JP2002041277A - 情報処理装置およびWebブラウザ制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置およびWebブラウザ制御プログラムを記録した記録媒体

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JP2002041277A
JP2002041277A JP2000229375A JP2000229375A JP2002041277A JP 2002041277 A JP2002041277 A JP 2002041277A JP 2000229375 A JP2000229375 A JP 2000229375A JP 2000229375 A JP2000229375 A JP 2000229375A JP 2002041277 A JP2002041277 A JP 2002041277A
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JP
Japan
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web page
unit
information
dictionary
recognition
Prior art date
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Application number
JP2000229375A
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English (en)
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Akira Tsuruta
彰 鶴田
Hiroyuki Kanza
浩幸 勘座
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 Webブランザの持つWebページの情報を
用いて、Webページの登録作業を補助することによ
り、ユーザの使い勝手を向上させる。 【解決手段】 入力された音声の認識結果に基づいてW
ebブラウザを制御する情報処理装置であって、Web
ページの情報からそのWebページを識別するための語
句を抽出し、音声認識の際に参照する認識用辞書部4の
認識辞書に登録するWebページ登録部5と、入力され
た音声を認識用辞書部4に登録された認識辞書を用いて
認識する音声認識部3と、この音声認識部3による認識
結果に基づいてWebブラウザ7を制御する制御部6と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力された音声の
認識結果に基づいて、Webブラウザを制御する機能を
備えた情報処理装置(例えば、パソコン、携帯情報端末
等)およびWebブラウザ制御プログラムを記録した記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パソコンおよびインターネットの
普及により、一般のユーザがWebブラウザを用いて容
易にWebページを閲覧することが可能となってきた。
Webブランザでは、Webページのアドレスを入力し
て検索を行うことにより、Webページを表示すること
ができる。
【0003】しかし、Webページのアドレスは長く複
雑であるため、ユーザがよく見るWebページのアドレ
スを毎回入力するのは不便である。そのため、Webブ
ラウザには、「お気に入り」や「ブックマーク」と呼ば
れる、ユーザがよく見るWebページを登録する機能が
設けられている。
【0004】また、パソコン等において、入力された音
声の認識結果に基づいてWebブラウザにWebページ
を表示させるアプリケーションが存在している。しか
し、音声により表示させることのできるWebページ
は、例えば図7(b)に示すようなWebページの登録
画面で、WebページのアドレスやそのWebページを
呼び出す際に発声する語句を、予めユーザが登録してお
く必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、音声認識
結果に基づいてWebブラウザにWebページを表示さ
せるためには、音声認識機能を備えたWebブラウザ制
御アプリケーションに予めWebページのアドレスやそ
のWebページを呼び出す際に発声する語句を、ユーザ
がキーボード等から入力する必要があり、面倒であると
いった問題があった。
【0006】本発明は係る問題点を解決すべく創案され
たもので、その目的は、Webブランザが表示している
Webページの情報や「ブックマーク」や「お気に入
り」といったユーザ登録情報から、そのWebページを
識別するための語句を抽出し、Webページのアドレス
や呼び出す際に発声する語句の登録を容易にした情報処
理装置およびWebブラウザ制御プログラムを記録した
記録媒体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の情報処理装置は、入力された音声の認識結
