JP2002015904A - 避雷器 - Google Patents

避雷器

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JP2002015904A
JP2002015904A JP2000191967A JP2000191967A JP2002015904A JP 2002015904 A JP2002015904 A JP 2002015904A JP 2000191967 A JP2000191967 A JP 2000191967A JP 2000191967 A JP2000191967 A JP 2000191967A JP 2002015904 A JP2002015904 A JP 2002015904A
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Isao Kako
勲 加來
Hiroyuki Koga
広幸 古賀
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の酸化亜鉛素子が積層され他酸化亜鉛素
子ブロックの外周に、シリコンゴムまたは他のポリマー
で外被が形成された避雷器の酸化亜鉛素子ブロックを押
圧する押圧力が均等に押圧された避雷器を構成する。 【解決手段】 積層された複数の酸化亜鉛素子ブロック
の上端面に押圧手段および両側部に牽引部材が懸架され
る係止部を備えた上部電極を押圧板を介して配置し、下
端面に両側部に牽引部材が懸架される係止部を備えた下
部電極を配置し、上部電極と下部電極の係止部の相互間
に絶縁材料によりリング状に形成された牽引部材を襷掛
けし、押圧手段により酸化亜鉛素子ブロックに押圧力を
与えて下部電極を牽引することにより酸化亜鉛素子ブロ
ックに押圧力を与えて酸化亜鉛素子モジュールを構成
し、この酸化亜鉛素子モジュールの外周に耐候性と弾力
性を備えた絶縁材料によりひだを有する形状に形成した
外被を被せた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電力系統に発生す
る雷サージ、開閉サージ等の異常電圧を抑制し、回路に
接続された電気機器を保護する酸化亜鉛素子を積層し、
シリコンゴムまたは他のポリマー等の絶縁材料により形
成された外被を被せた避雷器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】酸化亜鉛素子が積層され、積層された酸
化亜鉛素子の外周にシリコンゴムまたは他のポリマー等
の絶縁材料により形成された外被を被せた避雷器として
は、例えば特開平8−45709号公報に開示されたも
のがある。その構成を図4に示す。図4(a)は断面
図、図4(b)は酸化亜鉛素子モジュールの構成図、図
4(c)は図4(a)のA−A部の断面図である。図に
おいて、1は複数の酸化亜鉛素子1aが積層された酸化
亜鉛素子ブロック、2は上部電極であり、中心部には酸
化亜鉛素子ブロック1に押圧力を与える押圧ねじが螺合
されるねじが設けられている。
【0003】3は下部電極であり上部電極2と同様に形
成されている。4は積層された酸化亜鉛素子ブロック1
の上面と上部電極2の間、および酸化亜鉛素子ブロック
1の下面と下部電極3の間に配置され、酸化亜鉛素子ブ
ロック1に押圧力を均等に与える押圧板、5は上部電極
2と下部電極3の間の四方に懸架され、下部電極3を牽
引することにより酸化亜鉛素子ブロック1を押圧する絶
縁材料によりリング状に形成された牽引部材である。
【0004】6は上部電極2の中心部のねじに螺合さ
れ、締め付けることにより酸化亜鉛素子ブロック1に押
圧力を与える押圧ボルト、7は下部電極3の中心部のね
じに螺合され、締め付けることにより酸化亜鉛素子ブロ
ック1に押圧力を与える押圧ボルト、8は牽引部材5の
外周に巻き付けられ、酸化亜鉛素子1aが破壊したとき
に周囲に飛散するのを防止する破裂防止部材である。1
0は上記1〜8で構成された酸化亜鉛素子モジュールで
ある。9は酸化亜鉛素子モジュール10の外周を覆うシ
リコンゴムまたは他のポリマー等の絶縁材料によりひだ
を有する形状に形成された外被である。
【0005】このように構成された避雷器は、酸化亜鉛
