JP2002012091A - ハンズフリー装置及び携帯電話機 - Google Patents

ハンズフリー装置及び携帯電話機

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JP2002012091A
JP2002012091A JP2000195237A JP2000195237A JP2002012091A JP 2002012091 A JP2002012091 A JP 2002012091A JP 2000195237 A JP2000195237 A JP 2000195237A JP 2000195237 A JP2000195237 A JP 2000195237A JP 2002012091 A JP2002012091 A JP 2002012091A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話機を携帯したままで使用でき、かつ
自動車の運転席に着座した時のみ利用者の携帯電話機と
ハンズフリー装置とを自動的に無線接続すること。 【解決手段】 短距離無線通信装置202を有する携帯
電話機20と通信可能なハンズフリー装置であって、携
帯電話機の短距離無線通信装置と通信可能な短距離無線
通信装置104と、利用者が自動車の運転席に着座した
状態を検出する運転者検出センサ101と、運転者検出
センサの検出出力に基づいて利用者が自動車の運転席に
着座していることが確認された場合には短距離無線通信
装置により利用者の携帯する携帯電話機と自動的に接続
し、ハンズフリー装置側での操作による携帯電話機の制
御を可能にするハンズフリー制御部100とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機の利用
者が自動車の運転を行う際に、利用者が携帯電話機を手
で持つことなく通話することができるハンズフリー装置
及びこのハンズフリー装置に適合する携帯電話機に関す
る。なお、本明細書で携帯電話機とは、所謂、携帯電話
機のみならず、PHS(Personal Handyphone System)
等も含むものとする。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機用車載ハンズフリー装
置は、携帯電話機の外部インターフェイス部を介して携
帯電話機との音声信号の送受及び、制御データの送受を
行っている。この外部インターフェイス部は有線接続用
のインターフェイスであるため、携帯電話機利用者が自
動車の運転を行う際には、搭乗時には胸ポケット等から
携帯電話機を取り出してハンズフリー装置に装着し、降
車時にはハンズフリー装置から携帯電話機を外して携帯
するという手間が必要となる。
【0003】また近年、短距離無線通信技術としてBlue
toothなどが注目され、実際に機器に搭載されるのも間
近に迫っている状況であり、短距離無線通信による携帯
電話機とハンズフリー装置との無線接続は容易に実現可
能であると考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のハンズ
フリー装置では、外部インターフェイスを介して携帯電
話機と有線接続して使用する必要があるために、自動車
搭乗時及び降車時に携帯電話機とハンズフリー装置を有
線で接続、及び取り外しを行う手間が必要であるという
問題が有った。また、ハンズフリー装置を使用する際に
携帯電話機を車載ハンズフリー装置へ装着する必要が有
るために、搭乗時にハンズフリー装置へ携帯電話機を装
着するのを忘れた場合における運転中の着信対応により
運転が疎かになる危険性が有り、更に、降車時に携帯電
話機を車内に置き忘れる虞れが有るというも問題もあっ
た。
【0005】一方、短距離無線通信による携帯電話機と
ハンズフリー装置との無線接続を利用す場合を想定した
場合に、携帯電話機とハンズフリー装置に短距離無線通
信手段を持たせただけでは、携帯電話機の利用者が車の
外にいるのか、中にいるのかまでは判断できず、着信時
に利用者が車外にいるのにハンズフリー装置側だけで呼
び出し音が鳴り、携帯電話機側では何の反応も示さず利
用者が着信に気づかない事態も起こり得るという問題が
有る。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、携帯電話機の利用者がハンズフリー装置を
使用する際に携帯電話機とハンズフリー装置とを有線接
続することなく、携帯電話機を携帯したままで使用で
き、かつ自動車の運転席に着座した時のみ利用者の携帯
電話機とハンズフリー装置とを自動的に無線接続するこ
とができるハンズフリー装置及び携帯電話機を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、短距離無線通信手段を有
する携帯電話機と通信可能なハンズフリー装置であっ
て、前記携帯電話機の短距離無線通信手段と通信可能な
短距離無線通信手段と、利用者が自動車の運転席に着座
した状態を検出する運転者検出手段と、前記運転者検出
手段の検出出力に基づいて利用者が自動車の運転席にい
ることが確認された場合には前記短距離無線通信手段に
より前記利用者の携帯する携帯電話機と自動的に接続
し、ハンズフリー装置側での操作による携帯電話機の制
御を可能にする制御手段とを有することを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明によれば、短距離無
線通信手段を有する携帯電話機と通信可能なハンズフリ
ー装置であって、前記携帯電話機の短距離無線通信手段
と通信可能な短距離無線通信手段と、利用者が自動車の
運転席に着座した状態を検出する運転者検出手段と、前
記運転者検出手段の検出出力に基づいて利用者が自動車
の運転席にいることが確認された場合には前記短距離無
線通信手段により前記利用者の携帯する携帯電話機と自
動的に接続し、ハンズフリー装置側での操作による携帯
電話機の制御を可能にする制御手段とを有するので、携
帯電話機の利用者がハンズフリー装置を使用する際に携
帯電話機とハンズフリー装置とを有線接続することな
く、携帯電話機を携帯したままで使用でき、かつ自動車
