JP2002031120A - 突起付スプリングワッシャと緩み止め機構付螺子類 - Google Patents

突起付スプリングワッシャと緩み止め機構付螺子類

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JP2002031120A
JP2002031120A JP2000169399A JP2000169399A JP2002031120A JP 2002031120 A JP2002031120 A JP 2002031120A JP 2000169399 A JP2000169399 A JP 2000169399A JP 2000169399 A JP2000169399 A JP 2000169399A JP 2002031120 A JP2002031120 A JP 2002031120A
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washer
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武 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緩み止めの確実な緩み止め機構付螺子類を提
供する。 【解決手段】 スプリングワッシャの表裏両面又は一方
の面に複数の突起があり、一方の面の突起は螺子類の係
止突起と噛合可能な噛合突起であり、他方の面の突起は
螺子類で締め付けられる締め付け対象物に食込み可能な
食込み突起とした。緩み止め機構付螺子類は螺子類の裏
側に突起付は突起の付かない平ワッシャ、又はスプリン
グワッシャを収容可能な凹部を設けた。凹部内に係止突
起を設けた。凹部内の係止突起に凹部内の突起付の平ワ
ッシャ又はスプリングワッシャの噛合突起の締め付け斜
面を乗越えて回転可能な乗越え斜面があり、乗越え斜面
と反対側に噛合突起の規制規制面に係止して螺子類が緩
み方向へ回転するのを規制する緩み規制部を設けた。凹
部の外周壁の裏面に緩み止め突起を設けた。スプリング
ワッシャをボルト、ナットの裏面に組込んだ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスプリングワッシャ
の改良と、建築物、鉄道のレール、農機具等に用いられ
るボルト、ナット、ビス、或は螺子式鋲(例えばゴルフ
シューズ用の鋲)といった螺子類の改良に関し、特に、
それらの緩み止め構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ボルトやナットを締め付ける場合、通常
はそれらの裏面に平ワッシャとかスプリングワッシャを
介在させている。平ワッシャは薄板のリング状であるた
めボルトやナットを強く締め付けるとそれらが空転する
ことがあり、また、必ずしも十分に締め付け可能である
とも限らない。スプリングワッシャはリングの一部が分
断されてその端部が肉厚方向外側に開かれているため、
ボルトやナットを強く締め付けても平ワッシャの様に空
転することは無く、また、バネ特性があるため平ワッシ
ャよりも締め付けが確実である。しかし、いずれの場合
も締め付け後の振動によりボルト、ナットが緩むことが
あり、それを避けることはできなかった。そこで本件出
願の発明者は緩み止めを防止すべく、緩み止め機構を備
えたボルトやナットを開発してきた。その主な例として
図10に示すようなものがある。
【0003】図10に示すものは表面突子51と裏面突
子52を設けた突起付平ワッシャ53をボルト54の頭
部55の裏面側に抜けない様に組込んだワッシャ組込み
ボルトであり、頭部55の裏面に表面突子51と噛合う
溝56と山57を多数設けて、ボルト54を正回転させ
るとその山57がワッシャ53の表面突子51を乗り越
えながら回転してワッシャ53を締め付け対象物58に
締め付け、ワッシャ53の裏面突子52が締め付け対象
物58に食込み、ボルト54の溝56とワッシャ53の
表面突子51とが係止してボルト54の逆回転が規制さ
れて、ボルト54の締め付けが緩まないようにしたもの
である。
【0004】本件発明者はナットの裏面側に突起付平ワ
ッシャを抜けない様に組み込んだワッシャ組込みナット
も開発した。これもボルトに螺合したナットを回転させ
