JP2002026970A - 経路制御システム - Google Patents

経路制御システム

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JP2002026970A
JP2002026970A JP2000208372A JP2000208372A JP2002026970A JP 2002026970 A JP2002026970 A JP 2002026970A JP 2000208372 A JP2000208372 A JP 2000208372A JP 2000208372 A JP2000208372 A JP 2000208372A JP 2002026970 A JP2002026970 A JP 2002026970A
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subas
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JP2000208372A
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Hiroshi Ishida
寛史 石田
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成ネットワークの効率性を高める経路制御
システムを提供する。 【解決手段】 合成ネットワークの内部で使用される経
路制御システムにおいて、外殻要素ネットワーク内に配
置され、前記合成ネットワークの外部の外部ネットワー
クと当該合成ネットワークとの間で、パケットの転送及
び経路制御を行う境界経路制御ノードと、拡大アドレス
の内、当該合成ネットワークが取得した取得拡大アドレ
スのアドレス空間と、取得していない非取得拡大アドレ
スのアドレス空間を、所定の分割パターンに従って分割
することで形成された各分割拡大アドレス空間の割り当
てを受けると共に、前記合成ネットワークを論理的に分
割して得られる複数の分割ネットワークとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は経路制御システムに
関し、例えばIPバックボーンネットワークとして提案
されているCore Protocol Network(CPN)における
ルーティング制御機構に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】ITUに提案されているこのCPNにつ
いて記載した文献としては、次の文献1がある。
【0003】参考文献(文献1):電子情報通信学会
信学技報 IN−97−65 『広域ネットワーキングサービスプラットホームにおけ
る経路制御アーキテクチャー」 村山純一 北爪秀雄 新籾純 白上弘 久々津直哉 原
博之 最初に、本発明がターゲットとするCPNの基本モデル
について述べる。
【0004】図2にCPN基本モデル10を示す。
【0005】図2において、CPNすなわちプラットフ
ォーム10は、コア網11、アクセス網12(12A、
12B)、及びシェル網13、ユーザ(LAN)U1〜
U4から構成される。
【0006】(A−1)コア網 コア網11は、プラットフォーム10の中心部となるコ
ネクションレス型の広域フレーム転送網である。コネク
ションレス型のインタネットをコネクション型のATM
網に直接的にオーバレイさせるとシグナリングに起因す
るさまざまな問題が発生するため、ATM網そのもの
は、コア網には採用しない。
【0007】このコア網11の構成は、コアプロトコル
と呼ばれる単一のコネクションレス型パケット転送プロ
トコルによる中継を行うコネクションレスサーバ(CL
S)からなる。
【0008】CLSは地域階層的に配置され、エッジノ
ードENなどのシェル網13の各網要素を収容する。
【0009】また、コア網11内では、コアアドレスに
よりパケット転送が行われる。コアアドレスは、各網1
1,12,13、U1〜U4の構成要素に対してあらか
じめユニークに割り付けられており、ユーザアドレス
(IPアドレス)とコアアドレスの変換は、シェル網1
3で行われる。
【0010】(A−2)アクセス網 アクセス網12は、ユーザ(ユーザLAN)U1〜U4
をエッジノードENに接続してコア網11に収容するた
めの網である。
【0011】アクセス網の主要構成要素は、アクセスノ
ード15とユーザ終端装置14である。
【0012】(A−3)シェル網 シェル網13は、コア網11を取り巻くようにコア網1
3の外殻に配置される網で、アクセス網12とコア網1
1のインタワーキング処理を行う。
【0013】シェル網13の主要構成要素は、エッジノ
ード(EN)、デフォルトフォワーダ(DF)、及びル
ートサーバ(RS)である。
【0014】ENは、加入者収容ノードであり、その主
要な機能は、転送処理としてのフレーム形式の変換処理
と、経路制御処理としてのアドレス形式の変換処理であ
る。
【0015】アドレス形式の変換処理において、EN
は、ユーザパケットを受信すると、IPアドレスを参照
して、コア網11上での宛先となる着側ENのコアアド
レスを導出する。
【0016】具体的には、ENは、インタネットパケッ
トのヘッダに記述された宛先のインタネットアドレスを
参照して、着側ENのコアアドレスを解決する。
【0017】コアアドレスが導出されると、当該EN
は、フレーム形式の変換処理を行い、ユーザパケットを
コア網フレームにカプセル化し、コア網11へ転送す
る。
【0018】DFは、デフォルトルートの中継ノードで
ある。すなわち、発側ENが着側ENのコアアドレスを
導出できなかった場合、ENはDFヘコア網フレームを
転送する。
【0019】そのコア網フレームを受信したDFは、そ
の宛先IPアドレスを参照して、着側ENのコアアドレ
スを導出する。その後、DFは発側ENへ着側ENのコ
アアドレスを経路情報として通知する。通知された発側
ENは、着側ENのコアアドレスを解決できるようにな
る。
【0020】RSはシェル網13でのルーティグ情報を
一括管理するルーティング管理装置である。すなわちR
Sは、ENやDFがパケット転送の際に参照するルーテ
ィング情報(ユーザのIPアドレスとコアアドレスの対
応)を管理し、ユーザの収容先ENの変更などにともな
い、ルーティング情報を矛盾なく変更し、そのルーティ
ン情報をENやDFへ設定する。
【0021】次に、CPN10のアドレス集約機構とそ
れに基づくパケット転送装置/ルーティング管理装置に
ついて説明する。これらはともに、CPN10の経路制
御機構にとって重要技術である。
【0022】(B−1)アドレス集約機構 アドレス集約機構はルーティング情報の集約化(ルーテ
ィングテーブルが小さくなる)の面から重要である。
【0023】ルーティング情報を集約化し削減すれば、
ルータの経路制御能力の利用効率が高まり、ルータの転
送能力が実質的に向上することが期待されるからであ
る。
【0024】CPN10のアドレス集約方法は、図8に
示すように、CPN10を論理的に複数のSubASに分
割し(CPNが1つのASと考えられるため、それを分
割した単位をSubASと呼んでいる)、IPアドレス/
プレフィックスの上位部分が同一のユーザ同士をSub
ASと称するグループとしてまとめて扱うのである。
【0025】すなわち、例えばCPNが大規模化して複
数のIPアドレスブロックを獲得することになった場
合、CPNを論理的にアドレスブロック単位に分割し、
この分割単位をSubASとすることにするのである。
これにより、CPN内の経路情報の削減が可能となる。
その理由を以下に述べる。
【0026】各SubASにはデフォルトフォワーダ
(SubAS−DF)を1つ設置する。SubAS−D
Fには、自SubAS内宛てのユーザパケットを適切な
着側ENに転送する機能がある。すなわちSubAS−
DFは、SubAS内の全てのユーザのIPアドレス/
プレフィックスと、ユーザを収容するENのコアアドレ