の運転席に着座した時のみ利用者の携帯電話機とハンズ
フリー装置とを自動的に無線接続することができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載のハンズフリー装置において、更に、電話機能を
指示する操作キー及び前記携帯電話機との無線接続を自
動的に行う動作モードを設定し、または該動作モードの
設定を解除するためのモード設定/解除手段を有する操
作部を有し、前記制御手段は、前記モード設定/解除手
段により前記携帯電話機との無線接続を自動的に行う動
作モードに設定されている場合に、前記短距離無線通信
手段により前記利用者の携帯する携帯電話機と自動的に
接続することを特徴とする。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、更に、電
話機能を指示する操作キー及び前記携帯電話機との無線
接続を自動的に行う動作モードを設定し、または該動作
モードの設定を解除するためのモード設定/解除手段を
有する操作部を有し、前記制御手段は、前記モード設定
/解除手段により前記携帯電話機との無線接続を自動的
に行う動作モードに設定されている場合に、前記短距離
無線通信手段により前記利用者の携帯する携帯電話機と
自動的に接続するようにしたので、携帯電話機の利用者
が自動車の運転席以外の座席に着座し、運転席には別の
人間が着座しているような場合に前記モード設定/解除
手段を操作して前記携帯電話機との無線接続を自動的に
行う動作モードを解除することにより車中でハンズフリ
ー装置を使用せずに携帯電話機単独で通話することがで
きる。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2のいずれかに記載のハンズフリー装置におい
て、前記制御手段は、前記携帯電話機から無線接続要求
が有った場合には、前記携帯電話機を特定する識別情報
の送信要求を前記携帯電話機に送出し、前記携帯電話機
側から前記識別情報を受信した際に、該受信した識別情
報が予め登録された識別情報と一致した場合にのみ無線
接続することを特徴とする。
【0012】請求項3によれば、前記制御手段は、前記
携帯電話機から無線接続要求が有った場合には、前記携
帯電話機を特定する識別情報の送信要求を前記携帯電話
機に送出し、前記携帯電話機側から前記識別情報を受信
した際に、該受信した識別情報が予め登録された識別情
報と一致した場合にのみ無線接続するようにしたので、
予め登録された利用者の携帯電話機とのみ無線接続する
ことができる。
【0013】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至3のいずれかに記載のハンズフリー装置において、
前記制御手段は、前記携帯電話機との無線接続が確立し
た後に前記携帯電話機を携帯している利用者が運転席か
ら離れた場合には、前記携帯電話機が単独で機能するよ
うに指示する制御情報を前記短距離無線通信手段により
前記携帯電話機に送出することを特徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、前記制御
手段は、前記携帯電話機との無線接続が確立した後に前
記携帯電話機を携帯している利用者が運転席から離れた
場合には、前記携帯電話機が単独で機能するように指示
する制御情報を前記短距離無線通信手段により前記携帯
電話機に送出するようにしたので、携帯電話機の利用者
が運転席から離れた場合には上記制御情報に基づいて携
帯電話機が単独で動作するように切り替えることができ
る。
【0015】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
乃至3に記載のハンズフリー装置において、前記制御手
段は、前記携帯電話機との無線接続が確立した後に前記
携帯電話機を携帯している利用者が運転席から離れた場
合には、前記携帯電話機が単独で機能するように指示す
る制御情報を前記短距離無線通信手段により前記携帯電
話機に送出すると共に、前記利用者が再度、運転席に着
座した場合には前記携帯電話機との無線接続処理を行う
ことを特徴とする。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、前記制御
手段は、前記携帯電話機との無線接続が確立した後に前
記携帯電話機を携帯している利用者が運転席から離れた
場合には、前記携帯電話機が単独で機能するように指示
する制御情報を前記短距離無線通信手段により前記携帯
電話機に送出すると共に、前記利用者が再度、運転席に
着座した場合には前記携帯電話機との無線接続処理を行
うようにしたので、携帯電話機の利用者が運転席から離
れた場合には前記制御情報に基づいて携帯電話機が単独
で動作するように切り替えることができると共に、前記
利用者が再度、運転席に着座した場合には、ハンズフリ
ー装置と前記利用者の携帯する携帯電話機とを自動的に
無線接続することができる。
【0017】また、請求項6に記載の発明は、請求項1
乃至5のいずれかに記載のハンズフリー装置において、
前記制御手段は、前記ハンズフリー装置の電源をオフす
る指示である電源オフ指令を受けた場合には、前記ハン
ズフリー装置の電源をオフする旨、前記短距離無線通信
手段により携帯電話機側に通知した後に、前記ハンズフ
リー装置の電源をオフ状態にすることを特徴とする。
【0018】請求項6に記載の発明によれば、前記制御
手段は、前記ハンズフリー装置の電源をオフする指示で
ある電源オフ指令を受けた場合には、前記ハンズフリー
装置の電源をオフする旨、前記短距離無線通信手段によ
り携帯電話機側に通知した後に、前記ハンズフリー装置
の電源をオフ状態にするようにしたので、ハンズフリー
装置の電源がオフ状態になるときに、これまでハンズフ
リー装置と無線接続されていた利用者の携帯電話機を単
独で通話が可能な状態に切り替えることができる。
【0019】また、請求項7に記載の発明は、請求項1
に記載のハンズフリー装置と通信可能な短距離無線通信
手段を有する携帯電話機であって、ハンズフリー装置を
使用して通話を行うハンズフリーモードに設定し、また
は該ハンズフリーモードを解除するハンズフリーモード
