JP2002023025A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JP2002023025A
JP2002023025A JP2000206621A JP2000206621A JP2002023025A JP 2002023025 A JP2002023025 A JP 2002023025A JP 2000206621 A JP2000206621 A JP 2000206621A JP 2000206621 A JP2000206621 A JP 2000206621A JP 2002023025 A JP2002023025 A JP 2002023025A
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optical
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JP2000206621A
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Toru Yamaguchi
徹 山口
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号光の伝送効率を低下させることなく組み
立てることができる光コネクタを提供する。 【解決手段】 光コネクタとしてのレセプタクル1はハ
ウジング21と光受信デバイス24aと受信用レンズ2
3aと光送信デバイス24bと送信用レンズ23bと誤
組付阻止手段90とを備えている。ハウジング21は受
信用レンズ23aを保持する第1受承筒33aと送信用
レンズ23bを保持する第2受承筒33bとを備えてい
る。受信用レンズ23aは光受信デバイス24aと光フ
ァイバとを光学的に接続する。送信用レンズ23bは光
送信デバイス24bと光ファイバとを光学的に接続す
る。誤組付阻止手段90は受信用レンズ23aが第2受
承筒33bに装着されることを阻止し送信用レンズ23
bが第2受承筒33aに装着されることを阻止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバと、光
受・送信モジュールとを互いに光学的に接続する光コネ
クタを関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の補機等の接続には組電線
であるワイヤハーネスが用いられていた。しかしなが
ら、近年の補機やその回路数の増加等に伴って、ワイヤ
ハーネスが肥大化・重量化するという問題を生じてい
る。この種の問題を解消するためにワイヤハーネスの一
部に光ファイバケーブルを用いて補機等に信号を送る光
ファイバ通信システムが提案されている。
【0003】前記光ファイバ通信システムでは、光ファ
イバケーブルから伝送されてくる信号光を電気信号に変
換し、かつ前記電気信号を光ファイバケーブルに向かっ
て出射する信号光に変換するために、本願出願人は、例
えば、実公平6−33443号公報に記載した光コネク
タを提案している。
【0004】前記公報に記載された光コネクタは、光フ
ァイバと光受・送信モジュールとを互いに光学的に接続
するスリーブを備えている。前記公報に記載された光コ
ネクタは、スリーブの導光路の径がその光軸に沿って一
定に形成されている。このため、受信モジュールの受光
面がスリーブの発光面よりも小さい場合、光ファイバな
どを介して伝送された信号光のうち一部が光受信モジュ
ールの受光面に受光されないことがあり、伝送効率を低
下させる傾向となっていた。
【0005】また、送信モジュールとして発光ダイオー
ド(LED)を用いると、この発光ダイオードが出射す
る光が拡散するので、前記発光ダイオードが出射した光
のうち一部が上記スリーブの導光路に入射できないこと
がある。このように、前記公報に示された光コネクタ
は、信号光の伝送効率が低下する傾向となっていた。
【0006】この信号光の伝送効率の向上を図るため
に、本願出願人は、図14に例示した光コネクタ(特願
平11−115787号)を提案している。図14に例
示された光コネクタとしてのレセプタクル103(機器
側コネクタ)には、図示しない光プラグが嵌合するよう
になっている。
【0007】レセプタクル103は、合成樹脂などから
なるハウジング107と、光受・送信モジュール10
4,104と、一対のスリーブ101と、を備えてい
る。ハウジング107は、箱状に形成されている。ハウ
ジング107は、図14中手前側に位置する外壁に開口
した一対の格納室108を備えている。また、ハウジン
グ107には、図14中奥側に前述した光プラグが嵌合
する。
【0008】光受・送信モジュール104,104は、
格納室108内にそれぞれ収容される。一対のスリーブ
101は、それぞれ、ハウジング107に装着されるよ
うになっている。スリーブ101は、側部125がテー
パ状となった截頭円錐状の導光路126を備えている。
【0009】スリーブ101は、前記ハウジング107
に嵌合した光プラグの一対の光ファイバそれぞれと、光
受・送信モジュール104,104の受光面及び発光面
それぞれと、の間に配される。スリーブ101は、前記
