JP2002006112A - レンズシート及びその製造方法と、透過型スクリーン - Google Patents

レンズシート及びその製造方法と、透過型スクリーン

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JP2002006112A
JP2002006112A JP2000191008A JP2000191008A JP2002006112A JP 2002006112 A JP2002006112 A JP 2002006112A JP 2000191008 A JP2000191008 A JP 2000191008A JP 2000191008 A JP2000191008 A JP 2000191008A JP 2002006112 A JP2002006112 A JP 2002006112A
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Hiroshi Sekiguchi
博 関口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像光を遮ることなく、外光の影響を抑えて
コントラストの高いレンズシート及びその製造方法と、
透過型スクリーンを提供する。 【解決手段】 入光側に単位レンチキュラーレンズ14
を垂直方向に複数並べて設ける。出光側には、全反射面
12により全反射した映像光を出光する単位偏向凸形状
15を水平方向に複数並べて設け、その出光部11が、
単位レンチキュラーレンズ14が映像光を集光する位置
になるように配置する。これにより、出光部11以外の
非出光部16からは、映像光が出光しないので、この上
に遮光層16Bを形成して、外光によるコントラストの
低下を最小限とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入光側及び出光側
の双方に、単位光学要素を複数並べて配置されたレンズ
シート及びその製造方法と、透過型スクリーンに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、光源と、この光源からの画像
を投影するための透過型スクリーンとを備えた背面投射
型プロジェクションテレビに代表される映像表示装置が
知られている。これらの装置に使用される透過型スクリ
ーンとしては、一般にフレネルレンズシートとレンチキ
ュラーレンズシートとを組み合わせたものが知られてい
る。従来の透過型スクリーンは、出光側から来る外光が
透過型スクリーン表面で反射する表面反射外光、及び、
出光側から透過型スクリーンに入光した後、内面反射し
て再び出光側へ出光する再出光外光の影響により、観察
される画像のコントラストが低下することが知られてい
る。これらの外光の影響を低減するために、特開平2−
191930号公報に開示された透過型スクリーンは、
出光面以外の側面に遮光層を設け、外光の反射及び再出
光を防止していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の透過型スクリーンは、映像光が出光する部分を遮らず
に遮光層を設けることができる面積が、出光面全体の面
積に対して、60%程度であったため、残りの40%の
部分に関しては、外光の影響を抑えることができず、コ
ントラストの低下を生じてしまうという問題があった。
【0004】本発明の課題は、映像光を遮ることなく、
外光の影響を抑えてコントラストの高いレンズシート及
びその製造方法と、透過型スクリーンを提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項1の発明は、入光する映像光(L)を第1
の方向に集光する微小な単位集光部(14)を入光側に
複数並べて設けた集光手段(18)と、前記単位集光部
を通過した前記映像光を前記第1の方向と略直交する第
2の方向に偏向する微小な単位偏向部(15)を出光側
に複数並べて設けた偏向手段(19)と、前記単位偏向
部上にあって、前記単位集光部により集光され、かつ、
前記単位偏向部により偏向された前記映像光が出光する
出光部(11)と、前記単位偏向部上にあって、前記出
光部以外の非出光部(16)とを有する出光面と、前記
非出光部上に設けられ、不要な光を吸収及び/又は遮光
する遮光層(16B)とを備えるレンズシート(10,
20)である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のレン
ズシート(10,20)において、前記集光手段(1
8)は、前記出光面付近に焦点を有するレンチキュラー
レンズであることを特徴とするレンズシートである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のレンズシート(10,20)において、前記単
位偏向部(15)は、その断面形状が、略台形であっ
て、前記台形の下底に相当する側から入光する前記映像
光を、斜辺を全反射部(12)として全反射し、上底に
相当する部分を出光部として前記映像光を出光すること
を特徴とするレンズシートである。
【0008】請求項4の発明は、請求項4に記載のレン
ズシート(20)において、前記単位偏向部は、前記全
反射部に屈折率の低い低屈折率層(17)を有すること
を特徴とするレンズシートである。
