化があ
った場合、利用者が、変化に対応して検索条件を再入力
しなければならない点である。
【0009】本発明の目的は、これら従来技術の課題を
解決し、利用者側や交通機関側での状況の変化に能動的
に対応して、利用者にとって現状での最適な交通機関案
内情報を、適切なタイミングで通知することを可能とす
る交通機関案内装置と方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の交通機関案内装置と方法は、出発地点の変
更等、利用者の状況の変化を検出する機能と、利用者が
入力した条件(出発地、到着地、到着時間等)を記憶す
る機能を設け、例えば、利用者の移動により出発点が変
化した場合、この利用者の状況の変化を自動的に検出
し、この検出結果を新たな検索条件として、既に記憶済
みの出発地条件を入れ替え、他の条件(到着地、到着時
間など)と合わせて自動的に交通機関の経路の検索を行
い、その検索結果を例えばリアルタイムで利用者の端末
に通知する。また、通知した交通機関の経路の特定に用
いたダイヤグラム情報等の変更があった場合にも、再
度、交通機関の経路の検索を自動的に行い、その結果を
通知する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明に係る交通機
関案内装置の第1の構成例を示すブロック図であり、図
10は、図1における交通機関案内装置のハードウェア
構成例を示すブロック図である。
【0012】図10において、11はCRT(Cathode
Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等から
なる表示装置、12はキーボードやマウス等からなる入
力装置、13はHDD(Hard Disk Drive)等からなる
外部記憶装置、14はCPU(Central Processing Uni
t)14aや主メモリ14b等を具備してコンピュータ
処理を行なう情報処理装置、15は本発明に係わるプロ
グラムやデータを記録したCD−ROM(Compact Disc
-Read Only Memory)もしくはDVD(DigitalVideo Di
sc/Digital Versatile Disc)等からなる光ディスク、
16は光ディスク15に記録されたプログラムおよびデ
ータを読み出すための駆動装置、17はLAN(Local
Area Network)カードやモデム等からなる通信装置であ
る。
【0013】光ディスク15に格納されたプログラムお
よびデータを情報処理装置14により駆動装置16を介
して外部記憶装置13内にインストールした後、外部記
憶装置13から主メモリ14bに読み込みCPU14a
で処理することにより、情報処理装置14内に図1に示
す交通機関案内装置2が構成される。
【0014】図1に示すように、本例の交通機関案内装
置2は、コンピュータを用いたシステム構成となってお
り、利用者情報受信部2aと、利用者情報保持部2b、
交通機関案内検索起動部2c、利用者位置検出部2d、
最寄ステーション検索部2e、ステーション位置情報保
持部2f、交通経路探索部2g、交通網情報保持部2
h、ダイヤグラム情報保持部2i、時刻比較部2j、お
よび、交通機関案内発信部2kを具備している。
【0015】利用者端末1としては、図10に示したも
のと同様な構成のパーソナルコンピュータや、携帯電話
などが用いられ、利用者情報入力装置1aとしてパーソ
ナルコンピュータを用い、交通機関案内表示装置1bと
して携帯電話を用いることもできる。
【0016】利用者端末1では、利用者情報入力装置1
aにより、利用者からの利用者IDコード(識別情
報)、目的地、到着希望時刻、および、出力先指定情報
等からなる利用者情報を入力し、この利用者情報を、図
示していないネットワークを介して交通機関案内装置2
の利用者情報受信部2bに発信する。
【0017】利用者情報受信部2aは、利用者情報入力
装置1aから発信された利用者情報を受信し、利用者I
Dを用いて利用者を特定する。利用者情報保持部2bに
は、利用者情報受信部2aにおいて特定された利用者I
Dごとに、受信した利用者情報が格納される。
【0018】交通機関案内検索起動部2cは、利用者情
報受信部2aからの指示に基づき、利用者位置検出部2
d、最寄ステーション検索部2e、交通経路探索部2
g、時刻比較部2j、および、交通機関案内発信部2k
等を、30分毎、1時間毎のように一定の時刻間隔での
条件などに基づき起動する。
【0019】利用者位置検出部2dは、利用者の現在の
地図上の位置を検出する。ステーション位置情報保持部
2fには、例えば、鉄道なら駅、バスならバス停、船な
ら港、飛行機なら空港等、各種交通機関を乗り降りする
場所(以下、「ステーション」という)の地図上におけ
る位置情報が記憶されている。
【0020】最寄ステーション検索部2eは、利用者位
置検出部2dで検出した利用者位置情報と、ステーショ
ン位置保持部2fに記憶された各種交通機関のステーシ
ョン位置情報とを比較し、予め定められた条件で特定さ
れるステーションを検索する。予め定められた条件とし
ては、例えば、「利用者位置に最も近いもの順に4つま
で」等の条件を用いる。
【0021】交通網情報保持部2hには、各種交通機関
の運行系統情報や、相互接続状況を示した交通網情報が
記憶され、ダイヤグラム情報保持部部2iには、各種交
通機関の運行時刻やダイヤグラム情報が記憶される。
