JP2002004961A - 気体混合系 - Google Patents

気体混合系

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JP2002004961A
JP2002004961A JP2000193294A JP2000193294A JP2002004961A JP 2002004961 A JP2002004961 A JP 2002004961A JP 2000193294 A JP2000193294 A JP 2000193294A JP 2000193294 A JP2000193294 A JP 2000193294A JP 2002004961 A JP2002004961 A JP 2002004961A
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gas
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main
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Hideaki Kume
英明 久米
Yoshiaki Kiyono
誉晃 清野
Sadaaki Muramatsu
完昭 村松
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/13Arrangement or layout of EGR passages, e.g. in relation to specific engine parts or for incorporation of accessories
    • F02M26/17Arrangement or layout of EGR passages, e.g. in relation to specific engine parts or for incorporation of accessories in relation to the intake system
    • F02M26/19Means for improving the mixing of air and recirculated exhaust gases, e.g. venturis or multiple openings to the intake system

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Supplying Secondary Fuel Or The Like To Fuel, Air Or Fuel-Air Mixtures (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主気体と副気体の混合を促進可能な気体混合
系を提供する。 【解決手段】 主気体通路T内に副気体を導入するた
め、スロットル弁SRVよりも下流側に連通した副気体
通路Cを備える気体混合系において、スロットル軸Z及
びこの軸Zの位置における主気体通路Tの長手方向Yの
双方に垂直な直線Xと通路内壁との2つの交点P1,P2
から主気体通路(内側管IP)の長手方向(Y方向)下
流側に沿って離隔した位置に、2つの開口部1,2が設
ける。開口部1,2を介して副気体通路Cは主気体通路
Tに連通している。θ1で規定される第1開口部1の周
方向長は、θ2で規定される第2開口部2の周方向長よ
りも短い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットル弁等の
弁の下流側において新気等の主気体と排気ガス等の副気
体とを混合する気体混合系に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス還流装置としては、ポジティ
ブクランクベンチレーション(PCV)弁を介してプロ
ーバイガスを還流するプローバイガス還流装置、エンジ
ンの排気ガスを還流する排気ガス再循環(EGR)装
置、キャニスタからのパージガス還流装置等が知られて
いる。
【0003】エンジンへのガス還流装置は、例えば、特
開平11−210560号公報に記載されている。新気
を主気体とし、排気ガスを副気体とすると、同公報にお
いては、主気体が通過する主気体通路の内壁を横断する
軸を中心に回転可能なスロットル弁と、主気体通路内に
副気体を導入するためスロットル弁よりも下流側に連通
した副気体通路とを備える気体混合系を開示している。
【0004】これらの混合気体はインテイクマニホール
ド(分岐管)上方のサージタンク内に導入され、しかる
後、分岐管を介してエンジンの各気筒内に導入される。
スロットル弁の下流側には気流の渦が形成される逆流領
域が存在するが、油等を含む副気体が逆流領域に導入さ
れた場合にはスロットル弁に油が付着することとなる。
したがって、同公報においては、逆流領域を避けて副気
体を主気体通路内に導入している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
気体混合系においては、単に主気体通路の周方向接線方
向に副気体を導入していただけなので、主気体と副気体
の混合が促進されない。本発明は、このような課題に鑑
みてなされたものであり、主気体と副気体の混合を促進
