JP2002025787A - ランプ異常検出装置 - Google Patents

ランプ異常検出装置

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JP2002025787A JP2000207672A JP2000207672A JP2002025787A JP 2002025787 A JP2002025787 A JP 2002025787A JP 2000207672 A JP2000207672 A JP 2000207672A JP 2000207672 A JP2000207672 A JP 2000207672A JP 2002025787 A JP2002025787 A JP 2002025787A
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Katsuyuki Doi
勝之 土井
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Meiji National Industrial Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の定格のインバ−タが使用されるインバ
−タ式ランプ装置において、異常を検出する際のコスト
を低減したランプ異常検出装置を提供すること。 【解決手段】 蛍光ランプLpは、ハ−フブリッジイン
バ−タIvにより点灯制御される。ランプ異常検出装置
Dtの双方向フォトカプラPCでランプ電流を検出して
電圧に変換する。マイコンMCは1msの間隔で100
ms間電圧をサンプリングする。この期間内に基準電圧
を超える異常電圧が何回検出されたか異常検出回数Aを
カウントする。マイコンMCには予め感度設定値Qを記
憶させておき、Aと比較してAがQ以上になると異常と
判断して表示や警報で報知する。感度設定値Qは蛍光ラ
ンプの使用環境を考慮して適宜設定するので、単一のラ
ンプ異常検出装置を種々の定格のインバ−タに接続され
る蛍光ランプに適用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の定格のイン
バ−タが使用されるインバ−タ式ランプ装置において、
異常を検出する際のコストを低減したランプ異常検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】蛍光ランプの点灯回路にインバ−タ回路
を用いたインバ−タ式蛍光ランプが知られている。図5
は、インバ−タ回路をハ−フブリッジ回路で構成したイ
ンバ−タ式蛍光ランプの一例を示す回路図である。
【0003】図5において、交流電源ACの出力電圧を
ダイオ−ドD1、D2により倍電圧整流し、コンデンサ
C1、C2で平滑する。パワ−MOS FETのT1、
T2はハ−フブリッジのインバ−タ回路Ivを構成して
いる。駆動回路Cntの制御信号によりT1、T2を交
互に高周波でオン、オフすることにより、蛍光ランプL
Pの両端に高周波電圧を印加して、蛍光ランプLPを点
灯させる。なお、Caは予熱コンデンサ、Laはチョ−
クコイルである。
【0004】図5に示したようなインバ−タ式蛍光ラン
プは、蛍光ランプに高周波電圧を印加するために、ハ−
フブリッジのインバ−タ回路に代えて、4個のパワ−M
OSFETを用いたフルブリッジのインバ−タ回路を適
用することもできる。
【0005】また、蛍光ランプLPの異常検出装置を設
け、蛍光ランプLPに異常が発生した場合、例えば過大
電流が流れた場合等には、インバ−タ回路の動作を停止
させる信号が駆動回路Cntから供給される。前記ラン
プ異常検出装置は、ランプ回路に形成された検出端子に
接続される。
【0006】このようなインバ−タ式蛍光ランプは、種
々の用途に使用されており、使用環境に応じてインバ−
タ回路の動作特性も変更されている。例えば防災用とし
て用いられる場合には、多少の異常状態が発生してもな
るべく蛍光ランプLPを長い時間点灯させておくため
に、異常検出装置の検出感度を低く設定する。そして、
当該異常検出装置で検出された異常信号に基づいて、駆
動回路Cntではインバ−タ回路の動作を停止させる信
号を形成する。
【0007】また、前記防災用として用いられるインバ
−タ式蛍光ランプと同一仕様のインバ−タ式蛍光ランプ
を、公共施設で使用する場合には、安全に動作すること