【0022】尚、これらの交通網情報保持部2hおよび
ダイヤグラム情報保持部部2iは、それぞの記憶内容
を、ネットワークを介して入力される定期的なダイヤ改
正情報や、突発的に発生する事故情報等に基づき、随
時、更新する機能を有している。
【0023】交通経路探索部2gは、最寄ステーション
検索部2eで検索した利用者位置に近いステーションを
出発地として、利用者が先に利用者情報入力装置1aを
介して入力した目的地に到達するまでに利用する交通機
関の経路(交通機関利用経路)を、交通網情報保持部2
hに記憶された情報を用いて検索し、その交通機関利用
経路を用いて、利用者が先に入力した到着希望時刻に間
に合うための出発予定時刻を、ダイヤグラム情報保持部
2iに記憶された情報を用いて検索する。この際、交通
経路探索部2gは、目的地までの合計所要時間もしくは
合計料金に基づく最適な交通機関の経路を選択する。
【0024】時刻比較部2jは、交通経路探索部2gで
選択した出発予定時刻と現在時刻とを比較し、出発予定
時刻までの残り時間を計算する。交通機関案内発信部2
kは、時刻比較部2jにおいて比較・計算された時間に
応じて、利用者の出発予定時刻が迫っているか判断し、
迫っていると判断した場合は、利用者に交通機関利用経
路と出発予定時刻等を発信する。
【0025】本例では、利用者端末1の利用者情報入力
装置1aからの出力先指定情報が、同じ利用者端末1を
指定しているものとし、交通機関案内装置2からの交通
機関利用経路は利用者端末1に向けて発信される。
【0026】利用者端末1では、交通機関案内表示装置
1bにより、受信した交通機関利用経路と出発予定時刻
等をディスプレイに表示等して利用者に提示する。
【0027】このように本例では、利用者が予め目的地
や到着希望時刻等の利用者要望を入力し交通機関案内装
置2に登録しておくことで、交通機関案内装置2が利用
者の現在位置を逐次検出し、その時の位置に合わせた最
寄ステーション(目的地)までの交通機関利用経路や出
発予定時刻といった情報を検索し、その出発予定時刻が
迫っている場合には、その検索結果を利用者に対して送
信する。
【0028】尚、交通網情報保持部2hおよびダイヤグ
ラム情報保持部部2iのそれぞの記憶内容が、定期的な
改正情報や突発的に発生する事故情報等に基づき更新さ
れた場合には、その変更で影響を受ける交通機関利用経
路を対応するよう変更するために、その都度、交通機関
案内検索起動部2cを起動する。
【0029】このようにして、本例では、利用者側の状
況や交通機関側の状況の変化に合わせた交通機関案内情
報(交通機関利用経路、出発時刻など)を能動的に、か
つ適切なタイミングで案内することができる。また、こ
れらの動作において、利用者が入力操作を行なうのは最
初の登録時だけであり、利用者が移動して、その現在地
が変更されても、利用者には再入力操作が要求されな
い。
【0030】また、利用者は、利用者情報の入力に用い
る端末(利用者情報入力装置1a)と、交通機関案内の
表示に用いる端未(交通機関案内表示装置1b)とを別
個に設定することもできる。この場合、利用者情報を入
力する際には、時間の余裕があるときに、キーボードや
マウス、大型ディスプレイ等を持ったパーソナルコンピ
ュータ等の、入力操作が容易だが持ち運びが困難な端末
を用い、また、出発予定時刻間際に交通経路などの通知
を受ける端未には、携帯電話等の持ち運びが容易だが入
力操作が面倒な端末を利用することができる。
【0031】以下、このような構成の交通機関案内装置
1の詳細な動作説明を行う。交通機関案内装置1の動作
は、図1に示すように「利用者情報登録フェーズ」、
「交通機関案内検索フェーズ」、「交通機関案内提供フ
ェーズ」と大きく3つに分けることができ、以下、それ
ぞれのフェーズ毎にその動作を説明する。
【0032】まず、「利用者情報登録フェーズ」につい
て、図2を用いて説明する。図2は、図1における交通
機関案内装置の利用者情報登録フェーズでの処理動作例
を示すフローチャートである。
【0033】まず、利用者は、利用者情報入力装置1a
を用いて、利用者情報として利用者IDコード、目的
地、到着希望時刻、出力先指定情報などを入力し(ステ
ップ201)、交通機関案内装置に送信する(ステップ
202)。尚、交通機関案内表示装置1bが利用者情報
入力装置1aと同じパーソナルコンピュータ等からなる
固定の利用者端末1であれば、その設置位置を利用者情
報に含ませて送信しても良いし、その設置位置を予め交
通機関案内装置2に登録しておいても良い。
【0034】交通機関案内装置2は、このように送信さ
れた利用者情報を利用者情報受信部2aで受信し、その
利用者IDコードにより利用者を特定し(ステップ20
3)、それをインデックスとして利用者情報保持部2b
に格納する(ステップ204)。尚、この利用者IDコ
ードは、利用者毎に別個に発行され、利用者を特定する
ために用いられるものであり、交通機関案内装置2が一
意に割り振ったものや、交通機関案内の通知に用いる携
帯端末の電話番号や電子メールアドレスといったもので
も良い。
【0035】交通機関案内装置2は、さらに、利用者情
報受信部2aにより、交通機関案内検索起動部2cに対
して、次の動作フェーズである「交通機関案内フェー
ズ」による検索動作を起動するよう予約する(ステップ
205)。この検索起動予約は、30分毎、1時間毎の
ように一定の時刻であっても良いし、利用者情報のうち
