JP2002036306A - 成形方法およびこの方法に用いるバルブゲート式金型装置 - Google Patents

成形方法およびこの方法に用いるバルブゲート式金型装置

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JP2002036306A
JP2002036306A JP2000224357A JP2000224357A JP2002036306A JP 2002036306 A JP2002036306 A JP 2002036306A JP 2000224357 A JP2000224357 A JP 2000224357A JP 2000224357 A JP2000224357 A JP 2000224357A JP 2002036306 A JP2002036306 A JP 2002036306A
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gate
mold
closing member
gate opening
opening
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Yoshinobu Takeda
与志信 武田
Toshihiro Kayahara
敏裕 茅原
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Mitsubishi Materials Corp
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲートから製品キャビティ内に樹脂を注入す
るとき、バルブピンの芯ずれが生じないようにして、成
形不良を防ぐ。金型製作上、固定型側と可動型側との芯
合わせ作業を容易にする。 【解決手段】 固定型1にバルブピン34を設け、可動型
2に、バルブピン34に突き当たる押圧ピン71を設ける。
バルブピン34が可動型2側へ移動したときゲート16を開
放し、逆に押圧ピン71がバルブピン34を押して移動させ
たときにゲート16を閉塞する。バルブピン34の先端面に
凸部37を形成し、押圧ピン71の先端面に、凸部37が嵌合
する凹部73を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、成形方法およびこ
の方法に用いるバルブゲート式金型装置に関し、特に熱
可塑性樹脂の射出成形などに利用されるものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】バルブゲート式金型装
置は、成形材料である熱可塑性樹脂の射出成形における
生産性を高めるために、製品キャビティへのゲートまで
の材料通路内の樹脂を加熱して常時溶融状態に保つホッ
トランナー式金型装置において、バルブピンなどのゲー
ト開閉部材によりゲートを機械的に開閉するものであ
る。
【0003】この種のバルブゲート式金型装置として、
例えば特許第2683949号公報に記載されているよ
うに、固定型(固定金型)に設けられこの固定型および
可動型(移動金型)の開閉方向に移動するゲート開閉部
材としてのプランジャが可動型側へ移動したときにゲー
トを開放するとともに、反対側に移動したときにゲート
を閉塞する構成のものが知られている。前記プランジャ
は、ばねによりゲートを閉塞する方向へ付勢されてお
り、材料通路内へ射出された樹脂の圧力により移動して
開くようになっている。さらに、可動型側に設けられ油
圧駆動されるオスカッタにより前記プランジャを押し
て、ゲートを閉じるとともに成形される製品であるディ
スクの貫通孔を形成するようにしている。
【0004】しかし、前記公報に記載のバルブゲート式
金型装置では、特にゲートが開放されたとき、プランジ
ャにおける製品キャビティ側の先端部は、単にオスカッ
タの先端面に平面的に突き当たるのみであるため、樹脂
の圧力などによりプランジャが傾きや芯ずれを生じやす
く、そのため、ゲートから製品キャビティへの樹脂の流
入に偏りが生じ、成形不良が生じやすい問題があった。
【0005】そこで、ゲートを開いたとき、プランジャ
などのゲート開閉部材を可動型に形成した嵌合孔内に嵌
合することが考えられる。しかしながら、この場合、固
定型側のゲート開閉部材と嵌合孔とを予め正確に芯合わ
せしておかないと、ゲート開閉部材が嵌合孔に確実に嵌
合せず、作動不良を生じたり、ゲート開閉部材と嵌合孔
との間に隙間が生じて、成形される製品にバリが発生し
たりする問題が生じる。ところが、固定型と可動型と
は、互いに開閉するものであって別個に組み立てられる
