JP2002024064A - 携帯情報端末 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリカードからデータを入出力可能な携帯
情報端末において、その携帯情報端末自体または同じ種
類の端末によって作成された画像ファイルを使用者が簡
単に見つけることが可能な携帯情報端末を提供する。 【解決手段】 メモリカードとの間でデータファイル等
の入出力を行なうメモリカードインターフェイスと、画
像データ等のオブジェクト情報を格納する記憶手段と、
画像データファイルを表示する表示装置を備え、画像読
み出しの際に最初は自己の端末専用のフォルダを探し、
そのフォルダが見つかればその下のディレクトリに格納
された画像ファイル内のサムネイル画像データ読み出
し、そのサムネイルを順位最上位で表示する。これによ
り使用者は手間をかけずに自己の端末にて作成した画
像、または他の端末にて作成され、前記専用のフォルダ
内に格納された画像を見つけ出すことができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は携帯情報端末に関す
るものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、電子カメラが普及している。従来
の電子カメラでは、電子カメラで撮影した画像を確認す
る場合は、電子カメラをテレビモニター等に接続し、電
子カメラで撮影した画像を送信してテレビモニターに表
示することにより、画質が良好な画像を手間をかけるこ
となく容易に確認することができる。

【０００３】電子カメラで撮影した画像を別の場所に送
りたい場合は、そのまま一旦ビデオプリンタ等で印字
し、その用紙を郵送したり、あるいはその用紙をファク
シミリで送信するという方法がある。

【０００４】しかしながら以上のような方法で画像を送
ると、画像をそのままテレビモニターに表示する場合よ
りも画質が劣化してしまい、その上使用者の操作に手間
がかかる等の問題があった。

【０００５】また携帯電話等のモバイル機器に代表され
る携帯情報端末において、撮影機能や撮影した画像を処
理する機能、または画像を作成する機能を備えた端末が
普及し始めている。このような撮影機能（電子カメラ機
能）を内蔵した携帯情報端末に、メモリカードへデータ
書き込み／読み出しを行うメモリカードインターフェー
スを搭載することにより、メモリカードを媒体として画
像を含むファイルをやりとりすることができる。すなわ
ち、このメモリカードを介して、携帯情報端末で作成し
た画像データファイルを他の装置で読み込んだり、他の
装置で作成した画像データファイルを本携帯情報端末で
読み込むことができる。

【０００６】また、電子メール送信ツールを利用して、
電子カメラなどで撮影した画像データファイルを電子メ
ールに添付して送信する方法もある。この場合、次のよ
うな手順を行わなければならない。

【０００７】１．撮影データを記憶領域に記憶する。

【０００８】２．電子メール作成画面を表示し、メーラ
のファイル添付機能を用いて、の撮影データを添付フ
ァイルとして指定する。

【０００９】３．宛先、タイトル、本文を付加して送信
する。

【００１０】この場合、電子カメラのデータを電子メー
ル送信ツールがインストールされているコンピュータ、
またはそのコンピュータがアクセス可能な記憶領域にデ
ータを保存する（電子カメラからデータをダウンロード
する）必要があるが、この作業には多くの労力を要する
場合がある。

【００１１】また、電子メールが送受信可能な電子カメ
ラ内蔵の携帯情報端末などであっても、撮影したデータ
を電子メールに添付して送信する場合は、上記と同様の
手順を行わなければならず、処理が煩雑であるという問
題がある。

【００１２】

【発明が解決しようとする課題】メモリカードの中は、
他の電子カメラ等で撮影された画像ファイル、または他
の画像端末で作成された画像も混在している場合があ
り、これらの異なった出所を持つファイルが混在するメ
モリカードからある特定の携帯端末によって記録した画
像ファイルを探そうとした場合、その画像ファイルを見
つけにくいことがある。携帯端末に設けられる表示部の
大きさには限りがあるため、メモリカードや端末本体内
のユーザメモリに格納されている全てのファイル情報
（サムネイル画像）を一度に表示することは出来ない。

【００１３】そこで本発明は、メモリカードを媒体とし
て画像を含むファイルをやりとりできる携帯情報端末に
おいて、その携帯情報端末自体または同じ種類の携帯情
報端末によって作成された画像ファイルを使用者が操作
に手間をかけずに、簡単に見つけることが可能な携帯情
報端末を提供することを目的とする。