【0009】請求項5の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載のレンズシート(10,2
0)を製造する製造方法であって、前記出光面上に感光
性樹脂(21)を塗布する感光性樹脂塗布工程と、前記
単位集光部により集光した光を用いて前記感光性樹脂を
感光させる感光工程と、感光した前記感光性樹脂のみを
除去又は残す不要部除去工程とを備えることを特徴とす
るレンズシートの製造方法である。
【0010】請求項6の発明は、請求項1から請求項4
までのいずれか1項に記載のレンズシート(10,2
0)と、前記レンズシートとは別であって、光を制御す
る機能を有する1以上のレンズシート(30)とを備え
る透過型スクリーンである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照しながら、本
発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明による透過型スクリー
ンに使用するレンズシート10の第1実施形態の拡大斜
視図である。レンズシート10は、出光側に、稜線を垂
直方向に向けた単位偏向凸形状15を、水平方向に複数
並べた偏向手段19を設けており、更に、入光側に、稜
線を水平方向に向けた単位レンチキュラーレンズ14
を、垂直方向に複数並べた集光手段を設けたものであ
り、屈折率n1 =1.57のAS共重合体を基材として
形成されている。
【0012】単位偏向凸形状15は、出光側の面に複数
並べて設けられ、映像光を全反射して偏向することによ
り、映像光の出光方向を制御する単位偏向部であり、本
実施形態では、水平方向の断面形状が、正台形形状をし
ており、水平方向の出光を制御する。台形の上底に相当
する部分には、出光部11と非出光部16があり、非出
光部16の上には、遮光層16Bが設けられている。
【0013】図2は、レンズシート10の使用例を示し
た図である。レンズシート10は、フレネルレンズシー
ト30と組み合わされることにより、透過型スクリーン
を成し、例えば、プロジェクションテレビ等に使用され
る。フレネルレンズシート30は、図示しない映像投影
装置から投影された映像光を、略平行に出光し、レンズ
シート10へと導くためのシートである。
【0014】図3は、レンズシート10の出光部11を
通る水平断面図である。レンズシート10は、a=0.
1mm,b=0.26mm,h=0.65mmの正台形
形状を単位偏向凸形状15としており、単位偏向凸形状
15の斜面を全反射面12として、入光する映像光を偏
向する。尚、全反射面12が入光面14aとなす角度α
≒83°である。
【0015】全反射面12上には、低屈折率遮光層13
が形成されている。低屈折率遮光層13は、PMMA
(アクリル樹脂)をベースとした素材により形成されて
いるので、屈折率n2 =1.49の低屈折率層であり、
かつ、外光の遮光及び吸収も行う光吸収層でもある。
【0016】フレネルレンズシート30により略平行光
とされた映像光Lは、入光面14aに垂直に入光し、全
反射面12に入射角α=83°で入射する。ここで、全
反射面12における臨界角を求めると、以下のようにな
る。
【0017】
【数1】
【0018】よって、映像光Lは、全反射面12におい
て全反射して出光部11へ向かう。
【0019】ここで、出光部11に入射する入射角β1
は、幾何学的にβ1 =180−2αにより求まるので、
α=83°とすると、β1 =180−2×83=14°
となる。最終的な出光角度β0 は、以下の式により求ま
り、約22.3°の角度で出光部11から出光する。
【0020】
【数2】
【0021】一方、全反射を行わずに、出光部11から
直接出光する映像光も存在するので、レンズシート10
から出光する映像光は、法線方向を0°として、0°か
ら±22.3°の範囲に広がって出光する。
【0022】図4は、レンズシート10の出光部11を
通る垂直断面図である。入光側に複数並べて設けられた
単位レンチキュラーレンズ14は、長軸の長さc=2m
m,短軸の長さd=0.77mmである楕円の一部を、
ピッチP=0.26mmの幅で切り取った断面形状をし
たレンズであり、平行な映像光が入光すると、単位レン
チキュラーレンズ14の頂点から1.64mm離れた位
置(焦点)に集光する。本実施形態のレンズシート10
は、厚さt=1.64mmとしているので、単位レンチ
キュラーレンズ14に入光した平行な映像光は、出光部
11に集光する。単位レンチキュラーレンズ14により
集光して出光部11に達する映像光は、0°から±γ1
の範囲の映像光であり、これらは、出光部11において
更に屈折し、0°から±γ2の範囲で出光する。本実施
形態では、γ1=4.6°であり、γ2=7.2°であ
る。したがって、映像光は、0°から±7°の範囲に広
がることになる。
【0023】図4に示したように、垂直方向の断面内に
おいては、映像光は、出光部11に集光して出光するの
で、出光部11は、ごく僅かな面積があれば足りる。観
察される映像のコントラストを向上させるためには、レ
ンズシート10の表面での外光の反射光、レンズシート
内に入光した外光による迷光が再度出光することを少な
くすることが有効であり、本来の映像光を遮らない範囲
内において、できる限り遮光層を多くすることが望まし
い。本実施形態では、必要な出光部11以外の非出光部
16の上には、遮光層16Bが設けられ(図1参照)、
その面積は、単位偏向凸形状15の上底部分の面積の8