導光路126が光受・送信モジュール104,104に
向かうにしたがって徐々に縮径する状態で配されてい
る。
【0010】また、ハウジング107には、格納室10
8内に光受・送信モジュール104,104を収容した
際にキャップ110が装着されるようになっている。
【0011】光プラグは、一対の光ファイバと、一対の
フェルールと、合成樹脂からなるプラグハウジングと、
を備えている。一対の光ファイバは、互いに並設されて
いる。一対のフェルールは、それぞれ、光ファイバの端
面が露出した状態で被覆する。プラグハウジングは、内
部にフェルールを収容するとともに、ハウジングに嵌合
する。
【0012】前述した構成の光コネクタ102は、導光
路126が光受信モジュール104に向かうにしたがっ
て縮径する状態で配されているため、光ファイバから伝
送された信号光がスリーブ101に入射する際には導光
路126の側部125で全反射を繰り返しながら進行
し、光受信モジュール104に向かうにしたがって次第
に集光する。
【0013】一方、光送信モジュール104からの信号
光をスリーブ101を介して伝送する際には、コアの外
径が一定に形成されたスリーブでは臨界角範囲外となっ
てしまうため信号光がテーパを付けた分だけ伝送できる
ようになる。したがって、伝送効率を向上させることが
できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た光コネクタとしてのレセプタクル103のように、截
頭円錐状の導光路126を備えたスリーブ101を用い
る場合に、更なる信号光の伝送効率の低下を抑制するた
めに、光受信モジュール104に信号を伝送するスリー
ブ(以下受信用スリーブと呼ぶ)と、光送信モジュール
104に信号を伝送するスリーブ(以下受信用スリーブ
と呼ぶ)との、導光路126を互いに異なる形状に形成
することが考えられる。
【0015】例えば、光受信モジュール104の受光面
に相対する受信用スリーブの導光路126の小径面12
6aを比較的小さく形成し、光送信モジュール104の
発光面に相対する送信用スリーブの導光路126の小径
面126aを比較的大きく形成することが考えられる。
【0016】前述した光コネクタとしてのレセプタクル
103では、光受信モジュール104の受光面に送信用
スリーブが相対しかつ光送信モジュール104の発光面
に受光用スリーブが相対するように各スリーブをハウジ
ング107に取り付ける、いわゆる誤組付が生じる虞が
あった。スリーブの誤組付が生じると、信号光の伝送効
率が低下する。また、前述したレセプタクル103で
は、このような誤組付が生じても、作業員などが把握す
ることが困難であった。
【0017】したがって、本発明の目的は、信号光の伝
送効率を低下させることなく確実に組み立てることがで
きる光コネクタを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明の光コネクタ
は、光受・送信モジュールと、前記光受信モジュールと
光ファイバとの間に介在されてこれらの光受信モジュー
ルと光ファイバとを互いに光学的に接続する受信用スリ
ーブと、前記光送信モジュールと光ファイバとの間に介
在されてこれらの光送信モジュールと光ファイバとを互
いに光学的に接続する送信用スリーブと、前記光受・送
信モジュールと受信用スリーブと送信用スリーブとを収
容するハウジングと、を備えたコネクタにおいて、前記
ハウジングは、前記受信用スリーブを保持する第1保持
部と、前記送信用スリーブを保持する第2保持部とを備
え、前記受信用スリーブが前記第2保持部に装着される
ことを阻止するとともに前記送信用スリーブが前記第1
保持部に装着されることを阻止する誤組付阻止手段と、
を備えたことを特徴としている。
【0019】請求項2に記載の本発明の光コネクタは、
請求項1に記載の光コネクタにおいて、前記ハウジング
は、前記第1保持部と第2保持部とに連ねる保持壁を備
えているとともに、前記誤組付阻止手段は、前記受信用
スリーブの外周面から外方向に向かって突出した第1凸
部と、前記送信用スリーブの外周面から外方向に向かっ
て突出しかつ前記第1凸部と異なる形状の第2凸部と、
前記保持壁の表面から凹でかつ前記第1凸部と合致する
とともに受信用スリーブが第1保持部に保持される際に
前記第1凸部が侵入する第1凹部と、前記保持壁の表面
から凹でかつ前記第2凸部と合致するとともに送信用ス
リーブが第2保持部に保持される際に前記第2凸部が侵
入する第2凹部と、を備えたことを特徴としている。
【0020】請求項3に記載の本発明の光コネクタは、
請求項2に記載の光コネクタにおいて、前記ハウジング
とともに前記光受・送信モジュールと受信用スリーブと
送信用スリーブを覆うカバー部材が前記ハウジングに取
り付けられるようになっており、前記光受・送信モジュ
ールと受信用スリーブと送信用スリーブとを収容した前
記ハウジングに前記カバー部材が取り付けられた際に、
前記カバー部材と光受・送信モジュールとの間の間隔よ
り、前記第1凸部及び第2凸部それぞれの前記スリーブ
が保持部それぞれに装着される方向に沿った幅が大きい
ことを特徴としている。
【0021】請求項1に記載した本発明によれば、誤組
