JP2002012528A - 酸化染毛剤 - Google Patents

酸化染毛剤

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JP2002012528A
JP2002012528A JP2001008400A JP2001008400A JP2002012528A JP 2002012528 A JP2002012528 A JP 2002012528A JP 2001008400 A JP2001008400 A JP 2001008400A JP 2001008400 A JP2001008400 A JP 2001008400A JP 2002012528 A JP2002012528 A JP 2002012528A
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water
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JP2001008400A
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Fumiaki Matsuzaki
文昭 松崎
Toshio Hariki
利男 梁木
Kazuya Shibata
和也 芝田
Kimio Ono
公男 大野
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸化染料の安定性を保持して優れた染色力を
有し、混合しやすく、洗い流しが容易な酸化染毛剤を提
供すること。 【解決手段】 酸化染料を含有する第1剤と酸化剤を含
有する第2剤とからなる2剤型の酸化染毛剤であって、
第1剤が水/油/水型複合乳化物であることを特徴とす
る酸化染毛剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は酸化染毛剤に関す
る。さらに詳しくは、2剤型の酸化染毛剤であって、第
1剤を特定の剤型にすることにより、混ぜ易さ及び洗い
流し易さが改良された酸化染毛剤に関する。
【0002】
【従来の技術】酸化染毛剤は、使用時に毛髪上に保持さ
れやすく、垂れ落ちを防止するため、適度な粘度を有す
ることが要求される。このため、酸化染毛剤組成物は乳
化物として調製されることが多い。
【0003】酸化染毛剤組成物の乳化物としては、調製
の簡便性や使用性の観点から、従来、水中油型(以下、
O/W型ともいう)乳化物として調製されていた。
【0004】これに対して、特開平9−002924号
公報及び特開平10−067624号公報に見られるよ
うに、第1剤を油中水型(以下、W/O型ともいう)乳
化物とすることで、主剤である酸化染料の安定性を改善
し、染色力に優れた酸化染毛剤が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
酸化染毛剤においては、W/O型乳化物の形態をとる第
1剤は第2剤と混合した際にO/W型に転相するが、混
合が不十分であると、第1剤が充分に転相せず、W/O
型乳化物が毛髪に付着し、洗い流すことが困難になる場
合があるといった課題があった。
【0006】本発明者らは上述の観点から鋭意研究を重
ねた結果、第1剤を水/油/水型複合(以下、W/O/
W型ともいう)乳化物の形態にすると、上記課題が解決
され、しかも、第2剤と混合し易く、染色力にも優れた
酸化染毛剤が得られることを見いだし、本発明を完成す
るに至った。
【0007】本発明の目的は、主剤である酸化染料の安
定性を保持して優れた染色力を有し、第1剤と第2剤を
混合しやすく、染色処理後の洗い流しが容易な2剤型の
酸化染毛剤を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、酸
化染料を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤とか
らなる2剤型の酸化染毛剤であって、第1剤が水/油/
水型複合乳化物であることを特徴とする酸化染毛剤を提
供するものである。
【0009】また、本発明は、前記第1剤の油相中に、
高級アルコールを含有することを特徴とする前記の酸化
染毛剤を提供するものである。
【0010】さらに、本発明は、2剤型の酸化染毛剤の
酸化剤を含有する第2剤と混合して使用される第1剤で
あって、酸化染料を含有し、水/油/水型複合乳化物で
あることを特徴とする酸化染毛剤用第1剤を提供するも
のである。
【0011】また、本発明は、水/油/水型複合乳化物
である第1剤の油相中に、高級アルコールを含有するこ
とを特徴とする前記の酸化染毛剤用第1剤を提供するも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について詳述
する。
【0013】本発明の酸化染毛剤は、酸化染料を含有す
る第1剤と酸化剤を含有する第2剤とからなる2剤型の