到着希望時刻を用いて、到着希望時刻のn時間前から、
その時刻に近づくほど頻繁に検索を起動するといったよ
うな予約であっても良い。
【0036】また、利用者は、利用者情報入力装置1a
を用いて、「今の時刻および位置から目的地に、到着希
望時刻に間に合うような検索をして欲しい」という利用
者情報を送信することもできる。その場合は、利用者情
報受信部2aは、交通機関案内検索起動部2cに対し
て、今すぐ検索動作を起動せよという予約を行なう。こ
うすることで、例えば、乗り換えに失敗した場合の再検
索も容易にできる。
【0037】次に、「交通機関案内検索フェーズ」につ
いて、図3を用いて説明する。図3は、図1における交
通機関案内装置の交通機関案内検索フェーズでの処理動
作例を示すフローチャートである。
【0038】交通機関案内装置2は、まず、交通機関案
内検索起動部2cにより、登録された利用者毎の検索予
約状況に応じて、以降の検索動作を開始するトリガを出
力する(ステップ301)。そのトリガを受けて、利用
者位置検出部2dは、利用者の地図上の位置を検出する
動作を開始する(ステップ302)。
【0039】尚、利用者の現在位置は、例えば、特開平
10−42343号公報(「マイクロセル移動通信方式
の携帯端末位置検出方法」)に示されているようにし
て、携帯端末に回線接続した際に使用された無線基地局
を特定し、その無線基地局の設置位置を検索すること
で、利用者の携帯端末の位置を検出する手法等によって
検出する。
【0040】さらに、交通機関案内装置2は、最寄ステ
ーション検索部2eにより、ステーション位置情報保持
部2fに記憶されている各種交通機関のステーション位
置情報の中から、検出された利用者位置に近いステーシ
ョンを検索し、ここでは、最も近い順に4つの候補をピ
ックアップする(ステップ303)。尚、その際、利用
者位置からそのステーションまでの道順や徒歩による所
要時間も検索しても良い。
【0041】そして、交通経路探索部2gにより、最寄
ステーションの候補を出発地にして、利用者情報保持部
2bに格納された利用者の目的地に、希望到着時刻に間
に合うように到達する交通機関やその乗換順序、出発予
定時刻、利用者の現在位置と出発ステーション位置等の
情報(交通機関案内情報)を、交通網情報保持部2hや
ダイヤグラム情報保持部2iに記憶されている情報を用
いて検索し、いくつかの候補をピックアップする(ステ
ップ304)。この際、交通経路探索部2gは、目的地
までの合計所要時間もしくは合計料金に基づき、幾つか
の候補を選択する。
【0042】この交通機関案内情報の候補の検索を、ス
テップ303で検索した各最寄ステーション候補の数だ
け繰り返す(ステップ305)。尚、交通機関案内情報
の具体的な検索技術には、例えば特開平11−9156
9号公報(「交通情報提供装置、交通情報提供情報、記
録媒体および情報提供センタ」)に示されているよう
な、利用者にほぼ正確に列車の乗換案内を行なう技術等
を用いる。
【0043】次に、「交通機関案内提供フェーズ」につ
いて、図4を用いて説明する。
【0044】図4は、図1における交通機関案内装置の
交通機関案内提供フェーズでの処理動作例を示すフロー
チャートである。
【0045】交通機関案内装置2は、まず、時刻比較部
2jにより、交通機関案内情報のうち出発予定時刻(候
補が複数ある場合は、そのうちもっとも早い時刻)と、
現在時刻を比較し、出発予定時刻までの残り時間を計算
する(ステップ401)。
【0046】次に、交通機関案内発信部2kにより、出
発予定時刻までの残り時間が少ないかどうかを判断し
(ステップ402)、もし少ないと判断したならば、そ
の旨を示す催促情報を交通機関案内情報として利用者端
末に向かって発信する(ステップ403)。尚、前述し
た「交通機関案内検索フェーズ」において、最寄ステー
ション検索部2eで最寄ステーションまでの道順と徒歩
による所要時間を検索している場合は、その情報も合わ
せて発信する。
【0047】ステップ402での交通機関案内発信部2
kによる残り時間の大小の判断は、30分前、1時間前
といったある一定の値を用いたり、交通機関案内情報の
うち、利用者の現在位置と出発ステーション位置との距
離を求め、その距離と平均的な人間の歩行速度から算出
した値を用いるなどする。この際、上述の最寄ステーシ
ョン検索部2eで最寄ステーションまでの道順と徒歩に
よる所要時間を検索している場合は、その値を用いても
良い。
【0048】そして、利用者端末1の交通機関案内表示
装置1bでは、交通機関案内装置2の交通機関案内発信
部2kから発信された交通機関案内情報(催促情報)を
表示し、利用者の出発を促す(ステップ404)。
【0049】もし、ステップ402において、交通機関
案内発信部2kが、出発予定時刻までの残り時刻にまだ
余裕があると判断した場合は、交通機関案内情報は発信
せず、次の検索起動予約を交通機関案内検索起動部3c
に対して行なう(ステップ405)。
【0050】図5は、本発明に係る交通機関案内装置の
第2の構成例を示すブロック図である。
【0051】本例は、図1における利用者端末1を、利
用者入力端末51と利用者携帯端末53とに分けた構成
を示すものであり、利用者入力端末51は、図2で示し
た「利用者情報登録フェーズ」用として、また、利用者
携帯端末53は、図4で示した「交通機関案内提供フェ
ーズ」用として、それぞれ別個に設けられている。
【0052】本例では、利用者は、交通機関案内表示装
