JP2002022048A - 圧力可変弁装置 - Google Patents

圧力可変弁装置

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JP2002022048A
JP2002022048A JP2000204979A JP2000204979A JP2002022048A JP 2002022048 A JP2002022048 A JP 2002022048A JP 2000204979 A JP2000204979 A JP 2000204979A JP 2000204979 A JP2000204979 A JP 2000204979A JP 2002022048 A JP2002022048 A JP 2002022048A
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Takashi Ito
隆史 伊東
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    • A61M27/002Implant devices for drainage of body fluids from one part of the body to another
    • A61M27/006Cerebrospinal drainage; Accessories therefor, e.g. valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/02Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H1/04Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members
    • F16H1/12Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes
    • F16H1/16Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes comprising worm and worm-wheel

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部擾乱によって圧力制御が乱される虞れの
少ない圧力可変弁装置を提供すること 【解決手段】 圧力可変弁装置2は、一方向に回転され
易い特性を有する少なくとも一つの二極ステップモータ
素体50,60と、二極ステップモータ素体の二極ロー
タ51,61に結合されたウォーム40と、ウォームに
噛合したウォームホイール32と、ウォームホイールに
結合されウォームホイールの回転に応じて弁体24に対
する押圧力が調整可能な回転押圧機構31とを有する。
典型的には一対の二極ステップモータ素体が相互に実質
的に平行に延在し、一方のステップモータ素体50のス
テータ52に一方の向きにかかる磁場によりウォームを
一方の回転方向G1に回転させ、他方のステップモータ
素体60のステータ62に他方の向きにかかる磁場によ
りウォームを同じ回転方向G1に回転させるように、夫
々のロータがウォームに結合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は圧力可変弁装置に係
わり、より詳しくは、体内に埋め込まれて髄液などの圧
力を調整するシャントバルブとして用いられるに適した
圧力可変弁装置及びその設定圧力調整装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】水頭症の治療等のために、弁バネの中間
を支点で支持すると共に弁バネの先端を弁体として働く
ボールに当接させ、更に弁バネの基端を中心軸線のまわ
りで回転可能な回転体に形成した螺旋階段状カム面に係
合させておいて、回転体の回転に伴うカム面の回転に応
じてバネの係合基端部を回転体の軸方向に移動させてバ
ネの撓み量を変えることによって、バネによるボールの
押圧力を変えるようにしたシャントバルブ(分岐弁)装
置を髄液等の流路に設けて髄液等の圧力を調整すること
は、特開昭60−40063号公報に開示されている。
特開昭60−40063号公報に開示のシャントバルブ
では、更に、N,S極が周方向に沿って交互に配置され
た多極ロータが前記回転体に一体的に固定されており、
該多極ロータの回転位置を調整することにより、シャン
トバルブの弁圧を調整している(同公報の第17図から
第29図)。この多極ロータの回転位置の調整に際して
は、相互に直交する向きに沿って一対の磁極を備えた二
組の電磁石を、体表面に配置し、該二組の電磁石を交互
