JP2002027470A - 画像データ復号装置および画像データ復号方法 - Google Patents

画像データ復号装置および画像データ復号方法

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JP2002027470A
JP2002027470A JP2000205414A JP2000205414A JP2002027470A JP 2002027470 A JP2002027470 A JP 2002027470A JP 2000205414 A JP2000205414 A JP 2000205414A JP 2000205414 A JP2000205414 A JP 2000205414A JP 2002027470 A JP2002027470 A JP 2002027470A
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康治 井村
Taiji Ido
大治 井戸
Akihiro Miyazaki
秋弘 宮崎
Koichi Hata
幸一 畑
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイムスタンプで指定された再生・表示
タイミングまでにパケットが到着しない場合でも、画質
の劣化が伝播してしまうことを防止し、かつ、滑らかな
動きを再現すること。 【解決手段】 出力制御部104が、タイムスタンプで
指定された再生・表示タイミングより遅れて到着したパ
ケットに含まれる符号化データを、そのタイムスタンプ
の次のタイムスタンプが指定されているパケットに含ま
れる符号化データとともに復号部105へ出力し、復号
部105が、その遅れて到着したパケットに含まれる符
号化データをまず復号して、その復号した再生画像によ
り1つ前に復号した再生画像を更新してから、タイムス
タンプで指定された再生・表示タイミングまでに到着し
たパケットに含まれる符号化データを復号する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ復号装
置および画像データ復号方法に関し、特に、符号化され
た画像データを受信しながら復号および再生を行う画像
配信システムで利用される画像データ復号装置および画
像データ復号方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像信号を符号化する技術としては、国
際標準化委員会(ISO/IEC)で勧告化されたISO/IEC 144
96 part 2(Visual)(通称MPEG-4)がある。MPEG-4 Visu
alは、マルチメディア符号化方式であり、様々な映像素
材を符号化できる技術である。
【0003】画像符号化技術は、動き補償予測符号化方
式、離散コサイン変換、および可変長符号の3つの技術
で実現されている。この画像符号化技術では、符号化対
象のピクチャと、符号化対象のビクチャの1つ前に符号
化対象となったピクチャとの間の動き量を評価し、その
動き量で補正した予測画像信号と符号化対象のピクチャ
との差分を算出し、その差分情報を周波数領域へ変換し
たのち、その周波数成分の発生頻度の偏りを利用してハ
フマン符号と呼ばれる可変長符号に変換する。
【0004】上記3つの要素技術(すなわち、動き補償
予測符号化方式、離散コサイン変換、および可変長符
号)は、符号化ピクチャ全体に適用されるのではなく、
ピクチャを16×16画素の符号化ブロック(マクロブロッ
ク)に分割した単位毎に適用される。
【0005】また、MPEG-4では、伝送誤りによる画質劣
化を抑制するための技術として、ビデオパケットと呼ば
れる技術が採用されている。これは、複数のマクロブロ
ックの符号化データを、1つの伝送単位(ビデオパケッ
ト)として伝送する方式である。
【0006】ビデオパケットの構成方法としては、 特
開平08-205155号公報に記載されているように、マクロ
ブロック単位の発生符号量を累積し、この累積した符号
量が所定の符号量に達した時点ででビデオパケットを構
成する方法がある。このようにしてビデオパケットを構
成することにより、動きが大きくて符号量が多い部分は
少ないマクロブロックでビデオパケットが構成されるた
め、伝送エラーによりビデオパケットにエラーが発生し
た場合でも、動きの大きい部分では劣化の範囲を小さく
抑えることができる。また、背景などの符号量が少ない
部分は多くのマクロブロックでビデオパケットが構成さ
れるが、動きがないため劣化が目立たない。このように
してビデオパケットを構成することにより、各ビデオパ
ケットに効率よくビットを割り振ることが可能となる。
【0007】また、符号化データを受信しながら復号お
よび再生するための送受信手順として、IETF(Internet
Engineering Task Force)で規定されたRTP(Real-tim