付阻止手段が、受信用スリーブが第2保持部に装着され
かつ送信用スリーブが第1保持部に装着されることを阻
止する。このため、信号光の伝送効率が低下することを
抑制できる。
【0022】請求項2に記載した本発明によれば、ハウ
ジングの保持壁から凹の第1凹部に合致する第1凸部
と、第2凹部に合致する第2凸部と、が互いに形状が異
なるので、受信用スリーブが第2保持部に装着されかつ
送信用スリーブが第1保持部に装着されることをより確
実に阻止できる。
【0023】請求項3に記載した本発明によれば、カバ
ー部材がハウジングに取り付けられた際に、前記カバー
部材と光受・送信モジュールとの間の間隔より、前記第
1及び第2凸部それぞれの幅が大きい。このため、受信
用スリーブが第2保持部に装着されることと送信用スリ
ーブが第1保持部に装着されることのうち少なくとも一
方が生じると、カバー部材をハウジングに取り付けるこ
とができなくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施形態にかか
る光コネクタを図1ないし図13を参照して説明する。
本発明の一実施形態にかかる光コネクタとしてのレセプ
タクル(機器側コネクタ)1には、図1に示すように、
相手側の光コネクタとしての光プラグ2が嵌合する。光
プラグ2は、図1に示すように、一対の光ファイバケー
ブル3と、一対のフェルール4と、一対の方向規制部材
5と、プラグハウジング6と、フェルール係止部材7
と、を備えている。
【0025】光ファイバケーブル3は、導光材料からな
る光ファイバ8と、第一シース部9と、第2シース部1
0とを備えている。光ファイバ8は、互いに屈折率が異
なるように形成されかつ互いに同軸的に配されたコアと
クラッドとを備えた従来から周知のマルチモードプラス
チック光ファイバである。
【0026】第一及び第二のシース部9,10は、それ
ぞれ絶縁性を有する合成樹脂から形成されている。第一
シース部9は、光ファイバ8を被覆して保護している。
第二シース部10は、光ファイバ8及び第一シース部9
を被覆して保護している。
【0027】光ファイバケーブル3は、それぞれ先端部
において、光ファイバ8と、第一シース部9とが、先端
側から基端側に向かって段階的に露出するように、前記
第一及び第二シース部9,10が剥がされている。
【0028】フェルール4は、それぞれ合成樹脂から形
成されている。フェルール4は、段階的に外径が変化す
る円管状に形成されている。それぞれのフェルール4
は、円環状に形成されかつ最も外周方向に向かって突出
したフランジ部11を備えている。それぞれのフェルー
ル4は、光ファイバケーブル3を、前記先端部に位置す
る光ファイバ8の端面が露出した状態で被覆する。それ
ぞれのフェルール4は、光ファイバケーブル3と固定さ
れている。
【0029】方向規制部材5は、合成樹脂からなり一端
面に沿った線分と他端面に沿った線分とが互いに直交す
るように湾曲形成されている。方向規制部材5は、断面
形状が、U字状に形成されている。方向規制部材5は、
一端部がフェルール4の基端部と固定される。
【0030】方向規制部材5は、その内側にフェルール
4に固定された光ファイバケーブル3を収容して外部か
ら保護する。一対の方向規制部材5は、その内側に収容
する光ファイバケーブル3が、互いに平行となるよう
に、前記一端面から前記他端面に至る曲率が定められて
いる。
【0031】プラグハウジング6は、合成樹脂からなり
かつ箱状に形成されている。プラグハウジング6は、そ
の内部に、互いに平行な一対の格納室12を形成してい
る。格納室12は、それぞれ、プラグハウジング6の一
端面に開口した第1の開口部12aと、前記一端面と相
対する他端面に開口した第2の開口部12bと、を備え
てプラグハウジング6を貫通している。
【0032】格納室12には、前記第1の開口部12a
を通して、光ファイバケーブル3と固定されたフェルー
ル4がその先端部から挿入される。格納室12は、それ
ぞれ、光ファイバケーブル3と固定されたフェルール4
を収容する。
【0033】また、プラグハウジング6の一つの外壁に
は、挿入孔13が貫通している。なお、図1中には上方
に位置する外壁に挿入孔13が設けられている。さら
に、プラグハウジング6の他の一つの外壁には、レセプ
タクル1に対する係止突起14を有する可撓性のロック
アーム15が設けられている。
【0034】フェルール係止部材7は、挿入孔13を通
して、その一部分が格納室12内に挿入される。フェル
ール係止部材7は、その一部分が格納室12内に挿入さ
れると、プラグハウジング6に係止するなどして固定さ
れる。
【0035】フェルール係止部材7は、その一部分が格
納室12内に挿入されると、フェルール4のフランジ部
11を係止して、フェルール4が、格納室12内から抜
け出ることを規制する。フェルール係止部材7は、フェ
ルール4を係止した際に、フェルール4、光ファイバケ
ーブル3及び方向規制部材5が、軸線回りに回動するこ
とを許容する。
【0036】前述した光プラグ2は、以下のように組み
立てられる。光ファイバケーブル3の先端部とフェルー
ル4とを互いに固定し、光ファイバケーブル3を方向規
制部材5内に挿入するとともに、フェルール4と方向規