ものなので、固定型側のゲート開閉部材と可動型側の嵌
合孔とを正確に芯合わせすることは容易なことではな
い。
【0006】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、開放されたゲートから製品キャビティ内
に成形材料を注入するとき、ゲート開閉部材の芯ずれを
防止でき、したがって成形不良を防止できる成形方法お
よびこの方法に用いるバルブゲート式金型装置を提供す
ることを目的とする。また、金型製作上芯合わせ作業が
容易にできるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前記
目的を達成するために、互いに開閉可能な複数の型体を
型閉して、これら型体間に製品キャビティを形成し、前
記型体内に設けられた材料通路内の熱可塑性の成形材料
を加熱して常時溶融状態に保つ一方、前記材料通路から
前記製品キャビティへのゲートをゲート開閉部材により
開閉する成形方法において、前記ゲート開閉部材とし
て、前記材料通路を有する型体に設けられた第1のゲー
ト開閉部材と、前記材料通路を有する型体と対向する型
体に設けられ前記第1のゲート開閉部材に突き当たる第
2のゲート開閉部材とを用い、型閉後に前記第1のゲー
ト開閉部材を前記第2のゲート開閉部材側へ移動させる
ことにより前記ゲートを開放してこのゲートから前記製
品キャビティ内に成形材料を注入し、この製品キャビテ
ィ内に成形材料が充填された後、前記第2のゲート開閉
部材により前記第1のゲート開閉部材を押して移動させ
て前記ゲートを閉塞し、前記型閉状態で、前記第1のゲ
ート開閉部材および第2のゲート開閉部材の当接面の一
方に設けられた凸部と他方に設けられた凹部とを相互に
嵌合するものである。
【0008】このように型閉状態で、互いに開閉する型
体にそれぞれ設けられた第1のゲート開閉部材および第
2のゲート開閉部材の当接面の凸部および凹部を相互に
嵌合させることにより、ゲートが開放された状態でも、
成形材料の圧力などによりゲート開閉部材が傾きや芯ず
れを生じることが防止される。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明の成形
方法において、前記第1のゲート開閉部材および第2の
ゲート開閉部材のいずれか一方のゲート開閉部材は、他
方のゲート開閉部材が設けられた型体に形成された嵌合
孔内に挿脱自在に嵌合し、型閉時前記一方のゲート開閉
部材が嵌合孔内に嵌合するのに先だって、前記凸部と凹
部とを相互に嵌合させるものである。
【0010】これにより、金型製作上、第1のゲート開
閉部材と第2のゲート開閉部材との芯合わせのみを確実
に行えば、ゲート開閉部材と嵌合孔との芯合わせも確実
に行うことができる。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載の成形方
法に用いるバルブゲート式金型装置であって、互いに開
閉して型閉時に相互間に製品キャビティを形成する第1
の型体および第2の型体を備え、前記第1の型体は、こ
の第1の型体の内部に位置する材料通路を前記製品キャ
ビティに開口させるゲートと、前記材料通路内の熱可塑
性の成形材料を常時溶融状態に保つ加熱手段と、可動な
第1のゲート開閉部材とを有し、前記第2の型体は、前
記第1のゲート開閉部材に当接する可動な第2のゲート
開閉部材を有し、これらのゲート開閉部材は、第1のゲ
ート開閉部材が第2のゲート開閉部材側に移動したとき
前記ゲートを開放し、逆に第2のゲート開閉部材が第1
のゲート開閉部材を押して移動させたとき前記ゲートを
閉塞するものとし、前記第1のゲート開閉部材および第
2のゲート開閉部材の当接面の一方に凸部を設け、他方
に前記凸部が挿脱自在に嵌合する凹部を設けたものであ
る。
【0012】このバルブゲート式金型装置により、前記
請求項1の発明の成形方法を実施できる。
【0013】
【発明の実施形態】以下、本発明の成形方法およびこの
方法に用いるバルブゲート式金型装置の第1実施例につ
いて、図1から図3を参照しながら説明する。まず金型
装置の構成を説明する。1は第1の型体である固定型、
2は第2の型体である可動型で、互いに対向するこれら
固定型1および可動型2は、図1および図2における図
示上下方向(型開閉方向)に移動して互いに開閉し、型
閉時に相互間に製品キャビティ3を形成するものであ
る。
【0014】前記固定型1は、射出成形機の固定側プラ
テンに取り付けられる固定側取り付け板11と、この固定
側取り付け板11の可動型2側の面に固定された枠状の固
定側型板12と、この固定側型板12の内側に嵌合されて前