果に基づいてWebブラウザを制御する情報処理装置に
おいて、Webページの情報からそのWebページを識
別するための語句を抽出し、音声認識の際に参照する認
識辞書に登録する辞書登録部と、入力された音声を前記
辞書登録部により登録された認識辞書を用いて認識する
音声認識部と、この音声認識部による認識結果に基づい
てWebブラウザを制御する制御部とを備えたことを特
徴とする。すなわち、Webブラウザが表示しているW
ebページの情報や「ブックマーク」、「お気に入り」
といったユーザ登録情報から、そのWebページを識別
するための語句を抽出し、Webページのアドレスや呼
び出す際に発声する語句の情報をユーザに提示すること
により、ユーザは、Webページのアドレスの入力が不
要になるとともに、発声する語句の登録を容易に行うこ
とができる。
【0008】また、前記辞書登録部は、Webページに
関する情報からそのWebページを識別するための語句
を抽出する言語フィルタ手段と、この言語フィルタ手段
により抽出された語句から読み表記を作成する読み表記
作成手段と、Webページのアドレスと前記表記作成手
段により作成された読み表記とを対応させて記憶してお
くアドレス記憶手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、前記辞書登録部は、登録対象として
Webブラウザが表示しているWebページが指定され
た場合に、そのWebページのタイトル情報から識別す
るための語句を抽出することを特徴とする。
【0010】また、前記辞書登録部は、登録対象として
ユーザ登録情報の1つが指定された場合に、そのユーザ
登録情報に付けられているタイトル情報から識別するた
めの語句を抽出することを特徴とする。
【0011】また、前記辞書登録部の言語フィルタ手段
は、Webページに関する情報から予め登録されている
識別に不要な語句を除去することで、Webページを識
別する語句を抽出することを特徴とする。
【0012】また、前記辞書登録部の言語フィルタ手段
は、識別に不要な語句をユーザが登録可能に設けられて
いることを特徴とする。
【0013】また、前記辞書登録部は、抽出されたWe
bページを識別するための語句、その読み表記およびW
ebページのアドレスをユーザに提示する手段をさらに
備えたことを特徴とする。
【0014】また、前記辞書登録部は、ユーザに提示さ
れたWebページを識別するための語句、その読み表記
およびWebページのアドレスをユーザにより修正可能
とする手段をさらに備えたことを特徴とする。
【0015】また、本発明のWebブラウザ制御プログ
ラムを記録した記録媒体は、入力された音声の認識結果
に基づいてWebブラウザを制御する制御プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
て、Webページの情報からそのWebページを識別す
るための語句を抽出するステップと、抽出した語句を音
声認識の際に参照する認識辞書に登録するステップと、
入力された音声を、登録された認識辞書を用いて認識す
るステップと、この認識結果に基づいてWebブラウザ
を制御するステップと、を備えたことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0017】図1は、本発明の情報処理装置の一実施形
態を示すブロック図である。
【0018】この情報処理装置は、マイク1aおよびA
/D変換器1bを有する音声入力部1、キーボート2a
およびマウス2b等からなる操作入力部2、音声認識部
3、認識用辞書部4、Webページ登録部(請求項に記
載の辞書登録部に相当している)5、制御部6、Web
ブラウザ7および表示部8により構成されている。
【0019】音声入力部1は、マイク1aによって集音
したアナログの音声信号をA/D変換器1bによってデ
ジタルの音声信号に変換し、このデジタル音声信号を音
声認識部3に入力する。また、操作入力部2のキーボー
ド2aは、WebページのアドレスやWebページを呼
び出す際に発声する語句の登録に使用される。また、操
作入力部2のマウス2bは、2つ以上のボタンを有し、
登録するWebページやユーザ登録情報等の指定、各種
機能ボタンの選択等に使用される。
【0020】音声認識部3は、例えば隠れマルコフモデ
ル(以下、HMMと呼ぶ)を用いた音声認識手法の場
合、認識用辞書部4に格納されている認識対象語句に対
応するHMMすべてについてその生起確率を求め、生起
確率の最も高いHMMに対応する語句を認識結果とす
る。HMMは、大量の音声データから得られる音声の統
計的特徴をモデル化したものであり、このHMMを用い
た音声認識手法の詳細は、中川聖一著「確率モデルによ
る音声認識」に開示されている。認識用辞書部4は、音
声認識の際に参照される単語辞書や言語モデルなどの情
報を格納している。
【0021】Webページ登録部5は、登録制御部5
a、管理テーブル部5b、言語フィルタ部5c、読み表
記作成部5d、音素表記作成部5eからなる。
【0022】登録制御部5aは、Webページの情報か
ら言語フィルタ部5cおよび読み表記作成部5dを制御
して、Webページを識別するための語句を抽出し、そ