制部材5とを互いに固定する。
【0037】その後、光ファイバケーブル3などと固定
されたフェルール4を、第1の開口部12aを通して、
先端部から格納室12内に挿入する。挿入孔13にフェ
ルール係止部材7に挿入・係止させて、フェルール4な
どをプラグハウジング6に取り付ける。こうして、光プ
ラグ2を得る。
【0038】また、光プラグ2は、レセプタクル1との
コネクタ嵌合前の搬送及び保管段階では、図1などに示
す合成樹脂製の防塵ケース20で覆われて保護される。
【0039】レセプタクル1は、前述した補機としての
各種の電子機器などの印刷配線板(Printed Circuit Bo
ard:PCB)などに取り付けられる。レセプタクル1
は、図1ないし図6に示すように、合成樹脂からなるハ
ウジング21と、一対のアース端子22と、受信用スリ
ーブとしての受信用レンズ23aと、送信用スリーブと
しての送信用レンズ23bと、光受信モジュール(Fibe
r Optic Transceiver:FOT)としての光受信デバイ
ス24aと、光送信モジュール(Fiber OpticTransceiv
er:FOT)としての光送信デバイス24bと、カバー
部材としてのキャップ25と、を備えている。
【0040】ハウジング21は、図2ないし図6に示す
ように、前記印刷配線板に沿って配される底壁26と、
この底壁26に対し間隔を存して相対する天井壁27
と、前記底壁26と天井壁27との双方に連なりかつ互
いに間隔を存して相対する一対の側壁28と、を備えて
箱状に形成されている。ハウジング21を構成する母材
は、導電性を有する合成樹脂からなりかつこの導電性を
有する合成樹脂の表面に絶縁性を有する薄膜が形成され
ている。
【0041】また、ハウジング21は、前記壁26,2
7,28の図1ないし図3中の手前側から奥側向かう方
向の中央部に設けられた保持壁としての中央壁29(図
4及び図5等に示す)と、嵌合室30(図2から図5等
に示す)と、受信デバイス収容室31a(図4及び図5
等に示す)と、送信デバイス収容室31b(図5に示
す)と、仕切壁32(図5などに示す)と、第1保持部
としての第1受承筒33a(図4及び図5に示す)と、
第2保持部としての第2受承筒33bと、を備えてい
る。
【0042】中央壁29は、前記壁26,27,28に
よって囲まれた空間内に収容されている。中央壁29
は、前記壁26,27,28それぞれに対し直交してい
るとともに、前記壁26,27,28それぞれに連なっ
ている。
【0043】嵌合室30は、前記壁26,27,28に
よって囲まれた空間であり、かつ外部と連通していると
ともに、前記中央壁29の一方の表面側に設けられてい
る。嵌合室30には、光プラグ2が第2の開口部12b
から挿入される。
【0044】受信デバイス収容室31aと、送信デバイ
ス収容室31bは、前記壁26,27,29に沿って互
いに並設されている。これらの収容室31a,31b
は、前記壁26,27,28によって囲まれた空間であ
りかつそれぞれ外部と連通しているとともに、前記中央
壁29の他方の表面側に設けられている。
【0045】仕切壁32は、図5に示すように、前記中
央壁29の他方の表面から、前記中央壁29と前記他方
の表面側に位置する壁26,27,28の縁との間の中
央部まで延在している。仕切壁32は、前記一対の側壁
28相互間の中央に配されているとともに、これら一対
の側壁28に沿って延在している。仕切壁32は、受信
デバイス収容室31aと、送信デバイス収容室31b
と、を互いに区画している。
【0046】第1及び第2受承筒33a,33bは、そ
れぞれ、内径がフェルール4の先端部の外径と略等しい
円筒状に形成されている。第1及び第2受承筒33a,
33bは、それぞれ、図4及び図5に示すように、一端
部が前記中央壁29に連なっているとともに、他端部が
中央壁29から嵌合室30の開口部に向かって延在して
いる。
【0047】第1及び第2受承筒33a,33bは、そ
れぞれ、壁26,27,28に沿っているとともに、一
対の側壁28が互いに相対する方向に沿って互いに並設
している。また、第1受承筒33aは、受信デバイス収
容室31aと嵌合室30とを互いに連通している。第2
受承筒33bは、送信デバイス収容室31bと嵌合室3
0とを互いに連通している。
【0048】また、ハウジング21は、図1ないし図3
などに示すように、嵌合室30内に挿入される光プラグ
2のロックアーム15の係止突起14に対する一対の係
合孔34と、一対のアース端子圧入部35と、係止孔3
6と、ガイド突起50と、延長部51(図5に示す)
と、を備えている。
【0049】一方の係合孔34は、天井壁27と一方の
側壁28とに亘ってハウジング7を貫通しているととも
に、他方の係合孔34は、底壁26と一方の側壁28と
に亘ってハウジング7を貫通している。係合孔34に
は、嵌合室30内に挿入された光プラグ2のロックアー
ム15の係止突起14が係止する。
【0050】一対のアース端子圧入部35は、それぞれ
の側壁28の底壁26寄りの縁部に設けられている。ア
ース端子圧入部35は、それぞれ、側壁28の底壁26
側に開口したスリット状に形成されている。
【0051】係止孔36は、側壁28それぞれの前記収
