JP2002010524A - 無停電電源装置 - Google Patents

無停電電源装置

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JP2002010524A
JP2002010524A JP2000194281A JP2000194281A JP2002010524A JP 2002010524 A JP2002010524 A JP 2002010524A JP 2000194281 A JP2000194281 A JP 2000194281A JP 2000194281 A JP2000194281 A JP 2000194281A JP 2002010524 A JP2002010524 A JP 2002010524A
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power supply
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group
support frame
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JP2000194281A
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Tomotaka Kimura
友孝 木村
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Mitsubishi Electric Corp
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッテリー交換作業を効率的にし、インバー
タからのリップル電流の直流負極側直流コンデンサへの
分流を確実に均等にすることができ、冷却効率を高めて
寸法を小さくした無停電電源装置を得る。 【解決手段】 複数のバッテリーをトレイにより纏めて
ユニットとして支持構造体で支持する。インバータ直流
電源用の複数のコンデンサのアース導体は、コンデンサ
を直列接続する直列接続導体と、直列接続導体を並列接
続する並列接続導体とを備えている。また、2つの冷却
ファンにより冷却される2群の電力変換素子の間に導風
装置を設け、電力変換素子を通って流れて来た冷却風を
リアクトルに供給し、それぞれ別個の流れとして排出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は無停電電源装置に
関するものであり、特に多数のバッテリーを備えた無停
電電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】無停電電源装置は、多数の筺体が棚状に
並べられた支持構造体のそれぞれの棚部分に、複数のバ
ッテリー、電力変換回路を構成する電力変換素子、イン
バータ直流電源用のコンデンサ、インバータ出力LCフ
ィルタ用のリアクトル、冷却ファン等を収納して搭載し
た装置である。
【0003】図9および図10は従来の無停電電源装置
の複数のバッテリーを支持構造体に搭載するための構造
を示す図である。これらの図に於いて、複数のバッテリ
ー1a、1b、1c、1dは整列配置され、それぞれネ
ジ2a、2b、2c、2dで取り付けられた個別の対を
なす固定金具3a、3b、3c、3dにより支持構造体
5に取り付けられている。
【0004】また、従来の無停電電源装置の電力変換回
路の一部であるインバータ直流電源用の複数のコンデン
サ10a、10b、10c、10dは、図11に示すよ
うに接続されていた。即ち、一方の一対のコンデンサ1
0a、10bの正極は直流正極側導体11aにより並列
接続され、他の一対のコンデンサ10c、10dの負極
は直流負極側導体11cにより並列接続され、これらの
コンデンサ10a、10bの負極とコンデンサ10c、
10dの正極とはアース導体11bにより直列接続され
ている。
【0005】図12および図13は従来の無停電電源装
置の電力変換回路部の一部である冷却フィンユニットと
その周辺を示す部分断面概略平面図および部分断面概略
正面図である。これらの図に於いて、支持構造体5には
多数の筺体あるいは棚部分5a、5bが棚状に並べられ
て設けられており、第1の棚部分5aは、電力変換回路
を構成する電力変換素子22a乃至22kと、これらの
電力変換素子22a乃至22kからの放熱を促進して冷
却するための冷却フィンユニット20と、これら構成要
素に冷却風を供給する冷却ファン21a、21bとが配
