JP2002043609A - 太陽光発電装置 - Google Patents

太陽光発電装置

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JP2002043609A JP2000228564A JP2000228564A JP2002043609A JP 2002043609 A JP2002043609 A JP 2002043609A JP 2000228564 A JP2000228564 A JP 2000228564A JP 2000228564 A JP2000228564 A JP 2000228564A JP 2002043609 A JP2002043609 A JP 2002043609A
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Toshiro Sakuno
敏郎 作野
Shigetoshi Otaki
重俊 大滝
Yusuke Oketani
勇介 桶谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池パネル7の設置や保守が簡単で、浄
水処理池1の点検作業も容易となる太陽光発電装置を提
供する。 【解決手段】 上水道施設の浄水処理池1の上方を覆う
可動式の覆蓋2の上面に凹部2aを形成し、この凹部2
aに太陽電池パネル7を嵌め込んだ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上下水道施設等の
水処理施設の上方に太陽電池を配置した太陽光発電装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】上下水道施設の水処理施設は、日射条件
のよい場所に広大な面積で設置されていることが多い。
そこで、従来から、この水処理施設の上方に太陽電池を
配置して太陽光発電を行う試みが各所で実施されてい
る。
【0003】このような太陽光発電装置の一例を図9に
示す。この太陽光発電装置は、上水道施設の浄水処理池
1の上方に柱11で支持された屋根枠12を斜めに設置
して、この屋根枠12の上面に多数の太陽電池パネル7
を取り付けたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図9に示す
太陽光発電装置は、浄水処理池1の周縁部に基礎を築い
て、数m〜十数mの高さに及ぶ鉄骨の柱11を立て、こ
れらの柱11の間に同じく鉄骨で組まれた屋根枠12を
傾斜して設置するので、工事が大掛かりとなり建設時の
高所作業が危険になるという問題があった。また、この
ような大規模な太陽光発電装置は、太陽電池パネル7の
保守作業を行う場合に、地上十m前後の高さの傾斜した
屋根枠12上で作業しなければならないので、作業者に
危険が及ぶおそれがあるだけでなく、作業中に太陽電池
パネル7の汚れやゴミ等が落下した場合の処理水の養生
のために、浄水処理池1の上にシートを被せる等の措置
を行う必要があり、作業が面倒なものになるという問題
もあった。
【0005】本発明は、かかる事情に対処するためにな
されたものであり、水処理施設に設置される可動式の覆
蓋の上面に太陽電池パネルを嵌め込むことにより、設置
が簡単で水処理施設の点検や太陽電池の保守作業も容易
となる太陽光発電装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の太陽光発電装
置は、水処理施設の上方を覆う可動式の覆蓋の上面に凹
部を形成し、この凹部に太陽電池パネルを嵌め込んだこ
とを特徴とする。
【0007】請求項1の発明によれば、太陽電池パネル
が覆蓋の上面に取り付けられるので、異物の投入防止や
藻類の発生防止、防臭等の目的で設置される覆蓋の上面
を有効活用することができるようになるだけでなく、水
処理施設の上方にこの太陽電池パネルを設置するための
大規模な工事が不要となる。また、この太陽電池パネル
は、覆蓋の上面の凹部に嵌め込まれるので、強風等によ
って外れて飛ばされるようなおそれがなくなり、確実な
取り付けを行うことができる。しかも、この凹部は、覆
