JP2002016412A - 内蔵アンテナ - Google Patents

内蔵アンテナ

Info

Publication number
JP2002016412A
JP2002016412A JP2000198208A JP2000198208A JP2002016412A JP 2002016412 A JP2002016412 A JP 2002016412A JP 2000198208 A JP2000198208 A JP 2000198208A JP 2000198208 A JP2000198208 A JP 2000198208A JP 2002016412 A JP2002016412 A JP 2002016412A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
built
lid
main body
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000198208A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Taketomi
浩一 武富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000198208A priority Critical patent/JP2002016412A/ja
Publication of JP2002016412A publication Critical patent/JP2002016412A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Aerials (AREA)
  • Support Of Aerials (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏波損失を低減また蓋の開閉による本体側ア
ンテナの放射パターンの影響を無くする。 【解決手段】 無線機本体側に設けた送受信回路と接続
された第1のアンテナと、通話時には開き待機時には閉
じる本体と対抗設置された蓋側に設けられた第2のアン
テナとで構成され、第2のアンテナは、蓋側の短辺方向
に、蓋を開いた場合の本体側から最遠端辺に添って設け
られ、かつ給電線で接続される送受信回路とは通話時に
は接続され、待機時には遮断されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯用無線機、コー
ドレス電話等に搭載して通話時と待機時とで放射パター
ンを変えないで、高利得にしたアンテナに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】携帯無線のアンテナとして、従来は無線
機本体から手等で引き延ばして使用するホイップ・アン
テナや、体積は大きくなるが固定の大きさを持つ内蔵し
た逆Fアンテナが用いられている。これらのアンテナは
待機時には十分な利得があるが、通話時には無線機を手
に持って操作するので、頭や人体が影響してアンテナ利
得を低下させる可能性がある。
【0003】これを改良した構成として、特開平8−1
86518号公報に示される、無線機の蓋にアンテナを
設けて、このフリップを開けた場合と閉めた場合とでア
ンテナの実効誘電率が変わることを利用して、通話時と
待機時で同調周波数を変える構成としている。図8はこ
のアンテナの概念的な構成を示す図であり、図において
3はフリップ、13と14はアンテナで、蓋の長手方向
に実効長を圧縮した2つのアンテナを構成している。こ
の構成は偏波損失を考慮していない。他の従来例とし
て、特開平6−216621号公報によれば、本体と蓋
とにアンテナを設けて、閉じたときは両者を接続して逆
Fアンテナとして動作し、蓋を開いたときは両者の電気
的な接続を絶ってダイポールアンテナとして動作する構
成が示されている。これも偏波損失を考慮していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のフリップ内蔵ア
ンテナは上記のように構成されており、蓋を閉じた場合
にはフリップ側のアンテナは無線機の接地に近づいてア
ンテナの放射抵抗が低下して効率が悪くなり、更に図8
の構成では通話時には無線機を傾けて使用するので、基
地局からの垂直偏波と適合しないので、例えば30度傾
けた場合、10log(sin30)で約3dBの損失
が発生するという課題があった。また更に、本体側に設
置したアンテナの放射パターンが蓋の開閉によって影響
を受けるという課題もあった。
【0005】この発明によるアンテナは、上記の課題を
解決するためになされたもので、蓋を閉じた待ち受け時
にはフリップ側のアンテナは切り離してアンテナ動作を
止めて、蓋を開けた通話時にはフリップ側のアンテナを
組み合わせて偏波損失を低減し、また蓋の開閉による本
体側アンテナの放射パターンの影響を無くすることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内蔵アン
テナは、無線機本体側に設けた送受信回路と接続された
第1のアンテナと、通話時には開き待機時には閉じる本
体と対向設置された蓋側に設けられた第2のアンテナと
で構成され、第2のアンテナは、蓋側の短辺方向に、蓋
を開いた場合の本体側から最遠端辺に添って設けられ、
かつ給電線で接続される送受信回路とは通話時には接続
され、待機時には遮断されるようにした。
【0007】また更に、第2のアンテナは、最遠端辺に
対して45度ないし30度傾けて設置した。
【0008】また更に、第2のアンテナは、蓋に支点で
回転自在に支持され、かつこの第2のアンテナの先端に
重りを設けた。
【0009】また更に、第2のアンテナは、実長を圧縮
したアンテナ構造とした。
【0010】また更に、第2のアンテナと送受信回路を
接続する給電線を設け、該給電線の電気長を送受信波長
の1/2の整数倍とした。
【0011】また更に、第2のアンテナと送受信回路を
接続する給電線を設け、給電線の途中に高周波遮断物質
を設置した。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.通話時のアンテナ
利得の向上に的を絞った本実施の形態における内蔵アン
テナを説明する。図1はその構成を示す図であり、図に
おいて、1は無線機、2は無線機本体側に設けたアンテ
ナ、3は通話時に開き、待機時には閉じる蓋、フリッ
プ、4はフリップに設けた給電線、6は本願の特徴的な
フリップに設けた内蔵アンテナである。5は内蔵アンテ
ナ6と給電線4をつなぐ給電部である。
【0013】本発明におけるフリップ側の内蔵アンテナ
6は、ダイポールアンテナとしてフリップを開いた場合
に送受信回路と接続されて、動作する。その接続方法は
各種あるが、ここでは接続方法には言及しない。一方、
本体側に内蔵するアンテナ2は代表的にはホイップ・ア
ンテナである。フリップ内蔵アンテナ6の配置によれ
ば、偏波不適合による損失は、例えば、10log(s
in60)=0.6dBとなる。この値は先に課題の項