設定/解除キーを有する操作手段と、各部を制御する制
御手段とを有し、前記制御手段は、前記ハンズフリーモ
ード設定/解除キーの操作によりハンズフリーモードに
設定された場合には、前記ハンズフリー装置と無線接続
を確立するための処理を、前記短距離無線通信手段を介
して行うことを特徴とする。
【0020】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
に記載のハンズフリー装置と通信可能な短距離無線通信
手段を有する携帯電話機であって、ハンズフリー装置を
使用して通話を行うハンズフリーモードに設定し、また
は該ハンズフリーモードを解除するハンズフリーモード
設定/解除キーを有する操作手段と、各部を制御する制
御手段とを有し、前記制御手段は、前記ハンズフリーモ
ード設定キーが操作された場合には、前記ハンズフリー
装置と無線接続を確立するための処理を、前記短距離無
線通信手段を介して行うようにしたので、携帯電話機の
利用者がハンズフリー装置を使用する際に携帯電話機と
ハンズフリー装置とを有線接続することなく、携帯電話
機を携帯したままで使用でき、かつ自動車の運転席に着
座した時のみ利用者の携帯電話機とハンズフリー装置と
を自動的に無線接続することができる。
【0021】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載の携帯電話機において、前記制御手段は、前記ハ
ンズフリー装置との無線接続が確立した後に利用者が運
転席から離れた際に、前記ハンズフリー装置より前記携
帯電話機が単独で機能するように指示する制御情報を受
け取った場合には、音声データのパスをハンズフリー装
置側から携帯電話機側に切り替えることを特徴とする。
【0022】請求項8に記載の発明によれば、前記制御
手段は、前記ハンズフリー装置との無線接続が確立した
後に利用者が運転席から離れた際に、前記ハンズフリー
装置より前記携帯電話機が単独で機能するように指示す
る制御情報を受け取った場合には、音声データのパスを
ハンズフリー装置側から携帯電話機側に切り替えるよう
にしたので、利用者が運転席から離れた場合に前記利用
者が携帯している携帯電話機を単独で使用して通話する
ことが可能になる。
【0023】また、請求項9に記載の発明は、請求項7
または8のいずれかに記載の携帯電話機において、前記
制御手段は、前記ハンズフリー装置との無線接続が確立
した後に、前記ハンズフリー装置が該ハンズフリー装置
の電源をオフする指示である電源オフ指令を受けた場合
において、前記ハンズフリー装置の電源をオフする旨の
通知を前記ハンズフリー装置より受けた際に、音声デー
タのパスをハンズフリー装置側から携帯電話機側に切り
替えることを特徴とする。
【0024】請求項9に記載の発明によれば、前記制御
手段は、ハンズフリー装置との無線接続が確立した後
に、前記ハンズフリー装置が該ハンズフリー装置の電源
をオフする指示である電源オフ指令を受けた場合におい
て、前記ハンズフリー装置の電源をオフする旨の通知を
前記ハンズフリー装置より受けた際に、音声データのパ
スをハンズフリー装置側から携帯電話機側に切り替える
ようにしたので、ハンズフリー装置の電源がオフ状態に
なるときに、これまでハンズフリー装置と無線接続され
ていた利用者の携帯電話機を単独で通話が可能な状態に
切り替えて携帯電話機を単独で使用して通話することが
可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態に係る
ハンズフリー装置の概略構成を図1に示す。同図におい
て、ハンズフリー装置は、ハンズフリー制御部、音声コ
ーデック等の回路部が実装されているハンズフリー装置
本体11と、運転者の音声を集音するマイク102と、
通話相手の音声を放音するスピーカ103と、短距離無
線通信装置104とから構成されており、これらは自動
車1の車室内に搭載されている。
【0026】携帯電話機20を携帯している運転者(携
帯電話機20の利用者)が運転席2に着座すると、運転
席に配設された運転者検出センサ101により運転者が
着座している状態が検出され、運転者検出センサ101
の検出出力に基づいてハンズフリー装置と運転者4が携
帯している携帯電話機20との間で短距離無線通信装置
104を介して自動的に無線接続される。
【0027】次に、図2に本発明の実施の形態に係るハ
ンズフリー装置の電気的構成を示す。同図において、ハ
ンズフリー装置10は、各部を制御するハンズフリー制
御部100と、運転者(利用者)4が自動車の運転席2
に着座している状態を検出する運転者検出センサ101
と、通話時に利用者4の音声を集音するマイク102
と、通話時に相手からの音声を出力するスピーカ103
と、利用者4が携帯している携帯電話機20に内蔵され
た短距離無線通信装置と通信可能な短距離無線通信装置
104と、操作部105とを有している。運転者検出セ
ンサ101としては、例えば、運転席に取り付けられた
荷重センサを使用することができる。
【0028】操作部105は、電話機能を指示する操作
キー、例えば、通話を開始するための通話キー105
A、通話を終了するための終了キー105B、携帯電話
機20との無線接続を自動的行う動作モードに設定し、
またはこの動作モードを解除するための自動接続設定/
解除キー105C(本発明のモード設定/解除手段に相
当する。)を有している。また、ハンズフリー装置10
は、ハンズフリー装置10を使用する利用者4の携帯す
る携帯電話機20の識別情報としての電話番号を記憶す
る電話番号記憶部106と、ハンズフリー装置10が動
作時に着信が有った際に、呼出音を発生する呼出音発生
部107と、音声コーデック120とを有している。
【0029】電話番号記憶部106には、ハンズフリー
装置10を使用する利用者が予め、自分の所有する携帯
電話機の識別情報として電話番号を登録しておくものと
する。本実施の形態では携帯電話機の識別情報として電
話番号を使用しているが、これに限らず、各携帯電話機
を識別できる情報であれば何でもよい。音声コーデック
120は、マイク102から出力された音声信号をA/
D変換し、PCMコードに変換するA/D変換器110
