JP2002026746A - マルチコード伝送を行うスペクトラム拡散送信機 - Google Patents

マルチコード伝送を行うスペクトラム拡散送信機

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JP2002026746A JP2000211506A JP2000211506A JP2002026746A JP 2002026746 A JP2002026746 A JP 2002026746A JP 2000211506 A JP2000211506 A JP 2000211506A JP 2000211506 A JP2000211506 A JP 2000211506A JP 2002026746 A JP2002026746 A JP 2002026746A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチコード伝送を行うスペクトラム拡散送
信機において、メモリの容量を少なくする。 【解決手段】 アンプは、フィルタ信号を電力増幅し増
幅信号を送信出力信号として出力する。検波器100
は、送信出力信号に基づいて検波信号を出力する。フィ
ルタ110Aは、検波信号を平均化し平均信号を出力す
る。フィルタ110Aからの平均信号は、検波器100
からの検波信号の電圧レベルを平均化した信号であるた
め、目標送信電力レベルが一定に設定されていれば、平
均信号の電圧レベルとしては目標送信電力レベルに応じ
て一定になるため、メモリには、一つの送信電力マップ
として、各目標送信電力レベル毎に応じた送信電力デー
タだけを用意するばよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチコード伝送
を行うスペクトラム拡散送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に、従来のスペクトラム拡散方式を
用いた自動車電話(無線通信端末)の送信機(RF部)
の概略を図3を参照して説明する。なお、当該送信機
は、シングルコード伝送を行うものであって、以下、当
該送信機をシングルコード送信機という。シングルコー
ド送信機は、減衰器1、電力増幅器2、方向性結合器
3、終端器4a、検波器(ダイオード)4b、フィルタ
5、A−D変換器6、マイクロコンピュータ7、メモリ
(不揮発性メモリ)7a、D−A変換器8、及び演算増
幅器9から構成されている。
【0003】減衰器1は、変調された高周波信号を入力
信号とし、その入力信号を所定減衰量だけ減衰させて出
力し、電力増幅器2は、減衰器1の出力信号を予め設定
された利得で増幅し、送信出力信号としてアンテナ端側
に供給する。なお、アンテナ端は、自動車電話のアンテ
ナ取付部である。また、方向性結合器3は、電力増幅器
2の後段に設けられ、方向性結合器4の一端には、終端
器4aが接続されて、他端には検波器4bが接続されて
いる。検波器4bには、送信出力信号に比例する電圧レ
ベルの比例信号が入力され、検波器4bは、比例信号の
正側半波における包絡線レベルを示す検波信号を出力す
る。フィルタ5は、検波器4bの検波信号を平滑して平
滑信号を出力する。このように、検波器4bは、フィル
タ5とともに、送信出力信号の電力検波を行うことにな
る。
【0004】A−D変換器6は、フィルタ5の平滑信号
をアナログ−デジタル変換しデジタル信号を出力する。
メモリ7aは、送信電力マップを予め有し、送信電力マ
ップは、目標送信電力レベル毎の送信電力データ(例え
ば、75個)を保持する。但し、目標送信電力レベル
(送信出力信号の電力の目標値)は、通信網側からの電
力制御信号により得られる。また、マイクロコンピュー
タ7は、メモリ7aの送信電力マップのうち、目標送信
電力レベルに対する送信電力データを選択し、この送信
電力データとA−D変換器6からのデジタル信号との差
分を求め、この差分に応じた差分信号を出力する。
【0005】D−A変換器8は、マイクロコンピュータ
7からの差分信号をデジタル−アナログ変換しアナログ
信号を減衰器1に出力し、減衰器1は、その入力信号
を、当該アナログ信号に応じた所定減衰量だけ、減衰さ
せて出力する。すなわち、減衰器1の減衰量は、マイク
ロコンピュータ7による制御により、目標送信電力レベ
ルに応じた一定レベルになるように制御されることにな
る。以下、メモリ7aの送信電力マップにつき説明す
る。
【0006】シングルコード送信機の送信時において、
減衰器1からアンテナ端側の電力利得は、目標送信電力
レベル毎に異なる。また、減衰器1からアンテナ端側ま