記固定側取り付け板11に固定されたキャビティブロック
13とを有している。
【0015】また、前記固定側取り付け板11およびキャ
ビティブロック13には、相互に繋がった貫通孔14,15が
それぞれ形成されている。そして、キャビティブロック
13の貫通孔14における可動型2側の先端部は、製品キャ
ビティ3へ開口する円盤状のゲート16になっている。さ
らに、前記固定側取り付け板11における固定側型板12と
反対側の面には、貫通孔14を囲んでローケートリング17
が固定されている。
【0016】また、前記貫通孔14,15内にはスプルーブ
ッシュ21が組み込まれている。このスプルーブッシュ21
は、その可動型2と反対側の端部に形成されたフランジ
部22が前記固定側取り付け板11とローケートリング17と
により挟まれて固定されているとともに、可動型2側の
先端部外周に固定された固定リング23が前記貫通孔15の
内周面に嵌合されて支持されている。また、スプルーブ
ッシュ21は、その軸方向すなわち型開閉方向に互いに接
合された第1のブッシュ部材24および第2のブッシュ部
材25からなっている。さらに、筒状のスプルーブッシュ
21内にはスプルー入子26が内蔵されている。このスプル
ー入子26は、スプルーブッシュ21と同様に型開閉方向に
互いに接合された第1の入子部材27および第2の入子部
材28からなっているが、これらの入子部材27,28は、そ
の接合部に形成された鍔部29が前記両ブッシュ部材24,
25に挟み込まれて、相互に固定されているとともにスプ
ルーブッシュ21に固定されている。そして、このスプル
ーブッシュ21の内周面とスプルー入子26の外周面との間
の隙間により材料通路であるスプルー31が形成されてい
るが、前記入子部材27,28の鍔部29においては、この鍔
部29に形成された複数の通孔32がスプルー31の一部を形
成している。前記スプルー31は、前記ゲート16を介して
製品キャビティ3に連通するものであるが、スプルー31
におけるゲート16側の先端部31aは、このゲート16と同
径の円柱形状で、このゲート16と同軸的に位置してい
る。
【0017】さらに、前記スプルー入子26の内部は中空
部33になっており、この中空部33内からスプルー入子26
のゲート16側の端部を摺動自在に貫通して第1のゲート
開閉部材としてのバルブピン34が組み込まれている。こ
のバルブピン34は、前記型開閉方向に移動して前記ゲー
ト16を開閉するものであり、このゲート16側の端部にフ
ランジ状の弁部35を有している。この弁部35は、前記ゲ
ート16ないしスプルー31のゲート16側先端部に挿脱自在
に嵌合するものである。また、弁部35における可動型2
と反対側の面は、前記型開閉方向に対して傾斜したテー
パー状の案内面36になっている。その傾斜方向は、スプ
ルー31側から製品キャビティ3側へ向かう方向である。
さらに、前記弁部35における可動型2側の先端面の中央
部にはほぼ円柱形状の案内用の凸部37が突出形成されて
いる。この凸部37の先端部は円錐台状のテーパー部38に
なっている。また、バルブピン34は、その可動型2と反
対側の端部に固定されたスプリング受け41と前記中空部
33における可動型2側の端面との間に装着された付勢手
段としてのスプリング42により、可動型2と反対側へ付
勢されている。
【0018】さらに、前記スプルーブッシュ21の外周面
には、加熱手段としてのバンドヒーター43が設けられて
いるとともに、このバンドヒーター43を外周側から覆う
筒状のヒーターカバー44が設けられている。そして、バ
ンドヒーター43の加熱により、スプルー31内の熱可塑性
の成形材料である熱可塑性樹脂が常時溶融状態に保たれ
るようになっている。
【0019】前記可動型2は、射出成形機の可動側プラ
テンに取り付けられる枠状の可動側取り付け板51と、こ
の可動型取り付け板51における固定型1側の面に固定さ
れた枠状の第1の可動側受け板52と、この第1の可動側受
け板52における固定型1側の面に固定された第2の可動
側受け板53と、この第2の可動側受け板53における固定
型1側の面に固定された枠状の第3の可動側受け板54
と、この第3の可動側受け板54における固定型1側の面
に固定された枠状の可動側型板55とを有している。この
可動側型板55は、型閉時に前記固定側型板12に突き当た
るものである。
【0020】また、前記第3の可動側受け板54の内側に
は枠状の第1のコアブロック61が固定されており、可動
側型板55の内側には枠状の第2のコアブロック62が固定
されている。さらに、前記第2の可動側受け板53の内側
には可動コアブロック63が第1の可動側受け板52と第1
