JP2002039842A - フロート式液面計 - Google Patents

フロート式液面計

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JP2002039842A
JP2002039842A JP2000253137A JP2000253137A JP2002039842A JP 2002039842 A JP2002039842 A JP 2002039842A JP 2000253137 A JP2000253137 A JP 2000253137A JP 2000253137 A JP2000253137 A JP 2000253137A JP 2002039842 A JP2002039842 A JP 2002039842A
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liquid level
pulley
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type liquid
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JP2000253137A
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English (en)
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Keiichi Muneda
啓市 宗田
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SEMUKO KK
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SEMUKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高温の油タンク等の液位を監視、制御するため
の簡便な密封式液面計設備がなかった。 【解決手段】液位を計測するためのフロート4と、フロ
ート巻き上げ滑車部5、およびカウンターウエイト6
と、このカウンターウエイト6に連結された滑車8とで
構成され、前者部と後者部との通気を遮断することによ
り環境に強く、また簡単、便利で精度、および信頼性の
高い液位センサを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液面計測設備、特に
フロートと、その上下動作に利用するカウンターウエイ
トを用いたフロート式液面計設備に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この様なフロートを用いたフロー
ト式液面計設備を利用しようとする場合、なんらかのフ
ロートガイドを利用してフロートの液位追随動作をより
スムーズにしようとするものが多かった。しかし、この
フロートとフロートガイドとのひっかかりが多く発生し
ていた。この様な設備は特にその環境条件が劣悪な場
所、たとえば船舶の機関室用各種のタンクに多く用いら
れている。しかし、この様な機関室用の各種タンクでは
船舶の運行中に生じる加速度、衝撃、および各方向の揺
れ等、特にフロートに対するガイドと、そのスムーズな
上下動作の確保が重要であった。また特にフロートの巻
上げにカウンターウエイトを利用するバランスウエイト
型フロート式液面計設備の場合、フロートガイドとフロ
ートとの接触抵抗の増大はその測定精度に悪影響を与え
る恐れがあった。また,この様な機関室用の各種タンク
は、狭い場所に多くの設備を設置する必要があり、バラ
ンスウエイトのスムーズな動作を確保する為のバランス
ウエイト用ガイド位置を施行途中で変更する頻度も多か
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたものであって、前記環境条件が劣悪な場
所、たとえば機関室用の各種タンクではタンク側に設置
する構成部分を最小化し、且つその使用材料を最適化す
る必要があった。またこのタンク側との通気性および通
水性によるベーパ等の汚染物質の通過による特に汚れに
弱いタンク外部の構成部品への影響度を低くする工夫が
必要であった。また、フロートおよびバランスウエイト
のスムーズな動作を確保する為の工夫が必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
なされたものであって、環境条件の劣悪な場所、すなわ
ちタンク側に設置する構成部品をフロートとそのフロー
ト巻き上げ滑車部のみとしてステンレスで構成して耐食
性を高めている。また、その他の構成部分を液面計自体
の構造部分で通気性を遮断することにより、それらの耐
久性と信頼性を向上させている。
【0005】さらに本発明によれば、フロートの形状を
その使用状態において外部ガイドとの接触を線接触部2
で動作させているので接触抵抗を減少させ、特に高粘度
の液体に対してスムーズな動作をすることにより、測定
精度を向上している。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
に基づいて説明する。図1は本発明の一実施例を示す図
である。本図はタンク1の上部に設置された本フロート
式液面計3の断面を示している。このような船舶の機関
室用各種のタンクは防塵、および耐熱性への考慮が特に
重要である。したがって、外部環境に対する通気性の遮
断が望まれる。
【0007】次に本フロート式液面計3の構成について
述べる。本フロート式液面計3はタンク内にあってタン
クの液位の変動に追随して上下するフロート4と、この