置されている。また、第1の棚部分5aの下段の第2の
棚部分5bには、コンバータ入力LCフィルタ用あるい
はインバータ出力LCフィルタ用のリアクトル24a、
24b、24cが搭載されている。第1の棚部分5aと
第2の棚部分5bとの間の棚板5cには冷却風を流すた
めの風穴23が設けられていて、冷却ファン21a、2
1bから供給されて電力変換素子22a乃至22kを冷
却フィンユニット20を介して冷却した後の冷却風を下
段の第2の棚部分5bに供給してリアクトル24a、2
4b、24cを冷却するようにしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図9および図10に示
すような従来の無停電電源装置に於いては、バッテリー
1a、1b、1c、1dを固定するために多数の固定金
具3a、3b、3c、3dを用いているため、バッテリ
ーの設置、取り外しの際にこれらのネジ2a、2b、2
c、2dおよび固定金具3a、3b、3c、3dをすべ
て取り外さねばならず、バッテリー交換作業に多大の時
間と労力を必要とし、効率的ではなかった。
【0007】また、図11に示すようなインバータ直流
電源用直流コンデンサユニットに於いて、直流コンデン
サ10a、10b、10c、10dを2直列2並列接続
する際に、直列接続点であるアース点での接続を一枚の
平板導体11bにより行うと、インバータから発生する
リップル電流が直流正極側導体11aから直流正極側直
流コンデンサ10a、10b、アース導体11b、直流
負極側直流コンデンサ10c、10dを通って直流負極
側導体11cに流れる過程で、直流負極側直流コンデン
サ10c、10dに分流する電流が均等になりにくいと
いう問題があった。
【0008】更に、図12及図13に示す従来の無停電
電源装置に於いては、第1の棚部分5aの電力変換素子
22a乃至22kを冷却フィンユニット20を介して冷
却した冷却風は、その後風穴23を通って下段の第2の
棚部分5bに導入され、コンバータ入力LCフィルタ用
あるいはインバータ出力LCフィルタ用のリアクトル2
4a、24b、24cを一台ずつ順番に冷却するように
してある。従って、複数のリアクトル24a、24b、
24cを冷却する冷却風は次第にその温度が上昇し、各
リアクトルが異なる温度の冷却風により冷却されること
になり、リアクトル24a、24b、24cの冷却が均
等に行われないという問題がある。また、冷却ファン2
1a、21bから電力変換素子22a乃至22kとリア
クトル24a、24b、24cとを冷却して支持構造体
5から外部に排出されるまでの冷却風の通路が長く、し
かもその途中に多数の発熱素子が設けられている。この
ため冷却風通路の後半部分では冷却風の温度が上昇して
しまい、リアクトルの冷却が均等に行われないという上
述の問題が増長されるという問題もある。
【0009】従ってこの発明の目的は、バッテリー交換
作業を効率的にし、インバータからのリップル電流の直
流負極側直流コンデンサへの分流を確実に均等にし、冷
却効率を高めて寸法を小さくした無停電電源装置を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、上述
の課題を解決するための手段は次の通りである。 (1)無停電電源装置は、複数のバッテリーと、これら
複数のバッテリーを纏めて支持してバッテリーユニット
を形成する支持フレームと、上記バッテリーユニットを
支持する支持構造体と、上記支持フレームを上記支持構
造体に固定する固定装置とを備えたものである。
【0011】(2)上記支持フレームが上端の開いたト
レイである。
【0012】(3)上記支持構造体が、上記支持フレー
ムに係合して上記支持フレームの移動を制限して案内す
るガイドレールを備えている。
【0013】(4)上記支持構造体が、上記支持フレー
ムが上記支持構造体内の収納位置にあるときに上記支持
フレームに係合して上記支持フレームの上方への移動を
阻止する係合部を備えている。
【0014】(5、7)無停電電源装置は、上記コンデ
ンサの正極を並列接続する正極側導体と、上記コンデン
サの負極を並列接続する負極側導体と、上記コンデンサ
の負極と正極とを直列接続するアース導体とを備え、上
記アース導体は、上記コンデンサを直列接続する直列接
続導体と、上記直列接続導体を並列接続する並列接続導
体とを備えている。
【0015】(6、8)無停電電源装置は、支持構造体
と、上記支持構造体内に収納され、第1群および第2群
の複数の電力変換素子と、上記支持構造体内でに収納さ