での電力利得は、自動車電話の製品毎に異なる。これに
加えて、目標送信電力レベルに対する電力利得の温度変
化特性(発熱による)は、自動車電話の製品毎に異な
る。このため、自動車電話の製造時において、その製品
毎に、そのメモリ7aの送信電力マップには、各目標送
信電力に対応した各送信電力データを記憶させている。
これにより、シングルコード送信機は、送信電力が目標
送信電力レベルを一定に保つように精度良く制御するこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、マル
チコード伝送を行うスペクトラム拡散通信が提案されて
おり、本発明者は、マルチコード伝送を行うスペクトラ
ム拡散方式(W−CDMA方式)を用いた自動車電話
(無線通信端末)の送信機について、上記シングルコー
ド送信機を基に、検討を行った。以下、本発明者の検討
によるマルチコード伝送を行うスペクトラム拡散方式を
用いた自動車電話の送信機(以下、単に、マルチコード
送信機という)について図4、図5を参照して説明す
る。
【0008】マルチコード送信機は、図4に示すよう
に、乗算器11〜18、加算器20、21、乗算器3
0、31、位相移行器32、デジタルフィルタ(FI
R)33、34、局部発信器(Lo)35、36、可変
ゲインアンプ付直交変調器40、及びバンドパスフィル
タ50を有している。また、可変ゲインアンプ付直交変
調器40は、乗算器41、42、位相移行器43、加算
器44、及びゲインコントロールアンプ45から構成さ
れている。
【0009】また、マルチコード送信機には、図5に示
すように、局部発信器(Lo)36、バンドパスフィル
タ51、乗算器52、ゲインコントロールアンプ60、
バンドパスフィルタ70、アンプ80、方向性結合器9
0、アイソレータ91、デュプレクサ92、アンテナ9
3、検波器100、フィルタ110、A−D変換器12
0、マイクロコンピュータ130、メモリ140、及び
D−A変換器150が設けられている。なお、局部発信
器(Lo)35、36は、それぞれ、PLL回路から成
る。
【0010】先ず、図4に示すマルチコード送信機への
入力信号として、第1の送信信号(DPDCH1:dedicated
Physical Data Channel1)、第3の送信信号(DPDCH
3:dedicated Physical Data Channel3)、第2の送
信信号(DPDCH2:dedicated Physical Data Channel
2)、制御信号(DPCCH :dedicated Physical contoro
lChannel)が採用されている。第1の送信信号DPDCH1
は、第3の送信信号DPDCH3及び第2の送信信号DPDCH2
とともに、シリアルの通信データが、シリアル−パラレ
ル変換されたものであって、第1〜第3の送信信号(DP
DCH1、DPDCH2、DPDCH3)のレートは、各々、可変レ
ートであるものの、同一レートになっている。また、制
御信号は、自動車電話と通信網側(基地局)との同期を
とる為の同期信号を有し、制御信号のレートは、固定レ
ートである。
【0011】図4に示す例では、送信信号(DPDCH1〜D
PDCH3)の数(以下、チャネル数という)は、「4つ」
であるものの、入力される送信信号(DPDCH)の数は、
変化するようになっている。具体的には、第1〜第3
の送信信号が入力停止で、制御信号だけ入力される。
第2、第3の送信信号が入力停止で、第1の送信信号及
び制御信号だけ入力される。第3の送信信号が入力停
止で、第1及び第2の送信信号及び制御信号だけ入力さ
れる。第1〜第3の送信信号及び制御信号の全てが入
力される。このように、マルチコード送信機では、制御
信号だけが、常時、入力されるものの、少なくとも1つ
の送信信号(DPDCH)が選択的に、入力、或いは入力停
止される。以下、マルチコード送信機において、第1〜
第3の送信信号及び制御信号の全てが入力される例につ
き説明する。
【0012】乗算器11は、第1の送信信号DPDCH1を
第1の拡散符号(Cd1:Channelization Code1)でス
ペクトラム拡散して第1の拡散信号を出力する。乗算器
12は、第1の拡散信号と第1のゲインパラメータβd
(第1の係数)とを乗算して第1の乗算信号を出力す
る。乗算器13は、第3の送信信号DPDCH3を第3の拡
散符号(Cd3:Channelization Code3)でスペクトラ
ム拡散し第3の拡散信号を出力する。乗算器14は、第
3の拡散信号と第1のゲインパラメータβd(第1の係
数)とを乗算し第3の乗算信号を出力する。加算器20