て締め付けると、ワッシャの裏面の突起が締め付け対象
物に食込み、ナットの溝とワッシャの表面突起とが係止
してナットの逆回転が規制されてナットの締め付けが緩
まないようにしたものである。
【0005】前記従来例はワッシャをボルトやナットに
組込んだものであるが、このワッシャはボルトやナット
と別体にしておき、使用時にボルトやナットの裏面側に
組み合わせて使用することもできる。本件発明者はこれ
らの他にも図11に示す緩み止め機構付の螺子式鋲60
をも開発した。これはゴルフシューズの裏面に螺子込む
ものであり、頭部61の一方に螺子棒62が突設され、
反対側に突起63が突設され、螺子棒62側に傘状のワ
ッシャ(座金)64を抜けない様に組込み、頭部61と
ワッシャ64とに互いに噛合う係止突起65、66が形
成されたものであり、頭部61を回転させて螺子棒62
を靴底に螺子込むとワッシャ(座金)64の爪67が靴
底に食い込み、係止突起65、66が互いに噛合って緩
まないようにしたものである。本件発明者は図示されて
はいないが、係止突起の山数や角度に工夫を施した各種
の緩み止め機構付螺子類をも開発している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記した緩み止め機構
付螺子類は、緩み止め機構が形成されていないものに比
して十分な緩み止め効果があり、これといった不都合が
あるわけではない。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、従来の
緩み止め機構付螺子類よりも緩み止め効果が確実である
突起付スプリングワッシャ、緩み止め機構の付いたナッ
ト、ボルト、ビス、螺子式鋲といった螺子類、それら螺
子類にスプリングワッシャを組み込んだワッシャ組込み
式の螺子類といった各種螺子類を提供することにある。
【0008】本発明の請求項1の突起付スプリングワッ
シャは、スプリングワッシャの表裏両面2、3又は一方
の面2又は3に複数の突起があり、一方の面2又は3の
突起はボルト、ナットといった螺子類4の係止突起5と
噛合可能な噛合突起6であり、他方の面の突起は螺子類
4で締め付けにより締め付け対象物7に食込み可能な食
込み突起8であり、噛合突起6に螺子類4による締め付
け回転時に螺子類4の係止突起5が乗り越え可能な上り
傾斜の締め付け斜面9と、その係止突起5と係止して螺
子類4の緩み方向への回転を規制する規制面10とを設
けたものである。
【0009】本発明の請求項2の突起付スプリングワッ
シャは、請求項1記載の突起付スプリングワッシャにお
いて、規制面10の角度θを噛合突起6の締め付け斜面
9の角度と同じか、それよりも急にしたものである。
【0010】本発明の請求項3の緩み止め機構付螺子類
は、ボルト、ナットといった螺子類4の裏側に、平ワッ
シャの表裏両面又は一方の面に突起がついた突起付平ワ
ッシャ又は突起のない平ワッシャ、又はスプリングワッ
シャ1の表裏両面2、3又は一方の面2又は3に突起が
ついた突起付スプリングワッシャ11又は突起のないス
プリングワッシャが収容可能な凹部12を設けたもので
ある。
【0011】本発明の請求項4の緩み止め機構付螺子類
は、請求項3記載の緩み止め機構付螺子類において、螺
子類4の凹部12内に係止突起5を設けたものである。
【0012】本発明の請求項5の緩み止め機構付螺子類
は、請求項4記載の緩み止め機構付螺子類において、凹
部12内の係止突起5に、凹部12内に収容された突起
付平ワッシャ又は突起付スプリングワッシャ11の噛合
突起6の締め付け斜面9を乗越えて回転可能な乗越え斜
面13を設け、係止突起5のうち乗越え斜面13と反対
側に噛合突起6の規制規制面10に係止して螺子類4が
緩み方向へ回転するのを規制する緩み規制部14を設け
たものである。
【0013】本発明の請求項6の緩み止め機構付螺子類
は、請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の緩み止め
機構付螺子類において、螺子類の裏側に形成された凹部
の外周壁40の裏面に、緩み止め突起41が形成された
ものである。
【0014】本発明の請求項7の緩み止め機構付螺子類
は、請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の緩み止め