酸化染毛剤である。酸化染料を含有する第1剤は、毛髪
に塗布する直前に、酸化剤を含有する第2剤と混合され
て使用される。
【0014】第1剤に用いる酸化染料は、例えば、p−
フェニレンジアミン、p−トルイレンジアミン、N−メ
チル−p−フェニレンジアミン、N,N−ジメチル−p
−フェニレンジアミン、N,N−ジエチル−ジメチル−
p−フェニレンジアミン、N−エチル−N−(ヒドロキ
シエチル)−p−フェニレンジアミン、クロル−p−フ
ェニレンジアミン、N,N−ビス−(2−ヒドロキシエ
チル)−p−フェニレンジアミン、メトキシ−p−フェ
ニレンジアミン、2,6−ジクロル−p−フェニレンジ
アミン、2−クロル−6−ブロム−p−フェニレンジア
ミン、2−クロル−6−メチル−p−フェニレンジアミ
ン、6−メトキシ−3−メチル−p−フェニレンジアミ
ン、2,5−ジアミノアニソール、N−(2−ヒドロキ
シプロピル)−p−フェニレンジアミン、N−2−メト
キシ−6−p−フェニレンジアミンなどの1種又は数種
のNH2−基、NHR1−基又はN(R12−基(R1
炭素数1〜4のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を
示す)を有するp−ジアミン類;2,5−ジアミノピリ
ジン誘導体;パラアミノフェノール、2−メチル−4−
アミノフェノール、3−メチル4−アミノフェノール、
2−クロロ−4−アミノフェノール、3−クロロ−4−
アミノフェノール、2,6−ジメチル−4−アミノフェ
ノール、3,5−ジメチル−4−アミノフェノール、
2,3−ジメチル−4−アミノフェノール、2,5−ジ
メチル−4−アミノフェノール、2,4−ジアミノフェ
ノール、5−アミノサリチル酸などのp−アミノフェノ
ール類、o−クレゾール、m−クレゾール、2,6−ジ
メチルフェノール、2,5−ジメチルフェノール、3,
4−ジメチルフェノール、3,5−ジメチルフェノー
ル、ベンズカテキン、ピロガロール、1,5−ジヒドロ
キシナフタレン、1,7−ジヒドロキシナフタレン、5
−アミノ−2−メチルフェノール、ヒドロキノン、2,
4−ジアミノアニオール、m−トルイレンジアミン、4
−アミノフェノール、レゾルシン、レゾルシンモノメチ
ルエーテル、m−フェニレンジアミン、1−フェニル−
3−メチル−5−ピラゾロン、1−フェニル−3,5−
ジゲト−ピラゾリジン、1−メチル−7−ジメチル−ア
ミノ−4−ヒドロキシ−2−キノロン、m−アミノフェ
ノール、4−クロロレゾルシン、2−メチルレゾルシ
ン、2,4−ジアミノフェノキシエタノール、3,5−
ジアミノ−トリフロロメチルベンゼン、2,4−ジアミ
ノ−フロロベンゼン、3,5−ジアミノ−フロロベンゼ
ン、2,4−ジアミノ−6−ジヒドロキシピリミジン、
2,4,6−トリアミノピリミジン、2−アミノ−4,
6−ジヒドロキシピリミジン、4−アミノ−2,6−ジ
ヒドロキシピリミジン、4,6−ジアミノ−2−ヒドロ
キシピリミジン、2,6−ジアミノピリミジン、2−ア
ミノ−4−ニトロフェノール、2−アミノ−5−ニトロ
フェノール、塩酸ニトロ−p−フェニレンジアミン、ニ
トロ−p−フェニレンジアミン、p−アミノフェニルス
ルファミン酸、p−ニトロ−o−フェニレンジアミン、
ピクラミン酸、ピクラミン酸ナトリウム、ピクリン酸、
クロムブラウンRH、ヘマテイン、硫酸ニトロ−p−フ
ェニレンジアミン、硫酸−p−ニトロ−o−フェニレン
ジアミン、硫酸−p−ニトロ−m−フェニレンジアミ
ン、1−アミノ−4−メチルアミノアントラキノン、
1,4−ジアミノアントラキノンなどが挙げられる。
【0015】本発明において、第1剤はW/O/W型乳
化物の形態をとることが必須条件であるが、上記主剤は
薬剤相として内水相に含有される。内水相には、通常、
上記主剤のほかに、アルカリ剤として、アンモニア、モ
ノメチルアンモニウム、トリメチルアンモニウムなどの
アミン類、リン酸水素ニアンモニウム、炭酸ナトリウム
等が含有される。
【0016】第1剤のW/O/W型乳化物において、油
相を構成する油分は特に限定されず、例えば、流動パラ
フィン、スクワラン、ワセリン、マイクロクリスタリン
ワックス、ビーズワックスなどの炭化水素;アボガド
油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ油、
ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、
アマニ油、サフラワー油、綿実油、大豆油、ホホバ油、
トリグリセリンなどの液体油脂;カカオ脂、ヤシ油、硬
化ヤシ油、パーム油、牛脂、硬化牛脂、パーム核油、硬
化油、モクロウ、硬化ヒマシ油などの固体油脂;ラノリ
ンなどのロウ;ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸
セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸
イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシ
ル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメ
チルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリ
スチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソ
ステアリン酸イソセチル、12-ヒドロキシステアリン酸
コレステリル、ジ-2-エチルヘキサン酸エチレングリコ
ール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モノイ
ソステアリン酸N-アルキルグリコール、ジカプリン酸ネ
オペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ
-2-ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ-2-エチルヘ
キサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン
酸トリメチロールプロパン、テトラ-2-エチルヘキサン
酸ペンタエリスリトール、トリ-2-エチルヘキサン酸グ
リセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミ
チン酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリメチロー
ルプロパン、セチル2-エチルヘキサノエート、2-エチル
ヘキシルパルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、
トリ-2-ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油
脂肪酸メチルエステル、オレイン酸オレイル、アセトグ
リセライド、パルミチン酸2-ヘプチルウンデシル、アジ
ピン酸ジイソブチル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸-2-
オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ-2-ヘプチル
ウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2-エチ
ルヘキシル、ミリスチン酸2-ヘキシルデシル、パルミチ
ン酸2-ヘキシルデシル、アジピン酸2-ヘキシルデシル、
セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2-エチルヘキシ
ル、クエン酸トリエチルなどのエステル油;ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ン酸、オレイン酸、イソステアリン酸などの高級脂肪
酸;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロ
キサン、ジフェニルポリシロキサン、オクタメチルシク
ロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサ
ン、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレ
ン)シロキサン共重合体、シリコーンゴム、アミノ変性
ポリシロキサンなどのシリコーン油;フッ素油;ラウリ
ルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレ
イルアルコール、セトステアリルアルコール、バチルア
ルコール、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアル
コール、コレステロール、フィトステロール、ヘキシル
ドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルド
デカノール、デシルテトラデカノール等の高級アルコー
ルを用いることが出来る。
【0017】染色力の点から、油相には高級アルコール
を用いることが好ましく、油相を構成する油分全量に対
して10〜100重量%配合されることが好ましい。
【0018】特に好ましい高級アルコールは、オレイル
アルコール、イソステアリルアルコール、ヘキシルドデ
カノール、オクチルドデカノールなどの20℃で液体状
態を示す高級アルコールである。
【0019】第1剤のW/O/W型乳化物は通常の乳化
方法で調製することができる。例えば、油分および親油
性活性剤からなる油相に、酸化染料およびアルカリ剤か
らなる主剤を含有する水相を添加し、ホモジナイザー、
ディスパーミキサー、コロイドミル、マントンゴーリン
など通常乳化に用いられる乳化機により、外部より機械
的エネルギーを与えることでW/O型乳化物を調製し、
これにさらに水相を添加する1段乳化法や、W/O型乳