は、第1及び第3の乗算信号を加算して第1の加算信号
を出力する。
【0013】乗算器15は、第2の送信信号DPDCH2を
第2の拡散符号(Cd2:Channelization Code2)でス
ペクトラム拡散して第2の拡散信号を出力する。乗算器
16は、第2の拡散信号と第1のゲインパラメータβd
(第1の係数)とを乗算し第2の乗算信号を出力する。
乗算器17は、制御信号DPCCHを第4の拡散コード(C
c:Channelization Code)でスペクトラム拡散して第
4の拡散信号を出力する。乗算器18は、第2の拡散信
号と第2のゲインパラメータβc(第2の係数)とを乗
算し第4の乗算信号を出力する。加算器21は、第2及
び第4の乗算信号を加算して第2の加算信号を出力す
る。
【0014】次に、第1及び第2のゲインパラメータβ
d、βcについて説明する。先ず、通信網の基地局の受
信機では、自動車電話からの送信信号を受信し、この送
信信号に基づいて第1〜4の乗算信号の逆拡散処理を行
う。第1の乗算信号を逆拡散処理するにあたり、第2〜
4の乗算信号は、妨害信号となり、第2の乗算信号を逆
拡散処理するにあたり、第1、3、4の乗算信号は、妨
害信号となる。同様に、第3の乗算信号を逆拡散処理す
るにあたり、第1、2、4の乗算信号は、妨害信号とな
り、第4の乗算信号を逆拡散処理するにあたり、第1〜
3の乗算信号は、妨害信号となる。このため、第1〜4
の乗算信号の各々の電力が、不均一であると、第1〜4
の乗算信号の各々の逆拡散処理を良好に行うことが困難
になる。
【0015】ここで、制御信号のレートは、固定レート
であるため、第4の拡散信号の電力は一定であるもの
の、第1〜3の送信信号(DPDCH1、DPDCH2、DPDCH
3)は、各々、上述の如く、可変レートを有するため、
第1〜3の拡散信号の各電力は、レートの変化に応じて
変化する。そこで、第1及び第2のゲインパラメータβ
d、βcは、第1〜4の乗算信号の各電力(第1〜4の
乗算信号の各ビットあたりのビットエネルギー)の合計
を一定に保ちつつ、第1及び第4の乗算信号の各電力
(第1の乗算信号のビットあたりのビットエネルギー
と、第4の乗算信号のビットあたりのビットエネルギー
と)を一致させる。これに伴い、上述のごとく、第1〜
3の送信信号のレートは、各々、同一となっているた
め、第1〜第4の乗算信号の各電力は一致する。このよ
うに、第1〜第4の乗算信号の各電力を一致させるた
め、通信網の基地局の受信機において、第1〜4の乗算
信号の各々の逆拡散処理を良好に行うことができる。
【0016】また、乗算器30は、加算器20からの第
1の加算信号にロングコードを乗算する。ロングコード
は、スクランブルコードであって、自動車電話(無線通
信端末)毎の固有のコードで、通信網側において自動車
電話として識別を図る役割を果たす。なお、当該スクラ
ンブルコードとしては、ロングコードに代えて、ショー
トコードを採用してもよい。
【0017】デジタルフィルタ(FIR)33は、乗算
器30からの出力信号を受け、フィルタ信号を出力す
る。位相移行器32は、上記ロングコードを受け、この
ロングコードの位相を90°シフトさせた出力信号を出
力し、乗算器31は、加算器21からの第2の加算信号
に位相移行器32からの出力信号と乗算する。デジタル
フィルタ(FIR)34は、乗算器31からの出力信号
を受け、フィルタ信号を出力する。
【0018】ここで、可変ゲインアンプ付直交変調器4
0では、デジタルフィルタ(FIR)33からのフィル
タ信号が実成分Iとして入力され、デジタルフィルタ
(FIR)34からのフィルタ信号が虚成分Qとして入
力される。そして、デジタルフィルタ(FIR)33、
34の双方からのフィルタ信号に基づいて直交変調が行
われる。具体的には、乗算器41は、デジタルフィルタ
(FIR)33からのフィルタ信号と、局部発信器(L
o)35からの搬送波信号とを乗算する。即ち、乗算器
41は、デジタルフィルタ33のフィルタ信号を、この
フィルタ信号に比べて周波数の高い信号に変換する。位
相移行器43は、局部発信器(Lo)35からの搬送波
信号を受け、この搬送波信号の位相を90°シフトさせ
た位相移行搬送波信号を出力する。乗算器42は、デジ
タルフィルタ(FIR)34からのフィルタ信号と、位
相移行器43からの位相移行搬送波信号とを乗算する。
加算器44は、乗算器41、42の双方からの出力信号
を加算し加算信号を直交変調信号として出力する。
【0019】ゲインコントロールアンプ45は、D−A
変換器150からのアナログ信号に応じた可変利得で直
交変調信号(加算信号)を電力増幅して送信出力信号を
