JP2002034109A - 単相3線式幹線からの分岐回路方式 - Google Patents

単相3線式幹線からの分岐回路方式

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単相3線式幹線からの各分岐回路の遮断器毎
に、中性線欠相事故なきよう、100/200V両電圧
回路の配線を可能とし、該遮断器毎の電力密度を200
V配線並に倍増する。 【構成】 単相3線式幹線から2極2要素の遮断器毎に
100Vの分岐2回路をとり、両回路の接地側帰線を個
別に取外し可能な端子で中性相に接続し、必要に応じて
該分岐2回路の活相間に200V回路をとり、また、該
帰線を点検等で取外したときにその線端導体部分が互い
に接触しないよう、その端子を線芯方向にずらせ或いは
その端子群を分岐回路の相別に区分して配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単相3相式配電の電気
使用場所の分岐回路に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、事務所や住宅等の小口需要家に
は、当初100V単相で配電されていたが、近年に至り
冷・暖房や事務・厨房機器の電化及び容量増大に伴い、
欧米並の定格電圧を採り入れるため100/200V単
相3線式配電の採用・実施に及び、需要家構内では、2
00V高負荷機器と100V低負荷機器群の各々に配線
用遮断器で分岐し、各分岐回路には2芯ケーブルによる
単相2線の屋内配線が行なわれている。
【0003】一般に、200V分岐回路は2極2要素の
220/110V定格、100V回路は2極1要素の1
10V定格の配線用遮断器で短絡及び過負荷保護を行な
っており、定格電流20Aの遮断器での最大使用電力
は、200V回路で4KW、100V回路で2KWであ
るが、両者とも遮断器の外形寸法は同一である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】最近、事務所や住宅の
高級化や電気機器の増加に伴い、その設備容量が増大し
分電盤の分岐回路の遮断器が増加し、また、200V機
器には別回路配線として遮断器を付加しているので、複
数の分電盤を設置する場合もある等、その費用や設置場
所のスペースが嵩むに至っている。
【0005】勿論、100V分岐回路にも、110/2
20V定格の遮断器を使用して単相3線式の配線をすれ
ば、各相に2KW計4KWまで容量増加且つ両電圧が使
用可能であるが、該100V2回路に共通の接地側帰線
となる中性線の万一の断線や端子の緩みによる接触不良
・脱線等或いは点検取外し時の遮断器の誤投入により、
該中性線の欠相による相間の電圧不平衡を来し、末端機
器の焼損や断線等の事故に至るので、「電気設備基準1
71条第1項第八号」により、単一の両電圧機器専用配
線以外は禁止されている。
【0006】本発明は、上記の中性線の欠相が起こらな
いよう、分岐回路の中性相への結線方法を改善し、同じ
定格電流の遮断器で、100V分岐回路の最大負荷を2
00V回路並に倍増且つ該遮断器毎の分岐回路を100
/200Vの両電圧とも使用可能とする。
【0007】
【課題を実現するための手段】上記の目的を実現するた
めに、本発明においては、2極2要素の110/220
V定格の遮断器で単相3線式配電の幹線から分岐し、両
活相とも個別の2芯ケーブルで100V2回路に単相2
線式配線を行ない、その接地側帰線を個別に中性相に接
続し、且つ、両活相間を200V1回路として使用す
る。
【0008】中性相への接続は、各相回路の帰線に個別
の端子で、絶縁測定等の点検時に容易に取外し・再結線
可能とし、その端子から取外したとき、該帰線の線端導
体部分が誤って他相回路帰線の線端導体部分に接触しな
いよう、線芯方向にずらせ或いは他相回路帰線の端子群
とは区分して配置する。
【0009】各回路とも線芯または線対には、活相を色
