JP2002032699A - 情報処理装置上で電子的に構成された帳簿の記入処理を行う方法 - Google Patents

情報処理装置上で電子的に構成された帳簿の記入処理を行う方法

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JP2002032699A
JP2002032699A JP2000214437A JP2000214437A JP2002032699A JP 2002032699 A JP2002032699 A JP 2002032699A JP 2000214437 A JP2000214437 A JP 2000214437A JP 2000214437 A JP2000214437 A JP 2000214437A JP 2002032699 A JP2002032699 A JP 2002032699A
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Tatsuya Imai
辰弥 今井
Kazuhisa Isogai
和久 磯貝
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Dai Ichi Kangyo Bank Ltd
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Dai Ichi Kangyo Bank Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置に格納された帳簿の記入処理を
行う方法を提供する。 【解決手段】 (1)情報処理装置に保存された帳簿に
記録された売掛金に、その売掛金を識別する識別データ
を関連付けるステップと、(2)支払側が売掛金に対す
る支払いをカードを用いて行う時に、カード端末装置か
ら、カードの使用の際に必要な所定のデータと、売掛金
を識別する識別データとを入力するステップと、(3)
カードの決済システムを運営する側で発生された、カー
ドを用いての金の支払いが完了したことを示す支払完了
データに基づいて、ステップ(2)でカード端末装置か
ら入力された識別データを、情報処理装置へ転送するス
テップと、(4)情報処理装置において、帳簿に記録さ
れた売掛金中の、ステップ(3)で転送された識別デー
タと一致する識別データが関連付けされている売掛金の
消込の処理を行うステップとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品の購買側が支
払いの際に、デビット・カードやクレジット・カード等
の金の支払に利用できるカードを用いた場合に、その商
品の販売側の帳簿に記録されたその商品に対する売掛金
の消込および在庫数の更新を自動的に行う方法および装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】商品の購買側がその商品に対する支払い
を行った時に、商品の販売側は、帳簿に記録されたその
商品に対する売掛金の消込を行う。帳簿の売掛金の消込
とは、販売側が帳簿に記録された売掛金に対する金を受
領した時に、その受領に関する情報(例えば、受け取っ
た金額や日付など)を帳簿に記録し、その売掛金がなく
なったこと、即ち、販売した商品に対する金が納入され
たことを記録する手続である。また、ここでいう商品
は、物品やサービスなどを含む全ての販売可能なものを
含む。
【0003】従来の紙の帳簿を用いる場合には、売掛金
に対する金を受領した時に、帳簿のその売掛金を記載し
た欄(売掛金の金額、商品名、個数などが記載されてい
る)の横の欄に、受領金額や受領の日付をペン等で手書
きで記入する。場合によっては、受領金額をペン等で記
入した後に、売掛金がなくなったことを帳簿上で明瞭に
示すために、記載した数字の上に横線を書き込む。ま
た、商品を購買側に渡した時には、帳簿の商品在庫数を
記載する欄から、販売した商品の数を減算し、在庫数を
更新する。
【0004】また、パーソナル・コンピュータ等の情報
処理装置上でソフトウエアにより構成される電子的な帳
簿を使用する場合には、売掛金に対する金を受領した時
に、まず、情報処理装置の表示装置上で帳簿を開く。次
に、その売掛金を記載したページ(売掛金の金額、商品
名、個数などが記録されている)を表示させ、その売掛
金に対しての受領金額を入力する欄に、その受領金額を
入力装置を用いて入力する。また、商品を購買側に渡し
た時には、帳簿の商品在庫数を記載する欄に、販売した
商品の数を入力する。入力された数は在庫数から減算さ
れ、在庫数が更新される。
【0005】紙の帳簿を用いる場合も、電子的な帳簿を
用いる場合も、売掛金の消込や在庫数の更新は、手作業
で行われている。従って、販売側が帳簿に記録された商
品に対する売掛金の消込を行う作業や、在庫数を更新す
る作業には手間がかかる欠点がある。また、手作業での
処理では、誤った記入が行われる可能性がある欠点があ
る。
【0006】他方、商品の購買側が支払いに用いる電子
的な支払手段としてデビット・カードやクレジット・カ