化物を水相に添加して分散させる2段乳化法が用いられ
る。また、主剤を含むW/O型乳化物と、その他の成分
からなるO/W型乳化物を別個に調製し、これを混合す
る方法も可能である。
【0020】本発明において、乳化剤として機能する親
油性活性剤は特に限定されず、例えば、POEアルキル
エーテル、グリセリンアルキルエーテル、ショ糖脂肪酸
エステル、POEアルキル変性シリコーン、デカグリセ
リン脂肪酸エステルなどがあげられる。また、有機変性
粘土鉱物を乳化剤として用いることも可能である。
【0021】上記で得られる第1剤と混合される第2剤
は酸化剤を含有するものであり、酸化剤は第1剤の酸化
染料を発色できるのであれば特に限定されないが、通
常、過酸化水素、過炭酸ナトリウム、過ホウ酸ナトリウ
ム、臭素酸塩及び過硫酸塩等が使用される。
【0022】酸化剤を含有する第2剤の剤型は特に限定
されず、第1剤と容易に混合可能であり、混合時に適度
な粘度を保持できるものであれば、液状、ゲル状、クリ
ーム状等の乳化型などその形態は問わない。
【0023】本発明において、第1剤、第2剤の一方又
は双方に、通常の酸化染毛剤組成物に用いられる他の成
分、例えば、香料、pH調整剤、芳香族アルコール、防
腐剤、保湿剤、水溶性増粘剤、紫外線吸収剤、金属封鎖
剤等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合するこ
とが可能である。
【0024】
【実施例】次に実施例を挙げてさらに具体的に説明す
る。本発明はこれらの実施例のみに限定されるものでは
ない。配合量は重量%である。
【0025】「W/O/W型酸化染毛剤用第1剤の調
製」表1に示す染料相(水相)を油相に添加し、W/O
型乳化物を調製し、これを表1に示す外水相に添加し
て、本発明のW/O/W型酸化染毛剤用第1剤を調製し
た。
【0026】一方、比較例として、外水相を染料相(水
相)に加え、これを油相に添加してW/O型乳化物を調
製した。
【0027】
【表1】
【0028】「第2剤の調製」表2に示される処方に従
い、酸化剤を含有する第2剤を調製した。
【0029】
【表2】
【0030】「混ぜ易さ、洗い流し易さ、染色力の評
価」 (1)表1に示した第1剤10gに、表2に示した第2
剤10gを加え、刷毛を用いて混合し、混ぜ易さを評価
した。 <評価基準> ○:30秒未満で均一になる △:30秒〜1分未満で均一になる ×:均一になるまで1分以上かかる (2)次に混合した染毛剤を白髪毛束(10g)に塗布
し、20分間放置後、市販のシャンプーで洗い流し、そ
の際の洗い流しやすさを評価した。 <評価基準> ○:1回のシャンプー処理で良好な洗い上がりになる △:2回のシャンプー処理で良好な洗い上がりになる ×:3回以上のシャンプー処理で良好な洗い上がりにな
る (3)白髪毛束を乾燥し、染色前後の色差(ΔE)を求
め、染色力を評価した。 <評価基準> ◎:ΔEが40以上 ○:ΔEが35以上40未満 △:ΔEが30以上35未満 ×:ΔEが30未満
【0031】評価結果を表3に示す。各欄において、
「上段:混ぜ合わせ易さ、中段:洗い流し易さ、下段:
染色力」の評価結果を表わす。
【表3】
【0032】表3の結果から明らかなように、本発明の
実施例は、比較例に対し、混ぜ合わせ易さ、洗い流し易
さ、染色力のいずれの点においても優れた効果を有して
いる。
【0033】以下に第1剤のその他の実施例を示す。
【0034】 「実施例2」 1 精製水(1) 15.0 2 パラフェニレンジアミン 1.0 3 メタフェニレンジアミン 0.2 4 レゾルシン 0.5 5 オルソアミノフェノール 0.2 6 ナトリウムハイドロサルファイト 0.1 7 L-アスコルビン酸 0.5 8 アンモニア水(28%) 5.0 9 流動パラフィン 15.0 10 オクタメチルシクロペンタシロキサン 5.0 11 ビーズワックス 1.0 12 トリオクタン酸グリセリル 1.0 13 ベヘニルアルコール 2.0 14 ポリエーテル変性シリコーン 2.0 15 ショ糖オレイン酸エステル 2.0 16 香料 適量 17 エチルパラベン 適量 18 精製水(2) 残部 19 食塩 1.0 20 プロピレングリコール 5.0 21 トレハロース 1.0 22 EDTA塩 0.5 23 自己乳化型ステアリン酸グリセリン 3.0 [製法]第一段階として、成分9〜17を80℃にて均一
溶解した油相を室温まで冷却後、1〜8を均一に溶解し
た水相を徐添し、ホモディスパーで均一分散してW/O
型エマルションを調製した。第二段階として、均一溶解
した18〜23に、第一段階で調製したW/O型エマル
ションを加えて弱い攪拌力で分散、W/O/W型第1剤
を製造した。得られた第1剤は安定性が良好で優れた使
用性、染毛効果を有していた。