e Transport Protocol)がある。RTPでは、ヘッダ部分
に再生タイミング(タイムスタンプ)やシーケンス番号
といった符号化データに関する情報が格納され、ペイロ
ード部分に符号化データが格納される。図6は、RTPパ
ケットの構成を示す模式図である。
【0008】図6において、「V」はRTPのバージョン、
「CC」は貢献者数、「PT」はペイロードタイプ(ビデオ
やオーディオなどの種類)、「SSRC」は送信者ID、「CS
RC」はこのパケットに含まれている貢献者のIDをそれぞ
れ示す。また、シーケンス番号は、RTPパケット毎に1
つずつシーケンシャルに割当てられる番号であり、タイ
ムスタンプは、符号化データの再生タイミング(すなわ
ち、画像の表示タイミング)を示す。
【0009】具体的には例えば、1ピクチャが5つのRT
Pパケットに分割して伝送される場合、それぞれのRTPパ
ケットのタイムスタンプには同じ時刻情報(当該ピクチ
ャの再生・表示タイミング)が格納され、シーケンス番
号には、1から5が順に割り振られる。受信側では、シ
ーケンス番号を用いて伝送途中における符号化データの
欠落を検出し、タイムスタンプに従ってペイロードに格
納されている符号化データの復号および再生を行う。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、RTPに
より符号化データの伝送を行った場合、伝送路の状態に
状態によっては、RTPパケットがタイムスタンプで指定
されたタイミングまでに受信側に到着しないことがあ
る。
【0011】この場合、指定されたタイミングより遅れ
て受信側に到着したRTPパケットを使用せずに、指定さ
れたタイミングまでに到着したRTPパケットのみを使用
して符号化データを再生する方法を採ることが考えられ
る。しかし、この方法では、欠落した情報により再生画
像の画質が劣化してしまうという問題がある。
【0012】さらに、画像符号化方式では、1つ前のピ
クチャとの差分情報を用いて順次ビクチャの再生を行う
ため、一度あるビクチャに画質の劣化が生じると、それ
以降に再生されるピクチャのすべてにその画質の劣化が
伝播してしまうという問題がある。
【0013】また、RTPパケットがタイムスタンプで指
定されたタイミングまでに受信側に到着しない場合に、
再生タイミングを多少遅らせて、同一のタイムスタンプ
が格納されているすべてのRTPパケットが到着してから
符号化データを再生する方法を採ることも考えられる。
しかし、この方法により再生された画像では、滑らかな
動きを再現できなくなるという問題がある。
【0014】本発明は係る点に鑑みてなされたものであ
り、タイムスタンプで指定されたタイミングまでにパケ
ットが到着しない場合でも、画質の劣化が伝播してしま
うことを防止でき、かつ、滑らかな動きを再現すること
ができる画像データ復号装置および画像データ復号方法
を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の画像データ復号
装置は、画像間の差分情報を用いて画像を順次再生する
画像データ復号装置において、第1の表示タイミングで
再生される第1画像に含まれる第1画像データと前記第
1の表示タイミングよりも遅い第2の表示タイミングで
再生される第2画像に含まれる第2画像データとを受信
する受信手段と、前記第1の表示タイミングよりも遅れ
て受信された第1画像データを用いて前記第2の表示タ
イミングまでに前記第1画像を再生した後、前記第1画
像との差分情報に従って前記第2の表示タイミングで前
記第2画像を再生する復号制御手段と、を具備する構成
を採る。
【0016】この構成によれば、第1の表示タイミング
よりも遅れて受信された第1画像データを用いて第2の
表示タイミングまでに第1画像を再生した後、第1画像
との差分情報に従って第2の表示タイミングで第2画像
を再生するため、第2の画像以降の再生画像に画質の劣
化が伝播してしまうことを防止することができる。
【0017】本発明の画像データ復号装置は、復号制御
手段が、第1の表示タイミングまでに受信された第1画
像データのみを用いて前記第1の表示タイミングで再生
した第1画像を、前記第1の表示タイミングよりも遅れ
て受信された第1画像データを用いて第2の表示タイミ
ングまでに再生した第1画像によって更新する構成を採
る。
【0018】この構成によれば、第2画像データの再生
前に、第1の表示タイミングよりも遅れて受信された第
1画像データを用いて既に再生済みの第1画像を更新す
るため、第2の画像以降の再生画像に画質の劣化が伝播
してしまうことを防止することができる。
【0019】本発明の通信端末装置は、前記いずれかの
画像データ復号装置を搭載する構成を採る。
【0020】この構成によれば、通信端末装置で順次再
生される画像において画質の劣化が伝播してしまうこと
を防止することができる。
【0021】本発明の画像データ復号方法は、画像間の