置53aを具備した利用者携帯端末53を携帯するの
で、交通機関案内装置52は、「交通機関案内検索フェ
ーズ」において利用者位置検出部2dにより、利用者携
帯端末53側の現在位置を検出することになる。
【0053】図中の、利用者入力端末51における利用
者情報入力装置51aおよび交通機関案内装置52にお
ける利用者情報受信部52aと利用者情報保持部52b
で行われる「利用者情報登録フェーズ」の処理は、図2
で示したものと同じであり、また、交通機関案内装置5
2における交通機関案内検索起動部52c、利用者位置
検出部52d、最寄ステーション検索部52e、ステー
ション位置情報保持部52f、交通経路探索部52g、
交通網情報保持部52h、ダイヤグラム情報保持部52
iで行われる「交通機関案内検索フェーズ」の処理は、
図3で示したものと同じであり、そして、利用者携帯端
末53における交通機関案内表示装置53a、および、
交通機関案内装置52における時刻比較部52jと交通
機関案内発信部52kで行われる「交通機関案内提供フ
ェーズ」の処理は、図4で示したものと同じである。
【0054】このような構成とすることで、利用者情報
を入力する際には、事前に、キーボードやマウス、大型
ディスプレイ等を持ったパーソナルコンピュータ等、入
力操作が容易だが持ち運びが困難な利用者入力端末51
を用い、また、出発予定時刻間際に交通経路などの通知
を受ける端末には、携帯電話等の持ち運びが容易だが情
報の入力操作が面倒な利用者携帯端末53を利用するこ
とができる。
【0055】図6は、本発明に係る交通機関案内装置の
第3の構成例を示すブロック図である。
【0056】本例では、図1で示した交通機関案内装置
2の構成例と比べ、利用者端末61における利用者情報
入力装置61a、および、交通機関案内装置62におけ
る利用者情報受信部62aと利用者情報保持部62bで
行われる「利用者情報登録フェーズ」の処理が、図7で
示すようになっている。
【0057】その他の、交通機関案内装置62における
交通機関案内検索起動部62c、利用者位置検出部62
d、最寄ステーション検索部62e、ステーション位置
情報保持部62f、交通経路探索部62g、交通網情報
保持部62h、ダイヤグラム情報保持部62iで行われ
る「交通機関案内検索フェーズ」の処理は、図3で示し
たものと同じであり、また、利用者端末61における交
通機関案内表示装置61b、および、交通機関案内装置
62における時刻比較部62jと交通機関案内発信部6
2kで行われる「交通機関案内提供フェーズ」の処理
は、図4で示したものと同じである。
【0058】図7は、図6における交通機関案内装置の
利用者情報登録フェーズでの処理動作例を示すフローチ
ャートである。
【0059】まず、利用者は利用者情報入力装置61a
を用いて、利用者情報として利用者IDコード、目的地
等を入力する(ステップ701)。図2で示した例の場
合には、これらに加えて到着希望時刻を入力したが、本
例の場合は、その代わりに「自宅最寄駅行の終電に間に
合うように通知して欲しい」といった、間接的な到着希
望時刻の条件を指定し、交通機関案内装置62に送信す
る(ステップ702)。
【0060】交通機関案内装置62は、このようにして
送信された利用者情報を利用者情報受信部62aで受信
し、その利用者IDコードにより利用者を特定し(ステ
ップ703)、それをインデックスとして利用者情報保
持部62bに格納する。
【0061】この際、利用者情報受信部62aは、間接
的な到着希望時刻(例えば、目的地に到達する最終交通
機関の時刻)の条件から、交通網情報保持部62hやダ
イヤグラム情報保持部62iに格納されている情報を用
いて正確な時刻を検索し(ステップ704)、その結果
を到着希望時刻として利用者情報保持部62bに格納す
る(ステップ705)。
【0062】そして、利用者情報受信部62aは、交通
機関案内検索起動部62cに対して、「交通機関案内フ
ェーズ」による検索動作を起動するよう予約する(ステ
ップ706)。この「交通機関案内フェーズ」以降の処
理は、図1における交通機関案内装置2の処理と同様で
ある。
【0063】このようにすることで、本例の交通機関案
内装置62では、例えば終電の時刻を利用者が明確に覚
えていない場合でも、交通機関案内装置62が適切な時
刻を設定し、情報を提供することが可能になる。
【0064】さらに、事前に利用者の住居情報を利用者
情報保持部62bに格納しておけば、利用者が終電案内
を希望する場合には「利用者ID」と「終電案内希望」
という2つの情報を交通機関案内装置62に登録するだ
けで、希望の情報を入手することが可能になり、利用者
入力が省力化される。
【0065】図8は、本発明に係る交通機関案内装置の
第4の構成例を示すブロック図である。
【0066】本例では、図1で示した交通機関案内装置
2の構成例と比べ、「交通機関案内提供フェーズ」の処
理を行う構成要素として、新たに、代替案検索部82l
と代替案関連情報保持部82mと代替案発信部82nが
設けられており、利用者端末81における交通機関案内
表示装置81a、および、交通機関案内装置82におけ
る時刻比較部82jと交通機関案内発信部82kならび
に代替案検索部82lと代替案関連情報保持部82mと
代替案発信部82nで行われる「交通機関案内提供フェ
ーズ」の処理が、図9で示すようになっている。
【0067】その他の、利用者端末81における利用者
情報入力装置81a、および、交通機関案内装置82に