が重視されるので、異常検出装置の検出感度を良好にし
ておく。そして、僅かの異常が発生した場合でも異常信
号が形成されて、この異常信号に基づいて駆動回路Cn
tではインバ−タ回路の動作を停止させる信号を形成す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のイ
ンバ−タ式蛍光ランプにおいては、同一のインバ−タを
用いる場合でも、使用環境に応じてそれぞれ蛍光ランプ
の異常検出装置の検出感度が異なっていた。すなわち、
インバ−タ式蛍光ランプの用途に応じて、仕様を個別に
設定したランプ異常検出装置をそれぞれ製造する必要が
あり、コストが高くなるという問題があった。
【0009】また、インバ−タ式蛍光ランプにおいて
は、ランプ電流の大きさに対応した定格のインバ−タを
設計、製作してそれぞれ蛍光ランプに接続されている。
ここで、ランプ電流が小さい蛍光ランプにおいては、ラ
ンプ電流が大きな蛍光ランプの場合よりも、ランプ電流
を変換した電圧信号の大きさが相対的には小さくなる。
このため、基準電圧を超える電圧値を異常と判定する場
合に、サンプリングした電圧値が異常と判定される度合
いが少なくなる。
【0010】したがって、蛍光ランプが異常かどうかを
正確に判定するためには、ランプ電流の大きさに応じて
検出感度が異なるランプ異常検出装置を製作しなければ
ならなかった。すなわち、ランプ電流が小さい場合には
異常と検出される度合いが相対的に多くなるように、ラ
ンプ電流が大きい場合には異常と検出される度合いが相
対的に少なくなるように検出感度を設定する。このた
め、ランプ異常検出装置を製作するためのコストが高く
なるという問題があった。
【0011】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、種々の定格のインバ−タが使用されるインバ−
タ式ランプ装置において、異常を検出する際のコストを
低減したランプ異常検出装置の提供を目的とするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、請
求項1に係る発明において、ランプ異常検出装置を、イ
ンバ−タにより点灯制御されるランプの電流検出手段
と、前記電流を電圧に変換する手段と、前記電圧を所定
の周期で所定時間サンプリングする手段と、基準電圧の
レベルを設定する手段と、前記サンプリングした電圧が
所定時間内で基準電圧を超える異常検出回数Aをカウン
トする手段と、用途に応じて予め設定された感度設定値
Qを記憶する手段と、前記AとQを比較してAがQ以上
のときに異常と判定する手段とで構成することによって
達成される。
【0013】また、請求項2に係る発明は、ランプ異常
検出装置を、インバ−タにより点灯制御されるランプの
電流検出手段と、前記電流を電圧に変換する手段と、前
記電圧を所定の周期で所定時間サンプリングする手段
と、基準電圧のレベルを設定する手段と、前記サンプリ
ングした電圧が所定時間内で基準電圧を超える異常検出
回数Aをカウントする手段と、ランプ電流の大小に応じ
て設定された感度設定値Qを記憶する手段と、前記Aと
Qを比較してAがQ以上のときに異常と判定する手段と
により構成している。
【0014】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載のランプ異常検出装置を、前記イン
バ−タとランプとの接続線に設けた端子に、前記ランプ
異常検出装置を着脱自在に接続することを特徴としてい
る。
【0015】請求項1に係る発明の上記特徴によれば、
サンプリングした電圧が基準電圧を超える異常検出回数
と、用途に応じ変更可能に設定された感度設定値とを比
較して、比較結果に基づいてランプが異常かどうかを判
定している。このため、同一のインバ−タを用いたラン
プの用途に応じて、当該用途の環境に適合した最適な感
度設定値と基準電圧を設定することにより、精度良くラ
ンプの異常を判定することができる。
【0016】請求項2に係る発明の上記特徴によれば、
ランプ電流の大小に応じて設定された感度設定値と、サ
ンプリングした電圧が基準電圧を超える異常検出回数と
を比較してランプが異常かどうかを判定している。この
ため、ランプ電流の大きさ、すなわち、インバ−タの定
格に応じて感度設定値を変更することにより、異なるイ
ンバ−タを使用する場合でも、共通のランプ異常検出装
置を用いてそれぞれのランプの異常を検出することがで