【0035】 [実施例3] <W/O型エマルションの調製> 1 精製水(1) 15.0 2 パラフェニレンジアミン 0.5 3 レゾルシン 0.5 4 オルソアミノフェノール 0.2 5 モノエタノールアミン 1.0 6 ナトリウムハイドロサルファイト 0.1 7 L-アスコルビン酸 0.5 8 アンモニア水(28%) 3.0 9 食塩 1.0 10 カチオン化セルロース 1.0 11 エチルセルロース(N−22) 0.5 12 エタノール 1.0 13 イソステアリルアルコール 7.0 14 メチルフェニルポリシロキサン 8.0 15 香料 適量 <O/Wエマルションの調製> 16 精製水(2) 残部 17 1,3ブチレングリコール 10.0 18 ブチルパラベン 適量 19 EDTA塩 0.5 20 POE(20)オレイルエーテル 2.5 21 流動パラフィン 10.0 22 セチルアルコール 4.0 23 オレイルアルコール 3.0 24 マイクロクリスタリンワックス 0.5 [製法]第一段階として、成分11〜15を均一溶解した
油相に、1〜10を均一に溶解した水相を徐添し、ホモ
ディスパーで均一分散してW/O型エマルションを調製
した。第二段階として、80℃に加熱し均一溶解した2
1〜24を、70℃に加熱した16〜20に加えてホモ
ミキサーで均一分散しO/W型エマルションを調製し、
室温まで冷却した後、第一段階で調製したW/O型エマ
ルションを加えて弱い攪拌力で分散し、W/O/W型エ
マルションを製造した。得られた第1剤は安定性が良好
で優れた使用性と染色性を有していた。
【0036】 [実施例4] <W/O型エマルションの調製> 1 精製水(1) 15.0 2 パラフェニレンジアミン 0.5 3 モノエタノールアミン 1.5 4 レゾルシン 1.0 5 2,6ジアミノピリジン 0.2 6 ナトリウムハイドロサルファイト 0.1 7 L-アスコルビン酸 0.5 8 アンモニア水(28%) 7.0 9 PEG1500 2.0 10 有機変性粘土鉱物 1.5 11 ジオレイン酸PEG 2.0 12 流動パラフィン 10.0 13 イソステアリン酸 1.0 14 香料 適量 <O/Wエマルションの調製> 15 精製水(2) 残部 16 ソルビット 5.0 17 プロピレングリコール 5.0 18 EDTA塩 0.1 19 メチルポリシロキサン 5.0 20 デカメチルペンタシクロシロキサン 5.0 21 ポリエーテル変性シリコーン 2.0 22 自己乳化型ステアリン酸グリセリン 3.0 23 セチルアルコール 1.0 24 オクチルドデカノール 2.0 25 球状ポリエチレン末 2.0 [製法]第一段階として、成分10〜14を均一溶解した
油相に、1〜9を均一に溶解した水相を徐添し、ホモデ
ィスパーで均一分散してW/O型エマルションを調製し
た。第二段階として、50℃に加熱し均一分散した19
〜25を15〜18に加えてホモミキサーで均一分散
し、O/W型エマルションを調製し、室温まで冷却した
後、第一段階で調製したW/O型エマルションを加えて
弱い攪拌力で分散し、W/O/W型エマルションを製造
した。得られた第1剤は安定性が良好で優れた使用性と
染色性を有していた。
【0037】 [実施例5] <W/O型エマルションの調製> 1 エチルセルロース(N−50) 0.2 2 エチルセルロース(N−7) 0.2 3 エタノール 1.0 4 イソパラフィン 3.0 5 デシルテトラデカノール 10.0 6 フェニルトリメチコン 10.0 7 香料 適量 8 硫酸トルエン−2,5−ジアミン 0.5 9 パラアミノオルソクレゾール 0.5 10 硫酸オルトクロルパラフェニレンジアミン 0.5 11 紫色401号(アリズロールパープル) 1.0 12 ナトリウムハイドロサルファイト 0.2 13 L-アスコルビン酸 0.5 14 アンモニア水(28%) 7.0 15 モノエタノールアミン 5.0 16 プロピレングリコール 5.0 17 精製水 25.4 <O/Wエマルションの調製> 18 セタノール 0.4 19 メチルポリシロキサン 0.8 20 デカメチルシクロペンタシロキサン 3.0 21 2−エチルヘキサン酸セチル 3.0 22 モノステアリン酸POEグリセリン 0.1 23 グリセリン 3.0 24 POE(25)POP(30)コポリマー 0.2 25 カルボキシビニルポリマー 0.2 26 アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体 0.1 27 水酸化カリウム 0.06 28 メチルパラベン 0.1 29 EDTA塩 0.1 30 精製水 残部 [製法]第一段階として、成分1〜7を均一溶解した油相
に、成分8〜17を均一溶解した水相をホモディスパー
攪拌下で徐添し、W/O型エマルションを調製した。第
二段階として、成分23〜30を均一溶解した水相に、
成分18〜22を均一溶解した油相をホモディスパー攪
拌下で徐添し、O/W型エマルションを調製した。得ら
れたO/W型エマルションに第一段階で得られたW/O
型エマルションをパドル攪拌下で加え、W/O/W型エ
マルションを製造した。