おける利用者情報受信部82aと利用者情報保持部62
bで行われる「利用者情報登録フェーズ」の処理は、図
2で示したものと同じであり、また、交通機関案内装置
82における交通機関案内検索起動部82c、利用者位
置検出部82d、最寄ステーション検索部82e、ステ
ーション位置情報保持部82f、交通経路探索部82
g、交通網情報保持部82h、ダイヤグラム情報保持部
82iで行われる「交通機関案内検索フェーズ」の処理
は、図3で示したものと同じである。
【0068】図9は、図8における交通機関案内装置の
交通機関案内提供フェーズでの処理動作例を示すフロー
チャートである。
【0069】まず、交通機関案内装置82は、時刻比較
部82jにより、交通機関案内情報のうち出発予定時刻
(候補が複数ある場合は、そのうちもっとも早い時刻)
と、現在時刻を比較し、出発予定時刻までの残り時間を
計算する(ステップ901)。
【0070】次に、交通機関案内発信部82kにより、
出発予定時刻までの残り時間が少ないかどうかを判断し
(ステップ902)、もし少ないと判断したならば、そ
の旨を示す催促情報を交通機関案内情報として利用者端
末に向かって発信する(ステップ903)。これに対応
して、利用者端末81の交通機関案内表示装置81bで
は、交通機関案内装置82の交通機関案内発信部82k
から発信された交通機関案内情報(催促情報)を表示
し、利用者の出発を促す(ステップ904)。
【0071】もし、ステップ902において、交通機関
案内発信部82kが、出発予定時刻までの残り時刻にま
だ余裕があると判断した場合は、交通機関案内情報は発
信せず、次の検索起動予約を交通機関案内検索起動部8
3cに対して行なう(ステップ905)。
【0072】また、ステップ902において、交通機関
案内発信部82kが、出発予定時刻を過ぎていると判断
した場合、すなわち、何らかの理由で、現在時刻が出発
予定時刻を過ぎてしまい、かつ他の交通機関を用いても
目的地にたどり着くことが不可能な場合には、代替案検
索部82lにより、利用者位置周辺のタクシー会社の電
話番号やビジネスホテルの情報などを格納した代替案関
連情報部82mから代替案を検索し(ステップ90
6)、代替案発信部82nにより、その代替案を利用者
端末81に向かって発信する(ステップ907)。
【0073】その結果、利用者端末81の交通機関案内
表示装置81bにおいては、交通機関案内装置82の代
替案発信部82nから発信された代替案情報としての交
通機関案内情報を表示する(ステップ908)。
【0074】このようにすることで、本例では、突発的
な事故であるとか、利用者の都合で提案された交通機関
案内通りの乗り換えができなかった場合であっても、状
況に合わせた情報を提供することが可能である。
【0075】以上、図1〜図10を用いて説明したよう
に、本例の交通機関案内装置と方法では、出発地点の変
更等、利用者側の状況の変化を検出する機能と、利用者
が入力した条件(出発地、到着地、到着時間、出力先指
定情報等)を記憶する機能を設け、例えば、利用者の移
動により出発点が変化した場合、この利用者の状況の変
化を自動的に検出し、この検出結果を新たな検索条件と
して、既に記憶済みの出発地条件を入れ替え、他の条件
(到着地、到着時間など)と合わせて自動的に検索を行
い、その検索結果を例えばリアルタイムで利用者の端末
に通知する。また、通知した交通機関の経路の特定に用
いたダイヤグラム情報等の変更があった場合にも、再
度、交通機関の経路の検索を自動的に行い、その結果を
通知する。
【0076】このように、本例によれば、利用者が予め
目的地や到着希望時刻を入力し交通機関案内装置に登録
しておくことで、装置が利用者の現在位置を逐次検出
し、その時の位置に合わせた最寄ステーションから目的
地までの交通機関経路や出発予定時刻といった交通機関
案内情報を、逐次最新の情報に更新される交通網情報や
ダイヤグラム情報に基づき検索することができる。すな
わち、本例では、利用者や交通機関の状況の変化を検出
し、その状況に合わせた交通機関を能動的にかつ適切な
タイミングで案内することができる。
【0077】また、本例では、その出発予定時刻が迫っ
ている場合には、その旨を示す情報を利用者に対して送
信して、最寄ステーションへ早く向かうように催促する
ことができる。
【0078】また、利用者が入力操作を行なうのは最初
の登録時だけであり、利用者の現在地が変更されても、
利用者には再入力が要求されない。さらに、利用者によ
る出発地の入力を、利用者の位置を検出することで省略
でき、面倒な検索条件の人力を極力減らすことができ
る。
【0079】また、利用者は、利用者情報の入力に用い
る端末と、交通機関案内の表示に用いる端未を別個に設
定することもできるので、利用者情報を入力する際に
は、時間の余裕があるときに、キーボード・マウス・大
型ディスプレイを持ったパーソナルコンピュータ等の、
入力操作が容易だが持ち運びが困難な端末を用い、ま
た、出発予定時刻間際に交通経路などの通知を受ける端
未には、携帯電話等の持ち運びが容易だが入力操作が面
倒な端末を利用することができる。
【0080】尚、本発明は、図1〜図10を用いて説明
した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲において種々変更可能である。例えば、本例で
は、利用者情報の入力装置にはパーソナルコンピュータ