可能な気体混合系を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、第1の発明は、主気体が通過する主気体通路の内壁
を横断する軸を中心に回転可能な弁と、主気体通路内に
副気体を導入するため前記弁よりも下流側に連通した副
気体通路とを備える気体混合系において、前記軸及びこ
の軸の位置における主気体通路の長手方向の双方に垂直
な直線と内壁との2つの交点から主気体通路の長手方向
下流側に沿って離隔した位置に第1及び第2の開口部が
設けられ、該第1及び第2開口部を介して副気体通路は
主気体通路に連通していることを特徴とする。本発明で
は、弁の回転軸に対して特定の位置に開口部が2つ設け
られているので、主気体と副気体の混合を促進すること
ができる。
【0007】また、第2の発明は、上記第1の発明にお
いて、上記第1及び第2開口部のうち、第1及び第2開
口部の前記軸から最も離れた距離に存するそれぞれの箇
所から前記弁までの最短距離が遠い方を前記第1開口部
とし、前記第1開口部の前記主気体通路の周方向に沿っ
た長さは、前記第2開口部の前記主気体通路の周方向に
沿った長さよりも短いことを特徴とする。本発明におい
ては、弁が回転することによって傾く状態に併せて、そ
れぞれの開口部の周方向に長さを上記の如く設定するこ
とで、主気体と副気体の混合を促進することができる。
【0008】第3の発明は、上記第2の発明において、
主気体通路の周方向に沿った形状は円であり、前記第1
開口部の前記主気体通路の周方向に沿った長さは第1の
円弧で規定され、前記第2開口部の前記主気体通路の周
方向に沿った長さは第2の円弧で規定され、前記第1の
円弧を規定する2つの半径の成す角度は10度以上60
度以下であり、前記第2の円弧を規定する2つの半径の
成す角度は30度以上160度以下であることを特徴と
する。本発明においては、主気体と副気体の混合を促進
し、弁の下流側に形成される逆流領域への副気体の導入
を抑制することができる。
【0009】第4の発明は、上記第3の発明において、
前記第1の円弧を規定する2つの半径の成す角度は20
度以上40度以下であり、前記第2の円弧を規定する2
つの半径の成す角度は45度以上90度以下であること
を特徴とする。本発明においては、主気体と副気体の混
合を更に促進することができる。
【0010】第5の発明は、前記第1開口部の前記主気
体通路の長手方向に沿った長さは、前記第2開口部の前
記主気体通路の長手方向に沿った長さよりも長いことを
特徴とする。本発明においては、主気体と副気体の混合
を更に促進し、弁の下流側に形成される逆流領域への副
気体の導入を抑制することができる。
【0011】第6の発明は、前記第1開口部の前記主気
体通路の長手方向に沿った長さは、前記第2開口部の前
記主気体通路の長手方向に沿った長さの3倍以上である
ことを特徴とする。本発明においては、上記の如く範囲
が設定されているので、上述の混合及び抑制を確実に行
うことが可能となる。
【0012】第7の発明は、第1乃至第6の発明のいず
れか1つにおいて、前記主気体通路は、前記第1及び第
2開口部の下流側に隣接する内径が、この上流側に隣接
する内径よりも小さく設定された細径部と、該細径部と
前記第1及び第2開口部との間を接続し下流側に向かっ
て内径が徐々に細くなっている転移部とを有することを
特徴とする。本発明においては、主気体通路の内面から
気体が離れやすくなるため、主気体通路内の温度変化、
副気体が高熱を有する場合には、その温度上昇を抑制す
ることが可能となる。
【0013】第8の発明は、上記第7の発明において、
前記主気体通路の長手方向に垂直な平面と、前記転移部
の内面とが、上流から下流側に成す角度は30度以上6
0度以下であることを特徴とする。本発明においては、
上記の如く範囲が設定されているので、上述の気体混合
促進及び逆流領域への導入抑制に加えて温度変化抑制を
更に確実に行うことが可能となる。
【0014】第9の発明は、上記第1乃至第8の発明の
いずれか1つにおいて、前記第1及び第2開口部の下流
側において、前記主気体通路の径を拡大するように前記
主気体通路の周方向に沿って形成された段差を有するこ
とを特徴とする。本発明においては、段差において渦流
が発生するので、上記気体の混合を更に促進させ、且
つ、主気体通路の温度変化を抑制することができる。
【0015】第10の発明は、上記第9の発明におい
て、前記段差は、前記主気体通路の径を拡大するように
当該通路に管又はリング状の部材を繋ぐとこで形成され
ることを特徴とする。本発明によれば、上記段差を容易
且つ確実に形成することができる。
【0016】第11の発明は、上記第1乃至第10の発
明において、前記第2開口部は、局所的塞がされること
によって複数の開口に分割されていることを特徴とす
る。本発明においては、上記第2開口部の塞いだ部分に
は主気体が直接流れるので、副気体よりも主気体の温度
の影響が増長され、副気体が高温である場合には、その
温度上昇を抑制することができる。
【0017】第12の発明は、上記第1乃至第11の発
明のいずれか1つにおいて、前記第1及び/又は第2開
口部から前記主気体通路内に内に導入された前記副気体
の、前記第1及び/又は第2開口部よりも下流側に位置
する前記主気体通路の内面への直接接触を抑制可能な位
置に設けられた遮蔽部材を備えることを特徴とする。本
発明においては、遮蔽部材が副気体の主気体通路の内面
への直接接触を抑制可能な位置に設けられているので、
副気体による主気体通路の温度変化を抑制することがで
