JP2002018309A - タイヤ破砕方法およびその装置 - Google Patents

タイヤ破砕方法およびその装置

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JP2002018309A
JP2002018309A JP2000200531A JP2000200531A JP2002018309A JP 2002018309 A JP2002018309 A JP 2002018309A JP 2000200531 A JP2000200531 A JP 2000200531A JP 2000200531 A JP2000200531 A JP 2000200531A JP 2002018309 A JP2002018309 A JP 2002018309A
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tire
cut
chuck
cutting
tread
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Yoshisada Nikaido
儀貞 二階堂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タイヤを細かくチップ状に粉砕するタイヤ破砕
方法およびその装置を提供するものである。 【解決手段】タイヤ6を搬送して第1の切断装置1に搬
入し、その内側に設けた開閉式のリフトテーブル10の
上に水平に支持した後、タイヤ6の内周に拡縮式のチャ
ック11を挿入して、タイヤ6を内周側から保持した状
態で水平に回転させながら、上下のカッター12、13
により、回転するタイヤ6のトレッド部6aを切断した
後、テーブル10を開いて切断されたトレッド部6aを
落下させ、下方に放射状に配置した回転カッター14で
複数に切断して扇形状に分離し、次いで前記上下のカッ
ター12、13によりサイドウォール部6bを切断して
から、サイドウォール部6bを回転カッター14で扇形
状に分離し、しかる後、これらを第2の切断装置で縦横
方向にチップ状に切断するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤ破砕方法およ
びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、使用済みの廃棄タイヤは一部再
生して使用されているが、大部分は燃料として焼却処分
されている。例えば火力発電所やセメント工場などでは
燃焼装置にタイヤを投入して燃焼させ、その熱エネルギ
ーを利用している。またタイヤはゴムや石油化学製品で
形成され、燃焼エネルギーも大きいので燃料としては有
効であるが、現在のタイヤはスチールワイヤーが入った
チューブレスタイヤがほとんどで、切断が面倒であるた
め、大きさや重量が様々なドーナツ状のタイヤをそのま
ま燃焼装置に投入している。
【0003】このため、運搬や保管が面倒で、燃焼装置
への投入作業も面倒であった。しかもタイヤだけを専用
に燃焼させるのでタール分の残留も多く燃焼装置の保守
作業に手間がかかる問題があった。このため、タイヤを
石炭程度の大きさの細かいチップ状に粉砕すれば、石炭
に混合して通常の燃焼装置でそのまま燃焼でき、しかも
燃焼エネルギーも大きいので石炭単独の場合より有効で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するため、スチールワイヤーが入ったチューブレス
タイヤを細かくチップ状に粉砕して、運搬や保管、燃焼
装置への投入作業が容易で、石炭に混合して通常の燃焼
装置でそのまま燃焼できるタイヤ破砕方法およびその装
置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
タイヤ破砕方法は、タイヤを搬送して第1の切断装置に
搬入し、その内側に設けた開閉式のテーブルの上に水平
に支持した後、タイヤの内周に拡縮式のチャックを挿入
して、タイヤを内周側から保持した状態で、タイヤをチ
ャックと一体に水平に回転させながら、上下のカッター
により、回転するタイヤのトレッド部とサイドウォール
部との間を円形に切断した後、前記テーブルを開いて円
筒状に切断されたトレッド部を落下させ、テーブルの下
方に放射状に配置した回転カッターで、トレッド部を複
数に切断して扇形状に分離し、次いで前記上下のカッタ
ーによりチャックに保持されて回転しているサイドウォ
ール部と、タイヤホイールの取付部分となるビート部と
の間を円形に切断した後、放射状に配置した前記回転カ
ッターで、落下してきたリング状のサイドウォール部を