【００１４】

【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに本発明の携帯情報端末は、画像読み出しの際に、最
初は自己の端末専用のフォルダを探し、そのフォルダが
見つかればその下のディレクトリに格納された画像ファ
イル内のサムネイル画像データ読み出し、そのサムネイ
ルを順位最上位で表示するように構成したものである。

【００１５】また画像書き込みの際に、最初は自己の端
末専用のフォルダを探し、そのフォルダが見つかればそ
の下のディレクトリに書き込み対象のためのファイルを
作成して画像データを書き込み、自己の端末専用のその
フォルダが見つからなければ新たに自己の端末専用のフ
ォルダを作成し、作成したフォルダの下のディレクトリ
に書き込み対象の画像データファイルを書き込むように
したものである。

【００１６】

【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、主画像及び該主画像を任意の規格に縮小したサムネ
イル画像を共に有する画像データファイルを記憶可能な
メモリカードとの間でデータファイル等の入出力を行な
うメモリカードインターフェイスと、画像データ等のオ
ブジェクト情報を格納する記憶手段と、画像データファ
イルを表示する表示装置と、使用者が表示装置に表示さ
れた画像データファイルの中から画像の選定を行う操作
手段と、画像読み出しの際に最初は自己の端末専用のフ
ォルダを探し、そのフォルダが見つかればその下のディ
レクトリに格納された画像ファイル内のサムネイル画像
データ読み出し、そのサムネイルを順位最上位で表示す
るように制御する制御手段を備えた携帯情報端末であ
り、このような構成により、画像読み出しの際には、先
に自己の端末専用のフォルダを探し、そのフォルダの中
の各画像ファイルからサムネイル画像データ読み出して
他のフォルダの画像ファイルよりも優先して表示させる
ので、使用者は手間をかけずに自己の端末にて作成した
画像、または他の端末にて作成され、専用のフォルダ内
に格納された画像を見つけ出すことができる。

【００１７】本発明の請求項２に記載の発明は、主画像
及び該主画像を任意の規格に縮小したサムネイル画像を
共に有する画像データファイルを記憶可能なメモリカー
ドとの間でデータファイル等の入出力を行なうメモリカ
ードインターフェイスと、画像データ等のオブジェクト
情報を格納する記憶手段と、画像データファイルを表示
する表示装置と、使用者が表示装置に表示された画像デ
ータファイルの中から画像の選定を行う操作手段と、制
御手段とを備え、制御手段は、画像読み出しの際に最初
は自己の端末専用のフォルダを探し、そのフォルダが見
つかればその下のディレクトリに格納された画像ファイ
ル内のサムネイル画像データ読み出し、そのサムネイル
を順位最上位で表示するように制御し、画像書き込みの
際に最初は自己の端末専用のフォルダを探し、そのフォ
ルダが見つかればその下のディレクトリに書き込み対象
のためのファイルを作成して画像データを書き込み、自
己の端末専用のそのフォルダが見つからなければ新たに
自己の端末専用のフォルダを作成し、作成したフォルダ
の下のディレクトリに書き込み対象の画像データファイ
ルを書き込むように制御することを特徴とする携帯情報
端末であり、このような構成により、画像書き込みの際
には、最初に自己の端末専用のフォルダを探し、そのフ
ォルダが見つかればその下のディレクトリに画像データ
ファイルを書き込むので、自己の端末にて作成した画像
は自動的に自己の端末専用のフォルダに書き込まれるこ
とになり、画像読み出しの際には、先に自己の端末専用
のフォルダを探し、そのフォルダの中の各画像ファイル
からサムネイル画像データを優先して表示させるので、
使用者は手間をかけずに自己の端末にて作成した画像を
見つけ出すことができる。