の読み表記を作成して、それをWebページのタイト
ル、Webページを呼び出す際に発声する語句の読み表
記として、Webページのアドレスとともに管理テーブ
ル5bに登録する。また、登録制御部5aは、音素表記
作成部5eを制御して、登録した語句の音素表記を作成
し、識別番号とともに認識用辞書部4に登録する。
【0023】管理テーブル5bは、図6(b)に示すよ
うに、識別番号、Webページのタイトル、Webペー
ジを呼び出す際に発声する語句の読み表記、Webペー
ジのアドレス等の情報を格納している。
【0024】言語フィルタ部5cは、Webページの情
報からWebページを識別するのに不要と思われる語句
を除去する。
【0025】読み表記作成部5dは、言語フィルタ5c
を用いて抽出された語句を解析し、読み表記に変換す
る。これを実現する手段としては、例えば文字列を音声
合成で出力する規則合成システムの言語処理技術を利用
することができる。音素表記作成部5eは、読み表記を
音声認識部3が理解できる音素表記に変換する。
【0026】制御部6は、音声認識部3の認識結果に基
づいて、管理テーブル5bから表示するWebページの
アドレスを取得する。Webブラウザ7が起動している
場合は、Webブラウザ7にWebページのアドレスを
渡す。また、Webブラウザ7が起動していない場合に
は、まずWebブラウザ7を起動した後、Webブラウ
ザ7にWebページのアドレスを渡す。
【0027】Webブラウザ7は、Webページのアド
レスを基に指定されたWebページの内容を表示部8に
表示する。表示部8は、Webページ登録部5による登
録画面や、Webブラウザ7によるWebページ等を表
示する。
【0028】次に、上記構成の情報処理装置の動作につ
いて、図2ないし図4に示すフローチャートを参照して
説明する。
【0029】まず、音声認識結果に基づいてWebブラ
ウザ7を制御して、指定されたWebページを表示する
動作について、図2に示すフローチャートを参照して説
明する。
【0030】ユーザがマイク1aに向かって要求文(表
示させたいWebページを呼び出す語句)を発声して入
力すると(ステップS11)、入力されたアナログの音
声信号は、A/D変換器1bでデジタルの音声信号に変
換され、音声認識部3に入力される。音声認識部3は、
図6(b)に示す認識辞書を参照して、要求文の認識を
行い(ステップS12)、その認識結果を制御部6に出
力する。
【0031】制御部6は、この認識結果に基づき、管理
テーブル5bに格納されている管理テーブル(図6
(a)参照)を検索し、要求されたWebページのアド
レスを取得する(ステップS13)。この後、制御部6
は、Webブラウザ7が起動しているか否かを調べ(ス
テップS14)、起動していない場合(ステップS14
でNoと判断された場合)には、Webブラウザ7の起
動を指示する(ステップS15)。そして後、Webブ
ラウザ7にWebページのアドレスを渡すことにより
(ステップS16)、Webブラウザ7は、要求された
Webページを表示部8に表示する(ステップS1
7)。図7は、表示部8に表示されているWebページ
の一例を示している。
【0032】次に、Webブラウザ7が表示しているW
ebページの情報を用いて認識辞書を登録する動作につ
いて、図3に示すフローチャートを参照して説明する。
【0033】ユーザが、表示されているWebページ
(図7参照)を指示してWebページの登録を行う場
合、マウス2bによりカーソル20をWebページ表示
領域16に移動し、マウス2bの右ボタン(図示省略)
をクリックすると(ステップS21)、図7(a)に示
すようなマウスメニュー17が表示されるので、「We
b登録」を選択する。
【0034】この後、登録制御部5aにより、Webブ
ラウザ7のアドレス入力領域15からWebページのア
ドレスを取得し、Webページのソースファイルからタ
イトル部分を検索することによりタイトル情報を取得す
る(ステップS22)。Webページのソースは、例え
ば以下のようになっており、<TITLE>から</T
ITLE>までの間をタイトル情報として容易に抽出す
ることが可能である。 <HTML><HEAD><TITLE>×××Spa
ce Town</TITLE> <METAcontent =”text/html;charset =euc-jp"h
ttp-equiv =Content-Type > <METAcontent =”MSHTML5.00.2614.3500”
name=GENERATOR></HEAD> <BODYaLink =#ff0080bg Colorl =#ffffff left
Margin =0 top Margin =0 v Link =#666666 marg
inheight=”0 ”marginwidth =”0 ”rightmaragin
=”0 ”> <TABLE bg Color=#9788ed border=0 cellPad
ding=0 cellSpacing=0height =90 width=570 ><
TBODY> ・ ・ Webページのタイトルは作成者により任意に付けられ