れた複数のコンバータ入力LCフィルタ用あるいはイン
バータ出力LCフィルタ用のリアクトルと、上記第1群
電力変換素子および上記第2群電力変換素子にそれぞれ
冷却風を供給する第1および第2の冷却ファンと、上記
第1群電力変換素子および上記第2群電力変換素子の間
に設けられ、上記第1群電力変換素子および上記第2群
電力変換素子を通って流れて来た冷却風を上記リアクト
ルに供給し、それぞれ別個の流れとして排出する導風装
置とを備えている。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の無停電
電源装置は、多数の筺体が棚状に並べられた支持構造体
5のそれぞれの棚部分に、複数のバッテリー、電力変換
回路を構成する電力変換素子、インバータ直流電源用の
コンデンサ、コンバータ入力LCフィルタ用あるいはイ
ンバータ出力LCフィルタ用のリアクトル、冷却ファン
等を収納して搭載した装置である。図1および図2には
この発明の無停電電源装置に於ける複数のバッテリー1
a、1b、1c、1dを支持構造体5に搭載するための
支持フレーム4を示す。これらの図に於いて、支持フレ
ーム4は、整列配置された複数のバッテリー1a、1
b、1c、1dを纏めて支持し、底面、側面および端面
で囲い、きっちりと収納する上端の開いたトレイであ
る。トレイである支持フレーム4を支持構造体5に取り
付けるための固定装置6は、支持フレーム4によりバッ
テリーユニット1として纏められたバッテリー1a、1
b、1c、1dを支持構造体5に固定するための固定装
置6は、支持フレーム4の端面に設けられた取付フラン
ジ4aを貫通して支持構造体にねじ込まれたネジ6aお
よび6bである。
【0017】このような支持フレーム4と固定装置6と
を備えた無停電電源装置によれば、バッテリー1a、1
b、1c、1dがトレイである支持フレーム4によって
バッテリーユニット1として纏められているため、支持
フレーム4を限られた数の固定装置6により支持構造体
5に固定することにより、バッテリー1a、1b、1
c、1dを固定することができる。このため、バッテリ
ー1a、1b、1c、1dの交換作業時に金具の着脱作
業が簡単になり、時間が大幅に短縮される。また、バッ
テリーの高さが約17cmであるのに対してバッテリー
頂面と棚部との間の間隙は約5cmであるため、作業員
の手が入りにくく、複数のバッテリーを棚部の奥深くの
位置に取付る作業が困難であるが、この作業もトレイを
用いて容易に行うことができる。
【0018】実施の形態2.図3および図4に示す無停
電電源装置に於いては、支持構造体5が、支持フレーム
4に係合して支持フレームの移動を制限して案内するガ
イドレール7を備えている。ガイドレール7は支持構造
体5の棚部の底面の側縁部に、トレイ4の挿入方向に平
行に設けられた断面カギ型のレール7a、7bであり、
トレイ4の底部側面に設けられ、底面と同一面内で側方
に延びたフランジ4bとスライド係合関係にある。
【0019】トレイ4はバッテリーを収納したままバッ
テリーユニット1としてガイドレール7に沿って滑らか
に出し入れできるので、バッテリー交換作業が容易に迅
速にできるようになり、また棚部分の高さ寸法を小さく
することができる。また、バッテリーユニット1はガイ
ドレール7によって案内され、上下の移動は制限される
ので、固定装置6としてバッテリーユニット1の長手方
向(バッテリーの整列方向)だけへの移動を阻止する固
定装置6を用いることができ、例えば、比較的小さなネ
ジを用いれば充分であり、交換作業も簡単であり、構造
を軽量化できる。
【0020】実施の形態3.図5に示す無停電電源装置
に於いては、支持構造体5が、支持フレーム4が支持構
造体5内の収納位置にあるときに支持フレーム4に係合
して支持フレーム4の上方への移動を阻止する係合部5
dを備えている。係合部5dは支持構造体5の棚部分の
後壁5eから前方に突出した突起であって、バッテリー
ユニット1が所定の収納位置に押し込まれたとき、トレ
イ4のフランジ4bの上面に重なるような位置に設けら
れていて、トレイ4の先端部が上方に浮き上がることが
ないようにしてある。このため、固定装置であるネジ6
aはトレイ4の前方側にだけ設ければ充分な固定が可能
である。なお、支持構造体5の棚部分の前面には開閉で
きる蓋5fが設けられている。
【0021】実施の形態4.図6に示す無停電電源装置
に於いては、インバータ直流電源用の複数のコンデンサ
10a、10b、10c、10dと、これらのコンデン
サ10aおよび10bの正極を並列接続する正極側導体