【００１８】本発明の請求項３に記載の発明は、主画像
及び該主画像を任意の規格に縮小したサムネイル画像を
共に有する画像データファイルを記憶可能なメモリカー
ドとの間でデータファイル等の入出力を行なうメモリカ
ードインターフェイスと、画像データ等のオブジェクト
情報を格納する記憶手段と、画像データファイルを表示
する表示装置と、使用者が表示装置に表示された画像デ
ータファイルの中から画像の選定を行う操作手段と、制
御手段とを有し、制御手段は、メモリカードが装着され
た状態で画像表示の操作が為されるとメモリカード内の
自己の端末専用のフォルダを探し、そのフォルダが見つ
かればその下のディレクトリに格納された画像ファイル
内のサムネイル画像データ読み出し、表示装置の第１の
領域にメモリカードに格納されている各画像ファイルの
サムネイル画像を表示し、表示装置の第２の領域にユー
ザメモリ内に格納されている各画像ファイルのサムネイ
ル画像を表示し、使用者が第１の領域上の表示画像を選
択して表示の操作をするとメモリカードより該当する画
像データを読み出して表示装置に表示し、使用者が第２
の領域上の表示画像を選択して表示の操作をするとユー
ザメモリ内より該当する画像データを読み出して表示装
置に表示するように制御することを特徴とする携帯情報
端末であり、このような構成により、表示装置にはメモ
リカードとユーザメモリ内に格納されている各画像ファ
イルのサムネイル画像が第１の領域と第２の領域に分け
て表示され、メモリカードからの画像読み出しの際は、
先に自己の端末専用のフォルダを探し、そのフォルダの
中の各画像ファイルからサムネイル画像データを優先し
て第１の領域に表示させるので、使用者は手間をかけず
に自己の端末にて作成した画像を容易に見つけ出すこと
ができる。

【００１９】（実施の形態）以下、本発明の実施の形態
について、図面を用いて説明する。図１は本発明の実施
の形態における携帯情報端末のハードウェア構成図、図
２は同携帯情報端末の外観図である。

【００２０】図１において、本発明の実施の形態におけ
る携帯情報端末２０は、装置全体を制御する中央処理演
算装置としてのＣＰＵ１、ＣＰＵ１が実行するプログラ
ムコードを格納する記憶手段としてのＲＯＭ（Ｒｅａｄ
Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）２、画像等のオブジェクト
情報を格納する記憶手段としてのＲＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ
Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）３、画像を撮影してデ
ジタル画像化する撮影装置４、メモリカード２１と携帯
情報端末２０とを接続して画像データファイル等の入出
力を行なうメモリカードインターフェイス５、操作や手
入力を行なうキーボード等の入力装置６、画像データフ
ァイル等を表示する表示装置７、インターネット等の通
信ネットワーク網１１を介して、外部の装置と画像デー
タファイル等の送受信を行なう送受信手段１０を備え
る。

【００２１】また、本発明の携帯情報端末２０において
使用されるＣＰＵ１は、ＲＯＭ２に格納されているプロ
グラムを読み込んで実行する機能の他に、メモリカード
２１に保存されている画像データファイルを読み込んで
データ変換し、表示装置７に出力する画像処理手段８の
機能を備えている。さらにＣＰＵ１は、メモリカードか
ら画像を読み出す際、最初に自己の端末専用のフォルダ
を探し、そのフォルダから画像ファイルの情報を読み出
し、メモリカードへ画像を書き込む際には最初に自己の
端末専用のフォルダを探して、そのフォルダの中に書き
込み対象の画像データファイルを書き込むといったディ
レクトリ管理を行うディレクトリ管理手段９の機能を備
えている。

【００２２】図２に示すように、携帯情報端末２０の側
部にメモリカード２１を装着するためのスロット１２が
設けられている。１３は使用者がカーソルを各方向に移
動させ、また表示部に示されたメツセージに従って各種
走査を行うための方向選択キーである。１４は動作の選
択を確定または取り消すための選択・取り消しキーであ
る。

【００２３】図３を用いて、メモリカードに保存された
画像データファイルを表示装置に表示する手順を説明す
る。

【００２４】先ず、画像データファイルを保存している
メモリカード２１を図２に示すスロツト１２に挿入して
メモリカードインターフェイス５に接続し、画像データ
ファイルの入出力を可能な状態にしておく。次いで、入
力装置６を使用して、画像表示の操作を行う。