きる。
【0018】第13の発明は、上記第12の発明におい
て、前記遮蔽部材は金属からなる放熱板であることを特
徴とする。本発明においては、副気体が遮蔽部材に当た
ることにより、その熱が遮蔽部材に伝達され、したがっ
て、副気体の熱の影響を低減することができる。
【0019】第14の発明は、上記第13の発明におい
て、前記放熱板は前記主気体通路の内面の対向する部分
を横断しており、前記放熱板の表面は前記弁の軸に平行
であることを特徴とする。この場合、第1及び第2開口
部間を分割するように放熱板が配置されることになるの
で、いずれかの開口を介して導入された副気体が主気体
通路内の対向する内面へ当たるのを抑制することがで
き、これに伴う温度上昇を抑制することができる。
【0020】第15の発明は、第1乃至第11の発明の
いずれか1つにおいて、前記第1及び第2開口部の下流
側の前記主気体通路の内面に金属からなる放熱フィンが
固定され、前記放熱フィンは、前記主気体通路の管軸を
含み前記第1又は第2開口の中心を通る平面と交差しな
い位置に設けられていることを特徴とする。前記中心を
含む上記平面内においては、副気体の温度の影響が強
く、これが高熱である場合は放熱フィンの温度が上昇す
るが、本発明においては、この平面とは交差しない位置
に放熱フィンが設けられているので、放熱フィンが副気
体温度の直接の影響を受け難く、主気体及びこれと副気
体との混合気体を効率的に冷却することができる。
【0021】第16の発明は、第1の発明において、前
記第1及び第2開口部は、同軸配置された内側管及び外
側管のうち、前記内側管に開口を形成し、前記内側管の
長手方向両端部と前記外側管の内面との間を閉塞するこ
とによって形成され、前記第1及び第2開口を介して前
記副気体通路から前記副気体が導入可能なように前記外
側管と前記副気体通路とは連通させられ、前記主気体通
路は前記内側管の内面及びこれより下流側の前記外側管
の内面を含むことを特徴とする。本発明によれば、第1
及び第2開口を容易に形成することができる。
【0022】第17の発明は、主気体が通過する主気体
通路の内壁を横断する軸を中心に回転可能な弁と、前記
主気体通路内に副気体を導入するため前記弁よりも下流
側に連通した副気体通路とを備える気体混合系におい
て、前記軸及びこの軸の位置における前記主気体通路の
長手方向の双方に垂直な直線と前記内壁との2つの交点
のうちの1つから前記主気体通路の長手方向下流側に沿
って離隔した位置に第1の開口部が設けられ、該第1開
口部を介して前記副気体通路は主気体通路に連通してお
り、前記主気体通路の周方向に沿った形状は円であり、
前記第1開口部の前記主気体通路の周方向に沿った長さ
は第1の円弧で規定され、前記第1の円弧を規定する2
つの半径の成す角度は10度以上60度以下である。本
発明においては、第1開口部のみが規定されるが、この
場合においても、第1開口が上記位置に設けられ、その
周方向の長さが上記角度で規定される場合には、上述の
気体の混合を促進することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に係る気体混合
系について、内燃機関の排気ガス再循環(EGR)装置
を例に説明する。なお、説明において、同一要素には同
一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
【0024】図1は、エンジンEの周辺に位置するEG
R装置の斜視図である。エンジンEから排出された排気
ガス(副気体とする)はEGRパイプP及びEGRバル
ブVを介して気体混合装置GMに導入される。気体混合
装置GM内には、吸気管AITも接続されており、気体
混合装置GMには吸気管AITを介して新気(主気体と
する)が導入される。
【0025】気体混合装置GMにおいては主気体と副気
体とが混合され、この混合気体はサージタンクS内に流
れ、しかる後、分岐管(インテイクマニホールド)Mを
介してエンジンEの各気筒内に吸気される。そして、こ
れら一連の気体の流れを形成するシステム又は手法は気
体混合系を構成している。なお、サージタンクSは設計
に応じて省略することができる。
【0026】吸気管AITのスロットルボディ部BDY
内にはスロットル弁SRVが設けられており、スロット
ル弁SRVは新気の分岐管Mへの供給量を調整してい
る。なお、説明において、吸気管AITから気体混合装
置GMを介して分岐管Mに至る気体の経路を「主気体通
路」とする。また、EGRパイプPから気体混合装置G
Mに至るまでの気体の経路を「副気体通路」とする。
【0027】図2は気体混合装置GMの斜視図である。
スロットル弁SRVの下流側には概略円筒形のEGRア
ダプタ装置ADが設けられており、アダプタ装置ADは
樹脂製のスペーサRSを介してサージタンクS又はイン
テイクマニホールドMに連通している。アダプタ装置A
D内には、その軸方向Yに沿って吸気管AITから主気
体が導入され、その2箇所の開口部1,2からアダプタ
装置ADの径方向に沿って副気体が導入される。なお、
図1に示したEGRパイプPから流れてきた副気体は、
EGRバルブV及び接続管Cを介してアダプタ装置AD
の開口部1,2に流れ込む。
【0028】スロットル弁SRVはスロットル軸Zを中
心に回転することができ、この回転によって主気体のア
ダプタ装置ADへの供給量が変化する。スロットル軸Z
は略鉛直に延びている。