容室31寄りの端部に設けられている。係止孔36は、
側壁28それぞれに一対ずつ設けられ、かつこれらの一
対の係止孔36は、底壁26と天井壁27とが互いに接
離する方向に沿って並設されている。係止孔36は、側
壁28を貫通しており、収容室31の内部と外部とを互
いに連通している。また、係止孔36は、それぞれ平面
形状が矩形状に形成されている。
【0052】ガイド突起50は、側壁28それぞれの前
記収容室31a,31b寄りの端部に設けられている。
ガイド突起50は、側壁28それぞれの前述した端部寄
りの縁から中央壁29から離れる方向即ちハウジング2
1の外方向に向かって突出している。それぞれのガイド
突起50は、それぞれの側壁28に形成されかつ底壁2
6と天井壁27とが互いに接離する方向に沿って並設さ
れた一対の係止孔36の相互間に設けられている。
【0053】延長部51は、図5及び図6などに示すよ
うに、仕切壁32と一体に形成されかつこの仕切壁32
の底壁26寄りの端部からハウジング21の外方向に向
かって延在している。延長部51は、仕切壁32と略表
面が面一の板状に形成されている。
【0054】さらに、ハウジング21は、図6などに示
すように、第1凹部61aと、第2凹部61bと、を備
えている。第1凹部61aは、中央壁29の収容室31
a,31b寄りの表面から凹に形成されており、第1受
承筒33aの縁部に設けられている。第1凹部61a
は、その平面形状が後述する第1フランジ部74aの平
面形状と等しく形成されている。即ち、第1凹部61a
は、第1フランジ部74aと合致する形状に形成されて
いる。
【0055】第1凹部61aは、その内側に第1フラン
ジ部74aが侵入可能となっている。第1凹部61aの
中央壁29の収容室31a,31b寄りの表面から深さ
De1(図4及び図5に示す)が、第1フランジ部74
aの厚みT1(図7及び図9に示す)と略等しく形成さ
れている。
【0056】第2凹部61bは、中央壁29の収容室3
1a,31b寄りの表面から凹に形成されており、第2
受承筒33bの縁部に設けられている。第2凹部61b
は、その平面形状が後述する第2フランジ部74bの平
面形状と等しく形成されている。即ち、第2凹部61b
は、第2フランジ部74bと合致する形状に形成されて
いる。
【0057】第2凹部61bは、その内側に第2フラン
ジ部74bが侵入可能となっている。第2凹部61bの
中央壁29の収容室31a,31b寄りの表面から深さ
De2(図5に示す)が、第2フランジ部74bの厚み
T2(図7及び図9に示す)と略等しく形成されてい
る。なお、図示例では、前記深さDe2は、前述した深
さDe1と略等しい。
【0058】一対のアース端子22は、それぞれ導電性
を有する金属からなる。アース端子22は、図1に示す
ように、ハウジング圧入部37と、基板挿入部38と、
を一体に備えている。ハウジング圧入部37は、平面形
状が矩形状の平板に形成されている。
【0059】ハウジング圧入部37は、アース端子圧入
部35内に底壁26側から圧入される。ハウジング圧入
部37は、アース端子圧入部35内に圧入されると、ハ
ウジング21の表面に形成された絶縁膜を削り取って、
ハウジング21を構成する導電性の合成樹脂からなる母
材と接触する。
【0060】基板挿入部38は、ハウジング圧入部37
がアース端子圧入部35内に圧入されると底壁26から
離れる方向に延在するブレード状に形成されている。基
板挿入部38は、その長手方向に沿った中央部が幅広と
なっており、前記ハウジング圧入部31と連なる基端部
と底壁26から最も離れる先端部との双方が前記中央部
より幅が狭く形成されている。
【0061】基板挿入部38は、ハウジング圧入部37
がアース端子圧入部35内に圧入されると、底壁26か
らハウジング21の下方に向かって突出する。基板挿入
部38は、前述した図示しない印刷配線板のスリット内
などに係合し、この印刷配線板の導体パターンなどと電
気的に接続する。基板挿入部38は、係合するなどして
前記印刷配線板に固定される。
【0062】光受信デバイス24aは、受信デバイス収
容室31a内に収容される。光受信デバイス24aは、
受光した信号光を電気信号に変換するデバイスであり、
前記信号光を受光するための受光面と、リード端子41
aとを備えている。
【0063】受光面は、光受信デバイス24aが受信デ
バイス収容室31a内に収容されると、ハウジング21
に嵌合した光プラグ2の光ファイバケーブル3の端面と
相対する。リード端子41aは、光受信デバイス24a
と前述した印刷配線板の導体パターンとを電気的に接続
するための端子であり、光受信デバイス24aが受信デ
バイス収容室31a内に収容されると、ハウジング21
の底壁26から離れる方向に突出する。
【0064】光送信デバイス24bは、送信デバイス収
容室31b内に収容される。光送信デバイス24bは、
電気信号を信号光に変換するデバイスであり、前記信号
光を出射するための発光面と、リード端子41bとを備
えている。
【0065】発光面は、光送信デバイス24bが送信デ
バイス収容室31b内に収容されると、ハウジング21
に嵌合した光プラグ2の光ファイバケーブル3の端面と