スとから構成される組の情報を持つことになる。このS
ubAS−DFを使用すると、ENで保有すべき経路情
報の集約が行える。すなわち、各ENでは、SubAS
を表すIPアドレス/プレフィックスと、そのSubA
Sに帰属するSubAS−DFのコアアドレスとから構
成される組の情報を1組保有するだけで、そのSubA
S内の全てのサブネットヘの到達性が確保できる。そし
て、SubAS内でサブネット等の接続構成が変更され
たとしてもSubAS−DFの経路情報を変更するだけ
でよく、ENの経路情報は変更せずにすむ。
【0027】(B−2)パケット転送装置/ルーティン
グ管理装置 パケット転送装置/ルーティング管理装置は、パケット
転送のホップ数(ホップ数が小さいほど遅延が少なくな
る)やルーティング情報の管理の煩雑性の面から重要で
ある。
【0028】CPNのパケット転送装置/ルーティング
管理装置を、上記で説明したSubASのコンセプトを
盛り込んで図3に示す。
【0029】(B−2−1)パケット転送装置 (B−2−2)エッジノードEN ENは、ユーザからの受信パケットをそのIPヘッダを
見て該当するSubASを割り出し、そのSubAS−
DFへ転送する。割り出せない場合は、デフォルトルー
トであるAS−DFへ転送する。また、コア網からの受
信パケットをそのIPヘッダを見て該当する出力リンク
を割り出し、アクセス網側へ転送する。
【0030】(B−2−3)SubAS−DF SubAS−DFは、受信パケットの着側IPアドレス
を見て該当する宛先を割り出し、その宛先へ転送する。
割り出される宛先は、ENあるいはAS−DFかのどち
らかである。すなわち、外部AS宛てのパケットはAS
−DFへ、CPN内部宛てのパケットは着側ENへ転送
されることになる。
【0031】(B−2−4)AS−DF AS−DFは、SubAS−DFから受信したパケット
を、一律にボーダルータヘ転送する。ボーダルータから
受信したパケットは、そのIPアドレスを見てどのSu
bASに属するか判定して、SubAS−DFへ送信す
る。
【0032】(B−2−5)ボーダールータ AS−DFから受信したパケットを外部AS(外部AS
のASボーダールータ)へ転送する。また、外部ASか
ら受信したパケットは、AS−DFへ送信する。
【0033】(B−3)ルーティング管理装置 (B−3−1)SubAS−RS SubAS−RSは、SubASに1つ設置される。
【0034】各SubAS−RSはSubAS−DFが
持つべきルーティング情報(ユーザのIPアドレス/プ
レフィックスとそのユーザの収容先ENコアアドレスと
の対応)を一括管理し(例えばユーザの移動等に伴って
ルーティング情報を矛盾なく変更)、SubAS−DF
へ設定する。
【0035】(B−3−2)AS−RS AS、つまりCPNに1つ設置される。ENが持つべき
ルーティング情報(SubASを示すIPアドレス/プ
レフィックスとSubAS−DFのコアアドレスとの対
応、及びデフォルトルートを示すAS−DFのコアアド
レス)とAS−DFが持つべきルーティング情報(デフ
ォルトルートを示すボーダルータのコアアドレス、及び
SubASを示すIPアドレス/プレフィックスとSu
bAS−DFのコアアドレスとの対応)を管理する。そ
して、EN、AS−DFへそのルーティングテーブルを
設定する。
【0036】さらに、上記で説明した装置を使用したパ
ケット転送ルートについて以下に記述する。
【0037】(B−4−1)ユーザ1(UR1:これに
は例えば前記U1が該当する)からユーザ2(UR2:
これには例えば前記U2が該当する)へのパケット転送
ルート 図3において、UR1からパケットを受け取ったEN1
は、着側IPアドレスをキーとして、着側ユーザ(U
R)の所属するSubASを割り出し、そのSubAS
のSubAS−DF(SubAS−DF2)へ送信す
る。
【0038】このパケットを受け取ったSubAS−D
F2は、着側IPアドレスから着側URの所属するEN
を割り出し、そのEN(EN2)へ送信する。
【0039】EN2は、着側IPアドレスからURの接
続リンクを割り出し、そのリンクヘパケット送信する。
【0040】なお、UR1,2などの各々は、ルータを
備えたユーザLANである。この点は以下においても同
じである。
【0041】(B−4−2)UR1から外部ASにいる
UR3へのパケット転送ルート EN1は、着側IPアドレスをキーとして着側ユーザが
所属するSubASを割り出そうとするが、割り出せな
いためデフォルトルート(AS−DF)ヘ転送する。
【0042】このパケットを受け取ったAS−DFは、
受信パケットをボーダルータヘ転送する。
【0043】そしてボーダルータは受信パケットを外部
ASへ転送する。
【0044】(B−4−3)UR3からUR2へのパケ
ット転送ルート ボーダールータは外部ASから受信したパケットをAS
−DFへ送信する。
【0045】AS−DFは、着側IPアドレスをキーと
して、着側URの所属するSubASを割り出し、その
SubASのSubAS−DF(SubAS−DF2)
へ送信する。
【0046】SubAS−DF2は、着側IPアドレス
をキーとして、着側URの所属するEN(EN2)を割
り出し、送信する。
【0047】EN2では、着側IPアドレスからURの
接続リンクを割り出し、そのリンクへパケット送信す
る。
【0048】以上のようなCPN10では、オーバーレ
イ型の機構を採用しているため、経路制御機構を転送機
構とは独立に設計できるなどの利点がある。
【0049】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記CPN
10のアドレス集約機構、及びパケット転送装置/ルー
ティング管理装置には、以下のような問題点がある。
【0050】(1)アドレス集約機構について 文献1によれば、CPN10という1つのASが取得し
たアドレスが複数のアドレスブロックであった場合、ア
ドレスブロックごとにSubASを分割することになっ
ている。
【0051】しかしながら、例えばSubAS♯0が扱
うアドレスブロック0とSubAS1が扱うアドレスブ
ロック1とのアドレス空間が大きく異なった場合、当然
ながらSubAS♯0とSubAS♯1が扱うトラヒッ
ク量が大きく異なってしまう。このため必然的に、Su
bAS−DF1とSubAS−DF2の処理量に差異が
出てきて、パケット転送時間に差が出てしまうことにな
る。この最も基本的なサービスにおいて、同一AS内の
SubAS間で差がでるのは不適切である。
【0052】(2)パケット転送装置について また、文献1では、外部ASから到来するパケットのホ
ップ数が多いという問題がある。
【0053】例えば図3のUR3からUR2へのシェル
網13内でのパケット転送ルートは、ボーダルータ→A
S−DF→SubAS−DF2→EN2であり、3ホッ
プとなっている。
【0054】一方、内部ユーザ同士のUR1からUR2
へのパケット転送ルートでは、EN1→SubAS−D
F2→EN2であり、2ホップである。
【0055】すなわち、外部ASから来たパケットは、
1ホップ分だけ冗長なルートを転送されることになる。
【0056】(3)ルーティング管理装置について さらに、文献1では、どのルーティング情報を管理する
かにより、SubAS−RSとAS−RSの2種類のル
ーティング管理装置が存在する。しかしながらルーティ
ング管理装置の種類をわけることにより、その種類ごと
にそれぞれ異なるロジックを組む必要がでるため、分割
損や管理の煩雑性につながり、結果的にはネットワーク
を組む上でのコスト高を引き起こす。
【0057】(4)パケット転送装置/ルーティング管
理装置について さらにまた、文献1では、持込みIPアドレスを持つユ
ーザの対処が示されていない。
【0058】持込みIPアドレスとは、例えば、ユーザ
がIPアドレスの割当て機関IR(internet registr
y)、あるいはローカルIRから直接取得したIPアド