ードがある。デビット・カードに関しては、現在は、銀
行が発行するキャッシュ・カードがデビット・カードと
して用いられている。デビット・カードを用いる決済シ
ステムの例には、多数の金融機関が共同で運営している
J−Debit(ジェイデビット)というシステムがあ
る。このジェイデビットの決済スキームについて、図4
を参照して簡単に説明する。
【0007】デビット・カードの利用者が、ジェイデビ
ットのシステムに加盟している加盟店で商品を購入する
場合に、利用者は、デビット・カードでの決済の旨を申
し出る(1)。加盟店側では、デビット・カード端末装
置(デビット・カード端末)の磁気ストライプ読取部に
デビット・カードを通し、磁気ストライプに記録された
データ(口座番号等)を読み取らせ、テンキー型の入力
部から購入金額を入力する。利用者は、購入金額を確認
後に、入力部からデビット・カードの暗証番号を入力す
る(2)。デビット・カード端末へ入力されたデータ
(磁気ストライプに記録されたデータ、購入金額、暗証
番号)と、デビット・カード端末に予め記録されている
加盟店コード(加盟店の銀行口座番号、デビット・カー
ド端末などを識別するために用いられるデータ)とが、
デビット・カード端末から、CAFISセンタを介し
て、デビット・カードを発行した金融機関、即ち、カー
ド発行金融機関へ伝送され、金の振替が依頼される
(3)。CAFISセンタは、金融機関などの金融に関
連する会社間での金に関連するデータの通信を制御する
システムである。カード発行金融機関は、暗証番号と利
用者の口座番号とが対応しており、且つ利用者の口座に
購入金額を引き落とせるだけの残高がある場合に、リア
ルタイムで利用者の口座から金を引き落とす(4)。カ
ード発行金融機関は、金の引き落とし後に、金の収納済
(支払済)を知らせる電文を加盟店へ送信する(5)。
収納済の電文を受信した加盟店は、利用者へ商品を提供
する(6)。また、CAFISセンタは、振替結果デー
タ(金を引き落とされた銀行口座番号、引き落とされた
金額、加盟店コードなどのデータを含む)をクリアリン
グ・センタへ伝送する(7)。クリアリング・センタ
は、CAFISセンタを介して送られてくる振替結果デ
ータに基づいて、決済のためのデータを作成する装置で
ある。クリアリング・センタは、各加盟店コードに対応
して、各加盟店が口座を開設している銀行名と、その口
座番号とを示すデータを記録しており、決済のためのデ
ータを作成する際には、受信したデータに含まれる加盟
店コードに基づいて、その加盟店の銀行口座番号データ
を読み出す。(1)から(7)までの処理が即日(第X
日)に実施される。
【0008】クリアリング・センタは、購入日の翌営業
日(第X+1日)に、受け取った振込結果データおよび
カード発行金融機関の手数料、通信費を織り込んだデー
タを集計・相殺し(8)、各金融機関ごとの当日の決済
尻を計算し、それらのデータを加盟している金融機関間
の資金決済事務を処理する決済銀行へ伝送する(9)。
決済銀行は、購入日の翌々営業日(第X+2日)に各金
融機関間の決済を全銀システム(多数の銀行が共同で運
営している決済システム)を通じて行い(10)、加盟
店金融機関(加盟店が口座を開設している銀行)は、購
入金額から加盟店手数料を差し引いた(11)金額を、
購入日から3営業日(第X+3日)以降に加盟店の口座
へ振込む(12)。
【0009】デビット・カードを用いての支払いが完了
すると、デビット・カード端末で、利用者と加盟店との
両方に対して口座引落確認通知書が発行される。この口
座引落確認通知書は、一般の利用明細書と同様のもので
ある。加盟店側では、この口座引落確認通知書に基づい
て、帳簿上での会計処理を手作業で行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】現在、帳簿上の売掛金
の消込や在庫数の更新等の事務処理には手間がかかるの
で、この事務処理を効率的かつ正確に行うようにする技
術が望まれている。
【0011】他方、デビット・カードやクレジット・カ
ードを用いた決済システムは、単に、購買側が購入した
商品に対する代金を購買側の銀行口座から販売側の銀行
口座へ自動的に振込むようにするものであり、このよう
な決済システムはその他の用途には活用されていないた
め、付加価値のある別の用途を開発することが望まれて
いる。
【0012】従って、本発明は、デビット・カードやク
レジット・カードのシステムと、ソフトウエアにより構
成される電子的な帳簿とを関連させて、デビット・カー
ドやクレジット・カードを用いて支払いが行われた場合
に、対応する帳簿上の売掛金の消込および在庫数の更新
等の事務処理が自動的に行われるようにすることを目的
とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の方法は、情報処理装置上で電子的に構成された帳簿の
記入処理を行う方法であって、(1)前記情報処理装置
に保存された前記帳簿に記録された売掛金に、その売掛
金を識別する識別データを関連付けるステップと、
(2)支払側が売掛金に対する支払いをカードを用いて