複数に切断して扇形状に分離し、この後、チャックを開
放して、保持していたリング状のビート部を落下させて
外部に搬出すると共に、扇形状に切断された前記トレッ
ド部とサイドウォール部を第2の切断装置で縦横方向に
チップ状に切断することを特徴とするものである。
【0006】本発明の請求項2記載のタイヤ破砕装置
は、タイヤを第1の切断装置に搬入して、ここに設けた
開閉式のテーブルの上に支持するタイヤ搬送機構と、タ
イヤの内周側に挿着され、タイヤをその内周側から保持
する拡縮式のチャックと、タイヤを保持したチャックを
回転させる駆動回転機構と、チャックに水平に保持され
たタイヤの上下に配置され、昇降および前後進自在に取
付けられたカッターと、前記テーブルの下方に放射状に
配置され、カッターで切断されて落下してきた円筒状ト
レッド部とリング状のサイドウォール部を複数に切断分
離する回転カッターと、扇形状に切断されたトレッド部
とサイドウォール部を縦横方向にチップ状に細かく切断
する第2の切断装置とからなることを特徴とするもので
ある。
【0007】また請求項3記載のタイヤ破砕装置は、第
2の切断装置が、凹凸状の固定刃と、これと噛み合う凹
凸状回転刃とから構成されていることを特徴とするもの
である。更に請求項4記載のタイヤ破砕装置は、第2の
切断装置が、複数個の回転カッターを同軸状に配置した
縦方向切断部と、これと垂直に配置された複数個の回転
カッターを同軸状に配置した横方向切断部とを組み合わ
せて構成されていることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図1
ないし図13を参照して詳細に説明する。タイヤ破砕装
置は図1に示すように、第1の切断装置1と第2の切断
装置2、およびタイヤ搬送機構3とから構成されてい
る。タイヤ搬送機構3は、ガイドレール4に沿って、こ
の内側に爪付きチェーンコンベア5が設けられている。
【0009】また、第1の切断装置2の侵入側には、チ
ェーンコンベア7に前後進自在にキッカー8が取付けら
れ、爪付きチェーンコンベア5の回転によりタイヤ6が
引き上げられて、第1の切断装置1の侵入側に達する
と、今度はキッカー8により水平に押出して、第1の切
断装置1内に搬入して昇降式のリフトテーブル10の上
にセットするようになっている。
【0010】また前記第1の切断装置1は、開閉式のリ
フトテーブル10と、この上方に設けられた拡縮式の円
筒状チャック11と、この側方に設けられた上下のカッ
ター12、13、およびこの下方に設けられた回転カッ
ター14とから構成されている。
【0011】前記開閉式のリフトテーブル10は図2お
よび図3に示すように、4枚のプレート15が、それぞ
れ回転シャフト16に接続され、この回転シャフト16
が回転することにより図2に仮想線で示すようにプレー
ト15が下方に回動して開くようになっている。またプ
レート15の中央部にはスリットが設けられ、ここにロ
ーラ17の上部が突出して回転自在に支持されている。
【0012】また回転シャフト16を支持するフレーム
18は昇降ガイドポスト19に支持され、図示しないモ
ーターによりリフトテーブル10が昇降するようになっ
ている。また図3に示すようにプレート15、15の間
には三角形状のキッカー8が侵入する隙間が設けられ、
タイヤ6を搬入する時には上方に突出し、キッカー8を
戻す時にはタイヤ6に当たって下方に回動して上面が水
平になるようになっている。
【0013】また前記円筒形チャック11は、図4に示
すようにタイヤ6のタイヤホイールの取付部分となるビ
ート部6cの内周より小さな外径の円筒形に形成されて
いる。この円筒形チャック11の外周は円弧状の4枚の
プレート21を円筒状に組合せて、中心に設けた駆動機
構22とレバー23で連結され、レバー23の回動によ
り図5に示すように円弧状のプレート21が外側に拡大
してタイヤ6の内周を保持するようになっている。
【0014】また拡縮式の円筒形チャック11の上部に
は図1に示すようにプーリ24が設けられ、ベルト25
を介してモータ26の回転が伝達され、円筒形チャック
11がタイヤ6を保持した状態で回転するようになって
いる。
【0015】また図5に示すように、円筒形チャック1
1の側方に設けられた上下のカッター12、13は、支
持フレーム27の上下に取付けたシリンダー28、29
に接続されている。更にこの支持フレーム27の背面側
にはシリンダー30が接続されガイドレール31に沿っ
て前後に移動するようになっている。
【0016】また図7に示すように開閉式のリフトテー
ブル10の下方に設けた回転カッター14は、図8に示
すように放射状に4個配置されて、タイヤ外径に合わせ