等を用い、交通機関案内情報の受信・表示に携帯電話を
用いることが有効であるとしたが、携帯電話を利用者情
報の入力に用いることも当然可能である。
【0081】また、本例では、交通機関側での事故等に
よる変化等にも対応して、交通機関案内情報を通知する
構成としているが、このような交通機関側での変化には
対応せず、利用者側の現在位置の変更等のみに対応する
構成としても良い。
【0082】また、本発明の交通機関案内装置は、図1
0に示すハードウェア構成に限定されるものではなく、
例えば表示装置11や駆動装置16の無いコンピュータ
構成としても良い。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、出発地点の変更や出発
時間の変更等の利用者側の状況の変化や、事故等の交通
機関側での状況の変化などがあった場合にも、交通機関
案内装置側で、このような利用者側や交通機関側での状
況の変化に能動的に対応することができ、利用者は変化
に対応した検索条件の再入力操作することなく、利用者
の現状での最適な交通機関案内情報を、適切なタイミン
グで得ることが可能となり、交通機関案内システムの性
能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る交通機関案内装置の第1の構成例
を示すブロック図である。
【図2】図1における交通機関案内装置の利用者情報登
録フェーズでの処理動作例を示すフローチャートであ
る。
【図3】図1における交通機関案内装置の交通機関案内
検索フェーズでの処理動作例を示すフローチャートであ
る。
【図4】図1における交通機関案内装置の交通機関案内
提供フェーズでの処理動作例を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明に係る交通機関案内装置の第2の構成例
を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る交通機関案内装置の第3の構成例
を示すブロック図である。
【図7】図6における交通機関案内装置の利用者情報登
録フェーズでの処理動作例を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明に係る交通機関案内装置の第4の構成例
を示すブロック図である。
【図9】図8における交通機関案内装置の交通機関案内
提供フェーズでの処理動作例を示すフローチャートであ
る。
【図10】図1における交通機関案内装置のハードウェ
ア構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1:利用者端末、1a:利用者情報入力装置、1b:交
通機関案内表示装置、2:交通機関案内装置、2a:利
用者情報受信部、2b:利用者情報保持部、2c:交通
機関案内検索起動部、2d:利用者位置検出部、2e:
最寄ステーション検索部、2f:ステーション位置情報
保持部、2g:交通経路探索部、2h:交通網情報保持
部、2i:ダイヤグラム情報保持部、2j:時刻比較
部、2k:交通機関案内発信部、11:表示装置、1
2:入力装置、13:外部記憶装置、14a:CPU、
14b:主メモリ、14:情報処理装置、15:光ディ
スク、16;駆動装置、17:通信装置、51:利用者
入力端末、51a:利用者情報入力装置、51b:交通
機関案内表示装置、52:交通機関案内装置、52a:
利用者情報受信部、52b:利用者情報保持部、52
c:交通機関案内検索起動部、52d:利用者位置検出
部、52e:最寄ステーション検索部、52f:ステー
ション位置情報保持部、52g:交通経路探索部、52
h:交通網情報保持部、52i:ダイヤグラム情報保持
部、52j:時刻比較部、52k:交通機関案内発信
部、53:利用者携帯端末、53a:交通機関案内表示
装置、61:利用者端末、61a:利用者情報入力装
置、61b:交通機関案内表示装置、62:交通機関案
内装置、62a:利用者情報受信部、62b:利用者情
報保持部、62c:交通機関案内検索起動部、62d:
利用者位置検出部、62e:最寄ステーション検索部、
62f:ステーション位置情報保持部、62g:交通経
路探索部、62h:交通網情報保持部、62i:ダイヤ
グラム情報保持部、62j:時刻比較部、62k:交通
機関案内発信部、81:利用者端末、81a:利用者情
報入力装置、81b:交通機関案内表示装置、82:交
通機関案内装置、82a:利用者情報受信部、82b:
利用者情報保持部、82c:交通機関案内検索起動部、
82d:利用者位置検出部、82e:最寄ステーション
検索部、82f:ステーション位置情報保持部、82
g:交通経路探索部、82h:交通網情報保持部、82
i:ダイヤグラム情報保持部、82j:時刻比較部、8
2k:交通機関案内発信部、82l:代替案検索部、8
2m:代替案関連情報保持部、82n:代替案発信部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04M 3/42 U 5K101 3/493 3/493 11/08 11/08 Fターム(参考) 5B049 CC02 EE05 FF01 GG06 5B075 ND20 PP02 PP03 PQ02 UU13 UU16 5H161 AA01 GG01 GG15 GG17 GG22 5K015 AB01 AF02 GA09 5K024 AA76 CC11 FF01 GG10 5K101 KK16 LL12 MM07 NN02 NN18 PP04