に且つ順次逆向きに励磁する(同第27図)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この設
定圧力可変シャントバルブないし圧力可変弁装置の場
合、シャントバルブの全体にかかる外部磁場の向きが変
わるような環境下では、設定圧力の意図していない変更
が生じてしまう虞れがある。すなわち、シャントバルブ
が、例えば、頭部の頭皮の下等に埋設されている水頭症
等の患者がMRI(磁気共鳴イメージング)装置により
頭部の検査・診断を受けるような場合、患者は、MRI
装置内において典型的には該装置のZ方向にかかってい
る強く空間的に一様な主磁場に対して種々の向きに被検
査・診断部を向けることになるので、結果的に、上述の
ようなシャントバルブの回転体の回転位置を調整すると
きと同様な順序で向きが変わる磁場をシャントバルブの
ところに受けてしまって設定圧力の意図しないズレが生
じる虞れがある。また、多極ロータの回転位置を調整し
ようとする場合、該ロータに対して調整用の電磁石をあ
る程度正確に位置決めする必要があるだけでなく、体皮
下にあるロータに対してほぼ向合う体外位置に電磁石の
磁極を配置する必要がある等、調整用電磁石の位置決め
を所望の精度で行なうことは必ずしも容易ではない。更
に、多極ロータでは、必ずしも特定の回転位置で保持さ
れ難い虞れがあることから、上記調整が煩雑化しやすい
虞れもある。なお、同公報には、12頁右下欄7行目か
ら12行目等で、二極ロータの使用も示唆されているけ
れども、ここで示唆されている「二極ロータ」は、同公
報の第30図や第31図に示されているように十字型の
形状をして四方向特性を備えた特殊なロータであって、
二極ロータと呼び得るようなものではない。
【0004】本発明は、前記諸点に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは、外部擾乱によって圧
力制御が乱される虞れの少ない圧力可変弁装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の圧力可変弁装置
は、前記目的を達成すべく、一方向に回転され易い特性
を有する少なくとも一つの二極ステップモータ素体と、
該二極ステップモータ素体の二極ロータに結合されたウ
ォームと、ウォームに噛合したウォームホイールと、ウ
ォームホイールに結合され、ウォームホイールの回転に
応じて弁体に対する押圧力が調整可能な回転押圧機構と
を有する。
【0006】本発明の圧力可変弁装置では、ステップモ
ータ素体による回転駆動力が、該ステップモータ素体の
ロータに結合されたウォームから該ウォームに噛合した
ウォームホイールを介して該ウォームホイールに結合さ
れた回転押圧機構に伝達される。ウォームとウォームホ
イールとの間では、ウォームからウォームホイールへの
回転の伝達は容易に行なわれやすい反面ウォームホイー
ルからウォームへの回転は伝達されにくいので、弁体や
回転押圧機構のところにおいて不測の擾乱が生じてもウ
ォームホイールの回転が該ウォームホイールに噛合した
ウォームによって禁止されるから、弁体や回転押圧機構
のところにおける不測の擾乱によって、圧力可変弁装置
の設定状態が変化する虞れが少ない。
【0007】また、本発明の圧力可変弁装置では、ウォ
ームホイールの回転が一方向に回転され易い特性を有す
る二極ステップモータ素体により制御されている。この
二極ステップモータでは、ステータ内を通る磁束の向き
を反転することにより、二極ロータを半回転させること
を繰返すことによりロータを前記一方向に回転させる。
ステータは透磁率の高い材料からなって磁束路ないし磁
路を与えるから、例えば空間的に一様な磁場中において
は、二極ステップモータ素体の向きがある程度変わって
も二極ステップモータ素体のステータの延在方向に沿っ
て該ステータ中を通る磁束の向きが一定に保たれる限り
ステータを通る磁束の大きさも実際上一定に保たれ得る
から、ロータはステータに対して同じ回転位置に保たれ
得る。
【0008】従って、例えば、この弁装置がシャントバ
ルブとして用いられてMRI装置のいわゆるZ軸方向の
強磁場中におかれた場合、モータ素体の向き即ちステー
タの向きがある程度変わっても、多くの場合、二極ロー
タのステータに対する回転位置はそのまま保たれ得る。
また、ロータのステータに対する回転位置が変わる場合
でも、180度回転するだけである。すなわち、このよ
うなロータの180度の回転が生じるのは、この弁装置
の向きが、強磁場の向きに対して特定の方向(ステータ
を通る磁束の向きが反転するような向き)を越えて変動
する場合に限られる。したがって、二極ロータがそれ以
上回転される虞れは少ない。