のコアブロック61との間で前記型開閉方向へ所定範囲移
動自在に設けられている。可動コアブロック63は、固定
型1側へ突出したキャビティ形成凸部64を有している。
このキャビティ形成凸部64は、前記第1のコアブロック6
1の内側を摺動自在に貫通し、先端部が前記第2のコア
ブロック62の内側に形成される製品キャビティ3内へ突
出するものである。すなわち、キャビティ形成凸部64
は、製品キャビティ3の壁面の一部を形成するものであ
る。なお、第1のコアブロック61の内周面とキャビティ
形成凸部64の外周面との間にはスライドベアリング65が
設けられている。また、前記可動型取り付け板51におけ
る固定型1と反対側の面には中継板66が前記型開閉方向
へ移動自在に設けられている。そして、この中継板66に
固定された連結ピン67が前記第1の可動側受け板52およ
び第2の可動側受け板53を摺動自在に貫通して前記可動
コアブロック63に固定されている。なお、連結ピン67と
第1の可動側受け板52および第2の可動側受け板53との
間にはスライドベアリング68が設けられている。
【0021】また、前記可動コアブロック63には、第2
のゲート開閉部材としての円柱形状の押圧ピン71がスラ
イドベアリング72により前記型開閉方向に移動自在に支
持されている。この押圧ピン71は、前記製品キャビティ
3内に突出し、前記固定型1側のバルブピン34に同軸的
に当接するものである。また、円柱形状の押圧ピン71
は、前記バルブピン34の円盤状の弁部35と同径になって
おり、前記固定型1の嵌合孔としてのゲート16およびス
プルー31のゲート16側先端部内に挿脱自在に嵌合するよ
うになっている。さらに、押圧ピン71における弁部35の
先端面と当接する先端面には、この弁部35の凸部37が型
閉時に嵌合する案内用の凹部73が形成されている。一
方、前記押圧ピン71における固定型1と反対側の端部
は、ピストン部74になっていて第1の可動側受け板52内
に位置しており、このピストン部74によりエアシリンダ
ーあるいは油圧シリンダーからなる流体圧シリンダー75
が構成されている。
【0022】さらに、前記可動側取り付け板51の内側に
は、突き出し板81が可動側取り付け板51の内周側に形成
され第1の可動側受け板52側に面した受け面82と第1の
可動側受け板52との間で前記型開閉方向へ移動自在に設
けられている。83は突き出し板81を摺動自在に案内する
ガイド用ボルトであるが、突き出し板81は、ガイド用ボ
ルト83に巻装されて第3の可動側受け板54と突き出し板
81との間に装着されたリターンスプリング84により固定
型1と反対側へ付勢されている。なお、突き出し板81
は、前記中継板66にも固定型1側から突き当たるように
なっている。そして、突き出し板81には突き出しピン85
が固定されている。この突き出しピン85は、前記第1の
可動側受け板52および可動コアブロック63を摺動自在に
貫通してして先端が製品キャビティ3に臨んで位置する
ものである。
【0023】つぎに、前記バルブゲート式金型装置を用
いた成形方法について説明する。固定型1と可動型2と
を型開した状態では、図2に示すように、スプリング42
の力によりバルブピン34は可動型2と反対側に移動した
状態にあり、スプルー31のゲート16側の先端部31aに嵌
合してこの先端部31aを閉じている。したがって、スプ
ルー31から成形材料である溶融した熱可塑性樹脂が漏出
することはない。
【0024】そして、固定型1と可動型2とを型閉す
る。この型閉に伴い、固定型1側のバルブピン34の凸部
37が可動型2側の押圧ピン71の凹部73に嵌合するととも
に、押圧ピン71の先端部が固定型1のゲート16内、さら
にはスプルー31の先端部31a内に嵌合し、バルブピン34
に突き当たる。
【0025】このように型閉した状態で、図示していな
い射出成形機のノズルからスプルー31内に溶融した樹脂
を射出すると、この樹脂の圧力がバルブピン34の弁部35
に加わることにより樹脂の圧力がスプリング42の力を上
回って、図1に示すように、バルブピン34が可動型2側
すなわち押圧ピン71側へ移動する。この状態で、バルブ
ピン34の弁部35は、ゲート16から抜けて製品キャビティ
3内に位置し、ゲート16が開放される。これにより、樹
脂がスプルー31からゲート16を通って製品キャビティ3
内に注入される。
【0026】この製品キャビティ3内に樹脂が充填され
た後、図2に示すように、流体圧シリンダー75の駆動に
より押圧ピン71を固定型1側へ移動させる。押圧ピン71
がバルブピン34を押すことにより、このバルブピン34も
移動する。そして、前述のようにバルブピン34の弁部35