0%を占めている。
【0024】本実施形態におけるレンズシート10と同
形状で、遮光層16Bを設けず、全反射面12上に設け
た低屈折率遮光層13のみとした場合には、出光面に占
める遮光部分の面積比(投影面積により計算、以下同
じ)は、61.5%である。本実施形態のレンズシート
10は、残りの部分の80%に遮光層16Bを設けてい
るので、出光部11の占める面積比は、以下のように
7.7%となる。 (100−61.5)×0.2=7.7% したがって、残りの92.3%は、全て低屈折率遮光層
13又は遮光層16Bである。
【0025】図5は、レンズシート10に遮光層16B
を形成する方法を示す図である。図5(1)は、水平方
向の断面図であり、図5(2)〜(5)は、出光面を含
む垂直断面図である。以下、図5に基づき、レンズシー
ト10へ遮光層16Bをホトリソグラフィー法により形
成する方法を説明する。
【0026】(1)単位偏向凸形状15の台形の上底に
相当する出向面となる部分に、感光性樹脂21として日
合モートン製NCP315をコーティングする。
【0027】(2)感光性樹脂21を感光させるため
に、入光側から平行光Aを照射する。単位レンチキュラ
ーレンズ17は、この平行光Aを集光させるので、感光
性樹脂21は、平行光Aが通過する部分だけが、感光す
る。
【0028】(3)感光しなかった感光性樹脂21を、
レンズシート10から除去する。これは、感光していな
い感光性樹脂のみを溶解することができる薬品(炭酸ソ
ーダ10%水溶液)により行い、感光済樹脂21―2を
残す。
【0029】(4)出光面上の感光済樹脂21−2が残
っていない部分(すなわち、非出光部16)に遮光層1
6Bをコーティングする。
【0030】(5)最後に、感光済樹脂21−2を、薬
品(水酸化ナトリウム3%水溶液)により除去して、出
光部11以外の部分に遮光層16Bを形成したレンズシ
ート10が完成する。このような工程により、遮光層1
6Bを形成することにより、映像光が実際に通過する部
分のみを出光部11として残し、その他の部分(非有効
部)は、遮光層16Bとすることができる。
【0031】本実施形態によれば、水平方向及び垂直方
向の2方向に遮光層16B及び低屈折率遮光層13を設
けることができるので、光吸収層が出光面に占める割合
を90%以上にすることができ、外光の影響によるコン
トラストの低下を防止することができる。
【0032】(第2実施形態)図6は、本発明の第2実
施形態のレンズシート20の出光部11を通る水平断面
図である。第2実施形態におけるレンズシート20は、
第1実施形態におけるレンズシート10の全反射面12
を含む出光側の全面に、低屈折率層17を設け、更に、
全反射面12の上に、遮光層13−2を設けた形態であ
る。尚、低屈折率層17及び遮光層13−2以外の部分
については、第1実施形態と同様であるので、重複する
説明は、省略する。
【0033】低屈折率層17は、レンズシート20の出
光側の全面に層厚均等に形成された層であり、基材部分
のAS共重合体と比較して光学的に疎、すなわち屈折率
が低い素材で形成されている。具体的には、PMMA
(アクリル樹脂)を素材とし、屈折率n2 =1.49で
あり、層厚Z=0.01mmである。したがって、第1
実施形態と同様に、映像光Lは、全反射面12において
全反射して、出光部11へ向かう。尚、低屈折率層17
は、層厚均等に形成され、層厚も非常に薄いので、出光
する映像光の出光角度への影響は、実質的にはない。
【0034】遮光層13−2は、外光の遮光及び吸収も
行う光吸収遮光層である。低屈折率層17が設けられて
いるので、遮光層13−2は、屈折率を低屈折率とする
必要がない。したがって遮光層13−2に使用する材料
の選択肢が広がり、製造が容易となる。
【0035】本実施形態によれば、低屈折率層17を新
たに設けたので、遮光層13−2の屈折率を低屈折率と
する必要がなく、第1実施形態による効果に加えて、更
に、遮光層13−2に使用する材料の選択肢が広がり、
製造が容易となる。
【0036】(変形形態)以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。
【0037】(1)各実施形態において、遮光層16B
は、ホトリソグラフィー法により形成する例を示した
が、これに限らず、例えば、位置合わせを厳密に行えば
シルクスクリーン印刷等の印刷工程により、形成しても
よい。
【0038】(2)各実施形態において、単位レンチキ
ュラーレンズ14を入光側の面に垂直方向に複数並べて
設け、単位偏向凸形状15は、出光側の面に水平方向に
複数並べて設けた例を示したが、これに限らず、例え
ば、単位レンチキュラーレンズ14を入光側の面に水平
方向に複数並べて設け、単位偏向凸形状15は、出光側
の面に垂直方向に複数並べて設けてもよい。
【0039】(3)各実施形態において、レンズシート
10及び20の基材及び低屈折率層17には、必要に応
じて、例えば、有機樹脂ビーズ等を混入して、光を拡散
させるための拡散材の効果も持たせてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項1の
発明によれば、単位集光部を入光側に複数並べて設けた
集光手段と、単位偏向部を出光側に複数並べて設けた偏
向手段と、非出光部上に設けられ、不要な光を吸収及び
/又は遮光する遮光層とを備えたので、遮光層の面積を
