JP2002023674A - タイル型ディスプレイ装置 - Google Patents

タイル型ディスプレイ装置

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JP2002023674A
JP2002023674A JP2001012262A JP2001012262A JP2002023674A JP 2002023674 A JP2002023674 A JP 2002023674A JP 2001012262 A JP2001012262 A JP 2001012262A JP 2001012262 A JP2001012262 A JP 2001012262A JP 2002023674 A JP2002023674 A JP 2002023674A
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crystal display
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Akira Fukei
昭 吹毛井
Kiyoto Kawasaki
清人 川▲崎▼
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ZERO STAFF KK
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    • G09F19/22Advertising or display means on roads, walls or similar surfaces, e.g. illuminated
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画面に対する斜め方向からの視認性が向上
し、宣伝広告効果が飛躍的に向上するタイル型ディスプ
レイ装置を提供する。 【解決手段】 パソコン9に接続された液晶表示器3を
路面1に埋設し、液晶表示器3を強化ガラス製ケース6
で覆い、ケース6の上面を路面1と面一に設ける。ケー
ス6の蓋部には、液晶表示器3の両側に行くにしたがっ
て屈折率が次第に大きくなるレンズ部を形成し、液晶表
示器3からの出射光束が、外側に進むにつれて半球面状
に拡大するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路面、天井面ある
いは壁面に画像を表示させて宣伝広告等の媒体として使
用されるタイル型ディスプレイ装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】現在、宣伝広告等に使用されるディスプ
レイ装置は、壁掛け式の小型のものから、街頭で建物の
壁面に設置されるような大型のものまで種々普及してい
る。これら従来のディスプレイ装置は、いずれも歩行者
の視線と同程度の高さあるいはそれ以上の高さで見るよ
うにされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、人は無意識
のうちに下方を見ている場合が多い。したがって、従来
のディスプレイ装置は、人が意識的に見ようとしない限
り見ることはできない。また、従来のディスプレイ装置
は斜め方向からは視認性が悪く、画像が圧縮されたよう
に歪んで見える。このようなことから、ディスプレイ装
置による宣伝広告機能が十分に発揮されない場合があ
る。本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、斜め方向からの視認性が向上し、宣
伝広告効果が飛躍的に向上するタイル型ディスプレイ装
置の提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の請求
項1に係るタイル型ディスプレイ装置は、パソコン等の
画像制御手段に接続された画像表示器を床面、路面、天
井面あるいは壁面に埋設したことを特徴とする。
【0005】また、請求項2に係るタイル型ディスプレ
イ装置は、請求項1に記載のタイル型ディスプレイ装置
において、パソコンに導入されたアプリケーションソフ
トウエアの制御によって視認性を向上させることを特徴
とする。
【0006】さらに、請求項3に係るタイル型ディスプ
レイ装置は、パソコン等の画像制御手段に接続された画
像表示器を床面、路面、天井面あるいは壁面に設けると