【0009】一方向に回転され易い特性を有する二極ス
テップモータ素体は、典型的には、時計などで通常用い
られるタイプのもので、細長いステータの全幅に近い直
径の円形孔に直径方向に磁化された円板状二極ロータが
配置され、ステータが円形孔の直径方向に向合った周面
にロータの静磁的な安定位置を規定する凹部を備えると
共に、磁路を狭くして円形孔中への磁束の漏洩を促進す
る一対のノッチをステータの幅方向の両端において円形
孔の周壁の外面に備える。外場が働いていない状態で
は、ロータは、静磁的に安定な回転位置に保たれ、該位
置からの多少のズレに対しては、インデックストルクと
して働く静磁力により元の位置に戻される。ステータの
延在方向にロータを回転させる向きのパルス磁場ないし
磁場パルスがかかると、ロータは、ノッチの内側に位置
する部分が円形孔の凹部の方へ移動する向きに回転さ
れ、当初の回転位置とは180度回転した静磁的に安定
な位置に達する。ロータを更に回転させようとする場合
には、ロータを回転させる向きのパルス磁場ないし磁場
パルスをステータの延在方向に更にかける。但し、この
ときの磁場パルスの向きは、当初とは逆向きである。一
方、ロータを回転させる向きのとは逆向きの磁場がステ
ータの延在方向にかかるっても、ロータは回転されな
い。なお、ロータを逆方向に回転させようとする場合に
は、ロータに揺動用のパルス磁場をかけた後、所定のタ
イミングで更に回転駆動用のパルス磁場をかけることに
なる。
【0010】ウォームは、逆方向の回転を極力抑えると
共に該ウォームの回転によるウォームホイールの回転を
微調整可能なように、過度な回数の回転を要しない範囲
で、螺旋のピッチができる限り小さい歯を有することが
好ましい。但し、ピッチの小ささの程度は、他の条件と
の兼ね合いで、所望の範囲にしておけばよい。
【0011】本発明の圧力可変弁装置は、好ましくは、
二極ステップモータ素体を少なくとも一対有し、該一対
の二極ステップモータ素体は、相互に実質的に平行に延
在し、一方のステップモータ素体のステータに対して一
方の向きにかかる磁場によりウォームを一方の回転方向
に回転させ、他方のステップモータ素体のステータに対
して前記一方の向きとは逆向きにかかる磁場によりウォ
ームを前記一方の回転方向に回転させるように、夫々の
ロータがウォームに結合されいる。
【0012】この弁装置がシャントバルブとして用いら
れる場合には、上述のようにMRI装置の空間的に実際
上一様な強磁場中におかれても、一対のステップモータ
素体が夫々逆向きにウォームを回転させようとするだけ
でなく、仮に一方のステップモータ素体の回転駆動力の
方が他方のステップモータ素体の回転駆動力よりも大き
くても、他方のステップモータ素体が単に逆向き回転駆
動をするだけでなく回転を阻止するように働くから、弁
装置が誤って調整されてしまう虞れを最小限にとどめう
る。
【0013】この場合、ステップモータの回転され易い
方向が相互に逆向きでもよいけれども、弁圧の調整を容
易にするためには、前記一対の二極ステップモータ素体
の夫々について、前記一方の回転方向が、夫々のロータ
の回転され易い回転方向と一致していることが好まし
い。
【0014】本発明の圧力可変弁装置では、少なくとも
一対の二極ステップモータ素体を有する場合、ステップ
モータ素体がウォームの一端側に並設されていてもよい
けれども、ステップモータ素体によってウォームに安定
な回転トルクを付与し且つ弁装置のサイズを最小限に抑
えるためには、典型的には、一対のロータがウォームの
両端おいてウォームに同軸に固定される。この場合、ウ
ォームは、長手方向の中間部でウォームホイールに噛合
される。なお、いずれの場合でも、ウォームは、一対の
軸受により両持ちで支持されることが好ましい。
【0015】本発明の圧力可変弁装置では、回転押圧機
構は、ウォームホイールに結合され、ウォームホイール
の回転に応じて弁体に対する押圧力が調整可能であれば
どのような構造でもよい。但し、可動部分を最小限にす
ると共に、装置のサイズを極力小さくする為には、回転
押圧機構は、典型的には、ウォームホイールと一体的に
形成されカム面を備えたカム部材と、カム面に第一端で
係合され第二端が弁体に係合した弾性部材とを有する。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい一実施の形態を
添付図面に示した好ましい一実施例に基づいて説明す
る。
【0017】
【実施例】図1の(a),(b)及び(c)には、本発
明による好ましい一実施例の弁システム1が示されてい
る。弁システム1は、水頭症などの患者の髄液の圧力を
調整するために、患者の例えば頭皮101の下(例えば
体表面から数mm程度の深さところ)において頭骨10