レスを、そのままCPNに持ち込んで接続するケース
や、あるプロバイダ(インタネット接続事業者:IS
P)がローカルIRから取得したIPアドレスを、当該
プロバイダに加入した企業ユーザに割り当てたあと、当
該企業ユーザが当該IPアドレスを持ったまま当該プロ
バイダと別なプロバイダ(これがCPN10のプロバイ
ダ)に加入したようなケースに発生する接続形態であ
る。
【0059】持込みIPアドレスが発生すると、CPN
10は、本来想定しているアドレスブロックに含まれて
いないIPアドレス(文献1における計画外のIPアド
レス)に対応する必要が生じるが、文献1にはその対応
方法について記載されていない。
【0060】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めに、本発明では、所定の中核プロトコルに基づいて、
パケットの中継処理を行う中核要素ネットワークと、1
又は複数のユーザネットワークを収容するアクセス要素
ネットワークと、このアクセス要素ネットワークと前記
中核要素ネットワークとの中間に配置され、発側エッジ
中継ノードと着側エッジ中継ノードを用いて前記中核要
素ネットワークと前記ユーザネットワークとを接続し、
前記パケットの経路制御処理を行う外殻要素ネットワー
クとを備える合成ネットワークの内部で使用される経路
制御システムにおいて、(1)前記外殻要素ネットワー
ク内に配置され、前記合成ネットワークの外部の外部ネ
ットワークと当該合成ネットワークとの間で、前記パケ
ットの転送及び経路制御を行う境界経路制御ノードと、
(2)前記合成ネットワークと外部ネットワークが共に
構成要素となっている拡大ネットワークについて、所定
の拡大パケットの転送に使用する拡大アドレスの内、当
該合成ネットワークが取得した取得拡大アドレスのアド
レス空間と、取得していない非取得拡大アドレスのアド
レス空間を、所定の分割パターンに従って拡大アドレス
が連番となるように分割することで形成された各分割拡
大アドレス空間の割り当てを受けると共に、前記合成ネ
ットワークを論理的に分割して得られる複数の分割ネッ
トワークとを備え、(3)各分割ネットワークは少なく
とも、自分割ネットワークを分担する分割経路情報サー
バ、前記エッジ中継ノード、及びデフォルト転送装置と
を備え、前記外部ネットワークとパケットをやり取りす
る場合には、当該エッジ中継ノードが直接、前記境界経
路制御ノードにパケットを送受することを特徴とする。
【0061】
【発明の実施の形態】(A)実施形態 以下、本発明の経路制御システムを、コアプロトコルネ
ットワークCPNに適用した場合を例に、本発明の実施
形態について説明する。
【0062】第1〜第5の実施形態は、文献1に比べて
CPNのシェル網の部分が相違しており、上述した各課
題を解決するための特徴はシェル網に存在する。
【0063】各実施形態のシェル網では、SubASと外
部ASの区別をなくして全IPアドレス空間を分割し、
各分割をSubASとしてとらえることを特徴とする。
【0064】その一方で、文献1ではAS−RSとSub
AS−RSの二階層の構造を持っていたルートサーバ
は、SubAS−RSだけの単一階層とされ、デフォルト
フォワーダについても、AS−DFとSubAS−DFの
二階層構造からSubAS−DFの単一階層とし、各SubA
S−DFが直接、ボーダールータBRとパケットをやり
取りするようにしたことを特徴とする。
【0065】(A−1)第1の実施形態の構成 本実施形態のコアプロトコルネットワークCPN20の
外形的な構造は、図2に示したCPN10と同じであ
る。
【0066】すなわち、本実施形態のCPN20は、図
2に示すように、コア網11、アクセス網12(12
A、12B)、ユーザ(LAN)U1〜U4を備えてい
る。
【0067】ただし本実施形態のCPN20のシェル網
は、前記シェル網13とはその内部構造が相違するの
で、符号21を付して区別する。
【0068】シェル網21の構成要素も、大まかにとら
えると文献1と同じで、エッジノードENと、ルートサ
ーバRSと、デフォルトフォワーダDFであるが、文献
1のRSにはAS−RSとSubAS−RSの2種類があ
ったのに対し、本実施形態のRSはSubAS−RSに一
本化されている。
【0069】またDFについても、文献1のDFにはA
S−DFとSubAS−DFの2種類があったの対し、本
実施形態のDFはSubAS−DFに一本化されている。
【0070】各SubAS−RS、SubAS−DF自体の機
能も、本実施形態と文献1では相違する。
【0071】文献1ではアドレスブロックごとにSubA
Sが設定され、1つのSubAS−RSは、1つのアドレ
スブロックに対応していたが、本実施形態のSubAS−
RSは、複数のアドレスブロックにも対応する。
【0072】ここで、アドレスブロックとは、IPアド
レスの割当て機関IR(internetregistry)が、通常、
プロバイダに割り当てる連番のIPアドレスのひとかた
まりを指す。
【0073】アドレスブロックには、CIDR(classl
ess inter-domain routing)型とクラス型があり、ク
ラス型の場合は最低でも254個のIPアドレスが割り
当てられるが、CIDR型の場合は数個程度のIPアド
レスしか割り当てられず、アドレスブロックが非常に小
さい。
【0074】IPアドレスの枯渇の可能性などから、現
在では、一般には、クラス型のアドレスブロックを取得
することは困難である。また、AS(autonomous syst
em)とは、インタネットの構成単位となるネットワーク
であって、1つの組織によって運営される自律したネッ
トワークのことである。この組織には、通常、プロバイ
ダが該当する。ASは比較的大きなアドレスブロックを
管理していて、ユーザは必ずどこかのASの加入者とな
る。
【0075】本実施形態のCPN20も1つのASに該
当するが、CPN20は例えば1000万もの加入者を
収容するような極めて大規模なASであり、通常の規模
のプロバイダもCPN20の1加入者として、図2のU
1〜U4のいずれか1つに置換され得る。
【0076】したがって本実施形態のCPN20は、I
R機関から取得するアドレスブロックも、比較的高いレ
ベルのクラス型で取得できることが期待される。
【0077】本実施形態のアドレス集約機構の構成を図
1に示す。図1はそのまま、シェル網21内の各SubA
S−RSが持っているIP(IPアドレス)空間を示し
ている。
【0078】このうち、SubAS♯0とSubAS♯1は、
当該AS21内の2つのSubASを示している。これら
のIPアドレス空間の大きさは、ほぼ同等である。
【0079】ただしこの同等性は、それほど厳密である
必要はない。同等にする目的は各SubAS内のパケット
転送時間を同等にすることにあるが、割り当てられたア
ドレス空間の大きさのわずかな相違が、各SubAS内の
パケット転送時間に劇的な変化をもたらす蓋然性は低い
と考えられるからである。
【0080】他のSubAS、すなわちSubAS♯2〜♯6
は、当該AS21に割り当てられているIPアドレス空
間以外のIPアドレス空間である。
【0081】図1に示した通り、CPN20では、全て
のIPアドレス空間をSubAS化して構成する。
【0082】具体的には、CPN獲得IPアドレス空間
とそれ以外(非獲得)のIPアドレス空間(外部AS)
において、それぞれ、SubAS毎のIPアドレス空間
の大きさが同じになるようにSubAS化を行なう。
【0083】すなわち、SubAS♯0と♯1のIP空間
の大きさは同等で、SubAS♯2〜♯6の各IP空間の
大きさは同等である。
【0084】SubAS♯0または♯1のIP空間の大き
さに比べて、SubAS♯2〜♯6のうちの1つのIP空
間の大きさは、はるかに大きいのが普通である。
【0085】具体的には、CPN取得IPアドレス空間
は、100.0.0.0〜100.255.255.2
55と200.0.0.0〜209.255.255.