機構付螺子類の凹部12内に、突起付の又は突起の無い
平ワッシャ、又は突起付スプリングワッシャ11又は突
起無しスプリングワッシャ21を、螺子類4の軸方向に
スライド可能に組込んだものである。
【0015】
【発明の実施の形態】(突起付スプリングワッシャの実
施形態1)本発明の突起付スプリングワッシャの第1の
実施形態を図1に基づいて詳細に説明する。この突起付
スプリングワッシャ11は、図1(a)に示すように、
途中が切断されているリング状のスプリングワッシャ1
の表面2と裏面3の双方に複数の突起6、8があり、切
断箇所の両端部22、23が互いにスプリングワッシャ
1の肉厚方向に広げられてバネ性が付与されており、一
方の面の突起6はボルト、ビス、ナット、螺子式鋲等の
螺子類4の係止突起5と噛合可能な噛合突起であり、他
方の面の突起8は螺子類4で締め付けられる締め付け対
象物7(図7)に食込み可能な食込み突起である。
【0016】図1(b)に示すように噛合突起6には螺
子類4の締め付け時の回転方向に上り傾斜である締め付
け斜面9と、螺子類4の係止突起5(図2a)と係止し
て螺子類4の逆方向への回転を規制して螺子類4の緩み
を規制する規制面10とがある。図1(b)に示す締め
付け斜面9の角度αは規制面10の角度θよりも緩くし
てあるが、同じにすることもできる。締め付け斜面9の
角度αは螺子類4を締め付け方向に回転させたときに螺
子類4の裏面に形成されている係止突起5が乗り越えて
回転できる上り傾斜の任意の角度としてある。規制面1
0の角度θは螺子類4の係止突起5が係止して逆回転
(緩み方向へ回転)することができない角度か、逆回転
しにくい角度にしてある。角度θは90度のときが最も
逆回転しにくくなる(緩みにくくなる)。スプリングワ
ッシャ1の表裏面の噛合突起6と食込み突起8とを同じ
形状にしておけば、突起付スプリングワッシャ11のい
ずれの面を表にしても裏にしても使用することができ
る。噛合突起6、食込み突起8は焼き入れするなどして
硬度を高めたものが好ましい。
【0017】図1(a)に示す突起付スプリングワッシ
ャ11は、噛合突起6、食込み突起8をスプリングワッ
シャ1の表裏面2、3の夫々に3個づつ設けてあるが、
それら突起6、8の数は3個よりも少なくすることも多
くもすることができるが、噛合突起6の数を3個〜4個
程度の少ない数にすると図7のようにボルトと組合わせ
て使用する場合に、ボルトの係止突起5との噛合抵抗が
少なくなって回転し易くなり、小さい力で容易に回転さ
せることができる。また、回転時に生ずる噛合う音が少
なくなる。これらはナットと組合わせて使用する場合も
同じである。食込み突起8の数も3個〜4個程度にする
とボルトやナットと組合わせて使用する場合に締め付け
対象物7に食込み易くなる。その数が多くなると緩みに
くくはなるが、締め付け対象物7への食込み抵抗が大き
くなって食込みにくくなる。
【0018】噛合突起6と食込み突起8の数は異なる数
とすることもできる。図1(a)に示す噛合突起6と食
込み突起8はスプリングワッシャ1の表裏面の丁度逆の
位置に突設されているが、両突起6、8はスプリングワ
ッシャ1の表裏面のずれた位置に突設することもでき
る。
【0019】図1(a)の突起付スプリングワッシャ1
1は素材として線材を使用し、それを圧造して突起を突
設し、切断し、肉厚方向に広げて製作するとか、既存の
平ワッシャやスプリングワッシャを加工して突起を付け
たりすることもできる。既存の平ワッシャやスプリング
ワッシャを利用すれば作製コストを低減することができ
る。
【0020】(突起付スプリングワッシャの実施形態
2)本発明の突起付スプリングワッシャ11はスプリン
グワッシャ1の表裏面のうちのいずれか一方の面にだけ
突起を突設することもできる。この場合は、その突起を
螺子類4の係止突起5と噛合する噛合突起6として使用
することも、螺子類4で締め付けられる締め付け対象物
7に食込み可能な食込み突起8として使用することもで
きる。
【0021】(緩み止め機構付螺子類の実施形態1)本
発明の緩み止め機構付螺子類の第1の実施形態を図2
(a)(b)に基づいて詳細に説明する。この実施形態
1は螺子類4がボルトの場合である。このボルトはその
頭部24の裏面側で且つその螺子棒25の外周に、同螺