【００２５】画像表示の操作によって、図３（ａ）に示
すように端末本体内のユーザメモリ（ＲＡＭ３）から読
み出したサムネイル画像と、メモリカード２１から読み
出したサムネイル画像が表示装置にリストアップされ
る。図３（ａ）において、表示装置の左半分にユーザメ
モリ（ＲＡＭ３）に格納されている各画像ファイルのサ
ムネイル画像が表示され、表示装置の右半分にメモリカ
ード２１に格納されている各画像ファイルのサムネイル
画像が表示される。

【００２６】使用者は、表示装置に表示された複数のサ
ムネイル画像を見て、表示画像ファイルを指定。すなわ
ち使用者は、図３（ｂ）に示す携帯情報端末の方向選択
キー１３を操作することに上下左右にカーソルを移動さ
せ、表示したい件のサムネイル画像にカーソルを合わせ
る。そして図３（c）に示す携帯情報端末の選択・取り
消しキー１４を操作すると、その時にカーソル位置する
サムネイル画像の画像が選択され、その画像データがユ
ーザメモリ（ＲＡＭ３）またはメモリカード２１から読
み出され、表示装置に表示される。

【００２７】たとえば、図３（ａ）ではＦｉｇ.１の位
置にカーソルが来ている。使用者が方向選択キー１３を
操作してカーソルを右へ動かすと図４（ａ）に示す状態
になる。さらに方向選択キー１３を操作してカーソルを
右へ動かすと、図４（ｂ）に示す状態になり、この状態
ではメモリカード２１の中に記憶されたＦｉｇ.７の位
置にカーソルが来る。この状態で使用者が選択・取り消
しキー１４を操作すると、Ｆｉｇ.７に該当する画像デ
ータがメモリカード２１から読み出され、表示装置に表
示される。

【００２８】図５は、本携帯情報端末に使用するメモリ
カード内に記録されるＤＣＦ基本ファイルのファイル構
造を示す説明図である。この基本ファイルに一つの画像
ファイルの中に主画像のデータを格納する領域と、この
主画像を縮小したサムネイル画像のデータを格納する領
域が設けられている。このサムネイル画像領域から読み
出したデータを元に図３に示すようにサムネイル画像を
表示する。

【００２９】図６はこのメモリカード内のディレクトリ
構造を示す説明図である。図６において、メインフォル
ダ「ＤＣＩＭ」の下に作られる複数のフォルダの名称お
よびその下のファイル名は以下の規則に従う。すなわち
フォルダの名称は、前半の３桁数字「＃＃＃」と、５桁
の文字「×××××」から構成される。またその下に置
かれるＤＣＦ基本ファイルのファイル名は前半の４桁の
文字「××××」と後半の４桁数字「＃＃＃＃」から成
り、さらにファイル拡張子（ＪＰＧ等）が付加される。

【００３０】図６において、「１００Ｋ Ｍ Ｅ Ｄ Ｔ」
が自己の端末専用のフォルダである。自己の端末で作成
された画像ファイルを格納する場合は、自動的に前半３
桁数字を「１００」、後半５桁の文字を「Ｋ Ｍ Ｅ Ｄ
Ｔ」とした専用のフォルダを作成する。その専用フォル
ダの下に、前半４桁の文字が「Ｋ Ｍ Ｅ Ｄ」、後半４
桁の数字を「０００１」から始まる連番にしてファイル
名を自動的に決め、ファイルを格納する。すなわち自己
の端末で作成された画像ファイルは、「ＫＭＥＤ０００
１.ＪＰＧ」，「ＫＭＥＤ０００２.ＪＰＧ」，「ＫＭＥ
Ｄ０００３.ＪＰＧ」として順次格納される。

【００３１】次に、本実施の形態の処理フローを図７の
フローチャートを用いて説明する。本実施の形態では、
まずメモリカード２１をスロット１２に挿入すると、メ
モリカードインターフェイス５はカードが挿入されたこ
とを示す信号をＣＰＵ１へ伝える。

【００３２】画像読み出しの際には、最初は自己の端末
専用、もしくは同じ種類の携帯端末用のフォルダを検索
する（Ｓ１）。ここでは図６に示すフォルダ「１００Ｋ
ＭＥＤ Ｔ」が検出される。