行う時に、カード端末装置から、前記カードの使用の際
に必要な所定のデータと、前記売掛金を識別する識別デ
ータとを入力するステップと、(3)前記カードの決済
システムを運営する側で発生された、前記カードを用い
ての金の支払いが完了したことを示す支払完了データに
基づいて、前記ステップ(2)で前記カード端末装置か
ら入力された前記識別データを、前記情報処理装置へ転
送するステップと、(4)前記情報処理装置において、
前記帳簿に記録された前記売掛金中の、前記ステップ
(3)で転送された前記識別データと一致する識別デー
タが関連付けされている売掛金の消込の処理を行うステ
ップとを備える。
【0014】本発明の請求項2に記載の方法は、請求項
1に記載の方法において、前記ステップ(1)が、前記
帳簿に記録された前記売掛金に、前記支払側の前記カー
ドに対応する口座番号を示すデータを関連付けるステッ
プを更に備え、前記ステップ(3)の前記支払完了デー
タが前記口座番号を示すデータを含み、前記ステップ
(3)が、前記支払完了データに基づいて、前記口座番
号を示すデータを前記情報処理装置へ転送するステップ
を更に備え、前記ステップ(4)が、前記情報処理装置
において、前記帳簿に記録された前記売掛金中の、前記
ステップ(3)で転送された前記識別データおよび前記
口座番号と一致する識別データおよび口座番号が関連付
けされている前記売掛金の消込の処理を行う。
【0015】本発明の請求項3に記載の方法は、請求項
1または2に記載の方法において、前記帳簿が商品の在
庫数を管理するためのデータを記録し、前記売掛金を発
生させた取引において販売された商品を識別するデータ
およびその商品の販売個数を識別するデータを含む商品
データを、前記ステップ(1)の前記識別データと関連
付けて記憶するステップと、前記情報処理装置におい
て、前記ステップ(3)で転送された前記識別データと
一致する識別データが関連付けされている前記商品デー
タに基づいて、前記帳簿に記録されている商品の在庫数
データから前記販売個数を減算して在庫数データを更新
するステップとを更に備える。
【0016】本発明の請求項4に記載の本発明は、請求
項1ないし3の何れかに記載の方法において前記カード
がデビット・カードである。
【0017】本発明の請求項5に記載の方法は、請求項
1ないし3の何れかに記載の方法において前記カードが
クレジット・カードである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下の一実施形態では、商品の購
買側が支払いにデビット・カードを用いる場合について
説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施形態の、商品を販
売した販売側の帳簿の記入処理(売掛金の消込、在庫数
の更新)を行う装置の全体的な構成を示す。
【0020】この装置は、商品の購買側(例えば、商品
を仕入れる小売店などを含む)に備えられるデビット・
カード端末1と、商品の販売側(例えば、小売店へ商品
を卸す卸商などを含む)の情報処理装置である販売側処
理装置2と、図4を参照して説明したデビット・カード
・システム3とを備える。
【0021】デビット・カード端末1と、販売側処理装
置2とは、通信回線4を介して結合されている。通信回
線4は、デビット・カード端末1と販売側処理装置2と
の間でデータの通信が可能な回線であれば、任意の形式
の形式のもの(例えば、専用回線、インターネット、電
話回線など)でよい。
【0022】デビット・カード端末1は、デビット・カ
ードの磁気ストライプのデータを読み取る読取部11
と、デビット・カードの暗証番号、支払金額および本発
明の特徴である仕入番号を入力するための入力部12
と、販売側を識別するコード(図4を参照して説明した
システムにおける加盟店コード)、読取部11および入
力部12から入力されたデータおよびデビット・カード
端末1の制御用データを記憶する記憶部13と、データ
の送受信を行う送受信部14と、支払いが完了した際に
口座引落確認通知書を発行する発行部15と、時間(日
時)の基礎となるデータを発生する計時部16と、各種
のメッセージや入力されたデータなどを表示する表示部
17と、デビット・カード端末1の各部の制御を行う制
御部18とを備える。また、デビット・カード端末1は
携帯型にしてもよい。
【0023】仕入番号は、販売側と購買側との間で商品
の売買契約が成立した際に販売側の帳簿上で発生する売
掛金を、帳簿上で特定するために作成する識別データで
ある。この仕入番号は売掛金と関連付けて記録される。
また、売掛金データに、売掛金データに通常付加されて
いる商品データ(例えば、商品名、個数)よりも詳細な
情報を含む商品データを付加しておくこともできる。こ
の詳細な情報は、例えば、商品の名称、型番、個数、製
造日、販売日などの情報を含む。また、商品データを売
掛金と別個に管理する場合には、売掛金に対する商品デ
ータを容易に識別できるように、売掛金データに付加し
た仕入番号と同じ仕入番号を商品データに付加してお
く。仕入番号は、例えば、販売側と購買側との間で商品
の売買契約が成立した時に又は後日に、販売側から購買