蓋の上面のリブとして機能するので、この覆蓋の強度を
高めることにもなる。さらに、この太陽電池パネルは、
水処理施設の周縁部や覆蓋の上から容易に保守を行うこ
とができるので、作業に危険が生じることもない。ま
た、覆蓋は、可動式であるため、太陽電池パネルを取り
外すことなく移動させて、簡単に水処理施設の点検を行
うことができるようになる。
【0008】請求項2の太陽光発電装置は、前記覆蓋
が、両端部を水処理施設の両側縁部に設けられた摺動支
持手段に支持されることにより、この両側縁部に沿って
摺動可能となることを特徴とする。
【0009】請求項2の発明によれば、覆蓋が水処理施
設の側縁部に沿って摺動するので、水処理施設の点検が
極めて容易となる。また、水処理施設を複数の覆蓋で覆
い、これらの覆蓋が摺動により隣接する別の覆蓋と上下
に重なるようにしておけば、隣同士の覆蓋を交互に摺動
させることにより、摺動のための無駄なスペースを設け
ることなく、全ての覆蓋を順に開放して水処理施設の点
検を行うことができるようになる。
【0010】請求項3の太陽光発電装置は、前記覆蓋
が、円筒面状に湾曲した上面を備えたドーム型のもので
あることを特徴とする。
【0011】請求項3の発明によれば、上面がドーム状
となり、同じ板材を平坦なまま用いたものよりも強度の
高い覆蓋に太陽電池パネルが設置されるので、この太陽
電池パネルをより確実に支持することができるようにな
る。
【0012】請求項4の太陽光発電装置は、前記覆蓋の
凹部の底面に、凹状の配線溝が形成されたことを特徴と
する。
【0013】請求項4の発明によれば、覆蓋の凹部の底
面に形成された配線溝に太陽電池パネルの配線ケーブル
やこの太陽電池パネルが複数ある場合の各パネル間の配
線ケーブルを収納することができ、これらの配線ケーブ
ルを太陽電池パネルの裏側に配置することができるの
で、覆蓋の上部や太陽電池パネルの上部に配線ケーブル
が出るようなことがなくなり、水処理施設の点検や太陽
電池パネルの保守作業の際に邪魔になるのを防止するこ
とができる。
【0014】請求項5の太陽光発電装置は、前記水処理
施設の上方に複数の覆蓋が設置され、これらの覆蓋の太
陽電池パネルの間に、それぞれの覆蓋を移動させた場合
にも接続状態が保たれる配線が施されたことを特徴とす
る。
【0015】請求項5の発明によれば、覆蓋を移動させ
る際に、他の覆蓋上の太陽電池パネルとの間の接続を遮
断しなくてもよいような配線が施されるので、これらの
太陽電池パネルによる発電を停止させることなく、水処
理施設の点検作業を行うことができるようになる。
【0016】請求項6の太陽光発電装置は、前記覆蓋の
凹部が、両端面間の幅をほぼ一定にして設けられると共
に、この両端面の上部に内側に向けて突出する庇部がそ
れぞれ形成され、前記太陽電池パネルの両端部が、これ
ら庇部の下方に挿入されて凹部に嵌まり込んだことを特
徴とする。
【0017】請求項6の発明によれば、覆蓋の凹部に嵌
まり込んだ太陽電池パネルの両端部が庇部の下方となる
ので、この太陽電池パネルが凹部から浮き上がって外れ
るようなおそれを確実に防止することができるようにな
る。なお、庇部は、太陽電池パネルを凹部に嵌め込んだ
後に取り付けるようにしてもよいが、この凹部の両端面
間の幅をほぼ一定にしているので、この庇部を予め取り
付けておき、又は、凹部と一体的に形成し、太陽電池パ
ネルを覆蓋のいずれかの側端部からこの凹部と庇部との
間に挿入し奥までスライドさせることにより設置するよ
うにしてもよい。また、この場合に、複数枚の太陽電池
パネルを順にスライドさせて押し込むことにより、これ
らを並べて設置することもできる。
【0018】請求項7の太陽光発電装置は、前記覆蓋が
凹部内をスライドして嵌め込まれるものであることを特
徴とする。
【0019】請求項7の発明によれば、太陽電池パネル
を凹部内にスライドさせて嵌め込むので、この太陽電池
パネルの設置が容易となる。特に、凹部に請求項6に示
す庇部が形成されている場合に、太陽電池パネルをこの
凹部と庇部との間に挿入しスライドさせることにより、
庇部の下方への設置が容易となる。
【0020】請求項8の太陽光発電装置は、前記太陽電