と、携帯電話機20側から受信したPCMコードの信号
を復号化し、アナログの音声信号に変換するD/A変換
器111とを有している。
【0030】また、ハンズフリー装置10と無線接続さ
れる携帯電話機20は、基地局30と通信するためのア
ンテナ200と、送受信部及び制御部201と、ハンズ
フリー装置10における短距離無線通信装置104と通
信可能な短距離無線通信装置202と、操作部203
と、マイク204と、スピーカ204と、音声コーデッ
ク210と、音声パスを切り替えるスイッチ220、2
21とを有している。
【0031】操作部203は、テンキー、各種機能キ
ー、電源キー等のキーの他に、ハンズフリー装置10を
使用して通話を行うハンズフリーモードに設定し、この
ハンズフリーモードの設定を解除するハンズフリーモー
ド設定/解除キー203Aを有している。ハンズフリー
装置10において、自動接続設定/解除キー105Cに
より無線接続を自動的行う動作モードに設定されている
場合において、携帯電話機20において、上記ハンズフ
リーモード設定/解除キー203Aによりハンズフリー
モードに設定すると、後述するように携帯電話機20と
ハンズフリー装置10との間で自動的に無線接続が行わ
れる。
【0032】音声コーデック210は、マイク204か
ら出力された音声信号をA/D変換し、PCMコードに
変換するA/D変換器206と、受信したPCMコード
の信号を復号化し、アナログの音声信号に変換するD/
A変換器207とを有している。短距離無線接続装置2
02の入力側はスイッチ220、221の接点b側に接
続されており、送受信部及び制御部201より出力され
る制御信号により切替制御されるスイッチ220、22
1を介して送受信部及び制御部201に接続可能に構成
されている。また、A/D変換器206の出力側はスイ
ッチ220の接点a側に、D/A変換器207の入力側
はスイッチ221の接点aに接続されている。
【0033】上記構成におけるハンズフリー装置10と
携帯電話機20との間で無線接続されるまでの動作を図
3のフローチャートを参照して説明する。同図におい
て、自動車のイグニッションキーまたはリモコン操作に
より自動車1に搭載されたハンズフリー装置10の電源
がオン状態になると、車内に設置された運転者検出セン
サ101により運転者が着座したか否かが検出される
(ステップ300)。一方、利用者4が携帯している携
帯電話機20は、待ち受け状態にあり、この携帯電話機
20がハンズフリーモードに設定されていない場合に
は、他の処理を行う(ステップ302)。すなわち、携
帯電話機20がハンズフリー装置10とは関係なく、単
独で機能するように動作する。
【0034】携帯電話機20がハンズフリーモードに設
定されている場合には、送受信部及び制御部201は、
短距離無線通信装置202を介してハンズフリー装置1
0に対して無線接続要求を送出し、ハンズフリー装置2
0のハンズフリー制御部100では、運転者が着座した
ことが検出された場合には、短距離無線通信装置104
を介して上記無線接続要求を受け付ける(ステップ30
3、304)。次いで、ハンズフリー制御部100は、
携帯電話機20に対して携帯電話機20に固有の識別情
報の送信要求を送出する(ステップ305)。
【0035】携帯電話機20では、ハンズフリー装置1
0からの識別情報の送信要求を受信し、識別情報(本実
施の形態では電話番号)をハンズフリー装置20に転送
する(ステップ306、307)。ハンズフリー制御部
100は、携帯電話機20から転送された識別情報を受
信し、この識別情報(電話番号)を電話番号記憶部10
6に予め登録されている電話番号と照合し、登録された
電話番号であるか否か確認する(ステップ308)。そ
して、ハンズフリー制御部100は、携帯電話機20か
ら受信した識別情報が登録されている場合には、その照
合結果を携帯電話機20に通知する(ステップ309、
310)。
【0036】一方、携帯電話機20では、送受信部及び
制御部201は、ハンズフリー装置10より照合結果を
受領し、照合結果を受領した旨、ハンズフリー装置10
に応答する(ステップ311、312)。ハンズフリー
制御部100では、この応答を確認し、ハンズフリー装
置10と携帯電話機20との間で無線接続が確立され
る。このようにして、ハンズフリー装置10と携帯電話
機10との間で短距離無線通信装置104、202によ
り無線接続が確立されると、携帯電話機20では、送受
信部及び制御部201からスイッチ220、221に制
御信号が出力され、スイッチ220、221は接点a側
から接点b側に切り替えられる。
【0037】この結果、携帯電話機20では、音声デー
タのパスが受話側、送話側とも携帯電話機20内の音声
コーデック210に接続されたパスから短距離無線通信
装置202の入力側に接続されたパスに切り替わる。ま
た、ハンズフリー制御部100が、携帯電話機10から
受信した識別情報が電話番号記憶部に登録されていない
と判定した場合には(ステップ309)、携帯電話機2
0との接続を拒否し、ハンズフリー装置10と携帯電話
機20との無線接続は確立されないこととなる(ステッ
プ314)。
【0038】次に、ハンズフリー装置10と携帯電話機
20との間で無線接続が確立された状態で着信が有った
時点から通話が終了するまでの動作を図4に示すフロー
チャートを参照して説明する。同図において、携帯電話
機20において、送受信部及び制御部201は着信が無
い場合には、他の処理を行う(ステップ400、40
1)。また、着信が有った場合には、ハンズフリー装置
10に対して着信通知を行う(ステップ400、40
2)。ハンズフリー制御部100は、着信通知を受け取
り、呼出音発生部107を起動し、呼出音を発生させ、
運転者4の携帯電話機(ハンズフリー装置に登録した携
帯電話機)20に着信があったことを運転者(ハンズフ
リー装置に登録した携帯電話機の利用者)4に知らせる
(ステップ403、404)。
【0039】携帯電話機20の利用者4が、ハンズフリ
ー装置10の操作部105における通話キー105Aを
操作した場合には、通話キー105Aが操作された状態
を携帯電話機20側に通知する(ステップ405、40
6)。携帯電話機20では、送受信部及び制御部201