差分情報を用いて画像を順次再生する画像データ復号方
法において、第1の表示タイミングで再生される第1画
像に含まれる第1画像データと前記第1の表示タイミン
グよりも遅い第2の表示タイミングで再生される第2画
像に含まれる第2画像データとを受信する受信工程と、
前記第1の表示タイミングよりも遅れて受信された第1
画像データを用いて前記第2の表示タイミングまでに前
記第1画像を再生した後、前記第1画像との差分情報に
従って前記第2の表示タイミングで前記第2画像を再生
する復号制御工程と、を具備するようにした。
【0022】この方法によれば、第1の表示タイミング
よりも遅れて受信された第1画像データを用いて第2の
表示タイミングまでに第1画像を再生した後、第1画像
との差分情報に従って第2の表示タイミングで第2画像
を再生するため、第2の画像以降の再生画像に画質の劣
化が伝播してしまうことを防止することができる。
【0023】本発明の画像データ復号方法は、復号制御
工程において、第1の表示タイミングまでに受信された
第1画像データのみを用いて前記第1の表示タイミング
で再生した第1画像を、前記第1の表示タイミングより
も遅れて受信された第1画像データを用いて第2の表示
タイミングまでに再生した第1画像によって更新するよ
うにした。
【0024】この方法によれば、第2画像データの再生
前に、第1の表示タイミングよりも遅れて受信された第
1画像データを用いて既に再生済みの第1画像を更新す
るため、第2の画像以降の再生画像に画質の劣化が伝播
してしまうことを防止することができる。
【0025】本発明の記録媒体は、画像間の差分情報を
用いて画像を順次再生する画像データ復号プログラムを
格納し、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体で
あって、前記画像データ復号プログラムは、第1の表示
タイミングで再生される第1画像に含まれる第1画像デ
ータと前記第1の表示タイミングよりも遅い第2の表示
タイミングで再生される第2画像に含まれる第2画像デ
ータとを受信する受信手順と、前記第1の表示タイミン
グよりも遅れて受信された第1画像データを用いて前記
第2の表示タイミングまでに前記第1画像を再生した
後、前記第1画像との差分情報に従って前記第2の表示
タイミングで前記第2画像を再生する復号制御手順と、
を含むようにした。
【0026】この画像データ復号プログラムを格納する
記録媒体によれば、第1の表示タイミングよりも遅れて
受信された第1画像データを用いて第2の表示タイミン
グまでに第1画像を再生した後、第1画像との差分情報
に従って第2の表示タイミングで第2画像を再生するた
め、第2の画像以降の再生画像に画質の劣化が伝播して
しまうことを防止することができる。
【0027】本発明の記録媒体は、復号制御手順におい
て、第1の表示タイミングまでに受信された第1画像デ
ータのみを用いて前記第1の表示タイミングで再生した
第1画像を、前記第1の表示タイミングよりも遅れて受
信された第1画像データを用いて第2の表示タイミング
までに再生した第1画像によって更新する画像データ復
号プログラムを格納するようにした。
【0028】この画像データ復号プログラムを格納する
記録媒体によれば、第2画像データの再生前に、第1の
表示タイミングよりも遅れて受信された第1画像データ
を用いて既に再生済みの第1画像を更新するため、第2
の画像以降の再生画像に画質の劣化が伝播してしまうこ
とを防止することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、時刻情報で示さ
れた再生・表示タイミングより遅れて到着した画像デー
タをその次の画像データの再生・表示タイミングまでに
復号して、時刻情報で示されたタイミングで再生した画
像において画像データが欠落していた部分をその復号し
た画像で補うことにより、次の再生画像以降に画質の劣
化が伝播してしまうことを防止することである。
【0030】(実施の形態)以下、本発明の一実施の形
態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、
本発明の一実施の形態に係る画像データ復号装置を備え
る無線通信端末装置の概略構成を示す要部ブロック図で
ある。図1に示す無線通信端末装置において出力制御部
104と復号部105とで構成される部分が、本実施の
形態に係る画像データ復号装置に該当する。
【0031】図1において、無線部102は、アンテナ
101を介して受信されたパケットに含まれる符号化デ
ータに対して所定の無線処理を施し、復調部103は、
無線処理後の符号化データに対して所定の復調処理を施
す。
【0032】出力制御部104は、復調部103から出
力された符号化データのタイムスタンプに従って、復号
部105へ出力する符号化データを制御する。具体的に
は、出力制御部104は、タイムスタンプで指定された
