JP2002026464A - 窒化物系半導体素子 - Google Patents

窒化物系半導体素子

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JP2002026464A
JP2002026464A JP2000212131A JP2000212131A JP2002026464A JP 2002026464 A JP2002026464 A JP 2002026464A JP 2000212131 A JP2000212131 A JP 2000212131A JP 2000212131 A JP2000212131 A JP 2000212131A JP 2002026464 A JP2002026464 A JP 2002026464A
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JP
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oxygen
nitride
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containing layer
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Nobuhiko Hayashi
伸彦 林
Masayuki Hata
雅幸 畑
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 結晶性の良好な窒化物系半導体層を有する窒
化物系半導体発光素子を提供する。 【解決手段】 サファイア基板1と、前記サファイア基
板1上に位置するとともに酸素が含有された窒化物から
なる酸素含有層4と、前記酸素含有層4上に位置する窒
化物系半導体からなる第3バッファ層5とを備えたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は窒化物系の半導体層
を有する窒化物系半導体素子に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクシステムの高容量化が
伸展しつつある。これに対応するために、光源の短波長
化、すなわち青色又は紫色の光を発する窒化物系半導体
レーザの研究開発が活発化している。
【0003】従来、この種の窒化物系半導体レーザは、
サファイア基板上やSiC基板上に作成されている。し
かし、サファイア基板やSiC基板と、その上に形成さ
れる窒化物系半導体層とは全く異種材料であるため、両
者間の格子不整合により、窒化物系半導体層の結晶性が
劣化するという問題がある。そして、この結晶性の劣化
が、素子の寿命が短くなったり、半導体レーザの場合、
しきい値電流が大きくなったり、発光ダイオードの場
合、光度が低下するいう問題の要因であると考えられ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来例の
欠点に鑑み為されたものであり、結晶性の良い窒化物系
半導体層からなる窒化物系半導体素子を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の窒化物系半導体
素子は、基板と、前記基板上に位置するとともに酸素が
含有された窒化物からなる酸素含有層と、前記酸素含有
層上に位置する窒化物系半導体層とを備えたことを特徴
とする。
【0006】このような構成の窒化物系半導体素子で
は、前記酸素含有層上に位置する前記窒化物系半導体層
の結晶性が向上する。
【0007】更に、本発明の窒化物系半導体素子では、
前記酸素含有層の厚みが10Å以上、170Å以下であ
る場合、前記窒化物系半導体層の結晶性の向上は明らか
である。
【0008】特に、前記酸素含有層の厚みが10Å以
上、120Å以下である場合、前記窒化物系半導体層の
結晶性の向上がより顕著である。
【0009】また、本発明の窒化物系半導体素子では、
前記酸素含有層の酸素濃度が、1×1019cm-3以下で
ある場合、酸素含有層が無い場合に比べ、前記窒化物系
半導体層の結晶性は向上する。
【0010】また、本発明の窒化物系半導体素子では、
前記基板が六方晶系の結晶構造を有し、前記基板の上面