【００３３】該当のフォルダが検出されると、次にその
下のディレクトリに格納されたファイルを検索する（Ｓ
２）。図６においてファイル「ＫＭＥＤ０００１.ＪＰ
Ｇ，ＫＭＥＤ０００２.ＪＰＧ，……」は、専用フォル
ダ「１００Ｋ Ｍ Ｅ Ｄ Ｔ」の下に格納されたファイル
であり、これらファイルの情報が読み出される。

【００３４】そしてこれらファイルの情報に基づいてＤ
ＣＦファイルが検出される（Ｓ３）。その際、各ファイ
ルの日付け情報に基づいて日付けが新しい順番に並べ、
ＲＡＭ３の中に、当該端末用ディレクトリに含まれるＤ
ＣＦファイルの表示順リストを作成する（Ｓ４）。

【００３５】次に、当該携帯端末用のフォルダ以外のフ
ォルダを検索する（Ｓ５）。たとえば図６に示すフォル
ダ「１０１ＰＡＮＡＳ」が検出される。次に当該フォル
ダの下のディレクトリに格納されたファイルを検索する
（Ｓ６）。さらにそれらのファイルの情報に基づいてＤ
ＣＦファイルが検出される（Ｓ７）。当該携帯端末用の
ディレクトリ以外のディレクトリが全て検出できるまで
Ｓ５，６，７を繰り返す（Ｓ８）。Ｓ５，６，７にて作
成された表示順リストを新しい日付け順に並べる。Ｓ
１，２，３，４にて作成された表示順リストに、Ｓ５，
６，７にて検出された件を追加する（Ｓ９)。

【００３６】以上のようにして、ＲＡＭ３の中に図８に
示すような表示順リストが作成される。この表示順リス
トに従って、メモリカード２１に格納されている各画像
ファイルのサムネイル画像が順次読み出され、図３
（ａ）に示すように表示装置の右半分に各サムネイル画
像が表示される。

【００３７】

【発明の効果】以上のように本発明は、メモリカードと
の間でデータファイル等の入出力を行なうメモリカード
インターフェイスと、画像データ等のオブジェクト情報
を格納する記憶手段と、画像データファイルを表示する
表示装置を備え、画像読み出しの際に最初は自己の端末
専用のフォルダを探し、そのフォルダが見つかればその
下のディレクトリに格納された画像ファイル内のサムネ
イル画像データ読み出し、そのサムネイルを順位最上位
で表示するように制御する構成としたことにより、画像
読み出しの際には、先に自己の端末専用のフォルダを探
し、そのフォルダの中の各画像ファイルからサムネイル
画像データ読み出して他のフォルダの画像ファイルより
も優先して表示させるので、使用者は手間をかけずに自
己の端末にて作成した画像、または他の端末にて作成さ
れ、前記専用のフォルダ内に格納された画像を見つけ出
すことができる。

【００３８】また、表示装置の第１の領域にメモリカー
ドに格納されている各画像ファイルのサムネイル画像
を、第２の領域にユーザメモリ内に格納されている各画
像ファイルのサムネイル画像を分けて表示するように
し、メモリカードからの画像読み出しの際は、先に自己
の端末専用のフォルダから読み出したサムネイル画像デ
ータを優先して前記第１の領域に表示させるので、使用
者は自己の端末にて作成した画像を容易に見つけ出すこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態における携帯情報端末のハ
ードウェア構成図

【図２】本発明の実施の形態における携帯情報端末の外
観図

【図３】（ａ）メモリに格納されている画像を表示装置
に表示順リストアップした状態を示す説明図 （ｂ）同実施の形態における携帯情報端末の方向選択キ
ーを示す図 （ｃ）同実施の形態における携帯情報端末の選択・取り
消しキーを示す図

【図４】（ａ）メモリカードに格納されている画像を表
示装置に表示順リストアップした状態で画像ファイルを
選択する様子を示す説明図 （ｂ）メモリカードに格納されている画像を表示装置に
表示順リストアップした状態で画像ファイルを選択する
様子を示す説明図