出力する。バンドパスフィルタ50は、ゲインコントロ
ールアンプ45の送信出力信号を受けフィルタ信号を出
力し、乗算器52は、バンドパスフィルタ50のフィル
タ信号と局部発信器(Lo)36からの周波数信号とを
乗算する。即ち、乗算器52は、バンドパスフィルタ5
0のフィルタ信号を、このフィルタ信号に比べて高い周
波数の信号に変換する。
【0020】バンドパスフィルタ51は、乗算器52か
らの出力信号を受けフィルタ信号を出力する。ゲインコ
ントロールアンプ60は、バンドパスフィルタ51のフ
ィルタ信号を、D−A変換器150からのデジタル信号
に応じた可変利得で、電力増幅して増幅信号を出力す
る。バンドパスフィルタ70は、ゲインコントロールア
ンプ60の増幅信号を受け、フィルタ信号を出力する。
アンプ80は、バンドパスフィルタ70からのフィルタ
信号を、予め設定された利得で電力増幅する。アンプ8
0の出力信号は、方向性結合器90、アイソレータ9
1、デュプレクサ92を通してアンテナ93に出力され
る。これにより、アンプ80の出力信号は、電磁波(電
波)を媒体として出力される。
【0021】検波器100(ダイオード)は、図3に示
す検波器4bと同様の役割を果たすもので、検波器10
0は、方向性結合器90から出力比例信号が入力され、
出力比例信号は、アンプ80の出力信号に比例した電圧
レベルとなるものである。検波器100は、出力比例信
号の正側半波の包絡線レベルを示す検波信号(直流電
圧)を出力する。また、フィルタ110は、図3に示す
フィルタ5と同様の役割を果たして、検波器100の検
波信号を平滑して平滑信号を出力する。
【0022】A−D変換器120は、フィルタ110か
らの平滑信号をアナログ−デジタル変換しデジタル信号
を出力する。メモリ(送信電力マップ)140には、後
述する複数の送信電力データが保持され、マイクロコン
ピュータ130は、メモリ140の送信電力データと、
A−D変換器120からのデジタル信号とに応じて、制
御信号を出力する。D−A変換器150は、マイクロコ
ンピュータ7からの制御信号をデジタル−アナログ変換
してアナログ信号をゲインコントロールアンプ45、6
0を出力する。これにより、ゲインコントロールアンプ
45は、マイクロコンピュータ130からの制御信号に
応じて送信出力信号の電力を目標送信電力レベルを保つ
ように制御される。これに伴い、ゲインコントロールア
ンプ60は、マイクロコンピュータ130からの制御信
号に応じて増幅信号の電力一定に保つように制御されこ
とになる。
【0023】以下、メモリ140の送信電力データにつ
いて説明する。上述したシングルコード送信機では、図
7に示すように、検波器4bの検波信号としは、目標送
信電力レベルに対応した電圧波形(図7中B参照)が得
られるため、フィルタ5の平滑信号としても、目標送信
電力レベルに対応した直流電圧波形が得られることにな
る。従って、マイクロコンピュータ7による送信電力制
御にあたり、フィルタ5の平滑信号におけるA/D変換
後のデジタル信号と、メモリ7aにおける各目標送信電
力レベル毎の送信電力データとが採用されている。すな
わち、メモリ7aには、各目標送信電力レベル毎の送信
電力データを有する送信電力マップが1種類だけ設けら
れている。しかし、本発明者の検討によれば、マルチコ
ード送信機では、メモリ140の送信電力マップとして
は、複数種の送信電力マップが必要になることが分かっ
た。これは、図8、図9に示すように、第1、第2のゲ
インパラメータβd、βcの変化によって、第1〜第4
の乗算信号(図8、図9中、符号D1〜D4参照)の振
幅レベルが変化し、ゲインコントロールアンプ60の増
幅信号の電圧波形(符号C参照)が変化し、検波器10
0の検波信号の電圧波形(図8、図9中、符号E参照)
が変化するからである。なお、図8、図9に示す例で
は、第1〜第3の乗算信号の振幅レベルが、図8中の符
号DLから図9中の符号DL’に変化し、第4の乗算信
号の振幅レベルが、図8中の符号DRから図9中の符号
DR’に変化し、ゲインコントロールアンプ60の増幅
信号の振幅レベルが、図8中の符号CL1〜CL3から
図9中の符号CL1’〜CL3’に変化し、検波器10
0の検波信号の振幅レベルが図8中の符号EL1〜EL
3から図9中の符号EL1’〜EL3’に変化してい
る。
【0024】次に、このように、第1、第2のゲインパ
ラメータβd、βcの変化により、検波器100の検波
信号が変化することの具体的な例について説明する。先
ず、第1〜第3の送信信号及び制御信号の全てが入力さ
れた例につき説明する。ここで、第1、第2のゲインパ