側へ通知される。
【0024】なお、この実施形態において、販売側の帳
簿は、販売側処理装置2においてデータ化されて記憶さ
れている電子的な帳簿である。また、ここでいう帳簿と
は、貸方および借方や各費用の項目などを分類して記録
するようにした従来の一般的な帳簿や、在庫管理のため
に商品名や在庫数などを記録する表や、特定の商品のみ
の在庫数を管理する表や、売掛金のみを記録する表など
のような、個々の目的に応じて作成されたものも含む。
【0025】販売側処理装置2は、パーソナル・コンピ
ュータ等の情報処理装置であり、ソフトウエアで構成さ
れる電子的な帳簿を保持し管理する帳簿管理部21と、
帳簿のデータおよび販売側処理装置2の動作を制御する
データを記憶する記憶部22と、デビット・カード端末
1からデータを受信する受信部23とを含む。帳簿管理
部21で管理される帳簿の基本的な構成は従来と同様と
することができる。
【0026】しかし、売掛金に関しては、購買側が支払
いに使用する金融機関の口座番号と、仕入番号とを記録
する部分が設けられる。販売側処理装置2の記憶部22
は、それぞれの売掛金データ(商品データが付随する)
に、購買側が支払いに使用する金融機関の口座番号デー
タ(利用口座番号データ)と、仕入番号データとを関連
付けて記憶する。販売側処理装置2の帳簿管理部21
は、売掛金に対して購買側がデビット・カードを用いて
支払いを行った場合に、その支払に関するデータ(金
額、口座番号、仕入番号など)をデビット・カード端末
1から受信し、受信したデータに基づいて帳簿上の売掛
金の消込の処理を行う。また、この帳簿は、商品の在庫
を管理するための在庫管理帳を含む。帳簿管理部21
は、売掛金の消込が行われた時に、その売掛金データに
付随する商品データで示される商品について、その販売
個数を、在庫管理帳に記録されたその商品の在庫数から
減算する。なお、商品の引き渡しの時期については、販
売側と購買側との契約により定めればよいが、この実施
形態の装置では、在庫管理帳に記載された在庫数の更新
は、売掛金の消込が行われた時に行うようにする。
【0027】デビット・カード・システム3は、図4を
参照して説明した従来のシステム(ジェイデビットのシ
ステム)と同様であり、デビット・カード端末1とデビ
ット・カード・システム3との間でのデータの通信を制
御する装置(この実施形態ではCAFIS)と、このシ
ステムに加盟している金融機関と、金融機関から送られ
てくる振替結果データ(金を引き落とされた銀行口座番
号、引き落とされた金額、加盟店コードなどのデータを
含む)に基づいて、加盟している金融機関間での決済の
ためのデータを作成する装置(クリアリング・センタ)
と、それら金融機関間の資金決済事務を処理する決済銀
行とを含む。このシステムに加盟している金融機関は、
カード発行金融機と、販売側の金融機関とを含む。カー
ド発行金融機関とは、デビット・カードを発行した金融
機関、即ち、デビット・カードを使用する購買側の口座
が開設されている銀行である。販売側の金融機関とは、
販売側が口座を開設している金融機関であり、図4の加
盟店金融機関に対応する。カード発行金融機関とクリア
リング・センタとはCAFISに結合され、販売側の金
融機関と決済銀行とはクリアリング・センタに結合され
ている。
【0028】図2および図3は、帳簿の記入処理(売掛
金の消込、在庫数の更新)を行う装置の動作のフローチ
ャートを示す。
【0029】次に、図2および図3を参照して本発明の
一実施形態の装置の動作を説明する。
【0030】販売側と購買側との間で商品の売買契約が
成立すると、ステップ1において、販売側処理装置2の
帳簿管理部21は、記憶部22に格納されている帳簿を
呼び出して表示装置で表示させる。販売側の人員は、入
力装置を用いて、その売買契約で発生した売掛金、商品
名および販売個数を帳簿に記録する。その時に、販売側
は、購買側が支払いに使用する金融機関の口座番号、即
ち、デビット・カードの口座番号(利用口座番号)を購
買側から聞き出し、その利用口座番号を売掛金(売掛金
データ)と、商品名および販売個数(商品データ)と関
連付けて記録する。また、販売側は、この売買契約を識
別するため、即ち、帳簿上でこの売掛金を識別するため
の識別データ(仕入番号)を作成し、この仕入番号を売
掛金データおよび商品データと関連付けて記録し、且つ
購買側へ通知する。
【0031】ステップ2において、販売側が購買側から
デビット・カードによる支払いを受ける際に、販売側
は、購買側の所有するデビット・カードを、デビット・
カード端末1の読取部11へ挿入して磁気ストライプに
記録されたデータ(磁気ストライプ・データ)を読み取
らせる。磁気ストライプ・データは、カード発行金融機
関の口座番号、即ち、購買側が支払いに利用する金融機
関の口座番号のデータ(利用口座番号データ)などのデ
ータを含む。次に、入力部12から、このデビット・カ
ードを用いて支払う金額(金額データ)を入力する。次
に、購買側、即ち、デビット・カードの所有者に、表示
部17で表示された金額を確認させ、確認後に、入力部