池パネルの下面の一部に、下方に突出する樹脂製の滑り
部材が取り付けられたことを特徴とする。
【0021】請求項8の発明によれば、太陽電池パネル
を覆蓋の端部から挿入しスライドさせる場合に、滑り部
材が凹部の底面との間の滑り摩擦を低減するので、この
スライドによる設置が容易となる。特に複数枚の太陽電
池パネルをスライドさせる場合に、この滑り摩擦が大き
くなって強い力で押し込まなければならないようなこと
がなくなる。
【0022】請求項9の太陽光発電装置は、前記太陽電
池パネルの下面の複数箇所に、回転可能なスライドロー
ラが取り付けられたことを特徴とする。
【0023】請求項9の発明によれば、太陽電池パネル
を覆蓋の端部から挿入しスライドさせる場合に、スライ
ドローラが凹部の底面上を転がって摩擦を低減するの
で、このスライドによる設置が容易となる。特に複数枚
の太陽電池パネルをスライドさせる場合に、この摩擦が
大きくなって強い力で押し込まなければならないような
ことがなくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0025】図1〜図8は本発明の一実施形態を示すも
のであって、図1は浄水処理池の覆蓋に設置した太陽光
発電装置を示す斜視図、図2は浄水処理池に設置した覆
蓋の正面図、図3は覆蓋の斜視図、図4は太陽電池パネ
ルを取り付けた覆蓋の断面側面図、図5は太陽電池パネ
ルの取り付け方法を説明するための覆蓋の断面正面図、
図6はワイヤフックを有する太陽電池パネルを取り付け
た覆蓋の一部拡大断面正面図、図7はスライドローラを
設けた太陽電池パネルを取り付けた覆蓋の一部拡大断面
正面図、図8は上面が傾斜面である覆蓋の斜視図であ
る。なお、図9に示した従来例と同様の機能を有する構
成部材には同じ番号を付記する。
【0026】本実施形態は、図1に示すように、上水道
施設の浄水処理池1に設置する太陽光発電装置について
説明する。この浄水処理池1には、処理水に異物が投入
されるのを防止するために、水面の上方を覆うように複
数の覆蓋2が設置されている。
【0027】覆蓋2は、長方形のガラス繊維強化樹脂
(FRP)板を円筒面状に湾曲させてドーム型に成形し
たものである。ガラス繊維強化樹脂とは、(不飽和)ポ
リエステル樹脂やアクリル樹脂、ウレタン樹脂、オレフ
ィン系樹脂等をガラス繊維で強化したものをいう。この
覆蓋2には、浄水処理池1の両端部に2個ずつ配置され
た小型のものと、中央部に2個配置された、これよりも
一回り大きい大型のものとがある。また、図2に示すよ
うに、浄水処理池1の両側縁部には、それぞれ2本のレ
ール3が敷設されている。そして、小型の覆蓋2は、両
端下部に設けられた車輪4が浄水処理池1の両側縁部の
内側の一対のレール3上に載置されると共に、大型の覆
蓋2は、両端下部に設けられた車輪4が外側の一対のレ
ール3上に載置されている。従って、これらの車輪4が
転動することにより、それぞれの覆蓋2が浄水処理池1
の両側縁部に沿って摺動可能になっている。また、小型
の覆蓋2が摺動によって大型の覆蓋2の内側に入り込
み、又は、大型の覆蓋2が摺動によって小型の覆蓋2の
外側に覆い被さることにより、これらの覆蓋2は、上下
に重なり合うことができるようになっている。
【0028】浄水処理池1の上方は、このような構成の
複数の覆蓋2によって覆われることになる。また、この
浄水処理池1の両端部に配置される覆蓋2のドーム状の
側面には、図1に示す側面パネル5が取り付けられて、
この側面部分も完全に覆うようになっている。そして、
覆蓋2を摺動させて隣接する別の覆蓋2と重ね合わせれ
ば、摺動させた覆蓋2が覆っていた浄水処理池1の上面
が露出するので、容易に処理水の点検や槽内の清掃等を
行うことができるようになる。
【0029】上記覆蓋2の上面には、図3に示すよう
に、ドーム状の湾曲に沿って両端部に至る凹部2aが形
成されている。凹部2aは、覆蓋2の上面の両端部を除
く全面に形成された一定幅の溝状の窪みである。この凹
部2aの両端面の上部には、図4に示すように、ドーム
状の湾曲に沿い、断面形状がほぼ逆L字形となったスラ
イドカバー6がボルトとナットにより取り付けられてい