て可動自在に支持されている。この回転カッター14
は、図9に示すように、薄い切刃14aと溝付きの受刃
14bとを組合せて構成され、高速で回転する薄い切刃
14aが、低速で回転する受刃14bの溝とかみ合って
タイヤ6を切断するようになっている。また図7に示す
ように放射状に4個配置した回転カッター14の上方に
は、爪33を突設した引込みチェーン34がV形に取付
けられ、タイヤ6を回転カッター14…に強制的に引込
むようになっている。
【0017】また図1に示すように、開閉式のリフトテ
ーブル10の横にはビート部6cを外部に排出するロー
ラーコンベア36が傾斜して設けられ、この下部側にビ
ート部6cの回収ケース37が設けられている。また回
転カッター14の下方にも切断したタイヤ6を第2の切
断装置2に搬送するベルトコンベア38が設けられてい
る。
【0018】また第2の切断装置2は図1に示すように
上部にホッパー40が設けられ、凹凸状の固定刃41a
と、これと噛み合う凹凸状回転刃41bとを組合せて構
成されている。この第2の切断装置2は図10および図
11に示すように固定刃41aは横方向に沿って平面凹
凸状に形成され、また回転刃41bは外径の大きい鋸刃
42aと外径の小さい鋸刃42bを交互に複数枚重ねて
同軸に取付けたものである。この回転刃41bの外径の
大きい鋸刃42aの先端は固定刃41aの凹部に噛み合
い、外径の小さい鋸刃42bの先端は固定刃41aの凸
部の先端に噛み合ってタイヤ6をチッブ状に細かく切断
するようになっている。
【0019】上記構成のタイヤ破砕装置によりタイヤ6
をチップ状に破砕する方法について説明する。先ず図1
に示すように廃棄されたタイヤ6をタイヤ搬送機構3に
セットし、爪付きチェーンコンベア5が回転しているの
で、この爪がタイヤ6の内周に引っかかると、ガイドレ
ール4にガイドされながら上方に引き上げられていく。
【0020】タイヤ6が第1の切断装置1の侵入側に達
すると、今度は三角形状のキッカー8がタイヤ6の内周
に突出して水平に押出し、図2に示すように水平に閉じ
ているリフトテーブル10の上にセットされる。この
後、キッカー8が戻ると図示しない駆動機構により昇降
ガイドポスト19に沿ってリフトテーブル10が上昇
し、この上に支持したタイヤ6を上昇させて、図4に示
すように拡縮式の円筒形チャック11がタイヤ6の内周
に挿着された位置で停止する。
【0021】この後、図5に示すように円筒形チャック
11の中心に設けた駆動機構22が作動してレバー23
の回動により4枚の円弧状のプレート21が外側に拡大
してタイヤ6の内周を保持する。次にモータ26が回転
してこの回転力がベルト25とプーリ24を介してチャ
ック11に伝達され、チャック11はタイヤ6を内周か
ら保持した状態で一体に回転する。この時、リフトテー
ブル10を構成する4枚のプレート15には、その中心
にそれぞれローラ17の上部が突出して回転自在に支持
されているので、タイヤ6はこのローラ17により滑ら
かに回転させることができる。
【0022】このようにタイヤ6が水平に回転している
状態で図5に示すように、この側方に設けた上下のカッ
ター12、13がシリンダー30により前進してきてタ
イヤ6のトレッド部6aとサイドウォール部6bとの間
の位置に停止する。次にシリンダー29を駆動させ、下
部カッター13を上昇させて図6に示すようにトレッド
部6aと下部側のサイドウォール部6bとの間を円形に
切断する。次にシリンダー28を駆動させて上部のカッ
ター12を下降させてトレッド部6aと上部側のサイド
ウォール部6bとの間を円形に切断すると、円筒状のト
レッド部6aが切り離される。
【0023】この後、上下のカッター12、13が退避
してから、図7に示すようにリフトテーブル10が開く
と、ここに支持されていた円筒状のトレッド部6aが落
下してこの下方にV形に取付けて放射状に配置した引込
みチェーン34の間に落下し、ここに突設した爪33に
引っ掛けられて強制的に引込まれる。
【0024】更に引込まれたトレッド部6aは図8に示
すように放射状に配置した回転カッター14で下側から
4等分に切断される。この時、回転カッター14は図9
に示すように高速で回転する薄い切刃14aと、低速で
回転する受刃14bの溝が噛み合い、受刃14bの溝の
両側の周面でトレッド部6aを支えながら円滑に切断す
ることができる。
【0025】このようにして4個の扇形状に切断された
トレッド部6aは、図1に示すように下方に設けたベル
トコンベア38の上に落下して第2の切断装置2に搬送
されホッパー40から内部に投入される。
【0026】ホッパー40から投入されたトレッド部6
aは、図10および図11に示すように凹凸状の固定刃