11aと、コンデンサ10cおよび10dの負極を並列
接続する負極側導体11cと、これらのコンデンサ10
a、10bの負極とコンデンサ10c、10dの正極と
を直列接続するアース導体11bとを備えている。アー
ス導体11bは、コンデンサ10aおよび10cを直列
接続する直列接続導体部分11dと、コンデンサ10b
および10dを直列接続する直列接続導体部分11e
と、これらの直列接続導体部分11dおよび11eを並
列接続する並列接続導体部分11fとを備えている。
【0022】このように、直流コンデンサ10a乃至1
0dの2直列2並列接続が、直列接続点であるアース点
での接続を1枚の平板導体ではなく、2並列に対応して
2つに分割した導体によって行われている。従って、イ
ンバータ(図示してない)から発生するリップル電流が
直流正極側導体11aから直流正極側直流コンデンサ1
0a、10c、アース導体11b、直流負極側直流コン
デンサ10b、10dを通って直流負極側導体11cへ
と流れる過程で、並列接続されている直流コンデンサに
確実に均等に電流が分流される。なお、並列数はこの例
では2並列であるが、並列数が3以上に増えた場合でも
同様であり、直列数が3直列以上に増えた場合でも同様
である。
【0023】実施の形態5.図7および図8に示す無停
電電源装置は、棚状の支持構造体5と、この支持構造体
5の多数の棚部分5a、5bのうちの或る棚部分5a内
に収納された複数の電力変換素子22a〜22kとを備
えている。電力変換素子22a〜22kは、無停電電源
装置の正面から見て左右の横方向に分けられていて(図
8)第1群の電力変換素子22a〜22c、22g〜2
2iおよび第2群の電力変換素子22d〜22f、22
j〜22kが構成されていて、それぞれ第1および第2
の冷却フィンユニット20aおよび20b上に取付られ
ている。冷却フィンユニット20aおよび20bはそれ
ぞれ上面に電力変換素子22a〜22kを搭載し、下面
に多数の冷却フィン(図示してない)を持つ放熱体であ
る。冷却フィンユニット20aおよび20bはその冷却
空気出口側の端部を互いに対向させて配置されており、
対向配置された冷却フィンユニット20a、20bの吸
気側端部である外端(無停電電源装置の側面側)には第
1および第2の冷却ファン21aおよび21bが設けら
れている。
【0024】第1群電力変換素子22a〜22c、22
g〜22iおよび第2群の電力変換素子22d〜22
f、22j〜22kの間、即ち冷却フィンユニット20
aと20bの内端の間には、冷却フィンユニット20a
および20bを通って流れて第1群電力変換素子22a
〜22c、22g〜22iおよび第2群の電力変換素子
22d〜22f、22j〜22kを冷却して来た冷却風
の流れの方向を変え、それぞれ別個の流れとして下段の
第2の棚部分5bに向けて排出する遮蔽板25を有する
導風装置が設けられている。第1段棚部分5aと第2段
棚部分5bとの間の棚板5cには開口26が設けられて
いて、導風装置によって案内された冷却風が、開口26
を通って第1段棚部分5aから第2段棚部分5bに供給
されるようにしてある。
【0025】第2段棚部分5bには図示の例では3台の
コンバータ入力LCフィルタ用あるいはインバータ出力
LCフィルタ用のリアクトル24a、24b、24cが
無停電電源装置の横方向に並べて収納され支持されてい
て、第1群電力変換素子22a〜22c、22g〜22
iおよび第2群の電力変換素子22d〜22f、22j
〜22kを通り、開口26を通って流れて来た冷却風に
よりこれらリアクトル24a、24b、24cを冷却す
るようにしてある。開口26はリアクトル24a、24
b、24cで構成されたリアクトル群のほぼ中央部分に
冷却空気を供給し、冷却空気は、周囲を囲む支持構造体
5の棚部分が導管の作用をするために、そこから互いに
反対方向にそれぞれ別個の外向きの流れとして再び無停
電電源装置の側面側に排出される。
【0026】このような無停電電源装置によれば、電力
変換素子を搭載した冷却フィンユニットの側面両側に内
向きの冷却空気の流れを発生するように冷却ファンを設
け、電力変換素子あるいは冷却フィンユニットを2群に
分けてその間に遮蔽板である導風装置を設けて互いに反
対方向から流入してくる冷却空気が互いに干渉しないよ
うにするとともに流れの方向を変え、下段の棚部分に供
給してそこから再び側面に向かう2つの流れとなり、そ
こに設けられているリアクトル群を冷却し、無停電電源
装置の側面側に排気されるようにしてある。従って、複
数のリアクトル24a、24b、24cにはほぼ均等な