相対する。リード端子41bは、光送信デバイス24b
と前述した印刷配線板の導体パターンとを電気的に接続
するための端子であり、光送信デバイス24bが送信デ
バイス収容室31b内に収容されると、ハウジング21
の底壁26から離れる方向に突出する。
【0066】受信用レンズ23aは、導光材料からな
り、図7ないし図9などに示すように、円管状の外管部
71aと導光路72aとレンズ部73aと第1凸部とし
ての第1フランジ部74aと、を一体に備えている。外
管部71aは、その外径が第1受承筒33aの内径と略
等しく形成されている。
【0067】導光路72aは、截頭円錐状に形成されか
つ外管部71aの内側に配されており、その裾部が外管
部71aと連なっている。導光路72aは、外管部71
aと同軸的に配されている。導光路72aの小径側の端
面75a(以下小径面と呼ぶ)は比較的小さく形成され
ている。
【0068】レンズ部73aは、導光路72aの小径面
75aの逆側に位置する導光路72aの端部76aに設
けられている。レンズ部73aは、小径面75aから離
れる方向に端部76aから凸の球面状に形成されてい
る。
【0069】第1フランジ部74aは、外管部71aの
外周面から外方向に向かって突出している。第1フラン
ジ部74aは、互いに同軸的に配されかつ互いに外径が
異なる第1円環部81と第2円環部82と、を備えてい
る。第1円環部81と第2円環部82とは、外管部71
aと同軸的に配されている。
【0070】第1円環部81と第2円環部82とは、そ
れぞれ、リングを二等分にして得られるアーチ状に形成
されており、両縁が互いに連なっている。第1フランジ
部74aは、第1円環部81と第2円環部82との両縁
が互いに連なることによって、外管部71aの全周に亘
って配されている。
【0071】受信用レンズ23aは、小径面75aが受
信デバイス収容室31a内に収容される光受信デバイス
24aの受光面に相対し、かつレンズ部73aが光ファ
イバ8の端面に相対するように、第1受承筒33a内に
挿入(装着)されて保持される。受信用レンズ23a
は、光プラグ2の光ファイバケーブル3と、光受信デバ
イス24aの受光面と、を互いに光学的に接続する。
【0072】送信用レンズ23bは、導光材料からな
り、図10ないし図12などに示すように、円管状の外
管部71bと導光路72bとレンズ部73bと第2凸部
としての第2フランジ部74bと、を一体に備えてい
る。外管部71bは、その外径が第1受承筒33bの内
径と略等しく形成されている。
【0073】導光路72bは、截頭円錐状に形成されか
つ外管部71bの内側に配されており、その裾部が外管
部71bと連なっている。導光路72bは、外管部71
bと同軸的に配されている。導光路72bは、小径側の
端面75b(以下小径面と呼ぶ)が比較的大きく形成さ
れている。導光路72bの小径面75bの面積は、受信
用レンズ23aの小径面75aの面積より大きく形成さ
れている。即ち、導光路72bは、受信用レンズ23a
の導光路72aより緩やかに縮径している。
【0074】レンズ部73bは、小径面75bの逆側に
位置する導光路72bの端部76bに設けられている。
レンズ部73bは、小径面75bから離れる方向に端部
76bから凸の球面状に形成されている。
【0075】第2フランジ部74bは、外管部71bの
外周面から外方向に向かって突出している。第2フラン
ジ部74bは、導光路72bの光軸を挟んで互いに逆側
に位置する一対の円環部83a,83bと、これら円環
部83a,83bを互いに連なる一対の直線部84a,
84bと、を備えて、平面形状が略小判・大判状に形成
されている。
【0076】第2フランジ部74bは、一対の円環部8
3a,83bと一対の直線部84a,84bとを備え
て、外管部71bの全周に亘って配されている。さら
に、図示例では、第2フランジ部74bの厚みT2は、
第1フランジ部74aの厚みT1と、略等しく形成され
ている。
【0077】このように、第1フランジ部74aと第2
フランジ部74bとは、平面形状が互いに異なる形状に
形成されている。
【0078】送信用レンズ23bは、小径面75bが送
信デバイス収容室31b内に収容される光送信デバイス
24bの発光面に相対し、かつレンズ部73bが光ファ
イバ8の端面に相対するように、第2受承筒33b内に
挿入(装着)されて保持される。送信用レンズ23b
は、光プラグ2の光ファイバケーブル3と、光送信デバ
イス24bの発光面と、を互いに光学的に接続する。
【0079】なお、第1フランジ部74aの厚みT1
と、第2フランジ部74bの厚みT2とは、それぞれ、
レンズ23a,23bが受承筒33a,33bに装着さ
れる方向に沿った幅をなしている。また、前記第1及び
第2凹部61a,61bと、第1及び第1フランジ部7
4b,74bとは、本明細書に記した誤組付阻止手段9
0を構成している。
【0080】キャップ25は、弾性変形可能な合成樹脂
からなりかつ板状に形成されている。キャップ25は、
収容室31a,31b即ち光受・送信デバイス24a,
24bを覆うようにハウジング21に取り付けられる。
【0081】キャップ25は、図1に示すように、それ
ぞれ前記係止孔36に係止可能な複数の係止爪42と、