【0029】図3は図2に示した気体混合装置GMのア
ダプタ装置ADをY軸に垂直な平面で切った当該装置の
III−III矢印線断面図である。また、図4は図2
に示した気体混合装置GMを、アダプタ装置ADの中心
軸で折れ曲がるY軸に平行な2つの平面で開口部1、2
及び接続管Cの中心を含むように切った当該装置のIV
−IV矢印線断面図である。
【0030】同軸配置された内側管IP及び外側管OP
のうち、内側管IPに開口(スリット)1,2を形成
し、内側管IPの長手方向(Y軸方向)両端部と外側管
OPの内面との間を閉塞することによって第1及び第2
開口部1,2は形成される。第1及び第2開口部1,2
を介して副気体通路(接続管C)から副気体が導入可能
なように外側管OPと副気体通路とは連通させられ、主
気体通路は内側管IPの内面及びこれより下流側の外側
管OPの内面を含む。なお、この方法によれば、第1及
び第2開口部1,2は容易に形成することができる。
【0031】本装置は、主気体が通過する主気体通路の
内壁を横断する軸Zを中心に回転可能な弁(スロットル
弁)SRVと、主気体通路内に副気体を導入するためス
ロットル弁SRVよりも下流側に連通した副気体通路と
を備える気体混合系において、軸Z及びこの軸Zの位置
における主気体通路の長手方向Yの双方に垂直な直線X
と内壁との2つの交点P1,P2から主気体通路(内側管
IP)の長手方向(Y方向)下流側に沿って離隔した位
置に第1及び第2の開口部1,2が設けられており、第
1及び第2開口部1,2を介して副気体通路は主気体通
路に連通している。
【0032】本装置においては、スロットル弁SRVの
回転軸Zに対して特定の位置に開口部1,2が2つ設け
られているので、主気体と副気体の混合を促進すること
ができる。なお、これらの混合の原理等については後述
する。
【0033】第1及び第2開口部1,2のうち、第1及
び第2開口部1,2の軸Zから最も離れた距離に存する
それぞれの箇所からスロットル弁SRVまでの最短距離
が遠い方(図4における左側の開口)を第1開口部1と
する。図3のθ1で規定される第1開口部1の主気体通
路の周方向に沿った長さ(L1とする)は、θ2で規定
される第2開口部2の主気体通路の周方向に沿った長さ
(L2とする)よりも短い。
【0034】本装置においては、スロットル弁SRVが
回転することによって傾く状態に併せて、それぞれの開
口部1,2の周方向に長さを上記の如く設定すること
で、主気体と副気体の混合を促進することができる。
【0035】詳説すれば、主気体通路(内側管IP)の
周方向に沿った形状は円であり、第1開口部1の主気体
通路の周方向に沿った長さL1は第1の円弧で規定さ
れ、第2開口部2の主気体通路の周方向に沿った長さL
2は第2の円弧で規定され、第1の円弧を規定する2つ
の半径r11、r12の成す角度θ1は10度以上60
度以下であり、第2の円弧を規定する2つの半径r2
1、r22の成す角度θ2は30度以上160度以下で
ある。
【0036】本装置においては、主気体と副気体の混合
を促進し、スロットル弁SRVの下流側に形成される逆
流領域への副気体の導入を抑制することができる。
【0037】また、上記第1の円弧を規定する2つの半
径r11、r12の成す角度θ1は20度以上40度以
下であり、第2の円弧を規定する2つの半径r21、r
22の成す角度θ2は45度以上90度以下であること
が更に好ましい。本範囲であれば、主気体と副気体の混
合を更に促進することができる。
【0038】ここで、上記形状、位置及び範囲設定によ
る気体混合促進、逆流領域への副気体進行抑制の原理に
ついて説明する。
【0039】図5は、上記内側管IPを含む主気体通路
T近傍の気体通路の説明図である。図6は図3と同一形
式で主気体通路の管軸Yに垂直な面内におけるY方向に
流れる気体の分布を示す説明図である。図7は図4と同
一形式で主気体通路の管軸Yに平行な面内におけるY方
向に流れる気体の分布を示す説明図である。図8は図3
と同一形式で主気体通路の管軸Yに垂直な面内における
XZ平面内を流れる気体の分布を示す説明図である。な
お、気体の順方向流速については図示の通りであるが、
図7におけるスロットル弁SRVのY軸負方向に開いた
側が大きい。
【0040】図5に示すスロットル弁SRVの下流にお
いては、図6、図7の逆流領域で示される部分におい
て、気体は下流側からスロットル弁SRV側に流れてい
る。この逆流領域を除く順流領域は、Y軸周り(周方
向)について考えると、第1開口部1側においては、そ
の長さが短く、第2開口部2側においては、その長さが
長い。また、Y軸に平行な面内において考えると、第1
開口部1側においては、その長さが長く、第2開口部2
側においては、その長さが短い。スロットル軸Zに垂直
な方向から、この順流領域内に副気体を流せば、副気体
のスロットル弁SRV方向への逆流を抑制しつつ、主気
体との混合を促進させることができる。また、気流の成
分について考えると、図8に示すように、新気(主気
体)は開口部を避けて内側管IPの内壁沿いを第2開口
部2から第1開口部1方向に流れる。
【0041】したがって、上述の位置に第1及び第2開
口部1,2を設けることにより、副気体が逆流領域へ進
行し難くなり、順流領域に副気体が速い流れで引き込ま
れるので、主気体との混合が促進される。なお、副気体
が逆流を避けることにより、副気体に含まれる油等のス
ロットル弁SRVへの付着が抑制される。