2上に埋設される圧力可変弁装置としてのシャントバル
ブ2と、該シャントバルブ2による設定圧力ΔPを調整
すべく体表面上に配設される設定圧力調整装置3とを有
する。
【0018】シャントバルブ2は、図1の(b)に想像
線で示したように、例えば、髄液の導管5の途中に接続
・配設され、上流側管路ないし導管部5aにおける髄液
の圧力Pが、下流側管路ないし導管部5bにおける髄液
の圧力P0と比較して、シャントバルブ2の設定圧力Δ
P以上には高くならないように、即ち髄液の圧力PがP
0+ΔP以下になるように、設定・調整する。例えば、
圧力P0が実際上大気圧に一致している場合、大気圧を
基準としてP0=0とすると、P=ΔPとなる。なお、
シャントバルブ2は、下流側導管部5bの圧力が所定圧
力P0(=P−ΔP)以上になるように、圧力を調整す
るための弁装置として用いられてもよい。
【0019】シャントバルブ2は、シリコーン樹脂やポ
リカーボネート等からなる弁装置本体ないし弁ハウジン
グ10を有する。弁装置本体10は、頭骨102上に載
置される底壁部11(図1の(c))、頭皮101の下
に位置する頂壁部12(図1の(c))、頭骨102と
頭皮101との間で頭骨102の表面に対して直角に立
上る側壁部13,14(図1の(b))及び端壁部1
5,16を有し、これらの壁部11〜16によって内部
室17を形成ないし規定している。なお、壁部11〜1
6により全体として箱の形態を備えた弁装置本体10
は、下側本体部10aと上側本体部10bとを、相互係
合部10a1,10b1で、液密に嵌め合わせ接合して
なる。側壁部13には上流側導管部5aが接続される入
口部18が形成され、端壁部16には下流側導管部5b
が接続される出口部19が形成されている。
【0020】側壁部13のうち入口部18の孔20が内
部室17に開口している部位には、円錐台状の座面を備
えたサファイアやルビー等の硬質セラミック製の弁座2
1が装着されており、弁座21には、同様な硬質セラミ
ック製の弁体としてのボール状弁部材すなわちボール弁
ないし弁ボール22が着座可能に設けられている。ボー
ル弁22には、支点部23のまわりでA1、A2方向に
回転可能な弾性アームないし弁バネ24の一端部ないし
先端部25が弁座21に向かってF1方向に押しつけら
れている。弁バネ24の先端部25は、ボール弁22に
対して凸状に滑らかに湾曲している。従って、入口部1
8の圧力Pと出口部19の圧力P0との圧力差P−P0
が弁バネ24によるF1方向の押圧力及びボール弁22
の受圧面積によって規定される圧力ΔPを超えると、ボ
ール弁22の表面と弁座21の座面との間に開口ないし
弁流路Bが形成されて、上流側導管部5a内の圧力Pが
室17から下流側に逃がされる。
【0021】支点部23は、例えば、弁ハウジング10
の底壁部11及び頂壁部12において両端部が軸受部を
介して回転可能に支持され長手方向の中間部にスリット
を備えたピンないし軸体26を有する。薄片状の弁バネ
24は、軸体26のスリットに嵌挿され、該嵌挿部で軸
体26に固定されている。弁バネ24の他端部ないし基
端部27は、円周カム31及びウォームホイール32が
一体的に形成された複合カム車ないしカム・ウォームホ
イール複合体30の円周カム31の周面33に押し付け
られている。複合カム車30も底壁部11及び頂壁部1
2において軸受部34,35を介してC1,C2方向に
回転可能に両持ち支持されている。
【0022】円周カム31の周面33は、図1の(b)
からわかるように、中心軸線Cからの距離ないし半径が
最小の始端部D0から半径が最大の終端部DeまでC2
方向に半径が徐々に且つ滑らかに増大しており、最大径
部Deのところに半径方向に延びた係止面37が形成さ
れている。従って、図1の(b)に示したように、弁バ
ネ24の基端部27の基端縁28が係止面37に当接す
ると、複合カム車30のそれ以上のC2方向回転は、禁
止される。複合カム車30のこの回転位置が初期位置E
になる。この初期位置Eでは、弁バネ24の基端部27
が実際上最小径部D0に最近接した位置D1に係合し、
複合カム車30の円周カム31から弁バネ24にA1方
向に加えられる力が最小になり、支点23で支持された
弁バネ24の先端部25がボール弁22をF1方向に押
圧する力も最小になる。この最小押圧力の時の圧力ΔP
は、ゼロでも、ゼロより少し大きい値(例えば下限の調
整圧力と同程度又はそれより少し小さい値(例えば約5
0〜100Pa(5〜10mm水柱)程度)でもよい。
【0023】カム31が図1の(b)に示した位置から
C1方向に回転される回転角α(図示せず)が大きくな
るほど、カム31の周面33が弁バネ23の基端部27
をA1方向に大きく変位させるから、弁バネ23の先端