素子1が強固に支持され、異常電圧を吸収して流れる電
流が過大となり電気的/熱的に破壊したときに周囲に飛
散することが防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た従来の避雷器は、酸化亜鉛素子ブロック1を押圧する
牽引部材5が周囲の四方に配置されているので、圧縮力
を均等に与えるためには各牽引部材5の長さや荷重に対
する伸びなどの性能のバランスがとれていることが必要
であるが、実際の製品にはばらつきがあるものであり、
四個の牽引部材5の長さ、荷重に対する伸びなどに差が
あると、上下それぞれ1本の押圧ボルト6、7で締め付
けられる図4の構成では、酸化亜鉛素子ブロック1に与
えられる押圧力は偏ることとなり、酸化亜鉛素子ブロッ
ク1の積層状態が湾曲したり、さらには酸化亜鉛素子1
aがはみ出すなどの問題点があった。
【0007】この発明は、上記問題点を解消するために
なされたものであり、積層された酸化亜鉛素子を押圧す
る押圧力が均等に与えられ、積層状態が湾曲状態になっ
たり、はみ出すようなことが回避される避雷器を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の係
る避雷器は、積層された複数の酸化亜鉛素子ブロックの
上端面に押圧手段および両側部に牽引部材が懸架される
係止部を備えた上部電極を押圧板を介して配置し、下端
面に両側部に牽引部材が懸架される係止部を備えた下部
電極を配置し、上部電極と下部電極の係止部の相互間に
抗張力がある絶縁材料によりリング状に形成された牽引
部材を襷掛けし、押圧手段により酸化亜鉛素子ブロック
に押圧力を与えて下部電極を牽引することにより酸化亜
鉛素子ブロックに押圧力を与えて酸化亜鉛素子モジュー
ルを構成し、この酸化亜鉛素子モジュールの外周に耐候
性と弾力性を備えた絶縁材料によりひだを有する形状に
形成した外被を被せたものである。
【0009】この発明の請求項2の係る避雷器は、請求
項1の構成の上部電極と下部電極との間に牽引部材が懸
架される係止部は、牽引部材が酸化亜鉛素子ブロックの
側部に均等間隔で懸架されるように形成したものであ
る。
【0010】この発明の請求項3の係る避雷器は、複数
の酸化亜鉛素子が積層された酸化亜鉛素子上段ブロック
と酸化亜鉛素子下段ブロックが直列に配置された中間
に、両側部に一方の牽引部材の係止部と、この係止部に
直交する方向の両側部に他方の牽引部材の係止部を備え
た中間電極を配置し、酸化亜鉛素子上段ブロックの上端
面に、酸化亜鉛素子上段ブロックを押圧する押圧手段を
備え、両側部に牽引部材の係止部を備えた上部電極を押
圧板を介して配置し、酸化亜鉛素子下段ブロックの下端
面に、酸化亜鉛素子下段ブロックを押圧する押圧手段と
両側部に牽引部材の係止部を備えた下部電極を押圧板を
介して配置し、上部電極と中間電極の係止部の相互間お
よび中間電極と下部電極の係止部の相互間それぞれに独
立して、抗張力がある絶縁材料によりリング状に形成さ
れた牽引部材を襷掛けし、上部電極の押圧手段により酸
化亜鉛素子上段ブロックに、下部電極の押圧手段により
酸化亜鉛素子下段ブロックにそれぞれ押圧力を与えて中
間電極をそれぞれ牽引することにより押圧力を与えて酸
化亜鉛素子モジュールを構成し、この酸化亜鉛素子モジ
ュールの外周に耐候性と弾力性を備えた絶縁材料により
ひだを有する形状に形成した外被を被せたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1の構
成を図1に示す。図1(a)は避雷器の断面図、図1
(b)は酸化亜鉛素子モジュールの側面図、図1(c)
は平面図である。図において、11は酸化亜鉛素子11
aが積層された酸化亜鉛素子ブロック、12は積層され
た酸化亜鉛素子ブロック11の上端面に押圧板14を介
して配置された上部電極であり、両側部に下記の牽引部
材15の係止部12aが設けられ、軸方向に酸化亜鉛素
子ブロック11を押圧する押圧ボルトが装着されるめね
じが設けられている。13は酸化亜鉛素子ブロック11
の下端面に配置された下部電極であり、上部電極12と
同様に両側部に牽引部材15の係止部13aが設けられ
ている。上部電極12の係止部12aおよび下部電極1