がスプルー31の先端部31a内に嵌合してこれを閉じ、押
圧ピン71の先端部がゲート16およびスプルー31の先端部
31a内に嵌合してゲート16が閉塞される。
【0027】また、射出成形機に設けられた図示してい
ない押圧ロッドが中継板66を押すことにより可動コアブ
ロック63が固定型1側へ移動し、製品キャビティ3内の
樹脂が圧縮される。
【0028】さらに、製品キャビティ3内の樹脂すなわ
ち製品が冷却して固化した後、固定型1と可動型2とを
型開する。この型開に伴い、成形された製品はまず固定
型1から離れる。ついで、射出成形機に設けられた図示
していない突き出しロッドが突き出し板81を押すことに
より突き出しピン85が固定型1側へ移動して製品を可動
型2から離型させる。さらに、製品が取り出された後、
再び固定型1と可動型2とが型閉して以上の成形サイク
ルが繰り返される。そして、全成形サイクルを通じて、
スプルー31内の樹脂はヒーター43の加熱により常時溶融
状態に保たれる。
【0029】前記実施例の構成によれば、型閉状態で、
固定型1側のバルブピン34の先端面に設けた凸部37を可
動型2側の押圧ピン71の先端面の凹部73に嵌合するよう
にしたので、開放されたゲート16から製品キャビティ3
内に樹脂を注入するとき、この樹脂の圧力に抗してバル
ブピン34および押圧ピン71が傾きや芯ずれを生じること
を防止できる。したがって、ゲート16から製品キャビテ
ィ3への樹脂の流入を全周に渡って均等なものとでき、
成形不良を防止できる。
【0030】また、バルブピン34の弁部35における可動
型2と反対側の面をスプルー31側から製品キャビティ3
側へ向かう方向へ傾斜したテーパー状の案内面36にした
ので、ゲート16から製品キャビティ3に円滑に樹脂を案
内でき、したがって、よりいっそう良好な成形ができ
る。
【0031】さらに、型閉状態でゲート16が閉じている
ときには、可動型2側の押圧ピン71が固定型1のゲート
16およびスプルー31の先端部31a内に嵌合するので、こ
の状態で押圧ピン71が樹脂の圧力により傾きや芯ずれを
生じることを確実に防止できる。したがって、押圧ピン
71により製品の中央部に形成される孔部の精度を向上で
きる。
【0032】つぎに、本発明の第2実施例について、図
4および図5を参照しながら説明する。101は第1の型
体である固定型、102は第2の型体である可動型で、互
いに対向するこれら固定型102および可動型102は、図示
上下方向(型開閉方向)に移動して互いに開閉し、型閉
時に相互間に製品キャビティ103を形成するものであ
る。
【0033】前記固定型101は、前記第1実施例と同様
に、固定側型板(図示していない)に埋め込まれて固定
され製品キャビティ103を形成するキャビティブロック1
11、内部が材料通路であるスプルー112になったスプル
ーブッシュ113、このスプルーブッシュ113の外周側に設
けられた加熱手段としてのバンドヒーター114、ヒータ
ーカバー115および固定リング116などを備えている。た
だし、本第2実施例では、キャビティブロック111に埋
め込まれて固定されたゲートブッシュ117内にスプルー
ブッシュ113が組み込まれており、スプルー112を製品キ
ャビティ113へ開口させるゲート118はゲートブッシュ11
7に形成されている。さらに、キャビティブロック111と
ゲートブッシュ117との間にはスタンパー押さえ119が設
けられている。
【0034】また、前記固定型111のスプルー112内には
第1のゲート開閉部材としてのバルブピン121が前記型
開閉方向に移動自在に設けられている。このバルブピン
121は、前記第1実施例のバルブピン34と類似の構成を
有しており、可動型102側の先端部に円盤フランジ状の
弁部122を有している。この弁部122は、同形状の前記ゲ
ート118に挿脱自在に嵌合してこのゲート118を開閉する
ものである。また、弁部122における可動型102と反対側
の面は、スプルー112側から製品キャビティ103側へ傾斜
した滑らかな曲面テーパー状の案内面123に形成してあ
る。そして、弁部122における可動型102側の先端面の中
央部にはほぼ円柱形状の案内用の凸部124が突出形成さ
れている。この凸部124の先端部は円錐台状のテーパー
部125になっている。
【0035】また、前記可動型102は、可動側型板(図
示していない)に埋め込まれて固定され製品キャビティ
103を形成するコアブロック131、このコアブロック131
に埋め込まれて固定されたエア吹き出しブッシュ132、
このエア吹き出しブッシュ132内に前記型開閉方向に摺
動自在に嵌合された突き出しスリーブ133、この突き出
