JP2002021810A - 油圧駆動装置 - Google Patents
油圧駆動装置Info
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- JP2002021810A JP2002021810A JP2000200387A JP2000200387A JP2002021810A JP 2002021810 A JP2002021810 A JP 2002021810A JP 2000200387 A JP2000200387 A JP 2000200387A JP 2000200387 A JP2000200387 A JP 2000200387A JP 2002021810 A JP2002021810 A JP 2002021810A
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Abstract
路にしたことで、背圧を下げた油圧駆動装置を提供す
る。 【解決手段】 一対のタンク2A,2Bに対応してそれ
ぞれ、油圧ポンプ3A,3Bを有する給油経路4A,4
Bと、排油経路5A,5Bを設けた。給油経路4A,4
Bや排油経路5A,5Bを油圧作動部6A,6Bに接続
した。排油経路5A,5B中にソレノイドバルブ7A,
7Bを介在し、ソレノイドバルブからの分岐経路8A,
8Bを反対側のタンク2B,2Aに接続した。タンク
に、それぞれ上部レベルセンサー9A,9Bと下部レベ
ルセンサー10A,10Bを設けた。上部レベルセンサ
ーの検出動によってソレノイドバルブをオンして、排油
経路を分岐経路に接続する。下部レベルセンサーの検出
動によってソレノイドバルブをオフして、分岐経路を遮
断する。
Description
油溜め用の前部タンクと後部タンクが設置されている走
行台車などに採用される油圧駆動装置に関するものであ
る。
圧モータ(油圧作動部)からの排油(ドレン油)の戻り
量は前部タンクと後部タンクに等分されず、どちらかの
タンクの油量が多くなり、最後には、片側がオーバーフ
ローの状態に、またはエアー吸い込みの状態になる。そ
こで、このような不都合を解決するために、たとえば図
3、図4に示されるような、背圧を利用した油圧駆動装
置が提供されている。
と後部タンク12Bとが設けられ、両タンク12A,1
2Bに対応してそれぞれ、油圧ポンプ13A,13Bを
有する給油経路14A,14Bと、チェック弁15A,
15Bを有する排油経路(リターン経路)16A,16
Bとが設けられている。これら給油経路14A,14B
や排油経路16A,16Bは、油圧モータなどの油圧作
動部17A,17Bに接続されている。
チェック弁15A,15Bよりも上流側からは分岐経路
18A,18Bが分岐され、これら分岐経路18A,1
8Bは反対側のタンク12B,12Aに接続されてい
る。また分岐経路18A,18B中にはソレノイドバル
ブ19A,19Bが介在されている。
ベルセンサー20A,20Bが設けられている。そし
て、これらレベルセンサー20A,20Bの検出動によ
って、ソレノイドバルブ19A,19Bがオンになっ
て、排油経路16A,16Bに分岐経路18A,18B
が接続され、また、レベルセンサー20A,20Bの非
検出動によって、ソレノイドバルブ19A,19Bがオ
フになって、分岐経路18A,18Bが遮断されるよう
に構成されている。
3の状態から図4に示されるように、前部タンク12A
の油Oの量が増加すると、レベルセンサー20Aが検出
動してソレノイドバルブ19Aがオンになり、排油経路
16Aに分岐経路18Aが接続される。これにより排油
経路16Aを流れる排油は、チェック弁15Aのクラッ
キング圧とバランスしながら、分岐経路18Aを介して
後部タンク12Bへ戻される。
すると、レベルセンサー20Aが非検出動してソレノイ
ドバルブ19Aがオフになり、図3に示されるように分
岐経路18Aが遮断される。これにより排油経路16A
を流れる排油は、その全量が前部タンク12Aに戻され
る。なお、後部タンク12Bにおける油Oの量の増減時
も同様であって、レベルセンサー20Bの作動に基づい
てソレノイドバルブ19Bがオン、オフされる。
ると、たとえば、図4に示されるように前部タンク12
Aの油Oの量が増加したときで、ソレノイドバルブ19
Aから分岐経路18Aを通って後部タンク12Bへ流れ
る背圧が低いと、チェック弁15Aは開かず、全量が後
部タンク12Bへ戻されることになる。また背圧が高い
と、チェック弁15Aが開き、前部タンク12Aと後部
タンク12Bの両方に戻される。
は、たとえばエンジンの回転、あるいは走行中、荷役中
など、種々な条件によって変化し、したがってチェック
弁15A,15Bを用いた回路では、背圧が配管抵抗+
クラッキング圧により決められることから、配管の長さ
などによってクラッキング圧の設定を変える必要があっ
た。したがって、チェック弁15Aの選定を誤ると、排
油経路16Aの背圧が高くなり、油温の上昇など、悪影
響を及ぼすことになる。