子棒25と同心円状に凹部12が形成されている。凹部
12の深さは前記突起付スプリングワッシャ11の厚さ
よりも多少浅くして、その内側に突起付スプリングワッ
シャ11を収容したときにその突起付スプリングワッシ
ャ11の下部が凹部12の底から少し下方に突出して、
ボルト4を回転させて締め付けると突起付スプリングワ
ッシャ11が締め付け対象物7に押込まれて、同ワッシ
ャ11の食込み突起8が締め付け対象物7に食い込むよ
うにしてある。
【0022】前記凹部12の内面には多数個の係止突起
5が放射状に形成されている。この係止突起5は図2
(b)に示すように隣接する係止山27間に嵌合溝28
が形成されている。嵌合溝28は凹部12内に収容され
た前記突起付スプリングワッシャ11の噛合突起6が嵌
合できる形状と深さに形成されている。この係止山27
と嵌合溝28の数は突起付スプリングワッシャ11の噛
合突起6の数の倍数としてあり、このようにするとボル
ト4を回転させて凹部12内の突起付スプリングワッシ
ャ11を締め付ける際に、突起付スプリングワッシャ1
1の噛合突起6が嵌合溝28に丁度嵌合することができ
て締め付けが安定する。
【0023】前記凹部12の内径は突起付スプリングワ
ッシャ11の外径よりも多少広くして、その内部に突起
付スプリングワッシャ11が収容されるようにすると共
に、ボルト4で凹部12内のスプリングワッシャ11を
締め付けると、同ワッシャ11の径が多少広がりながら
食込み突起8が締め付け対象物7に食い込むが、当該ワ
ッシャ11の外径が拡がってその外周面29(図1a)
が凹部12の内周面30に接触すると同ワッシャ11は
それ以上拡がらず、バネ特性が確保されるようにしてあ
る。スプリングワッシャ11はバネ特性が確保されるこ
とによりその復元力で凹部12の内周面30に圧接し、
同ワッシャ11の噛合突起6が凹部12内の嵌合溝28
に確実に嵌合し、噛合突起6の規制面10(図1b)が
ボルト4の係止突起5(図2b)と係止してボルト4の
逆方向への回転が阻止されて、ボルト4の緩みが防止さ
れるようにしてある。凹部12の内径が突起付スプリン
グワッシャ11の外径よりも大き過ぎると、ボルト4で
凹部12内のスプリングワッシャ11を締め付けたとき
に、当該ワッシャ11の径が凹部12内で完全に広がり
切ってしまい(延び切ってしまい)、そのバネ特性の復
元力が失なわれて凹部12の内周面30への圧接が不十
分になり、同ワッシャ11の噛合突起6と凹部12の内
面の嵌合溝28との嵌合が不十分になり、噛合突起6の
規制面10とボルト4の係止突起5との係止も不十分に
なって、ボルト4が締め付け時と逆方向へ回転して、ボ
ルト4の締め付けが緩み易くなる虞れがある。
【0024】(緩み止め機構付螺子類の実施形態2)こ
の実施形態2を図3に示す。この実施形態は螺子類4が
ナットの場合である。このナット4はその裏面側で且つ
その螺子孔31の外周に同螺子孔31と同心円状に凹部
12が形成され、その凹部12の内面にボルトの場合と
同様に係止山27と嵌合溝28を備えた係止突起5が形
成されている。係止山27の数や高さ、嵌合溝28の数
や深さ等は図2に示すボルト4の場合と同様に任意に選
定されている。
【0025】(緩み止め機構付螺子類の実施形態3)実
施形態1、2ではボルト又はナットの凹部12の内面
に、係止山27と嵌合溝28を備えた係止突起5が形成
されているが、本発明の緩み止め機構付螺子類は図4、
図5に示すようにボルトやナットの凹部12の内面に、
係止山27と嵌合溝28とを備えた係止突起5を形成し
ないものであってもよい。この場合はボルト又はナット
の凹部12が突起付スプリングワッシャ11の係止突起
5と係止することができないため緩み止め効果は係止突
起5がある場合よりも少ないが、凹部12の内径を突起
付スプリングワッシャ11の外径よりも多少広くするこ
とにより、ボルト4の頭部24で凹部12内に収容され
た突起付スプリングワッシャ11を締め付けると、同ワ
ッシャ11の径が多少外側に広がりながら当該ワッシャ
11の食込み突起8が締め付け対象物7に食い込む。こ
の場合、外側に拡がった突起付スプリングワッシャ11
の外周面29(図1a)が凹部12の内周面30(図
4、図5)に接触してそれより外側に広がらないように