溝46とを備えている。係止爪42は、それぞれキャッ
プ25の外方向に向かって突出しているとともに、キャ
ップ25の両端それぞれに一対ずつ設けられている。溝
46は、キャップ25の中央に設けられている。キャッ
プ25がハウジング21に取り付けられる際に、溝46
には延長部51が侵入する。
【0082】前述した構成のレセプタクル1は、以下の
ように組み立てられる。ハウジング21の受承筒33
a,33b内に、レンズ23a,23bそれぞれの一部
を挿入して、半入れ状態とする。光受・送信デバイス2
4a,24bそれぞれをレンズ23a,23bに対し適
切な位置に配置する。その後、キャップ25を、収容室
31a,31bの開口部に向かって近づける。
【0083】一対の係止爪42相互間にガイド突起50
を位置させかつ溝46内に延長部51が侵入した状態
で、キャップ25を介して光受・送信デバイス24a,
24b及びレンズ23a,23bを、収容室31a,3
1b及び受承筒33a,33bの奥即ちハウジング21
の奥に向かって押圧する。すると、係止爪42が係止孔
36に係止して、キャップ25がハウジング21に取り
付けられる。
【0084】このように、レセプタクル1が組み立てら
れる。この状態において、レセプタクル1に光プラグ2
を嵌合させることが可能になる。また、前述した状態に
おいては、第1凹部61a内に第1フランジ部74aが
侵入しかつ第2凹部61b内に第2フランジ部74bが
侵入している。さらに、キャップ25と光受・送信デバ
イス24a,24bとの間の間隔は、前記厚みT1,T
2より小さくなっている。図示例では、キャップ25と
光受・送信デバイス24a,24bとは互いに接触して
おり、前記間隔は殆ど無い。
【0085】また、前述した構成のレセプタクル1は、
光プラグ2とのコネクタ嵌合前の搬送及び保管段階で
は、図1などに示す合成樹脂製の防塵ケース60で覆わ
れて保護される。
【0086】さらに、前述した印刷配線板に取り付ける
際には、まず、アース端子圧入部35内にアース端子2
2を圧入する。アース端子22を印刷配線板のスリット
内に通しかつリード端子41a,41bを印刷配線板の
孔内に通して、底壁26を前記印刷配線板上に重ねる。
アース端子22を前記スリットに係合させるとともに、
リード端子41a,41bを印刷配線板の導体パターン
にはんだなどを用いたろう付けによって固定して、レセ
プタクル1を印刷配線板に取り付ける。
【0087】本実施形態によれば、第1受承筒33a内
に送信用レンズ23bを挿入し、第2受承筒33b内に
受信用レンズ23aを挿入しようとすると、図13に示
すように、フランジ部74b,74aが互いに異なる形
状に形成されているため、これらのフランジ部74b,
74aが凹部61a,61b内に侵入できない。
【0088】このため、フランジ部74b,74aの一
部が中央壁29の収容室31a,31b寄りの表面に当
接することなる。すると、ハウジング21にキャップ2
5が取り付けられた状態でのキャップ25と光受・送信
デバイス24a,24bとの間の間隔が、前記厚みT
1,T2より小さいので、キャップ25をハウジング2
1に取り付けることができなくなる。
【0089】したがって、誤って、第1受承筒33a内
に送信用レンズ23bを挿入し、第2受承筒33b内に
受信用レンズ23aを挿入しようとしても、ハウジング
21にキャップ25を取り付けることができないため、
レセプタクル1を組み立てる作業員が、レンズ23a,
23bの誤組付を容易に把握できる。さらに、レンズ2
3a,23bが正しい受承筒33a,33bの挿入され
ているか否かを把握できるので、これらのレンズ23
a,23bが正しい受承筒33a,33bに確実に装着
できる。
【0090】さらに、本実施形態のレセプタクル1は、
受信用レンズ23aの小径面75aが比較的小さく形成
されているので、光ファイバ8などから伝送された信号
光を低損失で、光受信デバイス24aの受光面に伝送で
きる。また、送信用レンズ23bの小径面75bが比較
的大きく形成されているので、光送信デバイス24bの
発光面から出射される信号光を低損失で伝送できる。
【0091】したがって、レセプタクル1を、信号光の
伝送効率を低下させることなく確実に組み立てることが
できる。
【0092】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の本発明
は、誤組付阻止手段が、受信用スリーブが第2保持部に
装着されかつ送信用スリーブが第1保持部に装着される
ことを阻止する。このため、信号光の伝送効率を低下さ
せることなく、光コネクタを組み立てることができる。
【0093】請求項2に記載の本発明は、受信用スリー
ブの外周面から突出した第1凸部と、送信用スリーブの
外周面から突出した第2凸部と、が互いに形状が異なる
ので、受信用スリーブが第2保持部に装着されかつ送信
用スリーブが第1保持部に装着されることをより確実に
阻止できる。したがって、信号光の伝送効率をより確実
に低下させることなく、確実に組み立てることができ
る。
【0094】請求項3に記載の本発明は、カバー部材が
ハウジングに取り付けられた際に、前記カバー部材と光
受・送信モジュールとの間の間隔より、前記第1及び第