きる。
【0017】請求項3に係る発明の上記特徴によれば、
インバ−タとランプとの接続線に設けた端子に、ランプ
異常検出装置を着脱自在に接続している。このため、種
々の定格のインバ−タが接続されている各々のランプ回
路に対して、共通のランプ異常検出装置を簡単に接続
し、また、取り外すことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態に
ついて図を参照して説明する。図1は、本発明のランプ
異常検出装置の一例を示す回路図である。図4の従来例
と同じ部分または対応するところには同一の符号を付し
ており、詳細な説明は省略する。
【0019】図1において、一点鎖線で囲まれた部分が
ランプ異常検出装置Dtを構成している。インバ−タ式
蛍光ランプの蛍光ランプLPとインバ−タIvとの接続
線に設けた端子Ua、Ub間に互いに逆極性に接続され
ている発光ダイオ−ドd1、d2を接続する。Taはフ
ォトトランジスタで、前記発光ダイオ−ドd1、d2と
共に双方向のフォトカプラPCを形成する。
【0020】二点鎖線で囲まれた部分MCは、前記フォ
トカプラPCの出力信号が入力されるマイクロコンピュ
−タ(以下、マイコンと略称する)で、中央演算処理装
置(CPU)、メモリ(ROM、RAM)、二つのイン
タフェイス(I/F)が設けられている。各インタフェ
イス(I/F)には、それぞれ感度設定部(X)、表示
部(Y)が接続される。
【0021】マイコンMCには、伝送部(Z)が接続さ
れる。伝送部(Z)を通ったランプ異常検出装置Dtの
出力信号は、駆動回路Cntや図示しない警報装置に入
力される。なお、フォトトランジスタTaは、電源線V
ccと接地E間に接続されている。Rcは負荷抵抗であ
る。
【0022】双方向のフォトカプラPCは、蛍光ランプ
LPの電流に基づいて電圧信号を形成する。マイコンM
CのCPUは、フォトカプラPCの出力電圧を所定の周
期、例えば1msの周期で、所定時間、例えば100m
sの時間サンプリングする。
【0023】感度設定部(X)では、インバ−タ式蛍光
ランプに異常状態が発生しているかどうかの感度を設定
する。この感度は、異常状態の判定を、例えば、所定時
間内に基準電圧よりも大きな電圧が検出される回数の多
少で設定するものである。すなわち、当該回数が少なけ
れば感度が良好であり、当該回数が多ければ感度が鈍く
設定されることになる。
【0024】表示部(Y)では、陰極線管(CRT)等
により、インバ−タ式蛍光ランプの異常状態をモニタ表
示する。ランプ異常検出装置Dtから、インバ−タ式蛍
光ランプに異常状態が発生していると判定された信号が
出力されると、この信号は駆動回路Cntに入力され
て、インバ−タ回路Ivの動作を停止させる制御信号が
形成される。また、警報装置を動作させて異常を報知さ
せることもできる。
【0025】図1においては、ランプ異常検出装置Dt
の双方向フォトカプラの両端を端子Ua、Ub間に接続
し、すなわち、インバ−タ式蛍光ランプに外付けで構成
している。このように外付けでランプ異常検出装置Dt
を接続できるので、仕様が異なるインバ−タを用いたイ
ンバ−タ式蛍光ランプに対して、着脱自在に共通仕様の
ランプ異常検出装置Dtを取り付けることができる。
【0026】また、ランプ異常検出装置Dtをインバ−
タ式蛍光ランプに内蔵させて一体に構成しても良い。こ
のように一体構成にすると、全体として照明器具をコン
パクトに製作することができる。
【0027】図2は、ランプ異常検出装置Dtの動作を
説明する説明図である。図2において、横軸には時間T
をとり、縦軸には電圧Vをとっている。縦軸のPは基準
電圧で、この電圧を超えると異常電圧と判定する。図1
の双方向フォトカプラPCで、蛍光ランプLpの電流を
電圧に変換する。マイコンMCは1msの間隔でこの電
圧をサンプリングして100ms間のデ−タを収集す
る。
【0028】サンプリングした電圧の中で基準電圧Pを
超えた電圧Va、Vb、・・・Vnの個数、すなわち、
異常検出回数(A)を集計する。マイコンMCのメモリ
には、予めインバ−タ式蛍光ランプの感度設定値(Q)
が記憶されている。この感度設定値(Q)は、ランプ電
流の大きさに応じて適宜の数値が選定される。
【0029】マイコンMCは、前記感度設定値(Q)と
異常検出回数(A)とを比較し、異常検出回数(A)が
感度設定値(Q)以上であれば異常と判定する。このよ