部25によるボール弁22のF1方向の押圧力も大きく
なり、設定差圧ΔPも大きくなる。
【0024】図示の例では、円周カム31を用いている
から、複合カム車30の回転軸線Cと弁バネ24の支点
23の軸線とが平行になっているけれども、カム31と
して例えば端面に螺旋状カム面を備えたものを用いても
よく、その場合、弁バネ24の支点23の軸線は、複合
カム車30の回転軸線Cに対して、例えば90度の角度
をなす向きを採ることになり、弁座21及び入口部ない
し流入口18が弁ハウジング10の底壁部11に形成さ
れることになる。
【0025】周面に歯が等間隔に切られたウォームホイ
ール32は、側壁部13,14の軸受穴において軸受部
41,42を介してG1,G2方向に回転可能に両持ち
で支持され底壁部11,頂壁部12及び端壁部15,1
6に平行に延びたウォーム40に噛合している。図示の
例では、ウォーム40のG1,G2方向の回転に応じ
て、ウォームホイール32がC1,C2方向に回転され
るように、ウォーム40には螺旋状に延びた歯43が形
成されている。ウォーム40の歯43の螺旋のピッチ
は、小さく、ウォーム40の半回転毎にウォームホイー
ル32が回転する角度は比較的小さい。例えば、図1の
(b)に示した初期位置Eからウォーム40がG1方向
に所与の回数(例えば16回)だけ回転(32回の半回
転)して、それに相当する角度だけ複合カム車30がC
1方向に回転すると、ウォームホイール32の歯のC2
方向の端Hsがウォーム40の歯43に当たってそれ以
上のC1方向の回転を禁止するようにしておく。このと
き、カム31の周面部Dsが弁バネ24の基端部27を
最大押圧力で押す(対応する最大調整圧力ΔPmaxが
例えば約4,000Pa(400mm水柱)程度になる
ように設定される)。なお、ウォーム40の歯43の螺
旋のピッチは小さいから、ウォームホイール32を含む
複合カム車30に相当大きい回転力がかかっても、ウォ
ーム40は実際上回転されない。なお、以上において、
回転押圧機構は、複合カム車30と弁バネ24とからな
る。
【0026】ウォーム40の両端近傍には、二極ロータ
51,61がウォーム40と同軸に固定されている。ロ
ータ51,61は、図1の(a)〜(c)からわかる通
り、夫々、直径方向に磁化された永久磁石からなり、二
極ロータ51,61の磁化の向きは、平行で且つ逆向き
である。弁装置本体10の側壁部13,14の内面に
は、各ロータ51,61と協働して二極ステップモータ
素体50,60を形成するステータ52,62が固定さ
れている。
【0027】この例では、ステップモータ素体50,6
0の回転駆動特性を同程度にするように、ステータ62
の端部68がステータ52の端部58と向合うところま
でしか延びていないけれども、所望ならば、ステータ6
2の端部68が弁装置本体10の端壁部15の近傍まで
延びていてもよい。また、弁座21の外径と比較して側
壁部13などの高さ(室17の高さ)をより大きくして
おいて、ステータ52の端部58を端壁部15の近傍ま
で延ばしておいてもよい。その場合、ステータ52の幅
ないし磁束路の幅は、制御用の磁場パルスでは飽和され
ない程度に充分に大きい限り、弁座21のところで少し
狭くなっていてもよい。更に、頂壁部12の上から頂壁
部にほぼ垂直な向きに磁場をかけることを可能にすべ
く、ステータ52の端部58,59やステータ62の端
部68,69が頂壁部に対面するように、図1の(a)
及び(c)のような断面で見て、ステータ52,62が
U字状形状を有するようにしておいてもよい。
【0028】図示の実施例に戻って、更に説明すると、
X方向に延在したステータ52,62は、ロータ51,
61が回転可能に嵌め込まれた円形孔53,63と、二
極ロータ51及び61のステータ52及び62に対する
静磁的な安定位置を規定すべく円形孔53,63の周壁
のうち直径方向に向合った位置に形成された一対の凹部
54,55及び64,65と、図1の(a)及び(c)
に示したような静磁的安定位置にある二極ロータ51及
び61に回転トルクを与える漏洩磁束を円形孔54及び
55に生じさせるべくステータ52及び62の磁束路を
狭める上下のノッチ乃至切欠き部56,57及び66,
67とを有する。図1の(a)及び(c)の断面で見
て、ステータ52及び62の凹部54,55及び64,
65並びにノッチ56,57及び66,67の向き乃至
位置は実際上同一である。従って、ステータ52,62
にかかるX方向の磁場の向きが反転する毎に、ロータ5
1,61は、G1方向に半回転し、ウォーム40の半回
転に相当する角度だけ複合カム車30がC1方向に回転
する。なお、ステータ52及び62の凹部54,55及
び64,65並びにノッチ56,57及び66,67の
位置が一致し二極ロータ51,61が逆向きに磁化され