共に、該画像表示器に、斜角度からの視野を確保するレ
ンズ部を設け、該レンズ部が前記床面、路面、天井面あ
るいは壁面に対し面一となるように設けたことを特徴と
する。
【0007】そして、請求項4に係るタイル型ディスプ
レイ装置は、請求項3のタイル型ディスプレイ装置にお
いて、レンズ部の屈折率は、内側から外周側に行くにつ
れて次第に大きくなるように設定され、画像表示器から
出る光束が外方向に進むにつれて拡散するようにしたこ
とを特徴とする。
【0008】加えて、請求項5に係るタイル型ディスプ
レイ装置は、請求項3又は請求項4記載のタイル型ディ
スプレイ装置において、レンズ部内に複数の画像表示器
を設置し、複数方向からの視認性を向上させることを特
徴とする。
【0009】また、請求項6に係るタイル型ディスプレ
イ装置は、請求項1乃至請求項5記載のタイル型ディス
プレイ装置において、映像コンテンツ及び/又は音声コ
ンテンツのデータの表示形態を変換して制御・管理する
アプリケーションプログラムを搭載したコントロールユ
ニットをパソコン等の画像及び/又は音声制御手段と画
像表示器及び/又は音声出力器との間に設けたことを特
徴とする。
【0010】さらに、請求項7に係るタイル型ディスプ
レイ装置は、請求項6記載のタイル型ディスプレイ装置
において、広告コンテンツを管理する広告用OSと、コ
ントロールユニットを管理するビジョン用システムOS
をパソコン等の画像制御手段に搭載したことを特徴とす
る。
【0011】本発明において、液晶表示器の表示画面は
パソコンやビデオデッキで設定制御され、この制御手段
と液晶表示器の間はコードレスで接続してもよい。例え
ば液晶表示器を床面や路面等の水平面に設置する場合
は、液晶表示器の上面が床面や路面に露出するように平
坦な状態で設置する。表示画面のコンテンツは主に店舗
の広告、イベント、テレビ放送、映画、方向指示、交通
情報、気象災害情報などであるが、その他の伝達情報で
も良い。例えば、一定方向に流れる帯状のグラフィック
や遊泳する魚の映像により、人を誘導するようなもので
も良い。
【0012】また、パソコンに導入するアプリケーショ
ンソフトウエアにより、擬似立体映像(所謂、3D映
像)を作成し、画像が水平面から立ち上がって見えるよ
うにしたり、奥行きが広がった映像を表示して、斜め方
向からの視認性を向上させるようにしても良い。本発明
ディスプレイ装置の設置場所は特に限定されず、小売店
舗、コンビニエンスストア、デパート、ホテル、ゲーム
センター、空港ビル、駅ビル、オフィスビル、コミュニ
ティスペース、車両道路、遊歩道路、マンション、集会
場、学校、病院、庁舎、車両、船舶等の床面、路面、天
井面あるいは壁面に広く設置できる。
【0013】また、本発明ディスプレイ装置は、床面か
ら壁面に渡って3次元的に(すなわち、水平面から垂直
面に渡って)設置するようなものでも良く。例えば、マ
ンションの一室や狭窄した通路等の閉鎖空間の内側面
(床面、天井面、壁面)の複数面あるいは全面に渡って
設置し、自然の風景等の擬似体感映像(所謂、バーチャ
ルリアリティ映像)を表示するようにしても良い。
【0014】液晶表示器のサイズは建築用タイルを基準
に設定するのが望ましく、数個のタイルを合わせて一つ
の表示画面サイズにすることを想定して最終的なサイズ
決定を行うものとする。液晶表示器の全体は、頑丈なガ
ラス製ケースにより水密に包囲して収納でき、これによ
り、プールや水族館などで水の中に液晶表示器を設置す
ることが可能となる。ケースを頑丈な構造にすること
で、相当な重量に耐えると共に、衝撃による破損が未然
に防止される。また、ガラス製ケースの上蓋部分には、
特殊な透明素材によりレンズを形成し、このレンズ部分
は液晶表示器からの表示光が通過する箇所となる。
【0015】レンズの屈折率は、その両側にいくほど連
続的に異なるように設定し、出射光束が液晶表示器から
離れるにつれて、半球面状に広がるようにする。つま
り、レンズの屈折率は、視点高さ位置における発光部か
らの離間寸法の基準をどこに置くかによって決定され
る。また、それに関連して各レンズの大きさ、発光部と
レンズ軸とのなす角度などを決定し、発光部から路面ま
での距離を決定する。具体的な屈折率の設定方法として
は、厚さの異なるレンズ、あるいは屈折率(材質)の異
なるレンズを複数枚用意し、これらのレンズを一体的に
組み合わせる方法がある。勿論、屈折率などの構成要素