ているが、通常はホームページを開設している企業名や
サービスの名称など、Webページの閲覧者が識別しや
いすような短い語句が使用されている。そこで、タイト
ルの付与の傾向を調べてみると、例えば、以下のように
傾向が見られる。
【0035】(1)企業名やサービス名などの名称の
み:「×××」、「〇〇の天気予報」 (2)(1)+「ホームページ」:「×××のホームペ
ージ」、「×××Home Page 」 (3)「Welcome to 」+(1):「Welcome to ××
×」 (4)企業名+「株式会社」:「×××株式会社」 ・ ・ しかも、(2)から(4)のような場合、(1)に付加
された語句はWebページの識別には不要であるととも
に、ユーザが声で発声する場合も発声が長くなり不便で
ある。そこで、Webページを識別するキーとなる語句
を抽出するために、次のステップS23では、言語フィ
ルタ部5cにより、タイトル情報の文字列から図5に示
すようなWebページの識別に不要と思われる語句が除
去され、それ以外の語句が抽出される。
【0036】以下に、Webページの識別に不要と思わ
れる語句を除去した例を示す。
【0037】 「×××」→「×××」(×××は企業名) 「×××の天気予報」→「×××の天気予報」 「×××のホームページ」→「×××」 「Welcome to ×××」→「×××」 次のステップS24では、読み表記作成部5dにより、
ステップS23で抽出した語句の読み表記が作成され
る。次のステップS25では、登録制御部5aにより、
図7(b)に示すようにWebページのタイトル、アド
レス、読み表記等がユーザに提示される。
【0038】次のステップS26では、提示された各種
情報を修正するか否かをユーザが判断し、修正を行う場
合(ステップS26でYesと判断された場合)には、
次のステップS27で、ユーザは、キーボード2aやマ
ウス2bを利用して、提示された情報を修正する。例え
ば、Webページを呼び出す際に発声する語句を変更す
る場合、図7(b)に示す読み入力領域23の「×××
スペースタウン」を、例えば「スペースタウン」に修正
することにより行える。
【0039】次のステップS28では、登録するデータ
が確定したら、マウス2bの左ボタン(図示省略)で図
7(b)に示す「新規登録」ボタン26をクリックする
と、登録制御部5aは、Webページのタイトル、読み
表記およびアドレスを管理テーブル5bに登録する。
【0040】次のステップS29では、かな文字とその
文字の音素表記とを対応付けたテーブルを参照すること
により、ステップS28で登録された読み表記から、音
素表記を作成する。
【0041】次のステップS30では、登録制御部5a
が、管理テーブル5bの識別番号およびステップS29
で作成した音素表記を、認識用辞書部4に登録する。
【0042】最後に、Webブラウザ7のユーザ登録情
報を用いて認識辞書を登録する動作について、図4に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0043】ユーザが、Webブラウザ7の「お気に入
り」に登録されているWebページの1つを選択してW
ebページの登録を行う場合、ステップS31では、ま
ずマウス2bにより図8(a)に示すカーソル20をメ
ニュー表示領域13の「お気に入り」の上に移動し、マ
ウス2bの左ボタン(図示省略)をクリックすると、
「お気に入り」メニュー18が表示されるので、マウス
2bによりカーソル20を登録するメニュー上に移動
し、マウス2bの右ボタン(図示省略)をクリックす
る。すると、図8(a)に示すようなマウスメニュー1
9が表示されるので、このメニューから「Web登録」
を選択する。
【0044】次のステップS32では、単語登録部5a
により、選択されたWebページのアドレスおよび登録
名情報が取得され、次のステップS33では、読み表記
作成部5dにより、Webページの登録名から読み表記
が作成される。
【0045】次のステップS34では、図8(b)に示
すようにWebページのタイトル、アドレス、読み表記
等がユーザに提示される。
【0046】次のステップS35では、提示された各種
情報を修正するか否かをユーザが判断し、修正を行う場
合(ステップS35でYesと判断された場合)には、
次のステップS36で、ユーザは、キーボード2aやマ
ウス2bを利用して、提示された情報を修正する。
【0047】次のステップS37では、登録するデータ
が確定したら、マウス2bの左ボタン(図示省略)で図
8(b)に示す「新規登録」ボタン26をクリックする
と、登録制御部5aは、Webページのタイトル、読み
表記およびアドレスを管理テーブル5bに登録する。
【0048】次のステップS38では、登録制御部5a
が、管理テーブル5bの単語番号および読み表記から作
成した音素表記を、認識用辞書部4に登録する。
【0049】上記実施形態においては、登録対象として
Webブラウザが表示しているWebページが指定され
た場合について説明したが、登録対象としてユーザ登録
情報の1つが指定された場合についても同様に処理され
る。また、上記実施形態においては、言語フィルタ部5