【0042】また、図6を参照すると、第1開口部1で
規定される副気体のガス流入部Aは、副気体を順流に乗
せるように、その角度θ1(図3参照)を約60度以下
に設定し、第2開口部2で規定される副気体のガス流入
部Bは、副気体を順流に乗せるように、その角度θ2
(図3参照)を約160度以下に設定し、これらの確率
誤差及び最適値を考慮してその範囲は上述のように規定
した。、角度θ1、θ2の最適値は、それぞれ30度及
び70度である。
【0043】更に、副気体は主気体に比べて高熱であ
る。主気体通路の径方向に副気体は導入されるが、第1
及び第2開口部1,2以外の内側管IP両端部は閉塞し
ているので、副気体による主気体通路壁面の温度上昇は
抑制され、この閉塞領域に比較的低温の主気体が流れる
ので(図8)、壁面全体としては温度上昇を抑制するこ
とができる。
【0044】なお、一様に副気体を導入した場合に壁面
に伝達される熱量をQ、その面積をS、流速をUとし
て、閉塞領域が全体のa×100%であったとすると、
一般に、伝熱量は面積と流速に略比例するので、上記閉
塞領域を設けない場合においては、cを定数として、Q
=c×S×Uとなる。一方、上記閉塞領域を設けた場合
には、伝熱量Q’は、Q’=c×(1―a)S×U/
(1−a)=c×S×U=Qとなり、ガスからの伝熱量
は閉塞によっても変化しない。しかしながら、閉塞領域
を設けることにより、比較的低温の主気体(新気)が壁
面に当たるので、その分だけ、壁面が冷却されることと
なる。このような冷却を行うと、耐熱温度の低い部品、
例えば、上述の樹脂スペーサRS(図2参照)を用いる
ことができる。
【0045】上述のように、Y軸に平行な面内において
考えると、順流領域は、第1開口部1側においては、そ
の長さが長く、第2開口部2側においては、その長さが
短いものであった。
【0046】しかしながら、本例においては、第1開口
部1の主気体通路の長手方向Yに沿った長さH1は、第
2開口部2の主気体通路の長手方向Yに沿った長さH2
に等しい(図4参照)。このような場合おいても、上述
の如く一定の効果は見込まれるが、これらは異ならせた
方が好ましい。
【0047】次に、長さH1,H2を改良したものを最
適実施形態として、上記例においても適用されている装
置の細部構成ついて説明する。なお、以下において特段
の説明のない構成は、上述の例と同一である。また、以
下に説明される装置の細部構成及び改良点は、特段の説
明のない限り、上述及び後述のいずれの例にも適用可能
である。また、各改良点同士も組み合せることができ
る。以下、詳説する。
【0048】図9は図4と同一形式で示す気体混合装置
GMの断面図である。図10は内側管IPを含む主気体
通路T近傍の気体通路の説明図である。本例において
は、第1開口部1の主気体通路Tの長手方向Yに沿った
長さH1は、第2開口部2の主気体通路Tの長手方向Y
に沿った長さH2よりも長い。この場合、順流領域に効
率的に副気体が乗るので、主気体と副気体の混合を更に
促進し、スロットル弁SRVの下流側に形成される逆流
領域への副気体の導入を抑制することができる。
【0049】ここで、第1開口部1の主気体通路Tの長
手方向Yに沿った長さH1は、第2開口部2の主気体通
路Tの長手方向Yに沿った長さH2の3倍以上である。
CFD(数値流体力学)に基づくシミュレーションの結
果から、このように範囲を設定することにより、上述の
混合及び抑制を確実に行うことが可能となることが判明
した。
【0050】なお、開口部の下流側には、これに隣接し
て内径が徐々に小さくなる転移部TF、内径が小さい細
径部NDが順に位置し、これは放冷部(受熱部)を構成
する。
【0051】図11は図4と同一形式で気体混合装置G
Mの断面構成を示す当該装置の説明図である。図12
は、アダプタ装置ADのみを図11から抜き出して転移
部TFの角度θについて説明するための説明図である。
図13は、角度θと主気体通路Tの温度及び転移部TF
近傍の副気体濃度を示すグラフである。
【0052】主気体通路はT、第1及び第2開口部1,
2の下流側に隣接する内径が、この上流側に隣接する内
径よりも小さく設定された細径部NDと、細径部NDと
第1及び第2開口部1,2との間を接続し下流側に向か
って内径が徐々に細くなっている転移部TFとを有して
いる。
【0053】この場合、主気体通路Tの内面から気体が
離れやすくなるため、主気体通路T内の温度変化、すな
わち、副気体は高熱を有するので、その温度上昇を抑制
することが可能となる。また、油付着防止の観点から、
副気体の濃度も低い方が好ましい。そこで、主気体通路
Tの長手方向Yに垂直な平面と、転移部TFの内面と
が、上流から下流側に成す角度θは30度以上60度以
下であることが好ましい。本発明においては、上記の如
く範囲が設定されているので、上述の気体混合促進及び
逆流領域への導入抑制に加えて温度変化及び高濃度化抑
制を更に確実に行うことが可能となる。なお、θの最適
値は45度である。
【0054】なお、細径部NDの下流側には、段差ST
Pが設けられている。
【0055】図14は、図4と同一形式で気体混合装置
GMの断面構成を示す当該装置の説明図である。図15
は、円CIR内で示される段差STPのみを図14から
抜き出して転移部TFの角度θについて説明するための
説明図である。
【0056】本装置においては、第1及び第2開口部
1,2の下流側において、主気体通路Tの径を拡大する