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出発地から目的地に至るまでに利用する
    交通機関の経路を探索して交通機関案内情報として出力
    するコンピュータを用いた交通機関案内装置であって、
    各交通機関の乗降場所(ステーション)の地図上の位置
    情報を予め記憶装置に登録するステーション位置情報保
    持手段と、各交通機関の交通網情報とダイヤグラム情報
    とを予め記憶装置に登録する交通網・ダイヤグラム情報
    保持手段と、利用者が入力・送信した目的地情報を少な
    くとも含む利用者情報を受信して利用者識別情報に対応
    付けて記憶装置に登録する利用者情報受信・保持手段
    と、上記利用者の現在の地図上の位置を特定する利用者
    位置検出手段と、該利用者位置検出手段の特定結果に基
    づき、上記ステーション位置情報保持手段で上記記憶装
    置に登録したステーションの位置情報を参照して、上記
    利用者の現在位置に基づき予め定められた条件で特定さ
    れる1以上の最寄ステーションを抽出する最寄ステーシ
    ョン検索手段と、該最寄ステーション検索手段で抽出し
    た最寄ステーションから上記利用者情報受信・登録手段
    で上記記憶手段に登録した目的地に至るまでに利用する
    交通機関の経路を、上記交通網・ダイヤグラム情報保持
    手段で上記記憶装置に登録した交通網情報とダイヤグラ
    ム情報とに基づき特定する交通経路探索手段と、該交通
    経路探索手段で特定した上記交通機関の経路を上記利用
    者の端末に送信する交通機関案内発信手段とを有するこ
    とを特徴とする交通機関案内装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の交通機関案内装置であ
    って、上記利用者情報受信・保持手段が上記記録装置に
    登録する利用者情報に、利用者が入力・送信した到着希
    望時刻情報を含み、上記交通経路探索手段に、上記交通
    網情報と上記ダイヤグラム情報とに基づき、上記到着希
    望時刻までに目的地に到着するために必要な上記最寄ス
    テーションの出発時刻を求める手段を設け、上記交通機
    関案内発信手段から上記利用者の端末に、上記交通機関
    の経路と共に上記出発時刻を送信することを特徴とする
    交通機関案内装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の交通機関案内装置であ
    って、上記交通経路探索手段で求めた上記出発時刻と現
    在時刻とを比較し、上記出発時刻までの残り時間を求め
    る時刻比較手段と、該時刻比較手段で求めた残り時間が
    予め定められた閾値になれば、出発時刻が近付いた旨を
    示す催促情報を上記交通機関案内発信手段を介して送信
    する催促手段とを有することを特徴とする交通機関案内
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の交通機関案内装置であ
    って、上記催促手段は、上記利用者位置検出手段で特定
    した利用者の現在の地図上の位置と、上記出発時刻を求
    めた最寄ステーションの地図上の位置情報とに基づき、
    上記残り時間の閾値を求めて定める手段を有することを
    特徴とする交通機関案内装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の交通機関案内装置であって、上記利用者情報受信・保
    持手段で上記記憶装置に登録した利用者情報に対応する
    上記交通経路探索手段での上記交通機関の経路の特定に
    用いる上記交通網情報と上記ダイアグラム情報が上記交
    通網・ダイアグラム情報保持手段になければ、予め記憶
    装置に登録されている代替案関連情報を検索して、上記
    利用者の現在の位置に対応する代替案を特定する代替案
    検索手段と、該代替案検索手段で特定した代替案を上記
    利用者の端末に送信する代替案発信手段とを有すること
    を特徴とする交通機関案内装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の交通機関案内装置であって、上記利用者情報受信・保
    持手段が上記記録装置に登録する利用者情報に、利用者
    が入力・送信した出力先端末指定情報を含み、上記交通
    機関案内発信手段は、上記交通経路探索手段で特定した
    上記交通機関の経路を送信する送信先端末を、上記出力
    先端末指定情報に基づき特定する手段を有することを特
    徴とする交通機関案内装置。
  7. 【請求項7】 出発地から目的地に至るまでに利用する
    交通機関の経路をコンピュータを用いて探索し交通機関
    案内情報として出力する交通機関案内方法であって、各
    交通機関の乗降場所(ステーション)の地図上の位置情
    報を予め記憶装置に登録する第1のステップと、各交通
    機関の交通網情報とダイヤグラム情報とを予め記憶装置
    に登録する第2のステップと、利用者が入力・送信した
    目的地情報を少なくとも含む利用者情報を受信して利用