が一体接続可能な条件を満たせば、一様に連続したレン
ズ構造でもかまわない。尚、レンズの構成の仕方によっ
ては、これを拡大(集光)レンズとして機能させること
で、画像サイズを拡大表示させることも可能である。
【0016】また、レンズ部内に複数の画像表示器を設
置し、複数方向に各々指向性をもたせた画像を表示する
ようにしても良い。例えば、遊園地や集合店舗の案内表
示等を行う場合、前後左右の特定の方向から見ると、各
々特定の画像(例えば、進行方向の案内情報)が視認さ
れ、正面(上面)から見ると全体画像が視認できるよう
にしても良い。尚、本発明では、液晶表示器とともに音
声出力器を一体的に設置でき、特に路面スペースを対象
とした音量を測定し、その数値に対応したコンパクトか
つ強度、耐久性を付与することで、ディスプレイ一体型
スピーカーとすることができる。
【0017】図9及び図10に示すように、本発明ディ
スプレイ装置の視認範囲は360度とし、全ての方向か
ら満遍なく視認できるようにするのが望ましい。このた
めに、半径7メートルの円周内に人が進入した地点か
ら、液晶表示が人の視野に入るように設定し、半径1メ
ートル毎に、液晶表示器2による画像や音声出力器5に
よる音声を認識できるようにする。
【0018】例えば、水平面に置かれたディスプレイ装
置により表示される画面を、同じく水平面上を移動する
視点から認識する場合、移動に伴う視認角度の変化によ
り、視点が遠くなるほど表示画面の認識が困難になる。
これは、視界の縦方向に並んだ画像が、視認角度の変化
に対応して縦方向に圧縮されるために起こるものであ
る。ところで、発光部から発せられる光は直進性を示す
ので、この光をディスプレイ装置の発光面側に配置した
レンズを通して屈折させることで、画像圧縮の問題が解
消する。
【0019】ディスプレイ装置を埋設した路面を人が通
ると、無意識のうちに人の視界に液晶表示器2が入る。
そして、液晶表示面を斜め方向から見るときも、液晶表
示面の画像がレンズにより屈折するために、画像に対す
る視野角度が大きくなり、画像が縦方向に圧縮されるこ
となく、真上から見るときと同じ正面画像の状態で視認
される。
【0020】特に、液晶表示器2の真上に人が到達した
ときは、レンズの屈折効果により3次元空間が連想さ
れ、視覚と聴覚の双方によりリアルな臨場感を体感する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に示す実施例に基づいて説明する。図1は本発明に係
るディスプレイ装置を示す断面図、図2はディスプレイ
装置と画像制御手段を示す全体システム図、図3は発光
部からの光束がレンズ部に対し垂直に入射する場合を説
明する作用概念図、図4は発光部からの光束がレンズ部
に対し斜めに入射する場合を説明する作用概念図、図5
は発光部から所定距離以内の視野範囲を示す概念説明
図、図6(A)、(B)は発光部及びレンズ部を単方向
に配置した例を示す概念説明図、図7(A)、(B)、
(C)は発光部及びレンズ部を双方向に配置した例を示
す概念説明図、図8(A)、(B)は発光部及びレンズ
部を四方向に配置した例を示す概念説明図、図9はディ
スプレイ装置の視界範囲を説明する概念平面図、図10
は図9の断面図、図11は本発明ディスプレイ装置のシ
ステムブロック図である。
【0022】
【実施例】図1において、1は、歩行者の多い商店街や
デパートなどの通行用路面(床面)で、路面1には液晶
ディスプレイ装置2が埋設されている。液晶ディスプレ
イ装置2は、路面タイルの一部を構成するもので、画像
表示手段である液晶表示器3と、この液晶表示器3の下
方及び側方に配されたサウンドボード4及びスピーカー
5を備えている。サウンドボード4と液晶表示器3は、
頑丈な防水性箱体である特殊な強化ガラス製のケース6
内に一体的に収納され、このケース6の強度は、200
kg以上の重量物が乗っても十分耐え得るようになって
いる。
【0023】図2において、7は、液晶ディスプレイ装
置2の近くに設けられた制御室で、制御室7には、入出
力部8を備えたパソコン9、及びAV機器10が配設さ
れている。パソコン9は画像制御用の駆動手段として機
能し、ピンコードファイバー(通信線)11を介して液
晶表示器3に接続されている。また、音声制御駆動手段
であるAV機器10は、ピンコードファイバー12を介
してスピーカー5に接続されている。これにより、パソ