しスリーブ133内に前記型開閉方向に摺動自在に嵌合さ
れた第2のゲート開閉部材としての円柱形状の押圧ピン
136などを備えている。この押圧ピン136は、前記製品キ
ャビティ103内に突出し、前記固定型101側のバルブピン
121に同軸的に当接するものである。また、円柱形状の
押圧ピン136は、前記バルブピン121の円盤状の弁部122
と同径になっている。さらに、押圧ピン136における弁
部122の先端面と当接する先端面には、この弁部122の凸
部124が型閉時に挿脱自在に嵌合する案内用の凹部137が
形成されている。なお、134は、エア吹き出しブッシュ1
32と突き出しスリーブ133との間に設けられたスライド
ベアリングである。
【0036】さらに、前記バルブピン121が可動型102側
へ移動したときゲート118が開放されるようになってい
るが、その際、バルブピン121の弁部122が可動型102側
の突き出しスリーブ133内の嵌合孔133aに挿脱自在に嵌
合するようになっている。そして、前記バルブピン121
の凸部124および押圧ピン136の凹部137の嵌合長は、型
閉に伴いバルブピン121の弁部122が嵌合孔133a内に嵌合
するのに先だって凸部124と凹部137とが嵌合するように
設定されている。
【0037】つぎに、成形方法について説明する。固定
型101と可動型102とを型開した状態では、図5に示すよ
うに、バルブピン121は可動型102と反対側に移動した状
態にあり、ゲート118に嵌合してこのゲート118を閉塞し
ている。したがって、スプルー112から成形材料である
溶融した熱可塑性樹脂が漏出することはない。
【0038】そして、固定型101と可動型102とを型閉す
る。この型閉に伴い、固定型102側のバルブピン121の凸
部124が可動型102側の押圧ピン136の凹部137に嵌合し、
さらに、押圧ピン136の先端面がバルブピン121の先端面
に突き当たる。
【0039】このように型閉した状態で、図4に示すよ
うに、バルブピン121を可動型102側すなわち押圧ピン13
6側へ移動させてゲート118を開放するとともに、図示し
ていない射出成形機のノズルからスプルー112内に溶融
した樹脂を射出する。そして、樹脂がスプルー112から
ゲート118を通って製品キャビティ103内に注入される。
なお、このようにゲート118が開放した状態では、バル
ブピン121の弁部122は、製品キャビティ103を越えて、
可動型102の嵌合孔133a内に嵌合する。
【0040】製品キャビティ103内に樹脂が充填された
後、図5に示すように、押圧ピン136を固定型101側へ移
動させる。押圧ピン136がバルブピン121を押すことによ
り、このバルブピン121も移動する。そして、前述のよ
うにバルブピン121の弁部122がゲート118内に嵌合して
このゲート118を閉じる。
【0041】さらに、製品キャビティ103内の樹脂すな
わち製品が冷却して固化した後、固定型101と可動型102
とを型開する。この型開に伴い、成形された製品はまず
固定型101から離れる。ついで、突き出しスリーブ133な
どが固定型101側へ移動して製品を可動型102から離型さ
せる。さらに、製品が取り出された後、再び固定型101
と可動型102とが型閉して以上の成形サイクルが繰り返
される。そして、全成形サイクルを通じて、スプルー11
2内の樹脂はヒーター114の加熱により常時溶融状態に保
たれる。
【0042】前記実施例の構成によれば、型閉状態で、
固定型101側のバルブピン121の先端面に設けた凸部124
を可動型102側の押圧ピン136の先端面の凹部137に嵌合
するようにするとともに、ゲート118を開放した状態
で、バルブピン121の弁部122が可動型102側の突き出し
スリーブ133の嵌合孔133a内に嵌合するようにしたの
で、開放されたゲート118から製品キャビティ103内に樹
脂を注入するとき、この樹脂の圧力に抗してバルブピン
121が傾きや芯ずれを生じることを確実に防止できる。
したがって、ゲート118から製品キャビテ103への樹脂の
流入を全周に渡って均等なものとでき、成形不良を防止
できる。
【0043】また、バルブピン121の弁部122における可
動型102と反対側の面をスプルー112側から製品キャビテ
ィ103側へ向かう方向へ滑らかに湾曲して傾斜した案内
面123にしたので、ゲート118から製品キャビティ103に
円滑に樹脂を案内でき、したがって、よりいっそう良好
な成形ができる。
【0044】ところで、前述のように固定型101側のバ
ルブピン121は可動型102側の突き出しスリーブ133内に
挿脱自在に嵌合するものなので、これらバルブピン121