ているから、ロータ51,61に回転駆動力を与えるべ
くステータ52,62に対して調整装置3によりかける
べき磁場の向きは、相互に反対向きである。
【0029】ロータ51,61をG2方向に回転させよ
うとする場合、周知のとおり、中程度のパルスを調整装
置3にかけてパルス状磁場によりロータ51,61に揺
動を与えた後、ロータ51,61がG2方向に大きく揺
動した際、ロータ51,61をそのまま逆向きに回転さ
せるべく再度パルス状磁場をロータ51,61にかけれ
ばよい。
【0030】以上の如く構成されたシャントバルブ2に
おいて、圧力ΔPを調整するためには、まず、電磁石7
0の磁極片部ないし磁極部71,72が端壁部15,1
6を介してステータ52の隣接端部58,59に対面す
るように電磁石70を頭皮101の表面に配置すると共
に、電磁石80の磁極部81,82が端壁部15,16
を介してステータ62の両端68,69に対面するよう
に電磁石80を頭皮101の表面に配置する。ここで、
調整装置3は、電磁石70及び80と、モータ素体5
0,60のロータ51,61を正方向G1及び逆方向G
2に回転させるパルス状磁場を電磁石70,80により
生じさせるように電磁石70,80への出力電流パルス
の幅、強さ(大きさ)、立上り・立下り速度(傾斜)、
パルス間隔などが調整可能な電源90とからなる。
【0031】次に、調整装置3の電源90からモータ素
体50,60の逆転パルスを電磁石70,80に与え
て、ロータ51,61を逆転すなわちG2方向に回転さ
せることを、繰返す。モータ素体50,60のロータ5
1,61がG2方向に半回転してウォーム43がG2方
向に半回転する毎に、ウォームホイール32がC2方向
に対応する角度だけ回転し該ウォームホイール32を一
体的に含む複合カム車30も同じ角度だけC2方向に回
転する。この複合カム車30のC2方向の回転は、複合
カム車30の当初の回転位置にかかわらず、弁バネ24
の基端縁28が複合カム車30の円周カム31の係止面
37に当接するまで続けられる。弁バネ24の基端縁2
8が複合カム車30の円周カム31の係止面37に当接
すると、複合カム車30の回転負荷ないし抵抗が急激に
大きくなり、それに応じてウォーム40の回転負荷すな
わちモータ素体50,60のロータ51,61の回転負
荷が急激に大きくなるから、電源90の出力が急激に大
きくなる。この出力の急激な立上りが生じると、複合カ
ム車30が初期位置に設定されたことがわかるので、電
源90からの逆転電流の給電を一旦停止する。なお、こ
の立上りの検出及び給電の停止は、人手によって行なう
ようにしておいても、出力電流ないし出力電圧の検出手
段と、該検出出力の大きさが所定値を越えたかどうかを
判定する判定手段と、判定手段により検出出力が所定値
を越えた旨の判定がなされた場合電源からの給電を停止
させる給電停止制御手段とを備えた初期位置検出用給電
制御手段とによって、自動的に行なうようにしておいて
もよい。
【0032】次に、電源90から正転用のパルスを電磁
石70,80に与えて、モータ素体50,60のロータ
51,61を半回転づつG1方向に回転させる。この正
転用パルスにより電磁石70,80を磁化させる場合、
モータ素体50,60のロータ51,61が回転方向に
みて180度だけ相互に位相がずれた状態にあるから、
例えば、端壁部15に近接した電磁石70の磁極71が
N極になるように電磁石70を磁化させる時には、該端
壁部15に近接した電磁石80の磁極81がS極になる
ように電磁石80を磁化させることになる。即ち、二つ
のモータ素体50,60のロータを同一の正転方向G1
に回転させるためには、ステータ52,62を相互に逆
向きに磁化させることになる(なお、この点については
詳述しなかったけれども、前述の反転ないし逆転の場合
にも同様である)。
【0033】モータ素体50,60のロータ51,61
の半回転に伴うウォーム40のG1方向の半回転に応じ
て、ウォームホイール32と一体的な円周カム31が対
応する一定角度だけC1方向に回転されて、弁バネ24
の基端部27をA1方向に押し、先端部25をA1方向
に回転させようとするから、先端部25がボール弁22
をF1方向に押圧する押圧力が対応する大きさだけ増大
する。ウォーム40のG1方向の半回転の回数と弁バネ
24の先端部25によるF1方向押圧力(換言すればシ
ャントバルブ2で設定ないし調整される圧力差ΔP)と
の関係は一対一に対応しているからこの関係に基づい
て、所定の圧力差ΔPを与えるに必要な回数だけウォー
ム40ないしロータ51,61をG1方向に半回転させ
ることにより、シャントバルブ2による設定圧力を所定
値に調整し得る。
【0034】この場合、設定圧力ΔPを初期状態Eから