コン9、AV機器10から送られる各文字画像信号、音
声信号は、それぞれ液晶表示器3、スピーカー5を通し
て出力できるようになっている。
【0024】次に、液晶表示器3の詳細構造について説
明する。図1に示すように、13は、上下一対のガラス
基板で、一対のガラス基板13の周りはシール材(図示
せず)で気密に張り合わされている。一対のガラス基板
13の間には、スペーサ14が介挿されると共に、液晶
層15が形成されている。このガラス基材13の上下両
側には一対の偏光板16が設けられ、一対の偏光板16
における光の振動方向は互いに90度位相している。
【0025】下方の偏光板16の下側には、液晶層15
に対面する導光板17と、導光板17の一端側に臨む蛍
光管18とが配設されている。この蛍光管18から発せ
られた光は、導光板17を介して液晶層15側に直進す
るようになっている。また、上方の偏光板16の上面は
ケース6の蓋部6aで覆われ、ケース6の蓋部6aに
は、連続的に屈折率の異なるレンズ部a〜dが形成され
ている。
【0026】レンズ部aは水平に置かれ、液晶表示器3
からの光を垂直上方に進行させるものである。また、レ
ンズ部aに隣接するレンズ部bは、液晶表示器3から角
度αで直進してきた光に対応するもので、この光が視点
高さELの各所定位置に到達するように、レンズ部bの
屈折率が設定されている。同じく、レンズ部bに順次隣
接するレンズ部c、dは、液晶表示器3から所定の傾斜
角度βで直進してきた光に対応するもので、この光が視
点高さELの各所定位置に到達するように、レンズ部
c、dの屈折率が設定されている。
【0027】すなわち、レンズ部a〜dは、液晶表示器
3の両側方向にいくほど屈折率が次第に大きくなり、液
晶表示器3の外周方向に出射する光が次第に拡大するよ
うにされている。尚、上側の偏光板16は、図3に示す
ように、レンズ部a〜dに対する発光部19となるもの
である。
【0028】次に、図3乃至図5に基づいて本実施例の
作用について説明する。先ず、発光部19からの光がレ
ンズ部a〜dに対して垂直に入射する場合、図5に示す
ように、液晶表示器3の真上を通る人は、レンズ部aを
通してそのまま表示画面を視認できる。これに対し、液
晶表示器3から離れた所を通る人は、その距離が遠いほ
ど表示画面に対する視認性が悪くなる。しかし、ここで
は真上方向用のレンズ部aの片側に斜め方向用のレンズ
部b〜dを設けたことにより、発光部19からの光束が
屈折して左右両側に拡がるように進む。このため、人が
液晶表示器3から7mほど離れた所にいて、斜め方向か
ら表示画面を見ても、表示画面の画像が縦方向に圧縮さ
れず、ほぼ正面真上から見るかのように視認できる。
【0029】ところで、図3のレンズ配置では路面高さ
FLと発光部19との距離が長くなる欠点がある。そこ
で、路面高さFLと発光部19との距離を短くするため
に、発光部19からの光束がレンズ部b〜dに対して斜
めに入射する場合のレンズ配置について説明する。すな
わち、図4に示すように、人が液晶表示器3から7mほ
ど離れていても、発光部19からの光束は、上記同様に
レンズ部b〜dを介して屈折して拡がる。したがって、
画像に圧縮歪みを生ずることなく、正常な平面画像のま
まに明瞭に視認できる。
【0030】要するに、発光部19の面から光束が斜め
方向の角度(α、β)で出射して、レンズ面に対して垂
直又は斜めに入射しても、レンズ部b〜dの屈折作用に
よって、路面1における出射光の範囲は、外部に進行す
るに伴い拡大される。したがって、液晶表示器3からの
距離が半径R=7m以内にいる人は、路面高さFLから
H=1.60〜1.70mの視点高さELまでの範囲
で、表示画面をいずれの方向からでも容易に視認できる
こととなる。
【0031】次に、液晶表示器3の発光部19とレンズ
部a〜dとの位置関係について述べると、これらの個数
と配置方式は種々のタイプが可能である。その具体例を
図6乃至図8に示す。図6(A)、(B)は、発光部1
9とレンズ部a〜dの4組を互い離間させ、かつ周方向
に90度おきに設けた単方向配置タイプのもので、複数
の表示画面「A」は十字方向から常に正面向きのまま個
別に視認される。また、図7(A)、(B)又は(C)
は、発光部19とレンズ部a〜dの2組を密着させて、
横又は縦方向における一直線上で互いに逆方向に設けた
双方向配置タイプのもので、直線方向両側から表示画面
「A」が対面一対として視認される。さらに、図8