ラメータβd、βcは、上述の如く、第1〜第4の乗算
信号の各電力の合計を一定に保ちつつ第1〜第4の乗算
信号の各電力を一致させるように設定される。また、第
1、第2のゲインパラメータβd、βcの最大値は
「1」である。
【0025】例えば、制御信号のレートが15Kbpsで、
第1〜第3の送信信号の各レートが120Kbpsであると
き、第1〜第4の乗算信号の各電力を一致させるために
は、第1のゲインパラメータβdが「0.32」、第2のゲ
インパラメータβcが「0.04」となる。そして、第1〜
第3の送信信号の各レートが120Kbpsから240Kbps
に変わると、上述の如く、第1〜第4の乗算信号の各電
力の合計を一定を保ちつつ第1〜第4の乗算信号の各電
力を一致させるためには、第1のゲインパラメータβd
が「0.326」となって、第2のゲインパラメータβcが
「0.22」となる。このように、第1〜第3の送信信号の
各レートが変わると、第1及び第2のゲインパラメータ
βd、βcが変わる。
【0026】ここで、ゲインコントロールアンプ60の
増幅信号の電圧波形は、第1〜第4の乗算信号(図8中
符号D1〜D4参照)を足し合わせたものに基づくた
め、増幅信号の電圧波形は、第1〜第3の送信信号の変
化に基づいて変わる。すなわち、アンテナ93から送信
される平均送信電力が一定のままであっても、増幅信号
の電圧波形は、上述の如く、第1及び第2のゲインパラ
メータβd、βcの組み合わせで変わるため、検波器1
00の検波信号の電圧波形(図8中符号E参照)は、フ
ィルタ110の平滑後の電圧波形とともに、第1及び第
2のゲインパラメータβd、βcの組み合わせで変わ
る。従って、第1及び第2のゲインパラメータβd、β
cの組み合わせに対応して、複数の送信電力マップを用
意する必要がある。
【0027】また、送信電力マップは、チャネル数{送
信信号(DPDCH)の数}にも対応して用意する必要があ
る。但し、第1〜第3の送信信号のうち何れかが入力停
止されたとき、入力された送信信号(DPDCH)に対応す
る乗算信号(以下、対応乗算信号という)と、第4の乗
算信号との各電力の合計を一定に保つとともに、対応乗
算信号及び第4の乗算信号の双方の電力を一致させるよ
うに、第1及び第2のゲインパラメータβd、βcは設
定される。また、入力された送信信号は、上述の如く、
同一値の可変レートを有している。
【0028】例えば、第1〜第3の送信信号が入力停
止で、制御信号(レート:15Kbps)だけ入力されると
き、第2のゲインパラメータβcが「1」になる。第
2、第3の送信信号が入力停止で、第1の送信信号(レ
ート:120Kbps)及び制御信号(レート:15Kbps)
だけ入力されるとき、第1及び第2のゲインパラメータ
βd、βcは、第1及び第4の乗算信号の各電力の合計
が一定で、第1及び第4の乗算信号の各電力を一致させ
るように設定されるので、第1のゲインパラメータβd
が「0.8」、第2のゲインパラメータβcが「0.2」とな
る。
【0029】第3の送信信号が入力停止で、第1及び
第2の送信信号(レート:120Kbps)及び制御信号
(レート:15Kbps)だけ入力されるとき、第1及び第
2のゲインパラメータβd、βcは、第1、第2、第4
の乗算信号の各電力の合計が一定で、第1、第2、第4
の乗算信号の各電力を一致させるように設定されるた
め、第1のゲインパラメータβdが「0.445」、第2の
ゲインパラメータβcが「0.11」となる。
【0030】第1〜3の送信信号(レート:120Kb
ps)及び制御信号(レート:15Kbps)の全てが入力さ
れるとき、第1及び第2のゲインパラメータβd、βc
は、第1〜第4の乗算信号の各電力の合計が一定で、第
1〜第4の乗算信号の各電力を一致させるように設定さ
れ、第1のゲインパラメータβdが「0.32」、第2のゲ
インパラメータβcが「0.04」となる。
【0031】このように、チャネル数が「4」のとき、
〜の4通りが考えられ、第1〜第3の送信信号のレ
ートによって、4通り毎に、第1及び第2のゲインパラ
メータβd、βcの組み合わせが変わる。従って、アン
テナ93から送信される平均送信信号電力が一定のまま
であっても、検波器100の検波信号の電圧波形をフィ
ルタ110によって平滑した電圧波形は、第1及び第2
のゲインパラメータβd、βcの組み合わせで、変わる
ため、送信電力マップを、チャネル数にも対応して用意
する必要がある。
【0032】以上により、送信電力マップとしては、チ
ャネル数に加えて、第1及び第2のゲインパラメータβ
d、βcの組み合わせに対応して用意する必要がある。
具体的には、第1、第2のゲインパラメータβd、βc
