JP2002016412A - 内蔵アンテナ - Google Patents
内蔵アンテナInfo
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- JP2002016412A JP2002016412A JP2000198208A JP2000198208A JP2002016412A JP 2002016412 A JP2002016412 A JP 2002016412A JP 2000198208 A JP2000198208 A JP 2000198208A JP 2000198208 A JP2000198208 A JP 2000198208A JP 2002016412 A JP2002016412 A JP 2002016412A
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Abstract
ンテナの放射パターンの影響を無くする。 【解決手段】 無線機本体側に設けた送受信回路と接続
された第1のアンテナと、通話時には開き待機時には閉
じる本体と対抗設置された蓋側に設けられた第2のアン
テナとで構成され、第2のアンテナは、蓋側の短辺方向
に、蓋を開いた場合の本体側から最遠端辺に添って設け
られ、かつ給電線で接続される送受信回路とは通話時に
は接続され、待機時には遮断されるようにした。
Description
ドレス電話等に搭載して通話時と待機時とで放射パター
ンを変えないで、高利得にしたアンテナに関するもので
ある。
機本体から手等で引き延ばして使用するホイップ・アン
テナや、体積は大きくなるが固定の大きさを持つ内蔵し
た逆Fアンテナが用いられている。これらのアンテナは
待機時には十分な利得があるが、通話時には無線機を手
に持って操作するので、頭や人体が影響してアンテナ利
得を低下させる可能性がある。
86518号公報に示される、無線機の蓋にアンテナを
設けて、このフリップを開けた場合と閉めた場合とでア
ンテナの実効誘電率が変わることを利用して、通話時と
待機時で同調周波数を変える構成としている。図8はこ
のアンテナの概念的な構成を示す図であり、図において
3はフリップ、13と14はアンテナで、蓋の長手方向
に実効長を圧縮した2つのアンテナを構成している。こ
の構成は偏波損失を考慮していない。他の従来例とし
て、特開平6−216621号公報によれば、本体と蓋
とにアンテナを設けて、閉じたときは両者を接続して逆
Fアンテナとして動作し、蓋を開いたときは両者の電気
的な接続を絶ってダイポールアンテナとして動作する構
成が示されている。これも偏波損失を考慮していない。
ンテナは上記のように構成されており、蓋を閉じた場合
にはフリップ側のアンテナは無線機の接地に近づいてア
ンテナの放射抵抗が低下して効率が悪くなり、更に図8
の構成では通話時には無線機を傾けて使用するので、基
地局からの垂直偏波と適合しないので、例えば30度傾
けた場合、10log(sin30)で約3dBの損失
が発生するという課題があった。また更に、本体側に設
置したアンテナの放射パターンが蓋の開閉によって影響
を受けるという課題もあった。
解決するためになされたもので、蓋を閉じた待ち受け時
にはフリップ側のアンテナは切り離してアンテナ動作を
止めて、蓋を開けた通話時にはフリップ側のアンテナを
組み合わせて偏波損失を低減し、また蓋の開閉による本
体側アンテナの放射パターンの影響を無くすることを目
的とする。
テナは、無線機本体側に設けた送受信回路と接続された
第1のアンテナと、通話時には開き待機時には閉じる本
体と対向設置された蓋側に設けられた第2のアンテナと
で構成され、第2のアンテナは、蓋側の短辺方向に、蓋
を開いた場合の本体側から最遠端辺に添って設けられ、
かつ給電線で接続される送受信回路とは通話時には接続
され、待機時には遮断されるようにした。
対して45度ないし30度傾けて設置した。
回転自在に支持され、かつこの第2のアンテナの先端に
重りを設けた。
したアンテナ構造とした。
接続する給電線を設け、該給電線の電気長を送受信波長
の1/2の整数倍とした。
接続する給電線を設け、給電線の途中に高周波遮断物質
を設置した。
利得の向上に的を絞った本実施の形態における内蔵アン
テナを説明する。図1はその構成を示す図であり、図に
おいて、1は無線機、2は無線機本体側に設けたアンテ
ナ、3は通話時に開き、待機時には閉じる蓋、フリッ
プ、4はフリップに設けた給電線、6は本願の特徴的な
フリップに設けた内蔵アンテナである。5は内蔵アンテ
ナ6と給電線4をつなぐ給電部である。
6は、ダイポールアンテナとしてフリップを開いた場合
に送受信回路と接続されて、動作する。その接続方法は
各種あるが、ここでは接続方法には言及しない。一方、
本体側に内蔵するアンテナ2は代表的にはホイップ・ア
ンテナである。フリップ内蔵アンテナ6の配置によれ
ば、偏波不適合による損失は、例えば、10log(s
in60)=0.6dBとなる。この値は先に課題の項
で述べたように、従来の内蔵アンテナの3dB損失と比
較して、十分に小さな値であり、フリップを開いた通話
時には、高い利得が得られる。
る。図1においては、フリップ内蔵アンテナはその短辺
に平行に設置されるが、これを図2に示すように、手に
持って通話する場合にほぼ垂直になるよう、予め短辺と
は30度ないし45度傾けた方向に設置する。こうする
ことで通話時に話し手が自然な動作として垂直とは約6
0度ないし45度傾けて持つので、結果的に内蔵アンテ
ナはほぼ垂直位置となり、偏波損失が小さくなる。
端に重り7を設け、他端またはその近辺にフリップ3と
貫通する穴を設けて、その穴の回りを回転自在に保持す
る構造としてもよい。こうして重り7を用いた振り子構
造としたので、予め設定した傾きに関わらず常に内蔵ア
ンテナ6を垂直位置に保つことができる。