12から、デビット・カードの暗証番号を入力させ、次
に、この支払の対象となる取引を特定する仕入番号を入
力させる。仕入番号は、購買側から見た場合には、取引
または購買した商品を特定する番号として機能し、販売
側から見た場合には、売掛金および販売した商品を特定
するための番号として機能する。
【0032】ステップ3において、制御部18は、磁気
ストライプ・データと、金額データと、暗証番号データ
と、仕入番号データとを記憶部13に記憶する。
【0033】ステップ4において、制御部18は、記憶
部13に記憶された磁気ストライプ・データと、金額デ
ータと、暗証番号データと、デビット・カード端末1の
記憶部13に予め記憶されている販売側を識別するコー
ド(加盟店コード)とを読み出し、それらのデータを、
送受信部14から、デビット・カード・システム3が使
用する専用の通信回線を介して、デビット・カード・シ
ステム3へ送信する。
【0034】磁気ストライプ・データと、金額データ
と、暗証番号データと、加盟店コードとを受信したデビ
ット・カード・システム3では、そのデビット・カード
を発行したカード発行金融機関が、受信したデータ中の
磁気ストライプ・データに含まれる購買側の口座番号デ
ータ(利用口座番号データ)と、暗証番号データとが対
応するか否かを判断する。
【0035】口座番号と暗証番号とが対応しない場合に
は、デビット・カード・システム3は、デビット・カー
ドでの金の引き落としを拒否する旨のデータをデビット
・カード端末1へ送信する。
【0036】口座番号と暗証番号とが対応した場合に
は、その口座に、金額データで示される金額を引き落と
せるだけの残高が有るか否かを検査する。
【0037】購買側の口座に、金額データで示される金
額を引き落とせるだけの残高がないと判定された場合に
は、デビット・カード・システム3は、デビット・カー
ドでの金の引き落としを拒否する旨のデータをデビット
・カード端末1へ送信する。
【0038】購買側の口座に十分な残高がある場合に
は、デビット・カード・システム3は、図4を参照して
説明した処理と同様の処理を行う。即ち、金額データで
示される金額をカード発行金融機関の口座(購買側の口
座)から引き落とし、その金額を、販売側の金融機関の
口座に振込む。また、デビット・カード・システム3
は、金額データで示される金額を購買側の口座から引き
落とした時に、その引き落とされた金額と、購買側の口
座番号(利用口座番号)とを含むデータ(支払完了デー
タ)を、デビット・カード端末1へ送信する。
【0039】ステップ5において、デビット・カード端
末1が送受信部14で、デビット・カードでの金の引き
落としを拒否する旨のデータを受信した場合には、ステ
ップ6へ進む。ステップ6において、制御部18は、引
き落としが拒否された旨のメッセージを表示部17に表
示し、ステップ2において記憶部13に記憶されたデー
タ(磁気ストライプ・データ、金額データ、暗証番号デ
ータ、仕入番号データ)を削除し、デビット・カード端
末1での処理を終了させる。
【0040】デビット・カード端末1が支払完了データ
を受信した場合には、ステップ7へ進む。
【0041】ステップ7において、デビット・カード端
末1の制御部18は、支払完了データに応答して、デビ
ット・カードの所有者、即ち、購買側と、販売側との両
方に対して、支払いが完了した旨を示すデータを記載し
た口座引落確認通知書を発行部15から発行する。この
口座引落確認通知書に記載されるデータは、金を引き落
とされた口座の口座番号、その口座から引落された金
額、引落された金の振込先の口座番号、引落された日時
などを含む。
【0042】次に、ステップ8において、デビット・カ
ード端末1の制御部18は、ステップ3で記憶部13に
記憶された磁気ストライプ・データ中の利用口座番号デ
ータと、金額データと、仕入番号データとを読み出し、
引落しの日時を示す日時データを付加し、これらのデー
タを1組のデータ(消込用データ)として記憶する。な
お日時データには計時部16で発生されるデータを使用
する。また、日時データに関しては、支払完了データに
日時データが含まれている場合には、それを用いてもよ
い。
【0043】なお、購買側はデビット・カードを使用し
て支払いを行った場合において、使用当日であれば、デ
ビット・カード端末1を用いてその支払いを容易にキャ
ンセルすることができる。従って、デビット・カード端
末1は、消込用データを、1日が経過するまで(日付が
変るまで)販売側処理装置2へ転送せずに、記憶部13
に保存しておく。消込用データを記憶部13に1日保存
することにより、購買側が購入をキャンセルした時の販
売側での帳簿上の処理(帳簿の売掛金の消込に関連する
処理)を簡素化することができる。購買側が購入をキャ
ンセルした時の処理については後に説明する。
【0044】ステップ9において、デビット・カード端
末1の制御部18は、計時部16が発生する時間データ
に基づいて日時を判断し、記憶部13に記憶されている
消込用データ中の、記憶後1日が経過した消込用データ
を読み出し、送受信部14から販売側処理装置2の受信
部23へ転送する。消込用データの転送は、デビット・