としては、16通り、チャネル数としては、4通りであ
ると、64種類の送信電力マップが必要となる(16×
4=64)。すなわち、図10に示すように、1つの送
信電力マップにおいて、75個{24dBm〜−50dBm
(1dBmステップの場合)}の送信電力データが保持さ
れているとすると、送信電力データとしては、4800
個必要となり、メモリ140としては、過大な容量を必
要とする。
【0033】本発明は、上記点に鑑みて、データ保持手
段の容量を少なくするようにしたマルチコード伝送を行
うスペクトラム拡散送信機を提供することを目的とす
る。
【0034】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、固定レートの制御信号
と、可変レートを有する少なくとも1つの送信信号と
を、それぞれ、スペクトラム拡散して、制御拡散信号及
び送信拡散信号を出力する拡散手段(11、13、1
5、17)と、送信拡散信号に第1の係数(βd)を乗
算して送信乗算信号を求め、制御拡散信号に第2の係数
(βc)を乗算して制御乗算信号を求める乗算手段(1
2、14、16、18)とを有し、第1及び第2の係数
は、送信乗算信号及び制御乗算信号の各電力の合計を一
定に保つとともに、各電力を一致させるように設定さ
れ、送信乗算信号及び制御乗算信号に応じて、直交変調
して直交変調信号を出力する直交変調手段(41〜4
4)と、直交変調信号に応じて可変利得で電力増幅して
送信出力信号を出力する電力増幅器(45)と、送信出
力信号に応じて、送信出力信号の電力の平均値に応じた
平均信号を出力する平均信号出力手段(100、110
A)と、送信出力信号の電力の目標値毎に対する送信電
力データを保持するデータ保持手段(140)と、送信
電力データと平均信号とに応じて、送信出力信号の電力
が一定になるように電力増幅器の可変利得を制御する制
御手段(130)とを有することを特徴とする。
【0035】このように、電力増幅器の可変利得の制御
にあたり、平均信号出力手段の平均信号を採用してい
る。ここで、送信信号が送信停止すると、送信出力信号
の波形は変化し、送信信号の停止状態から送信を開始す
ると、送信出力信号の波形は変化し、送信信号のレート
が変化すると送信出力信号の波形は変化するものの、平
均信号は、送信出力信号の電力の平均値に応じたもので
あるため、送信出力信号の電力が一定の状態では、平均
信号は、送信出力信号の電力に応じてほぼ一定となる。
従って、従来のシングルコード送信機と同様に、データ
保持手段としては、上述の如く、送信出力信号の電力の
目標値毎に対する送信電力データだけを保持することに
なるため、データ保持手段の容量を少なくすることがで
きる。
【0036】また、具体的には、請求項2に記載の発明
のように、拡散手段は、制御信号及び3つの送信信号
を、それぞれ、スペクトラム拡散して、制御拡散信号及
び3つの送信拡散信号を出力し、乗算手段は、制御乗算
信号を求める、3つの送信拡散信号のそれぞれに第1の
係数を乗算して3つの送信乗算信号を求め、3つの送信
乗算信号のうち2つの送信乗算信号を加算して第1の加
算信号を出力する第1の加算器(20)と、3つの送信
乗算信号のうち残りの1つの送信乗算信号と、制御乗算
信号とを加算して第2の加算信号を出力する第2の加算
器(21)とを有し、直交変調手段は、第1及び第2の
加算信号に応じて、直交変調信号を出力するようにして
もよい。
【0037】請求項3に記載の発明では、可変利得増幅
器の後段側に設けられ、送信出力信号に応じて、可変利
得で電力増幅して電力増幅信号を出力する後段可変利得
増幅器(60)を有し、制御手段は、送信電力データと
平均信号とに応じて、電力増幅信号の電力が一定になる
ように後段可変利得増幅器の可変利得を制御するように
してもよい。
【0038】具体的に、請求項4に記載の発明のよう
に、平均信号出力手段は、後段可変利得増幅器からの電
力増幅信号に応じて、電力増幅信号の半波における包絡
線レベルに応じた包絡線信号を出力する包絡線信号出力
手段(100)と、包絡線レベルを平均化するように包
絡線信号を平滑化して平均信号を出力する平均平滑化手
段(110A)とを有するようにしてもよい。
【0039】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。本実施形態におけるマルチコード伝
送を行うスペクトラム拡散通信(W−CDMA方式の)
の自動車電話の送信機としては、図3、図4に示す構成
とブロック的に同一の構成を有する。但し、本実施形態
のフィルタは、図4に示すフィルタ110と異なり、図