少したとき、レベルセンサー20Aが非検出となってソ
レノイドバルブ19Aがオフになり、この場合にレベル
センサー20Aが1個のため、油量の増減にソレノイド
バルブ19Aが直ぐに反応し、常時、オン、オフを繰り
返す(チャタリングする)ことになる。
ェック弁を廃止して、直接タンクに戻す回路にしたこと
で、背圧を下げ得る油圧駆動装置を提供することを目的
としたものである。
ために、本発明の請求項1記載の油圧駆動装置は、一対
のタンクに対応してそれぞれ、油圧ポンプを有する給油
経路と、排油経路とが設けられ、これら給油経路や排油
経路は油圧作動部に接続され、排油経路中にはソレノイ
ドバルブが介在されるとともに、これらソレノイドバル
ブからの分岐経路は反対側のタンクに接続され、両タン
クには、それぞれ上部レベルセンサーと下部レベルセン
サーとが設けられ、上部レベルセンサーの検出動によっ
てソレノイドバルブがオンされて、排油経路が分岐経路
に接続され、下部レベルセンサーの検出動によってソレ
ノイドバルブがオフされて、分岐経路が遮断されるよう
に構成されていることを特徴としたものである。
のタンクのうち、一方のタンクの油の量が増加して上部
レベルセンサーが検出動すると、ソレノイドバルブがオ
ンして排油経路を分岐経路に接続し得、これにより排油
経路を流れる排油の全量を、分岐経路を介して他方のタ
ンクへ戻し得る。また、一方のタンクの油の量が減少し
て、下部レベルセンサーが検出動すると、ソレノイドバ
ルブがオフして分岐経路を遮断し得、これにより排油経
路を流れる排油の全量を、一方のタンクに戻し得る。
走行台車の油圧駆動装置に採用した状態として、図1、
図2に基づいて説明する。
なわち前部タンク2Aと後部タンク2Bとが設けられ
る。そして、両タンク2A,2Bに対応してそれぞれ、
油圧ポンプ3A,3Bを有する給油経路4A,4Bと、
排油経路(リターン経路)5A,5Bとが設けられてい
る。これら給油経路4A,4Bや排油経路5A,5B
は、油圧モータなどの油圧作動部6A,6Bに接続され
ている。前記排油経路5A,5B中にはソレノイドバル
ブ7A,7Bが介在され、これらソレノイドバルブ7
A,7Bからの分岐経路8A,8Bは反対側のタンク2
B,2Aに接続されている。
ベルセンサー(最上限)9A,9Bと下部レベルセンサ
ー(最下限)10A,10Bとが設けられている。ここ
で、上部レベルセンサー9A,9Bの検出動によってソ
レノイドバルブ7A,7Bがオンされて、排油経路5
A,5Bが分岐経路8A,8Bに接続され、また、下部
レベルセンサー10A,10Bの検出動によってソレノ
イドバルブ7A,7Bがオフされて、分岐経路8A,8
Bが遮断されるように構成されている。
を説明する。たとえば図1の実線の状態から図2に示さ
れるように、前部タンク2Aの油Oの量が増加し、上部
レベルセンサー9Aが検出動されると、ソレノイドバル
ブ7Aがオンされて、排油経路5Aが分岐経路8Aに接
続される。これにより排油経路5Aを流れる排油は、全
量が分岐経路8Aを介して後部タンク2Bへ戻される。
また、前部タンク12Aの油Oの量が減少されてきて、
図1の仮想線イに示されるように下部レベルセンサー1
0Aが検出動されると、ソレノイドバルブ7Aがオフさ
れて、分岐経路8Aは遮断される。これにより排油経路
5Aを流れる排油は、全量が前部タンク2Aに戻され
る。
れ2個のレベルセンサー、すなわち、上部レベルセンサ
ー9A,9Bと下部レベルセンサー10A,10Bが設
置され、ソレノイドバルブ7A,7Bにヒステリシスを
持たせたことにより、これらソレノイドバルブ7A,7
Bにはチャタリング現象は起きないことになる。またチ
ェック弁を廃止し、タンク2A,2Bに直接に戻す回路
にしたことで、背圧は、配管抵抗のみにより決められる
ことになって下げることができた。
する条件として、たとえば、上部レベルセンサー9A,
9Bの一方が検出動でかつ他方が非検出動で、しかも下
部レベルセンサー10A,10Bの両方が検出動のとき
とし、またソレノイドバルブ7A,7Bがオフする条件
として、上部レベルセンサー9A,9Bと下部レベルセ
ンサー10A,10Bの全てが非検出動のときとして、
それぞれの電気信号でソレノイドバルブ7A,7Bを動
かすことで、前部タンク2Aと後部タンク2Bとの間の
油の移送を逐次、行うことができる。
駆動装置に採用しているが、これは他の機器の油圧駆動
装置にも採用し得るものである。上記した実施の形態で
は、油圧モータなどの油圧作動部6A,6Bに採用して
いるが、これは油圧シリンダーなど他の油圧作動部にも
採用し得るものである。
対のタンクのうち、一方のタンクの油の量が増加して上
部レベルセンサーが検出動すると、ソレノイドバルブが
オンして排油経路を分岐経路に接続でき、これにより排
油経路を流れる排油の全量を、分岐経路を介して他方の
タンクへ戻すことができる。また、一方のタンクの油の
量が減少して、下部レベルセンサーが検出動すると、ソ
レノイドバルブがオフして分岐経路を遮断でき、これに