設定し直すようにしているから、複合カム車30がどの
ような回転位置にあるかを予め知らなくても、圧力設定
ないし調整が可能である。従って、体皮下に埋設された
シャントバルブ2の圧力の設定状態を直接検出する必要
がないだけでなく検出確度の信頼性の高さなどを考慮す
る必要もない。
【0035】また、このシャントバルブ2では、複合カ
ム車30のウォームホイール32がウォーム40と噛合
しているから、複合カム車30をC1方向やC2方向に
回転させようとする外部擾乱が複合カム車30に加えら
れても、複合カム車30のウォームホイール32のC1
方向やC2方向の回転は歯43のピッチの小さいウォー
ム40により実際上禁止されるので、機械的な擾乱によ
って、複合カム車30やウォーム40が回転される虞れ
が少ない。
【0036】更に、このシャントバルブ2では、ロータ
51,61は図示のような位置で静磁的に安定している
ので、該安定位置からずれるようなG1方向又はG2方
向の小回転があっても、ロータ51,61の磁極とステ
ータ52,62の孔53の内周面との間に働く静磁力に
よってロータ51,61が元の位置に戻る復元力を受け
る。従って、外部的な擾乱により、ロータ51,61や
ウォーム40をG1,G2方向にある程度回転させよう
とする力が働いても、その回転は、ステータ52,62
がロータ51,61を静磁的な安定回転位置に保持しよ
うとする保持力(インデックス力)により、最小限に抑
えられると共に、復元されることが期待され得る。
【0037】上述のように、このシャントバルブ2で
は、二つのモータ素体50,60のロータを同一の正転
方向G1に回転させるためには、ステータ52,62を
相互に逆向きに磁化させる必要がある。一方、水頭症の
患者がMRIによる診断を受けるべくMRI装置の強磁
場中に入って空間的にほぼ一様な一方向の強磁場を受け
る場合には、二つのモータ素体50,60のステータ5
2,62には同じ向きの磁場がかかることになる。この
ような空間的に一様な磁場の下で、モータ素体50,6
0のステータ52,62のうちの一方のステータ52又
は62にかかる磁場は該一方のステータ52又は62に
関連したロータ51又は61を正転させる向きになるけ
れども、他方のステータ62又は52にかかる磁場はロ
ータ61又は51の回転をロックするように働く。その
結果、二つのロータ51,61の両方と一体的なウォー
ム40は回転されず、弁バネ24によるF1方向の押圧
力は変わらないことになる。これは、シャントバルブ2
の向きにかかわらず実際上常に当てはまることである。
従って、シャントバルブ2では、外部に磁気的な擾乱が
あっても、該シャントバルブ2の設定圧力が該磁気的擾
乱によって影響を受けたり乱されたりする虞れが最小限
に抑えられ得る。
【0038】なお、以上においては、一対のモータ素体
50,60は、ウォーム40の軸方向の両端に設けられ
ているけれども、所望ならば、モータ素体50に加えて
モータ素体60を側壁部13の近傍に並設しても、モー
タ素体60に加えてモータ素体50を側壁部14の近傍
に並設してもよい。いずれの場合にも、ウォーム40の
軸の両端は、側壁部13,14の軸受41,42を介し
て両持ちに支持することが好ましい。
【0039】また、以上においては、二つのモータ素体
50,60のロータ51,61の正転方向が一致してい
る例について説明したけれども、所望ならば、二つのモ
ータ素体50,60のロータ51,61の正転方向が逆
でもよい。例えば、モータ素体50のロータ51の正転
方向が逆である場合(図1の(a)において図示されて
いるものとは鏡映対称なステータの形状及びロータの配
置である場合)、ウォーム40をG1方向に回転させよ
うとするときには、モータ素体60のステータ62には
正転用パルス磁場を与え、モータ素体50のステータ5
2には逆転用の一組のパルス磁場を与えればよく、ウォ
ーム40をG2方向に回転させようとするときには、モ
ータ素体50のステータ52には正転用パルス磁場を与
え、モータ素体60のステータ62には逆転用の一組の
パルス磁場を与えればよい。一方、MRI装置の空間的
にほぼ一様な強磁場などにさらされたときには、ロータ
51,61に同時にかかる磁場の時間的変動パターンが
実際上同一になるから、一方に正転用パルス磁場かかり
他方に一組の逆転用パルス磁場がかかることはないの
で、この場合にも、ウォーム40に不測の回転が生じる
虞れはなく、シャントバルブ2の設定圧力に不測の変動
が生じる虞れはない。
【0040】更に、以上においては、ウォーム40を一
対のモータ素体50,60で支えているけれども、所望
ならば、モータ素体50,60のうちの少なくともいず
れか一方が、例えば、相互に同様な構成を備えた複数の