再生・表示タイミングより遅れて到着したパケットに含
まれる符号化データを、そのタイムスタンプの次のタイ
ムスタンプが指定されているパケットに含まれる符号化
データとともに、復号部105へ出力するように制御す
る。出力制御部104の構成については、後述する。
【0033】復号部105は、出力制御部104から出
力された符号化データを復号する。復号部105は、出
力制御部104から出力された符号化データに、第nピ
クチャの再生・表示タイミングより遅れて到着した第n
ピクチャの符号化データがある場合には、その遅れて到
着した第nピクチャの符号化データをまず復号して、そ
の復号した再生画像により第nピクチャの再生・表示タ
イミングで既に復号済みの再生画像を更新してから、第
n+1ピクチャの再生・表示タイミングまでに到着した
第n+1ピクチャの符号化データを第n+1ピクチャの
再生・表示タイミングで復号する。
【0034】次いで、出力制御部104の構成について
説明する。図2は、本発明の一実施の形態に係る画像デ
ータ復号装置の出力制御部の概略構成を示す要部ブロッ
ク図である。図2において、復調部103より出力され
た符号化データは、一旦受信バッファ201に蓄えら
れ、タイムスタンプ抽出部202によりタイムスタンプ
が抽出される。抽出されたタイムスタンプは順次、検出
更新部203へ出力され、検出更新部203によって、
今回出力されたタイムスタンプと前回出力されたタイム
スタンプとが比較されて、タイムスタンプの切り替わり
が検出される。
【0035】タイムスタンプの切り替わりが検出された
ときには、検出更新部203は、検出された旨をバッフ
ァ入力制御部206に通知するとともに、基準時刻記憶
部204に記憶されている基準時刻TcおよびTpを更新
する。ここで、基準時刻Tcとは最新のタイムスタンプ
で示されている再生・表示タイミングであり、基準時刻
Tpとは最新のタイムスタンプの1つ前のタイムスタン
プで示されていた再生・表示タイミングである。
【0036】バッファ入力制御部206は、基準時刻記
憶部204に記憶されている基準時刻TcおよびTpとタ
イマ205で示される現在の時刻Tdとに従ってスイッ
チ207の切り替え制御を行うことにより、受信バッフ
ァ201に蓄えられている符号化データをバッファA2
08とバッファB209とに適宜振り分けて蓄積する。
具体的な振り分け方法については、後述する。
【0037】バッファ出力制御部210は、基準時刻記
憶部204に記憶されている基準時刻TcおよびTpとタ
イマ205で示される現在の時刻Tdとに従ってスイッ
チ211の切り替え制御を行うことにより、バッファA
208またはバッファB209に蓄積されている符号化
データを復号部105へ出力する。
【0038】次いで、復号部105の構成について説明
する。図3は、本発明の一実施の形態に係る画像データ
復号装置の復号部の概略構成を示す要部ブロック図であ
る。図3において、出力制御部104より出力された符
号化データは、可変長復号部301で復号される。符号
化データは可変長符号化方式により符号化されているた
め、可変長復号部301での復号の結果、差分情報およ
び動き量が再生される。可変長復号部301は、差分情
報を差分値演算部302へ出力し、フレームメモリ30
3に蓄えられている画像を動き量で補正する。動き量で
補正された画像は、加算器304へ出力される。
【0039】差分値演算部302は、可変長復号部30
1より出力された差分情報に対して逆離散コサイン変換
処理および逆量子化処理を施すことにより差分値を算出
し、加算器304へ出力する。加算器304では、動き
量に応じて補正された画像と差分値とが加算され、再生
画像が得られる。この再生画像は、次のピクチャの予測
のためにフレームメモリ303へ記録される。
【0040】次いで、上記構成を有する画像データ復号
装置の動作について説明する。まず、基準時刻記憶部2
04に記憶されている基準時刻Tc,Tpおよびタイマ2
05で計時される現在の時刻Tdと、検出更新部20
3、バッファ入力制御部206およびバッファ出力制御
部210の動作の関係について説明する。
【0041】現在の時刻Tdが基準時刻Tpになった時に
は(すなわち、Td=Tpの時には)、バッファ出力制御
部210は、現在符号化データが入力されているバッフ
ァとは異なるバッファから符号化データが復号部105
へ出力されるようにスイッチ211を制御する。具体的
には、例えば図2において、受信バッファ201より現
在符号化データが入力されているバッファがバッファA
208である場合には、バッファ出力制御部210は、
Td=Tpの時には、スイッチ211を○側へ接続して、
バッファB209と復号部105とを接続する。
【0042】また、現在の時刻Tdが基準時刻Tcになっ
た時には(すなわち、Td=Tcの時には)、バッファ出
力制御部210は、現在符号化データが入力されている
バッファから符号化データが復号部105へ出力される