255であるが、これをそのままSubAS化しない。
【0086】200.0.0.0〜209.255.2
55.255をさらに2つのアドレスブロック、20
0.0.0.0〜204.255.255.255と、
205.0.0.0〜209.255.255.255
に分け、100.0.0.0〜100.255.25
5.255と200.0.0.0〜204.255.2
55.255とで1つのSubAS(SubAS♯0)
を形成し、205.0.0.0〜209.255.25
5.255で1つのSubAS(SubAS♯1)を形
成する。
【0087】これにより、両者のIP空間の大きさは同
じになる。
【0088】また、外部ASのIP空間すなわち非獲得
のIP空間(0.0.0.0〜255.255.25
5.255)を、ほぼ5等分して5つのSubASに分
割する。
【0089】結局、CPN20は、獲得IP空間に対応
して2つのSubAS(内部SubAS)を持ち、非獲得IP
空間に対応して5つのSubAS(外部SubAS)を持つの
で、合計7つのSubASを持つことになる。
【0090】そしてこれら7つのSubASそれぞれに
は、SubAS−RSとSubAS−DFが1つずつ配置さ
れ、1または複数のENが配置される。
【0091】SubAS♯0を分担するSubAS−RSをSu
bAS−RS0とするとともに、SubAS−DFをSubA
S−DF0とする。
【0092】以下も同様に、SubAS♯1を分担するSub
AS−RSをSubAS−RS1とするとともに、SubAS
−DFをSubAS−DF1とし、SubAS♯2を分担する
SubAS−RSをSubAS−RS2とするとともに、Sub
AS−DFをSubAS−DF2とし、SubAS♯3を分担
するSubAS−RSをSubAS−RS3とするとともに、
SubAS−DFをSubAS−DF3とし、SubAS♯4を
分担するSubAS−RSをSubAS−RS4とするととも
に、SubAS−DFをSubAS−DF4とし、SubAS♯
5を分担するSubAS−RSをSubAS−RS5とすると
ともに、SubAS−DFをSubAS−DF5とし、SubA
S♯6を分担するSubAS−RSをSubAS−RS6とす
るとともに、SubAS−DFをSubAS−DF6とする。
【0093】また、図8、図9に示した通り、パケット
転送装置をEN、SubAS−DF、ボーダルータ、及
びルーティング管理装置をSubAS−RSとしてCP
Nを構成する。
【0094】前記内部SubASに属するEN(例えばE
N1)は、ユーザからの受信パケットをその着側IPア
ドレスを見て該当するSubASを割り出し、そのSu
bASのSubAS−DFへ転送する。
【0095】ここで、全てのIP空間をSubAS化し
ていることにより、必ず該当SubASを割り出すこと
ができる。また、コア網からの受信パケットをそのIP
ヘッダを見て該当する出力リンクを割り出し、アクセス
側へ転送する。
【0096】また、前記内部SubASに属するSubA
S−DF(例えばSubAS−DF1)は、受信パケット
の着側IPアドレスを見て該当する宛先を割り出し、そ
の宛先へ転送する。割り出される宛先は、いずれかのE
NあるいはボーダルータBRである。
【0097】すわなち、外部AS宛てのパケットはボー
ダルータヘ、CPN内部宛てのパケットは接続先ENへ
転送されることになる。
【0098】なお、前記CPN20のシェル網21に設
けられたボーダールータBRの数は、本実施形態では、
1つであるものとする。
【0099】このボーダールータBRは、SubAS−
DFから受信したパケットを外部AS(外部ASのボー
ダールータ)へ転送する一方で、外部ASから受信した
パケットは、その着側IPアドレスを参照し、該当する
宛先SubASを割り出して、そのSubAS−DFへ
送信する。
【0100】また、前記内部SubASあるいは外部Su
bASに属するSubAS−RS(例えばSubAS−R
S1)は、CPN20のルーティング管理装置である。
SubAS−DFが持つべきルーティング情報(ユーザ
のIPアドレス/プレフィックスとそのユーザの収容先
ENコアアドレスとの対応、及びデフォルトルートとし
てのボーダルータのコアアドレス)とENが持つべきル
ーティング情報(SubASを示すIPアドレス/プレ
フィックスとSubAS−DFのコアアドレスとの対
応)を管理し、SubAS−DF及びENへ設定する。
【0101】以下、上記のような構成を有する第1の実
施形態の動作について説明する。
【0102】(A−2)第1の実施形態の動作 図8、図9をもとに、このシステム20でパケットを転
送する場合の各装置の動作について説明する。
【0103】図8は持込みIPアドレスユーザUR2が
正常接続の場合のパケット転送ルートを示し、図9は持
込みIPアドレスユーザUR2がイリーガル接続の場合
のパケット転送ルートを示している。
【0104】まず、正常/イリーガル接続の意味につい
て説明する。正常接続とは、持込みIPアドレスのユー
ザ(UR2)が本来収容されるべきEN(EN2)に接
続されている時のことである。
【0105】「本来収容されるべき」の意味は、「EN
2はその経路情報の管理者であるルーティング管理装置
(SubAS−RS2)の支配下にあり(ENは1つの
SubASに所属することになっている)、SubAS
−RS2はSubAS♯2のIPアドレスユーザを管理
している。UR2のIPアドレスはSubAS♯2に所
属するものなので、UR2はSubAS−RS2が支配
するEN2に収容されるべきである」というものであ
る。
【0106】反対に、イリーガル接続とは、持込みIP
アドレスのユーザ(UR2)が本来収容されるべきでな
いEN(図9の例ではEN1)に接続されている時のこ
とである。「本来収容されるべきでない」の意味は、
「EN1はその経路情報の管理者であるルーティング管
理装置(SubAS−RS1)の支配下にあり、Sub
AS−RS1はSubAS♯0のIPアドレスユーザを
管理している。UR2のIPアドレスはSubAS♯2
に所属するものにもかかわらず、UR2はSubAS−
RS1が支配するEN1に収容されている」というもの
である。
【0107】このイリーガル接続状態は、図9に示すよ
うに、すでにCPN20に接続されているUR1にUR
2が接続した場合におこる。
【0108】具体的には、このようなイリーガル接続
は、ユーザLANであるUR2内のルータが、UR2か
ら送出されるパケットをUR1に接続した場合などに起
こり得る。
【0109】UR1はSubAS♯0に所属するIPア
ドレスを持つユーザなので、EN1は当然SubAS−
RS1の支配下に入るが、そのUR1にUR2が接続し
た場合(UR2は持ち込みIPアドレスなので、自由に
接続可能)、UR2は本来の接続先でないEN1にUR