cで、予め登録されている語句を除去するように構成し
ているが、この除去する語句については、ユーザが任意
に設定可能としてもよい。
【0050】このように、本発明によれば、Webブラ
ウザ7が表示しているWebページの情報や「ブックマ
ーク」、「お気に入り」といったユーザ登録情報を用い
ることにより、WebページのアドレスやそのWebペ
ージを呼び出す際に発声する語句の登録を容易に行うこ
とができる。
【0051】すなわち、従来の音声認識を備えたWeb
ブラウザ制御ソフトでは、ユーザがWebページのUR
LとそのWebページを呼び出す際のキーワード(通
常、単語または短文)を登録する必要があるが、本発明
の情報処理装置では、Webページの情報から音声認識
を利用してWebページを呼び出すキーワード(タイト
ルではない)を抽出し、ユーザに提示する点に1つの特
徴を有している。また、WebブラウザでWebページ
を登録する際には、目で見て他のWebページとの識別
をしやすくするためにWebページのタイトルを提示す
る構成としているが、音声認識を用いてWebページを
呼び出すブラウザ制御ソフトにおいてWebページを登
録する際には、Webページの情報からそのWebペー
ジを識別するためのキーワードを抽出し、そのキーワー
ドから読み表記を作成してユーザに提示し、ユーザが確
認後、辞書に登録する機能を備えている点にも特徴を有
している。しかも、自動的に登録した場合、ユーザが何
と発声していいか分からない、あまり長い場合ユーザが
発声しにくいなどの問題があるので、ユーザに情報を提
供し、確認や修正が行えるように配慮している点にも特
徴を有している。
【0052】以上の処理、すなわち図2ないし図4に示
すフローチャートに従った処理は、Webブラウザ制御
プログラムにより実行される。このプログラムは、コン
ピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。
本発明では、この記録媒体は図示していないが、情報処
理装置内部にプログラム読み取り装置を備え、そこに記
録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメデ
ィアであってもよいし、あるいは情報処理装置内部のプ
ログラムメモリ等の記憶手段に格納されているものであ
ってもよい。いずれの場合においても、格納されている
プログラムを直接アクセスして実行させる構成であって
もよいし、格納されているプログラムを読み出して図示
しない主記憶メモリにダウンロードし、そのプログラム
が実行される方式であってもよい。このダウンロード用
のプログラムは、予め装置本体に格納されているものと
する。
【0053】ここで、上記プログラムメディアは、本体
と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープや
カセットテープ等のデープ系、フロッピディスクやハー
ドディスク等の磁気ディスクや、CD−ROM、MO、
MD、DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード
や光カード等のカード系、あるいはマスクROM、EP
ROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導
体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体で
あってもよい。また、本発明においては外部との通信可
能な手段を備えていることから、これを用いて外部と接
続し、そこからプログラムをダウンロードするように流
動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明の情報処理装置およびWebブラ
ウザ制御プログラムを記録した記録媒体は、Webブラ
ウザが表示しているWebページの情報や「ブックマー
ク」、「お気に入り」といったユーザ登録情報から、そ
のWebページを識別するための語句を抽出し、Web
ページのアドレスや呼び出す際に発声する語句の情報を
ユーザに提示することにより、ユーザは、Webページ
のアドレスの入力が不要になるとともに、発声する語句
の登録を容易に行うことができ、ユーザの使い勝手が向
上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【図2】音声認識結果に基づいてWebブラウザを制御
して、指定されたWebページを表示する動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】Webブラウザが表示しているWebページの
情報を用いて認識辞書を登録する動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】Webブラウザのユーザ登録情報を用いて認識
辞書を登録する動作を示すフローチャートである。
【図5】言語フィルタ部によって除去される語句の例を
示す説明図である。
【図6】(a)は管理テーブルの例を示す説明図、
(b)は認識辞書の例を示す説明図である。
【図7】(a)は表示されているWebページを指定し