3の係止部13aは、酸化亜鉛素子ブロック11に接す
る反対面のそれぞれの側部に牽引部材15がU字状に軸
方向に懸架できるように図示の位置に切り込みを入れて
形成されている。
【0012】15は上部電極12の係止部12aと下部
電極13の係止部13aの相互間に懸架された牽引部材
であり、例えばガラス繊維またはアラミド繊維などの抗
張力がある繊維を所定の大きさに巻回して樹脂を含浸さ
せる方法にてリング状(エンドレス)に形成されてい
る。16はねじ込むことにより押圧板14を押しつけ、
酸化亜鉛素子ブロック11に押圧力を与える押圧手段と
しての押圧ボルトである。20は11〜16で構成され
た酸化亜鉛素子モジュールである。19は酸化亜鉛素子
モジュール20の外周を覆う外被であり、シリコンゴム
または他のポリマー等の絶縁材料によりひだを有する形
状に形成されている。
【0013】このように構成された避雷器は、酸化亜鉛
素子ブロック11がリング状に形成された1個の牽引部
材15を上部電極12の係止部12aと下部電極13の
係止部13aの間に襷掛けし、牽引部材15の酸化亜鉛
素子ブロックの側部の長さが同一になるように配分を調
整し、押圧ボルト16をねじ込んで酸化亜鉛素子ブロッ
ク11に押圧力を与えて下部電極12を牽引することに
より、酸化亜鉛素子ブロック11には均等な押圧力が与
えられ、積層状態が湾曲状態になったり、はみ出すよう
なことが回避された安定した避雷器が構成できる。
【0014】実施の形態2.実施の形態2の構成を図2
に示す。実施の形態2は実施の形態1とほぼ同一の構成
であり、酸化亜鉛素子ブロックに押圧力を与える牽引部
材の酸化亜鉛素子ブロックの側部に等間隔に配置できる
ように構成したものである。図2(a)は避雷器の断面
図、図2(b)は酸化亜鉛素子モジュールの構成図、図
2(c)は平面図である。図において、酸化亜鉛素子ブ
ロック11、押圧板14、牽引部材15、押圧ボルト1
6および外被19は実施の形態1の図1と同一または同
一機能の部分である。
【0015】22は酸化亜鉛ブロック11の上端面に押
圧板14を介して配置された上部電極であり、押圧手段
としての押圧ボルトが螺着できるようにねじが設けら
れ、両側部に牽引部材15の係止部22aが設けられ、
係止部22aは牽引部材15が軸方向にU字状に懸架さ
れ酸化亜鉛素子ブロック11の側部で等間隔で平行に配
置されるように切り込みを入れて形成されている。23
は酸化亜鉛ブロック11の下端面に配置された上部電極
であり、上部端子22と同様に係止部23aが形成され
ている。30は11、14〜16、22、23で構成さ
れた酸化亜鉛モジュールである。酸化亜鉛素子モジュー
ル30が組み立てられた後、酸化塩素しモジュールの外
周にシリコンゴムまたは他のポリマー等の絶縁材料によ
りひだを有する形状に形成された外被が被せられてい
る。
【0016】この構成においては、リング状に形成され
た牽引部材15が、酸化亜鉛素子ブロック11の周囲に
四本が同一長さになるように調整され、酸化亜鉛素子ブ
ロック11の側部に等間隔に配置されるので、酸化亜鉛
素子ブロック11に加えられる押圧力は実施の形態1の
場合よりも均一となり、酸化亜鉛素子11aに横方向か
ら荷重が加わってもはみ出すようなことが回避された実
施の形態1よりも安定した避雷器が構成できる。
【0017】実施の形態3.実施の形態3の構成を図3
に示す。実施の形態3は、積層した酸化亜鉛素子ブロッ
クが上段、下段の二段に配置される場合の実施の形態で
ある。図3(a)は避雷器の断面図、図3(b)は酸化
亜鉛素子モジュールの構成図、図3(c)は避雷器の上
面からみた平面図である。図において、31は複数の酸
化亜鉛素子11aが積層された酸化亜鉛素子上段ブロッ
ク、41は酸化亜鉛素子11aが積層された酸化亜鉛素
子下段ブロックである。
【0018】32は酸化亜鉛素子上段ブロック31の上
端面に押圧板34を介して配置され、両側部に下記する
牽引部材の係止部32aが設けられ、上面から酸化亜鉛
素子ブロック31を押圧する押圧手段としての押圧ボル
トが螺着されるねじが設けられた上部電極、33は酸化
亜鉛素子上段ブロック31と酸化亜鉛素子下段ブロック
41の間に配置され、両側部に上方の下記の牽引部材3