より排油経路を流れる排油の全量を、一方のタンクに戻
すことができる。
ルセンサーと下部レベルセンサーを設置し、ソレノイド
バルブにヒステリシスを持たせたことにより、これらソ
レノイドバルブにチャタリング現象が起きることを防止
できる。またチェック弁を廃止し、タンクに直接に戻す
回路にしたことで、背圧は、配管抵抗のみにより決める
ことになって下げることができる。
置の分岐経路遮断時の回路図である。
る。
の回路図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 一対のタンクに対応してそれぞれ、油圧
ポンプを有する給油経路と、排油経路とが設けられ、こ
れら給油経路や排油経路は油圧作動部に接続され、排油
経路中にはソレノイドバルブが介在されるとともに、こ
れらソレノイドバルブからの分岐経路は反対側のタンク
に接続され、両タンクには、それぞれ上部レベルセンサ
ーと下部レベルセンサーとが設けられ、上部レベルセン
サーの検出動によってソレノイドバルブがオンされて、
排油経路が分岐経路に接続され、下部レベルセンサーの
検出動によってソレノイドバルブがオフされて、分岐経
路が遮断されるように構成されていることを特徴とする
油圧駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000200387A JP2002021810A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 油圧駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000200387A JP2002021810A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 油圧駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002021810A true JP2002021810A (ja) | 2002-01-23 |
Family
ID=18698273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000200387A Pending JP2002021810A (ja) | 2000-07-03 | 2000-07-03 | 油圧駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002021810A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2660481A1 (en) * | 2010-12-27 | 2013-11-06 | Volvo Construction Equipment AB | Energy recycling system for a construction apparatus |
JP2019055762A (ja) * | 2017-09-22 | 2019-04-11 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 搬送車 |
CN111473020A (zh) * | 2020-03-25 | 2020-07-31 | 科力远混合动力技术有限公司 | 变速箱液压***电磁阀颤振电流参数评价方法 |
-
2000
- 2000-07-03 JP JP2000200387A patent/JP2002021810A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP2660481A4 (en) * | 2010-12-27 | 2014-12-03 | Volvo Constr Equip Ab | ENERGY RECOVERY SYSTEM FOR A BUILDING MACHINE |
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CN111473020A (zh) * | 2020-03-25 | 2020-07-31 | 科力远混合动力技术有限公司 | 变速箱液压***电磁阀颤振电流参数评价方法 |
CN111473020B (zh) * | 2020-03-25 | 2022-03-18 | 科力远混合动力技术有限公司 | 变速箱液压***电磁阀颤振电流参数评价方法 |
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051011 |
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A521 | Written amendment |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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