カード端末1が予め定めた時間に自動的に行うようにし
ても、また、販売側処理装置2の帳簿管理部21からの
転送要求に応答して行うようにしてもよい。
【0045】ステップ10において、消込用データを受
信した販売側処理装置2の帳簿管理部21は、記憶部2
2に記憶された帳簿データの売掛金データの中に、消込
用データに含まれている利用口座番号データおよび仕入
番号データと同じ利用口座番号データおよび仕入番号デ
ータが付加された売掛金データが有るか否かを検査す
る。
【0046】無かった場合には、ステップ11へ進み、
帳簿管理部21は、受信した消込用データに含まれてい
る利用口座番号データ、仕入番号データ、金額データ、
日時データに基づいて、例えば、「仕入番号_に対し
て、口座番号_から_円の振込みが_年_月_日にあっ
たが、帳簿上には対応する売掛金が記録されていない」
というような、帳簿上に対応する売掛金が記録されてい
ない旨のメッセージを作成して表示装置で表示する。
【0047】記憶部22に記憶された売掛金データ中
に、消込用データに含まれている利用口座番号データお
よび仕入番号データと同じ利用口座番号データおよび仕
入番号データが付加された売掛金データが有った場合に
は、ステップ12へ進む。
【0048】ステップ12において、販売側処理装置2
の帳簿管理部21は、ステップ10で特定された売掛金
に対して、消込用データ(利用口座番号データ、仕入番
号データ、金額データ、日時データ)に基づいて消込の
処理を行う。この消込の処理では、売掛金データに、金
額データと日時データとを関連付けて記録する。
【0049】更に、金額データと日時データとを記録後
に、自動的に、その売掛金に関連するデータ全体(売掛
金の金額、振込まれた金額、利用口座番号、仕入番号、
日付、商品名、個数など)を別のファイルに移動させて
履歴データとして保存するように設定することもでき、
更に、その売掛金に対して入金された金額を、所定の別
項目の欄へ記録するように設定することもできる。
【0050】また、帳簿管理部21は、消込用データに
含まれる仕入番号データにより識別される売掛金データ
に付随する商品データ(商品名、販売個数などのデータ
を含む)に基づいて、在庫管理帳に記録された在庫数か
ら、販売した商品の在庫数を減算し、その在庫数を更新
する。なお、商品データに仕入番号データを付加してお
くことも可能であり、その場合には、仕入番号データに
基づいて商品データを直接的に抽出して在庫数の更新処
理に使用することができる。
【0051】以上で、この実施形態の装置の動作が終了
する。デビット・カード端末1と販売側処理装置2と
は、上記のステップに従った動作を行うためのプログラ
ムを記録している。
【0052】次に、購買側がデビット・カードを用いて
行った支払いをキャンセルした場合の処理について簡単
に説明する。
【0053】購買側はデビット・カードを使用して支払
いを行った場合において、使用当日であれば、デビット
・カード端末1を用いてその支払いを容易にキャンセル
することができる。支払いをキャンセルする場合の例と
しては、購買側が購買した商品の欠陥を見つけ、その商
品を購買日に販売側へ返却した場合などがある。
【0054】デビット・カードでの支払いをキャンセル
する際に、販売側は、まず、デビット・カードをデビッ
ト・カード端末1の読取部11へ挿入して磁気ストライ
プ・データを読み取らせ、入力部12から、このデビッ
ト・カードを用いて支払われた金額を入力する。次に、
購買側、即ち、デビット・カードの所有者に、表示部1
7で表示された金額を確認させ、確認後に、入力部12
から、デビット・カードの暗証番号と仕入番号とを入力
させる。次に、入力部12から、この件をキャンセルす
るためのデータ(キャンセル・データ)を入力する。
【0055】次に、磁気ストライプ・データと、金額デ
ータと、暗証番号データと、加盟店コードと、キャンセ
ル・データとを、送受信部14からデビット・カード・
システム3へ送信する。デビット・カード・システム3
では、これらのデータを受信すると、支払いをキャンセ
ルする処理(引き落とされた金額を元の口座へ戻す処理
など)を行い、その処理が完了した後に、完了した旨を
示すデータ(キャンセル処理完了データ)をデビット・
カード端末1へ送信する。
【0056】デビット・カード端末1が送受信部14で
キャンセル処理完了データを受信すると、制御部18
は、キャンセルの処理が完了した旨のメッセージを表示
部17に表示し、上記のステップ2において記憶部13
に記憶されたデータ(磁気ストライプ・データ、金額デ
ータ、暗証番号データ、仕入番号データ)を削除し、削
除後に、デビット・カード端末1での処理を終了させ
る。
【0057】以上で、デビット・カードを用いて行った
支払いをキャンセルした時の処理を終了する。デビット
・カード端末1は、上記の動作を行うためのプログラム
を記録している。
【0058】上記の実施形態では、販売側は売買契約が
成立したときに購買側の口座番号(利用口座番号)と仕
入番号との両方を売掛金と関連付けて記録しておき、そ
の利用口座番号データおよび仕入番号データと、購買側