(A)、(B)は、発光部19とレンズ部a〜dの1組
を密着させて、1つの発光部19に表示画面「A」4つ
を周方向に90度おきに設けた四方向配置タイプのもの
で、任意な十字方向から表示画面「A」が視認される。
【0032】図11に示すように、本発明では、映像コ
ンテンツや音声コンテンツのデータの表示形態を変換し
て制御・管理するアプリケーションプログラムを搭載し
たコントロールユニット20をパソコン9と液晶ディス
プレイ装置(画像表示器)2及びスピーカー(音声出力
器)5との中間に配置し、主に画像・音声コンテンツの
データを目的の表示形態に変換して、ディスプレイ装置
2及びスピーカー5を制御するようにされている。
【0033】パソコン9には、広告コンテンツを管理す
る広告用OSと、コントロールユニットを管理するビジ
ョン用システムOSが搭載される。そして、各々の広告
コンテンツは、広告用OSによって定まったファイル形
式でファイル化され、広告用OSがそれらのファイルの
管理(ファイル形式の認識、データの整理、及びコント
ロールユニットとのインターフェースのためのデータ変
換等)を行う。
【0034】また、コントロールユニット20には、映
像や音声モニターを制御及び管理するアプリケーション
プログラムである表示APが搭載され、ビジョン用シス
テムOSによって送られてきた画像・音声データファイ
ルと、ビジョン用システムOSで設定された各種機能の
設定データはこれによって制御・管理され、各種設定機
能の内容に基づいて映像・音声データを再生する。ま
た、不具合が生じた場合(画像が不足したり、消費電流
が増大した場合)は、ビジョン用システムOSに対して
ステータス情報を送信するようになっている。具体的に
は、広告用OS及びビジョン用システムOSは、汎用性
を考慮してパソコン9のOSであるWindows、M
acOS、Linux等に対応し、表示APは、C言語
でプログラミングし、対応マイコンをプログラム領域F
lash型にしておけば、そこに専用ツール(マイコン
のCコンパイラ、プログラム書き込みツール等)を使用
してこのプログラムをインストールすることができる。
また、パソコン9にビデオカードを搭載することで、V
TR等の映像データをモニターすることもできる。
【0035】尚、本発明は上記実施例に限定されない。
上記実施例では平坦な路面にディスプレイ装置を埋設し
たが、傾斜した路面にディスプレイ装置を埋設すること
も可能である。また、液晶表示器は、単体で設置して
も、これらを複数配置してマトリックスを形成するもの
でも良い。ディスプレイ装置の設置場所は特に限定され
ず、小売店舗、コンビニエンスストア、デパート、ホテ
ル、ゲームセンター、空港ビル、駅ビル、オフィスビ
ル、コミュニティスペース、車両道路、遊歩道路、マン
ション、集会場、学校、病院、庁舎、車両、船舶等の床
面、路面、天井面あるいは壁面に広く設置できることは
言うまでもない。また、人の接近を感知するセンサーに
よりスイッチングを行い、画像の表示や音声出力を制御
するようにしたり、足で踏み付けたり、指で押すことに
よって生じる圧力を感知するセンサーを付加して、画像
を変化させたり、所望する情報を選択的に表示できるよ
うにしたものでも良い。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、以
下の優れた効果がある。 (1)多くの通行人の視界に液晶表示面が無意識のうち
に入るので、ディスプレイ装置による宣伝広機能が飛躍
的に高まる。 (2)レンズ部の屈折作用により表示画面からの光束
は、半径方向周囲に広範囲に拡がるので、ディスプレイ
装置から6〜7メートル離れた所を通る人でも歪みのな
い正常な画像を任意方向から明瞭に視認することができ
る。 (3)映像コンテンツや音声コンテンツのデータの表示
形態を変換して制御・管理するアプリケーションプログ
ラムを搭載したコントロールユニットをパソコンと液晶
ディスプレイ装置(画像表示器)及びスピーカー(音声
出力器)との中間に配置し、画像・音声コンテンツのデ
ータを目的の表示形態に変換して、ディスプレイ装置及
びスピーカーを制御するようにしたので、パソコンの各
種OSへの対応が可能になり、装置全体としての汎用性
が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスプレイ装置を示す断面図で
ある。