うに、異常と判定されると表示部Yにその旨を表示して
オペレ−タの注意を促す。また、警報を鳴動させたり、
駆動回路に信号を送り蛍光ランプLPの動作を停止する
信号を形成することができる。
【0030】図3は、インバ−タの負荷電流の大小に応
じた異常判定の差異を示す説明図である。図3におい
て、Eaはインバ−タの負荷電流が大きい場合の全波整
流した電圧信号、Ebはインバ−タの負荷電流が小さい
場合の全波整流した電圧信号である。Pを基準電圧、サ
ンプリング周期を1msとする。
【0031】図3の例では、半サイクルの期間に8回電
圧信号をサンプリングしている。基準電圧を超える回数
は、電圧信号Eaでは7回、電圧信号Ebでは3回とな
る。したがって、単純に基準電圧を超える回数で異常の
判定を行なうと、インバ−タの負荷電流が大きい場合に
は、インバ−タの負荷電流が小さい場合よりも異常と判
定される度合いが増大する。
【0032】そこで、本発明のランプ異常検出装置にお
いては、前記のように感度設定値(Q)を予め選定して
メモリに記憶させている。この感度設定値(Q)は、イ
ンバ−タの負荷電流、すなわち、ランプ電流の大きさに
応じて異なる値に設定される。前記ランプ電流が小さい
蛍光ランプに対しては、感度設定値(Q)の値を小さく
する。また、ランプ電流が大きい蛍光ランプに対して
は、感度設定値(Q)の値を大きくしている。すなわ
ち、基準電圧が同一でインバ−タの定格(ランプ電流の
大きさ)が相違する場合に、異常と判定される度合いが
同じになるように設定されている。
【0033】このように、本発明のランプ異常検出装置
においては、ランプ電流の大きさに応じて感度設定値
(Q)の値を変えているので、基準電圧が同一に設定さ
れている場合に、ランプ電流の大きさが異なっていても
異常と判定される度合いが平準化される。したがって、
ランプ電流の大きさに対応して異なる定格のインバ−タ
が使用される場合でも、本発明のランプ異常検出装置を
共通して使用することができる。
【0034】また、蛍光ランプの用途に応じて感度設定
値(Q)の値を変更可能に設定することにより、同一の
インバ−タで蛍光ランプの点灯制御を行なう場合でも異
常検出のタイミングを変えることができる。すなわち、
蛍光ランプに適した基準電圧Pのレベルを設定し、蛍光
ランプの用途を考慮して感度設定値(Q)を小さくすれ
ば異常検出の回数が少なくても異常と判断し、感度設定
値(Q)を大きくすれば異常検出の回数が多くないと異
常と判断しない。したがって、同一のインバ−タにより
制御される蛍光ランプを防災用として使用するのか、ま
たは、公共用として使用するのか等の用途に応じて感度
設定値(Q)を設定することにより、蛍光ランプが異常
かどうかの判定を使用環境に応じて行なうことができ
る。
【0035】図4は、本発明の処理手順を示すフロ−チ
ャ−トである。次にこのフロ−チャ−トについて説明す
る。
【0036】(1)ステップS1で処理プログラムを開
始し、ステップS2で感度設定値を確認する。次にステ
ップS3で一定時間、例えば1ms経過したかどうかを
判定する。この判定結果がNO(以下、Nと略記する)
であれば、ステップS3の待機状態となる。
【0037】(2)一定時間が経過することにより、前
記ステップS3の判定結果がYES(以下、Yと略記す
る)になれば、次にステップS4の処理に移行して、検
出状態を確認し、確認回数を1加算する。続いて、ステ
ップS5の処理で異常状態であるかどうかを判定する。
【0038】(3)この判定結果がYであれば、次にス
テップS6の処理で異常検出回数を1加算する。次にス
テップS7の処理で確認回数が所定回、例えば100回
になったかどうかを判定する。前記ステップS5の判定
結果がNで異常状態ではないと判定された場合も、ステ
ップS7の処理に移行する。
【0039】(4)ステップS7の判定結果がNであれ
ば、ステップS3の処理に戻り、ステップS3〜ステッ
プS7のル−プ処理を繰り返す。また、ステップS7の
判定結果がYであれば、次にステップS8の処理で、
(異常検出回数/100)×100=A、の式から、時
間100ms間に検出された異常検出回数Aを求める。
【0040】(5)次に、ステップS9の処理で感度設
定値(Q)と前記異常検出回数Aとを比較し、異常検出
回数Aが感度設定値(Q)以上であるかどうかを判定す
る。この判定結果がYであれば、ステップS10の処理