ようにスイッチ211を制御する。具体的には、例えば
図2において、受信バッファ201より現在符号化デー
タが入力されているバッファがバッファA208である
場合には、バッファ出力制御部210は、Td=Tcの時
には、スイッチ211を●側へ接続して、バッファA2
08と復号部105とを接続する。
【0043】さらに、Td=Tcとなる度に、バッファ入
力制御部206は、符号化データが入力されるバッファ
を切り替える。具体的には、例えば図2において、受信
バッファ201より現在符号化データが入力されている
バッファがバッファA208である場合には、バッファ
入力制御部206は、Td=Tcとなった以降、スイッチ
207を○側へ接続して、受信バッファ201とバッフ
ァB209とを接続する。
【0044】また、検出更新部203でタイムスタンプ
の切り替わりが検出される度に、バッファ入力制御部2
06は、Tp<Td<Tcであれば、符号化データが入力
されるバッファを切り替える。
【0045】また、検出更新部203でタイムスタンプ
の切り替わりが検出される度に、基準時刻記憶部204
に記憶されているTpがTcで更新され、Tcが最新のタ
イムスタンプで更新される。
【0046】以下、本実施の形態に係る画像データ復号
装置の動作を各時刻およびタイムスタンプで示されてい
る再生・表示タイミングと関連づけて具体的に説明す
る。図4および図5は、本発明の一実施の形態に係る画
像データ復号装置の動作を説明するための図である。な
お、図4および図5において、t1〜t3は各タイムス
タンプを示しており、P1−1〜P3−3は各パケット
に格納されている符号化データを示している。したがっ
て例えば、P1−1〜P1−4は、t1のタイミングで
再生されるべき画像データが4つに分割されたときの個
々の符号化データを示す。
【0047】また、図4(C)および図5(C)では、
2つのバッファの内容を時刻の経過に沿って示したもの
であり、斜線をかけて示したバッファが現在符号化デー
タが入力される対象となっているバッファである。
【0048】まず、図4を用いて説明する。図4では、
すべてのパケットがタイムスタンプで示される再生・表
示タイミングよりも前に受信側(すなわち、本実施の形
態に係る画像データ復号装置)に到着した場合を示して
いる。
【0049】図4(a)に示すようにして送信側から送
信されたパケットは、ある送信時間経過後のタイミング
で、図4(b)に示すように受信側である本実施の形態
に係る画像データ復号装置に到着する。
【0050】最初の符号化データP1−1が受信バッフ
ァ201に入力されると、タイムスタンプ抽出部202
は、タイムスタンプt1を抽出して検出更新部203へ
出力する。そして検出更新部203は、基準時刻記憶部
204に記憶されているTpとTcをそれぞれ、図4
(d)および(e)に示すように、Tp=0,Tc=t1
に設定する。
【0051】また、バッファ入力制御部206は、スイ
ッチ207を●側へ接続して、受信バッファ201内に
ある符号化データP1−1をバッファA208へ出力す
る。これにより、図4(c)に示すように符号化データ
P1−1がバッファA208に蓄積される。以降、検出
更新部203でタイムスタンプの切り替わりが検出され
るまで、バッファ入力制御部206は、スイッチ207
を●側へ接続して、受信バッファ201内にある符号化
データをバッファA208へ出力する。よって、図4
(c)に示すように、符号化データP1−1〜P1−4
が、バッファA208に順次蓄積される。
【0052】次いで、符号化データP2−1が受信バッ
ファ201に入力されると、タイムスタンプ抽出部20
2は、タイムスタンプt2を抽出して検出更新部203
へ出力する。そして検出更新部203では、今回出力さ
れたタイムスタンプt2と前回出力されたタイムスタン
プt1とが比較されて、時刻td1において、タイムスタ
ンプがt1からt2に切り替わったことが検出される。
【0053】時刻td1では、Tp<td1<Tcであるの
で、バッファ入力制御部206は、符号化データが入力
されるバッファをバッファA208からバッファB20
9へ切り替える。つまり、検出更新部203でタイムス
タンプの次の切り替わりが検出されるtd2まで、バッフ
ァ入力制御部206は、スイッチ207を○側へ接続し
て、受信バッファ201内にある符号化データをバッフ
ァB209へ出力する。よって、図4(c)に示すよう
に、符号化データP2−1〜P2−3が、バッファB2
09に順次蓄積される。
【0054】また、時刻td1においてタイムスタンプが
t1からt2に切り替わったことが検出されると、検出
更新部203は、図4(d)および(e)に示すよう
に、Tpをt1に更新し、Tcをt2に更新する。
【0055】そして、現在の時刻TdがTpになった時
(つまり、タイムスタンプt1の符号化データを再生す
る時刻t1になった時)に、バッファ出力制御部210
は、現在符号化データが入力されているバッファB20