る。スライドカバー6は、湾曲した細長いガラス繊維強
化樹脂板を長手方向に沿った折り目で逆L字形に折り曲
げた形状の枠材であり、この折り曲げによって凹部2a
の上部から内側に向けて庇部6aが突出するようになっ
ている。また、この凹部2aの底面には、ドーム状の湾
曲に沿った凹状の配線溝2bが形成されている。
【0030】このように形成された覆蓋2の凹部2aに
は、ドーム状の湾曲方向に沿って複数枚の太陽電池パネ
ル7が嵌め込まれている。太陽電池パネル7は、太陽電
池モジュールを方形の平坦な板状の枠体で囲んだもので
あり、この太陽電池モジュールが太陽光の照射を受ける
ことにより発電を行う。この太陽電池パネル7は、下面
の四隅に超高分子量ポリエチレン製の滑り部材8が下方
に突出するようにビス止めされ、これらの滑り部材8を
介して凹部2aの底面上に載置されることになる。ま
た、この太陽電池パネル7は、両端部がスライドカバー
6の庇部6aの下方となるように凹部2a内に嵌め込ま
れる。
【0031】上記太陽電池パネル7は、図5に示すよう
に、覆蓋2の一方の側端部から凹部2aと庇部6aとの
間に挿入する。そして、最初の1枚が挿入されると、こ
れを後ろから押すように次の1枚を挿入し、順次これを
繰り返すことにより、複数枚の太陽電池パネル7を奥ま
で押し込むようにして設置する。この際、各太陽電池パ
ネル7は、滑り部材8を介して凹部2aの底面上をスラ
イドするので、このスライドによる摩擦が小さくなり、
最後まで比較的軽い力で太陽電池パネル7を押し込むこ
とができるようになる。また、各太陽電池パネル7の配
線のための配線ケーブルは、凹部2aの底面に形成され
た配線溝2bに納めることができるので、凹部2aの外
側に配線ケーブルがはみ出すことにより覆蓋2の端部に
配線スペースを設けるような必要がなくなり、上記浄水
処理池1の点検作業やこの太陽電池パネル7の保守作業
の際にも、この配線ケーブルが邪魔になるようなことが
なくなる。
【0032】これらの覆蓋2に取り付けられた太陽電池
パネル7は、各覆蓋2の間に敷設された配線ケーブルを
介して相互間が接続されると共に、浄水処理池1の外部
の発電制御施設にも接続される。ただし、覆蓋2は摺動
可能であるため、浄水処理池1のいずれかの側の縁部
に、これらの覆蓋2の摺動方向に沿って図示しないメッ
センジャーワイヤを張り渡しておき、各覆蓋2間の配線
ケーブルをこのメッセンジャーワイヤの周囲にコイル状
に巻回して敷設している。従って、いずれかの覆蓋2が
摺動すると、隣接する別の覆蓋2との間の配線ケーブル
は、コイル状の長さを伸縮させることにより、これらの
覆蓋2の太陽電池パネル7間の接続状態を保つことがで
きるようになる。なお、この太陽電池パネル7間の接続
状態を保つためには、単に摺動の範囲内で配線ケーブル
の長さに余裕を持たせるだけでもよいし、他の配線手段
を用いることもできる。また、覆蓋2を摺動させる場合
に、太陽電池パネル7を停止させてもよい場合には、こ
れらの太陽電池パネル7間の配線ケーブルをコネクタを
介して接続しておき、覆蓋2の摺動の際にこのコネクタ
を一旦外すようにすればよい。
【0033】上記構成の太陽光発電装置によれば、異物
投入防止のために設置された覆蓋2の上面に太陽電池パ
ネル7が取り付けられるので、広い面積に設置されたこ
れらの覆蓋2の上面に照射される太陽光のエネルギーを
有効に活用することができるようになる。また、浄水処
理池1を覆うこれらの覆蓋2を太陽電池パネル7の支持
に利用することにより、鉄骨の柱11と屋根枠12を組
む大規模な工事が不要となる。さらに、太陽電池パネル
7は、覆蓋2の凹部2aに嵌め込まれると共に、スライ
ドカバー6の庇部6aによって両端部の上方が支持され
るので、取り付けが確実となり、強風等に煽られて凹部
2a内で浮かび上がったとしても、覆蓋2から外れて飛
び出すようなおそれは生じない。しかも、覆蓋2は、上
面がドーム状に湾曲することにより強度が増すので、こ
の覆蓋2の上に人が乗って歩くことも可能となるが、こ
のドーム状の湾曲に沿った凹部2aの窪みがリブとして
機能することにより、さらに強度を高めることができる
ようになる。また、これらの覆蓋2に取り付けられた太