別(例えば赤・青)且つ遮断器番号(例えば1、2、3
・・・・)を記入または印刷した絶縁マーカーを取付
け、各回路の線芯の絶縁色別(2芯では黒:活線・白:
帰線)と相まって明確に回路を識別する。
【0010】そのマーカーは、遮断器番号の印刷文字色
別または遮断器番号と相記号(例えばU、VまたはR、
S)を組合わせて印刷したものでもよい。
【0011】両相の100V分岐回路の配線は、2回路
とも同色(黒・白)のケーブル線芯を考え、接続箱を別
にして分離電路とするのがよく、相負荷均分のため機器
の混合配置等、止むを得ず同一接続箱内に両回路のケー
ブルを通過、中継及び器具接続する場合は、上記の相色
別マーカーを施し或いは両回路並行部分に4芯ケーブル
(赤・白と黒・緑で両回路に分け、赤と黒を活線、白と
緑を帰線)を使用して、誤って両相回路の接地側帰線の
混同で単相3線結線とならないよう、完全に識別・独立
させる。
【0012】遮断器毎の2回路とも使用場所まで並行さ
せ、天井点検口付近等の作業容易な箇所に配した接続箱
からそれぞれ100V負荷に配線し、必要に応じ該接続
箱内で両活相線芯に200V回路を接続・配線するのが
よく、また、機器設置場所が分電盤に隣接または近接の
場合は、該遮断器の両活相端子に200V回路を直接接
続してもよい(遮断器端子は線芯2本を接続可能)。
【0013】
【作用】以上述べた如く構成した本発明の分岐回路の作
用を説明すれば、各回路の接地側帰線の万一の断線や中
性相の端子の緩みで接触不良や脱線あっても、該回路の
電流が断たれるのみで他方の回路は健在であり、また、
両回路とも接地側帰線の断線や端子の緩みがあっても、
中性相から離れて両回路の電流が断たれるだけで該帰線
相互の接触はなく、単相3線配線の中性線欠相の如き事
故は起こらない。
【0014】回路絶縁測定や点検のとき、両回路の接地
側帰線を中性相から外した状態で誤って該回路の遮断器
を投入しても、或いは該遮断器が「入」のまま誤って該
帰線を外しても、その中性相の帰線端子は線芯方向にず
らし或いは分岐相別に帰線群を区分しているので、該帰
線の線端導体部分相互の接触の虞なく中性線欠相事故は
起こらない。
【0015】なお、上述の両分岐回路の両活相間に接続
した200V機器があっても、100V回路の各帰線に
おける上記の断線・脱線や誤作業は、該100V回路の
電流が断たれるだけで中性線欠相事故に至らず、200
V回路への影響は皆無であり、また、万一いずれか一方
の活線が断線または遮断器端子から脱線したとき、単相
3線式配線と同様に、電圧100Vの他方の活線と中性
相との間に、200V機器と断線・脱線側の100V機
器が直列になるが、両機器群のインピーダンスの逆比に
100Vを按分した電圧で低く、焼損・断線等の故障に
は至らず、作動不能や機能低下で早期発見できるので問
題はない。
【0016】番号記入の2色の絶縁マーカーだけで、各
回路のケーブルの線芯の絶縁色別と併せ、遮断器番号、
相別及び活線・帰線が明確に識別でき、また、200V
回路には、該マーカーをケーブルの線芯に取付ければよ
い。
【0017】
【実施例1】本発明の実施例と1して、単相3線100
/200Vで受電し、引込み点近くの分電盤に引込み開
閉器として3極2要素・漏電遮断器を、分岐回路用遮断
器として8個の配線遮断器を配した場合について説明す
る。
【0018】図1(a)(b)において、配電変圧器1
の二次側中性点にB種接地2を施した単相3線式配電の
100/200V引込み線3を幹線とし、分電盤4の引
込み開閉器5(漏電保護付遮断器)の負荷側に活相母線
6(R、S)及び中性相母線7(N)を配し、各分岐回
路用遮断器8(#1、#2、#3・・・)の電源側端子
10を導体9で活相母線6(R、S)に、負荷側端子1
1(U、V)に各ケーブル12の活相線芯13(U、
V)にそれぞれ接続し、該ケーブル12の接地側帰線1
4を中性相母線7(N)に千鳥状に配列した端子15
(Nu 、Nv )に接続し、遮断器8毎に100V2回路