が通話キー105Aの操作情報を受け取り、携帯電話機
20は着信報知状態から通話状態に移行する(ステップ
407、408)。一方、ハンズフリー装置10では、
車内に搭載されたハンズフリー装置10側のマイク10
2、スピーカ103を起動する(ステップ409)。
【0040】この結果、またハンズフリー装置10では
車内に設置したハンズフリー装置10内の音声コーデッ
ク120を介して受話側音声としてハンズフリー装置1
0のスピーカ103へ送出され、ハンズフリー装置10
側のマイク102からの送話側音声信号はハンズフリー
装置10内の音声コーデック120、ハンズフリー制御
部100及び短距離無線通信装置104を介して送話側
音声データとして携帯電話機20側へ送出される状態と
なる。この状態で運転者4はハンズフリー装置10のマ
イク102、スピーカ103を使用して通話を行う。
【0041】また、通話終了時に、ハンズフリー装置1
0における操作部105の終了キー105Bが操作され
ると(ステップ410)、ハンズフリー装置10のハン
ズフリー制御部100は、短距離無線通信装置104を
介して、携帯電話機20にハンズフリー装置10におけ
る操作部105の終了キー105Bが操作された旨、通
知すると共に、マイク102、スピーカ103の動作を
停止する(ステップ411、412)。一方、携帯電話
機20の送受信部及び制御部201は、終了キー105
Bが操作された旨の通知を受け取り、通話を終了し、回
線の切断処理を行い、待ち受け状態に移行する(ステッ
プ413、414)。
【0042】次に、ハンズフリー装置10と携帯電話機
20との間で無線接続が確立した状態下で、ハンズフリ
ー装置の電源がオン状態のまま運転者4が自動車から降
車した場合の動作について図5のフローチャートを参照
して説明する。同図において、運転者が降車していない
場合には、図4に示すステップ403〜406、409
〜412の処理を行う(ステップ500、501)。運
転者が降車した場合には、ハンズフリー制御部100
は、短距離無線通信装置104を介して携帯電話機20
に運転者が着座していない旨、通知する(ステップ50
0、502)。
【0043】一方、携帯電話機20では、送受信部及び
制御部201は、運転者4が着座していない旨、通知を
受領し、スイッチ220、221を接点a側に切り替え
ることにより携帯電話機20における送話側及び受話側
の音声データのパスを携帯電話機20側に切り替え、着
信時の呼び出しも携帯電話機側で行うようにすると共
に、待ち受け状態に移行する(ステップ503、50
4、505)。また、ハンズフリー装置10では、再
度、運転者4が着座した場合には、ハンズフリー制御部
100は、図3に示す接続処理を再度、携帯電話機10
の送受信部及び制御部201との間で行う(ステップ5
06、507)。
【0044】次に、ハンズフリー装置10と携帯電話機
20との間で無線接続が確立された状態下でハンズフリ
ー装置10の電源がオフ状態になる場合の動作を図6の
フローチャートを参照して説明する。同図において、運
転者の降車前に自動車のイグニッションキーやリモコン
の操作によりハンズフリー装置10の電源がオフ状態と
なる際に、ハンズフリー装置10は、リモコン(図示せ
ず)、またはイグニッションスイッチの操作により発生
する電源オフ指令を受信し(ステップ600)、携帯電
話機20に対し、短距離無線通信装置104を介してハ
ンズフリー装置10の電源をオフする旨、通知した後、
電源をオフ状態にする(ステップ601、602)。
【0045】一方、携帯電話機20の送受信部及び制御
部201は、短距離無線通信装置202を介してハンズ
フリー装置10の電源をオフする旨の通知を受信し、ス
イッチ220、221を接点a側に切り替えることによ
り携帯電話機20における送話側及び受話側の音声デー
タのパスを携帯電話機20側に切り替え、着信時の呼び
出しも携帯電話機側で行うようにすると共に、待ち受け
状態に移行する(ステップ603、604)。
【0046】尚、本実施の形態ではハンズフリー装置1
0と携帯電話機20とを自動的に無線接続する動作モー
ドの設定または解除する機能を、ハンズフリー装置10
と携帯電話機20の両者に設けるようにしたが、これに
限らず、携帯電話機20側のみにこの機能を設けて両者
を自動的に無線接続するようにしてもよい。この場合に
は、ハンズフリー装置10の電源がオン状態において、
携帯電話機20がハンズフリーモード(自動無線接続機
能に相当する。)に設定されている場合には、図3で示
す接続処理が行われ、ハンズフリー装置10と携帯電話
機20の両者が無線接続されることとなる。
【0047】また、ハンズフリー装置10と携帯電話機
20の両者が無線接続された状態下で、携帯電話機20
単独で動作させたい場合には、携帯電話機20の操作部
203のハンズフリーモード設定/解除キー203Aを
操作してハンズフリーモードを解除すればよい。
【0048】以上に説明したように、本実施の形態に係
るハンズフリー装置によれば、携帯電話機20の短距離
無線通信装置202と通信可能な短距離無線通信装置1
04と、利用者が自動車の運転席に着座した状態を検出
する運転者検出センサ101と、運転者検出センサ10
1の検出出力に基づいて利用者が自動車の運転席にいる
ことが確認された場合には短距離無線通信装置104に
より利用者の携帯する携帯電話機20と自動的に接続
し、ハンズフリー装置側での操作による携帯電話機の制
御を可能にする制御手段としてのハンズフリー制御部1
00とを有するので、携帯電話機の利用者がハンズフリ
ー装置を使用する際に携帯電話機とハンズフリー装置と
を有線接続することなく、携帯電話機を携帯したままで
使用でき、かつ自動車の運転席に着座した時のみ利用者
の携帯電話機とハンズフリー装置とを自動的に無線接続
することができる。
【0049】したがって、本実施の形態に係るハンズフ
リー装置によれば、携帯電話機利用者が自動車の運転を
する時に、携帯電話機を携帯していた部分から取り出し
車載ハンズフリー装置に装着する手間を無くすことがで
きる。また、携帯電話機利用者が自動車の運転後、降車
時に携帯電話機をハンズフリー装置から取り外す手間を