で述べたように、従来の内蔵アンテナの3dB損失と比
較して、十分に小さな値であり、フリップを開いた通話
時には、高い利得が得られる。
【0014】本実施の形態における他の構成を説明す
る。図1においては、フリップ内蔵アンテナはその短辺
に平行に設置されるが、これを図2に示すように、手に
持って通話する場合にほぼ垂直になるよう、予め短辺と
は30度ないし45度傾けた方向に設置する。こうする
ことで通話時に話し手が自然な動作として垂直とは約6
0度ないし45度傾けて持つので、結果的に内蔵アンテ
ナはほぼ垂直位置となり、偏波損失が小さくなる。
【0015】図2において、棒状の内蔵アンテナ6の一
端に重り7を設け、他端またはその近辺にフリップ3と
貫通する穴を設けて、その穴の回りを回転自在に保持す
る構造としてもよい。こうして重り7を用いた振り子構
造としたので、予め設定した傾きに関わらず常に内蔵ア
ンテナ6を垂直位置に保つことができる。
【0016】図3は本実施の形態における更に他の内蔵
アンテナの構成を示す図である。即ち内蔵アンテナは9
の折れ曲り構造のメアンダ・アンテナ素子とする。また
図4は他の内蔵アンテナを示す図であり、内蔵アンテナ
は10のヘリカル・アンテナ素子である。これらは形状
的には収納時に棒状のまたは板の棒状の形態となる剛性
素子である。また更に、図5は他のアンテナ構造を示す
図であり、アンテナは11のチップ・アンテナ素子であ
る。これらの素子は、小型であり、かつ実質的にアンテ
ナ長を長くしたと同等の効果がある。
【0017】実施の形態2.先の実施の形態では、通話
時に着目した偏波損失の小さな内蔵アンテナ自体の構造
を説明した。ここではアンテナ利得を高める他の工夫を
説明する。即ち本体側に内蔵するアンテナ2の放射パタ
ーンに影響が及ばないようにしたフリップ内蔵アンテナ
6の構成である。図6は本実施の形態におけるフリップ
内蔵アンテナ側の構造を示す図である。図において、内
蔵アンテナ6への給電線4bは、その長さが送受信波長
の1/2またはその整数倍としてある。即ち給電線4b
の電気長を所定波長の半分、またはその整数倍とするこ
とで、フリップ3を開いた場合にも、本体側アンテナ2
の放射パターンに影響がなくなる。つまり異なる主偏波
を持つ本体側アンテナ2とフリップ内蔵アンテナ6の偏
波ダイバーシティ効果を高めることができる。
【0018】図7は、本実施の形態における他の構成を
示す図である。図において、12は給電線4に設けたフ
ェライトであり、高周波を遮断する性質を利用してい
る。こうすることでも、また本体側のアンテナ2の放射
パターン歪みを防ぐことができる。つまり組み合わせて
の偏波ダイバーシティ効果を高めることができる。
【0019】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、内蔵ア
ンテナは通話時に偏波損失を無くして高い利得を持つよ
う構成され、また蓋を閉じた場合は蓋側のアンテナ機能
を止めて本体側の放射パターンに影響を与えない構成と
したので、通話時を中心に高い利得が得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における内蔵アンテ
ナの構成を示す図である。
【図2】 実施の形態1における他の内蔵アンテナの構
成を示す図である。
【図3】 実施の形態1における他の内蔵アンテナの構
成を示す図である。
【図4】 実施の形態1における他の内蔵アンテナの構
成を示す図である。
【図5】 実施の形態1における他の内蔵アンテナの構
成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2における内蔵アンテ
ナの構成を示す図である。
【図7】 実施の形態2における他の内蔵アンテナの構
成を示す図である。
【図8】 従来の内蔵アンテナの構成を示す図である。
【符号の説明】
1 無線機、2 無線機本体側アンテナ、3 フリッ
プ、4,4b 給電線、5 給電部、6 フリップ内蔵
アンテナ、7 重り、9 メアンダ・アンテナ素子、1
0 ヘリカル・アンテナ素子、11 チップ・アンテナ
素子、12 フェライト。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 H04B 7/26 B Fターム(参考) 5J021 AA02 AA13 AB02 AB03 CA01 CA06 HA05 HA06 5J046 AA04 AB06 AB07 AB10 AB12 PA01 5J047 AA04 AB06 AB07 AB10 AB12 FD01 5K067 AA02 AA33 BB04 BB08 EE04 KK03 KK17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線機本体側に設けた送受信回路と接続
    された第1のアンテナと、通話時には開き待機時には閉
    じる上記本体と対向設置された蓋側に設けられた第2の
    アンテナとで構成され、 上記第2のアンテナは、上記蓋側の短辺方向に、蓋を開
    いた場合の本体側から最遠端辺に添って設けられ、かつ
    上記給電線で接続される送受信回路とは通話時には接続
    され、待機時には遮断されるようにしたことを特徴とす
    る内蔵アンテナ。
  2. 【請求項2】 第2のアンテナは、最遠端辺に対して4
    5度ないし30度傾けて設置したことを特徴とする請求
    項1記載の内蔵アンテナ。
  3. 【請求項3】 第2のアンテナは、蓋に支点で回転自在
    に支持され、かつ該第2のアンテナの先端に重りを設け
    たことを特徴とする請求項1記載の内蔵アンテナ。
  4. 【請求項4】 第2のアンテナは、実長を圧縮したアン
    テナ構造としたことを特徴とする請求項2または請求項
    3記載の内蔵アンテナ。
  5. 【請求項5】 第2のアンテナと送受信回路を接続する
    給電線を設け、該給電線の電気長を送受信波長の1/2
    の整数倍とすることを特徴とする請求項1記載の内蔵ア
    ンテナ。
  6. 【請求項6】 第2のアンテナと送受信回路を接続する
    給電線を設け、該給電線の途中に高周波遮断物質を設置
    したことを特徴とする請求項1記載の内蔵アンテナ。
JP2000198208A 2000-06-30 2000-06-30 内蔵アンテナ Pending JP2002016412A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000198208A JP2002016412A (ja) 2000-06-30 2000-06-30 内蔵アンテナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000198208A JP2002016412A (ja) 2000-06-30 2000-06-30 内蔵アンテナ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002016412A true JP2002016412A (ja) 2002-01-18