9とは異なるバッファA208に蓄積されている符号化
データが復号部105へ出力されるようにスイッチ21
1を制御する。すなわち、バッファ出力制御部210
は、時刻t1おいてスイッチ211を●側へ接続して、
図4(c)に示すように、符号化データP1−1〜P1
−4をまとめてバッファA208から復号部105へ出
力する。
【0056】以降同様の処理が繰り返されて、次に現在
の時刻TdがTpになった時(つまり、タイムスタンプt
2の符号化データを再生する時刻t2になった時)に、
バッファ出力制御部210は、時刻t2おいてスイッチ
211を○側へ接続して、図4(c)に示すように、符
号化データP2−1〜P2−3をまとめてバッファB2
09から復号部105へ出力する。
【0057】このように、すべてのパケットがタイムス
タンプで示される再生・表示タイミングよりも前に到着
した場合には、本実施の形態に係る画像データ復号装置
では、欠落した情報がない画像を各タイムスタンプで示
される再生・表示タイミングに再生することができる。
【0058】次いで、図5を用いて説明する。図5で
は、タイムスタンプで示される再生・表示タイミングよ
りも遅れて受信側(すなわち、本実施の形態に係る画像
データ復号装置)に到着するパケットがある場合を示し
ている。
【0059】図5(a)に示すようにして送信側から送
信されたパケットは、ある送信時間経過後のタイミング
で、図5(b)に示すように受信側である本実施の形態
に係る画像データ復号装置に到着する。
【0060】最初の符号化データP1−1が受信バッフ
ァ201に入力されると、図4で説明した場合と同様
に、図5(d)および(e)に示すように、Tp=0,
Tc=t1に設定される。
【0061】また、バッファ入力制御部206は、スイ
ッチ207を●側へ接続して、受信バッファ201内に
ある符号化データP1−1をバッファA208へ出力す
る。これにより、図5(c)に示すように符号化データ
P1−1がバッファA208に蓄積される。以降、Td
=Tcになるまで、バッファ入力制御部206は、スイ
ッチ207を●側へ接続して、受信バッファ201内に
ある符号化データをバッファA208へ出力する。よっ
て、図5(c)に示すように、符号化データP1−1お
よびP1−2が、バッファA208に順次蓄積される。
【0062】そして、現在の時刻TdがTcになった時
(つまり、タイムスタンプt1の符号化データを再生す
る時刻t1になった時)に、バッファ出力制御部210
は、現在符号化データが入力されているバッファA20
8に蓄積されている符号化データが復号部105へ出力
されるようにスイッチ211を制御する。すなわち、バ
ッファ出力制御部210は、時刻t1おいてスイッチ2
11を●側へ接続して、図5(c)に示すように、符号
化データP1−1およびP1−2をまとめてバッファA
208から復号部105へ出力する。
【0063】また、現在の時刻TdがTcになった時に、
バッファ入力制御部206は、符号化データが入力され
るバッファをバッファA208からバッファB209へ
切り替える。よって、符号化データP1−3およびP1
−4は、図5(c)に示すように、バッファB209に
蓄積される。
【0064】次いで、符号化データP2−1が受信バッ
ファ201に入力されると、図3で説明した場合と同様
に、検出更新部203で、今回出力されたタイムスタン
プt2と前回出力されたタイムスタンプt1とが比較さ
れて、時刻td1において、タイムスタンプがt1からt
2に切り替わったことが検出される。
【0065】しかし、図5に示す場合では、時刻td1
は、Tc<td1であるので(すなわち、Tp<td1<Tc
ではないので)、バッファ入力制御部206は、符号化
データが入力されるバッファを切り替えず、Tpおよび
Tcの更新のみが、図4で説明した場合と同様にして検
出更新部203よって行われる。
【0066】よって、次に現在の時刻TdがTcになるま
で、受信バッファ201から出力される符号化データが
順次バッファB209に蓄積される。すなわち、図5
(c)に示すように、符号化データP1−3,P1−4
およびP2−1がバッファB209に蓄積される。
【0067】そして、次に現在の時刻TdがTcになった
時(つまり、タイムスタンプt2の符号化データを再生
する時刻t2になった時)に、バッファ出力制御部21
0は、現在符号化データが入力されているバッファA2
08とは異なるバッファB209に蓄積されている符号
化データが復号部105へ出力されるようにスイッチ2
11を制御する。
【0068】すなわち、バッファ出力制御部210は、
時刻t2おいてスイッチ211を○側へ接続して、図5
(c)に示すように、符号化データP1−3,P1−4
およびP2−1をまとめてバッファB209から復号部
105へ出力する。つまり、時刻t2おいては、タイム
スタンプで示された再生・表示タイミングよりも遅れて