モータ素体からなっていてもよい。
【0041】また、更に、以上においては、ウォーム4
0を一対のモータ素体50,60で支えているけれど
も、場合によっては、モータ素体50,60のうちの一
方はなくてもよい。この場合にも、ウォーム40のG
1,G2方向回転を生じさせて、弁バネ24による押圧
力の調整や初期位置設定を同様に行ない得ること、並び
に複合カム車30のC2方向回転のウォーム40による
同様な阻止機能があること及びロータ51又は61に静
磁的な復元力が同様に働くことは、明らかであろう。
【0042】なお、モータ素体が一つの場合、強磁場下
では、不測の回転が生じる虞れは完全には避け得ないも
のの、この回転も半回転単位で行なわれるものであるか
ら、ステータを介してロータにかかる磁場の向きが極端
に交番的に変動しない限り、ロータの不測の回転の生起
の回数が比較的少ない範囲に抑えられることも期待し得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による好ましい一実施例の圧力可変弁装
置としてのシャントバルブを備えた圧力調整システムを
示したもので、(a)は一方のモータ素体を詳しく示す
べく(b)のIA−IA線で取った断面説明図(但し、
ボール弁などは省略して示してある)、(b)は圧力調
整システムのうち弁装置本体の上側部材(蓋部材)を取
除いた状態の平面説明図(但し弁座、流入口、流出口及
びウォームの軸受部のところは破断して示してある)、
(c)は(b)のIC−IC線断面説明図。
【符号の説明】
1 圧力調整システム 2 圧力可変弁装置 3 圧力調整装置 5,5a,5b 導管路 21 弁座 22 ボール弁(弁ボール) 23 支点 24 弁バネ 30 ウォームホイール・円周カム複合体(複合カム
車) 31 円周カム 32 ウォームホイール 40 ウォーム 50,60 モータ素体 51,61 二極ロータ 52,62 ステータ 70,80 電磁石 71,72,81,82 磁極 90 電源 C1,C2 回転方向 F1 押圧方向 G1,G2 回転方向

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に回転され易い特性を有する少な
    くとも一つの二極ステップモータ素体と、 該二極ステップモータ素体の二極ロータに結合されたウ
    ォームと、 ウォームに噛合されたウォームホイールと、 ウォームホイールに結合され、ウォームホイールの回転
    に応じて弁体に対する押圧力が調整可能な回転押圧機構
    とを有する圧力可変弁装置。
  2. 【請求項2】 二極ステップモータ素体を少なくとも一
    対有し、該一対の二極ステップモータ素体は、相互に実
    質的に平行に延在し、一方のステップモータ素体のステ
    ータに対して一方の向きにかかる磁場によりウォームを
    一方の回転方向に回転させ、他方のステップモータ素体
    のステータに対して前記一方の向きとは逆向きにかかる
    磁場によりウォームを前記一方の回転方向に回転させる
    ように、夫々のロータがウォームに結合されている請求
    項1に記載の圧力可変弁装置。
  3. 【請求項3】 前記一対の二極ステップモータ素体の夫
    々について、前記一方の回転方向が、夫々のロータの回
    転され易い回転方向と一致している請求項2に記載の圧
    力可変弁装置。
  4. 【請求項4】 一対のロータがウォームの両端おいてウ
    ォームに同軸に固定されており、ウォームが長手方向の
    中間部でウォームホイールに噛合している請求項2又は
    3に記載の圧力可変弁装置。
  5. 【請求項5】 回転押圧機構が、ウォームホイールと一
    体的に形成されカム面を備えたカム部材と、カム面に第
    一端で係合され第二端が弁体に係合した弾性部材とを有
    する請求項1から4までのいずれか一つの項に記載の圧
    力可変弁装置。
  6. 【請求項6】 体内に埋設されるように構成されている
    請求項1から5までのいずれか一つの項に記載の圧力可
    変弁装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005349209A (ja) * 2004-06-11 2005-12-22 Sophysa 皮下のバルブ
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CN109803606A (zh) * 2016-08-12 2019-05-24 卡洛斯.A.哈金 外部可编程磁阀组件和控制器

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