5を懸架する係止部33aが設けられ、この係止部33
aに直交する方向の両側部に下方の下記の牽引部材45
を懸架する係止部33bが設けられた中間電極、43は
酸化亜鉛素子下段ブロック41の下端面に押圧板34を
介して配置された上記上部電極と同様に形成された下部
電極である。
【0019】35は上部電極32の係止部32aと中間
電極33の一方の係止部33aとの相互間に襷掛けされ
た実施の形態1の牽引部材15と同じように製作された
例えばガラス繊維またはアラミド繊維などの抗張力があ
る繊維を所定の大きさのリング状に巻回し、樹脂を含浸
させて硬化する方法にてリング状に形成された牽引部
材、45は中間電極33の他方の係止部33bと下部電
極43の係止部43aの相互間に襷掛けされた35と同
様に形成された牽引部材である。
【0020】36は上部電極32のねじに螺着され、ね
じ込むことにより押圧板34を押圧して酸化亜鉛素子ブ
ロック31に押圧力を与える押圧手段としての押圧ボル
ト、46は下部電極43のねじに螺着され、ねじ込むこ
とにより押圧板34を押圧して酸化亜鉛素子ブロック4
1に押圧力を与える押圧手段としての押圧ボルトであ
る。40は31〜36、41、43、45、46で構成
された酸化亜鉛素子モジュールである。39は酸化亜鉛
素子モジュール40の外周を覆う外被であり、シリコン
ゴムまたは他のポリマー等の絶縁材料によりひだを有す
る形状に形成されている。
【0021】この構成においては、酸化亜鉛素子11a
を積層した酸化亜鉛素子上段ブロック31と酸化亜鉛素
子下段ブロック41の2段に配置した比較的高い電圧階
級の場合の構成であり、上部電極12と中間電極33お
よび中間電極33と下部電極43との間にそれぞれ個別
に牽引部材35、45を襷掛けして酸化亜鉛素子上部ブ
ロック31、酸化亜鉛素子下段ブロック41にそれぞれ
に押圧力を加えたことにより、高い電圧階級避雷器にお
いても、酸化亜鉛素子上段ブロック31および酸化亜鉛
素子下段ブロック41それぞれに均等な押圧力が与えら
れているので、積層状態が湾曲状態になったり、はみ出
したりすることが回避された安定した高電圧の避雷器が
構成できる。
【0022】
【発明の効果】この発明の請求項1の係る避雷器は、積
層された複数の酸化亜鉛素子ブロックの上端面に押圧板
を介して押圧手段を備えた上部電極の係止部と下端面に
配置された下部電極の係止部の間に牽引部材を襷掛け
し、上部電極の押圧ボルトを締め付けることにより下部
電極を牽引して酸化亜鉛素子ブロックに押圧力を加えた
構成としたので、酸化亜鉛素子ブロックに均等な押圧力
が与えられ、積層状態が湾曲状態になったり、はみ出し
たりすることが回避された安定した避雷器が構成でき
る。
【0023】この発明の請求項2の係る避雷器は、請求
項1の構成の上部電極の係止部および下部電極の係止部
は、襷掛けされた牽引部材が酸化亜鉛素子の外周に均等
に配置されるように、上部電極および下部電極の係止部
を形成したので、酸化亜鉛素子ブロックに加えられた押
圧力はより均一になり、酸化亜鉛素子に横方向から荷重
が加わってもはみ出すようなことが回避された安定した
避雷器が構成できる。
【0024】この発明の請求項3の係る避雷器は、複数
の酸化亜鉛素子が積層された酸化亜鉛素子上段ブロック
と酸化亜鉛素子下段ブロックを直列に配置した中間に、
酸化亜鉛素子上段ブロックを牽引する牽引部材の係止部
と酸化亜鉛素子下段ブロックを牽引する牽引部材の係止
部を備えた中間電極を配置し、酸化亜鉛素子上段ブロッ
クの上端面に、酸化亜鉛素子上段ブロックを押圧する押
圧手段と側部に牽引部材の係止部を備えた上部電極を配
置し、酸化亜鉛素子下段ブロックの下端面に、押圧手段
を備えた両側部に牽引部材の係止部を備えた下部電極を
押圧板を介して配置し、上部電極の係止部と中間電極の
一方の係止部の相互間および中間電極の他方の係止部と
下部電極の係止部の相互間それぞれに独立して抗張力が
ある絶縁材料によりリング状に形成された牽引部材を襷
掛けし、上部電極および下部電極のそれぞれの押圧手段
により、酸化亜鉛素子上段ブロックおよび酸化亜鉛素子
下段ブロックそれぞれに押圧力を与えて中間電極を牽引
するように酸化亜鉛素子モジュールを構成したので、高