が売掛金に対する振込みを完了した後に販売側処理装置
2が受信する消込用データ中の利用口座番号データおよ
び仕入番号データとを比較し、両方が一致した場合に、
販売側処理装置2の帳簿上の売掛金の消込の処理および
商品の在庫数の更新を行うようにした。しかし、別の実
施形態として、仕入番号のみを使用するように構成する
ことも可能である。その場合には、販売側処理装置2
が、消込用データ中の仕入番号データと同じ仕入番号デ
ータが付加された売掛金の消込を行うようにし、また、
その仕入番号で識別される商品データに基づいて在庫数
の更新を行うようにする。
【0059】また、上記の実施形態では、販売側処理装
置2に保存されている帳簿の売掛金の消込(および在庫
数の更新)を行う際に使用する消込用データ(即ち、利
用口座番号データ、仕入番号データ、金額データ、日時
データ)の基になるデータを、デビット・カード端末1
に保持させておき、デビット・カード端末1がデビット
・カード・システム3から支払完了データを受信したと
きに消込用データを生成し、販売側処理装置2へ転送す
るようにした。しかし、別の実施形態として、上記のデ
ビット・カード端末1が行っていた本発明の特徴的機能
を実施する装置(以下、消込用データ生成装置という)
をデビット・カード・システム3に設け、その消込用デ
ータ生成装置と販売側処理装置2とを回線で結合し、消
込用データ生成装置から販売側処理装置2へ消込用デー
タを転送するように構成することもできる。以下に、そ
の構成を説明する。
【0060】購買側がデビット・カードを用いて支払い
を行う場合、まず、デビット・カード端末1から、磁気
ストライプ・データ(口座番号など)と、金額データ
と、暗証番号データと、加盟店コードと、仕入番号デー
タとを、デビット・カード・システム3へ送信する。こ
の構成では、加盟店コードから、販売側処理装置2も識
別できるようにしておく。デビット・カード・システム
3のCAFISは、これらのデータ(以下、入力データ
組という)を、カード発行金融機関および消込用データ
生成装置へ転送する。消込用データ生成装置はこれらの
データを記憶する。
【0061】カード発行金融機関は、受信したデータに
基づいて、このデビット・カードを用いての支払いが可
能か否かを判断し、可能な場合には金を引き落とし、引
き落としが完了した旨を示す結果データ(支払完了デー
タ)をCAFISを介してデビット・カード端末1へ送
信する。支払いが不可能な場合には、その旨を示す結果
データをCAFISを介してデビット・カード端末1へ
送信する。カード発行金融機関が結果データを送信した
時に、消込用データ生成装置へもその結果データが送ら
れるようにしておく。消込用データ生成装置は、受信し
た結果データが、金を引き落としたことを示す場合(支
払完了データである場合)に、そのデータに基づいて、
消込用データ生成手段に記憶されている入力データ組を
検索し、その記憶されている入力データ組と結果データ
とに基づいて、消込用データを作成する。
【0062】次に、この消込用データを、加盟店コード
で識別される販売側処理装置2へ、所定のタイミング
(例えば、支払完了データを受信した1日後)で、通信
回線を介して送信する。販売側処理装置2と消込用デー
タ生成装置との間に設けられる通信回線は、これらの装
置間でデータの通信が可能な回線であれば、任意の形式
の形式のもの(例えば、専用回線、インターネット、電
話回線など)でよい。
【0063】消込用データを受信した販売側処理装置2
は、以下、上記の実施形態のステップ10以降の処理と
同様の処理を行う。
【0064】また、上記の実施形態は支払いにデビット
・カードを用いる構成であるが、本発明は、支払いにク
レジット・カードを使用するように構成することも可能
である。その場合には、デビット・カード・システム3
が行う処理と類似の処理をクレジット・カード・システ
ムが行う。クレジット・カード・システムについては公
知であるので説明は省略する。以下に、クレジット・カ
ードを用いる構成とデビット・カードを用いる構成と間
の異なる部分について簡単に説明する。
【0065】デビット・カード・システム3では、金を
支払うか否かを判断する処理はデビット・カード発行金
融機関が行うが、クレジット・カード・システムではク
レジット・カード会社が行う。また、デビット・カード
を用いた構成の場合には、磁気ストライプから読み取っ
た金融機関の口座番号を使用したが、クレジット・カー
ドを用いる構成の場合には、磁気ストライプに記録され
ているクレジット・カードの口座番号を使用する。
【0066】また、クレジット・カードを用いる構成で
は、販売側への金の支払および購買側の口座からの金の
引き落とは、クレジット・カード会社が従来通りの処理
を行う。そのため、購買側(支払側)の金融機関の口座
からリアルタイムで金が引き落とされない。従って、こ
の構成では、クレジット・カード会社が販売側へ金を支
払うことを決定し、クレジット・カード端末(デビット
・カード端末に対応)へ利用明細書を発行させるための
データを送信した時に、販売側の売掛金に対する支払が