    者識別情報に対応付けて記憶装置に登録する第3のステ
    ップと、上記利用者の現在の地図上の位置を特定する第
    4のステップと、該第4のステップでの特定結果に基づ
    き、上記第1のステップで上記記憶装置に登録したステ
    ーションの位置情報を参照して、上記利用者の現在位置
    に基づき予め定められた条件で特定される1以上の最寄
    ステーションを抽出する第5のステップと、該第5のス
    テップで抽出した最寄ステーションから上記第3のステ
    ップで上記記憶手段に登録した目的地に至るまでに利用
    する交通機関の経路を、上記第2のステップで上記記憶
    装置に登録した交通網情報とダイヤグラム情報とに基づ
    き特定する第6のステップと、該第6のステップで特定
    した上記交通機関の経路を上記利用者の端末に送信する
    第7のステップとを有することを特徴とする交通機関案
    内方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の交通機関案内方法であ
    って、上記第3のステップで上記記録装置に登録する利
    用者情報に、利用者が入力・送信した到着希望時刻情報
    を含み、上記第6のステップでは、上記交通網情報と上
    記ダイヤグラム情報とに基づき、上記到着希望時刻まで
    に目的地に到着するために必要な上記最寄ステーション
    の出発時刻を求め、上記第7のステップでは、上記利用
    者の端末に、上記交通機関の経路と共に上記出発時刻を
    送信することを特徴とする交通機関案内方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の交通機関案内方法であ
    って、上記第6のステップで求めた上記出発時刻と現在
    時刻とを比較し、上記出発時刻までの残り時間を求める
    第8のステップと、該第8のステップで求めた残り時間
    が予め定められた閾値になれば、出発時刻が近付いた旨
    を示す催促情報を上記利用者の端末に送信する第9のス
    テップとを有することを特徴とする交通機関案内方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の交通機関案内方法で
    あって、上記第8のステップでは、上記第4のステップ
    で特定した利用者の現在の地図上の位置と、上記出発時
    刻を求めた最寄ステーションの地図上の位置情報とに基
    づき、上記残り時間の閾値を求めて定めることを特徴と
    する交通機関案内方法。
  11. 【請求項11】 請求項7から請求項10のいずれかに
    記載の交通機関案内方法であって、上記第3のステップ
    で上記記憶装置に登録した利用者情報に対応する上記第
    6のステップでの上記交通機関の経路の特定に用いる上
    記交通網情報と上記ダイアグラム情報が上記第2のステ
    ップで予め上記記憶装置に登録されていなければ、予め
    記憶装置に登録されている代替案関連情報を検索して、
    上記利用者の現在の位置に対応する代替案を特定する第
    10のステップと、該第10のステップで特定した代替
    案を上記利用者の端末に送信する第11のステップとを
    有することを特徴とする交通機関案内方法。
  12. 【請求項12】 請求項7から請求項11のいずれかに
    記載の交通機関案内方法であって、上記第3のステップ
    で上記記録装置に登録する利用者情報に、利用者が入力
    ・送信した出力先端末指定情報を含み、上記第7のステ
    ップでは、上記第6のステップで特定した上記交通機関
    の経路の送信先端末を、上記出力先端末指定情報に基づ
    き特定し、該特定した送信先端末に上記交通機関の経路
    を送信することを特徴とする交通機関案内方法。
  13. 【請求項13】 請求項7から請求項12のいずれかに
    記載の交通機関案内方法であって、上記第6のステップ
    では、上記目的地までの合計所要時間もしくは合計料金
    に基づく最適な上記交通機関の経路を選択することを特
    徴とする交通機関案内方法。
  14. 【請求項14】 請求項7から請求項13のいずれかに
    記載の交通機関案内方法であって、上記第4のステップ
    では、随時、上記利用者の現在の地図上の位置を特定
    し、上記利用者の移動に伴い、上記第5のステップでの
    上記最寄ステーションの抽出と、上記第6のステップで
    の上記交通機関の経路の特定、および、上記第7のステ
    ップでの上記交通機関の経路の送信を繰り返すことを特
    徴とする交通機関案内方法。
  15. 【請求項15】 請求項7から請求項14のいずれかに
    記載の交通機関案内方法であって、上記第2のステップ
    で予め上記記録装置に登録し、上記第6のステップでの
    特定に用いた上記交通網情報とダイヤグラム情報の変更
    があれば、該交通網情報とダイヤグラム情報の変更に伴
    い、上記第6のステップでの上記交通機関の経路の特
    定、および、上記第7のステップでの上記交通機関の経
    路の送信を繰り返すことを特徴とする交通機関案内方
    法。
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