陽電池パネル7は、浄水処理池1の両側縁部や覆蓋2の
上から作業者が容易に保守することができるので、この
保守作業に危険が生じるようなこともなくなる。さら
に、これらの覆蓋2を摺動させれば、摺動した部分の浄
水処理池1の上方が開放されるので、点検作業等も容易
に行うことができる。しかも、これらの覆蓋2は、摺動
することにより隣接する別の覆蓋2と重なるので、浄水
処理池1の外に摺動のための無駄なスペースを設ける必
要もなくなる。また、この覆蓋2を摺動させても、別の
覆蓋2の太陽電池パネル7との間の接続は、コイル状の
配線ケーブルによって維持されるので、これらの太陽電
池パネル7を稼働させたまま点検作業を行うことができ
るようになる。
【0034】なお、上記実施形態では、覆蓋2の凹部2
aに嵌め込んだ太陽電池パネル7が外れるのをスライド
カバー6の庇部6aによって止めるようにしたが、この
太陽電池パネル7は、他の係止手段やボルト止め、接着
等の固定手段によって凹部2aから外れないようにして
もよい。また、図6に示すように、各太陽電池パネル7
の下面にワイヤフック9を設けておき、ここに通したワ
イヤを覆蓋2に固定しておくことにより、さらに確実に
太陽電池パネル7の外れ止めを行うこともできる。
【0035】また、上記実施形態では、太陽電池パネル
7の下面の四隅に滑り部材8を取り付けた場合について
説明したが、太陽電池パネル7自体が十分に少ない摩擦
でスライドする場合や、この太陽電池パネル7をスライ
ドさせることなく凹部2aに嵌め込む場合には、このよ
うな滑り部材8は不要となる。しかし、図7に示すよう
に、滑り部材8に代えて、回転可能なスライドローラ1
0を取り付けることにより、この太陽電池パネル7のス
ライドをさらに容易にし、太陽光発電装置の施工の手間
を軽減することもできる。
【0036】また、上記実施形態では、覆蓋2の上面が
ドーム状である場合について説明したが、このようなド
ーム状の上面に複数枚の太陽電池パネル7を設置する
と、太陽電池パネル7によっては太陽光の入射角度が非
常に浅くなるのを避けることができないので、発電効率
は必ずしも良くない。このため、覆蓋2の上面は、水平
面にしてもよく、図8に示すような傾斜面にすれば、よ
り一層の発電効率の向上を図ることができる。この覆蓋
2の上面は、その設置場所の緯度と同じ角度だけ傾斜さ
せ、この傾斜面を南向きにすれば、最も発電効率がよく
なる。さらに、上記実施形態では、摺動支持手段である
レール3上で覆蓋2を摺動させて可動式とする場合につ
いて説明したが、この覆蓋2の可動手段は、これに限ら
ず任意である。
【0037】また、上記実施形態では、上水道施設の浄
水処理池1に設置する太陽光発電装置について説明した
が、上水道施設のその他の水処理施設や、下水道施設の
処理池等の水処理施設にも同様に実施可能である。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の太陽光発電装置によれば、水処理施設に設置される覆
蓋の上面のスペースを有効に活用することにより、太陽
電池パネルを設置するための大規模な工事を不要にする
ことができる。また、太陽電池パネルを覆蓋の凹部に嵌
め込むことにより、この太陽電池パネルの設置を容易に
すると共に、取り付けを確実にすることができるように
なる。さらに、水処理施設の点検や太陽電池パネルの保
守も安全かつ容易に行うことができるようになる。しか
も、太陽電池パネルを停止させることなく、水処理施設
の点検のために覆蓋を移動させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、浄水
処理池の覆蓋に設置した太陽光発電装置を示す斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施形態を示すものであって、浄水
処理池に設置した覆蓋の正面図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すものであって、覆蓋
の斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態を示すものであって、太陽