てWebページの登録を行う例を示す説明図、(b)は
指定されたWebページの情報をWebページ登録場面
に表示した例を示す説明図である。
【図8】(a)はWebブラウザの「お気に入り」に登
録されているWebページの1つを選択してWebペー
ジの登録を行う例を示す説明図、(b)は選択されたW
ebページの情報をWebページ登録画面に表示した例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 音声入力部 1a マイク 1b A/D変換器 2 入力部 2a キーボード 2b マウス 3 音声認識部 4 認識用辞書部 5 Webページ登録部 5a 登録制御部 5b 管理テーブル 5c 言語フィルタ部 5d 読み表記作成部 5e 音素表記作成部 6 制御部 7 Webブラウザ 8 表示部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/06 G10L 3/00 521C 15/00 521B 15/28 551A 551P

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された音声の認識結果に基づいてW
    ebブラウザを制御する情報処理装置において、 Webページの情報からそのWebページを識別するた
    めの語句を抽出し、音声認識の際に参照する認識辞書に
    登録する辞書登録部と、 入力された音声を前記辞書登録部により登録された認識
    辞書を用いて認識する音声認識部と、 この音声認識部による認識結果に基づいてWebブラウ
    ザを制御する制御部とを備えたことを特徴とする情報処
    理装置。
  2. 【請求項2】 前記辞書登録部は、 Webページに関する情報からそのWebページを識別
    するための語句を抽出する言語フィルタ手段と、 この言語フィルタ手段により抽出された語句から読み表
    記を作成する読み表記作成手段と、 Webページのアドレスと前記表記作成手段により作成
    された読み表記とを対応させて記憶しておくアドレス記
    憶手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の情
    報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記辞書登録部は、 登録対象としてWebブラウザが表示しているWebペ
    ージが指定された場合に、そのWebページのタイトル
    情報から識別するための語句を抽出することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記辞書登録部は、 登録対象としてユーザ登録情報の1つが指定された場合
    に、そのユーザ登録情報に付けられているタイトル情報
    から識別するための語句を抽出することを特徴とする請
    求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記辞書登録部の言語フィルタ手段は、
    Webページに関する情報から予め登録されている識別
    に不要な語句を除去することで、Webページを識別す
    る語句を抽出することを特徴とする請求項2に記載の情
    報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記辞書登録部の言語フィルタ手段は、
    識別に不要な語句をユーザが登録可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記辞書登録部は、抽出されたWebペ
    ージを識別するための語句、その読み表記およびWeb
    ページのアドレスをユーザに提示する手段をさらに備え
    たことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理
    装置。
  8. 【請求項8】 前記辞書登録部は、ユーザに提示された
    Webページを識別するための語句、その読み表記およ
    びWebページのアドレスをユーザにより修正可能とす
    る手段をさらに備えたことを特徴とする請求項7に記載
    の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 入力された音声の認識結果に基づいてW
    ebブラウザを制御する制御プログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 Webページの情報からそのWebページを識別するた
    めの語句を抽出するステップと、 抽出した語句を音声認識の際に参照する認識辞書に登録
    するステップと、 入力された音声を、登録された認識辞書を用いて認識す
    るステップと、 この認識結果に基づいてWebブラウザを制御するステ
    ップと、を備えたことを特徴とするWebブラウザ制御
    プログラムを記録した記録媒体。
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