1を通して接続されることになるのである。
【0110】次に、図8に基づいて、持ち込みIPアド
レス(正常接続)のパケット転送動作について、説明す
る。
【0111】(A−2−1)UR1からUR2へのパケ
ット転送動作 EN1は、コア網ルーティングテーブル上で着側IPア
ドレスをキーとして、着側URの所属するSubASを
割り出し、そのSubASのSubAS−DF(Sub
AS−DF2)へ当該パケットを送信する。
【0112】パケットを受け取ったSubAS−DF2
は、着側IPアドレスから着側URの所属するENを割
り出し、そのEN(EN2)へ送信する。
【0113】そしてEN2は、着側IPアドレスからU
Rの接続リンクを割り出し、そのリンクヘパケット送信
する。
【0114】次は、同じ正常接続状態において、持込み
IPアドレスユーザUR2が外部ASへパケットを送信
する場合である。
【0115】(A−2−2)UR1からUR3(外部A
S)へのパケット転送動作 EN1は、コア網ルーティングテーブル上で着側IPア
ドレスをキーとして着側URの所属するSubASを割
り出し、そのSubASのSubAS−DF(SubA
S−DF2)へパケット送信する。この場合、全てのI
P空間がSubAS化されているため、外部ASに属す
るURでもどこかのSubASに所属することになる。
【0116】SubAS−DF2は、着側IPアドレス
をキーとしてパケットの宛先を割り出す。外部AS宛て
の場合、着側IPアドレス自体(宛先ユーザのIPアド
レス)がルーティング情報に登録されていないため、デ
フォルトルートとしてボーダルータBRのコアアドレス
を抽出し、パケットを送信する。
【0117】このボーダルータBRは、受信したパケッ
トを外部ASへ転送する。
【0118】このパケットを受信するUR3は、実際に
は、このCPN20に収容されていないが、CPN20
では全IP空間をSubAS化しているため、UR3によ
る当該パケットの受信は、SubAS♯2のアドレス空
間上で起きる事象として図8に描写されている。
【0119】最後は、同じ正常接続状態において、当該
UR2が外部SubASからパケットを受信する場合であ
る。
【0120】(A−2−3)UR3からUR2へのパケ
ット転送動作 ボーダルータBRは外部ASから受信したパケットの着
側IPアドレスを見て所属するSubASを割り出し、
そのSubASのSubAS−DF(SubAS−DF
2)ヘパケットを送信する。
【0121】SubAS−DF2、EN2の処理は、
(A−2−1)と同様である。
【0122】一方、イリーガル接続の場合の動作は次の
通りである。
【0123】図9に基づいて、持ち込みIPアドレス
(イリーガル接続)の場合のパケット転送動作を説明す
る。
【0124】最初は、イリーガル接続したUR2が外部
ASからパケットを受信する場合でる。
【0125】(A−3−1)UR3からUR2へのパケ
ット転送動作 ボーダルータBRは外部ASから受信したパケットの着
側IPアドレスを見て所属するSubASを割り出し、
そのSubASのSubAS−DF(SubAS−DF
2)ヘパケットを送信する。
【0126】SubAS−DF2は、着側IPアドレス
から着側URの収容されているSubASのDF(Su
bAS−DF1)を割り出し、そのSubAS−DF1
へ送信する。
【0127】そして、SubAS−DF1は、着側IP
アドレスから着側URの収容されているEN(EN1)
を割り出し、EN1へ送信する。
【0128】EN1は、着側IPアドレスからURの接
続リンクを割り出し、そのリンクヘパケット送信する。
【0129】なお、このイリーガル接続状態では、例え
ばOSPF(Open Shortest PathFirst)プロトコル
などにより、SubAS−DF1やEN1の組の情報は、
当該UR2のイリーガル接続に対応して書き換えられる
ことになる。
【0130】また、以上の説明では、カットスルーやキ
ャッシュについて言及していないが、本実施形態におい
ても、発側ENは、着側ENの属するSubAS−DFか
ら経路情報を受け取ったあとは、その経路情報を用いて
カットスルーを行い、直接、着側ENにパケット転送す
ることも可能である。
【0131】もちろん一回使用した経路情報は、キャッ
シュとして保有することもできる。
【0132】本実施形態では、AS20の内部だけに着
目すると、上述したように文献1では2種類あったRS
とDFを、SubAS−RSとSubAS−DFに一本化して
いるのであるが、外部ASから本実施形態のAS20を
見ると、SubAS−RSが従来のRSのように振る舞う
ので、あたかもAS20中のSubASの数と同数の独立
したASが存在するように見える。
【0133】このような点から、本実施形態において
は、AS20のAS概念そのものが、従来のAS概念と
はまったく異なるものであるととらえることもできる。
【0134】(A−3)第1の実施形態の効果 以上のように本実施形態によると、次のような効果が得
られる。
【0135】(1)新たなアドレス集約機構による効果 獲得したIPアドレスブロックを分割/結合して、同じ
大きさのIPアドレス空間をSubASに割り当てるこ
とにより、各SubASで扱うトラヒック量が同程度に
なることが期待でき、結果として全SubASにおける
パケット転送時間が従来の技術と比較して均一化するこ
とが可能である。
【0136】(2)新たなアドレス集約機構、及び新た
なパケット転送装置による効果 全IP空間をSubAS化する(外部ASのIP空間に
もSubAS化を行う)こと、及び新たなパケット転送
装置としてボーダルータ、SubAS−DF、ENを設
置するとともに、AS全体をサポートするAS−DFを
設置しないことにより、外部AS(例えばUR3)から
UR2へのパケット転送ルートが、ボーダルータ→Su
bAS−DF2→EN2となり、従来の技術と比較して
ホップ数が短縮でき、パケット転送時間の短縮が可能で
ある。
【0137】(3)新たなアドレス集約機構、及び新た
なルーティング管理装置による効果 全IP空間をSubAS化する(外部ASのIP空間に
もSubAS化を行う)こと、及びルーティング管理装
置としてSubAS−RSを設置する(AS−RSを設
置しない)ことにより、従来の技術と比較してRSの種
類の冗長性がなくなり、2種類のRSを作成する必要が
なく結果的にネットワークコストの削減が期待できる。
【0138】(4)従来の技術では対応することのでき
なかった持込みIPアドレスを持つユーザにも対処すれ
うことができる。
【0139】(B)第2の実施形態 本実施形態は、各SubASに割り当てるIP空間の大
きさを同じにしただけでは、必ずしもトラヒック量を同
じにすることができず、パケットの転送時間を同じにす
ることを保証できない点に着眼してなされたものであ