電池パネルを取り付けた覆蓋の断面側面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示すものであって、太陽
電池パネルの取り付け方法を説明するための覆蓋の断面
正面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示すものであって、ワイ
ヤフックを有する太陽電池パネルを取り付けた覆蓋の一
部拡大断面正面図である。
【図7】本発明の一実施形態を示すものであって、スラ
イドローラを設けた太陽電池パネルを取り付けた覆蓋の
一部拡大断面正面図である。
【図8】本発明の一実施形態を示すものであって、上面
が傾斜面である覆蓋の斜視図である。
【図9】従来例を示すものであって、上下水道施設の水
処理施設に設置された太陽光発電装置の正面図である。
【符号の説明】
1 浄水処理池 2 覆蓋 2a 凹部 2b 配線溝 3 レール 4 車輪 6 スライドカバー 6a 庇部 7 太陽電池パネル 8 滑り部材 9 ワイヤフック 10 スライドローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 作野 敏郎 京都府京都市南区吉祥院西ノ庄猪之馬場町 1番地 日本電池株式会社内 (72)発明者 大滝 重俊 大阪府大阪市安土町2丁目3番13号 タキ ロン株式会社内 (72)発明者 桶谷 勇介 大阪府大阪市安土町2丁目3番13号 タキ ロン株式会社内 Fターム(参考) 5F051 BA11 JA02 JA20 KA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水処理施設の上方を覆う可動式の覆蓋の
    上面に凹部を形成し、この凹部に太陽電池パネルを嵌め
    込んだことを特徴とする太陽光発電装置。
  2. 【請求項2】 前記覆蓋が、両端部を水処理施設の両側
    縁部に設けられた摺動支持手段に支持されることによ
    り、この両側縁部に沿って摺動可能となることを特徴と
    する請求項1に記載の太陽光発電装置。
  3. 【請求項3】 前記覆蓋が、円筒面状に湾曲した上面を
    備えたドーム型のものであることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の太陽光発電装置。
  4. 【請求項4】 前記覆蓋の凹部の底面に、凹状の配線溝
    が形成されたことを特徴とする請求項1,2又は3に記
    載の太陽光発電装置。
  5. 【請求項5】 前記水処理施設の上方に複数の覆蓋が設
    置され、これらの覆蓋の太陽電池パネルの間に、それぞ
    れの覆蓋を移動させた場合にも接続状態が保たれる配線
    が施されたことを特徴とする請求項1,2,3又は4に
    記載の太陽光発電装置。
  6. 【請求項6】 前記覆蓋の凹部が、両端面間の幅をほぼ
    一定にして設けられると共に、この両端面の上部に内側
    に向けて突出する庇部がそれぞれ形成され、前記太陽電
    池パネルの両端部が、これら庇部の下方に挿入されて凹
    部に嵌まり込んだことを特徴とする請求項1,2,3,
    4又は5に記載の太陽光発電装置。
  7. 【請求項7】 前記覆蓋が凹部内をスライドして嵌め込
    まれるものであることを特徴とする請求項1,2,3,
    4,5又は6に記載の太陽光発電装置。
  8. 【請求項8】 前記太陽電池パネルの下面の一部に、下
    方に突出する樹脂製の滑り部材が取り付けられたことを
    特徴とする請求項7に記載の太陽光発電装置。
  9. 【請求項9】 前記太陽電池パネルの下面の複数箇所
    に、回転可能なスライドローラが取り付けられたことを
    特徴とする請求項7に記載の太陽光発電装置。
JP2000228564A 2000-07-28 2000-07-28 太陽光発電装置 Expired - Lifetime JP3316493B2 (ja)

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