が<10−10>方向、<11−20>方向、或いは<
10−10>方向と<11−20>方向との間の方向
に、0.03°以上傾斜している場合、前記窒化物系半
導体層の結晶性の向上が顕著である。
【0011】特に、前記基板の上面が<11−20>方
向に傾斜している場合、前記窒化物系半導体層の結晶性
が最も良い。
【0012】また、本発明の窒化物系半導体素子は、前
記基板の上面に、窒化物系の半導体材料からなるバッフ
ァ層を介して前記酸素含有層が形成されていることを特
徴とする。
【0013】この場合、前記基板としては、サファイア
基板や、GaN、AlGaN、InGaN等の窒化物系
の半導体基板を用いることが出来る。
【0014】また、本発明の窒化物系半導体素子は、前
記バッファ層がSiを含有する層であることを特徴とす
る。
【0015】この場合、前記窒化物系半導体層の結晶性
は更に向上する。特に、前記バッファ層に含有されるS
iの濃度が4×1018cm-3以下の場合、前記窒化物系
半導体層の結晶性が最も優れている。また、前記バッフ
ァ層に含有されるSiの濃度が1×1018cm-3以上の
場合、前記酸素含有層による前記窒化物系半導体層の結
晶性の向上の効果は顕著である。
【0016】また、本発明の窒化物系半導体素子は、前
記基板が窒化物系の半導体基板である場合、該半導体基
板上に前記酸素含有層が直接形成されていることを特徴
とする。
【0017】更に、本発明の窒化物系半導体素子は、前
記窒化物系半導体層上の能動素子領域が形成されている
ことを特徴とする。
【0018】前記能動素子領域が、発光するための活性
層である場合、素子寿命が長い半導体レーザや発光ダイ
オード等の半導体発光素子を形成することが出来る。特
に、半導体レーザの場合、しきい値電流が低下し、ま
た、発光ダイオードの場合、光度が高くなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態である第1実施
例の半導体レーザの構成を示す断面図である。
【0021】この第1実施例の半導体レーザは、リッジ
導波型の半導体レーザであり、サファイア基板1の上面
に、MOCVD法により、低温で形成されたアンドープ
のi型AlGaNからなる第1バッファ層2、アンドー
プのi型GaNからなる第2バッファ層3、酸素がドー
プされたGaNからなる酸素含有層4、アンドープのi
型GaNからなる第3バッファ層5、Siドープのn型
GaNからなるコンタクト層6、Siドープのn型In
GaNからなるクラック防止層7、Siドープのn型A
lGaNからなる第1導電型クラッド層8、Siドープ
のn型InGaNからなる多重量子井戸構造の活性層
9、Mgドープのp型AlGaNからなる第2導電型ク
ラッド層10、Mgドープのp型GaNからなるキャッ
プ層11が順に積層された半導体ウエハにより構成され
ている。
【0022】尚、活性層9は、GaNからなる厚さ0.
1μmの一対の光ガイド層の間に、In0.03Ga0.97
からなる厚さ60Åの障壁層とIn0.13Ga0.87Nから
なる厚さ30Åの井戸層とが交互に形成された多重量子
井戸構造である。
【0023】上記半導体ウエハには、反応性イオンエッ
チング又は反応性イオンビームエッチングにより第2導
電型クラッド層10の所定の深さまで除去されてストラ
イプ状のリッジ部12が形成され、同様のエッチングに
よりコンタクト層6の所定の深さまで除去されて電極形
成面13が形成されている。
【0024】また、リッジ部12の両側面、第2導電型
クラッド層10の平坦面、第2導電型クラッド層10の
側面からコンタクト層6の側面、及びコンタクト層6の
電極形成面のうち実際に電極が形成される部分を除いた
部分にはSiO2等よりなる絶縁膜14が形成されてい
る。また、コンタクト層6の電極形成面13にはn型の
第1導電型電極15が形成され、キャップ層11の上面
にはp型の第2導電型電極16が形成されている。
【0025】酸素含有層4は、GaN成長中にN2によ
り数十ppmに希釈したN2OガスまたはNO2ガスを供
給することにより形成することが出来る。また、それ以
外にも、イオン注入により酸素含有層4を形成すること
や、高温の炉の中にウエハ(サファイア基板1)を入
れ、炉内にH2O含んでいるN2ガスを導入することによ
ってGaN層(第2バッファ層3)表面を酸化すること