到着した符号化データP1−3およびP1−4が、タイ
ムスタンプで示された再生・表示タイミング以前に到着
した符号化データP2−1の前に追加されて復号部10
5へ出力される。
【0069】そして、復号部105では、タイムスタン
プで示された再生・表示タイミングよりも遅れて到着し
た符号化データP1−3およびP1−4の復号が、タイ
ムスタンプで示された再生・表示タイミング以前に到着
した符号化データP2−1の復号の前に行われる。よっ
て、復号部105では、既にt1の時点で符号化データ
P−1およびP−2から再生済みでフレームメモリ30
3に記録されているタイムスタンプt1のピクチャが、
復号されたP1−3およびP1−4から算出される差分
値により更新された後に、符号化データP2−1の復号
が行われる。
【0070】これにより、タイムスタンプt1のピクチ
ャ上においてt1の時点では欠落していた符号化データ
P1−3およびP1−4に該当する部分がt2の時点で
補われるため、t2以降に再生されるピクチャに画質の
劣化が伝播してしまうことを防止することができる。
【0071】以降同様の処理が繰り返されて、時刻t3
おいては、図5(c)に示すように、タイムスタンプで
示された再生・表示タイミングよりも遅れて到着した符
号化データP2−2およびP2−3が、タイムスタンプ
で示された再生・表示タイミング以前に到着した符号化
データP3−1の前に追加されて復号部105へ出力さ
れる。
【0072】なお、検出更新部203でタイムスタンプ
の切り替わりが検出されたときに、Td<Tpであるる場
合(すなわち、バッファA208およびバッファB20
9の両者に、未だ復号されていない符号化データが残留
している場合)には、バッファ入力制御部206は、こ
れ以上の符号化データが各バッファに入力されないよう
に、データ入力を停止する旨を示す停止信号を、受信バ
ッファ201対して送る。これにより、バッファA20
8およびバッファB209において、バッファオーバー
フローが発生してしまうことを防止することいができ
る。
【0073】このように、本実施の形態によれば、タイ
ムスタンプで示された再生・表示タイミングよりも遅れ
て到着した符号化データは、タイムスタンプで示された
再生・表示タイミング以前に到着した符号化データの前
に追加されて復号部へ出力される。よって、復号部で
は、タイムスタンプで示された再生・表示タイミング以
前に到着した符号化データの復号前に、タイムスタンプ
で示された再生・表示タイミングよりも遅れて到着した
符号化データの復号を行って既に再生済みでフレームメ
モリに記録されているピクチャを、タイムスタンプで示
された再生・表示タイミングよりも遅れて到着した符号
化データから算出される差分値により更新することがで
きるので、以降再生されるピクチャに画質の劣化が伝播
してしまうことを防止することができ、見やすい画像を
再生することができる。
【0074】なお、上記一実施の形態では、画像データ
復号装置が無線通信端末装置に備えられる場合を一例に
挙げて説明したが、これに限られるものではなく、画像
データ復号装置を有線の通信システムで使用される通信
端末装置に備えることも可能である。
【0075】また、上記一実施の形態に係る画像データ
の復号は、画像データ復号装置として説明しているが、
この画像データの復号をソフトウェアにより実現するこ
とも可能である。すなわち、上記画像データ復号を行う
プログラムを予めROMに格納しておき、そのプログラ
ムをCPUによって動作せるようにしてもよい。また、
上記画像データ復号を行うプログラムをコンピュータで
読み取り可能な記憶媒体に格納し、記憶媒体に格納され
たプログラムをコンピュータのRAMに記録して、コン
ピュータをそのプログラムに従って動作させるようにし
てもよい。このような場合においても、上記一実施の形
態と同様の作用および効果を呈する。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
タイムスタンプで指定された再生・表示タイミングまで
にパケットが到着しない場合でも、画質の劣化が伝播し
てしまうことを防止でき、かつ、滑らかな動きを再現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る画像データ復号装
置を備える無線通信端末装置の概略構成を示す要部ブロ
ック図
【図2】本発明の一実施の形態に係る画像データ復号装
置の出力制御部の概略構成を示す要部ブロック図
【図3】本発明の一実施の形態に係る画像データ復号装
置の復号部の概略構成を示す要部ブロック図
【図4】本発明の一実施の形態に係る画像データ復号装
置の動作を説明するための図
【図5】本発明の一実施の形態に係る画像データ復号装
置の動作を説明するための図
【図6】RTPパケットの構成を示す模式図
【符号の説明】