で異常処理を行なう。この異常処理は、前記のように表
示部Yへの表示、警報の鳴動、蛍光ランプLPの動作停
止等の処理である。
【0041】(6)ステップS9の判定結果がNであれ
ば、ステップS11の処理で正常処理(蛍光ランプLP
の点灯続行等)を行なう。ステップS10の異常処理、
またはステップS11の正常処理の後に、ステップS1
2の処理で異常検出回数をクリアし、また、確認回数を
クリアしてステップS2の処理に戻る。
【0042】上記の例では、インバ−タに蛍光ランプを
接続したインバ−タ式ランプ装置について説明した。本
発明は、蛍光ランプ以外のランプを用いたインバ−タ式
ランプ装置に適用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の上記特徴によれば、サンプリングした電圧が基準電
圧を超える異常検出回数と、用途に応じ変更可能に設定
された感度設定値とを比較して、比較結果に基づいてラ
ンプが異常かどうかを判定している。このため、同一の
インバ−タを用いたランプの用途に応じて、当該用途の
環境に適合した最適な感度設定値と基準電圧を設定する
ことにより、精度良くランプの異常を判定することがで
きる。
【0044】請求項2に係る発明の上記特徴によれば、
ランプ電流の大小に応じて設定された感度設定値と、サ
ンプリングした電圧が基準電圧を超える異常検出回数と
を比較してランプが異常かどうかを判定している。この
ため、ランプ電流の大きさ、すなわち、インバ−タの定
格に応じて感度設定値を変更することにより、異なるイ
ンバ−タを使用する場合でも、共通のランプ異常検出装
置を用いてそれぞれのランプの異常を検出することがで
きる。
【0045】請求項3に係る発明の上記特徴によれば、
インバ−タとランプとの接続線に設けた端子に、ランプ
異常検出装置を着脱自在に接続している。このため、種
々の定格のインバ−タが接続されている各々のランプ回
路に対して、共通のランプ異常検出装置を簡単に接続
し、また、取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るランプ異常検出装置
を示す回路図である。
【図2】異常電圧検出についての説明図である。
【図3】異常電圧検出についての説明図である。
【図4】本発明の処理手順示すフロ−チャ−トである。
【図5】従来例の回路図である。
【符号の説明】
Lp 蛍光ランプ Iv インバ−タ Cnt 駆動回路 Dt ランプ異常検出装置 PC フォトカプラ MC マイクロコンピュ−タ X 感度設定部 Y 表示部 Z 伝送部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インバ−タにより点灯制御されるランプ
    の電流検出手段と、前記電流を電圧に変換する手段と、
    前記電圧を所定の周期で所定時間サンプリングする手段
    と、基準電圧のレベルを設定する手段と、前記サンプリ
    ングした電圧が所定時間内で基準電圧を超える異常検出
    回数Aをカウントする手段と、用途に応じて予め設定さ
    れた感度設定値Qを記憶する手段と、前記AとQを比較
    してAがQ以上のときに異常と判定する手段と、からな
    ることを特徴とするランプ異常検出装置。
  2. 【請求項2】 インバ−タにより点灯制御されるランプ
    の電流検出手段と、前記電流を電圧に変換する手段と、
    前記電圧を所定の周期で所定時間サンプリングする手段
    と、基準電圧のレベルを設定する手段と、前記サンプリ
    ングした電圧が所定時間内で基準電圧を超える異常検出
    回数Aをカウントする手段と、ランプ電流の大小に応じ
    て設定された感度設定値Qを記憶する手段と、前記Aと
    Qを比較してAがQ以上のときに異常と判定する手段
    と、からなることを特徴とするランプ異常検出装置。
  3. 【請求項3】 前記インバ−タとランプとの接続線に設
    けた端子に、前記ランプ異常検出装置を着脱自在に接続
    することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載
    のランプ異常検出装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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