により酸素含有層4を形成することも出来る。また、酸
素含有層4は、第2バッファ層3が形成されたウエハを
長時間、空気中に放置することによって第2バッファ層
3表面に形成される酸化膜でもよい。
【0026】次に、上述の第1実施例の半導体レーザに
おける第3バッファ層5の結晶性を調べるために、図2
に示すように、サファイア基板1のC面上或いはC面か
ら所定角度傾斜した面上に、MOCVD法により、アン
ドープのi型Al0.5Ga0.5Nからなる厚さ0.025
μmの第1バッファ層2、アンドープのi型GaNから
なる厚さ0.5μmの第2バッファ層3、酸素がドープ
されたGaNからなる酸素含有層4、アンドープのi型
GaNからなる厚さ5μmの第3バッファ層5を順に形
成した評価試料を、以下に示す様々な条件で複数形成
し、第3バッファ層5の結晶性を評価した。尚、酸素含
有層4は、GaN成長中にN2により20ppmに希釈
したNO2ガスを供給することにより形成した。
【0027】先ず、酸素含有層4の厚みを変化させた場
合における第3バッファ層5の結晶性の評価を行った。
この結晶性の評価は、第3バッファ層をX線回折により
結晶性評価を行った際における(0002)面でのピー
クの半値幅(以後、X線半値幅という。)を調べること
により行った。尚、X線半値幅が小さい程、結晶性が優
れている。その結果を図3に示す。また、サファイア基
板1としては、サファイア基板1の上面をC面に対して
<10−10>方向に0.2°傾斜させた場合、サファ
イア基板1の上面をC面に対して<10−20>方向と
<10−10>方向との中間の方向に0.2°傾斜させ
た場合、サファイア基板1の上面をC面に対して<10
−20>方向に0.2°傾斜させた場合の3種類の基板
を用い、酸素含有層4の酸素濃度は1×1018cm-3
した。
【0028】尚、酸素含有層の厚み及び濃度は、SIM
S(二次イオン質量分析)により、ウエハの厚さ方向に
おける酸素濃度プロファイルを形成することにより測定
した。尚、SIMSによる厚さの測定限界は50Åであ
るため、それ以下の厚さについては、酸素含有層の厚さ
が成長時間に比例するということを想定して測定した。
【0029】図3から判るように、酸素含有層4の厚み
が10Å以上、170Å以下の場合、酸素含有層4が存
在しない(厚み0)の場合に比べて、X線半値幅が小さ
く、第3バッファ層の結晶性が向上している。特に、酸
素含有層4の厚みが10Å以上、120Å以下の場合、
X線半値幅が220秒前後と小さく、第3バッファ層5
の結晶性が大幅に向上する。また、サファイア基板1の
上面の結晶方位に関しては、全ての方位において上述の
関係が成り立つが、特に、C面に対して<11−20>
方向に傾斜させた場合、最もX線半値幅が小さく、第3
バッファ層5の結晶性が良好であることが判る。
【0030】次に、サファイア基板1の上面のC面に対
する傾斜角度を変化させた場合における第3バッファ層
5の結晶性の変化をX線半値幅により調べた。その結果
を図4に示す。尚、この時のサファイア基板1の上面の
C面に対する傾斜方向としては、<11−20>方向と
した。また、傾斜角度が0°の場合のデータは0.00
1°として記した。また、酸素含有層4は、膜厚が50
Åであり、酸素濃度としては、1×1018cm-3の場
合、1×1019cm-3の場合、1×1020cm-3の場合
の3種類の場合について夫々測定した。
【0031】図4から判るように、酸素含有層4の酸素
濃度が1×1020cm-3の場合、酸素含有層無しの場合
よりもX線半値幅が大きく、第3バッファ層5の結晶性
が劣化しているが、酸素含有層4の酸素濃度が1×10
19cm-3及び1×1018cm -3の場合、即ち、1×10
19cm-3以下の場合、酸素含有層無しの場合よりもX線
半値幅が小さく、第3バッファ層5の結晶性が良化して
いる。特に、酸素含有層4の酸素濃度が1×1018cm
-3の場合、サファイア基板1の上面の傾斜角度が0.0
3°以上で顕著であることが判る。
【0032】次に、第2バッファ層3をアンドープのi
型GaNからなる層に代えて、Siドープのn型GaN
からなる層とした場合について、第3バッファ層5の結
晶性について評価した。
【0033】図5は、第2バッファ層3をSiをドープ
したn型GaNにより形成した場合において、第2バッ