2凸部それぞれの幅が大きい。このため、受信用スリー
ブが第2保持部に装着されることと送信用スリーブが第
1保持部に装着されることのうち少なくとも一方が生じ
ると、カバー部材をハウジングに取り付けることができ
なくなる。
【0095】したがって、受信用スリーブが第2保持部
に装着されることと送信用スリーブが第1保持部に装着
されることのうち少なくとも一方が生じたことを、作業
員が確実に把握することができ、信号光の伝送効率をよ
り一層確実に低下させることなく確実に組み立てること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光コネクタとしての
レセプタクルと相手側の光コネクタとしての光プラグな
どを示す分解斜視図である。
【図2】同実施形態のレセプタクルを示す分解斜視図で
ある。
【図3】同実施形態のレセプタクルを示す斜視図であ
る。
【図4】図3中のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】図3中のV−V線に沿った断面図である。
【図6】図2中の矢印VI方向から見た図である。
【図7】同実施形態のレセプタクルの受信用レンズを示
す平面図である。
【図8】図7中の矢印VIII方向から見た図である。
【図9】図8中のIX−IX線に沿った断面図である。
【図10】同実施形態のレセプタクルの送信用レンズを
示す平面図である。
【図11】図10中の矢印XI方向から見た図である。
【図12】図11中のXII−XII線に沿った断面図
である。
【図13】同実施形態のレセプタクルにおいてレンズの
誤組付が生じた状態を示す横断面図である。
【図14】従来の光コネクタとしてのレセプタクルを示
す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 レセプタクル(光コネクタ) 8 光ファイバ 21 ハウジング 23a 受信用レンズ(受信用スリーブ) 23b 送信用レンズ(送信用スリーブ) 24a 光受信デバイス(光受信モジュール) 24b 光送信デバイス(光送信モジュール) 25 キャップ(カバー部材) 29 中央壁(保持壁) 33a 第1受承筒(第1保持部) 33b 第2受承筒(第2保持部) 61a 第1凹部 61b 第2凹部 74a 第1フランジ部(第1凸部) 74b 第2フランジ部(第2凸部) 90 誤組付阻止手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光受・送信モジュールと、前記光受信モ
    ジュールと光ファイバとの間に介在されてこれらの光受
    信モジュールと光ファイバとを互いに光学的に接続する
    受信用スリーブと、前記光送信モジュールと光ファイバ
    との間に介在されてこれらの光送信モジュールと光ファ
    イバとを互いに光学的に接続する送信用スリーブと、前
    記光受・送信モジュールと受信用スリーブと送信用スリ
    ーブとを収容するハウジングと、を備えた光コネクタに
    おいて、 前記ハウジングは、前記受信用スリーブを保持する第1
    保持部と、前記送信用スリーブを保持する第2保持部と
    を備え、 前記受信用スリーブが前記第2保持部に装着されること
    を阻止するとともに前記送信用スリーブが前記第1保持
    部に装着されることを阻止する誤組付阻止手段を備えた
    ことを特徴とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングは、前記第1保持部と第
    2保持部とに連ねる保持壁を備えているとともに、 前記誤組付阻止手段は、前記受信用スリーブの外周面か
    ら外方向に向かって突出した第1凸部と、前記送信用ス
    リーブの外周面から外方向に向かって突出しかつ前記第
    1凸部と異なる形状の第2凸部と、前記保持壁の表面か
    ら凹でかつ前記第1凸部と合致するとともに受信用スリ
    ーブが第1保持部に保持される際に前記第1凸部が侵入
    する第1凹部と、前記保持壁の表面から凹でかつ前記第
    2凸部と合致するとともに送信用スリーブが第2保持部
    に保持される際に前記第2凸部が侵入する第2凹部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の光コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングとともに前記光受・送信
    モジュールと受信用スリーブと送信用スリーブを覆うカ
    バー部材が前記ハウジングに取り付けられるようになっ
    ており、 前記光受・送信モジュールと受信用スリーブと送信用ス
    リーブとを収容した前記ハウジングに前記カバー部材が
    取り付けられた際に、前記カバー部材と光受・送信モジ
    ュールとの間の間隔より、前記第1凸部及び第2凸部そ
    れぞれの前記スリーブが保持部それぞれに装着される方
    向に沿った幅が大きいことを特徴とする請求項2記載の
    光コネクタ。
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