い電圧階級避雷器においても、それぞれのブロックに均
等な押圧力が与えられ、積層状態が湾曲状態になった
り、はみ出したりすることが回避された安定した高電圧
の避雷器が構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の避雷器の構成図であり、
(a)は断面図、(b)は酸化亜鉛素子モジュールの構
成図、(c)は平面図である。
【図2】 実施の形態2の避雷器の構成図であり、
(a)は断面図、(b)は酸化亜鉛素子モジュールの構
成図、(c)は平面図である。
【図3】 実施の形態3の避雷器の構成図であり、
(a)は断面図、(b)は酸化亜鉛素子モジュールの構
成図、(c)は平面図である。
【図4】 従来の避雷器の構成図であり(a)は断面
図、(b)は酸化亜鉛素子モジュールの構成図である。
【符号の説明】
11 酸化亜鉛素子ブロック、12 上部電極、13
下部電極、14 押圧板、15 牽引部材、16 押圧
ボルト、19 外被、20 酸化亜鉛素子モジュール、
22 上部電極、23 下部電極、31 酸化亜鉛素子
上段ブロック、32 上部電極、33 中間電極、34
押圧板、35 牽引部材、36 押圧ボルト、39
外被、40 酸化亜鉛素子モジュール、41 酸化亜鉛
素子下段ブロック、43 下部電極、45 牽引部材、
46 押圧ボルト。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の酸化亜鉛素子が積層された酸化亜
    鉛素子ブロックの上端面に、酸化亜鉛素子ブロックを押
    圧する押圧手段および両側部に牽引部材が懸架される係
    止部を備えた上部電極が押圧板を介して配置され、下端
    面に、両側部に牽引部材が懸架される係止部を備えた下
    部電極が配置され、上記上部電極と下部電極の係止部の
    相互間に抗張力がある絶縁材料によりリング状に形成さ
    れた1個の牽引部材が襷掛けされ、上記押圧手段により
    上記酸化亜鉛素子ブロックに押圧力を与えて下部電極を
    牽引することにより酸化亜鉛素子ブロックに圧縮力が与
    えられて酸化亜鉛素子モジュールが構成され、該酸化亜
    鉛素子モジュールの外周には、耐候性と弾力性を備えた
    絶縁材料によりひだを有する形状に形成された外被が被
    せられていることを特徴とする避雷器。
  2. 【請求項2】 上部電極と下部電極の牽引部材が懸架さ
    れる係止部は、牽引部材が酸化亜鉛素子ブロックの側部
    に均等間隔で懸架されるように形成されていることを特
    徴とする請求項1記載の避雷器。
  3. 【請求項3】 複数の酸化亜鉛素子が積層された酸化亜
    鉛素子上段ブロックと酸化亜鉛素子下段ブロックが直列
    に配置された中間に、両側部に一方の牽引部材の係止部
    と、この係止部に直交する方向の両側部に他方の牽引部
    材の係止部を備えた中間電極が配置され、上記酸化亜鉛
    素子上段ブロックの上端面に、酸化亜鉛素子上段ブロッ
    クを押圧する押圧手段を備え、両側部に牽引部材の係止
    部を備えた上部電極が押圧板を介して配置され、上記酸
    化亜鉛素子下段ブロックの下端面に、酸化亜鉛素子下段
    ブロックを押圧する押圧手段を備え、両側部に牽引部材
    の係止部を備えた下部電極が押圧板を介して配置され、
    上部電極と中間電極の係止部の相互間および中間電極と
    下部電極の係止部の相互間それぞれに独立して、抗張力
    がある絶縁材料によりリング状に形成された牽引部材が
    襷掛けされ、上部電極の押圧手段により酸化亜鉛素子上
    段ブロックに、下部電極の押圧手段により酸化亜鉛素子
    下段ブロックにそれぞれ押圧力を与えて中間電極をそれ
    ぞれ牽引することにより圧縮力が与えられて酸化亜鉛素
    子モジュールが構成され、該酸化亜鉛素子モジュールの
    外周に耐候性と弾力性を備えた絶縁材料によりひだを有
    する形状に形成された外被が被せられていることを特徴
    とする避雷器。
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