る。
【0140】(B−1)第2の実施形態の構成および動
作 第1の実施形態と本実施形態の構成上の主要な相違点
は、図10に示すアドレス集約機構(全IP空間に対す
るSubASの設定方法)にかぎられ、動作上の実質的な相
違点は存在しない。
【0141】以下では、第1の実施形態の構成、動作と
異なる点についてのみ説明する。
【0142】本実施形態では、全てのIPアドレス空間
をSubAS化するのは第1の実施形態と同じである
が、各SubASへのアドレスブロックの割付方法が異
なる。
【0143】第1の実施形態では各SubASのIPア
ドレス空間の大きさが同じになるようにアドレスブロッ
クを割り付けたが、本実施形態では各SubASのトラ
ヒック量が同じになるようにアドレスブロックを割り付
ける。
【0144】すなわち、何らかの計測あるいは予測によ
りIPアドレスブロックのトラヒック量が分かるのなら
ば、トラヒック量が同じになるようにアドレスブロック
を分割し、各々SubASに割り付ける。
【0145】図10に示すように、CPN獲得IPアド
レス空間は、100.0.0.0〜100.255.2
55.255と200.0.0.0〜209.255.
255.255であるが、これをそのままSubAS化
しない。何らかの手段により、例えば100.0.0.
0〜100.255.255.255及び200.0.
0.0〜208.255.255.255の範囲のユー
ザのトラヒック量と、209.0.0.0〜209.2
55.255.255の範囲のユーザのトラヒック量が
同程度と判断できたならば、それぞれをSubAS化す
る。
【0146】また、CPN獲得IPアドレス以外のIP
空間も、例えば所属するユーザのトラヒック量が同程度
になる3つのSubASに分割する。
【0147】パケット転送装置/ルーティング管理装置
の構成は、第1の実施形態と同じである。
【0148】(B−2)第2の実施形態の効果 第1の実施形態のように各SubASのIPアドレス空
間の大きさを同じにした場合、各SubASに収容され
るユーザ数はほぼ同じになると予想できるため、ルーテ
ィングテーブルの大きさも同じになることが期待でき
る。すなわち、ルーティングテーブルの検索時間が同じ
になると考えられる。
【0149】パケット転送遅延に大きな影響を与えるル
ーティングテーブルの検索時間の均一化は、SubAS
間の遅延時間の均一化にとって望ましいものである。
【0150】しかしながら、もし各SubASのIPア
ドレス空間の大きさが同じでも各SubASで取り扱う
トラヒック量(パケット量)の差が大きく異なれば、キ
ューイング遅延の差が大きくなってSubAS間の遅延
時間に差が生じることが考えられる。
【0151】そのような場合、本実施形態に示したよう
に、トラヒック量が同程度になるようにSubAS化す
ることにより、キューイング遅延の均一化が期待でき、
結果的にSubAS間の遅延時間の均一化を図ることが
できる。
【0152】すなわち、各SubASで扱うトラヒック
量に差が生じる場合、本実施形態に示すように構成した
ほうが、SubAS間の遅延時間の均一化が期待でき
る。
【0153】(C)第3の実施形態 本実施形態は、CPN獲得IPアドレス空間に割り付け
られたSubASと、CPN獲得以外のIPアドレスに
割り付けられたSubASの遅延時間が異なる点に着目
してなされたものである。
【0154】(C−1)第3の実施形態の構成および動
作 第1の実施形態と本実施形態の構成上の主要な相違点
は、図7に示すアドレス集約機構(全IP空間に対する
SubASの設定方法)にかぎられ、動作上の実質的な相違
点は存在しない。
【0155】以下では、第1の実施形態の構成、動作と
異なる点についてのみ説明する。
【0156】図7に示すように、本実施形態では、全て
のIPアドレス空間をSubAS化するのは第1、2の
実施形態と同じであるが、各SubASへのアドレスブ
ロックの割付方法が異なる。
【0157】第1の実施形態では各SubASのIPア
ドレス空間の大きさが同じになるようにアドレスブロッ
クを割り付け、第2の実施形態では各SubASのトラ
ヒック量が同じになるようにアドレスブロックを割り付
けているが、どちらの実施形態もCPN獲得IPアドレ
ス空間、及びCPN獲得以外のIPアドレス空間につい
て、各々に別々にSubAS化している。
【0158】しかしながら本実施形態では、CPN獲得
IPアドレス空間、及びCPN獲得以外のIPアドレス
空間の区別をなくし、両方のIPアドレス空間をまたが
ってSubAS化する。
【0159】図7に示すように、例えばCPN獲得IP
アドレス空間を3つに分割し、CPN獲得以外のIPア
ドレス空間も3つに分割する。そして、各々3つに分割
されたIPアドレスブロック同士を1つのSubASと
して再ブロック化する。
【0160】図7では、CPN獲得IPアドレス空間、
及びCPN獲得以外のIPアドレス空間において、トラ
ヒック量が等しくなるようにアドレスブロックに分割
し、それらのアドレスブロックをCPN獲得IPアドレ
ス空間及びCPN獲得以外のIPアドレス空間にまたが
って結合させて、SubAS化しているが、第1の実施
形態のようにIPアドレス空間の大きさが同じになるよ
うに分割してもよい。
【0161】パケット転送装置/ルーティング管理装置
の構成は、第1の実施形態と同じである。
【0162】(C−2)効果の説明 第1、2の実施形態のように、CPN獲得IPアドレス
空間、及びCPN獲得以外のIPアドレス空間、各々別
々にSubASを割り付けた場合、各々のIPアドレス
空間内のSubASにおいては遅延時間の均一化が期待
できる。しかしながら、CPN獲得IPアドレス空間に
割り付けられたSubASとCPN獲得以外のIPアド
レス空間に割り付けられたSubASとでは、上述した
ように通常、IP空間の大きさの相違が大きいため、確
率的に、遅延時間が異なることが予想される。IP空間
の大きさが大きいほど、ルーティングテーブルを検索す
るのに要する時間などが長くなる傾向を示し、遅延時間
が長くなるのが普通だからである。
【0163】そのため、本実施形態では、CPN獲得I
Pアドレス空間、及びCPN獲得以外のIPアドレス空
間にまたがってSubAS化をすれば、獲得、非獲得に
関係なく均一な遅延時間のパケット転送サービスを提供
することができる。
【0164】なお、反対に、獲得、非獲得による遅延時
間の相違を積極的に活用することも考えられる。
【0165】例えば、獲得IPアドレス空間のIPアド
レスを付与したユーザに対しては短い遅延時間でパケッ
ト転送を行い、非獲得IPアドレス空間のIPアドレス
を持つユーザに対しては比較的長い遅延時間でパケット
転送を行うことにより、獲得IPアドレス空間のIPア
ドレスを付与するユーザを増加させる方向に誘導するこ