ファ層3上に膜厚50Å、酸素濃度1×1018cm-3
ある酸素含有層4を介して第3バッファ層5を形成した
場合と、第2バッファ層3上に酸素含有層4を介さずに
第3バッファ層5を直接形成した場合とについて、第2
バッファ層3のSi濃度と第3バッファ層5のX線半値
幅との関係を示す図である。尚、この時のサファイア基
板1としては、上面がC面から<11−20>方向に
0.03°傾斜している基板を用い、酸素含有層4の厚
みは50Å、酸素濃度は1×1018cm-3とした。尚、
第2バッファ層3のSi濃度は、SIMSにより測定し
た。
【0034】図5から判るように、第2バッファ層3が
Siドープのn型GaNからなる層である場合において
も、酸素含有層4を介して第3バッファ層5を形成した
場合の方が、酸素含有層4を介さずに第3バッファ層5
を直接形成した場合よりもX線半値幅が小さく、第3バ
ッファ層3の結晶性が良好である。特に、第2バッファ
層3のSi濃度が4×1018cm-3以下の場合、第3バ
ッファ層5はX線半値幅が小さく、結晶性が最も良好で
ある。また、酸素含有層4を介さずに第3バッファ層5
を直接形成した場合、第2バッファ層3のSi濃度が1
18cm-3のオーダー(1×1018cm-3)以上になる
と、X線半値幅が急激に大きくなり、第3バッファ層5
の結晶性が急激に劣化するが、酸素含有層4を介して第
3バッファ層5を形成した場合、第2バッファ層3のS
i濃度が1018cm-3のオーダー(1×1018cm-3
以上になっても、X線半値幅が殆ど大きくならず、第3
バッファ層5の結晶性が殆ど劣化しないことが判る。
【0035】以上のように、第1実施例の半導体レーザ
素子では、第3バッファ層5の結晶性が向上するため、
その上に形成される活性層9等の各層の結晶性も向上
し、素子寿命が長く、しきい値電流が低下する。
【0036】尚、上述の第1実施例では、基板がサファ
イア基板である場合についてであるが、基板がSiCか
ら場合やGaNからなる場合についても、上述の第1実
施例と同様の効果が得られる。
【0037】次に、本発明の実施の形態である第2実施
例の半導体レーザについて説明する。
【0038】図6は第2実施例の半導体レーザの構成を
示す断面図である。
【0039】21はGaN基板であり、GaN基板21
の上面には、MOCVD法により、酸素含有層22、S
iドープのn型のAl0.08Ga0.92Nからなる第1導電
型クラッド層23、Siドープのn−InGaNからな
る多重量子井戸構造の活性層24、Mgドープのp型の
Al0.08Ga0.92Nからなる第2導電型第1クラッド層
25、電流ブロック層26、Mgドープのp型のAl
0.08Ga0.92Nからなる第2導電型第2クラッド層2
7、Mgドープのp型GaNからなる第2導電型コンタ
クト層28が順に積層された半導体ウエハが構成されて
いる。尚、電流ブロック層26は電流通路となる窓部2
9がエッチングにより除去されている。また、GaN基
板21の下面にはn型の第1導電型電極30が形成さ
れ、第2導電型コンタクト層28の上面にはp型の第2
導電型電極31が形成されている。
【0040】GaN基板21の上面の傾斜、酸素含有層
22の厚み、酸素濃度は夫々、上述の第1実施例のサフ
ァイア基板1の上面の傾斜、酸素含有層4の厚み、酸素
濃度と同様であればよく、酸素含有層22上に形成され
る第1導電型クラッド層23の結晶性は第1実施例と同
様に向上する。
【0041】即ち、第2実施例の半導体レーザ素子にお
いても、酸素含有層22上に形成される第1導電型クラ
ッド層23の結晶性が向上するため、更にその上に形成
される活性層24等の各層の結晶性も向上し、素子寿命
が長く、しきい値電流が低下する。
【0042】尚、上述の第2実施例では、窒化物系の半
導体基板として、GaN基板を用いたが、それ以外の、
例えばAlGaN基板やInGaN基板でもよい。
【0043】また、上述の実施例は、本発明を半導体レ
ーザに適用した例であるが、本発明は発光ダイオード等
の他の発光素子、或いは発光素子以外の高周波用の電子
デバイス(例えばGaN系FET)等の他の窒化物系の
半導体素子に適用可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明に依れば、結晶性の良好な窒化物