フロート4と機械的に連結された巻き上げ滑車部5、こ
の巻き上げ滑車部5をフロート4の変動に対応して巻き
上げるためのカウンターウエイト6、巻き上げ滑車部5
の回転を伝達して液面指示部の前記カウンターウエイト
6と連結された滑車7で構成されている。図1では、前
記巻き上げ滑車部5と滑車7が同径であるが、径差があ
ってもよい。この場合、フロート4とカウンターウエイ
ト6の動作に減速、もしくは増速効果を与えることがで
きる。またこのフロート4上部の機械的連結部品11の
任意位置に固定可能なフロート上限ストッパーにより、
フロートの動作を制限できる。
【0008】フロート4は油中、または水中にあること
が多く、タンクによっては高温であり耐食性を高めるた
め、通常ステンレスで製作されている。また前記フロー
ト4の少し上方部に上限ストッパーを取り付けている。
【0009】このフロート4と機械的に連結された巻き
上げ滑車部5は通常ステンレス製のワイアでフロート4
と連結されており、フロート4の直上部に設置される場
合が多く外部環境に対する通気性の遮断を図るため、密
封型のアルミニウム函内部に設置される。このアルミニ
ウム函は軽量であるため、狭い機関室内での設置作業性
を高めることができる。
【0010】またタンク内のフロート4と機械的に連結
された巻き上げ滑車部5とそれ以外の構成部との通気を
遮断する目的で軸受部7をシール付きベアリング、さら
には別の独立したシールを組み込んだ構成としている。
【0011】本発明の別の実施形態を列記する。図2は
本発明の別の実施例を示す図である。タンク内のフロー
ト4と機械的に連結された巻き上げ滑車部5とそれ以外
の構成部との通気を遮断する課題をさらに高めた構成と
なっている。つまり、図1の軸受部7の機械的シールに
代えてマグネットカップリングを使用することにより、
完全な通気遮断を目差している。
【0012】さらに図4、および図5には前記液面指示
部と連結された滑車から液面指示部を兼ねた前記カウン
ターウエイト6との連結方法の一例を示している。この
ような取付けの場合には機械的連結部品11が前記液面
指示部と連結された滑車からはずれる可能性が高いた
め、脱落防止具10は図4のような構造が望ましい。す
なわち前記液面指示部と連結された滑車の機械的連結部
品11のピッチ円個所にガイド滑車、または摩擦係数の
小さいブッシュ、もしくはすべり部材を介して前記液面
指示部と連結する方法である。
【0013】さらには、図6は本発明のフロート式液面
計に各種制御、および警報用接点を必要とする場合の構
成を説明する図である。すなわちリードスイッチを各種
制御、および警報用接点に利用しようとする場合、通常
液面指示部の前記カウンターウエイト6に組み込まれた
マグネットでこのリードスイッチを作動させる必要があ
り、前記カウンターウエイト6と、前記カウンターウエ
イト6をガイドするガイドレールはステンレス等の非磁
性体を使用しなければならない。しかし、ステンレスを
使用すると経済性で劣る為、あえて磁性体の鉄を使用し
てこのリードスイッチ作動点には切り欠部を設けること
でも対応できる。また、指示目盛板を含めて樹脂で構成
することも可能である。前記カウンターウエイト6は目
盛板指示部を兼用しており、前記フロート4の形状と同
様にガイドとの接触を線接触部で動作させることもでき
る。
【0014】本発明による本フロート式液面計3は、カ
ウンターウエイト型に限定されるものではなく、通常の
スプリング型フロート式液面計であってもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、従来困難であった船舶
の機関室用各種タンクの液位を密封型で安定して測定で
きるフロート式液面計を提供できる。またその使用部品
の耐久性および信頼性を高めることができる。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】本発明の別の実施例を示す図である。
【図3】本発明のフロートの構造を示す図である。
【図4】滑車の角度変更構造の実施例を示す図である。
【図5】滑車の角度変更構造の実施例を示す図である。
【図6】本発明のフロート式液面計に使用する接点取付
けの実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 タンク 2 線接触部 3 フロート式液面計 4 フロート 5 巻上げ滑車部 6 カウンターウエイト 7 軸受部 8 フロート上限ストッパー 9 マグネットカップリング 10 脱落防止具 11 機械的連結部品

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク内のフロートと機械的に連結された
    巻き上げ滑車部と外部との通気を遮断したことを特徴と
    するフロート式液面計。
  2. 【請求項2】 前記巻き上げ滑車部に連結されたフロー
    トを外部ガイドするガイドパイプに最上限液面より上部
    に少なくとも一つ以上の通気口を設け、前記フロートは
    その外部ガイドに接する部分に少なくとも三つの線接触
    部を設けたことを特徴とするフロート式液面計。
  3. 【請求項3】液面指示部に連結された滑車の巻き取り方
    向を自在に設置できることを特徴とする請求項1から請
    求項2までに記載のフロート式液面計。
JP2000253137A 2000-07-18 2000-07-18 フロート式液面計 Pending JP2002039842A (ja)

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