と突き出しスリーブ133とが正確に芯合わせされていな
いと、バルブピン121と突き出しスリーブ133との間に隙
間が生じて、成形された製品にバリが生じるようなおそ
れがある。バルブピン121と突き出しスリーブ133との芯
出し精度を高めるには、金型製作上、固定型101側にお
いては固定側型板、キャビティブロック111、ゲートブ
ッシュ117、バルブピン121などと、また、可動型102側
においては可動側型板、コアブロック131、ブッシュ13
2、突き出しスリーブ133などと、外側から内側へ部材を
組んでいくにあたって、焼き嵌めなどを利用して精度を
順次出していかなければならないが、これは面倒な作業
である。これに対して、前記第2実施例の構成によれ
ば、バルブピン121および押圧ピン136の先端面に案内用
の凸部124および凹部137をそれぞれ形成したので、バル
ブピン121および押圧ピン136の芯合わせのみを確実に行
えば、バルブピン121と突き出しスリーブ133との芯合わ
せも確実に行うことができ、したがって、金型製作が容
易になり、しかも、成形された製品にバリが生じること
を防止できる。
【0045】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、
前記実施例では、固定型1,101側のバルブピン34,121
に凸部37,124を設け、可動型2,102側の押圧ピン71,
136に凹部73,137を設けたが、逆にバルブピンに凹部を
設け、押圧ピンに凹部を設けてもよい。また、バルブピ
ンは、前記実施例のように樹脂の圧力により開放方向へ
移動させてもよいが、エアシリンダーあるいは油圧シリ
ンダーなどの流体圧シリンダーにより開放方向および閉
塞方向へ駆動するようにしてもよい。
【0046】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ゲート開閉部
材として、材料通路を有する型体に設けられた第1のゲ
ート開閉部材と、材料通路を有する型体と対向する型体
に設けられ第1のゲート開閉部材に突き当たる第2のゲ
ート開閉部材とを用い、型閉後に第1のゲート開閉部材
を第2のゲート開閉部材側へ移動させることによりゲー
トを開放してこのゲートから製品キャビティ内に成形材
料を注入し、この製品キャビティ内に成形材料が充填さ
れた後、第2のゲート開閉部材により第1のゲート開閉
部材を押して移動させてゲートを閉塞する成形方法にお
いて、型閉状態で、第1のゲート開閉部材および第2の
ゲート開閉部材の当接面の一方に設けられた凸部と他方
に設けられた凹部とを相互に嵌合するので、開放された
ゲートから製品キャビティ内に成形材料を注入すると
き、ゲート開閉部材の芯ずれを防止でき、したがって、
ゲートから製品キャビティへの成形材料の流れに偏向が
生じることを防止でき、成形不良を防止できる。
【0047】請求項2の発明の成形方法によれば、請求
項1の発明の効果に加えて、第1のゲート開閉部材およ
び第2のゲート開閉部材のいずれか一方のゲート開閉部
材は、他方のゲート開閉部材が設けられた型体に形成さ
れた嵌合孔内に挿脱自在に嵌合し、型閉時前記一方のゲ
ート開閉部材が嵌合孔内に嵌合するのに先だって、凸部
と凹部とを相互に嵌合させるので、金型製作上、ゲート
開閉部材を嵌合孔内に嵌合させるための芯合わせ作業が
容易にできる。
【0048】請求項3の発明によれば、ゲートを有する
第1の型体に第1のゲート開閉部材を設けるとともに、
第1の型体に対して開閉する第2の型体に、第1のゲー
ト開閉部材に当接する第2のゲート開閉部材を設け、こ
れらのゲート開閉部材は、第1のゲート開閉部材が第2
のゲート開閉部材側に移動したときゲートを開放し、逆
に第2のゲート開閉部材が第1のゲート開閉部材を押し
て移動させたときゲートを閉塞するものとし、第1のゲ
ート開閉部材および第2のゲート開閉部材の当接面の一
方に凸部を設け、他方に前記凸部が挿脱自在に嵌合する
凹部を設けたので、請求項1の発明の成形方法を実施で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルブゲート式金型装置の第1実施例
を示す断面図であり、ゲートが開いた状態を示してい
る。
【図2】同上ゲートが閉じた状態の断面図である。
【図3】同上図1のIII−III線断面図であり、固定側取
り付け板は図示していない。
【図4】本発明のバルブゲート式金型装置の第2実施例
を示す断面図であり、ゲートが開いた状態を示してい
る。
【図5】同上ゲートが閉じた状態の断面図である。
【符号の説明】