とも可能である。
【0166】(D)第4の実施形態 本実施形態は、イリーガル接続状態の持込みIPアドレ
スユーザURの所属先SubAS一DFが、当該URの
収容先ENを直接知っていて、そこにパケットを転送す
ることで、イリーガル接続状態におけるホップ数の削減
をはかることを特徴とする。
【0167】(D−1)第4の実施形態の構成および動
作 第1の実施形態と本実施形態の構成上、動作上の主要な
相違点は、図5に示すイリーガル接続状態のパケット転
送に関連する各部にある。
【0168】以下では、第1の実施形態の構成、動作と
異なる点についてのみ説明する。
【0169】第1、2、3の実施形態における持込みI
Pアドレスのイリーガル接続の場合は、図9に示すよう
に、UR2の所属先SubASのDF(SubAS−D
F2)はUR2の収容先EN(EN1)を知らず、その
ENが収容されているSubASのDF(SubAS−
DF1)にパケットを転送するようになっている。そし
て、パケットを受け取ったSubAS−DF1が、UR
2の収容先EN(EN1)を知っていて、EN1ヘパケ
ットを転送する。
【0170】しかしながら、本実施形態では、図5のよ
うに、UR2の所属先SubAS一DF(図5の例では
SubAS−DF2)が、UR2の収容先EN(図5の
例ではEN1)を直接知っていて、そこにパケットを転
送するようにする。
【0171】アドレス集約機構は、第1〜3の実施形態
のどれを使用してもよい。
【0172】イリーガル接続の場合のみ動作が異なるの
で、それを、図5を基に説明する。図5においてイリー
ガル接続になっているのはUR2であるため、UR3か
らUR2へのパケット転送動作を以下に示す。
【0173】(D−1−1)UR3からUR2へのパケ
ット転送動作 ボーダルータBRは外部ASから受信したパケットの着
側IPアドレスを見て所属するSubASを割り出し、
そのSubASのSubAS−DF(SubAS−DF
2)ヘパケットを送信する。
【0174】SubAS−DF2は、着側IPアドレス
から着側URの所属する宛先(EN1)を割り出し、E
N1ヘパケット転送を行う。
【0175】EN1は、着側IPアドレスからURの接
続リンクを割り出し、そのリンクヘパケット送信する。
【0176】(D−2)第4の実施形態の効果 本実施形態によれば、イリーガル接続の持込みIPアド
レスユーザURの所属先SubASのDFが当該UR2
の収容先ENを直接知っており、当該SubAS−DF
は当該収容先ENヘパケット転送することができるの
で、イリーガル接続ユーザヘのパケット転送のホップ数
が、第1、2、3の実施形態に比べて少なくて済む。
【0177】(E)第5の実施形態 本実施形態は、ボーダルータBRが、イリーガル接続の
持込みIPアドレスユーザの収容先ENを直接知ってい
て、そのENヘパケット転送することで、イリーガル接
続ユーザヘのパケット転送のホップ数の削減をはかるこ
とを特徴とする。
【0178】(E−1)第5の実施形態の構成および動
作 第1の実施形態と本実施形態の構成上、動作上の主要な
相違点は、図6に示すイリーガル接続状態のパケット転
送に関連する各部にある。
【0179】以下では、第1の実施形態の構成、動作と
異なる点についてのみ説明する。
【0180】第1、2、3、4の実施形態における持込
みIPアドレスのイリーガル接続の場合は、パケット転
送装置/ルーティング管理装置の構成(持込みIPアド
レスがイリーガル接続の場合の構成)は、図9、及び図
5に示すようになっている。
【0181】しかしながら、本実施形態では、図6のよ
うに、ボーダルータBRがUR2の収容先EN(EN
1)を直接知っていて、そこにパケットを転送するよう
にする。
【0182】アドレス集約機構は、第1〜第3の実施形
態におけるどのアドレス集約機構を用いてもよい。
【0183】第1、2、3、4の実施形態と本実施形態
の実質的な動作上の相違は、イリーガル接続の場合のみ
であるので、その動作を、図6を基に説明する。
【0184】図6においてイリーガル接続になっている
のはUR2であるため、UR3からUR2へのパケット
転送動作を以下に示す。
【0185】(E−1−1)EN3からUR2へのパケ
ット転送動作ボーダルータBRは外部ASから受信した
パケットの着側IPアドレスを見て収容先EN(EN
1)を割り出し、そこヘパケットを送信する。
【0186】このパケットを受け取ったEN1では、着
側IPアドレスからURの接続リンクを割り出し、その
リンクヘパケット送信する。
【0187】(E−2)第5の実施形態の効果 本実施形態によれば、ボーダルータが、イリーガル接続
の持込みIPアドレスユーザURの収容先ENを直接知
っており、当該ENヘパケット転送することができるの
で、イリーガル接続ユーザヘのパケット転送のホップ数
が第1、2、3、4の実施形態に比べて少なくて済む。
【0188】(F)他の実施形態 上記各実施形態の説明では、加入者を収容する装置に対
して、便宜上EN(エッジノード)という用語を用い
た。ノードは、通常、多機能かつ高機能で、比較的大規
模なハードウエアを持つ装置であることが多い。
【0189】しかしながら、加入者を収容するENに要
求される機能は、同一SubASに所属するIPアドレ
スを持つユーザのみを収容し、他のSubASのユーザ
は収容しないことであるので、多機能である必要はな
く、また、必ずしもそれほど高機能である必要もない。
【0190】したがって「エッジノード(EN)」に置
き換えて、「エッジデバイス(ED)」という用語を用
いてもよい。ED(ないしEN)のハードウエアとして
は、例えば、加入者を収容する1枚のボードであってよ
い。
【0191】また、各実施形態で示したアドレス集約機
構とパケット転送装置/ルーティング管理装置の組み合
わせを変えてもよい。
【0192】なお、上記各実施形態では、非獲得IP空
間もほぼ等分してほとんど同じ大きさであったが、これ
らの大きさは、大きく異なっていても構わない。また、
上記第1の実施形態では、非獲得IP空間は、5分割し
たが、これらはもっと多くに分割してもよく、もっと少
なく分割してもよい。
【0193】また、上記第1の実施形態では、7つのSu
bASそれぞれには、SubAS−RSとSubAS−DFが
1つずつ配置され、1または複数のENが配置されるも
のとしたが、外部SubAS専用のENなどは、配置しな
いようにしてもよい。
【0194】外部SubASに対応するENやURは本来
CPN20内には存在しないものであるが、外部SubA
Sと内部SubASの区別は論理的なものなので、例えば
内部SubAS♯1のURが持ち込みIPアドレスを使用
する場合、内部SubAS♯1内のENは、当該持込みI
Pアドレスの属する外部SubAS内のENとして機能す
ることが可能であるからである。