(U−Nu 、V−Nv )及び200V1回路(U−V)
の複合分岐回路を構成する。
【0019】各100V回路に照明器具16(スイッチ
は図示省略)や雑用コンセント17等の如き低負荷機器
を、できるだけ負荷が両活相に均分するよう仕分け、2
00V回路にエヤコンやヒーター等の高負荷機器用コン
セント18を、それぞれ接続する。
【0020】200Vコンセント18は、対地電圧が1
00Vのため、乾燥した室内では接地不要であるが、洗
濯機等水気のある場所に設置のものには、D種接地極1
9及び接地線20を施し、該コンセントの接地極に接続
する。
【0021】各遮断器8において、各100V回路の小
計負荷をP1 、200V回路の小計負荷をP2 とすれ
ば、各相U、Vの負荷Pu ・Pv はそれぞれP1 +P2
/2、合計負荷ΣP=Pu +Pv =2×P1 +P2 とな
り、遮断器4の定格電流I=20Aにおいて、各相U、
Vの許容最大負荷Pa は2KW即ち遮断器毎にΣPa =
4KWとなる。
【0022】各100V回路の接地側帰線14の線端に
は絶縁スリーブ21を施し、その端子15(Nu 、Nv
)は、それぞれ線芯14の方向にずれており且つ遮断
器8の端子11に結線した活相線芯13に個縛・拘束さ
れているため、回路点検の際に取外したとき、その線端
導体部分22が誤って隣のものと接触即ち共通中性線の
如くなる虞なく、万一遮断器8を誤って投入しても、各
100V回路に電流は全く流れず、中性線欠相事故は起
こらない。
【0023】各活相毎(U、V)及び帰線の線芯13、
14の1対毎(U・Nu 、V・Nv)に遮断器番号を印
刷した色別絶縁マーカー23(赤・青)を施し、線芯の
色別(2芯ケーブルでは黒・白、4芯ケーブルでは赤・
白、黒・緑)と相まって回路及び相を識別する。
【0024】図面では、図示の都合により、マーカーの
相識別は相記号U、Vを付して遮断器番号とともに例え
ば「1U、2U、3U、4U・・・・」、「1V、2
V、3V、4V・・・・」の如く示したが、これはU相
回路用を赤、V相回路用を青とし遮断器番号「1、2、
3、4・・・・」のみを印刷するのが簡単であり、或い
は、念のため相記号U、Vと色分け(赤、青)を併用し
てもよく、いずれもマーカーは色別の2種類で済む。
【0025】上述の接地側帰線14の端子15を、千鳥
状に配置する代わりに、図2(a)の如く同一列に配列
し、各回路の線芯14、15を斜め(例えばα=45
度)に配し、遮断器8の端子11に結線した活線14と
ともに固縛してもよく、端子15は、その間隔p(定格
20Aの遮断器では17mm)において線芯13、14
の方向にtanα(0.71×p=12mm)だけずれ
ており、回路点検の際に帰線14を取はずしたとき、そ
の線端導体部分22が隣のものと接触する虞はない。
【0026】帰線14の端子15を、図2(b)の如
く、相別の回路毎に区分した中性相母線7(Nu 及びN
v )に配してもよく、その場合は、各回路の活線13と
帰線14とは別束になるので、両線芯にそれぞれ色別マ
ーカー23を施す。
【0027】
【実施例2】前記の図1を参照して述べた複式分岐回路
において、200V回路の配線方法を実施例2として図
3を参照して説明すれば、図3(a)において、200
V回路のケーブル25の線芯26(黒、白)を遮断器8
の負荷側端子11(U、V)に、100V回路のケーブ
ル12の線芯13とともに直接接続する場合を示し、負
荷機器の設置箇所が分電盤4に隣接または近接し、その
配線引入れが容易な場合に適用するのがよい。
【0028】図3(b)において、負荷機器の設置箇所
の近くの配線点検口等の作業し易い場所で、100V2
回路のケーブル12の途中を切断して接続箱24の中で
線端処理し、その活線13(黒)に200V回路のケー
ブル25の線芯26(黒:U、白:V)を色別マーカー
23(例えば2U、2V)を付して接続する、一般的な
場合を示す。
【0029】図3(c)において、100V2回路に4