規制されるため、ボルト4の逆方向への回転が阻止され
て、ボルト4の緩みが防止される。この実施形態のボル
ト又はナットの場合も、図1、2に示すボルト又はナッ
トの場合も、凹部12内に収容されるスプリングワッシ
ャには突起の付いていない既存のスプリングワッシャを
使用することもできる。この場合はスプリングワッシャ
が締め付け対象物に食込むことはできないが、スプリン
グワッシャの広がりが凹部12の内周面30により規制
されてそれ以上は拡がらないため、ボルト、ナットの緩
みが防止される。
【0026】(緩み止め機構付螺子類の実施形態4)実
施形態1〜3の緩み止め機構付螺子類は凹部12に突起
付きのスプリングワッシャ又は突起のないスプリングワ
ッシャを収容する場合であるが、この実施形態では凹部
12内に収容するワッシャを平ワッシャとしたものであ
る。平ワッシャは図1(a)(b)に示す突起付スプリ
ングワッシャ11と同様に、ワッシャの表裏両面に突起
を設けたものでも、いずれか一方の面にだけ突起を設け
たものでも、いずれの面にも突起を設けないものでもよ
い。突起付きの場合は突起を図1(a)(b)に示す突
起と同様にすることも、それとは異なるものとすること
もできる。
【0027】(緩み止め機構付螺子類の実施形態5)実
施形態5として図6(a)(b)に示す緩み止め機構付
螺子類は、螺子類4の裏面の凹部12の外周壁40の裏
面にも緩み止め突起41を形成したものである。この緩
み止め突起41も締付け方向(正回転方向)には緩やか
な傾斜にして容易に締付けでき、緩み方向(逆回転方
向)には急峻な傾斜にして逆回転しにくなり、緩みにく
くしてある。この緩み止め突起41は図2〜図5の螺子
類の凹部12の外周壁40の裏面にも設けることができ
る。
【0028】(ワッシャが組込まれた緩み止め機構付螺
子類の実施形態1)この実施形態1を図7に示す。この
実施形態は螺子類4がボルトであり、このボルト4の裏
面側に突起付スプリングワッシャ11を抜けないように
組込んだ場合である。この突起付スプリングワッシャ1
1はボルト4の軸方向にスライド可能に組込まれてボル
ト4の凹部12内に収容されるようにしてある。突起付
スプリングワッシャ11の表面には噛合突起6が形成さ
れ、裏面には食込み突起8が形成されている。この場合
も凹部12の深さを突起付スプリングワッシャ11の分
離部の高さよりも多少浅くして、凹部12の内側に収容
された突起付スプリングワッシャ11の下部が凹部12
の底から少し下方に突出し、ボルト4を回転させて締め
付けると突起付スプリングワッシャ11が締め付け対象
物7に押込まれて、同ワッシャ11の食込み突起8が締
め付け対象物7に食い込み、噛合突起6が凹部12内の
係止突起5と係止してボルト4の逆回転が規制され、緩
みが阻止されるようにしてある。
【0029】(ワッシャが組込まれた緩み止め機構付螺
子類の実施形態2)この実施形態2を図8に示す。この
実施形態は螺子類4がボルトであり、このボルトの頭部
裏面側には係止山も嵌合溝も形成されていない凹部12
が形成されており、このボルトの頭部裏面側に突起付ス
プリングワッシャ11をボルトの軸方向にスライド可能
に組込んだものである。この場合も凹部12の深さと突
起付スプリングワッシャ11の肉厚との関係は図6の場
合と同様にしてある。この実施形態ではスプリングワッ
シャ11の凹部12側に突起が無いが、図4のボルトの
場合と同様にボルトの逆回転が規制され、ボルトの緩み
が阻止される。
【0030】(ワッシャが組込まれた緩み止め機構付螺
子類の実施形態3)この実施形態3を図9に示す。この
実施形態は螺子類4がボルトであり、このボルト4の裏
面に係止突起5が形成されていない凹部12が形成さ
れ、その凹部12内に噛合突起6も食込み突起8もない
突起無しスプリングワッシャ21を組込んだものであ
る。凹部12の深さと突起無しスプリングワッシャ21
の肉厚との関係は図6の場合と同様にしてある。この場
合は凹部12内にも、スプリングワッシャにも互いに噛
み合う突起が無いが、ボルトを締付けると突起無しスプ
リングワッシャ21の外周面が凹部12の内周面30に
接触して、それ以上の拡がりが規制されるので、ボルト
をそれ以上締め付けても突起無しスプリングワッシャ2
1が横方向に拡がらず、ボルト4の緩みが規制される。