アンテナの構成を示す図である。即ち内蔵アンテナは9
の折れ曲り構造のメアンダ・アンテナ素子とする。また
図4は他の内蔵アンテナを示す図であり、内蔵アンテナ
は10のヘリカル・アンテナ素子である。これらは形状
的には収納時に棒状のまたは板の棒状の形態となる剛性
素子である。また更に、図5は他のアンテナ構造を示す
図であり、アンテナは11のチップ・アンテナ素子であ
る。これらの素子は、小型であり、かつ実質的にアンテ
ナ長を長くしたと同等の効果がある。
時に着目した偏波損失の小さな内蔵アンテナ自体の構造
を説明した。ここではアンテナ利得を高める他の工夫を
説明する。即ち本体側に内蔵するアンテナ2の放射パタ
ーンに影響が及ばないようにしたフリップ内蔵アンテナ
6の構成である。図6は本実施の形態におけるフリップ
内蔵アンテナ側の構造を示す図である。図において、内
蔵アンテナ6への給電線4bは、その長さが送受信波長
の1/2またはその整数倍としてある。即ち給電線4b
の電気長を所定波長の半分、またはその整数倍とするこ
とで、フリップ3を開いた場合にも、本体側アンテナ2
の放射パターンに影響がなくなる。つまり異なる主偏波
を持つ本体側アンテナ2とフリップ内蔵アンテナ6の偏
波ダイバーシティ効果を高めることができる。
示す図である。図において、12は給電線4に設けたフ
ェライトであり、高周波を遮断する性質を利用してい
る。こうすることでも、また本体側のアンテナ2の放射
パターン歪みを防ぐことができる。つまり組み合わせて
の偏波ダイバーシティ効果を高めることができる。
ンテナは通話時に偏波損失を無くして高い利得を持つよ
う構成され、また蓋を閉じた場合は蓋側のアンテナ機能
を止めて本体側の放射パターンに影響を与えない構成と
したので、通話時を中心に高い利得が得られる効果があ
る。
ナの構成を示す図である。
成を示す図である。
成を示す図である。
成を示す図である。
成を示す図である。
ナの構成を示す図である。
成を示す図である。
プ、4,4b 給電線、5 給電部、6 フリップ内蔵
アンテナ、7 重り、9 メアンダ・アンテナ素子、1
0 ヘリカル・アンテナ素子、11 チップ・アンテナ
素子、12 フェライト。
Claims (6)
- 【請求項1】 無線機本体側に設けた送受信回路と接続
された第1のアンテナと、通話時には開き待機時には閉
じる上記本体と対向設置された蓋側に設けられた第2の
アンテナとで構成され、 上記第2のアンテナは、上記蓋側の短辺方向に、蓋を開
いた場合の本体側から最遠端辺に添って設けられ、かつ
上記給電線で接続される送受信回路とは通話時には接続
され、待機時には遮断されるようにしたことを特徴とす
る内蔵アンテナ。 - 【請求項2】 第2のアンテナは、最遠端辺に対して4
5度ないし30度傾けて設置したことを特徴とする請求
項1記載の内蔵アンテナ。 - 【請求項3】 第2のアンテナは、蓋に支点で回転自在
に支持され、かつ該第2のアンテナの先端に重りを設け
たことを特徴とする請求項1記載の内蔵アンテナ。 - 【請求項4】 第2のアンテナは、実長を圧縮したアン
テナ構造としたことを特徴とする請求項2または請求項
3記載の内蔵アンテナ。 - 【請求項5】 第2のアンテナと送受信回路を接続する
給電線を設け、該給電線の電気長を送受信波長の1/2
の整数倍とすることを特徴とする請求項1記載の内蔵ア
ンテナ。 - 【請求項6】 第2のアンテナと送受信回路を接続する
給電線を設け、該給電線の途中に高周波遮断物質を設置
したことを特徴とする請求項1記載の内蔵アンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000198208A JP2002016412A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 内蔵アンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000198208A JP2002016412A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 内蔵アンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002016412A true JP2002016412A (ja) | 2002-01-18 |
Family
ID=18696400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000198208A Pending JP2002016412A (ja) | 2000-06-30 | 2000-06-30 | 内蔵アンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002016412A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100491884B1 (ko) * | 2002-07-16 | 2005-05-30 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 단말기의 주파수 선택 표면 페인티드 안테나 |
-
2000
- 2000-06-30 JP JP2000198208A patent/JP2002016412A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100491884B1 (ko) * | 2002-07-16 | 2005-05-30 | 엘지전자 주식회사 | 이동통신 단말기의 주파수 선택 표면 페인티드 안테나 |
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