芯ケーブル27を使用し、そのU相回路(U・Nu )に
は線芯28(赤・白)を、V相回路(V・Nv )には線
芯28(黒・緑)を使用し、上記と同様に、200V回
路のケーブル25の線芯26(U、V)を接続する場合
を示し、両電圧回路の同時施工や200V機器の将来追
設が明らかな場合に適用するのがよい。
【0030】上記いずれも、両電圧回路同時施工は勿
論、当座は100V2回路を施工し、必要に応じて20
0V回路を、分電盤の遮断器追加・取替え等の改造や増
設及び困難なケーブル通線作業なく容易に追加できる。
【0031】
【発明の効果】本発明の分岐回路方式では、1個の配線
用遮断器で定格電圧100Vの2回路と200Vの1回
路の開・閉及び配線保護ができ、同じ定格電流(例えば
20A)で200V配電と同様の最大電力(例えば4K
W)に倍増できるので、分電盤の遮断器数を半減即ち電
力密度を倍増し、単相3線式配電の長所として、従来の
単に200V機器の使用に留まらず、分電盤の寸法、設
置数・スペース及び費用の節減にも拡張できる。
【0032】例えば、大室毎または2小室毎に1遮断器
(20A)を配して本発明の両電圧配線を施し、大室の
100V2回路に電灯及び雑用コンセントを、200V
1回路にエヤコン(最大消費電力P2 =1.5〜2K
W)用コンセントをそれぞれ設置し、各小室の100V
1回路に電灯及び雑用コンセントを配し、エヤコン(最
大消費電力約1KW)を設置することができ、その場
合、100V1回路毎の合計負荷は、エヤコン以外に、
大室ではP1 =1.25〜1KW(=2KW−エヤコン
の1/2)、各小室では1KW(=2KW−エヤコン)
まで使用可能であり、一般には、各室で使用する機器の
種類や容量により、1遮断器毎の最大負荷ΣPa =4K
W以内において、両電圧機器が使用可能である。
【0033】そのような負荷に対して従来の分岐回路方
式では、大室では110V定格の2個及び110/22
0V定格1個、各小室では110V定格1個、計5個の
遮断器が使用されているが、本発明では計2個の110
/220V定格の遮断器で済むことになり、両定格とも
遮断器は同一外形寸法のためそのスペース低減効果は大
きい。
【0034】従来の分岐回路方式に比べ、各100V回
路は、その2回路を1遮断器の各相に接続することにな
り、100V機器の追加では過負荷になる高負荷機器で
も200V機器では半電流のため追加でき、200V回
路は、両相100V回路の活線の大部分を共用し、別の
遮断器からの配線は必要ないので、全体の配線延長即ち
銅量は略々同等以下と考えてよい。
【0035】100V回路は遮断器毎に両活相(R、
S)に負荷分離され、200V回路はそのまま両活相に
負荷するので、引込み口での負荷均分は容易である。
【0036】遮断器毎に両電圧の分岐回路配線ができる
ため、電気使用場所の全室において100/200Vい
ずれの回路も配線可能且つ必要に応じて200V回路を
負荷機器の設置場所近くで容易に追設可能であり、上記
の配線延長や負荷均分も相まって、屋内配線の設計・施
工上頗る好都合である。
【0037】なお、全室とも100V回路に加え、容易
に200V回路が配線できるので、電灯や雑用小機器等
の低電圧定格が製造・使用容易且つ安全・耐久性に有利
な100V定格を維持する傍ら、エヤコン、ヒーター等
の冷・暖房機器、炊飯器、湯沸器、電子レンジ、オーブ
ントースタ等の厨房機器及びコピー機等の事務機器の如
き最大消費電力略々1KW以上の高負荷機器や高電圧回
路を持つ大型蛍光灯は、欧米並の200V定格に移行容
易であり、本発明の分岐回路方式が、単相3線式配電の
普及と電気機器の国際規格の200V級への統一を促
し、産業上も頗る好都合である。
【0038】2極2要素の110/220V定格の配線
用遮断器は、単相3線式幹線用にも使用可能として、各
極とも短絡・過負荷保護性能は2極1要素の110V定
格のものと同様であるため、本発明の100V2回路及
び200V1回路の複合使用には何等問題なく、また、