104 出力制御部 105 復号部 202 タイムスタンプ抽出部 203 検出更新部 204 基準時刻記憶部 206 バッファ入力制御部 207 スイッチ 208 バッファA 209 バッファB 210 バッファ出力制御部 211 スイッチ 301 可変長復号部 302 差分値演算部 303 フレームメモリ 304 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 秋弘 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 畑 幸一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C059 KK34 MA00 MA01 ME01 RB12 RC04 RF11 SS06 UA05 UA33 UA34 UA39 5J064 AA01 BA09 BB05 BC01 BC08 BC24 BD03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像間の差分情報を用いて画像を順次再
    生する画像データ復号装置において、第1の表示タイミ
    ングで再生される第1画像に含まれる第1画像データと
    前記第1の表示タイミングよりも遅い第2の表示タイミ
    ングで再生される第2画像に含まれる第2画像データと
    を受信する受信手段と、前記第1の表示タイミングより
    も遅れて受信された第1画像データを用いて前記第2の
    表示タイミングまでに前記第1画像を再生した後、前記
    第1画像との差分情報に従って前記第2の表示タイミン
    グで前記第2画像を再生する復号制御手段と、を具備す
    ることを特徴とする画像データ復号装置。
  2. 【請求項2】 復号制御手段は、第1の表示タイミング
    までに受信された第1画像データのみを用いて前記第1
    の表示タイミングで再生した第1画像を、前記第1の表
    示タイミングよりも遅れて受信された第1画像データを
    用いて第2の表示タイミングまでに再生した第1画像に
    よって更新することを特徴とする請求項1記載の画像デ
    ータ復号装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の画像デー
    タ復号装置を搭載することを特徴とする通信端末装置。
  4. 【請求項4】 画像間の差分情報を用いて画像を順次再
    生する画像データ復号方法において、第1の表示タイミ
    ングで再生される第1画像に含まれる第1画像データと
    前記第1の表示タイミングよりも遅い第2の表示タイミ
    ングで再生される第2画像に含まれる第2画像データと
    を受信する受信工程と、前記第1の表示タイミングより
    も遅れて受信された第1画像データを用いて前記第2の
    表示タイミングまでに前記第1画像を再生した後、前記
    第1画像との差分情報に従って前記第2の表示タイミン
    グで前記第2画像を再生する復号制御工程と、を具備す
    ることを特徴とする画像データ復号方法。
  5. 【請求項5】 復号制御工程において、第1の表示タイ
    ミングまでに受信された第1画像データのみを用いて前
    記第1の表示タイミングで再生した第1画像を、前記第
    1の表示タイミングよりも遅れて受信された第1画像デ
    ータを用いて第2の表示タイミングまでに再生した第1
    画像によって更新することを特徴とする請求項4記載の
    画像データ復号方法。
  6. 【請求項6】 画像間の差分情報を用いて画像を順次再
    生する画像データ復号プログラムを格納し、コンピュー
    タにより読み取り可能な記録媒体であって、前記画像デ
    ータ復号プログラムは、第1の表示タイミングで再生さ
    れる第1画像に含まれる第1画像データと前記第1の表
    示タイミングよりも遅い第2の表示タイミングで再生さ
    れる第2画像に含まれる第2画像データとを受信する受
    信手順と、前記第1の表示タイミングよりも遅れて受信
    された第1画像データを用いて前記第2の表示タイミン
    グまでに前記第1画像を再生した後、前記第1画像との
    差分情報に従って前記第2の表示タイミングで前記第2
    画像を再生する復号制御手順と、を含むことを特徴とす
    る記録媒体。
  7. 【請求項7】 復号制御手順において、第1の表示タイ
    ミングまでに受信された第1画像データのみを用いて前
    記第1の表示タイミングで再生した第1画像を、前記第
    1の表示タイミングよりも遅れて受信された第1画像デ
    ータを用いて第2の表示タイミングまでに再生した第1
    画像によって更新することを特徴とする画像データ復号
    プログラムを格納する請求項6記載の記録媒体。
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