1に示すフィルタ110Aが採用されている。フィルタ
110Aは、検波器100からの検波信号(包絡線信
号)の電圧レベルを平均化するように検波信号を平滑化
して平均信号を出力する。但し、平均信号は、アンプ8
0の出力信号の電力平均値を示す。
【0041】なお、フィルタ110Aは、図6に示す抵
抗素子111及びコンデンサ112、113に加えて、
抵抗素子114が採用されている。抵抗素子111は、
検波器100及びA−D変換器120の間に接続され
て、抵抗素子114及びコンデンサ112は、それぞ
れ、検波器100の出力端子とグランドとの間に接続さ
れている。コンデンサ113は、A−D変換器120の
入力端子及びグランドの間に接続されている。
【0042】また、A−D変換器120は、フィルタ1
10Aの平均信号をデジタル信号に変換して、マイクロ
コンピュータ130は、A−D変換器120からのデジ
タル信号とメモリ140の送信電力データとに応じて、
ゲインコントロールアンプ45、60を制御する。これ
により、ゲインコントロールアンプ45、60は、マイ
クロコンピュータ130からの制御信号に応じて、出力
信号(送信出力信号、増幅信号)の電力を一定に保つよ
うに制御される。
【0043】以上により、ゲインコントロールアンプ4
5、60の出力信号の電力制御にあたり、平均信号のデ
ジタル信号(A−D変換器120からの)を採用してお
り、平均信号は、アンプ80の出力信号の電力平均値を
示しているので、アンテナ93から送信される平均送信
電力が一定の状態では、ゲインコントロールアンプ60
の増幅信号の電圧波形が変化しても、平均信号の電圧レ
ベルは、ほぼ一定になる。従って、メモリ140には従
来のシングルコード送信機と同様に送信出力信号の電力
の目標値毎に対する送信電力データを一種類だけ用意す
ればよい。これにより、多種の条件での送信マップを用
意する必要がなく、メモリ140の容量を減らすことが
できる。
【0044】また、送信マップとしては、製造時にて、
自動車電話の製品毎において、各目標送信電力に対応し
た各送信電力を測定し、各送信電力データを得るように
している。ここで、多種の条件での送信マップを用意す
るためには、多種の条件での各目標送信電力に対応した
各送信電力を測定する必要があるが、本実施形態では、
上述の如く、送信出力信号の電力の目標値毎に対する送
信電力データを一種類だけを用意するだけでよいため、
当該測定回数を減らすことができる。
【0045】なお、フィルタ110(シングルコード送
信機)の平滑信号の電圧レベルに比べて、本実施形態
(マルチコード送信機)のフィルタ110Aの平均信号
の電圧レベルの方が、若干、高くなる性質がある。この
ような平均信号のデジタル信号に応じて、本実施形態の
マイクロコンピュータ130は、ゲインコントロールア
ンプ45、60の出力信号の電力制御を行うので、同一
の送信電力目標値に設定した場合、本実施形態では、シ
ングルコード送信機に比べて、送信電力を下げることが
できるという効果が期待できる(図2参照)。
【0046】なお、上記実施形態では、図4に示すよう
に、4個の送信信号(DPDCH)を採用した例につき説明
したが、これに限らず、1個〜6個の送信信号を採用し
てもよい。例えば、1個の送信信号(DPDCH1)だけを
採用したとき、加算器20、21は削除されて、第1の
乗算信号が、第1の加算信号に代えて、直接、乗算器3
0に入力される。また、第4の乗算信号(制御信号)
が、第2の加算信号に代えて、直接、乗算器30に入力
される。その他の構成は、上記実施形態と、実質的に、
同様である。
【0047】このような構成では、1個の送信信号
(DPDCH1)と制御信号(DPCCH)とが入力されるとき
と、送信信号(DPDCH1)の入力が停止され、制御信
号(DPCCH)だけが入力されるときでは、検波器100
の検波信号の電圧波形は異なる。従って、アンテナ93
から送信される平均送信電力が一定の状態で、検波器1
00の検波信号の電圧波形は、変化するものの、フィル
タ110Aの平均信号の電圧レベルが一定になるため、
上記実施形態と同様に、1つの送信電力マップだけを採
用することになり、メモリ140の容量を減らすことが
できる。
【0048】なお、本発明の実施にあたり、マルチコー
ド伝送を行うスペクトラム拡散送信機としては、自動車
電話に限らず、携帯電話等、各種無線通信装置に適用し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の送信機の検波器及びフィル
タを示す電気回路図である。
【図2】上記送信機の効果を示す為の図である。