系半導体層を有する窒化物系半導体素子を提供し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の半導体レーザの全体構成
を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施例の半導体レーザを評価する
ための試料の構成を示す図である。
【図3】酸素含有層の厚みと、その上に形成された窒化
物系半導体層のX線半値幅との関係を示す図である。
【図4】基板上面の傾斜角度と、窒化物系半導体層のX
線半値幅との関係を示す図である。
【図5】バッファ層が含有するSi濃度と、窒化物系半
導体層のX線半値幅との関係を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例の半導体レーザの全体構成
を示す断面図である。
【符合の説明】
1 サファイア基板 3 第2バッファ層 4 酸素含有層 5 第3バッファ層(窒化物系半導体層) 9 活性層(能動素子領域) 21 GaN基板 22 酸素含有層 23 第1導電型クラッド層(窒化物系半導体層) 24 活性層(能動素子領域)
フロントページの続き Fターム(参考) 4G077 AA03 BE11 BE15 EB01 ED06 EF01 EF03 HA02 5F041 AA40 CA05 CA34 CA40 CA46 CA57 CA65 CA74 CB11 FF16 5F045 AA04 AB14 AB17 AC15 AF04 AF09 AF13 BB12 BB16 CA12 DA53 DA55 DB02 DB04 DB06 5F073 AA13 AA45 AA51 AA74 CA07 CB02 CB05 CB07 DA05 DA25 EA23 EA28

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、前記基板上に位置するとともに
    酸素が含有された窒化物からなる酸素含有層と、前記酸
    素含有層上に位置する窒化物系半導体層とを備えたこと
    を特徴とする窒化物系半導体素子。
  2. 【請求項2】 前記酸素含有層の厚みが10Å以上、1
    70Å以下であることを特徴とする請求項1記載の窒化
    物系半導体素子。
  3. 【請求項3】 前記酸素含有層の厚みが10Å以上、1
    20Å以下であることを特徴とする請求項1記載の窒化
    物系半導体素子。
  4. 【請求項4】 前記酸素含有層の酸素濃度が、1×10
    19cm-3以下であることを特徴とする請求項1、2又は
    3記載の窒化物系半導体素子。
  5. 【請求項5】 前記基板が六方晶系の結晶構造を有し、
    前記基板の上面が<10−10>方向、<11−20>
    方向、或いは<10−10>方向と<11−20>方向
    との間の方向に、0.03°以上傾斜していることを特
    徴とする請求項1、2、3又は4記載の窒化物系半導体
    素子。
  6. 【請求項6】 前記基板の上面が<11−20>方向に
    傾斜していることを特徴とする請求項5記載の窒化物系
    半導体素子。
  7. 【請求項7】 前記基板の上面に、窒化物系の半導体材
    料からなるバッファ層を介して前記酸素含有層が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又
    は6記載の窒化物系半導体素子。
  8. 【請求項8】 前記バッファ層がSiを含有する層であ
    ることを特徴とする請求項7記載の窒化物系半導体素
    子。
  9. 【請求項9】 前記基板が窒化物系の半導体基板であ
    り、該半導体基板上に酸素含有層が直接形成されている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載
    の窒化物系半導体素子。
  10. 【請求項10】 前記窒化物系半導体層上に能動素子領
    域が形成されていることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、7、8又は9記載の窒化物系半導体素
    子。
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