【0031】(ワッシャが組込まれた緩み止め機構付螺
子類の実施形態4)本発明では図7〜図9に示すボルト
をナットに置き換えて、ワッシャ組込み螺子類とするこ
ともできる。この場合も凹部12には係止突起5を設け
ても設けなくともよく、凹部12内に収容されるスプリ
ングワッシャも突起付でも突起無しでも良い。
【0032】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の突起付スプリン
グワッシャは次のような効果がある。 1.突起付スプリングワッシャの噛合突起が螺子類の係
止突起と噛合し、食込み突起が締め付け対象物に食込み
可能であるため、螺子類で締め付けた後に緩みにくくな
る。 2.螺子類の締め付け時に、螺子類の係止突起が突起付
スプリングワッシャの締め付け斜面を乗り越え可能であ
るため締め付けが容易である。また、締め付け後は突起
付スプリングワッシャの規制面が螺子類の係止突起と係
止するため、螺子類の緩み方向への回転が規制される。
【0033】本発明の請求項2記載の突起付スプリング
ワッシャは、前記効果の他に次のような効果もある。 1.規制面の角度が噛合突起の締め付け斜面の角度と同
じか、それよりも急であるため、螺子類の締め付け後の
緩みがより一層確実に阻止される。
【0034】本発明の請求項3記載の緩み止め機構付螺
子類は次の様な効果がある。 1.スプリングワッシャを収容可能な凹部があるため、
螺子類を回転させて凹部内のスプリングワッシャを締め
付けても、スプリングワッシャはその外周面が凹部の内
周面に接触するとそれ以上は外側に広がらず、スプリン
グワッシャのバネ特性が確保されるため螺子類が緩みに
くくなる。2.突起付き又は突起無しの平ワッシャやス
プリングワッシャを収容可能な凹部があるため、螺子類
の下に組込んだワッシャが凹部内に収容される。このた
め螺子類の裏面側にワッシャを組込んでも、螺子類がそ
の分だけ高くなることがなく、狭いスペース内での締付
けに適する。
【0035】本発明の請求項4記載の緩み止め機構付螺
子類は、前記効果の他に次の様な効果もある。 1.凹部内に係止突起を設けたので、その係止突起が突
起付スプリングワッシャの噛合突起の規制面に係止し、
しかも凹部がスプリングワッシャの広がりを規制するの
で、二重の緩み止めとなり、螺子類の緩みが確実に防止
される。
【0036】本発明の請求項5記載の緩み止め機構付螺
子類は、前記効果の他に次の様な効果もある。 1.凹部内に設けた係止突起の乗越え斜面が、突起付ス
プリングワッシャの締め付け斜面を乗越えて回転するた
め締め付けが容易になる。また、係止突起の緩み規制部
が突起付スプリングワッシャの規制面に係止するため螺
子類の緩みがより一層確実に防止する。
【0037】本発明の請求項6記載の緩み止め機構付螺
子類は螺子類の裏側に形成された凹部の外周壁裏面に、
緩み止め突起が形成されたため、その緩み止め突起によ
っても緩みが規制され、緩みのない螺子類となる。
【0038】本発明の請求項7記載の緩み止め機構付螺
子類は次の様な効果がある。 1.スプリングワッシャが螺子類の凹部に組み込まれて
いるため、使用時に一々スプリングワッシャと螺子類と
を組み込む必要がなく取扱い易くなる。 2.スプリングワッシャが螺子類の軸方向にスライド可
能に組み込まれているため、螺子類の締付けによりスプ
リングワッシャが締め付け対象物側に自動的にスライド
し、締め付けが確実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の突起付スプリングワッシャの
第1の実施形態を示す斜視図、(b)は同スプリングワ
ッシャの部分詳細図。
【図2】(a)は本発明の緩み止め機構付螺子類の第1
の実施形態を示す斜視図、(b)は同螺子類の部分切欠
き断面図。
【図3】本発明の緩み止め機構付螺子類の第2の実施形
態を示す斜視図。
【図4】本発明の緩み止め機構付螺子類の第3の実施形
態のボルトを示す斜視図。
【図5】本発明の緩み止め機構付螺子類の第3の実施形
態のナットを示す斜視図。
【図6】(a)は本発明の緩み止め機構付螺子類の第4
の実施形態を示す側面図、(b)はその裏面図。
【図7】本発明のワッシャが組込まれた緩み止め機構付
螺子類の第1の実施形態を示す断面図。
【図8】本発明のワッシャが組込まれた緩み止め機構付