41aと、これと噛み合う外径の大きい鋸刃42aと外
径の小さい鋸刃42bを交互に組合せた回転刃41bの
間で縦横に順次に細かく切断されてゴムチップ44とな
る。
【0027】一方、第1の切断装置1では、図12に示
すようにトレッド部6aが切り離されたタイヤ6が円筒
形チャック11に保持されている。この状態で再び上下
のカッター12、13がシリンダー30により前進して
きて、サイドウォール部6bとタイヤホイールの取付部
分となるビート部6cの間の位置に停止する。次に下部
カッター13を上昇させて下部側のサイドウォール部6
bとビート部6cの間を円形に切断した後、上部カッタ
ー12を下降させてトレッド部6aと上部側のビート部
6cとの間を円形に切断すると、リング状の2枚のサイ
ドウォール部6b、6bが切り離される。
【0028】リング状に切り離されたサイドウォール部
6b、6bは、図7に示すようにV形に取付けた爪付き
引込みチェーン34の間に落下し、ここで強制的に引込
まれて放射状に配置した回転カッター14で4等分に切
断される。このようにして4個の扇形状に切断されたサ
イドウォール部6bは、下方に設けたベルトコンベア3
8の上に落下して第2の切断装置2に搬送され、ここで
図10および図11に示すように凹凸状の固定刃41a
と、これと噛み合う外径の大きい鋸刃42aと外径の小
さい鋸刃42bを交互に組合せた回転刃41bの間で縦
横に順次に細かく切断されてゴムチップ44となる。
【0029】なお図12に示すようにサイドウォール部
6bが切断されたチャック11には、まだビート部6c
は保持されたままとなっている。ここでリフトテーブル
10を閉じてから、チャック11を縮小させるとビート
部6cはリフトテーブル10の上に落下する。この後、
キッカー8が進出してビート部6cを図1に示すローラ
ーコンベア36の上に押し出し回収ケース37に回収す
る。この回収したビート部6cは、内部に多数のスチー
ルワイヤが密集して埋設され、切断が難しいためそのま
ま廃棄される。なおこの一連の切断工程を示すと図13
のようになる。
【0030】図14は本発明の他の実施の形態による第
2の切断装置2を示すもので、これはベルトコンベア3
8で搬送されてきた扇形状のトレッド部6aを上下のベ
ルトコンベア38、38で押えて縦方向切断部46で紐
状に切断した後、これと直交して配置した横方向切断部
47で細かく切断してゴムチップ44とするものであ
る。
【0031】この縦方向切断部46と横方向切断部47
は図9に示す薄い切刃14aと溝付きの受刃14bとを
複数枚同軸上に取付けた回転カッター14で構成され、
前記と同様に高速で回転する薄い切刃14aが、低速で
回転する受刃14bの溝とかみ合って効率よく切断する
ようになっている。
【0032】なお上記説明では第1の切断装置1は回転
カッター14を放射状に設けて4等分する場合について
示したが3等分、または5等分以上に切断しても良い。
またテーブルは昇降せず拡縮式のチャックが昇降する構
造でも良い。更に第2の切断装置2は上記構造に限ら
ず、縦横に細かく切断してチップ状に形成できれば他の
構造でも良い。
【0033】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る請求項1
記載のタイヤ破砕方法によれば、先ずタイヤを円筒状の
トレッド部とリング状のサイドウォール部およびビート
部に分離した後、トレッド部とサイドウォール部を複数
の扇形状に分離してから、第2の切断装置で縦横に細か
く切断してチップ状に形成するので、運搬や保管、燃焼
装置への投入作業が容易で、石炭に混合して通常の燃焼
装置でそのまま燃焼することができる。
【0034】また請求項2記載のタイヤ破砕装置によれ
ば、小型の装置で効率よくトレッド部とサイドウォール
部およびビート部に分離することができると共に、これ
を扇形状に分離し、更に第2の切断装置でチップ状に形
成して効率よくタイヤを破砕することができる。
【0035】また請求項3記載のタイヤ破砕装置によれ
ば、凹凸状の固定刃と、これと噛み合う凹凸状回転刃と
から構成されているので小型の装置で効率よくチップ状
に形成することができる。更に請求項4記載のタイヤ破
砕装置によれば、複数個の回転カッターを同軸状に配置
した縦方向切断部と、これと垂直に配置された複数個の
回転カッターを同軸状に配置した横方向切断部とを組み
合わせて構成されているので安価に製造することができ
メンテナンスも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態によるタイヤ破砕装置の
概略構成図である。
【図2】図1の開閉式のリフトテーブルを示す正面図で