無くすことができる。また、携帯電話機利用者が自動車
の運転をする時に、携帯電話機の車載ハンズフリー装置
への装着忘れによる運転中の着信応対が発生する危険を
防止できる。さらに、携帯電話機利用者が自動車を運転
する際に、携帯電話機は携帯したままでハンズフリー装
置を利用できるため、携帯電話機の車内置き忘れを防止
できる。
【0050】また、本実施の形態に係るハンズフリー装
置によれば、更に、電話機能を指示する操作キー及び前
記携帯電話機との無線接続を自動的に行う動作モードを
設定し、または該動作モードの設定を解除するためのモ
ード設定/解除手段(自動接続設定/解除キー)を有す
る操作部105を有し、制御手段としてのハンズフリー
制御部100は、自動接続設定/解除キーにより携帯電
話機との無線接続を自動的に行う動作モードに設定され
ている場合に、短距離無線通信装置により利用者の携帯
する携帯電話機と自動的に接続するようにしたので、携
帯電話機の利用者が自動車の運転席以外の座席に着座
し、運転席には別の人間が着座しているような場合に自
動接続設定/解除キーを操作して上記動作モードを解除
することにより車中でハンズフリー装置を使用せずに携
帯電話機単独で通話することができる。
【0051】また、本実施の形態に係るハンズフリー装
置によれば、ハンズフリー制御部100は、携帯電話機
20から無線接続要求が有った場合には、携帯電話機2
0を特定する識別情報の送信要求を携帯電話機20に送
出し、携帯電話機側から識別情報を受信した際に、該受
信した識別情報が予め登録された識別情報と一致した場
合にのみ無線接続するようにしたので、予め登録された
利用者の携帯電話機とのみ無線接続することができる。
【0052】また、本実施の形態に係るハンズフリー装
置によれば、ハンズフリー制御部100は、携帯電話機
20との無線接続が確立した後に前記携帯電話機を携帯
している利用者が運転席から離れた場合には、携帯電話
機20が単独で機能するように指示する制御情報を短距
離無線通信装置104により携帯電話機20に送出する
ようにしたので、携帯電話機の利用者が運転席から離れ
た場合には上記制御情報に基づいて携帯電話機が単独で
動作するように切り替えることができる。
【0053】また、本実施の形態に係るハンズフリー装
置によれば、ハンズフリー制御部100は、ハンズフリ
ー装置10の電源をオフする指示である電源オフ指令を
受けた場合には、ハンズフリー装置10の電源をオフす
る旨、短距離無線通信装置104により携帯電話機20
側に通知した後に、ハンズフリー装置10の電源をオフ
状態にするようにしたので、ハンズフリー装置の電源が
オフ状態になるときに、これまでハンズフリー装置と無
線接続されていた利用者の携帯電話機を単独で通話が可
能な状態に切り替えることができる。
【0054】本実施の形態に係る携帯電話機によれば、
ハンズフリー装置10と通信可能な短距離無線通信装置
202を有する携帯電話機であって、ハンズフリー装置
を使用して通話を行うハンズフリーモードに設定し、ま
たは該ハンズフリーモードを解除するハンズフリーモー
ド設定/解除キーを有する操作部203と、各部を制御
する制御手段としての送受信部及び制御部201とを有
し、送受信部及び制御部201は、ハンズフリーモード
設定キーが操作された場合には、ハンズフリー装置10
と無線接続を確立するための処理を、短距離無線通信装
置202を介して行うようにしたので、携帯電話機の利
用者がハンズフリー装置を使用する際に携帯電話機とハ
ンズフリー装置とを有線接続することなく、携帯電話機
を携帯したままで使用でき、かつ自動車の運転席に着座
した時のみ利用者の携帯電話機とハンズフリー装置とを
自動的に無線接続することができる。
【0055】本実施の形態に係る携帯電話機によれば、
ハンズフリー装置10との無線接続が確立した後に利用
者が運転席から離れた際に、ハンズフリー装置10より
携帯電話機20が単独で機能するように指示する制御情
報を受け取った場合には、音声データのパスをハンズフ
リー装置10側から携帯電話機20側に切り替えるよう
にしたので、利用者が運転席から離れた場合に利用者が
携帯している携帯電話機を単独で使用して通話すること
が可能になる。
【0056】本実施の形態に係る携帯電話機によれば、
ハンズフリー装置20との無線接続が確立した後に、ハ
ンズフリー装置10が該ハンズフリー装置10の電源を
オフする指示である電源オフ指令を受けた場合におい
て、ハンズフリー装置10の電源をオフする旨の通知を
前記ハンズフリー装置10より受けた際に、音声データ
のパスをハンズフリー装置側から携帯電話機側に切り替
えるようにしたので、ハンズフリー装置の電源がオフ状
態になるときに、これまでハンズフリー装置と無線接続
されていた利用者の携帯電話機を単独で通話が可能な状
態に切り替えて携帯電話機を単独で使用して通話するこ
とが可能になる。
【0057】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、短距離
無線通信手段を有する携帯電話機と通信可能なハンズフ
リー装置であって、前記携帯電話機の短距離無線通信手
段と通信可能な短距離無線通信手段と、利用者が自動車
の運転席に着座した状態を検出する運転者検出手段と、
前記運転者検出手段の検出出力に基づいて利用者が自動
車の運転席にいることが確認された場合には前記短距離
無線通信手段により前記利用者の携帯する携帯電話機と
自動的に接続し、ハンズフリー装置側での操作による携
帯電話機の制御を可能にする制御手段とを有するので、
携帯電話機の利用者がハンズフリー装置を使用する際に
携帯電話機とハンズフリー装置とを有線接続することな
く、携帯電話機を携帯したままで使用でき、かつ自動車
の運転席に着座した時のみ利用者の携帯電話機とハンズ
フリー装置とを自動的に無線接続することができる。
【0058】請求項2に記載の発明によれば、更に、電
話機能を指示する操作キー及び前記携帯電話機との無線
接続を自動的に行う動作モードを設定し、または該動作
モードの設定を解除するためのモード設定/解除手段を
有する操作部を有し、前記制御手段は、前記モード設定
/解除手段により前記携帯電話機との無線接続を自動的