螺子類の第2の実施形態を示す断面図。
【図9】本発明のワッシャが組込まれた緩み止め機構付
螺子類の第3の実施形態を示す断面図。
【図10】従来の緩み止め機構を備えたボルトの一例を
示す断面図。
【図11】従来の緩み止め機構付の螺子式鋲を示す断面
図。
【符号の説明】
1 スプリングワッシャ 2 スプリングワッシャの表面 3 スプリングワッシャの裏面 4 螺子類 5 係止突起 6 噛合突起 7 締め付け対象物 8 食込み突起 9 締め付け斜面 10 規制面 11 突起付スプリングワッシャ 12 凹部 13 乗越え斜面 14 緩み規制部 21 突起無しスプリングワッシャ 40 外周壁 41 緩み止め突起 θ 規制面の角度 α 締め付け斜面の角度

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプリングワッシャ(1)の表裏両面
    (2、3)又は一方の面(2又は3)に複数の突起があ
    り、一方の面(2又は3)の突起はボルト、ナットとい
    った螺子類(4)の係止突起(5)と噛合可能な噛合突
    起(6)であり、他方の面の突起は螺子類(4)で締め
    付けにより締め付け対象物(7)に食込み可能な食込み
    突起(8)であり、噛合突起(6)には螺子類(4)に
    よる締め付け回転時に螺子類(4)の係止突起(5)が
    乗り越え可能な上り傾斜の締め付け斜面(9)と、その
    係止突起(5)と係止して螺子類(4)の緩み方向への
    回転を規制する規制面(10)とがあることを特徴とす
    る突起付スプリングワッシャ。
  2. 【請求項2】請求項1記載の突起付スプリングワッシャ
    において、規制面(10)の角度(θ)が噛合突起
    (6)の締め付け斜面(9)の角度(α)と同じか、そ
    れよりも急であることを特徴とする突起付スプリングワ
    ッシャ。
  3. 【請求項3】ボルト、ナットといった螺子類(4)の裏
    側に、平ワッシャの表裏両面又は一方の面に突起がつい
    た突起付平ワッシャ又は突起のない平ワッシャ、又はス
    プリングワッシャ(1)の表裏両面(2、3)又は一方
    の面(2又は3)に突起が付いた突起付スプリングワッ
    シャ(11)又は突起の無いスプリングワッシャが収容
    可能な凹部(12)があることを特徴とする緩み止め機
    構付螺子類。
  4. 【請求項4】請求項3記載の緩み止め機構付螺子類にお
    いて、螺子類(4)の凹部(12)内に係止突起(5)
    を設けたことを特徴とする緩み止め機構付螺子類。
  5. 【請求項5】請求項4記載の緩み止め機構付螺子類にお
    いて、凹部(12)内の係止突起(5)に、凹部(1
    2)内に収容された突起付平ワッシャ又は突起付スプリ
    ングワッシャ(11)の噛合突起(6)の締め付け斜面
    (9)を乗越えて回転可能な乗越え斜面(13)があ
    り、係止突起(5)のうち乗越え斜面(13)と反対側
    に噛合突起(6)の規制規制面(10)に係止して螺子
    類(4)が緩み方向へ回転するのを規制する緩み規制部
    (14)があることを特徴とする緩み止め機構付螺子
    類。
  6. 【請求項6】請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の
    緩み止め機構付螺子類において、螺子類の裏側に形成さ
    れた凹部の外周壁(40)の裏面に、緩み止め突起(4
    1)が形成されたことを特徴とするワッシャ組込み式の
    緩み止め機構付螺子類。
  7. 【請求項7】請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の
    緩み止め機構付螺子類の凹部(12)内に、突起付の又
    は突起の無い平ワッシャ、又は突起付スプリングワッシ
    ャ(11)又は突起無しスプリングワッシャ(21)
    を、螺子類(4)の軸方向にスライド可能に組込んだこ
    とを特徴とするワッシャ組込み式の緩み止め機構付螺子
    類。
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