「電気設備技術基準」には、分電盤内に3極遮断の引込
み開閉器があれば、各分岐回路の遮断器には中性相の開
閉器は省略できるとの規定(171条第1項第二号)あ
り、また、遮断器毎の分岐電力についても欧米の200
V級配電のものと同レベルであれば回路区分及び保守・
点検上も問題なく、むしろ小口需要家においても設備容
量の増大に伴い、遮断器毎の分岐電力密度を倍増し経済
性を向上すべきであり、本発明は、前述の該技術基準の
規定(171条第1項第八号)が問題とする中性線欠相
事故が起こらないよう、各回路の帰線の中性相への接続
方法を改善し、技術的及び関係基準の両面での問題を解
消したものである。
【0039】遮断器毎に両電圧の複合分岐回路配線のた
め、回路識別は重要且つ不可欠であるが、これは、確実
な施工と保守・点検や後日の増設等の便に供するものと
して、従来の回路方式を含む電気工事全般における必須
事項である。
【0040】なお、本発明は、100V/200Vのみ
ならず、115/230V等の異電圧の単相3線式幹線
からの分岐回路にも、同様に適用可能なことは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分岐回路の配線図で、(a)は電気回
路図、(b)は分電盤内の配線遮断器に係る結線姿図
で、帰線端子を千鳥状に配した場合を示す。
【図2】分電盤内の配線遮断器に係る結線姿図を示し、
(a)は配線を斜めに施した場合を、(b)は同一活相
の分岐回路の帰線群別に中性母線を区分した場合を、そ
れぞれ示す。
【図3】本発明の分岐回路の電路図で、(a)は分電盤
内の遮断器の端子接続で100/200V両電圧の分岐
回路を構成し、(b)は端末機器付近の接続箱内で20
0V回路の追加を行ない、(c)はその接続箱まで4芯
ケーブル配線する場合を示す。
【符号の説明】
1 配電変圧器 2 接地(B種接地) 3 引込み線 4 分電盤 5 引込み開閉器、主遮断器 6 活相母線 R:R相、S:S相 7 中性相母線 N:中性相 8 配線用遮断器、分岐遮断器 9 接続導体 10 電源側端子、R:R相、S:S相 11 負荷側端子、U:U相、V:V相 12 ケーブル(100V回路) 13 活線 14 接地側帰線 15 帰線端子、中性相端子 Nu :U相回路帰線端子、Nv V相回路帰線端子 16 電灯、照明器具 17 コンセント(2P−125V) 18 コンセント(2P−250V、接地極付) 19 接地極(D種接地) 20 接地線 21 絶縁スリーブ 22 線端導体部分 23 色別マーカー 24 接続箱 25 ケーブル(200V回路) 26 線芯 27 4芯ケーブル 28 線芯 P1 100V回路の負荷 P2 200V回路の負荷 Pu U相の負荷 Pv V相の負荷 ΣP 合計負荷 Pa 各相の許容最大負荷 ΣPa 遮断器の許容最大負荷

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相3線式幹線の両活相から2極2要素
    の遮断器毎に分岐2回路をとり、中性相に該回路の接地
    側帰線を個別に接続し、各回路の活相と中性相との間及
    び両回路の活相の間に末端の機器を接続するよう構成し
    た、電気使用場所の分岐回路方式。
  2. 【請求項2】 請求項1の接地側帰線を中性相から取外
    したときに、異相回路の該帰線の線端の導体部分が互い
    に接触しないよう、該帰線の端子を線芯方向にずらせ或
    いは該帰線の端子群を分岐回路の相別に区分して配し
    た、中性相の端子結線方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の分岐回路それぞれの線対また
    は各線芯に、遮断器番号を記入した色別マーカーを付け
    た、単相3線式幹線からの分岐回路の線端識別方法。
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