【0038】 [実施例6] <W/O型エマルションの調製> 1 流動パラフィン 10.0 2 セタノール 2.0 3 POEオレイルエーテル 5.0 4 デシルテトラデカノール 3.0 5 香料 適量 6 アンモニア水(28%) 10.0 7 プロピレングリコール 5.0 8 精製水 21.5 <O/Wエマルションの調製> 9 フェニルトリメチコン 5.0 10 メチルポリシロキサン 5.0 11 2−エチルヘキサン酸セチル 5.0 12 モノステアリン酸POEグリセリン 0.1 13 グリセリン 5.0 14 POE(25)POP(30)コポリマー 0.2 15 カルボキシビニルポリマー 0.2 16 アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体 0.2 17 メチルパラベン 0.1 18 EDTA塩 0.1 19 精製水 残部 [製法]第一段階として、成分1〜5を均一溶解した油相
に、成分6〜8を均一溶解した水相をホモディスパー攪
拌下で徐添し、W/O型エマルションを調製した。第二
段階として、成分9〜12を均一溶解した水相に、成分
13〜19を均一溶解した油相をホモディスパー攪拌下
で徐添し、O/W型エマルションを調製した。得られた
O/W型エマルションに第一段階で得られたW/O型エ
マルションをパドル攪拌下で加え、W/O/W型エマル
ションを製造した。
【0039】
【発明の効果】本発明の酸化染毛剤の第1剤は、保存
時、酸化染料の全部あるいは一部が最内水相に含有され
ており、空気による酸化を受けることがなく、酸化染料
の安定性を高めることができる。また、使用時において
は、直接W/O型乳化物が毛髪に塗布されることがない
ので、洗い流す際、容易に余分の染毛剤が除去できる。
さらに、W/O/W型乳化物を構成する油中に高級アル
コールを含有させることで染毛力をさらに高めることが
できる。
【0040】本発明によれば、酸化剤を含有する第2剤
と混合が容易で、洗い流し易く、染毛効果に優れる酸化
染毛剤を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝田 和也 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 (72)発明者 大野 公男 神奈川県横浜市都筑区早渕2−2−1 株 式会社資生堂リサーチセンター(新横浜) 内 Fターム(参考) 4C083 AA082 AB032 AB052 AB352 AB412 AB442 AC012 AC022 AC071 AC072 AC092 AC102 AC122 AC172 AC182 AC392 AC402 AC472 AC482 AC542 AC552 AC622 AC782 AC792 AC852 AD022 AD042 AD052 AD092 AD132 AD152 AD162 AD172 AD212 AD222 AD262 AD642 BB21 BB53 CC36 DD31 EE07 EE26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 酸化染料を含有する第1剤と酸化剤を含
    有する第2剤とからなる2剤型の酸化染毛剤であって、
    第1剤が水/油/水型複合乳化物であることを特徴とす
    る酸化染毛剤。
  2. 【請求項2】 水/油/水型複合乳化物である第1剤の
    油相中に、高級アルコールを含有することを特徴とする
    請求項1記載の酸化染毛剤。
  3. 【請求項3】 2剤型の酸化染毛剤の酸化剤を含有する
    第2剤と混合して使用される第1剤であって、酸化染料
    を含有し、水/油/水型複合乳化物であることを特徴と
    する酸化染毛剤用第1剤。
  4. 【請求項4】 水/油/水型複合乳化物である第1剤の
    油相中に、高級アルコールを含有することを特徴とする
    請求項3記載の酸化染毛剤用第1剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003095901A (ja) * 2001-09-27 2003-04-03 Hoyu Co Ltd 毛髪脱色剤組成物及び染毛剤組成物
JP2003252735A (ja) * 2002-03-04 2003-09-10 Milbon Co Ltd 酸化型染毛剤1剤およびその製造方法
JP2004099512A (ja) * 2002-09-09 2004-04-02 Arimino Kagaku Kk 染毛剤組成物、染毛剤セットおよび染毛方法
JP2010143917A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 L'oreal Sa 脂肪物質およびシリケートを含む組成物、それを使用する染色または明色化方法、およびそのための装置

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