【図3】従来の送信機を示す電気回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】送信機の一部を示す電気回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】送信機の残りを示す電気回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】図5に示すフィルタの具体的な構成を示す電気
回路図である。
【図7】図5に示すフィルタ5の作用を説明する為の図
である。
【図8】図5に示すフィルタ100の作用を説明する為
の図である。
【図9】図5に示すフィルタ100の作用を説明する為
の図である。
【図10】図5に示すメモリを説明するための図であ
る。
【符号の説明】
80…アンプ、100…検波器、140…メモリ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定レートの制御信号と、可変レートを
    有する少なくとも1つの送信信号とを、それぞれ、スペ
    クトラム拡散して、制御拡散信号及び送信拡散信号を出
    力する拡散手段(11、13、15、17)と、 前記送信拡散信号に第1の係数(βd)を乗算して送信
    乗算信号を求め、前記制御拡散信号に第2の係数(β
    c)を乗算して制御乗算信号を求める乗算手段(12、
    14、16、18)とを有し、 前記第1及び第2の係数は、前記送信乗算信号及び前記
    制御乗算信号の各電力の合計を一定に保つとともに、前
    記各電力を一致させるように設定され、 前記送信乗算信号及び前記制御乗算信号に応じて、直交
    変調して直交変調信号を出力する直交変調手段(41〜
    44)と、 前記直交変調信号に応じて可変利得で電力増幅して送信
    出力信号を出力する電力増幅器(45)と、 前記送信出力信号に応じて、前記送信出力信号の電力の
    平均値に応じた平均信号を出力する平均信号出力手段
    (100、110A)と、 前記送信出力信号の電力の目標値毎に対する送信電力デ
    ータを保持するデータ保持手段(140)と、 前記送信電力データと前記平均信号とに応じて、前記送
    信出力信号の電力が一定になるように前記電力増幅器の
    可変利得を制御する制御手段(130)とを有すること
    を特徴とするマルチコード伝送を行うスペクトラム拡散
    送信機。
  2. 【請求項2】 前記拡散手段は、前記制御信号及び3つ
    の前記送信信号を、それぞれ、スペクトラム拡散して、
    前記制御拡散信号及び3つの前記送信拡散信号を出力す
    るものであって、 前記乗算手段は、前記制御乗算信号を求めるとともに、
    前記3つの送信拡散信号のそれぞれに、前記第1の係数
    を乗算して3つの前記送信乗算信号を求め、 前記3つの送信乗算信号のうち2つの送信乗算信号を加
    算して第1の加算信号を出力する第1の加算器(20)
    と、 前記3つの送信乗算信号のうち残りの1つの送信乗算信
    号と、前記制御乗算信号とを加算して第2の加算信号を
    出力する第2の加算器(21)とを有し、 前記直交変調手段は、前記第1及び第2の加算信号に応
    じて、前記直交変調信号を出力することを特徴とする請
    求項1に記載のマルチコード伝送を行うスペクトラム拡
    散送信機。
  3. 【請求項3】 前記可変利得増幅器の後段側に設けら
    れ、前記送信出力信号に応じて、可変利得で電力増幅し
    て電力増幅信号を出力する後段可変利得増幅器(60)
    を有し、 前記制御手段は、前記送信電力データと前記平均信号と
    に応じて、前記電力増幅信号の電力が一定になるように
    前記後段可変利得増幅器の可変利得を制御することを特
    徴とする請求項1又は2に記載のマルチコード伝送を行
    うスペクトラム拡散送信機。
  4. 【請求項4】 前記平均信号出力手段は、 前記後段可変利得増幅器からの電力増幅信号に応じて、
    前記電力増幅信号の半波における包絡線レベルに応じた
    包絡線信号を出力する包絡線信号出力手段(100)
    と、 前記包絡線レベルを平均化するように前記包絡線信号を
    平滑化して前記平均信号を出力する平均平滑化手段(1
    10A)とを有することを特徴とする請求項3に記載の
    マルチコード伝送を行うスペクトラム拡散送信機。
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