温度の冷却風が供給されることになり、各リアクトル2
4a、24b、24cの冷却がほぼ均等に行われること
になる。また、冷却空気の流れ経路の長さが比較的短
く、冷却空気の温度が高くなってしまうことがない。ま
た、冷却ファンが横並びに配置されておらず、向かい合
わせに軸整列した状態で配置されているので、奥行き方
向の寸法を小さくできる。なお、ここでは冷却ファンを
無停電電源装置の側面に取付る例を説明したが、冷却フ
ァンを前面と後面とに配置して、冷却空気が前後に流れ
るようにしても同様の効果が得られる。
【0027】
【発明の効果】以上の如く本発明の無停電電源装置によ
る効果は次の通りである。 (1)無停電電源装置は、複数のバッテリーと、これら
複数のバッテリーを纏めて支持してバッテリーユニット
を形成する支持フレームと、上記バッテリーユニットを
支持する支持構造体と、上記支持フレームを上記支持構
造体に固定する固定装置とを備えたものであるので、バ
ッテリーの設置、取り外しが容易であり、バッテリー交
換作業を迅速に効率的に行うことができる。
【0028】(2)上記支持フレームが上端の開いたト
レイであるので、バッテリーのユニットとしての取り扱
いが容易である。
【0029】(3)上記支持構造体が、上記支持フレー
ムに係合して上記支持フレームの移動を制限して案内す
るガイドレールを備えているので、支持構造体に対する
着脱が滑らかに安全に行える。
【0030】(4)上記支持構造体が、上記支持フレー
ムが上記支持構造体内の収納位置にあるときに上記支持
フレームに係合して上記支持フレームの上方への移動を
阻止する係合部を備えているので、バッテリーユニット
の着脱や取り扱いがより安全容易である。
【0031】(5、7)無停電電源装置は、インバータ
直流電源用の複数のコンデンサと、上記コンデンサの正
極を並列接続する正極側導体と、上記コンデンサの負極
を並列接続する負極側導体と、上記コンデンサの負極と
正極とを直列接続するアース導体とを備え、上記アース
導体は、上記コンデンサを直列接続する直列接続導体
と、上記直列接続導体を並列接続する並列接続導体とを
備えている。従って、インバータから発生するリップル
電流が直流負極側直流コンデンサ10c、10dに分流
する電流を確実に均等にすることができる。
【0032】(6、8)無停電電源装置は、支持構造体
と、上記支持構造体内に収納され、第1群および第2群
の複数の電力変換素子と、上記支持構造体内でに収納さ
れた複数のコンバータ入力LCフィルタ用あるいはイン
バータ出力LCフィルタ用のリアクトルと、上記第1群
電力変換素子および上記第2群電力変換素子にそれぞれ
冷却風を供給する第1および第2の冷却ファンと、上記
第1群電力変換素子および上記第2群電力変換素子の間
に設けられ、上記第1群電力変換素子および上記第2群
電力変換素子を通って流れて来た冷却風を上記リアクト
ルに供給し、それぞれ別個の流れとして排出する導風装
置とを備えている。従って、複数のリアクトルにほぼ均
等な温度の冷却風を供給することができ、各リアクトル
の冷却がほぼ均等に行われる。また、冷却空気の流れ経
路の長さが比較的短いために冷却空気の温度が高くなっ
てしまうことがなく、リアクトルも充分に冷却すること
ができる。また、冷却ファンが横並びに配置されておら
ず、向かい合わせに軸整列した状態で配置されているの
で、奥行き方向の寸法を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の無停電電源装置のバッテリーユニ
ットの一実施形態を示す概略斜視図である。
【図2】 図1の無停電電源装置のバッテリーユニット
の概略側面断面図である。
【図3】 この発明の無停電電源装置のバッテリーユニ
ットの他の実施形態を示す概略正面断面図である。
【図4】 図3の無停電電源装置バッテリーユニット概
略平面むん断面図である。
【図5】 この発明の無停電電源装置のバッテリーユニ
ットのさらに他の実施形態を示す概略側面断面図であ
る。
【図6】 この発明の無停電電源装置のインバータ直流
電源用の複数のコンデンサの接続状態を示す概略平面図
である。
【図7】 この発明の無停電電源装置の電力変換素子と
冷却フィンユニットとを示す概略平面断面図である。
【図8】 図7の無停電電源装置の電力変換素子と冷却
フィンユニットとを示す概略正面断面図である。
【図9】 従来の無停電電源装置のバッテリーを示す概
略斜視図である。
【図10】 図9の無停電電源装置のバッテリーの概略
正面断面図である。