に行う動作モードに設定されている場合に、前記短距離
無線通信手段により前記利用者の携帯する携帯電話機と
自動的に接続するようにしたので、携帯電話機の利用者
が自動車の運転席以外の座席に着座し、運転席には別の
人間が着座しているような場合に前記モード設定/解除
手段を操作して前記携帯電話機との無線接続を自動的に
行う動作モードを解除することにより車中でハンズフリ
ー装置を使用せずに携帯電話機単独で通話することがで
きる。
【0059】請求項3によれば、前記制御手段は、前記
携帯電話機から無線接続要求が有った場合には、前記携
帯電話機を特定する識別情報の送信要求を前記携帯電話
機に送出し、前記携帯電話機側から前記識別情報を受信
した際に、該受信した識別情報が予め登録された識別情
報と一致した場合にのみ無線接続するようにしたので、
予め登録された利用者の携帯電話機とのみ無線接続する
ことができる。
【0060】請求項4に記載の発明によれば、前記制御
手段は、前記携帯電話機との無線接続が確立した後に前
記携帯電話機を携帯している利用者が運転席から離れた
場合には、前記携帯電話機が単独で機能するように指示
する制御情報を前記短距離無線通信手段により前記携帯
電話機に送出するようにしたので、携帯電話機の利用者
が運転席から離れた場合には上記制御情報に基づいて携
帯電話機が単独で動作するように切り替えることができ
る。
【0061】請求項5に記載の発明によれば、前記制御
手段は、前記携帯電話機との無線接続が確立した後に前
記携帯電話機を携帯している利用者が運転席から離れた
場合には、前記携帯電話機が単独で機能するように指示
する制御情報を前記短距離無線通信手段により前記携帯
電話機に送出すると共に、前記利用者が再度、運転席に
着座した場合には前記携帯電話機との無線接続処理を行
うようにしたので、携帯電話機の利用者が運転席から離
れた場合には前記制御情報に基づいて携帯電話機が単独
で動作するように切り替えることができると共に、前記
利用者が再度、運転席に着座した場合には、ハンズフリ
ー装置と前記利用者の携帯する携帯電話機とを自動的に
無線接続することができる。
【0062】請求項6に記載の発明によれば、前記制御
手段は、前記ハンズフリー装置の電源をオフする指示で
ある電源オフ指令を受けた場合には、前記ハンズフリー
装置の電源をオフする旨、前記短距離無線通信手段によ
り携帯電話機側に通知した後に、前記ハンズフリー装置
の電源をオフ状態にするようにしたので、ハンズフリー
装置の電源がオフ状態になるときに、これまでハンズフ
リー装置と無線接続されていた利用者の携帯電話機を単
独で通話が可能な状態に切り替えることができる。
【0063】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
に記載のハンズフリー装置と通信可能な短距離無線通信
手段を有する携帯電話機であって、ハンズフリー装置を
使用して通話を行うハンズフリーモードに設定し、また
は該ハンズフリーモードを解除するハンズフリーモード
設定/解除キーを有する操作手段と、各部を制御する制
御手段とを有し、前記制御手段は、前記ハンズフリーモ
ード設定キーが操作された場合には、前記ハンズフリー
装置と無線接続を確立するための処理を、前記短距離無
線通信手段を介して行うようにしたので、携帯電話機の
利用者がハンズフリー装置を使用する際に携帯電話機と
ハンズフリー装置とを有線接続することなく、携帯電話
機を携帯したままで使用でき、かつ自動車の運転席に着
座した時のみ利用者の携帯電話機とハンズフリー装置と
を自動的に無線接続することができる。
【0064】請求項8に記載の発明によれば、前記制御
手段は、前記ハンズフリー装置との無線接続が確立した
後に利用者が運転席から離れた際に、前記ハンズフリー
装置より前記携帯電話機が単独で機能するように指示す
る制御情報を受け取った場合には、音声データのパスを
ハンズフリー装置側から携帯電話機側に切り替えるよう
にしたので、利用者が運転席から離れた場合に前記利用
者が携帯している携帯電話機を単独で使用して通話する
ことが可能になる。
【0065】請求項9に記載の発明によれば、前記制御
手段は、ハンズフリー装置との無線接続が確立した後
に、前記ハンズフリー装置が該ハンズフリー装置の電源
をオフする指示である電源オフ指令を受けた場合におい
て、前記ハンズフリー装置の電源をオフする旨の通知を
前記ハンズフリー装置より受けた際に、音声データのパ
スをハンズフリー装置側から携帯電話機側に切り替える
ようにしたので、ハンズフリー装置の電源がオフ状態に
なるときに、これまでハンズフリー装置と無線接続され
ていた利用者の携帯電話機を単独で通話が可能な状態に
切り替えて携帯電話機を単独で使用して通話することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るハンズフリー装置
の概略構成を示す説明図。
【図2】 本発明の実施の形態に係るハンズフリー装置
及び携帯電話機の電気的構成を示すブロック図。
【図3】 本発明の実施の形態に係るハンズフリー装置
10と携帯電話機20との間で無線接続されるまでの動
作を示すフローチャート。
【図4】 本発明の実施の形態に係るハンズフリー装置
10と携帯電話機20との間で無線接続が確立された状
態で着信が有った時点から通話が終了するまでの動作を
示すフローチャート。
【図5】 本発明の実施の形態に係るハンズフリー装置
10と携帯電話機20との間で無線接続が確立した状態
下で、ハンズフリー装置の電源がオン状態のまま運転者
4が自動車から降車した場合の動作を示すフローチャー
ト。
【図6】 ハンズフリー装置10と携帯電話機20との
間で無線接続が確立された状態下でハンズフリー装置1
0の電源がオフ状態になる場合の動作を示すフローチャ
ート。
【符号の説明】 10 ハンズフリー装置 20 携帯電話機 30 基地局 100 ハンズフリー制御部(制御手段) 101 運転者検出センサ(運転者検出手段) 102、204 マイク 103、205 スピーカ 104、202 短距離無線通信装置(短距離無線通信