【図５】同実施の形態における携帯情報端末に使用され
るメモリカード内のＤＣＦ基本ファイルのファイル構造
を示す説明図

【図６】同実施の形態における携帯情報端末に使用され
るメモリカード内のディレクトリ構造を示す説明図

【図７】本発明の実施の形態における携帯情報端末の画
像読み出しの際の動作を示すフローチャート

【図８】同実施の形態における携帯情報端末において表
示のために作成される画像ファイルの表示順リストを示
す説明図

【符号の説明】

１ ＣＰＵ ２ ＲＯＭ ３ ＲＡＭ ４ 撮影装置 ５ メモリカードインターフェイス ６ 入力装置 ７ 表示装置 ９ ディレクトリ管理手段 １０ 送受信手段 １１ 通信ネットワーク網 １２ スロット １３ 方向選択キー １４ 選択・取り消しキー ２０ 携帯情報端末 ２１ メモリカード

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】主画像及び該主画像を任意の規格に縮小し
   たサムネイル画像を共に有する画像データファイルを記
   憶可能なメモリカードとの間でデータファイル等の入出
   力を行なうメモリカードインターフェイスと、画像デー
   タ等のオブジェクト情報を格納する記憶手段と、画像デ
   ータファイルを表示する表示装置と、使用者が前記表示
   装置に表示された前記画像データファイルの中から画像
   の選定を行う操作手段と、メモリカードからデータを読
   み出す際に最初は自己の端末専用のフォルダを探し、そ
   のフォルダが見つかればその下のディレクトリに格納さ
   れた画像ファイル内のサムネイル画像データ読み出し、
   そのサムネイルを順位最上位で表示するように制御する
   制御手段を備えたことを特徴とする携帯情報端末。
2. 【請求項２】主画像及び該主画像を任意の規格に縮小し
   たサムネイル画像を共に有する画像データファイルを記
   憶可能なメモリカードとの間でデータファイル等の入出
   力を行なうメモリカードインターフェイスと、画像デー
   タ等のオブジェクト情報を格納する記憶手段と、画像デ
   ータファイルを表示する表示装置と、使用者が前記表示
   装置に表示された前記画像データファイルのなかから画
   像の選定を行う操作手段と、制御手段とを備え、前記制
   御手段は、メモリカードからデータを読み出す際に最初
   は自己の端末専用のフォルダを探し、そのフォルダが見
   つかればその下のディレクトリに格納された画像ファイ
   ル内のサムネイル画像データ読み出し、そのサムネイル
   を順位最上位で表示するように制御し、メモリカードに
   データを書き込む際に最初は自己の端末専用のフォルダ
   を探し、そのフォルダが見つかればその下のディレクト
   リに書き込み対象のためのファイルを作成して画像デー
   タを書き込み、自己の端末専用のそのフォルダが見つか
   らなければ新たに自己の端末専用のフォルダを作成し、
   作成したフォルダの下のディレクトリに書き込み対象の
   画像データファイルを書き込むように制御することを特
   徴とする携帯情報端末。
3. 【請求項３】主画像及び該主画像を任意の規格に縮小し
   たサムネイル画像を共に有する画像データファイルを記
   憶可能なメモリカードとの間でデータファイル等の入出
   力を行なうメモリカードインターフェイスと、画像デー
   タ等のオブジェクト情報を格納する記憶手段と、画像デ
   ータファイルを表示する表示装置と、使用者が前記表示
   装置に表示された前記画像データファイルの中から画像
   の選定を行う操作手段と、制御手段とを有し、前記制御
   手段は、メモリカードが装着された状態で画像表示の操
   作が為されると、メモリカード内の自己の端末専用のフ
   ォルダを探し、そのフォルダが見つかればその下のディ
   レクトリに格納された画像ファイル内のサムネイル画像
   データ読み出し、表示装置の第１の領域にメモリカード
   に格納されている各画像ファイルのサムネイル画像を表
   示し、表示装置の第２の領域にユーザメモリ内に格納さ
   れている各画像ファイルのサムネイル画像を表示し、使
   用者が第１の領域上の表示画像を選択して表示の操作を
   するとメモリカードより該当する画像データを読み出し
   て表示装置に表示し、使用者が第２の領域上の表示画像
   を選択して表示の操作をするとユーザメモリ内より該当
   する画像データを読み出して表示装置に表示するように
   制御することを特徴とする携帯情報端末。