【図11】 従来の無停電電源装置のインバータ直流電
源用の複数のコンデンサの接続状態を示す概略平面図で
ある。
【図12】 従来の無停電電源装置の電力変換素子と冷
却フィンユニットとを示す概略平面断面図である。
【図13】 図12の無停電電源装置の電力変換素子と
冷却フィンユニットとを示す概略正面断面図である。
【符号の説明】
1 バッテリーユニット、1a,1b バッテリー、4
支持フレーム、5支持構造体、5d 係合部、6 固
定装置、7a、7b ガイドレール、10a〜10d
コンデンサ、11a 正極側導体、11b アース導
体、11c 負極側導体、11d、11e 直列接続導
体部分、11f 並列接続導体部分、21a、21b
冷却ファン、22a−22k 電力変換素子、24a−
24cリアクトル、25 導風装置。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のバッテリーと、これら複数のバッ
    テリーを纏めて支持してバッテリーユニットを形成する
    支持フレームと、上記バッテリーユニットを支持する支
    持構造体と、上記支持フレームを上記支持構造体に固定
    する固定装置とを備えた無停電電源装置。
  2. 【請求項2】 上記支持フレームが上端の開いたトレイ
    である請求項1記載の無停電電源装置。
  3. 【請求項3】 上記支持構造体が、上記支持フレームに
    係合して上記支持フレームの移動を制限して案内するガ
    イドレールを備えた請求項1あるいは2記載の無停電電
    源装置。
  4. 【請求項4】 上記支持構造体が、上記支持フレームが
    上記支持構造体内の収納位置にあるときに上記支持フレ
    ームに係合して上記支持フレームの上方への移動を阻止
    する係合部を備えた請求項1乃至3のいずれか記載の無
    停電電源装置。
  5. 【請求項5】 インバータ直流電源用の複数のコンデン
    サと、上記コンデンサの正極を並列接続する正極側導体
    と、上記コンデンサの負極を並列接続する負極側導体
    と、上記コンデンサの負極と正極とを直列接続するアー
    ス導体とを備え、上記アース導体は、上記コンデンサを
    直列接続する直列接続導体と、上記直列接続導体を並列
    接続する並列接続導体とを備えてなる請求項1乃至4の
    いずれか記載の無停電電源装置。
  6. 【請求項6】 支持構造体と、上記支持構造体内に収納
    され、第1群および第2群の複数の電力変換素子と、上
    記支持構造体内に収納された複数のコンバータ入力LC
    フィルタ用あるいはインバータ出力LCフィルタ用のリ
    アクトルと、上記第1群電力変換素子および上記第2群
    電力変換素子にそれぞれ冷却風を供給する第1および第
    2の冷却ファンと、上記第1群電力変換素子および上記
    第2群電力変換素子の間に設けられ、上記第1群電力変
    換素子および上記第2群電力変換素子を通って流れて来
    た冷却風を上記リアクトルに供給し、それぞれ別個の流
    れとして排出する導風装置とを備えた請求項1乃至5の
    いずれか記載の無停電電源装置。
  7. 【請求項7】 インバータ直流電源用の複数のコンデン
    サと、上記コンデンサの正極を並列接続する正極側導体
    と、上記コンデンサの負極を並列接続する負極側導体
    と、上記コンデンサの負極と正極とを直列接続するアー
    ス導体とを備え、上記アース導体は、上記コンデンサを
    直列接続する直列接続導体と、上記直列接続導体を並列
    接続する並列接続導体とを備えてなる無停電電源装置。
  8. 【請求項8】 支持構造体と、上記支持構造体内に収納
    され、第1群および第2群の複数の電力変換素子と、上
    記支持構造体内でに収納された複数のコンバータ入力L
    Cフィルタ用あるいはインバータ出力LCフィルタ用の
    リアクトルと、上記第1群電力変換素子および上記第2
    群電力変換素子にそれぞれ冷却風を供給する第1および
    第2の冷却ファンと、上記第1群電力変換素子および上
    記第2群電力変換素子の間に設けられ、上記第1群電力
    変換素子および上記第2群電力変換素子を通って流れて
    来た冷却風を上記リアクトルに供給し、それぞれ別個の
    流れとして排出する導風装置とを備えた無停電電源装
    置。
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