手段) 105、203 操作部(操作手段) 106 電話番号記憶部 107 呼出音発生部 110、206 A/D変換器 111、207 D/A変換器 120、210 音声コーデック 200 アンテナ 201 送受信部及び制御部(制御手段) 220、221 スイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 3D020 BA07 BB01 BC01 BD14 BE03 5K027 AA11 AA16 BB02 CC08 EE11 HH03 HH04 KK02 5K067 BB03 BB04 BB08 EE03 EE35 FF38 GG11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短距離無線通信手段を有する携帯電話機
    と通信可能なハンズフリー装置であって、 前記携帯電話機の短距離無線通信手段と通信可能な短距
    離無線通信手段と、 利用者が自動車の運転席に着座した状態を検出する運転
    者検出手段と、 前記運転者検出手段の検出出力に基づいて利用者が自動
    車の運転席にいることが確認された場合には前記短距離
    無線通信手段により前記利用者の携帯する携帯電話機と
    自動的に接続し、ハンズフリー装置側での操作による携
    帯電話機の制御を可能にする制御手段と、 を有することを特徴とするハンズフリー装置。
  2. 【請求項2】 更に、電話機能を指示する操作キー及び
    前記携帯電話機との無線接続を自動的に行う動作モード
    を設定し、または該動作モードの設定を解除するための
    モード設定/解除手段を有する操作部を有し、 前記制御手段は、前記モード設定/解除手段により前記
    携帯電話機との無線接続を自動的に行う動作モードに設
    定されている場合に、前記短距離無線通信手段により前
    記利用者の携帯する携帯電話機と自動的に接続すること
    を特徴とする請求項1に記載のハンズフリー装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記携帯電話機から無
    線接続要求が有った場合には、前記携帯電話機を特定す
    る識別情報の送信要求を前記携帯電話機に送出し、前記
    携帯電話機側から前記識別情報を受信した際に、該受信
    した識別情報が予め登録された識別情報と一致した場合
    にのみ無線接続することを特徴とする請求項1または2
    のいずれかに記載のハンズフリー装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記携帯電話機との無
    線接続が確立した後に前記携帯電話機を携帯している利
    用者が運転席から離れた場合には、前記携帯電話機が単
    独で機能するように指示する制御情報を前記短距離無線
    通信手段により前記携帯電話機に送出することを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載のハンズフリー装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記携帯電話機との無
    線接続が確立した後に前記携帯電話機を携帯している利
    用者が運転席から離れた場合には、前記携帯電話機が単
    独で機能するように指示する制御情報を前記短距離無線
    通信手段により前記携帯電話機に送出すると共に、前記
    利用者が再度、運転席に着座した場合には前記携帯電話
    機との無線接続処理を行うことを特徴とする請求項1乃
    至3に記載のハンズフリー装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記ハンズフリー装置
    の電源をオフする指示である電源オフ指令を受けた場合
    には、前記ハンズフリー装置の電源をオフする旨、前記
    短距離無線通信手段により携帯電話機側に通知した後
    に、前記ハンズフリー装置の電源をオフ状態にすること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のハンズ
    フリー装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のハンズフリー装置と通
    信可能な短距離無線通信手段を有する携帯電話機であっ
    て、 ハンズフリー装置を使用して通話を行うハンズフリーモ
    ードに設定し、または該ハンズフリーモードを解除する
    ハンズフリーモード設定/解除キーを有する操作手段
    と、 各部を制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記ハンズフリーモード設定/解除キ
    ーの操作によりハンズフリーモードに設定された場合に
    は、前記ハンズフリー装置と無線接続を確立するための
    処理を、前記短距離無線通信手段を介して行うことを特
    徴とする携帯電話機。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記ハンズフリー装置
    との無線接続が確立した後に利用者が運転席から離れた
    際に、前記ハンズフリー装置より前記携帯電話機が単独
    で機能するように指示する制御情報を受け取った場合に
    は、音声データのパスをハンズフリー装置側から携帯電
    話機側に切り替えることを特徴とする請求項7に記載の
    携帯電話機。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記ハンズフリー装置
    との無線接続が確立した後に、前記ハンズフリー装置が
    該ハンズフリー装置の電源をオフする指示である電源オ
    フ指令を受けた場合において、前記ハンズフリー装置の
    電源をオフする旨の通知を前記ハンズフリー装置より受
    けた際に、音声データのパスをハンズフリー装置側から
    携帯電話機側に切り替えることを特徴とする請求項7ま
    たは8のいずれかに記載の携帯電話機。
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