ある。
【図3】図2の開閉式のリフトテーブルを示す平面図で
ある。
【図4】タイヤがリフトテーブルにより上昇して、拡縮
式の円筒形チャックが挿入された状態を示す正面図であ
る。
【図5】上下のカッターがタイヤに接近した状態を示す
正面図である。
【図6】上下のカッターによりトレッド部とサイドウォ
ール部との間を円形に切断している状態を示す正面図で
ある。
【図7】落下したトレッド部を放射状に配置した回転カ
ッターで複数に切断している状態を示す正面図である。
【図8】トレッド部を放射状に配置した回転カッターで
複数に切断している状態を示す斜視図である。
【図9】回転カッターを示す平面図である。
【図10】第2の切断装置の凹凸状の固定刃と凹凸状回
転刃との組合せ状態を示す縦断面図である。
【図11】図10の第2の切断装置を示す平面図であ
る。
【図12】上下のカッターによりサイドウォール部とビ
ート部の間を円形に切断している状態を示す正面図であ
る。
【図13】タイヤをゴムチップに破砕するまでの一連の
切断工程を示す説明図である。
【図14】本発明の他の実施の形態による第2の切断装
置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 第1の切断装置 2 第2の切断装置 3 タイヤ搬送機構 5 爪付きチェーンコンベア 6 タイヤ 6a トレッド部 6b サイドウォール部 6c ビート部 10 開閉式のリフトテーブル 11 拡縮式の円筒形チャック 12 上部カッター 13 下部カッター 14 回転カッター 15 プレート 34 引込みチェーン 38 ベルトコンベア 40 ホッパー 41a 凹凸状固定刃 41b 凹凸状回転刃 44 ゴムチップ 46 縦方向切断部 47 横方向切断部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤを搬送して第1の切断装置に搬入
    し、その内側に設けた開閉式のテーブルの上に水平に支
    持した後、タイヤの内周に拡縮式のチャックを挿入し
    て、タイヤを内周側から保持した状態で、タイヤをチャ
    ックと一体に水平に回転させながら、上下のカッターに
    より、回転するタイヤのトレッド部とサイドウォール部
    との間を円形に切断した後、前記テーブルを開いて円筒
    状に切断されたトレッド部を落下させ、テーブルの下方
    に放射状に配置した回転カッターで、トレッド部を複数
    に切断して扇形状に分離し、次いで前記上下のカッター
    によりチャックに保持されて回転しているサイドウォー
    ル部と、タイヤホイールの取付部分となるビート部との
    間を円形に切断した後、放射状に配置した前記回転カッ
    ターで、落下してきたリング状のサイドウォール部を複
    数に切断して扇形状に分離し、この後、チャックを開放
    して、保持していたリング状のビート部を落下させて外
    部に搬出すると共に、扇形状に切断された前記トレッド
    部とサイドウォール部を第2の切断装置で縦横方向にチ
    ップ状に切断することを特徴とするタイヤ破砕方法。
  2. 【請求項2】 タイヤを第1の切断装置に搬入して、こ
    こに設けた開閉式のテーブルの上に支持するタイヤ搬送
    機構と、タイヤの内周側に挿着され、タイヤをその内周
    側から保持する拡縮式のチャックと、タイヤを保持した
    チャックを回転させる駆動回転機構と、チャックに水平
    に保持されたタイヤの上下に配置され、昇降および前後
    進自在に取付けられたカッターと、前記テーブルの下方
    に放射状に配置され、カッターで切断されて落下してき
    た円筒状トレッド部とリング状のサイドウォール部を複
    数に切断分離する回転カッターと、扇形状に切断された
    トレッド部とサイドウォール部を縦横方向にチップ状に
    細かく切断する第2の切断装置とからなることを特徴と
    するタイヤ破砕装置。
  3. 【請求項3】 第2の切断装置が、凹凸状の固定刃と、
    これと噛み合う凹凸状回転刃とから構成されていること
    を特徴とする請求項2記載のタイヤ破砕装置。
  4. 【請求項4】 第2の切断装置が、複数個の回転カッタ
    ーを同軸状に配置した縦方向切断部と、これと垂直に配
    置された複数個の回転カッターを同軸状に配置した横方
    向切断部とを組み合わせて構成されていることを特徴と
    する請求項2記載のタイヤ破砕装置。
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