広くとることができ、外光の反射及び入光した外光によ
る迷光の再出光を少なくすることができ、映像のコント
ラストを高くすることができる。
【0041】請求項2の発明によれば、集光手段は、出
光面付近に焦点を有するレンチキュラーレンズであるの
で、出光部を狭くすることができ、映像のコントラスト
をより高くすることができる。
【0042】請求項3の発明によれば、単位偏向部は、
その断面形状が、略台形であって、斜辺を全反射部と
し、上底に相当する部分を出光部として映像光を出光す
るので、出光部をより狭くすることができる。
【0043】請求項4の発明によれば、単位偏向部は、
全反射部に低屈折率層を有するので、その上に設けられ
る光吸収遮光層を自由に選択することができる。
【0044】請求項5の発明によれば、感光性樹脂塗布
工程と、単位集光部により集光した光を用いた感光工程
と、不要部除去工程とによりレンズシートの遮光層を形
成するので、簡単な製造工程であっても、遮光層の位置
を高精度に形成することができる。
【0045】請求項6の発明によれば、本発明によるレ
ンズシートと、レンズシートとは別であって、光を制御
する機能を有する1以上のレンズシートとを備える透過
型スクリーンであるので、本発明によるレンズシートに
入光する映像光を、正しく平行光として入光させること
ができ、映像光を無駄なく出光させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】レンズシート10の第1実施形態の拡大斜視図
である。
【図2】レンズシート10の使用例を示した図である。
【図3】レンズシート10の出光部11を通る水平断面
図である。
【図4】レンズシート10の出光部11を通る垂直断面
図である。
【図5】レンズシート10に遮光層16Bを形成する方
法を示す図である。
【図6】第2実施形態のレンズシート20の出光部11
を通る水平断面図である。
【符号の説明】
10,20 レンズシート 11 出光部 12 全反射面 13 低屈折率遮光層 13−2 遮光層 14 単位レンチキュラーレンズ 15 単位偏向凸形状 16 非出光部 16B 遮光層 17 低屈折率層 21 感光性樹脂 30 フレネルレンズシート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入光する映像光を第1の方向に集光する
    微小な単位集光部を入光側に複数並べて設けた集光手段
    と、 前記単位集光部を通過した前記映像光を前記第1の方向
    と略直交する第2の方向に偏向する微小な単位偏向部を
    出光側に複数並べて設けた偏向手段と、 前記単位偏向部上にあって、前記単位集光部により集光
    され、かつ、前記単位偏向部により偏向された前記映像
    光が出光する出光部と、前記単位偏向部上にあって、前
    記出光部以外の非出光部とを有する出光面と、 前記非出光部上に設けられ、不要な光を吸収及び/又は
    遮光する遮光層と、 を備えるレンズシート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のレンズシートにおい
    て、 前記集光手段は、前記出光面付近に焦点を有するレンチ
    キュラーレンズであること、 を特徴とするレンズシート。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のレンズシ
    ートにおいて、 前記単位偏向部は、その断面形状が、略台形であって、 前記台形の下底に相当する側から入光する前記映像光
    を、斜辺を全反射部として全反射し、上底に相当する部
    分を出光部として前記映像光を出光すること、 を特徴とするレンズシート。
  4. 【請求項4】 請求項4に記載のレンズシートにおい
    て、 前記単位偏向部は、前記全反射部に屈折率の低い低屈折
    率層を有すること、 を特徴とするレンズシート。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載のレンズシートを製造する製造方法であって、 前記出光面上に感光性樹脂を塗布する感光性樹脂塗布工
    程と、 前記単位集光部により集光した光を用いて前記感光性樹
    脂を感光させる感光工程と、 感光した前記感光性樹脂のみを除去又は残す不要部除去
    工程と、 を備えることを特徴とするレンズシートの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4までのいずれか1
    項に記載のレンズシートと、 前記レンズシートとは別であって、光を制御する機能を
    有する1以上のレンズシートと、 を備える透過型スクリーン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009258754A (ja) * 2009-07-30 2009-11-05 Dainippon Printing Co Ltd 集光シート、面光源装置、集光シートの製造方法
KR101451933B1 (ko) * 2008-04-22 2014-10-16 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치 및 그에 포함되는 렌티큘러 시트

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