ように主気体通路Tの周方向に沿って形成された段差S
TPを有する。段差STPにおいて渦流が発生するの
で、上記気体の混合を更に促進させ、且つ、主気体通路
Tの温度上昇を抑制することができる。副気体は高温ガ
スとして段差STPの上流側から流れてくるが、上記転
移部TF、細径部NDを通過するに従って徐々に温度が
低下し、段差STPで渦を巻く。
【0057】比較的温度の低い主気体(新気)は、この
位置において周方向から混入するので、段差STP部に
空気の層が形成され、高熱ガスが高温のままで接触する
のは段差STPよりも下流側となり、樹脂スペーサRS
が段差STPに位置する場合には、これの温度上昇を抑
制することもできる。なお、樹脂スペーサRSは、金属
スペーサや金属製ガスケットリングに置換してもよい。
【0058】この段差STPは、主気体通路Tの径を拡
大するように当該通路Tに管又はリング状の部材RS又
はSを繋ぐとこで形成される。したがって、本例によれ
ば、段差STPは容易且つ確実に形成することができ
る。
【0059】また、第2開口部2は、局所的塞がされる
ことによって複数の開口に分割されているように改良し
てもよい。
【0060】図16は、このような改良を加えた装置を
図3と同一形式で示す当該装置の断面図である。本装置
においては、第2開口部2の塞いだ部分には主気体が直
接流れるので、副気体よりも主気体の温度の影響が増長
される。副気体は高温であり、主気体は低温であるの
で、塞いだ部分の温度上昇を抑制することができる。
【0061】また、第1及び第2開口部1,2の下流側
に副気体の径方向の流れを抑制する遮蔽部材を配置して
もよい。
【0062】図17は、このような改良を加えた装置を
図3と同一形式で示す当該装置の断面図である。なお、
断面の位置は、開口部1,2よりも下流側である。ま
た、図18は、図17に示した装置の断面構成を図4と
同一形式で示す説明図である。
【0063】遮蔽部材SLDは、第1及び/又は第2開
口部1,2から主気体通路IP(T)内に内に導入され
た副気体の、第1及び/又は第2開口部1,2よりも下
流側に位置する主気体通路OP(T)の内面への直接接
触を抑制可能な位置に設けられている。
【0064】本装置においては、遮蔽部材SLDが副気
体の主気体通路OP(T)の内面への直接接触を抑制可
能な位置に設けられているので、副気体による主気体通
路の温度変化、すなわち、温度上昇を抑制することがで
きる。
【0065】得に、遮蔽部材SLDは金属からなる放熱
板であり、副気体が遮蔽部材SLDに当たることによ
り、その熱が遮蔽部材SLDに伝達され、したがって、
副気体の熱の影響を更に低減することができる。
【0066】放熱板SLDは主気体通路OP(T)の内
面の対向する部分を横断しており、放熱板SLDの表面
はスロットル軸Zに平行である。この場合、第1及び第
2開口部1,2間を分割するように放熱板SLDが配置
されることになるので、いずれかの開口部1,2を介し
て導入された副気体が主気体通路T内の対向する内面へ
当たるのを抑制することができ、これに伴う温度上昇を
抑制することができる。
【0067】また、主気体通路T内に放熱フィンを配置
することとしてもよい。
【0068】図19は、このような改良を加えた装置を
図17と同一形式で示す当該装置の断面図である。図2
0は図19に示した装置の断面構成を図18と同一形式
で示す説明図である。
【0069】本装置においては、第1及び第2開口部
1,2の下流側の主気体通路OP(T)の内面に金属か
らなる放熱フィンFが固定され、放熱フィンFは、主気
体通路OP(T)の管軸Yを含み第1又は第2開口部
1,2の中心を通る平面と交差しない位置に設けられて
いる。
【0070】前記中心を含む平面内においては、副気体
の温度の影響が強く、これは高熱であるので、放熱フィ
ンFの温度が上昇するが、本例においては、この平面と
は交差しない位置に放熱フィンFが設けられているの
で、放熱フィンFが副気体温度の直接の影響を受け難
く、主気体及びこれと副気体との混合気体を効率的に冷
却することができる。
【0071】なお、第1開口部1のみを有する気体混合
装置GMも提案される。
【0072】図21は、このような気体混合装置GMの
断面構成を図3と同一形式で示す当該装置の説明図であ
る。図22は図21に示した装置の断面構成を図4と同
一形式で示す説明図である。
【0073】本装置においては、主気体が通過する主気
体通路Tの内壁を横断する軸を中心に回転可能なスロッ
トル弁SRVと、主気体通路T内に副気体を導入するた
めスロットル弁SRVよりも下流側に連通した副気体通
路とを備える気体混合系において、スロットル軸Z及び
このスロットル軸Zの位置における主気体通路Tの長手
方向Yの双方に垂直な直線Xと前記内壁との2つの交点
P1,P2のうちの1つから主気体通路Tの長手方向下
流側に沿って離隔した位置に第1の開口部1が設けら
れ、第1開口部1を介して副気体通路は主気体通路に連
通しており、主気体通路Tの周方向に沿った形状は円で
あり、第1開口部1の主気体通路Tの周方向に沿った長
さは第1の円弧で規定され、前記第1の円弧を規定する
2つの半径の成す角度θ1は、上述のものと同様に、1
0度以上60度以下である。また、上述の例で説明され
た第2開口部2は閉塞している。
【0074】本装置においては、第1開口部1のみが規
定されるが、この場合においても、第1開口部1が上記