完了したものと見なす。即ち、クレジット・カードを用
いる構成では、クレジット・カード端末で利用明細書を
発行させるためにクレジット・カード会社から送信され
てくるデータを、振込完了データとして用いる。
【0067】
【発明の効果】本発明により、代金の決済および売掛金
の消込が自動化されるので、会計処理の速度が速くな
り、且つ手作業で処理を行う場合と比較して誤りが大幅
に低減される効果がある。
【0068】売掛金に、その売掛金を識別する識別デー
タ(仕入番号)を付加することにより、帳簿上での売掛
金の管理が容易になる効果がある。また、この識別デー
タを用いることにより、伝票の起票や、販売側の各部門
毎の決済などの際の管理がシステム的に可能になる効果
がある。
【0069】また、商品の在庫数の更新も自動化される
ので、在庫管理の事務処理の速度が速くなり、且つ手作
業で処理を行う場合と比較して誤りが大幅に低減される
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の、商品を販売した販売側
の帳簿の記入処理を行う装置の構成を概略的に示す。
【図2】帳簿の記入処理を行う装置の動作のフローチャ
ートであり、このフローチャートは図3のフローチャー
トへ続く。
【図3】図2から続く帳簿の記入処理を行う装置の動作
のフローチャートを示す。
【図4】従来のデビット・カード・システムの構成を示
す。
【符号の説明】
1 デビット・カード端末、2 販売側処理装置、3
デビット・カード・システム、4 通信回線、11 読
取部、12 入力部、13、22 記憶部、14 送受
信部、15 発行部、16 計時部、17 表示部、1
8 制御部、21 帳簿管理部、23 受信部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報処理装置上で電子的に構成された帳
    簿の記入処理を行う方法であって、 (1)前記情報処理装置に保存された前記帳簿に記録さ
    れた売掛金に、その売掛金を識別する識別データを関連
    付けるステップと、 (2)支払側が売掛金に対する支払いをカードを用いて
    行う時に、カード端末装置から、前記カードの使用の際
    に必要な所定のデータと、前記売掛金を識別する識別デ
    ータとを入力するステップと、 (3)前記カードの決済システムを運営する側で発生さ
    れた、前記カードを用いての金の支払いが完了したこと
    を示す支払完了データに基づいて、前記ステップ(2)
    で前記カード端末装置から入力された前記識別データ
    を、前記情報処理装置へ転送するステップと、 (4)前記情報処理装置において、前記帳簿に記録され
    た前記売掛金中の、前記ステップ(3)で転送された前
    記識別データと一致する識別データが関連付けされてい
    る売掛金の消込の処理を行うステップとを備える方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 前記ステップ(1)は、前記帳簿に記録された前記売掛
    金に、前記支払側の前記カードに対応する口座番号を示
    すデータを関連付けるステップを更に備え、 前記ステップ(3)の前記支払完了データは、前記口座
    番号を示すデータを含み、前記ステップ(3)は、前記
    支払完了データに基づいて、前記口座番号を示すデータ
    を前記情報処理装置へ転送するステップを更に備え、 前記ステップ(4)は、前記情報処理装置において、前
    記帳簿に記録された前記売掛金中の、前記ステップ
    (3)で転送された前記識別データおよび前記口座番号
    と一致する識別データおよび口座番号が関連付けされて
    いる前記売掛金の消込の処理を行う、 方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法におい
    て、 前記帳簿が商品の在庫数を管理するためのデータを記録
    し、 前記売掛金を発生させた取引において販売された商品を
    識別するデータおよびその商品の販売個数を識別するデ
    ータを含む商品データを、前記ステップ(1)の前記識
    別データと関連付けて記憶するステップと、 前記情報処理装置において、前記ステップ(3)で転送
    された前記識別データと一致する識別データが関連付け
    されている前記商品データに基づいて、前記帳簿に記録
    されている商品の在庫数データから前記販売個数を減算
    して在庫数データを更新するステップとを更に備える方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかに記載の方法
    において、前記カードはデビット・カードである、方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3の何れかに記載の方法
    において、前記カードはクレジット・カードである、方
    法。
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