【図2】ディスプレイ装置と画像制御手段を示す全体シ
ステム図である。
【図3】発光部からの光束がレンズ部に対し垂直に入射
する場合を説明する作用概念図である。
【図4】発光部からの光束がレンズ部に対し斜めに入射
する場合を説明する作用概念図である。
【図5】発光部から所定距離以内の視野範囲を示す概念
説明図である。
【図6】発光部及びレンズ部を単方向に配置した例を示
す概念説明図である。
【図7】発光部及びレンズ部を双方向に配置した例を示
す概念説明図である。
【図8】発光部及びレンズ部を四方向に配置した例を示
す概念説明図である。
【図9】ディスプレイ装置の視界範囲を説明する概念平
面図である。
【図10】図9の縦断面図である。
【図11】本発明に係るディスプレイ装置のシステムブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 路面 2 液晶ディスプレイ装置 3 液晶表示器 4 サウンドボード 5 スピーカー(音声発生器) 6 強化ガラス製ケース 6a ケースの蓋部 7 制御室 8 入出力部 9 パソコン(画像制御手段) 10 AV機器 11 ピンコードファイバー 12 ピンコードファイバー 13 ガラス基板 14 スペーサー 15 液晶層 16 偏光板 17 導光板 18 蛍光管 19 発光部 20 コントロールユニット a レンズ部 b レンズ部 c レンズ部 d レンズ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川▲崎▼ 清人 宮崎県児湯郡高鍋町大字南高鍋569番地3 合資会社川▲崎▼電機内 Fターム(参考) 5G435 AA00 BB12 DD02 EE27 EE33 FF05 FF08 GG01 GG02 GG21 GG24 HH02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パソコン等の画像制御手段に接続された画
    像表示器を床面、路面、天井面あるいは壁面に設けたこ
    とを特徴とするタイル型ディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】パソコンに導入されたアプリケーションソ
    フトウエアの制御によって視認性を向上させることを特
    徴とする請求項1記載のタイル型ディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】パソコン等の画像制御手段に接続された画
    像表示器を床面、路面、天井面あるいは壁面に設けると
    共に、該画像表示器に、斜角度からの視野を確保するレ
    ンズ部を設け、該レンズ部が前記床面、路面、天井面あ
    るいは壁面に対し面一となるように設けたことを特徴と
    するタイル型ディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】レンズ部の屈折率は、内側から外周側に行
    くにつれて次第に大きくなるように設定され、画像表示
    器から出る光束が外方向に進むにつれて拡散するように
    したことを特徴とする請求項3記載のタイル型ディスプ
    レイ装置。
  5. 【請求項5】レンズ部内に複数の画像表示器を設置し、
    複数方向からの視認性を向上させることを特徴とする請
    求項3又は請求項4記載のタイル型ディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】映像コンテンツ及び/又は音声コンテンツ
    のデータの表示形態を変換して制御・管理するアプリケ
    ーションプログラムを搭載したコントロールユニットを
    パソコン等の画像及び/又は音声制御手段と画像表示器
    及び/又は音声出力器との間に設けたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項5記載のタイル型ディスプレイ装
    置。
  7. 【請求項7】広告コンテンツを管理する広告用OSと、
    コントロールユニットを管理するビジョン用システムO
    Sをパソコン等の画像及び/又は音声制御手段に搭載し
    たことを特徴とする請求項6記載のタイル型ディスプレ
    イ装置。
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