Family

ID=18696400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000198208A Pending JP2002016412A (ja) 2000-06-30 2000-06-30 内蔵アンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002016412A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100491884B1 (ko) * 2002-07-16 2005-05-30 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기의 주파수 선택 표면 페인티드 안테나

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100491884B1 (ko) * 2002-07-16 2005-05-30 엘지전자 주식회사 이동통신 단말기의 주파수 선택 표면 페인티드 안테나

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU749390B2 (en) A portable electronic communication device with multi-band antenna system
US6806835B2 (en) Antenna structure, method of using antenna structure and communication device
US6417816B2 (en) Dual band bowtie/meander antenna
JP4242780B2 (ja) 平衡マルチバンドアンテナ装置
EP0871236B1 (en) An antenna arrangement for small-size radio communication devices
AU750257B2 (en) Multiple frequency band antenna
US7230574B2 (en) Oriented PIFA-type device and method of use for reducing RF interference
US7058434B2 (en) Mobile communication
JP3613525B2 (ja) 携帯無線機
US5945954A (en) Antenna assembly for telecommunication devices
JP2002158530A (ja) 移動通信端末機における内蔵型二重帯域アンテナ装置及び動作方法
JP4197734B2 (ja) 無線モジュール
US6442400B1 (en) Portable electronic communication device with dual-band antenna system
EP1770875A1 (en) Mobile telephone device
JP2002185238A (ja) デュアルバンド対応内蔵アンテナ装置およびこれを備えた携帯無線端末
JP2008017352A (ja) 無線モジュール
JP2005518125A (ja) オリエンテッドpifa型装置およびこれを使用してrf干渉を低減する方法
JP3959332B2 (ja) 携帯無線端末
JP2001156517A (ja) アンテナ装置
JP2002016412A (ja) 内蔵アンテナ
KR100611908B1 (ko) 이중패치를 이용한 평면 안테나를 구비한 무선통신 단말기
JPH06268547A (ja) 携帯無線機用アンテナ装置
JP2003037411A (ja) 携帯用無線機
JPH1065436A (ja) アンテナ装置
JP2006115419A (ja) 折畳式携帯無線機

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040517

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051213