【0195】上述したように、各実施形態のCPN20
は、主として、例えば1000万もの加入者を収容する
ような極めて大規模なASへの適用を想定しているが、
CPN20をもっと小規模なASに適用してもよいこと
は当然である。
【0196】すなわち、本発明は、所定の中核プロトコ
ルに基づいて、パケットの中継処理を行う中核要素ネッ
トワークと、1又は複数のユーザネットワークを収容す
るアクセス要素ネットワークと、このアクセス要素ネッ
トワークと前記中核要素ネットワークとの中間に配置さ
れ、発側エッジ中継ノードと着側エッジ中継ノードを用
いて前記中核要素ネットワークと前記ユーザネットワー
クとを接続し、前記パケットの経路制御処理を行う外殻
要素ネットワークとを備える合成ネットワークの内部で
使用される経路制御システムについて、広く適用するこ
とができる。
【0197】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、合成ネットワークの信頼性と性能を向上することの
できる経路制御システムを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るアドレス集約機構を示す概略図
である。
【図2】従来および実施形態のCPNを示す概略図であ
る。
【図3】従来のCPNの動作説明図である。
【図4】従来のアドレス集約機構を示す概略図である。
【図5】実施形態の動作説明図である。
【図6】実施形態の動作説明図である。
【図7】実施形態に係るアドレス集約機構を示す概略図
である。
【図8】実施形態の動作説明図である。
【図9】実施形態の動作説明図である。
【図10】実施形態に係るアドレス集約機構を示す概略
図である。
【符号の説明】
10、20…CPN、11…コア網、12,12A、1
2B…アクセス網、13,21…シェル網、EN…エッ
ジノード、BR…ボーダールータ、RS…ルートサー
バ、DF…デフォルトフォワーダ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の中核プロトコルに基づいて、パケ
    ットの中継処理を行う中核要素ネットワークと、 1又は複数のユーザネットワークを収容するアクセス要
    素ネットワークと、 このアクセス要素ネットワークと前記中核要素ネットワ
    ークとの中間に配置され、発側エッジ中継ノードと着側
    エッジ中継ノードを用いて前記中核要素ネットワークと
    前記ユーザネットワークとを接続し、前記パケットの経
    路制御処理を行う外殻要素ネットワークとを備える合成
    ネットワークの内部で使用される経路制御システムにお
    いて、 前記外殻要素ネットワーク内に配置され、前記合成ネッ
    トワークの外部の外部ネットワークと当該合成ネットワ
    ークとの間で、前記パケットの転送及び経路制御を行う
    境界経路制御ノードと、 前記合成ネットワークと外部ネットワークが共に構成要
    素となっている拡大ネットワークについて、所定の拡大
    パケットの転送に使用する拡大アドレスの内、当該合成
    ネットワークが取得した取得拡大アドレスのアドレス空
    間と、取得していない非取得拡大アドレスのアドレス空
    間を、所定の分割パターンに従って拡大アドレスが連番
    となるように分割することで形成された各分割拡大アド
    レス空間の割り当てを受けると共に、前記合成ネットワ
    ークを論理的に分割して得られる複数の分割ネットワー
    クとを備え、 各分割ネットワークは少なくとも、自分割ネットワーク
    を分担する分割経路情報サーバ、前記エッジ中継ノー
    ド、及びデフォルト転送装置とを備え、前記外部ネット
    ワークとパケットをやり取りする場合には、当該エッジ
    中継ノードが直接、前記境界経路制御ノードにパケット
    を送受することを特徴とする経路制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1の経路制御システムにおいて、 前記所定の分割パターンは、 少なくとも取得拡大アドレスの各分割拡大アドレス空間
    は、同等な大きさに分割することで各分割拡大アドレス
    空間を形成するものであり、 当該取得拡大アドレスのアドレス空間を分割して得られ
    た取得分割アドレス空間を割り当てる分割ネットワーク
    と、前記非取得拡大アドレスのアドレス空間を分割して
    得られた非取得分割アドレス空間を割り当てる分割ネッ
    トワークとは、少なくとも論理的に別な分割ネットワー
    クであることを特徴とする経路制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1の経路制御システムにおいて、 前記所定の分割パターンは、 少なくとも取得拡大アドレス空間の分割に関しては、各
    分割ネットワークのトラフィック量が同じとなるような
    パターンを設定することを特徴とする経路制御システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1の経路制御システムにおいて、 前記所定の分割パターンは、 前記取得拡大アドレスのアドレス空間と、前記非取得拡
    大アドレスのアドレス空間とが、混合するように分割し
    て、1つの分割ネットワークに割り当てることを特徴と
    する経路制御システム。
  5. 【請求項5】 請求項1の経路制御システムにおいて、 前記ユーザネットワークから、当該分割ネットワークに
    割り当てられていない拡大アドレスを用いた接続が行わ
    れた場合、前記デフォルト転送装置の内、当該拡大アド
    レスを割り当てられている分割ネットワークのデフォル
    ト転送装置が、当該接続が行われた分割ネットワークの
    エッジ中継ノードを認識するための第1の収容先認識手
    段を備え、 当該拡大アドレスを割り当てられている分割ネットワー
    クのデフォルト転送装置が、当該エッジ中継ノードに対
    して、直接、パケットを転送することを特徴とする経路
    接続システム。
  6. 【請求項6】 請求項1の経路制御システムにおいて、 前記ユーザネットワークから、当該分割ネットワークに
    割り当てられていない拡大アドレスを用いた接続が行わ
    れている場合、前記境界経路制御ノードが、当該接続が
    行われている分割ネットワークのエッジ中継ノードを認
    識するための第2の収容先認識手段を備え、 当該境界経路制御ノードが、当該エッジ中継ノードに対
    して、直接、パケットを転送することを特徴とする経路
    接続システム。
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