1 固定型(第1の型体) 2 可動型(第2の型体) 3 製品キャビティ 16 ゲート 31 スプルー(材料通路) 34 バルブピン(第1のゲート開閉部材) 37 凸部 43 バンドヒーター(加熱手段) 71 押圧ピン(第2のゲート開閉部材) 73 凹部 101 固定型(第1の型体) 102 可動型(第2の型体) 103 製品キャビティ 112 スプルー(材料通路) 114 バンドヒーター(加熱手段) 118 ゲート 121 バルブピン(第1のゲート開閉部材) 124 凸部 133a 嵌合孔 136 押圧ピン(第2のゲート開閉部材) 137 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに開閉可能な複数の型体を型閉し
    て、これら型体間に製品キャビティを形成し、前記型体
    内に設けられた材料通路内の熱可塑性の成形材料を加熱
    して常時溶融状態に保つ一方、前記材料通路から前記製
    品キャビティへのゲートをゲート開閉部材により開閉す
    る成形方法において、前記ゲート開閉部材として、前記
    材料通路を有する型体に設けられた第1のゲート開閉部
    材と、前記材料通路を有する型体と対向する型体に設け
    られ前記第1のゲート開閉部材に突き当たる第2のゲー
    ト開閉部材とを用い、型閉後に前記第1のゲート開閉部
    材を前記第2のゲート開閉部材側へ移動させることによ
    り前記ゲートを開放してこのゲートから前記製品キャビ
    ティ内に成形材料を注入し、この製品キャビティ内に成
    形材料が充填された後、前記第2のゲート開閉部材によ
    り前記第1のゲート開閉部材を押して移動させて前記ゲ
    ートを閉塞し、前記型閉状態で、前記第1のゲート開閉
    部材および第2のゲート開閉部材の当接面の一方に設け
    られた凸部と他方に設けられた凹部とを相互に嵌合する
    ことを特徴とする成形方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のゲート開閉部材および第2の
    ゲート開閉部材のいずれか一方のゲート開閉部材は、他
    方のゲート開閉部材が設けられた型体に形成された嵌合
    孔内に挿脱自在に嵌合し、型閉時前記一方のゲート開閉
    部材が嵌合孔内に嵌合するのに先だって、前記凸部と凹
    部とを相互に嵌合させることを特徴とする請求項1記載
    の成形方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の成形方法に用いるバルブ
    ゲート式金型装置であって、互いに開閉して型閉時に相
    互間に製品キャビティを形成する第1の型体および第2
    の型体を備え、前記第1の型体は、この第1の型体の内
    部に位置する材料通路を前記製品キャビティに開口させ
    るゲートと、前記材料通路内の熱可塑性の成形材料を常
    時溶融状態に保つ加熱手段と、可動な第1のゲート開閉
    部材とを有し、前記第2の型体は、前記第1のゲート開
    閉部材に当接する可動な第2のゲート開閉部材を有し、
    これらのゲート開閉部材は、第1のゲート開閉部材が第
    2のゲート開閉部材側に移動したとき前記ゲートを開放
    し、逆に第2のゲート開閉部材が第1のゲート開閉部材
    を押して移動させたとき前記ゲートを閉塞するものと
    し、前記第1のゲート開閉部材および第2のゲート開閉
    部材の当接面の一方に凸部を設け、他方に前記凸部が挿
    脱自在に嵌合する凹部を設けたことを特徴とするバルブ
    ゲート式金型装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7198740B2 (en) 2002-12-20 2007-04-03 Mold-Masters Limited Lateral gating injection molding apparatus
JP2008120097A (ja) * 2008-01-30 2008-05-29 Toshin Seiko:Kk プラスチック光学レンズ用射出成形金型ならびにプラスチック光学レンズの製造方法
US20190084201A1 (en) * 2016-05-17 2019-03-21 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Molding apparatus, molding method, and molding system

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