位置に設けられ、その周方向の長さが角度θ1で規定さ
れる場合には、上述の気体の混合を促進することができ
る。
【0075】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の気体混
合系においては、主気体と副気体の混合を促進すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンEの周辺に位置するEGR装置の斜視
図である。
【図2】気体混合装置GMの斜視図である。
【図3】図2に示した気体混合装置GMのアダプタ装置
ADをY軸に垂直な平面で切った当該装置のIII−I
II矢印線断面図である。
【図4】図2に示した気体混合装置GMを、アダプタ装
置ADの中心軸で折れ曲がるY軸に平行な2つの平面で
開口部1、2及び接続管Cの中心を含むように切った当
該装置のIV−IV矢印線断面図である。
【図5】内側管IPを含む主気体通路T近傍の気体通路
の説明図である。
【図6】図3と同一形式で主気体通路の管軸Yに垂直な
面内におけるY方向に流れる気体の分布を示す説明図で
ある。
【図7】図4と同一形式で主気体通路の管軸Yに平行な
面内におけるY方向に流れる気体の分布を示す説明図で
ある。
【図8】図3と同一形式で主気体通路の管軸Yに垂直な
面内におけるXZ平面内を流れる気体の分布を示す説明
図である。
【図9】図4と同一形式で示す気体混合装置GMの断面
図である。
【図10】内側管IPを含む主気体通路T近傍の気体通
路の説明図である。
【図11】図4と同一形式で気体混合装置GMの断面構
成を示す当該装置の説明図である。
【図12】アダプタ装置ADのみを図11から抜き出し
て転移部TFの角度θについて説明するための説明図で
ある。
【図13】角度θと主気体通路Tの温度及び転移部TF
近傍の副気体濃度を示すグラフである。
【図14】図4と同一形式で気体混合装置GMの断面構
成を示す当該装置の説明図である。
【図15】円CIR内で示される段差STPのみを図1
4から抜き出して転移部TFの角度θについて説明する
ための説明図である。
【図16】改良を加えた装置を図3と同一形式で示す当
該装置の断面図である。
【図17】改良を加えた装置を図3と同一形式で示す当
該装置の断面図である。
【図18】図17に示した装置の断面構成を図4と同一
形式で示す説明図である。
【図19】改良を加えた装置を図17と同一形式で示す
当該装置の断面図である。
【図20】図19に示した装置の断面構成を図18と同
一形式で示す説明図である。
【図21】気体混合装置GMの断面構成を図4と同一形
式で示す当該装置の説明図である。
【図22】図21に示した装置の断面構成を図3と同一
形式で示す説明図である。
【符号の説明】
1,2…開口部、A…ガス流入部、AD…アダプタ装
置、AIT…吸気管、B…ガス流入部、BDY…スロッ
トルボディ部、C…接続管(副気体通路)、CIR…
円、E…エンジン、F…放熱フィン、GM…気体混合装
置、IP…内側管(主気体通路)、M…インテイクマニ
ホールド、ND…細径部、OP…外側管、P…パイプ、
1,P2…交点、RS…樹脂スペーサ、S…サージタン
ク、SLD…遮蔽部材(放熱板)、SRV…スロットル
弁、STP…段差、T…主気体通路、TF…転移部、V
…バルブ、Z…スロットル軸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 25/08 F02M 25/08 N (72)発明者 村松 完昭 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G044 AA04 BA11 GA21 3G062 ED04 ED15

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主気体が通過する主気体通路の内壁を横
    断する軸を中心に回転可能な弁と、前記主気体通路内に
    副気体を導入するため前記弁よりも下流側に連通した副
    気体通路とを備える気体混合系において、前記軸及びこ
    の軸の位置における前記主気体通路の長手方向の双方に
    垂直な直線と前記内壁との2つの交点から前記主気体通
    路の長手方向下流側に沿って離隔した位置に第1及び第
    2の開口部が設けられ、該第1及び第2開口部を介して
    前記副気体通路は主気体通路に連通していることを特徴
    とする気体混合系。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2開口部のうち、第1及
    び第2開口部の前記軸から最も離れた距離に存するそれ
    ぞれの箇所から前記弁までの最短距離が遠い方を前記第
    1開口部とし、前記第1開口部の前記主気体通路の周方
    向に沿った長さは、前記第2開口部の前記主気体通路の
    周方向に沿った長さよりも短いことを特徴とする請求項
    1に記載の気体混合系。
  3. 【請求項3】 前記主気体通路の周方向に沿った形状は
    円であり、前記第1開口部の前記主気体通路の周方向に
    沿った長さは第1の円弧で規定され、前記第2開口部の
    前記主気体通路の周方向に沿った長さは第2の円弧で規
    定され、前記第1の円弧を規定する2つの半径の成す角
    度は10度以上60度以下であり、前記第2の円弧を規
    定する2つの半径の成す角度は30度以上160度以下
    であることを特徴とする請求項2に記載の気体混合系。
  4. 【請求項4】 前記第1の円弧を規定する2つの半径の
    成す角度は20度以上40度以下であり、前記第2の円
    弧を規定する2つの半径の成す角度は45度以上90度
    以下であることを特徴とする請求項3に記載の気体混合
    系。
  5. 【請求項5】 前記第1開口部の前記主気体通路の長手
    方向に沿った長さは、前記第2開口部の前記主気体通路
    の長手方向に沿った長さよりも長いことを特徴とする請
    求項2に記載の気体混合系。
  6. 【請求項6】 前記第1開口部の前記主気体通路の長手
    方向に沿った長さは、前記第2開口部の前記主気体通路
    の長手方向に沿った長さの3倍以上であることを特徴と
    する請求項5に記載の気体混合系。
  7. 【請求項7】 前記主気体通路は、前記第1及び第2開
    口部の下流側に隣接する内径が、この上流側に隣接する
    内径よりも小さく設定された細径部と、該細径部と前記
    第1及び第2開口部との間を接続し下流側に向かって内
    径が徐々に細くなっている転移部とを有することを特徴
    とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の気体混合
    系。
  8. 【請求項8】 前記主気体通路の長手方向に垂直な平面
    と、前記転移部の内面とが、上流から下流側に成す角度
    は30度以上60度以下であることを特徴とする請求項
    7に記載の気体混合系。
  9. 【請求項9】 前記第1及び第2開口部の下流側におい
    て、前記主気体通路の径を拡大するように前記主気体通
    路の周方向に沿って形成された段差を有することを特徴
    とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の気体混合
    系。
  10. 【請求項10】 前記段差は、前記主気体通路の径を拡
    大するように当該通路に管又はリング状の部材を繋ぐと
    こで形成されることを特徴とする請求項9に記載の気体
    混合系。
  11. 【請求項11】 前記第2開口部は、局所的塞がされる
    ことによって複数の開口に分割されていることを特徴と
    する請求項1乃至10のいずれか1項に記載の気体混合
    系。
  12. 【請求項12】 前記第1及び/又は第2開口部から前
    記主気体通路内に内に導入された前記副気体の、前記第
    1及び/又は第2開口部よりも下流側に位置する前記主
    気体通路の内面への直接接触を抑制可能な位置に設けら
    れた遮蔽部材を備えることを特徴とする請求項1乃至1
    1のいずれか1項に記載の気体混合系。
  13. 【請求項13】 前記遮蔽部材は金属からなる放熱板で
    あることを特徴とする請求項12に記載の気体混合系。
  14. 【請求項14】 前記放熱板は前記主気体通路の内面の
    対向する部分を横断しており、前記放熱板の表面は前記
    弁の軸に平行であることを特徴とする請求項13に記載
    の気体混合系。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2開口部の下流側の前
    記主気体通路の内面に金属からなる放熱フィンが固定さ
    れ、前記放熱フィンは、前記主気体通路の管軸を含み前
    記第1又は第2開口の中心を通る平面と交差しない位置
    に設けられていることを特徴とする請求項1乃至11の
    いずれか1項に記載の気体混合系。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2開口部は、同軸配置
    された内側管及び外側管のうち、前記内側管に開口を形
    成し、前記内側管の長手方向両端部と前記外側管の内面
    との間を閉塞することによって形成され、前記第1及び
    第2開口を介して前記副気体通路から前記副気体が導入
    可能なように前記外側管と前記副気体通路とは連通させ
    られ、前記主気体通路は前記内側管の内面及びこれより
    下流側の前記外側管の内面を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の気体混合系。
  17. 【請求項17】 主気体が通過する主気体通路の内壁を
    横断する軸を中心に回転可能な弁と、前記主気体通路内
    に副気体を導入するため前記弁よりも下流側に連通した
    副気体通路とを備える気体混合系において、前記軸及び
    この軸の位置における前記主気体通路の長手方向の双方
    に垂直な直線と前記内壁との2つの交点のうちの1つか
    ら前記主気体通路の長手方向下流側に沿って離隔した位
    置に第1の開口部が設けられ、該第1開口部を介して前
    記副気体通路は主気体通路に連通しており、前記主気体
    通路の周方向に沿った形状は円であり、前記第1開口部
    の前記主気体通路の周方向に沿った長さは第1の円弧で
    規定され、前記第1の円弧を規定する2つの半径の成す
    角度は10度以上60度以下であることを特徴とする気
    体混合系。
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